JP2019070691A - 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 - Google Patents
表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019070691A JP2019070691A JP2017195551A JP2017195551A JP2019070691A JP 2019070691 A JP2019070691 A JP 2019070691A JP 2017195551 A JP2017195551 A JP 2017195551A JP 2017195551 A JP2017195551 A JP 2017195551A JP 2019070691 A JP2019070691 A JP 2019070691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- focus
- index
- adjustment
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】手動焦点調整時にユーザの焦点調節操作を補助するためのフォーカスガイド表示において、フォーカス指標が表示画面外とならない位置へ表示することを提供する。【解決手段】撮像素子にて検出された撮影光学系の異なる射出瞳を通過した一対の光束を用いて位相差検出する焦点検出手段と、合焦のためのフォーカス領域を示すフォーカス枠600と、フォーカス枠600に含まれる被写体に対する合焦位置への調整方向と調整量を示すフォーカス指標601〜611と、から成るガイド表示であって、ガイド表示を表示部に重畳表示するガイド表示手段と、フォーカス枠600とフォーカス指標601〜611の表示位置を取得する表示位置取得手段と、を備え、表示位置取得手段で取得したフォーカス指標601〜611の表示位置が表示画面外となる場合、フォーカス指標601〜611を表示画面外とならない位置に表示位置を変更する。【選択図】図6
Description
本発明は、表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置に関し、特に、フォーカスに関する情報の表示技術に関するものである。
測距センサや複数の撮像センサによって被写体のフォーカス評価値を算出し、この評価値に基づいて、撮像されている被写体の前ピン・後ピン状態やピントのずれ具合を表示する表示装置が提案されている。このような表示機能はフォーカスアシスト機能と呼ばれる。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、クロップモードに設定された場合に、合焦のためのフォーカス領域を示す枠(以下、フォーカス枠)がクロップモードでの撮影範囲内に収まっていない場合には、フォーカス枠を中央に変更する。しかし、最大サイズおよびクロップモードによらず、撮影表示画面に対して、測距範囲が全範囲の場合で、フォーカス枠に含まれる被写体に対する合焦位置への調整方向と調整量を示すフォーカス指標が撮影範囲内に収まっていない場合に関するガイド表示手段については言及されていない。
そこで、本発明の目的は、手動焦点調整時にユーザの焦点調節操作を補助するためのフォーカスガイド表示において、フォーカス指標が表示画面外とならない位置へ表示することを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体を撮像して撮像画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、撮像素子にて検出された撮影光学系の異なる射出瞳を通過した一対の光束を用いて位相差検出する焦点検出手段と、合焦のためのフォーカス領域を示す枠と、前記フォーカス枠に含まれる被写体に対する合焦位置への調整方向と調整量を示すフォーカス指標と、から成るガイド表示であって、ガイド表示を表示部に重畳表示するガイド表示手段と、フォーカス枠とフォーカス指標の表示位置を取得する表示位置取得手段と、を備え、表示位置取得手段で取得したフォーカス指標の表示位置が表示画面外となる場合、フォーカス指標を表示画面外とならない位置に表示位置を変更することを特徴とする表示制御装置が提供される。
本発明によれば、マニュアルフォーカス操作時、フォーカス枠が画面表示上のどの位置にあっても、フォーカスガイド表示を行うことで、ユーザの焦点調整操作を補助することが可能となる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<撮像システムの構成>
図1は、本発明の実施形態に係るフォーカスアシスト機能を備える撮像システムの概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、レンズ交換可能な撮像システムとして説明するが、固定レンズを有する撮像装置であってもよい。図1に示すように、本実施形態における撮像システムは、レンズユニット100とカメラ本体110から構成されている。そして、レンズユニット100全体の動作を統括制御するレンズ制御部106と、撮像システム全体の動作を統括するカメラ制御部117がデータを通信している。
