JP2019072691A - 洗浄システム及び洗浄方法、並びに、情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

洗浄システム及び洗浄方法、並びに、情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】気体の洗浄システムにおいて適切な洗浄能力を提供することを目的とする。【解決手段】洗浄液を生成する生成装置と、洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、気体の温度情報を取得するセンサとを含む洗浄システムであって、洗浄装置で洗浄液を生成するためのパラメータを記憶し、センサで取得された温度情報に対応するパラメータを特定し、特定されたパラメータで生成装置が洗浄液を生成するよう制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、気体の洗浄システムにおいて適切な洗浄能力を提供することのできる洗浄システム及び洗浄方法、並びに、情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
環境意識の高まりとともに、臭気を発生する装置又は施設を稼働する際には、臭気を低減する手段を講じることが必須となっている。排気中の臭気を低減する方法としては、排気を水又は処理液で洗浄することにより、排気中の臭気成分を水に溶解させる方法が知られている。また、この際に脱臭作用を有する処理液を用いることにより、臭気の低減効率を向上させる方法も知られている。例えば、特許文献1には、内部に送り込まれた空気に対して次亜塩素酸水を噴霧することにより空気中の臭気を低減し、臭気が低減された空気を排気する、脱臭装置が開示されている。
特開2012−100717号公報
例えば堆肥層から発生される排気は、常に一定の臭気の濃度を保っているわけではない。高濃度の臭気であるときもあれば、低濃度の臭気であるときもあり、一定していない。
上記の特許文献1の仕組みでは、気体を洗浄する際には、洗浄対象の気体の濃度を加味して洗浄能力の調整を行うことはできない。すなわち特許文献1の仕組みでは、洗浄能力は固定であるため、必要以上に高い状態で洗浄能力を維持しつづけなければならず、気体の洗浄に係るコストが高くなってしまうという課題がある。
そこで本発明は、気体の洗浄システムにおいて適切な洗浄能力を提供することのできる仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の洗浄システムは、洗浄液を生成する生成装置と、前記洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、前記気体の温度情報を取得するセンサとを含む洗浄システムであって、前記洗浄装置で前記洗浄液を生成するためのパラメータを記憶する記憶手段と、前記センサで取得された前記温度情報に対応する前記パラメータを特定する特定手段と、前記特定手段で特定された前記パラメータで前記生成装置が前記洗浄液を生成するよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、気体の洗浄システムにおいて適切な洗浄能力を提供することができる。
本実施形態における洗浄システムのシステム構成図の一例を示す模式図である。 脱臭装置200のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 情報処理装置100の機能構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 設定値テーブル600の一例を示すデータテーブルである。 第2の実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 設定値テーブル800の一例を示すデータテーブルである。 第3の実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 設定値テーブル1000の一例を示すデータテーブルである。 第4の実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 設定値テーブル1200の一例を示すデータテーブルである。 第2の実施形態における脱臭装置200のハードウェア構成の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施例にすぎない。特に、本発明に係る洗浄装置、洗浄システム、及び洗浄方法は、脱臭対象の気体を脱臭することを主目的とする装置、システム、及び方法には限定されない。本発明に係る洗浄装置、洗浄システム、及び洗浄方法は、気体を洗浄するものであり、脱臭以外の様々な目的で使用可能である。例えば、本発明に係る洗浄装置、洗浄システム、及び洗浄方法は、気体中の除菌対象の除菌のために用いることもできる。したがって、本発明に係る洗浄装置、洗浄システム、及び洗浄方法は、脱臭以外を主目的としているが脱臭に用いることが可能な装置、システム、及び方法を含む。以下、脱臭対象の気体を脱臭することを主目的とする(湿式)脱臭装置、脱臭システム、及び脱臭方法を例として、本発明の実施形態を説明する。
図1は、洗浄液の物理量の制御を行う脱臭システム(洗浄システムに相当する)において、その構成の一例を示すシステム構成図である。脱臭システムは、洗浄システムを制御する情報処理装置100と、洗浄液の生成を行う生成装置400と、洗浄液を用いて臭気を脱臭する脱臭装置200とで構成されている。本実施例においては、生成装置400内で、炭酸ガス混合法を用いて、洗浄液である次亜塩素酸水を生成している。炭酸ガス混合法とは、次亜塩素酸ナトリウムと、二酸化炭素と、水とを混合させて、次亜塩素酸水を生成する方法である。なお、他の方法により次亜塩素酸水を生成するようにしてもよい。生成装置400は、脱臭装置200に接続されており、生成装置400で生成された洗浄液410は、脱臭装置200に流入する。脱臭装置200の洗浄部にはセンサが備わっている。センサについては図2で詳細に説明する。流入口101を介して脱臭対象の気体500を供給し、脱臭対象の気体500は脱臭装置200内の洗浄部で脱臭される。脱臭装置200で溢れた洗浄液410は、流出口103を介して、流出される。
以上で、図1に示す制御システムのシステム構成図の説明を終了する。なお、上記のシステム構成については一例であって、目的や用途に応じて適宜変更されうるものである。
次に、図2を用いて本実施形態における脱臭装置200のハードウェア構成について説明する
[実施形態1]
実施形態1に係る湿式脱臭装置は、流入口と、洗浄部と、流出口と、洗浄液供給部と、気泡供給部と、を備えている。図2(A)(B)は、それぞれ、実施形態1に係る湿式脱臭装置の一例の構成を示す概略図である。以下、図2(A)(B)を参照して、本実施形態に係る湿式脱臭装置について説明する。
