JP2021092560A - 試験槽及び試料をテストする方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】危険な試料に対してテストを実行するにあたり、共に安全を確保する試験槽及び試料をテストする方法。【解決手段】本発明は、試験槽10の断熱された試験空間11内で試料12をテストする方法であって、試験空間は、周囲環境26に対して封止されており、試験槽は、試験空間の温度を制御する温度制御装置、及び試験空間の壁20に形成された開口21に配置された振動装置15を備え、試料は、試験空間内において、振動装置のバイブレータ14に配置され、試料の機械的振動及び試験空間の温度変化は、所定の試験シーケンスに従って試験時間セグメント内で実現され、壁及び振動装置の間に形成されたギャップは、試験槽の可撓性膜23によって封止され、試験槽のバルクヘッド24は、壁及び振動装置を接続し、バルクヘッドは、膜に比べて耐圧性及び/又は耐火性を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、試験槽、及び試験槽、空気調和を行う気候室を用いて試料をテストする方法に関し、試験槽は、試料を収納する、周囲環境に対して封止され得る断熱された試験空間、及び前記試験空間の温度を制御する温度制御装置を備え、試験槽は、試験空間の壁に形成された開口に配置された振動装置を備え、試料は、試験空間内で振動装置のバイブレータ上に配置され、試料の機械的振動及び試験空間内の温度変化は、所定の試験シーケンスに従って試験時間セグメント内で実現され、壁及び振動装置の間に形成されたギャップは、試験槽の可撓性膜によって封止されている。
試験槽は、対象物、特に装置の物理的及び/又は化学的特性をテストするのによく使われる。その結果、−70℃から+180℃に至る範囲の温度に設定可能な温度試験コンソール又は環境試験コンソールが知られている。環境試験コンソールについては、装置及び/又は試料が所定の期間にわたって曝される所望の環境条件が設定に追加され得る。そのような試験槽は、建物とは要求される電源線でだけ接続され、温度及び環境を制御するために要求される全ての要素を含む移動可能な装置として実現され得る。テストされるべき試料を受け入れる試験空間の温度は、試験空間内の空気循環ダクトにおいてふつうは制御される。この空気循環ダクトにおいては、空気循環ダクト及び/又は試験空間を流れる空気を加熱又は冷却するために、1つ以上の熱交換器が配置される。この状況において、ファン又は換気装置は、試験空間中の空気を引いて、それを空気循環ダクトでそれぞれの熱交換器へ伝える。試料の温度は、このようにして制御され得て、又は試料は、規定された温度変化に曝され得る。試験間隔の間、温度は、試験槽の最大温度及び最低温度の間でふらつき得る。DE 10 2016 204 378 A1は、例えばそのような試験槽を開示している。
さらに、異なる温度及び機械的ストレスにおける要素強度又は装置の振る舞いを試験するために、所定の試験シーケンスの過程で、装置又は試料を振動させることが知られている。その上に試料を配置する振動ヘッド又はバイブレータを有する振動装置又はシェイカーは、このためにふつう用いられる。振動装置全体を試験空間に配置しなければいけなくなるのを避けるために、及びそれが温度変化に曝露させなければならなくなることを避けるために、少なくともバイブレータが試験空間に挿入される開口が、おおまかにはランダムな壁(generally random wall)、例えば試験空間の床、天井、又は側壁に形成される。試験空間からの空気が、試験空間の周囲からの空気と混ざることを防ぐために、バイブレータ又は振動装置は、壁と振動装置との間に形成されるギャップが可撓性膜によって塞がれるように、試験空間にある可撓性膜によって封止される。可撓性膜は、気体に対して少なくとも部分的に又は完全に不透過性を有するように実現され得て、バイブレータが壁又は試験空間に対して動き得るようにし得る。試験空間からの空気が周囲からの空気と混じることは可能ではないので、温度変化、及び、例えば空気の相対湿度の変化は、壁にある開口、及び試験シーケンスの過程での振動装置の使用にもかかわらず、大きな損失なく、起こり得ない。