図1は、本発明の実施形態に係るフォーカスアシスト機能を備える撮像システムの概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、レンズ交換可能な撮像システムとして説明するが、固定レンズを有する撮像装置であってもよい。図1に示すように、本実施形態における撮像システムは、レンズユニット100とカメラ本体110から構成されている。そして、レンズユニット100全体の動作を統括制御するレンズ制御部106と、撮像システム全体の動作を統括するカメラ制御部117がデータを通信している。
まず、レンズユニット100の構成について説明する。レンズユニット100は、固定レンズ101、絞り102、フォーカスレンズ103、ズームレンズ(不図示)等により構成される撮像光学系を有する。絞り102は、絞り駆動部104によって駆動され、後述する撮像素子111への入射光量を制御する。フォーカスレンズ103は、フォーカスレンズ駆動部105によって駆動され、焦点調節に用いられる。不図示のズームレンズは、ズームレンズ駆動部によって駆動されることにより、ズームの調節に用いられる。なお、本実施形態においては、ズームレンズ及びズームレンズ駆動部は必須の構成ではなく、無くても構わない。
絞り駆動部104、フォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部はレンズ制御部106によって制御され、絞り102の開口径や、フォーカスレンズ103及びズームレンズの位置が制御される。ユーザによりレンズ操作部107に備えられたフォーカスリングやズームリング等の操作により、フォーカスやズームなどの操作が行われた場合には、レンズ制御部106がユーザ操作に応じた制御を行う。レンズ制御部106は、後述するカメラ制御部117から受信した制御命令や制御情報に応じて、絞り駆動部104やフォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部の制御を行うと共に、レンズ情報をカメラ制御部117に送信する。
次に、本実施形態に係るフォーカスアシスト機能を備えるカメラ本体110の構成について説明する。カメラ本体110において、撮像素子111は、CCDやCMOSセンサにより構成され、レンズユニット100の撮像光学系を通過した光束が撮像素子111の受光面上に結像される。そして、形成された被写体像が撮像素子111のフォトダイオード(光電変換部)によって入射光量に応じた電荷に光電変換され、蓄積される。各フォトダイオードに蓄積された電荷は、カメラ制御部117の指令に従ってタイミングジェネレータ119から与えられる駆動パルスに基づいて、電荷に応じた電圧信号として撮像素子111から順次読み出される。
なお、撮像素子111の詳細構成については後述するが、本実施形態における撮像素子111は、通常の撮像信号の他に、位相差方式の焦点検出に用いることのできる一対のフォーカス用信号を出力することができる。
撮像素子111から読み出された撮像信号及びフォーカス用信号は、CDS/AGC回路112に入力され、リセットノイズを除去する為の相関二重サンプリング、ゲインの調節、信号のデジタル化を行う。CDS/AGC回路112は、処理した撮像信号をカメラ信号処理部113に、フォーカス用信号をフォーカス信号処理部114に出力する。
カメラ信号処理部113は、CDS/AGC回路112から出力された撮像信号に対して各種の画像処理を施して、映像信号を生成する。表示部115は、LCDや有機EL等の表示デバイスであり、カメラ信号処理部113から出力された映像信号に基づく画像を表示する。また、撮像信号の記録を行う記録モードの時には、撮像信号はカメラ信号処理部113から記録部116に送られ、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ等の記録媒体に記録される。
フォーカス信号処理部114は、CDS/AGC回路112から出力された一対のフォーカス用信号を基に相関演算を行って焦点状態を検出する。ここでは、相関量、デフォーカス量、信頼性情報(二像一致度、二像急峻度、コントラスト情報、飽和情報、キズ情報等)を算出する。そして、算出したデフォーカス量と信頼性情報をカメラ制御部117へ出力する。また、カメラ制御部117は、取得したデフォーカス量や信頼性情報を基に、これらを算出する設定の変更をフォーカス信号処理部114に通知する。
カメラ制御部117は、カメラ本体110内の各構成と情報をやり取りして制御を行う。また、カメラ本体110内の処理だけでなく、ユーザにより操作されたカメラ操作部118からの入力に応じて、電源のON/OFF、設定の変更、記録を制御する。更に、オートフォーカス(AF)/マニュアルフォーカス(MF)制御の切り替え、記録映像の確認等のユーザ操作に応じた様々な機能を実行する。また、先述したようにレンズユニット100内のレンズ制御部106と情報をやり取りし、撮像光学系の制御命令や制御情報を送信し、レンズユニット100内の情報を取得する。
<撮像システムの構成>
図2は、本実施形態における撮像素子111の画素配列の概略を示す図である。図2は、本実施形態で撮像素子111として用いられる2次元CMOSセンサの画素配列を、撮像画素の4列×4行の範囲で(焦点検出画素の配列としては8列×4行の範囲)で示したものである。
図2は、本実施形態における撮像素子111の画素配列の概略を示す図である。図2は、本実施形態で撮像素子111として用いられる2次元CMOSセンサの画素配列を、撮像画素の4列×4行の範囲で(焦点検出画素の配列としては8列×4行の範囲)で示したものである。