図2(A)には、本実施形態に係る脱臭装置200Aが示されており、図2(B)には、本実施形態に係る脱臭装置200Bが示されている。これらの脱臭装置200A,Bには流入口101を介して洗浄対象(脱臭対象)の気体が流入し、流入した気体は洗浄液122を用いた洗浄により脱臭され、流出口103を介して流出する。本明細書において、洗浄対象の気体のことを第1の気体と呼ぶ。
流入口101からは、脱臭対象の気体が脱臭装置200A,Bの内部へと流入する。例えば、ポンプ(不図示)を用いて、脱臭対象の気体を流入口101へと送ることができる。ここで、気体を流入口101に送るためのポンプは、脱臭装置200A,Bの内部あるいは外部のいずれに配置されていてもよい。脱臭対象の気体の種類は特に限定されない。本実施形態に係る脱臭装置200A,Bが有する高い脱臭性能は、高い臭気濃度を有する気体の脱臭に適している。例えば、脱臭対象の気体としては、食品廃棄物又はし尿を貯蔵する容器からの排気を含む、有機物の発酵により生じた気体が挙げられる。脱臭対象の具体例としては、コンポスト(堆肥製造装置)からの排気が挙げられる。
除去される臭気成分も特に限定されない。ここで、コンポストにおける臭気成分の例としては、アンモニア又はトリメチルアミンのような塩基性成分、メチルメルカプタンのような硫化物成分、アセトアルデヒドのようなアルデヒド成分、又はプロピオン酸のようなカルボン酸成分、等が挙げられる。本実施形態に係る脱臭装置200A,Bは、特にアンモニア濃度の低減に適している。例えば、一実施形態において、脱臭対象の気体が有するアンモニア濃度は、冷却器で冷却された場合は、100ppm以上となり、冷却器で冷却されていない場合は、3000ppm以上である。また、流入口101から流入する脱臭対象の気体は、脱臭装置等の他の装置により処理が行われた後の気体であってもよい。
洗浄部120は、脱臭装置200A,Bに流入した脱臭対象の気体を第1の洗浄液122で洗浄する。洗浄部120は、脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とが接触する接触部121と、第1の洗浄液122が貯められている部分と、を有している。一実施形態において、第1の洗浄液122は脱臭装置200A,Bの下部に貯められており、したがって洗浄部120も脱臭装置200A,Bの下部に位置する。
図1(C)は、図2(A)の接触部121のうち1つの拡大図である。図1(C)を用いて、脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とを混合する処理について説明する。まず、脱臭対象の気体は、ポンプによって加速されることにより、流路狭窄部123に向かって移動する。図2(A)の例において、脱臭対象の気体は、接触部121に設けられ、第1の洗浄液122の液面と近接している流路狭窄部123を通る。この際、脱臭対象の気体の流れは加速されるために、第1の洗浄液122を伴う渦流が流路狭窄部を通過した後に発生する。このため、脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とが効率的に混合され、脱臭対象の気体が洗浄される。このように、洗浄部120は、脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とを混合することができ、また一実施形態において脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とを互いに攪拌することができる。図2(A)の例において、洗浄部120は流路狭窄部を有する接触部121を2つ有しているが、接触部121の数は特に限定されない。例えば、脱臭装置200A,Bには、より脱臭効率を向上させたい場合には、3以上の接触部(流路狭窄部)を設けてもよい。また、脱臭装置200A,Bを、接触部121の数を1つとすることで、複数の接触部を備える場合よりも小型化することができる。
図2(B)の例では、脱臭対象の気体は、接触部121において第1の洗浄液122の内部を通り、この際に脱臭対象の気体が洗浄される。なお、図2(A)(B)の例においては、流入口101から流入する脱臭対象の気体の圧力のために、第1の洗浄液122の液面の高さは不均一となっている。なお、第1の洗浄液122の液面の高さは、流入口153及び流出口154よりも高く、流出口180よりも低くなるように設定される。また、洗浄中における第1の洗浄液122の液面の高さは、流路狭窄部123と近接している。つまり、流出口180により第1の洗浄液122が排出されることにより、水位が高くなりすぎることを抑制することができ、洗浄に用いた後の第1の洗浄液122を排出することが可能となる。流入口153及び流出口154よりも水位を高く維持することにより、第1の洗浄液122に気泡を供給することが可能となる。
もっとも、洗浄部120の構成はこのようなものに限られない。例えば、洗浄部120において、第1の洗浄液122が噴霧されてもよい。この場合、脱臭対象の気体は、第1の洗浄液122のミストを通過する際に洗浄される。また、洗浄部120において、流入口101から流入した脱臭対象の気体が第1の洗浄液122中にバブリングされてもよく、この場合も脱臭対象の気体を第1の洗浄液122で洗浄できる。
流出口103からは、第1の洗浄液122で洗浄された後の気体が流出する。流出口103から流出した気体は、大気中に放出されてもよいし、脱臭装置等の他の装置によりさらに処理されてもよい。このように、流出口103から排出された後の気体は、流入口101から流入する前の脱臭対象の気体と比較して、脱臭対象の臭気成分が低減される。具体的には、脱臭対象の臭気がコンポストからの臭気である場合、脱臭装置200A,Bで洗浄処理されることにより、少なくともアンモニア濃度が低減される。
次に、脱臭装置200A,Bの内部構造について説明する。脱臭装置200A,Bの内部はいくつかの区画に分類されている。脱臭装置200A,Bは、流入区画131を有しており、この流入区画131に流入口101が設けられている。流入区画131とは、第1の洗浄液122による洗浄が行われる洗浄部120より上流側の部分、すなわち流入口101と洗浄部120との間の区画である。また、脱臭装置200A,Bは、流出区画141を有しており、この流出区画141に流出口103が設けられている。流出区画141とは、第1の洗浄液122による洗浄が行われる洗浄部120より下流側の部分、すなわち洗浄部120と流出口103との間の区画である。
洗浄液供給部130,140は、第1の洗浄液122とは異なる第2の洗浄液を供給する。洗浄液供給部130,140は、洗浄部120での洗浄に用いられる第1の洗浄液122に混ざるように、第2の供給液を供給することができる。ここで、洗浄液供給部130,140は、流入口101と洗浄部120との間、又は洗浄部120と流出口103との間、の少なくとも一方において、脱臭対象の気体が第2の洗浄液で洗浄されるように、第2の洗浄液を供給することができる。例えば、洗浄液供給部130,140は、第2の洗浄液を、流入口101と洗浄部120との間にある空間(すなわち流入区画131)と、洗浄部120と流出口103との間にある空間(すなわち流出区画141)との少なくとも一方に噴霧することができる。噴霧の量や有無は、噴霧を制御するバルブにより、制御される。
