JP2019070607A - 放圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる繰り返し使用可能な放圧装置を提供する。【解決手段】真空チャンバー10の内部空間を真空チャンバー10の上方の空間と連通させる開口10bに配置される蓋部材20と、蓋部材20が開口10bを封鎖する封鎖状態と、開口10bを開放する開放状態とを取り得るように蓋部材20を真空チャンバー10に対して移動可能に支持する支持機構30とを備える。蓋部材20は、封鎖状態において水平な一平面P1に対して上方に位置する突出部21と、突出部21の縁と連なり且つ平面P1内に延在する鍔部24とを有する。突出部21は、平面P1に対して湾曲する湾曲部分22を含んでいる。【選択図】図2

Description

本発明は、内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる放圧装置に関する。
一般に、被試験物の諸環境に対する耐性を試験するための環境試験装置が知られている。このような環境試験装置においては、試験槽内でのガスの発生等に起因して試験槽内が高圧となる場合がある。そこで、試験槽内の圧力が上昇した場合に装置を保護するために、試験槽内の圧力が所定圧力以上となると破裂する破裂板を装備し、所定圧力以上となると破裂板が破裂して試験槽内の圧力を放出し、装置を保護するように構成されている。
しかしながら、破裂板は再利用することができないので、一度破裂すると破裂板を新たに付け直す修理作業が必要となる。修理作業の間は試験が中断されてしまう。近年、電池の安全性試験等において試験槽内が高圧となる事象が頻繁に発生するようになったため、繰り返し使用できる放圧機構の開発が望まれている。
特許文献1には、閉鎖配電盤等の内圧を放出するための繰り返し使用可能な放圧機構が開示されている。かかる放圧機構は、盤の外面にヒンジにより回動可能に取り付けられた平板状の可動カバーを有している。盤内の圧力が上昇すると、可動カバーが持ち上げられ内部の圧力が放出される。可動カバーには復帰ばねが取り付けられており、内部の圧力の放出が完了すると元の位置に復帰する。
また、上述のような環境試験装置の一つとして、試験槽内を真空にする真空処理部を備えた試験装置がある(例えば特許文献2参照)。このような試験装置の試験槽は、槽内外の圧力差に堪え得る強度を有する頑丈な構造となっている。
実開昭54−56739号公報 特開2013−050408号公報
ここで、特許文献2に開示されているような真空処理部を備えた試験装置に対して、繰り返し使用可能な放圧機構を設けることを考える。特許文献1に開示されているような平板状の可動カバーを放圧機構として採用する場合には、可動カバーは試験槽内外の圧力差に堪え得る強度を有する必要がある。平板状のカバーの強度を高めるためには、カバーを厚くすることやカバーに補強部材を取り付けることが考えられる。しかしながら、カバーを厚くしたり補強部材を取り付けたりすることでカバーが重くなり過ぎると、試験槽内が高圧になってもカバーが持ち上がらず、うまく放圧できなくなってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる繰り返し使用可能な放圧装置を提供することを目的とする。
本発明の放圧装置は、内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる放圧装置であって、前記真空チャンバーの前記内部空間を前記真空チャンバーの上方の空間と連通させる開口に配置される蓋部材と、前記蓋部材が前記開口を封鎖する封鎖状態と前記開口を開放する開放状態とを取り得るように、前記蓋部材を前記真空チャンバーに対して移動可能に支持する支持機構とを備えている。そして、前記蓋部材が、前記封鎖状態において一平面に対して上方又は下方に位置する突出部であって、一の曲面、又は、複数の曲面からなる湾曲部分を含む突出部と、前記突出部の縁と連なり且つ前記一平面内に延在する鍔部とを有している。
この構成によると、真空チャンバーの開口に配置される蓋部材は、一又は複数の曲面からなる湾曲部分を含む突出部を有しており、真空チャンバーの内外の圧力差に対して比較的高い強度を有する形状である。これにより、蓋部材を重量化させることなく蓋部材の強度を高めることができる。よって、真空チャンバー内が高圧になった際に蓋部材が正常に持ち上げられて開放状態となり、真空チャンバー内の圧力を放出することができる。そして、真空チャンバー内の圧力が放出された後は、蓋部材は再度封鎖状態に戻る。したがって、放圧装置を繰り返し使用することができる。