本実施形態において、画素群200は2列×2行の画素からなり、ベイヤー配列のカラーフィルタにより覆われているものとする。そして、画素群200において、R(赤)の分光感度を有する画素群200Rが左上の位置に、G(緑)の分光感度を有する画素群200Gが右上と左下の位置に、B(青)の分光感度を有する画素群200Bが右下の位置に配置されている。
さらに、本実施形態の撮像素子111は、撮像面位相差方式の焦点検出を行うために、各画素は、1つのマイクロレンズ201に対し、複数のフォトダイオード(光電変換部)を保持している。本実施形態では、各画素、2列×1行に配列された2つのフォトダイオード202、203により構成されているものとする。撮像素子111は、図2に示す4列×4行の画素(8列×4行のフォトダイオード)からなる画素群200を撮像面上に多数配置することで、撮像信号及びフォーカス用信号の取得を可能としている。
このような構成を有する各画素では、光束をマイクロレンズ201で分離し、フォトダイオード202、203に結像する。そして、2つのフォトダイオード202、203からの信号を加算した信号(A+B信号)を撮像信号、個々のフォトダイオード202、203からそれぞれ読み出した2つの信号(A、B像信号)をフォーカス用信号として用いる。
なお、撮像信号とフォーカス用信号とをそれぞれ読み出してもよいが、本実施形態では、処理負荷を考慮して、次のようにしてもよい。即ち、撮像信号(A+B信号)と、フォトダイオード202、203のいずれか一方のフォーカス用信号(例えばA信号)とを読み出し、差分を取ることで、もう一方のフォーカス用信号(例えばB信号)を取得する。
なお、本実施形態では各画素において、1つのマイクロレンズ201に対して2つのフォトダイオード202、203を有する構成としているが、フォトダイオードの数は2つに限定されず、それ以上であってもよい。また、マイクロレンズ201に対して受光部の開口位置が異なる画素を複数有するようにしてもよい。つまり、結果としてA像信号とB像信号といった位相差検出可能な位相差検出用の2つの信号が得られる構成であればよい。また、本発明は図2に示すように全ての画素が複数のフォトダイオードを有する構成に限らず、撮像素子111を構成する通常画素内に、図2に示すような焦点検出用画素を離散的に設ける構成であってもよい。
<フォーカスアシストの表示形態>
次に、本実施形態におけるフォーカスアシストの表示形態について、図3を用いて説明する。本実施形態では、フォーカスアシスト表示の種類は、第1から第4の表示形態の4つとし、表示パーツ301〜311により、検出された焦点状態を表現する。表示パーツ301〜311は、フォーカス枠300の上部に配置している。
図3(a)は、第1の指標表示形態の一例で、被写体に合焦していると判定された状態を示す。
次に、本実施形態におけるフォーカスアシストの表示形態について、図3を用いて説明する。本実施形態では、フォーカスアシスト表示の種類は、第1から第4の表示形態の4つとし、表示パーツ301〜311により、検出された焦点状態を表現する。表示パーツ301〜311は、フォーカス枠300の上部に配置している。
図3(a)は、第1の指標表示形態の一例で、被写体に合焦していると判定された状態を示す。
合焦と判定されている状態では、外向きの表示パーツ301と内向きの表示パーツ302の位置が一致(ここでは上部で停止)している。また、合焦状態と判定されている場合は、例えば、表示パーツ301と表示パーツ302を他の表示形態の色(例えば白)と異なる色(例えば緑)で表してもよい。
図3(b)、図3(c)は、第2の指標表示形態と第3の指標表示形態の一例で、被写体に合焦していないが、焦点検出結果の信頼度が高い場合に、合焦位置までの方向とデフォーカス量の大きさを示す。図3(b)は、被写体よりも至近側にピントが合っている(前ピン)場合で、外向きの表示パーツ303が上部に停止した状態で、内向きの表示パーツ304と表示パーツ305が円周上に沿って左右対称に移動する。表示パーツ304と表示パーツ305の位置はデフォーカス量の大きさを示し、両者が表示パーツ303の位置(基準位置)から離れるほど、デフォーカス量が大きいことを示している。
なお、表示パーツ303は表示パーツ301に対応し、表示パーツ304と表示パーツ305が重なった状態が表示パーツ302に対応する。
図3(c)は、被写体よりも無限遠側にピントが合っている(後ピン)場合で、内向きの表示パーツ306が上部に停止した状態で、外向きの表示パーツ307と表示パーツ308が円周上に沿って左右対称に移動する。表示パーツ307と表示パーツ308の位置はデフォーカス量の大きさを示し、両者が表示パーツ306の位置(基準位置)から離れるほど、デフォーカス量が大きいことを示している。なお、表示パーツ306は表示パーツ302に対応し、表示パーツ307と表示パーツ308が重なった状態が表示パーツ301に対応する。
以上説明したように、第2の指標表示形態と第3の指標表示形態では、移動する表示パーツの位置によってデフォーカス量の大きさを示すことができる。また、上部で停止している表示パーツの向きによって合焦位置までの方向(デフォーカス方向)を示すことができる。