一例として、脱臭装置200Aは、図2(A)に示すように、第2の洗浄液を流入区画131に噴霧する第1の洗浄液供給部130と、第2の洗浄液を流出区画141に噴霧する第2の洗浄液供給部140と、を備えている。第1の洗浄液供給部130は、流入口101から洗浄部120へと向かう気体の流路上で、第2の洗浄液を噴霧する。また、第1の洗浄液供給部130は、洗浄部120から流出口103へと向かう気体の流路上で、第2の洗浄液を噴霧する。もっとも、図2(B)に示す脱臭装置200Bのように、第2の洗浄液供給部140が設けられ、第1の洗浄液供給部130は設けられない構成を採用することもできる。また、洗浄液供給部130,140が第2の洗浄液を噴霧することは必須ではない。例えば、脱臭対象の気体が、第2の洗浄液の内部を気泡として通過するような構成を採用することもできる。
脱臭対象の気体を洗浄した後の第2の洗浄液は、洗浄部120での洗浄に用いられる第1の洗浄液に混ざるように、洗浄液供給部130,140は設けられている。例えば、図2(A)(B)に示されるように、脱臭装置200A,Bは、流入口101、洗浄部120、流出口103を有する単一の洗浄槽を有することができる。そして、洗浄部120における第1の洗浄液122の液面が、第2の洗浄液の供給位置(すなわち洗浄液供給部130,140の位置)よりも低くなるように、洗浄液供給部130,140を配置することができる。
センサ110、111は、気体500の臭気の濃度を測定することのできるセンサである。本実施形態では、アンモニアの濃度を測定するセンサを例として説明をするが、これに限定されず、他の臭気成分の濃度を測定するセンサであってもよいし、複数の臭気成分の濃度を測定するセンサであってもよい。センサ110は、流入口101の近くに設けられ、洗浄前の気体500のアンモニアの濃度を測定することができる。センサ111は、流出口103の近くに設けられ、洗浄前の気体500のアンモニアの濃度を測定することができる。
洗浄液供給部130,140は、脱臭装置200A,Bに貯められている第1の洗浄液122を供給するのではなく、装置の外部から供給された第2の洗浄液を供給することができる。このような構成によれば、洗浄液供給部130,140は新鮮な洗浄液を供給することができ、新鮮な洗浄液を用いて脱臭対象の気体を洗浄することができるため、臭気をよりよく低減できる。ここで、新鮮な洗浄液とは、脱臭装置200A,Bにおける脱臭対象の気体の洗浄にまだ用いられていない洗浄液のことを指す。例えば、新鮮な洗浄液は、脱臭対象の気体に含まれる臭気成分が実質的に含有されていない洗浄液でありうる。また、新鮮な洗浄液は、洗浄液自身以外の成分が実質的に含有されていない洗浄水でありうる。もっとも、新鮮な洗浄液は、装置の外部から供給されこの装置においてまだ洗浄に用いられていないのであれば、別の脱臭装置における気体の洗浄に用いられた後の洗浄液であってもよい。このような構成を、第1の洗浄液122を用いて脱臭対象の気体を洗浄する洗浄部120と組み合わせて用いることにより、臭気の除去能力が向上しうる。とりわけ、第2の洗浄液供給部140は、第1の洗浄液122を用いて洗浄した後の気体を、さらに新鮮な洗浄液で洗浄することにより、臭気をよりよく除去することを可能とする。以上のように、洗浄部120での洗浄に用いられる第1の洗浄液122に混ざるように、新鮮な第2の洗浄液を供給しているため、第1の洗浄液122における洗浄対象の成分をより低減することができる。また、後述する流出口180を有する構成であれば、第1の洗浄液122が適宜排出されるため、より新鮮な洗浄液で洗浄することが可能となる。
以下、第1の洗浄液122及び第2の洗浄液についてさらに説明する。第2の洗浄液は特に限定されない。例えば、第2の洗浄液は水であってもよい。また、第2の洗浄液は、アンモニア等の塩基性臭気成分の除去能力が向上するように、pH7未満の弱酸性又は酸性水溶液であってもよい。さらに、脱臭効率を向上させるために、第2の洗浄液は脱臭剤を含有する水溶液であってもよい。脱臭剤の種類は特に限定されず、例えば酸化剤、抗菌剤、又は微生物等でありうる。酸化剤の例としては、オゾン又は次亜塩素酸等が挙げられる。抗菌剤の例としては、キトサン又はカテキン等が挙げられる。
一実施形態において、第2の洗浄液としては、次亜塩素酸又は次亜塩素酸イオンを含有する水溶液が用いられる。この場合、第2の洗浄液のpHは特に限定されないが、活性が向上するように、第2の洗浄液のpHを7以下にすることができる。また、安定性の観点から、第2の洗浄液のpHを5以上にすることができる。pHが5以上7以下の次亜塩素酸又は次亜塩素酸イオンを含有する水溶液は、次亜塩素酸水として知られている。消臭性能の観点から、第2の洗浄液における塩素濃度は100ppm以上とすることができ、又は1000ppm以上とすることができる。一方、経済性の観点から、第2の洗浄液における塩素濃度は、10ppm以上であってもよく、また、500ppm以下であってもよい。
第2の洗浄液は、次亜塩素酸と、炭酸水素イオンと、を含有している次亜塩素酸水であってもよい。このような次亜塩素酸水は、緩衝作用のためにpHが安定するため、その性質も安定している。このような次亜塩素酸水は、水中で次亜塩素酸ナトリウム及び炭酸ガスを混合及び希釈することにより得ることができる。もっとも、水の電解、又は次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸との混合のような、他の方法により得られた次亜塩素酸水を、第2の洗浄液として用いることもできる。
第1の洗浄液122は、脱臭対象の気体の洗浄に用いられた後の第2の洗浄液が混合される。このため、一実施形態において、第1の洗浄液122の組成は、第2の洗浄液とは異なっている。例えば、第1の洗浄液122の臭気成分濃度は、第2の洗浄液よりも高くなりうる。また一例として、洗浄液に次亜塩素酸水を用いる場合には、第1の洗浄液122と第2の洗浄液とはpHの値が異なる。つまり、洗浄に用いられた第1の洗浄液122よりも、新鮮な洗浄液である第2の洗浄液は、より次亜塩素散水の理想的なpHの範囲に近い。そのため、第2の洗浄液は、脱臭対象の成分により、次亜塩素散水のpHの値が酸性側若しくはアルカリ性側に近くなる。また、第2の洗浄液の脱臭剤濃度(例えば塩素濃度)を、第1の洗浄液よりも高くすることができる。