なお、本発明においては蓋部材の湾曲部分を構成する各曲面内における曲率は一定であるとする。また、複数の曲面からなる湾曲部分を有する場合、湾曲方向が共通していることが望ましい。ここで「湾曲方向が共通」とは、複数の曲面がすべて封鎖状態において一平面に対して上方(又は下方)にだけ膨らむように湾曲していることを意味する。
さらに、本発明の放圧装置では、前記突出部は、その突出方向から見て円形又は楕円形であることが好ましい。
この構成によると、突出方向から見た突出部の形状が円形又は楕円形でない場合に比べて、蓋部材の形成を容易にできる。
加えて、本発明の放圧装置では、前記突出部が、前記湾曲部分と前記鍔部との間にあって前記封鎖状態において上下方向に延在した筒状部分をさらに含んでいてもよい。ここで「上下方向に延在」とは、鉛直方向や斜め上方向、斜め下方向など、上下の方向に延在することを意味する。
この構成によると、筒状部分を有していない場合に比べて、蓋部材の形成を容易にできる。
また、本発明の放圧装置では、前記湾曲部分が前記複数の曲面からなり、隣接する2つの前記曲面の互いの境界における接平面が共通していることが好ましい。
この構成によると、隣接する2つの曲面の互いの境界における接平面が共通していない場合に比べて、蓋部材の強度をさらに高めることができる。
また、本発明の放圧装置では、前記湾曲部分が前記一の曲面からなる半球状であることが好ましい。
この構成によると、蓋部材の強度をいっそう高めることができる。
加えて、本発明の放圧装置では、前記支持機構は、鉛直方向に延びており、且つ、前記鍔部に形成された挿通孔に挿通される棒部材を備えていてもよい。
この構成によると、真空チャンバー内の圧力が所定圧力以上になり蓋部材が持ち上げられて開口が開放されるとき、蓋部材は棒部材にガイドされて上方にスライドする。そして、放圧が完了すると、蓋部材は棒部材によりガイドされながら自重により下方にスライドし、開口を再度封鎖する。
また、本発明の放圧装置では、前記棒部材は、少なくとも2本設けられており、少なくとも2本の前記棒部材が挿通される前記挿通孔は、前記突出方向から見て前記蓋部材の中心を通り且つ前記突出方向に直交する仮想直線上であって、前記中心を挟んだ両側にそれぞれ形成されていることが好ましい。
この構成によると、複数の棒部材により蓋部材が上下に移動する際に傾いて途中で止まってしまうのを抑制できる。
また、本発明の放圧装置は、前記挿通孔に前記棒部材が挿通された状態で上方にスライドする前記蓋部材を所定の高さ位置で止めるストッパーをさらに備えていることが好ましい。
この構成によると、蓋部材が棒部材の上端から抜けるのを防ぐことができる。
また、本発明の放圧装置では、前記ストッパーは、前記棒部材に設けられていてもよい。
この構成によると、支持機構の構成を簡素化できる。
さらに、本発明の放圧装置では、前記鍔部の上面及び下面の少なくともいずれか一方に取り付けられたガイド部材をさらに備えており、前記棒部材は、前記鍔部の前記挿通孔及び前記ガイド部材内に挿通されることが好ましい。
この構成によると、ガイド部材により蓋部材が上下に移動する際に傾くのを確実に抑制できる。
加えて、本発明の放圧装置では、前記支持機構は、前記真空チャンバーに対して前記蓋部材を取り付けるヒンジであってもよい。
この構成によると、真空チャンバー内の圧力が所定圧力以上となると、ヒンジが取り付けられている部分を中心に蓋部材が上方に回動して開口が開放される。そして、放圧が完了すると、蓋部材は自重により下方に回動して開口を再度封鎖する。
また、本発明の放圧装置では、前記蓋部材が、前記封鎖状態から前記ヒンジが取り付けられている部分を中心に90度回動するまでの移動軌跡中に配置されたストッパーをさらに備えていることが好ましい。
この構成によると、蓋部材が90度以上回動するのを防ぐことができる。したがって、一度開放状態となった蓋部材が、確実に再度封鎖状態に戻る。
また、本発明の放圧装置では、前記蓋部材を下向きに押し付ける押圧機構をさらに備えていてもよい。
この構成によると、蓋部材が開放状態から封鎖状態に戻るときに押圧機構で蓋部材を押圧することで、確実に封鎖状態とすることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる繰り返し使用可能な放圧装置を提供できる。