図3(d)は、第4の指標表示形態の一例で、焦点検出結果の信頼性が低い場合を示している。この場合は、デフォーカス量の大きさもデフォーカス方向も示さずに、焦点検出ができないことをユーザに視認させる。ここでは、各表示パーツ309〜311を他の表示形態と異なる色(例えばグレー)で表示すると共に、各表示パーツ309〜311を所定位置で固定する。また、各表示パーツ309〜311の形状を他の表示形態と異ならせる。なお、図3に示すフォーカスアシスト表示は一例であり、本発明はこの表示に限定されるものではない。
<フォーカスアシストの表示処理>
次に、カメラ制御部117が実行するフォーカスアシストの表示処理について説明する。図4は、カメラ制御部117が実行するフォーカスアシストの表示処理の手順を示すフローチャートである。ステップS401は、カメラ制御部117に含まれるRAMに保持された測距位置を読みだすステップである。
次に、カメラ制御部117が実行するフォーカスアシストの表示処理について説明する。図4は、カメラ制御部117が実行するフォーカスアシストの表示処理の手順を示すフローチャートである。ステップS401は、カメラ制御部117に含まれるRAMに保持された測距位置を読みだすステップである。
ステップS402は、ステップS401で得られた測距位置に対応する被写体について、合焦情報および測距成否の情報をフォーカス信号処理部114から取得するステップである。合焦情報は、合焦または前ピンまたは後ピンのいずれの状態にあるかという情報と、前ピンまたは後ピンの場合は、合焦点と被写体との間の距離情報を含む。
ステップS403は、ステップS401とステップS402で得られた情報をもとに、表示部115によって表示する枠表示位置、指標角度および表示色を決定するステップである。ステップS404は、ステップS402で得られた情報について、測距が成功したか失敗したかを判定するステップである。成功していればステップS405へ、失敗していればステップS410へ進む。
ステップS405は、ステップS402で得られた情報について、被写体が合焦状態にあるか非合焦状態にあるかを判定するステップである。合焦状態であればステップS407へ、非合焦状態であればステップS406へ進む。ステップS406は、ステップS402で得られた情報について、被写体が前ピン状態であるか後ピン状態であるかを判定するステップである。前ピン状態であればステップS408へ、後ピンであればステップS409へ進む。
ステップS407は、第1の指標表示形態、すなわち被写体が合焦状態である場合の指標表示形態に対応するデータを選択するステップである。この指標と枠のデータの表示例は前述の図3(a)である。ステップS408は、第2の指標表示形態、すなわち被写体が前ピン状態である場合の指標表示形態に対応するデータを選択するステップである。この指標と枠のデータの表示例は前述の図3(b)である。ステップS409は、第3の指標表示形態、すなわち被写体が後ピン状態である場合の指標表示形態に対応するデータを選択するステップである。この指標と枠のデータの表示例は前述の図3(c)である。
ステップS410は、第4の指標表示形態、すなわち被写体が大ボケ状態である場合の指標表示形態に対応するデータを選択するステップである。この指標と枠のデータの表示例は前述の図3(d)である。ステップS411は、ステップS407からステップS410のいずれかで選択された指標と枠のデータを、ステップS403で決定した表示位置、指標角度、表示色で、映像(ライブビュー画像)と重畳し、表示部115上の表示位置へ表示するステップである。
図5は、フォーカスアシスト表示中の画面表示例である。図3のフォーカスアシスト表示の場合、ステップS411で表示したガイド表示の表示位置が図5(a)では、画面表示領域501の中にフォーカス指標502、フォーカス枠503は収まる。しかし、図5(b)では、画面表示領域501の中にフォーカス枠503は収まるが、その上部にあるフォーカス指標502は収まらず画面表示領域外となってしまう。そこで、図5(b)の場合のフォーカス指標502の表示手段について実施例を用いて説明する。
<実施例1>
以下、図6〜図8を用いて、本発明の第1の実施例による、フォーカスアシスト表示が画面表示領域外となった場合の表示手段について説明する。図6は、第1実施形態に係るフォーカスアシスト表示の一例を示す図である。
以下、図6〜図8を用いて、本発明の第1の実施例による、フォーカスアシスト表示が画面表示領域外となった場合の表示手段について説明する。図6は、第1実施形態に係るフォーカスアシスト表示の一例を示す図である。
第1実施形態では、図5(b)のフォーカス指標502のように画面表示領域外となった場合は、図6に示すように、図3の表示パーツ301〜311を180度回転させた表示形態である。表示パーツ601〜611のように表示することで、画面表示領域内に収まるように表示位置を変更する。フォーカス枠600は、フォーカス枠300と同様の表示である。
図7は、図4のステップS411内に第1実施形態の指標表示位置判定処理を追加したフローチャートである。ステップS701は、指標(表示パーツ301〜311)が画面表示領域内に表示可能か不可能かを判定するステップである。表示可能であれば図3に示す第1の指標表示形態〜第4の指標表示形態のいずれかを描画する、不可能であればステップS702へ進む。ステップS702は、指標を180度回転させる処理であるため、図6に示す第1の指標表示形態〜第4の指標表示形態のいずれかを描画する。