第1の洗浄液122の液性は、洗浄液を追加する方法、又は後述する気泡を供給する方法等を用いて調整することができる。一実施形態において、第1の洗浄液としては、次亜塩素酸又は次亜塩素酸イオンを含有する水溶液が用いられる。この場合、第1の洗浄液のpHは特に限定されないが、活性が向上するように、第1の洗浄液のpHを7以下にすることができる。また、安定性の観点から、第1の洗浄液のpHを5以上にすることができる。消臭性能の観点から、第1の洗浄液における塩素濃度は100ppm以上とすることができ、又は1000ppm以上とすることができる。一方、経済性の観点から、第1の洗浄液における塩素濃度は、10ppm以上で、且つ、500ppm以下であってもよい。
気泡供給部150は、第1の洗浄液122に、洗浄対象の気体(脱臭対象の気体、あるいは第1の気体)とは異なる第2の気体の泡を混入させる。気泡供給部150は、脱臭装置200A,Bの外部から供給された気体の泡を、第2の気体の泡として混入させることができる。気泡供給部150の働きにより、洗浄部120における第1の洗浄液122と脱臭対象の気体との接触面積が増加するため、洗浄効率が向上する。一実施形態において、気泡供給部150は、洗浄効率をより向上させるため、第1の洗浄液122にナノバブルを供給する。ナノバブルとは、平均気泡径1μm未満の気泡のことを指す。ナノバブルを用いることにより、第1の洗浄液122を活性化することもできる。また、ナノバブルを用いることにより、第1の洗浄液122中における汚泥の発生を抑制することもできる。なお、気泡供給部150の機能は、第1の洗浄液122と脱臭対象の気体との接触面積を増加させる機能を備えていれば、ナノバブルを供給する機能に限定されるものではない。一実施形態として、気泡供給部150は、第1の洗浄液122にマイクロバブルあるいはミリバブルを供給してもよいし、これらが混合された気泡を供給してもよい。
気泡供給部150が供給する気体の種類は、特に制限されない。例えば、気泡供給部150は、空気を供給してもよい。一方で、気泡供給部150は、第1の洗浄液122の液性を調整する作用を有する気体を、第1の洗浄液122に混入させることができる。このような気体の例としては、二酸化炭素のような酸性ガスが挙げられる。第1の洗浄液122の液性を調整することにより、臭気成分の除去効率を向上させることができる。例えば、第1の洗浄液122は、塩基性成分を吸収するとpHが上昇するが、酸性ガスを用いて第1の洗浄液122のpHを低下させることにより、塩基性成分の除去効率を向上させることができる。また、特に第1の洗浄液122又は第2の洗浄液として次亜塩素酸水を用いる場合、酸性ガスを用いて第1の洗浄液122のpHを低下させることにより、脱臭活性を向上させることができる。また、気泡供給部150は、脱臭作用を有する気体を、第1の洗浄液122に混入させることができる。このような気体の例としては、オゾン等が挙げられる。つまり、脱臭対象の気体がアンモニアを含有し、第1の洗浄液122に次亜塩素酸水を用いる場合には、気泡に酸性ガスを用いることが好適である。このような構成の場合、脱臭処理後の第1の洗浄液122のpHを抑制しつつ、気液接触を増加させることが可能となる。
気泡供給部150の具体的な構成については、特に限定されない。図2(A)(B)には、気泡供給部150の具体的な構成の一例が示されている。これらの例において、気泡供給部150は、流入口153及び流出口154を備える循環路151と、循環路151の中にある第1の洗浄液122に泡を混入させる放出部152と、を備えている。循環路151には、循環路151と洗浄部120との接続部である流入口153を介して、洗浄部120から、洗浄部120に貯められている第1の洗浄液122が流入する。また、循環路151からは、循環路151と洗浄部120との接続部である流出口154を介して、流入した第1の洗浄液が再び洗浄部120へと供給される。このような構成によれば、第1の洗浄液122を攪拌することができる。
脱臭装置200A,Bは、さらなる構成を有していてもよい。例えば、脱臭装置200A,Bは、第1の洗浄液122を投入するための投入部170を有していてもよい。また、脱臭装置200A,Bは、第1の洗浄液122が流出する流出口180を有していてもよい。一実施形態においては、第1の洗浄液122の量は流出口180により制限される。すなわち、第2の洗浄液が混合されても、第1の洗浄液122はオーバーフローとして流出口180から流出するため、第1の洗浄液122の量が一定量に保たれる。さらに、脱臭装置200A,Bは、底部に排出口190を有していてもよい。排出口190を介して、脱臭装置200A,Bに蓄積した汚泥を排出することができる。さらに、図2(B)に示すように、気液接触効率を向上させるために、第2の洗浄液が噴霧され、脱臭対象の気体が通過する箇所に、充填剤195を設けてもよい。
次に、一実施形態に係る脱臭方法について、説明する。この脱臭方法は、例えば、上述した実施形態1に係る湿式脱臭装置を用いて実現可能であるが、他の湿式脱臭装置を用いることも可能である。
まず、脱臭対象の気体が、第1の洗浄液による洗浄を行う洗浄部へと導かれる(ステップS10)。例えば、脱臭対象の気体を、流入口101から洗浄部120に導入することができる。次に、第1の洗浄液に、脱臭対象の気体とは異なる気体の泡が混合される(ステップS20)。例えば、気泡供給部150は、第1の洗浄液122に泡を混合することができる。そして、第1の洗浄液122で洗浄された後の気体が、洗浄部の外へ導かれる(ステップS30)。例えば、洗浄部120において洗浄された気体を、流出口103へと導出することができる。
また、この脱臭方法は、第1の洗浄液122とは異なる第2の洗浄液であって、洗浄部120での洗浄に用いられる第1の洗浄液122に混ざるように、第2の洗浄液を供給する処理を行うステップを有している。この処理を処理Aと呼ぶことにする。このステップは、例えば、ステップS10とステップS30との少なくとも一方において行うことができる。例えば、ステップS10とステップS30との少なくとも一方において、導かれる気体が第2の洗浄液で洗浄されかつ導かれる気体を洗浄した後の第2の洗浄液が第1の洗浄液に混ざるように、第1の洗浄液とは組成が異なる第2の洗浄液を供給することができる。例えば、第1の洗浄液供給部130は、流入口101から洗浄部120へと導かれる気体を洗浄するように、第2の洗浄液を供給することができる。また、第2の洗浄液供給部140は、洗浄部120から流出口103へと導かれる気体を洗浄するように、第2の洗浄液を供給することができる
[実施形態1の変形例]
脱臭装置の脱臭能力を向上させるという実施形態1に係る構成の目的を達成するためには、実施形態1に示した構成の全てを採用する必要はない。以下、実施形態1の変形例について説明する
[変形例1]
一実施形態に係る湿式脱臭装置は、上述の流入口101、洗浄部120、流出口103、及び洗浄液供給部130と洗浄液供給部140との少なくとも一方を有している。このような構成によれば、洗浄部120と、洗浄液供給部130,140との組み合わせにより、脱臭能力が向上する。このような湿式脱臭装置を用いた脱臭方法は、図4(A)のステップS10及びステップS30を行い、ステップS10とステップS30との少なくとも一方において処理Aを行うことにより実現できる