しかし試験されるべき試料に依存して、試料は、試験空間において破壊され得る。リチウムイオン電池又は蓄電池のようなエネルギー貯蔵装置は、発火し得て又は爆発さえし得て、これは典型的には有毒な気体を漏らすこともある。試料がそのように破壊されると、振動の分離のために及び試験空間及び振動装置を封止するために一般的には要求される可撓性膜も容易に破壊され得て、よって試験槽及び試験槽のすぐそばに位置するシステムの操作者も危険にさらすことになる。
よって本発明の目的は、危険な試料に対してテストを実行するにあたり、共に安全を確保する試験槽及び試料をテストする方法を提案することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する試験槽及び請求項16の特徴を有する方法によって実現される。
本発明による試験槽、特に空気調和を行うための気候室は、試料を収納するための、周囲環境に対して封止されている、断熱された試験空間と、前記試験空間の温度を制御するための温度制御装置とを備え、前記試験槽は、前記試験空間の壁に形成された開口に配置された振動装置を備え、試料は、前記試験空間内で、前記振動装置のバイブレータ上に配置され、前記試料の機械的振動及び前記試験空間の温度変化が、所定の試験シーケンスに従って、試験時間セグメント内で実現され、前記壁及び前記振動装置の間に形成されたギャップは、前記試験槽の可撓性膜によって封止され、前記試験槽のバルクヘッドは、前記壁及び前記振動装置を接続し、前記バルクヘッドは、前記膜と比べて耐圧性及び/又は耐火性を有する。
この場合、所定のテストシーケンスは、意図された試験時間セグメントについての試験条件の仕様である。試験条件は、少なくとも、所定の周波数及び/又は振幅における機械的振動及び規定の温度である。試験時間セグメント内で、ある温度レベルから他の温度レベルへの温度変化及び/又は一定の期間にわたる一定温度の維持が意図され得る。
少なくとも部分的に又は完全に気体を透過しないように壁及び振動装置の間のギャップを封止する膜の他に、本発明によれば、壁及び振動装置の間のギャップは、さらにバルクヘッドによってさらに塞がれる。このバルクヘッドは、試験空間内の例えば爆発又は火災の場合に膜が破壊され、毒性ガス、炎、圧力波、破片、又はそれらの類似物がギャップを通って漏れないようにするために、耐圧性及び/又は耐火性を有する。バルクヘッドは、壁が機械的に振動装置から分離されるように、おおまかには実現され、特に振動装置の振動が試験空間の壁に伝達されないようにする。そうしないと、これは、例えば、温度制御装置又は試験空間を囲む壁に損傷を与えるおそれがある。
特に、膜は、壁及びバイブレータの間のギャップを塞ぐように意図され得る。この場合、試験空間内にあるのはバイブレータだけであり、よって、振動装置の残りは、試験空間内の温度変化のような試験条件に曝露されることはない。
バルクヘッドは、壁及び振動装置のハウジングの間のギャップ、又は壁及びバイブレータの間のギャップを塞ぎ得る。バイブレータは、ハウジングに対してある周波数/振幅における振動を発生し得るようにハウジング内に搭載され得る。ハウジングは、ギャップがハウジング及び壁の間に形成されるように例えば開口に配置されてもよい。この場合、壁及びバイブレータの間のギャップはより広くなり得て、壁及びハウジングの間のギャップは、比較的、狭くなり得る。代替として、バルクヘッドは、壁及びバイブレータの間のギャップを、又は壁又はハウジングの間のギャップを塞ぎ得て、この位置におけるギャップを閉鎖する。