図8は、図5(b)に対して、ステップS702の処理を実施したときのフォーカスアシスト表示中の画面表示例(第3の指標表示形態)である。図5(b)のフォーカス指標502を180度回転させることで、図8のようにフォーカス指標802を画面表示領域内に表示することが可能となる。そして、フォーカス枠に対して、内側の表示パーツが前ピン表示、外側の表示パーツが後ピン表示の表現を統一することができる。
<実施例2>
以下、図9〜図11を用いて、本発明の第2の実施例による、フォーカスアシスト表示が画面表示領域外となった場合の表示手段について説明する。図9は、第2実施形態に係るフォーカスアシスト表示の一例を示す図である。
以下、図9〜図11を用いて、本発明の第2の実施例による、フォーカスアシスト表示が画面表示領域外となった場合の表示手段について説明する。図9は、第2実施形態に係るフォーカスアシスト表示の一例を示す図である。
第2実施形態では、図5(b)のフォーカス指標502のように画面表示領域外となった場合は、図9に示すように、図3の表示パーツ301〜311をフォーカス枠300の下側へシフトさせた表示形態である。表示パーツ901〜911のように表示することで、画面表示領域内に収まるように表示位置を変更する。フォーカス枠900は、フォーカス枠300と同様の表示である。
図10は、図4のステップS411内に第2実施形態の指標表示位置判定処理を追加したフローチャートである。ステップS1001は、ステップS701同様の判定ステップである。表示可能であれば図3に示す第1の指標表示形態〜第4の指標表示形態のいずれかを描画する、不可能であればステップS1002へ進む。ステップS1002は、指標をフォーカス枠の下側へシフトさせる処理であるため、図9に示す第1の指標表示形態〜第4の指標表示形態のいずれかを描画する。
図11は、図5(b)に対して、ステップS1002の処理を実施したときのフォーカスアシスト表示中の画面表示例(第3の指標表示形態)である。図5(b)のフォーカス指標502をフォーカス枠503の下側へシフトさせることで、図11のようにフォーカス指標1102を画面表示領域内に表示することが可能となる。そして、フォーカス指標は、下側の表示パーツが前ピン表示、上側の表示パーツが後ピン表示の表現を統一することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 :レンズユニット
101 :固定レンズ
102 :絞り
103 :フォーカスレンズ
104 :絞り駆動部
105 :フォーカスレンズ駆動部
106 :レンズ制御部
107 :レンズ操作部
110 :カメラ本体
111 :撮像素子
112 :CDS/AGC回路
113 :カメラ信号処理部
114 :フォーカス信号処理部
115 :表示部
116 :記録部
117 :カメラ制御部
118 :カメラ操作部
119 :タイミングジェネレータ
101 :固定レンズ
102 :絞り
103 :フォーカスレンズ
104 :絞り駆動部
105 :フォーカスレンズ駆動部
106 :レンズ制御部
107 :レンズ操作部
110 :カメラ本体
111 :撮像素子
112 :CDS/AGC回路
113 :カメラ信号処理部
114 :フォーカス信号処理部
115 :表示部
116 :記録部
117 :カメラ制御部
118 :カメラ操作部
119 :タイミングジェネレータ
Claims (7)
- 被写体を撮像してライブビュー画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、
撮像素子にて検出された撮影光学系の異なる射出瞳を通過した一対の光束を用いて位相差検出する焦点検出手段と、
合焦のためのフォーカス領域を示す枠と、
前記フォーカス枠に含まれる被写体に対する合焦位置への調整方向と調整量を示すフォーカス指標と、
から成るガイド表示であって、
前記ガイド表示を前記表示部に重畳表示するガイド表示手段と、
前記フォーカス枠と前記フォーカス指標の表示位置を取得する表示位置取得手段と、
を備え、
前記表示位置取得手段で取得した前記フォーカス指標の表示位置が表示画面外となる場合、前記フォーカス指標を表示画面外とならない位置に表示位置を変更すること
を特徴とする表示制御装置。 - 前記ガイド表示は、前記被写体に合焦していることを示す第1の指標表示形態と、前記合焦位置への調整方向と調整量を示す第2の指標表示形態および第3の指標表示形態と、前記合焦位置への調整方向と調整量を示さない第4の指標表示形態を備え、
前記焦点検出手段によって取得した被写体に対するピントの状態と合焦位置への調整方向と調整量によって、第1の指標表示形態から第4の指標表示形態のいずれか1つの指標表示形態を選択することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記ガイド表示の前記第2の指標表示形態および前記第3の指標表示形態は、前記焦点検出手段によって取得した被写体に対する合焦位置への調整量に基づき、前記フォーカス指標の表示距離は、合焦位置への調整量が大きい場合に比べて小さい場合の方が、前記表示距離が小さくなるようにすることを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
- ユーザによるマニュアルフォーカス操作を受け付ける操作手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