本発明の第1実施形態にかかる放圧装置を備えた環境試験装置の概略構成を示す図である。 図1に示す放圧装置の拡大図である。 図1に示す放圧装置の上面図である。 放圧装置の動作を示す図であり、(a)は封鎖状態(試験中)、(b)は開放状態、(c)は封鎖状態(封鎖直後)である。 第2実施形態の放圧装置を示す図であり、(a)は封鎖状態、(b)は開放状態である。 第1実施形態の第1変形例にかかる蓋部材を示す図である。 第1実施形態の第2変形例にかかる蓋部材を示す図である。 第1実施形態の第3変形例にかかる蓋部材を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明にかかる放圧装置の第1実施形態について、図1〜図4を参照しつつ説明する。
本実施形態の放圧装置1は、真空環境下において被試験物の雰囲気状態を所定の条件に沿って変化させる試験を行う環境試験装置100の真空チャンバー10に備えられるものである。図1に示すように、環境試験装置100は真空ポンプ2を備えており、真空チャンバー10に形成された吸引口10aを介して真空ポンプ2により真空チャンバー10内の空気を吸引して、真空チャンバー10の内部空間を大気圧以下に減圧することができる。
本実施形態の真空チャンバー10は、略直方体形状を有している。真空チャンバー10は、その内部空間を真空チャンバー10の上方の空間と連通させる連通部15を有している。連通部15は、真空チャンバー10の上壁から上方に突出した筒部15aと、筒部15aの上端部に形成された水平面内に延びるフランジ15bとからなる。真空チャンバー10の内部空間は、連通部15における筒部15aの先端の開口10bを介して真空チャンバー10の上方の空間と連通している。放圧装置1は開口10bに設けられており、真空チャンバー10内の圧力が所定圧力まで高まった際に開口10bを開放するものである。放圧装置1の構成については、後で詳述する。なお、真空チャンバー10は円筒形状であってもよい。
真空チャンバー10の内部には、上下に延びる仕切り壁11が設けられている。真空チャンバー10内の空間は、仕切り壁11により試験室12と空調室13とに仕切られている。真空チャンバー10の上壁と仕切り壁11との間には上部孔11aが形成されており、真空チャンバー10の下壁と仕切り壁11との間には下部孔11bが形成されている。したがって、試験室12と空調室13とは、上部孔11a及び下部孔11bを介して互いに連通している。
試験室12は、被試験物を設置して試験を行うための空間である。空調室13には、送風機3、空気ヒータ4、冷却除湿装置5、及び加湿装置6が収容されている。空気ヒータ4は空調室13内の空気を加熱するものであり、例えばシーズヒータ等の電熱ヒータからなる。冷却除湿装置5は空調室13内の空気を冷却したり除湿したりするものであり、本実施形態では蒸気圧縮式冷凍機を採用することとするが、ペルチェ素子、スターリング冷却器、ヒートパイプ、ヒートレーン等を用いることもできる。加湿装置6は空調室13内の空気を加湿するものであり、容器内の水を加熱する加湿ヒータ6aを備えている。なお、加湿装置6を空調室13に置かず、空調室13外に置いて、空調室13外に置かれた加湿装置6からの加湿空気を空調室13に導入する構造であってもよい。
試験室12から下部孔11bを通って空調室13に流入した空気は、順次、加湿装置6、冷却除湿装置5、及び空気ヒータ4によってその温度及び湿度が調整され、所定の温度及び湿度となった状態で送風機3により上部孔11aを介して再び試験室12に流入する。試験室12における上部孔11aの近傍には、温度と湿度との検出が可能な温湿度センサ7が配置されている。よって、送風機3によって試験室12に送られる空気の温湿度を検出することができる。なお、送風機3によって空調室13内の空気が試験室12に送り出されることで、試験室12内の空気が下部孔11bを通って空調室13内に流入する。こうして、試験室12と空調室13との間を空気が循環する。
また、環境試験装置100は、消火剤が封入された消火器8を備えている。消火器8は真空チャンバー10の外に設置されており、配管8aにより真空チャンバー10内に設けられたノズル9と繋がっている。配管8aに設けられた弁8bを開くと、ノズル9から真空チャンバー10内に消火剤が噴射される。
次に、図2〜図4を参照しつつ、放圧装置1の構成について説明する。
図2、3に示すように、放圧装置1は、真空チャンバー10の開口10bに配置される蓋部材20と、蓋部材20を真空チャンバー10に対して移動可能に支持する支持機構30とを備えている。より詳細には、支持機構30は、蓋部材20が開口10bを封鎖する封鎖状態(図4(a)、(c)参照)と、開口10bを開放する開放状態(図4(b)参照)とを取り得るように蓋部材20を支持する。