バルクヘッドは、膜に比べて耐薬品性が高くあり得る。爆発の場合又は例えば化学物質がリチウムイオン電池から漏洩した場合、それらは可撓性膜を破壊し得るので、その結果、周囲環境に漏れ出し得る。これは、例えば酸、アルカリ、又は他の反応性化学物質に耐性のあるバルクヘッドによって防止され得る。
第1実施形態によれば、バルクヘッドは、追加の膜によって実現され得て、追加の膜は、可撓性膜を試験空間から遮蔽する。この追加の膜は、既に用いられている膜に追加して、バルクヘッドとして用いられ得る。この追加の膜は、既にある膜を覆うことによって、それを試験空間からの劣化させる影響から保護できるという点で重要である。追加の膜は、例えば壁及びバイブレータの間のギャップを塞ぎ得て、元々ある膜とは異なる材料でできていてもよい。代替として、追加の膜が試験空間の外側に配置されるように、膜が、試験空間から追加の膜を保護するよう覆い得る。
バルクヘッドは、第2可撓性膜を有し得て、第2可撓性膜は、追加の膜を周囲環境から遮蔽する。この場合、追加の膜は、2つの可撓性膜によって囲まれることによって、追加の膜は、試験空間からのいかなる劣化させるような環境の影響、例えば空気の湿度に曝露されない。
さらなる実施形態によれば、バルクヘッドは、ラビリンスシールによって実現され得て、このラビリンスシールのフィンは、振動装置及び壁の相対的な移動が許容されるように実現され得る。このラビリンスシールは、例えば金属でできていてもよく、平行なフィンの間の空間で噛み合う対向するフィンを有する。このフィンは、ギャップに沿って又は振幅つまり振動する動きの向きに配置され得ることによって、互いに対するフィンの動きが可能であり、よって振動装置又はバイブレータの壁に対する動きを可能にする。同時に、試験槽内で起こる圧力波は、試験槽から実質的に漏出できず、つまりギャップを通過できない。試験槽から圧力を逃すために、圧力逃しフラップ、圧力膜、又は破裂板のような他の安全装置が試験空間内に設けられ得る。
さらなる優位な実施形態によれば、バルクヘッドは、プロファイルシールによって実現され得て、プロファイルシールの封止要素は、振動装置及び壁の相対移動が許容されるように実現され、封止要素は、試験空間における圧力が予期しないように増加する時、封止接触(sealing contact)を確立する。プロファイルシールは、壁に及び振動装置のハウジングに又はバイブレータに配置され得て、その場合、試験空間内で圧力が予期しないように増加するか又は爆発が起こる時、それぞれのプロファイルシールの封止要素は、互いに接触するだけである。封止要素は、開口を有する壁又は試験空間を振動装置に下げることによって、又は振動装置を壁に向かう向きに移動することによって、一緒に導かれ得る。この移動は、試験空間における圧力増加のために自動的に実行され得る。さらに、圧力増加が検出された時にセンサによって駆動され得る電気又は油圧のアクチュエータが提供され得る。
バルクヘッドがスライディングシールによって実現されるとき、スライディングシールの封止要素は、振動装置及び壁の相対移動が許容され得るように実現されることも優位性をもつ。スライディングシールの封止要素は、ギャップが大きく減少され、原則としては全体的に閉鎖されるように、バイブレータの側壁、又は振動装置のハウジングの側壁に押し当てられ得る。封止要素は、例えばゴム又は他の耐火性材料で構成され得る。
さらなる有利な実施形態によれば、バルクヘッドは、金属でできたスリーブを有するように実現され得る。スリーブは、スリーブの柔軟な動きを可能にする幾何学的形状を有し得る。例えば、スリーブは、振動装置及び壁の相対的な動きが可能であり続けるように、蛇腹のように形成され、又は比較的薄い金属板で形成され得る。
スリーブは、壁及び/又は振動装置に動かないように搭載され得る。スリーブは、例えばネジによって壁及び振動装置に搭載され得て、ギャップを塞ぐ。スリーブは、複数の部品から実現され得て、ばね鋼又は比較的柔らかい金属から形成され得る。