[変形例2]
一実施形態に係る湿式脱臭装置は、上述の流入口101、洗浄部120、流出口103、及び気泡供給部150を有している。ここで、洗浄部120は、流入口101から流入した脱臭対象の気体と、第1の洗浄液122とを混合することにより、脱臭対象の気体を第1の洗浄液122で洗浄する。このような構成によれば、第1の洗浄液122に混入された気泡のために、脱臭対象の気体と第1の洗浄液122とを混合する際に接触面積が増加するため、脱臭能力が向上する。このような湿式脱臭装置を用いた脱臭方法は、図4(A)のステップS10、ステップS20、及びステップS30を行うことにより実現できる。処理Aを行うことは必須ではない
[変形例3]
一実施形態に係る湿式脱臭装置は、上述の流入口101、洗浄部120、流出口103、及び気泡供給部150を有している。ここで、気泡供給部150は、第1の洗浄液122の液性を調整する作用を有するか又は脱臭作用を有する気体の泡を、第1の洗浄液122に混入させる。このような構成によれば、既に説明したように脱臭能力を向上させることができる。このような湿式脱臭装置を用いた脱臭方法は、図4(A)のステップS10、ステップS20、及びステップS30を行うことにより実現できる。処理Aを行うことは必須ではない。
以上で図2に示す脱臭装置200A,Bのハードウェア構成の説明を終了する。
次に、図3を用いて、図1に示した情報処理装置100のハードウェア構成に関して説明する。
図3に示すように、情報処理装置100は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM203あるいは外部メモリ211(記憶手段に相当する)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM202(記憶手段に相当する)は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211(記憶手段に相当する)へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。本実施形態では、ネットワークを介して、生成装置400や脱臭装置200と通信可能に接続されているが、有線ケーブルなどで接続されるようにしても構わない。
尚、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
以上で、図3に示す情報処理装置100のハードウェア構成に関する説明を終了する。上記の構成は一例であって、目的や用途に応じて適宜変更されうる。
次に図4を用いて、情報処理装置100の機能構成の一例について説明する。
情報処理装置100は、センサ情報取得部301、判断部302、通知部303、記憶制御部304を備えている。
センサ情報取得部301は、センサ110、111から、センサが取得したセンサ情報を取得する機能部である。
判断部302は、センサ情報取得部301で取得されたセンサ情報に基づいて、センサ情報が所定の条件を満たしているか否かを判断する機能部である。通知部303は、判断部302での判断に応じて、生成装置400や脱臭装置200に対して指示を行う機能部である。記憶制御部304は、センサ情報に対応する指示であって、生成装置400や脱臭装置200に対する指示の内容を記憶するよう制御する機能部である。
以上で、図4に示す機能構成の一例の説明を終了する。
次に図5のフローチャートを用いて本実施形態における処理の内容を説明する。
ステップS501では、情報処理装置100のCPU201が、センサ110からセンサが測定した気体500に含まれるアンモニア臭気の濃度の測定値(汚染情報に相当する)を取得する。
ステップS502では、情報処理装置100のCPU201が、設定値テーブル600を読み込む。例えば図6に示す設定値テーブル600である。設定値テーブル600には、臭気濃度601、次亜塩素酸水濃度602、次亜塩素酸水流量603、炭酸ガス流量604が対応付けて記憶されている。臭気濃度601は臭気の濃度の基準値を示している。次亜塩素酸水濃度602は臭気濃度601に対応する、生成装置400で生成するための次亜塩素酸水の濃度に関するパラメータである。次亜塩素酸水流量603は、臭気濃度601に対応する、生成装置400で生成される次亜塩素酸水の流量のパラメータである。炭酸ガス流量604は、臭気濃度601に対応する、生成装置で生成するために用いられる次亜塩素酸水の炭酸ガスの流量に関するパラメータである。図6に示すように、脱臭対象の気体500の臭気濃度601が高くなればなるほど、次亜塩素酸水の洗浄力が高くなるように、各パラメータ(次亜塩素酸水濃度602、次亜塩素酸水流量603、炭酸ガス流量604)が対応付けて設定値テーブル600には記憶されている。なお、このパラメータはすべてが必須の構成ではなく、少なくともいずれか1つのパラメータが対応付けられていればよい。また、図6のデータテーブルは一例であって、これに限定されない。
ステップS503では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS501で取得された臭気の濃度の測定値が条件内か否かを判定する。条件内であると判定された場合には処理をステップS506に進め、そうでない場合には処理をステップS504に進める。例えば、所定内か否かを判断するための閾値としては、300ppmであり、300ppm未満の臭気濃度の測定値であれば、ステップS506に処理を進める。300ppm以上の臭気濃度であれば、処理をステップS504に進める。この閾値は一例であって、これに限定されない。
ステップS504では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS501で取得された気体500の臭気の濃度の測定値に対応する設定値を臭気濃度601を参照し、特定する。例えば、ステップS501で取得された測定値が1400ppmであった場合には、図6の設定値テーブル600の臭気濃度601に対応するパラメータとしては、次亜塩素酸水濃度602は80、次亜塩素酸水流量は4、炭酸ガス流量604は5であると特定することができる。
ステップS505では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS504で特定された設定値(パラメータ)を、生成装置400に対して通知する。
ステップS506では、情報処理装置100のCPU201が、洗浄処理を継続するか否かを判定し、洗浄処理を継続しないと判定された場合には処理を終了し、洗浄処理を継続すると判定された場合には処理をステップS501に戻す。
ステップS511では、生成装置400が、ステップS505で通知された設定値を受信する。