蓋部材20は、いわゆる鏡板であり、SUSや鉄等の金属材料により形成されている。蓋部材20は、封鎖状態において水平な一平面P1(図2参照)に対して上方に位置する突出部21と、突出部21の縁と連なり且つ平面P1内に延在する鍔部24とを有する。以下の説明において、突出部21の突出方向を単に「突出方向」とする。図3に示すように、突出方向から見て突出部21は円形であり、鍔部24の周縁形状は正方形である。円形の突出部21の中心O(図3参照)は、蓋部材20の中心に対応している。
突出方向から見た突出部21の形状は、真空チャンバー10の開口10bの形状とほぼ同じである。そして、開口10bの全体を突出部21が覆うように、突出部21と開口10bとは対向して配置されている。連通部15のフランジ15bは、鍔部24と対向している。フランジ15bの上面には、パッキン16が配置されている。パッキン16は環状であり、開口10bを取り囲むように配置されている。蓋部材20が封鎖状態であるときは、フランジ15bと鍔部24との間にパッキン16が挟まれた状態となる。これにより、開口10bを気密に封止できる。
図2に示すように、突出部21は、曲率半径r1の曲面22a及び曲率半径r2の曲面22bからなる湾曲部分22と、湾曲部分22と鍔部24との間にあって封鎖状態において鉛直方向に延在した筒状部分23とを有している。曲面22aは、曲面22bと筒状部分23との間に配置されている。
曲面22aと曲面22bとは、いずれも封鎖状態において平面P1に対して上方にだけ膨らむように湾曲している。すなわち、曲面22aと曲面22bとは、平面P1に対する湾曲方向が共通である。曲面22aと曲面22bとは、互いの境界において接続されるように隣接しており、その互いの境界における接平面P2(図2参照)が共通している。曲面22a、22bは、いずれも一定の曲率を有する曲面である。ここで図2に示すように、曲面22aの曲率半径r1は、曲面22bの曲率半径r2よりも小さい。すなわち、曲面22aの曲率1/r1は、曲面22bの曲率1/r2よりも大きい。
図3に示すように、正方形の鍔部24の四隅には、後で詳述する支持機構30の棒部材31が挿通される挿通孔24aが形成されている。より詳細には、4つの挿通孔24aは、突出方向から見て蓋部材20の中心Oを通り且つ突出方向と直交する2本の仮想直線L1、L2上に配置されている。仮想直線L1、L2は、互いに直交している。4つの挿通孔24aのうちの2つは、仮想直線L1上の中心Oを挟んだ両側にそれぞれ配置されている。残りの2つの挿通孔24aは、仮想直線L2上の中心Oを挟んだ両側にそれぞれ配置されている。
支持機構30は、上述の4つの挿通孔24aにそれぞれ挿通される4つの棒部材31を備えている。棒部材31は、真空チャンバー10の上壁の上面に取り付けられており、鉛直方向に延びている。棒部材31の上端部には、図2に示すように、ストッパー31aが設けられている。ストッパー31aは、棒部材31の他の部分に比べて太くなっている。
鍔部24の挿通孔24aが形成された部分の上面には、筒状のガイド部材25が取り付けられている。ガイド部材25の内周面は、挿通孔24aの内周面と面一になっている。図2に示すように、棒部材31は、挿通孔24aとガイド部材25の内部とに挿通されている。
また、放圧装置1は、蓋部材20の鍔部24を下向けに押し付ける押圧シリンダ40を備えている。図3に示すように、押圧シリンダ40は、突出方向から見て蓋部材20の中心Oを通り且つ突出方向と直交する仮想直線L3上において、中心Oを挟んだ両側にそれぞれ配置されている。押圧シリンダ40は、図示しない移動機構により水平方向に移動可能であり、蓋部材20の鍔部24と対向する対向位置と、蓋部材20と対向しない退避位置とを取り得る。
続いて図4を参照しつつ、放圧装置1及び押圧シリンダ40の動作について説明する。
まず、図4(a)に示すように、環境試験装置100において試験が行われている際には、蓋部材20は真空チャンバー10の開口10bを封鎖する封鎖状態となっている。このとき、押圧シリンダ40は蓋部材20と対向しない退避位置に位置している。
次に、試験中に真空チャンバー10内でガスが発生したり、火災の発生によりノズル9から真空チャンバー10内に消火剤が噴射されたりすることで、真空チャンバー10内の圧力が高まったときには、蓋部材20に対して上向きの内圧が加わる。真空チャンバー10内が所定圧力以上となると、図4(b)に示すように、蓋部材20は棒部材31にガイドされて上方にスライドして開放状態となる。そして、真空チャンバー10内の圧力が放出される。このとき、ストッパー31aにより、蓋部材20は所定の高さ位置(図4(b)に示す位置)で止まる。