有利には、バルクヘッドは、振動装置のハウジングとして実現され得る。例えば、スリーブは、振動装置のハウジングがバルクヘッド又はスリーブによって実質的に囲まれるように、振動装置に沿って十分に遠くまで延び得る。この場合、バルクヘッドは、例えば部分ごとに、スリーブを有するように形成され、振動装置を完全に囲む又は封鎖し得る。振動装置は、建物の床に配置され得て、この場合、バルクヘッドも床に、又は床に沿って振動装置よりも下に導かれ得る。このハウジングは、特に簡単なやり方では金属で形成され得る。
さらに、バルクヘッドは、ギャップに配置された断熱層を備え得る。断熱層は、例えば、不燃性断熱材料又は発泡不燃性プラスチック材料又はロックウールで形成され得る。特にロックウールを使用すると、バルクヘッドの耐火性が改良される。断熱層は、バルクヘッドにおそらく設けられているであろう封止を、試験空間から遮蔽するように配置され得て、封止は高温から保護される。断熱層は、壁上の金属板の間に、振動装置上に、又は壁及び振動装置の間に直接に配置され得る。試験空間からの湿度が断熱層に透過できないように、断熱層が膜によって覆われるのは優位性がある。
試験槽は、試験空間の温度を制御する温度制御装置を有し、この場合、温度制御装置によって、−70℃から+180℃の範囲の温度、好ましくは−80℃から+200℃の範囲の温度が試験空間内で発生され得る。この場合、温度制御装置は、冷媒、前記試験空間に配置された熱交換器、圧縮機、コンデンサ、及び膨張手段を有する冷却回路を有する冷却装置を有し得る。この場合、温度制御装置は、ヒーター及びさらなる熱交換器を有する加熱装置を有し得る。加熱装置は、例えば電気抵抗ヒーターであり得て、これは、試験空間内の温度上昇がさらなる熱交換器を介して達成できるように試験空間を加熱する。この場合、冷却装置は、試験空間内の空気を冷却する熱交換器を備える。熱交換器は、冷却回路を介して冷却される。
試験槽は、試験空間内の空気温度、空気相対湿度、腐食雰囲気、及び/又は要素強度を制御及び/又は調節することによって、物理的試験条件を設定する制御装置を有し得る。例えば、制御装置は、試験空間内で循環する空気を冷却又は加熱することが可能になるように、かつ試験シーケンスについて意図された温度範囲の空気温度を試験空間内に発生するように、試験槽の温度制御装置の加熱装置及び冷却装置を制御し得る。試験槽の設計に依存して、制御装置は、試験空間内に腐食雰囲気も形成し得て、振動装置を制御するのに使用され得る。この場合、制御装置は、試料の要素強度をテストするのにも用いられ得る。同時に、試験槽の温度制御装置及び振動装置を、別個の制御装置によって独立して制御することも可能である。
本発明による試験槽、特に空気調和を行うための気候室の断熱された試験空間内で試料をテストする方法において、前記試験空間は、周囲環境に対して封止されており、前記試料を有する前記試験空間の温度は、前記試験槽の温度制御装置によって制御され、前記試料は、前記試験空間内において、前記試験槽の振動装置のバイブレータに配置され、前記試料の機械的振動及び前記試験空間の温度変化は、所定の試験シーケンスに従って試験時間セグメント内で実現され、前記振動装置は、前記試験空間の壁に形成された開口に配置され、ギャップが前記壁及び前記振動装置の間に形成され、前記ギャップは、前記試験槽の可撓性膜によって封止され、前記壁及び前記振動装置は、前記試験槽のバルクヘッドに接続され、前記バルクヘッドは、前記膜に比べて耐圧性及び/又は耐火性を有する。本発明による試験槽の優位性の記載が、本発明による方法の優位性についてのさらなる詳細のために参照される。
電池又は蓄電池、好ましくはリチウムイオン蓄電池が試料として用いられ得る。この使用は、試験槽が、膜に比べて耐圧力性及び/又は耐火性を有するバルクヘッドを有するので可能になる。
前記試料は、前記試験空間内で動作され得て、少なくとも1つの物理的試験条件に曝露され得る。例えば、試料として採用される蓄電池は、高温に曝露され、同時に充電され得る。
本方法のさらなる優位性のある実施形態は、装置クレーム1を参照する従属クレームの特徴の記載から明らかである。