- 被写体を撮像してライブビュー画像を表示するとともに、該ライブビュー画像に重畳して、合焦度合いを示すガイド表示を表示するように制御する表示制御ステップと、前記ガイド表示のライブビュー上における表示位置をユーザの操作に基づいて移動させる移動ステップと、前記ガイド表示の表示位置に基づく焦点検出領域についての合焦度合いに関する情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した情報に基づいて前記ガイド表示の指標表示形態を変更する変更ステップと、前記ガイド表示の表示位置に基づいてフォーカス指標の表示位置を変更する変更ステップと
を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017195551A JP2019070691A (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017195551A JP2019070691A (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019070691A true JP2019070691A (ja) | 2019-05-09 |
Family
ID=66441160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017195551A Pending JP2019070691A (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019070691A (ja) |
-
2017
- 2017-10-06 JP JP2017195551A patent/JP2019070691A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8730373B2 (en) | Image forming apparatus | |
EP2809063A2 (en) | Image capturing apparatus and image processing method | |
JP5243666B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置本体およびシェーディング補正方法 | |
JP5871989B2 (ja) | 撮影装置、撮影方法及びプログラム | |
JP2011197277A (ja) | 立体撮像装置 | |
JP5657184B2 (ja) | 撮像装置及び信号処理方法 | |
JP2013218297A (ja) | 焦点調節装置および焦点調節方法 | |
JP2018004691A5 (ja) | ||
JP6381274B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
US20130314500A1 (en) | Stereoscopic imaging apparatus | |
US20130100251A1 (en) | Image capturing device and image capturing method | |
US11010030B2 (en) | Electronic apparatus capable of performing display control based on display mode, control method thereof, and non-transitory computer readable medium | |
JP6974599B2 (ja) | 撮像装置並びに距離計測方法、距離計測プログラム及び記録媒体 | |
JP2012083584A (ja) | 撮像装置 | |
JP6171110B2 (ja) | 合焦制御装置、合焦制御方法、合焦制御プログラム、レンズ装置、撮像装置 | |
JP2019070691A (ja) | 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 | |
JP7071165B2 (ja) | 表示制御装置及び方法、及び撮像装置 | |
JP2018010245A (ja) | 信号処理装置、その制御方法 | |
JP2012118154A (ja) | 撮像装置 | |
JP2009162845A (ja) | 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 | |
US10616469B2 (en) | Image capturing apparatus and control method therefor | |
JP6902921B2 (ja) | 撮像装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2019074634A (ja) | 撮像装置 | |
JP7019442B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
WO2020066341A1 (ja) | 合焦度検出装置、深度マップ生成装置、及び、電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20191125 |