さらに、真空チャンバー10内の圧力が十分に放出されると、蓋部材20は棒部材31にガイドされて自重により下方にスライドする。そして、図4(a)に示すように、蓋部材20は再度封鎖状態に戻る。引き続き試験を行う場合には、図4(c)に示すように、押圧シリンダ40を退避位置から対向位置に移動させ、蓋部材20を下方に押し付ける。その後、真空ポンプ2により真空チャンバー10内が十分に減圧され、真空チャンバー10の内外の圧力差により蓋部材20による開口10bの封鎖が確実になされるようになったとき、押圧シリンダ40による蓋部材20の押し付けを終了する。そして、図4(a)に示すように、押圧シリンダ40を対向位置から退避位置に移動させる。
以上のように、第1実施形態の放圧装置1は、真空ポンプ2により内部空間が減圧される真空チャンバー10に備えられるものである。放圧装置1は、真空チャンバー10の内部空間を真空チャンバー10の上方の空間と連通させる開口10bに配置される蓋部材20と、蓋部材20が開口10bを封鎖する封鎖状態と、開口10bを開放する開放状態とを取り得るように蓋部材20を真空チャンバー10に対して移動可能に支持する支持機構30とを備えている。蓋部材20は、封鎖状態において水平な一平面P1に対して上方に位置する突出部21と、突出部21の縁と連なり且つ平面P1内に延在する鍔部24とを有する。突出部21は、平面P1に対する湾曲方向が共通しており且つ互いの境界において接続された2つの曲面22a、22bからなる湾曲部分22を含んでいる。
したがって、真空チャンバー10の開口10bに配置される蓋部材20は、2つの曲面22a、22bからなる湾曲部分22を含む突出部21を有しており、真空チャンバー10の内外の圧力差に対して比較的高い強度を有する形状である。これにより、蓋部材20を重量化させることなく蓋部材20の強度を高めることができる。よって、真空チャンバー10内が高圧になった際に蓋部材20が正常に持ち上げられて開放状態となり、真空チャンバー10内の圧力を放出することができる。そして、真空チャンバー10内の圧力が放出された後は、蓋部材20は再度封鎖状態に戻る。したがって、放圧装置1を繰り返し使用することができる。
また、第1実施形態の放圧装置1では、突出部21はその突出方向から見て円形である。したがって、突出方向から見た突出部21の形状が円形でない場合に比べて、蓋部材の形成を容易にできる。
さらに、第1実施形態の放圧装置1では、突出部21が、湾曲部分22と鍔部24との間にあって封鎖状態において鉛直方向に延在した筒状部分23を有している。したがって、蓋部材の形成を容易にできる。
加えて、第1実施形態の放圧装置1では、2つの曲面22a、22bの互いの境界における接平面P2が共通している。したがって、2つの曲面22a、22bの互いの境界における接平面が共通でない場合に比べて、蓋部材20の強度をさらに高めることができる。
また、第1実施形態の放圧装置1では、支持機構30は、鉛直方向に延びており、且つ、蓋部材20の鍔部24に形成された挿通孔24aに挿通される棒部材31を備えている。したがって、真空チャンバー10内の圧力が所定圧力以上になり蓋部材20が持ち上げられて開口10bが開放されるとき、蓋部材20は棒部材31にガイドされて上方にスライドする。そして、放圧が完了すると、蓋部材20は棒部材31によりガイドされながら自重により下方にスライドし、開口10bを再度封鎖する。
また、第1実施形態の放圧装置1では、支持機構30の棒部材31は4本設けられている。4本の棒部材31がそれぞれ挿通される4つの挿通孔24aは、突出方向から見て蓋部材20の中心Oを通り且つ突出方向と直交する2本の仮想直線L1、L2上であって、中心Oを挟んだ両側にそれぞれ配置されている。したがって、4本の棒部材31により、蓋部材20が上下に移動する際に傾いて途中で止まってしまうのを抑制できる。また、4本の棒部材31で蓋部材20をガイドするので、開口10bと蓋部材20との水平面内における位置関係が、蓋部材20の上下移動によってずれるのを抑制できる。よって、蓋部材20が再度封鎖状態となったとき、開口10bを確実に再度気密できる。
加えて、第1実施形態の放圧装置1では、支持機構30は、挿通孔24aに棒部材31が挿通された状態で上方にスライドする蓋部材20を所定の高さ位置で止めるストッパー31aを備えている。したがって、蓋部材20が棒部材31の上端から抜けるのを防ぐことができる。