ステップS512では、生成装置400が、ステップS511で通知された設定値(パラメータ)で、洗浄液を生成する。例えば、ステップS511で受信した設定値が、次亜塩素酸水濃度602は80、次亜塩素酸水流量は4、炭酸ガス流量604は5だった場合には、これらのパラメータを用いて、次亜塩素酸水を生成する。このように、洗浄液である次亜塩素酸水の濃度や流量を、臭気センサで取得された臭気の濃度に応じて決定して、生成することで、一時的に臭気が高い状態となった場合でも、ユーザの手間をかけることなく、適切なパラメータを設定することができ、かつ、必要なときにだけ洗浄力を高めた次亜塩素酸水を供給でき、コスト低減を図ることができる。
本実施形態では、洗浄前の気体の臭気の濃度を測定すべく、センサ110からセンサ情報を取得するように制御しているが、洗浄後の気体の臭気の濃度を計測できるセンサ110からセンサ情報を取得するように制御しても構わない。センサ110とセンサ110とからそれぞれセンサ情報を取得して、生成装置400で生成される洗浄液の洗浄能力を変更するようにしてもよい。このように洗浄前の気体500と洗浄後の気体500とのそれぞれの臭気の濃度を測定して、生成装置400で生成される洗浄液の洗浄能力を変更することで、洗浄後の気体500の臭気成分の残渣を低減することができる。
以上で第1の実施形態における詳細な処理の説明を終了する。以上、本実施形態によれば、センサ110またはセンサ111から取得された臭気濃度の測定値(センサ情報)に基づいて、生成装置400で生成される洗浄液の洗浄能力を変更することができる。結果として、脱臭装置200が用いる洗浄液の量を減らすことができ、また、脱臭装置から排出される洗浄廃液の量を減らすことができ、脱臭対象の気体の臭気の濃度に応じて適切な洗浄能力を提供することができるだけでなくさらに洗浄液のコストも低減させることができる。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、気体500の臭気の濃度に応じて、生成装置400で生成される洗浄液の生成のためのパラメータを変更した。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、気体500の温度に応じて、生成装置400で生成される洗浄液の生成のためのパラメータを変更する。第1の実施形態とは、システム構成、機能構成は同様であるため説明は省略する。第1の実施形態と処理の異なる部分について説明し、処理が同様の部分については説明を省略する。
第2の実施形態では、脱臭装置200のハードウェア構成図について図13を例として説明する。図13に示すように、センサ110は、洗浄前の気体500の温度が計測可能な位置に設けられている。センサ110は、気体の温度を測定することのできる温度センサである。洗浄後の気体500は、洗浄液により温度が低下してしまうことから、洗浄前の気体500の温度を測定する。臭気成分の例であるアンモニアは、温度が高くなればなるほど、アンモニアの濃度が高くなるという傾向があるため、温度に基づいて洗浄液の生成のためのパラメータを変更することで、より適切な洗浄液を、洗浄装置に供給することが可能となる効果がある。
以下、図7のフローチャートを用いて、第2の実施形態の詳細な処理の流れについて説明する。
ステップS701では、情報処理装置100のCPU201が、センサ110からセンサが測定した気体500の温度の測定値を取得する。
ステップS702では、情報処理装置100のCPU201が、設定値テーブル800を読み込む。例えば、図8に示す設定値テーブル800である。設定値テーブル800には、臭気温度801、次亜塩素酸水濃度602、次亜塩素酸水流量603、炭酸ガス流量604が対応付けて記憶されている。臭気温度801は臭気の温度の基準値を示している。図8に示すように、脱臭対象の気体500の臭気温度801が高くなればなるほど、次亜塩素酸水の洗浄力が高くなるように、各パラメータ(次亜塩素酸水濃度602、次亜塩素酸水流量603、炭酸ガス流量604)が対応付けて設定値テーブル800には記憶されている。なお、このパラメータはすべてが必須の構成ではなく、少なくともいずれか1つのパラメータが対応付けられていればよい。また、図6のデータテーブルは一例であって、これに限定されない。
ステップS703では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS701で取得された臭気の温度の測定値が条件内か否かを判定する。条件内であると判定された場合には処理をステップS506に進め、そうでない場合には処理をステップS704に進める。例えば、条件内か否かを判断するための閾値としては、15℃であり、15℃未満の温度の測定値であれば、処理をステップS506に進める。15℃以上の温度の測定値であれば、処理をステップS704に進める。この閾値は一例であって、これに限定されない。
ステップS704では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS701で取得された気体500の温度の測定値に対応する設定値を臭気温度801を参照し、特定する。例えば、ステップS701で取得された測定値が、43℃であった場合には、図8の設定値テーブル800の臭気温度801に対応するパラメータとしては、次亜塩素酸水濃度602が120、次亜塩素酸水流量603が5、炭酸ガス流量604が5と特定することができる。
ステップS505、ステップS506、ステップS511、ステップS512は第1の実施形態と処理の内容は同様であるため説明を省略する。
以上で、第2の実施形態の説明を終了する。以上、本実施形態によれば、センサ110から取得された気体の温度の測定値(センサ情報)に基づいて、生成装置400で生成される洗浄液の洗浄能力を変更することができる。これは、温度の臭気の濃度が相関しているためであり、結果として、脱臭装置200が用いる洗浄液の量を減らすことができ、また、脱臭装置から排出される洗浄廃液の量を減らすことができ、脱臭対象の気体の臭気の濃度に応じて適切な洗浄能力を提供することができるだけでなくさらに洗浄液のコストも低減させることができる。
[第3の実施形態]
次に第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、気体500の臭気の濃度に応じて、生成装置400で生成される洗浄液の生成のためのパラメータを変更した。第3の実施形態では、第1の実施形態と異なり、気体500の臭気の濃度に応じて、洗浄装置で気体500を洗浄するためのモードを変更する。第1の実施形態とは、システム構成、ハードウェア構成、機能構成は同様であるため説明は省略する。第1の実施形態と処理の異なる部分について説明し、処理が同様の部分については説明を省略する。臭気の濃度に応じて、洗浄装置で気体500を洗浄するためのモードが制御されることにより、気体500に含まれる臭気の強さに応じて適切な洗浄力を提供するとともに、洗浄に係るコストも低減させることが可能となる。
以下、図9のフローチャートを用いて、第3の実施形態の詳細な処理の流れについて説明する。