さらに、第1実施形態の放圧装置1では、ストッパー31aは棒部材31に設けられている。したがって、支持機構30の構成を簡素化できる。
加えて、第1実施形態の放圧装置1では、鍔部24の挿通孔24aが形成された部分の上面にガイド部材25が取り付けられており、棒部材31は、挿通孔24aとガイド部材25の内部とに挿通されている。したがって、ガイド部材25により蓋部材20が上下に移動する際に傾くのを確実に抑制できる。
さらに、第1実施形態の放圧装置1は、蓋部材20を下向けに押し付ける押圧シリンダ40を備えている。したがって、蓋部材20が開放状態から封鎖状態に戻るときに押圧シリンダ40で蓋部材20を押圧することで、確実に封鎖状態とすることができる。
[第2実施形態]
次に、図5を参照しつつ、第2実施形態にかかる放圧装置について説明する。
本実施形態にかかる放圧装置101は、蓋部材120の支持機構の構成が第1実施形態の支持機構30と主に異なっている。蓋部材120の構成は、挿通孔24aが形成されていない点を除いて第1実施形態の蓋部材20の構成と同様である。その他の点については、第1実施形態の構成とほぼ同様であるため、詳細な説明は省略する。
図5(a)、(b)に示すように、放圧装置101の蓋部材120は、ヒンジ130により真空チャンバー10に対して取り付けられている。より詳細には、ヒンジ130は、真空チャンバー10のフランジ15bと蓋部材120の鍔部124とを繋いでいる。ヒンジ130は、蓋部材120が開口10bを封鎖する封鎖状態(図5(a)参照)と、開口10bを開放する開放状態(図5(b)参照)とを取り得るように、蓋部材120を真空チャンバー10に対して移動可能に支持する。
放圧装置101においては、蓋部材120が封鎖状態からヒンジ130が取り付けされている部分を中心に90度回動するまでの移動軌跡中に、ストッパー131が配置されている。ストッパー131は、上面視で蓋部材120の中心に対してヒンジ130が取り付けられている側とは反対側に位置している。図5(b)に示すように、蓋部材120が回動するとき、上面視で封鎖状態の蓋部材120の鍔部124におけるヒンジ130が取り付けられる部分と突出部121を挟んで反対側の部分が、ストッパー131に当接する。ストッパー131により、蓋部材120が90度以上回動することがないようになっている。
放圧装置101には、第1実施形態の押圧シリンダ40と同様に水平方向に移動可能な押圧シリンダ140が1つ設けられている。押圧シリンダ140は、上面視で封鎖状態の蓋部材120の鍔部124におけるヒンジ130が取り付けられる部分と突出部121を挟んで反対側の部分と対向する対向位置と、蓋部材120と対向しない退避位置とを取り得る。押圧シリンダ140は、対向位置にあるときに蓋部材120の鍔部124を下向けに押し付けることができる。
以上のように、第2実施形態の放圧装置101では、蓋部材120が開口10bを封鎖する封鎖状態と、開口10bを開放する開放状態とを取り得るように、蓋部材120を真空チャンバー10に対して移動可能に支持する支持機構は、ヒンジ130である。したがって、真空チャンバー10内の圧力が所定圧力以上となると、ヒンジ130が取り付けられている部分を中心に蓋部材120が上方に回動して開口10bが開放される。そして、放圧が完了すると、蓋部材120は自重により下方に回動して開口10bを再度封鎖する。よって、第1実施形態と同様に、放圧装置101を繰り返し使用することができる。
また、第2実施形態の放圧装置101では、ストッパー131により、蓋部材120が90度以上回動するのを防ぐことができる。よって、一度開放状態となった蓋部材が、確実に再度封鎖状態に戻る。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の第1及び第2実施形態においては、蓋部材20、120の突出部21、121が、2つの曲面22a、22bからなる湾曲部分22を含んでおり、2つの曲面22a、22bの互いの境界における接平面P2が共通している場合について説明したが、突出部21、121の形状はこれに限定されるものではない。
すなわち、図6に示すように、第1実施形態の第1変形例にかかる蓋部材220の突出部221は、湾曲部分222が曲率半径r3の1つの曲面からなる半球状である。湾曲部分222と鍔部224との間には、筒状部分223が配置されている。湾曲部分222を半球状とすることで、蓋部材220の強度をさらに高めることができる。
また、図7に示すように、第1実施形態の第2変形例にかかる蓋部材320の突出部321は、曲率半径r4の1つの曲面からなる湾曲部分322a、封鎖状態で水平となる平板状の平板部分322b、及び鍔部324に連なる筒状部分323を有している。湾曲部分322aは、平板部分322bと筒状部分323との間に配置されている。平板部分322bを設けることで、突出部321の高さを比較的低くすることができるので、省スペース化を図ることができる。
つまり、上述の第1変形例及び第2変形例のように、湾曲部分は1つ曲面からなるものであってもよい。また、湾曲部分は、3つ以上の曲面からなるものであってもよい。
さらに、図8に示すように、第1実施形態の第3変形例にかかる蓋部材420の突出部421に含まれる湾曲部分422は、曲率半径r5の曲面422aと曲率半径r6の曲面422bとからなる。湾曲部分422と鍔部424との間には、筒状部分423が配置されている。図8に示すように、2つの曲面422a、422bの境界における曲面422aの接平面P3と、曲面422bの接平面P4とは共通していない。
加えて、上述の第1及び第2実施形態においては、2つの曲面22a、22bがいずれも封鎖状態において平面P1に対して上方に膨らむように湾曲している場合について説明したが、曲面の湾曲方向はこれには限定されない。すなわち、湾曲部分22を構成する一又は複数の曲面は封鎖状態において平面P1に対して下方に膨らむように湾曲していてもよい。だたし、湾曲部分を構成する複数の曲面の湾曲方向は同じ(上方又は下方)である方が望ましい。
また、上述の第1及び第2実施形態においては、蓋部材20、120の突出部21、121は、突出方向から見て円形である場合について説明したが、これには限定されない。突出方向から見た突出部21、121の形状は、楕円形状であってもよいし、多角形であってもよい。
さらに、上述の第1及び第2実施形態においては、突出部21、121が、湾曲部分22と鍔部24、124との間にあって封鎖状態において鉛直方向に延在した筒状部分23を有している場合について説明したが、筒状部分23はなくてもよい。また、筒状部分23は鉛直方向に限らず、斜め上方向や斜め下方向に延在するものであってもよい。
加えて、上述の第1及び第2実施形態においては、蓋部材20、120の移動を止めるストッパー31a、131を備えている場合について説明したが、ストッパー31a、131はなくてもよい。また、第1実施形態において、ストッパー31aが棒部材31に設けられている場合について説明したが、棒部材31とは別にストッパー31aが設けられていてもよい。第2実施形態において、ストッパー131は上面視で蓋部材120の中心に対してヒンジ130が取り付けられている側とは反対側に設けられている場合について説明したが、ヒンジ130がある側にストッパー131が設けられていてもよいし、蓋部材120が開きすぎないようにできる位置であれば、他の位置にストッパー131が設けられていてもよい。
さらに、上述の第1及び第2実施形態においては、蓋部材20、120を下向けに押し付ける押圧シリンダ40、140を備えている場合について説明したが、押圧シリンダ40、140はなくてもよい。また、第1実施形態において、蓋部材20における押圧シリンダ40に押し付けられる部分が、突出方向から見て蓋部材20の中心Oを通り且つ突出方向と直交する仮想直線L3上において中心Oを挟んだ両側である場合について説明した。また、第2実施形態において、蓋部材120における押圧シリンダ140に押し付けられる部分が、上面視で封鎖状態の蓋部材120におけるヒンジ130が取り付けられる部分と突出部121を挟んで反対側の部分である場合について説明した。しかしながら、押圧シリンダ40、140に押し付けられる部分はこれに限定されるものではなく、蓋部材20、120上の任意の位置に設定することができる。また、押圧シリンダ40、140の個数も任意に決めることができる。
加えて、上述の第1実施形態においては、支持機構30の棒部材31は4本設けられている。そして、4本の棒部材31がそれぞれ挿通される4つの挿通孔24aは、突出方向から見て蓋部材20の中心Oを通り且つ突出方向と直交する2本の仮想直線L1、L2上であって、中心Oを挟んだ両側にそれぞれ配置されている場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、棒部材31は、少なくとも1本設けられていればよいし、5本以上設けられていてもよい。さらに、棒部材31が挿通される挿通孔24aの位置も上述のものに限定されず、任意の位置に設けることができる。
加えて、本発明の適用は、環境試験装置100に限定されるものではなく、真空ポンプ2により内部空間が減圧される真空チャンバー10に備えられるものであれば、液晶等の製造装置や真空乾燥装置等に適用することができる。