ステップS401からステップS403の処理は第1の実施形態と処理の流れは同様であるため、説明は省略する。
ステップS901では、情報処理装置100のCPU201が、設定値テーブル1000を読み込む。例えば、図10に示す設定値テーブル1000である。設定値テーブル800には、臭気濃度601、噴霧モード1001が対応付けて記憶されている。臭気濃度601は上述のとおりであり、説明は省略する。噴霧モード1001は、洗浄液供給部130、140での洗浄液の噴霧の有無を示すモードである。噴霧モード1001がONの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを開き、洗浄液の噴霧を行う。本実施形態では、噴霧の有無を制御しているが、センサ110で取得された臭気の濃度に応じて、噴霧の量を増やすように制御してもよい。すなわち、気体500の臭気の濃度に応じて脱臭の能力を高めるよう、脱臭装置200を動作させられれば、ほかのモードでも構わない。なお、本実施形態では、脱臭装置200の脱臭のモードを噴霧に関するモードを例として説明しているが、必ずしも噴霧に関するモードである必要はなく、例えば、洗浄の回数を増やすなど、他のモードによって脱臭の能力を高めるようにしても構わない。
ステップS902では、情報処理装置100のCPU201が、測定値に対応する噴霧モード1001を臭気濃度601を参照し、特定する。例えば、測定値が1200ppmであった場合には、図10の設定値テーブル1000の臭気濃度601を参照すると、対応する噴霧モード1001はONであると特定することができる。
ステップS903では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS902で特定された噴霧モード1001を脱臭装置200に対して通知する。
ステップS904では、脱臭装置200が、ステップS903で通知された噴霧モード1001を受信する。
ステップS905では、ステップS904で受信された噴霧モード1001に応じて、洗浄液供給部130、140での洗浄液の噴霧を制御する。すなわち、噴霧モード1001がONの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを開き、洗浄液の噴霧を行うことで、気体500を洗浄する箇所を増やすことができ、気体500の洗浄の能力を上げることができるという効果がある。噴霧モード1001がOFFの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを閉め、次亜塩素酸水の消費を低減する。
以上で第3の実施形態の説明を終了する。上述のように、本実施形態によれば、洗浄対象の気体500の臭気濃度601が高い場合には、脱臭装置200の洗浄能力を高くすることで、洗浄対象の気体500の汚染状態に応じた適切な洗浄力を提供することができる。また、必要に応じて、次亜塩素酸水の消費量を低減することができる
[第4の実施形態]
次に第4の実施形態について説明する。第2の実施形態では、気体500の臭気の温度に応じて、生成装置400で生成される洗浄液の生成のためのパラメータを変更した。第4の実施形態では、第2の実施形態と異なり、気体500の臭気の温度に応じて、洗浄装置で気体500を洗浄するためのモードを変更する。第2の実施形態とは、システム構成、ハードウェア構成、機能構成は同様であるため説明は省略する。第1の実施形態と処理の異なる部分について説明し、処理が同様の部分については説明を省略する。臭気の温度に応じて、洗浄装置で気体500を洗浄するためのモードが制御されることにより、気体500に含まれる臭気の強さに応じて適切な洗浄力を提供するとともに、洗浄に係るコストも低減させることが可能となる。
以下、図11に示すフローチャートを用いて、第4の実施形態の詳細な処理の流れについて説明する。
ステップS701からステップS704については第2の実施形態と処理の内容は同様であるため説明を省略する。
ステップS1101では、情報処理装置100のCPU201が、設定値テーブル1200を読み込む。例えば、図12に示す設定値テーブル1200である。設定値テーブル1200には、臭気温度801、噴霧モード1001が対応付けて記憶されている。臭気温度801は前述のとおりであり、説明は省略する。噴霧モード1001は、洗浄液供給部130、140での洗浄液の噴霧の有無を示すモードである。噴霧モード1001がONの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを開き、洗浄液の噴霧を行う。本実施形態では、噴霧の有無を制御しているが、センサ110で取得された臭気の温度に応じて、噴霧の量を増やすように制御してもよい。すなわち、気体500の臭気の温度に応じて脱臭の能力を高めるよう、脱臭装置200を動作させられれば、ほかのモードでも構わない。なお、本実施形態では、脱臭装置200の脱臭のモードを噴霧に関するモードを例として説明しているが、必ずしも噴霧に関するモードである必要はなく、例えば、洗浄の回数を増やすなど、他のモードによって脱臭の能力を高めるようにしても構わない。
ステップS1102では、情報処理装置100のCPU201が、測定値に対応する噴霧モード1001を臭気温度801を参照し、特定する。例えば、測定値が48℃であった場合には、図12の設定値テーブル1200の臭気温度801を参照すると、対応する噴霧モード1001はONであると特定することができる。
ステップS1103では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS1102で特定された噴霧モード1001を脱臭装置200に対して通知する。
ステップS1104では、脱臭装置200が、ステップS1103で通知された噴霧モード1001を受信する。
ステップS1105では、ステップS1104で受信された噴霧モード1001に応じて、洗浄液供給部130、140での洗浄液の噴霧を制御する。すなわち、噴霧モード1001がONの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを開き、洗浄液の噴霧を行うことで、気体500を洗浄する箇所を増やすことができ、気体500の洗浄の能力を上げることができるという効果がある。噴霧モード1001がOFFの場合には、脱臭装置200は噴霧を制御するバルブを閉め、洗浄液である次亜塩素酸水の消費を低減する。
以上で第4の実施形態の説明を終了する。上述のように、本実施形態によれば、洗浄対象の気体500の臭気温度801が高い場合には、脱臭装置200の洗浄能力を高くすることで、洗浄対象の気体500の汚染状態に応じた適切な洗浄力を提供することができる。また、必要に応じて、次亜塩素酸水の消費量を低減することができる。
以上、本発明によれば、気体の洗浄システムにおいて適切な洗浄能力を提供することができる。
脱臭装置200は、実施形態1に係る湿式脱臭装置を用いてもよいし、その他の脱臭装置を用いてもよい。例えば図13に示すように、脱臭装置200にセンサ111を設けず、センサ110のみを設けるようにしても構わない。
以上、本実施形態に係る湿式脱臭システムの構成例をいくつか紹介した。しかしながら、本実施形態に係る湿式脱臭システムは、上記の構成には限定されない。すなわち、本実施形態に係る湿式脱臭システムは、1以上の任意の数の冷却装置と、1以上の任意の数の脱臭装置とを備えることができる。例えば、図3の構成において、脱臭装置として第1の脱臭装置200のみが用いられ、第1の脱臭装置の内部の洗浄液が脱臭対象の気体を冷却するために冷却装置に供給されてもよい。また、図3の構成において、脱臭装置としてさらなる第3の脱臭装置が用いられてもよい。それぞれの冷却装置及び脱臭装置の構成は特に限定されず、冷却装置及び脱臭装置のうちの1以上として実施形態1に係る湿式脱臭装置を採用することもできる。また、互いに異なる構成を有する、1以上の実施形態1に係る湿式脱臭装置を採用することもできる。例えば、第1の脱臭装置200が図2(B)に示される構成を有し、第2の脱臭装置220が図2(A)に示される構成を有してもよい。
また、本実施形態1〜4についてそれぞれ組み合わせたものについても本発明の範囲内であることは自明である。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置の情報処理装置が前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するために、前記情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行して情報処理装置にインストールさせて実現することも可能である。
また、情報処理装置が、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、情報処理装置上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
200:脱臭装置、300:冷却装置、410:洗浄液、500:脱臭対象の気体

Claims (12)

  1. 洗浄液を生成する生成装置と、前記洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、前記気体の温度情報を取得するセンサとを含む洗浄システムであって、
    前記洗浄装置で前記洗浄液を生成するためのパラメータを記憶する記憶手段と、
    前記センサで取得された前記温度情報に対応する前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータで前記生成装置が前記洗浄液を生成するよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする洗浄システム。
  2. 前記センサは、前記洗浄装置に前記気体が流入する流入口に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の洗浄システム。
  3. 前記センサは、前記洗浄装置で洗浄後の前記気体が流出する流出口に設けられていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の洗浄システム。
  4. 前記パラメータは、前記洗浄液の流量に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  5. 前記パラメータは、前記洗浄液の濃度に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  6. 前記パラメータは、炭酸ガスの流量に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  7. 前記洗浄液は、脱臭剤を含有する水溶液であること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  8. 前記洗浄液は、次亜塩素酸又は次亜塩素酸イオンを含有する水溶液であること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の洗浄システム。
  9. 洗浄液を生成する生成装置と、前記洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、前記気体の温度情報を取得するセンサとを含む洗浄システムであって、前記洗浄装置で前記洗浄液を生成するためのパラメータを記憶する記憶手段を備える前記洗浄システムの制御方法であって、
    前記センサで取得された前記温度情報に対応する前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータを特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータで前記生成装置が前記洗浄液を生成するよう制御する制御工程と
    を備えることを特徴とする洗浄システムの制御方法。
  10. 洗浄液を生成する生成装置と、前記洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、前記気体の温度情報を取得するセンサと通信可能な情報処理装置であって、
    前記洗浄装置で前記洗浄液を生成するためのパラメータを記憶する記憶手段と、
    前記センサで取得された前記温度情報に対応する前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータで前記生成装置が前記洗浄液を生成するよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 洗浄液を生成する生成装置と、前記洗浄液で気体を洗浄する洗浄装置と、前記気体の温度情報を取得するセンサと通信可能な情報処理装置であって、前記洗浄装置で前記洗浄液を生成するためのパラメータを記憶する記憶手段を備える前記情報処理装置の制御方法であって、
    前記センサで取得された前記温度情報に対応する前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータを特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された前記洗浄液を生成するためのパラメータパラメータで前記生成装置が前記洗浄液を生成するよう制御する制御工程と
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項10に記載の情報処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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