本発明を利用すれば、内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる繰り返し使用可能な放圧装置を提供できる。
1、101 放圧装置
2 真空ポンプ(減圧手段)
10 真空チャンバー
10b 開口
20、120 蓋部材
21、121 突出部
22 湾曲部分
22a、22b 曲面
23 筒状部分
24、124 鍔部
24a 挿通孔
25 筒状部材
30 支持機構
31 棒部材
31a、131 ストッパー
40、140 押圧シリンダ(押圧機構)
130 ヒンジ(支持機構)

Claims (13)

  1. 内部空間を減圧するための減圧手段を備えた真空チャンバーに備えられる放圧装置であって、
    前記真空チャンバーの前記内部空間を前記真空チャンバーの上方の空間と連通させる開口に配置される蓋部材と、
    前記蓋部材が前記開口を封鎖する封鎖状態と前記開口を開放する開放状態とを取り得るように、前記蓋部材を前記真空チャンバーに対して移動可能に支持する支持機構とを備え、
    前記蓋部材が、
    前記封鎖状態において一平面に対して上方又は下方に位置する突出部であって、一の曲面、又は、複数の曲面からなる湾曲部分を含む突出部と、
    前記突出部の縁と連なり且つ前記一平面内に延在する鍔部とを有していることを特徴とする放圧装置。
  2. 前記突出部は、その突出方向から見て円形又は楕円形であること特徴とする請求項1に記載の放圧装置。
  3. 前記突出部が、前記湾曲部分と前記鍔部との間にあって前記封鎖状態において上下方向に延在した筒状部分をさらに含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の放圧装置。
  4. 前記湾曲部分が前記複数の曲面からなり、隣接する2つの前記曲面の互いの境界における接平面が共通していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放圧装置。
  5. 前記湾曲部分が前記一の曲面からなる半球状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放圧装置。
  6. 前記支持機構は、
    鉛直方向に延びており、且つ、前記鍔部に形成された挿通孔に挿通される棒部材を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放圧装置。
  7. 前記棒部材は、少なくとも2本設けられており、
    少なくとも2本の前記棒部材が挿通される前記挿通孔は、前記突出方向から見て前記蓋部材の中心を通り且つ前記突出方向に直交する仮想直線上であって、前記中心を挟んだ両側にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項6に記載の放圧装置。
  8. 前記挿通孔に前記棒部材が挿通された状態で上方にスライドする前記蓋部材を所定の高さ位置で止めるストッパーをさらに備えていることを特徴とする請求項6又は7に記載の放圧装置。
  9. 前記ストッパーは、前記棒部材に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の放圧装置。
  10. 前記鍔部の上面及び下面の少なくともいずれか一方に取り付けられた筒状のガイド部材をさらに備えており、
    前記棒部材は、前記鍔部の前記挿通孔及び前記ガイド部材内に挿通されることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の放圧装置。
  11. 前記支持機構は、前記真空チャンバーに対して前記蓋部材を取り付けるヒンジであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放圧装置。
  12. 前記蓋部材が前記封鎖状態から前記ヒンジが取り付けられている部分を中心に90度回動するまでの移動軌跡中に配置されたストッパーをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の放圧装置。
  13. 前記蓋部材を下向きに押し付ける押圧機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の放圧装置。
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