以下に本発明の好ましい実施形態が添付の図面を参照して、より詳細に記載される。
バルクヘッドの第1実施形態を有する概略断面図である。
バルクヘッドの第2実施形態の断面図である。
バルクヘッドの第3実施形態の断面図である。
バルクヘッドの第4実施形態の断面図である。
図1は、試料12が配置される試験空間11を有する試験槽10の概略断面図を示す。試料12は、蓄電池又はバッテリであり得て、試験空間11内で規定の温度変化に曝露され得る。試料12は、規定の周波数及び振幅の振動に試料12が曝露され得るように、振動装置15のバイブレータ14の接触表面13に動かないように配置される。振動装置15は、バイブレータ14が矢印17の向きに対して移動可能であるハウジング16をさらに備える。振動装置15は、振動のクッションになるようにハウジング16が搭載される基台18をさらに備える。
試験空間11は、断熱壁19,20、開口21によって形成され、振動装置15は、壁20に形成されている開口21を通して、試験空間11内に突出する。壁20及び振動装置15の間のギャップ22は、気体に対して部分的に又は完全に不透過であり、壁20及びバイブレータ14の間のギャップ22を塞ぐ可撓性膜23によって封止される。
さらに、壁20及び振動装置15を接続するバルクヘッド24が試験槽10に提供される。バルクヘッド24は、膜23に比べて耐圧力性及び/又は耐火性を有する。図1の実施形態は、金属で作られて、壁20及びハウジング16に動かないように搭載されているスリーブ25としてバルクヘッド24を示している。この場合、スリーブ25は、ハウジング16の起こり得る振動が壁20に大きくは伝達されないように、十分な可撓性を有する。
試料12が試験シーケンスの間に破壊されるとき、例えば、火、爆発、又は気体又は化学物質の漏洩が試験空間11内で起こることがある。もし膜23がそのような事象において破壊されると、試験槽10の周囲26は、比較的、耐圧力性及び/又は耐火性を有するバルクヘッド24によって保護されるよう遮蔽され得る。
図2は、試験空間29の壁28が、開口30及び試験空間29内に突出している振動装置31も有する試験槽27の断面図を示す。ギャップ32においては、壁28及び振動装置31の間に形成されるギャップ32において、可撓性膜33は、ギャップ32又は試験空間29を封止するよう設けられる。膜33は、振動装置31のバイブレータ34と、壁28に設けられ、そこから連続している金属シート35とを結合する。ギャップ32において、バルクヘッド36は、ラビリンスシール37として実現される。ラビリンスシール37は、互いに噛み合い、振動装置31が壁28から機械的に分離されるように、バイブレータ34の動きの向きに配置されているフィン38を有する。同時に、このように実現されたバルクヘッド36は、膜33に比べて、耐圧性及び/又は耐火性を有する。さらに、不燃断熱材料でできた、バルクヘッド36を高温から遮蔽する断熱層39がギャップ32に配置される。
図3は、図2の試験槽と比べて、可撓性を有し、気体に対して少なくとも部分的に又は完全に不透過性を有し、バルクヘッド43を形成する、追加の膜42によって覆われている膜41を持つ試験槽40の第3実施形態を示す。膜41と比べて、追加の膜42は、耐圧性及び/又は耐火性を有し、試験空間44から膜41を覆う。さらに、バルクヘッド43は、第2可撓性膜45も有する。第2膜45は、試験槽40の壁46に搭載され、封止部材の形態で、振動装置49のハウジング48の横表面47と接触している。
図4は、図2の試験槽と比べて、可撓性を有し、気体に対して少なくとも部分的に又は完全に不透過性を有するように実現された膜51を持つ、試験槽50の第4実施形態を示す。壁52及び振動装置53の間にこのようにして形成されたギャップ54において、ギャップ54又は試験空間55を封止するために、金属板でできたスリーブ56が設けられている。スリーブ56は、振動装置53のバイブレータ57まで膜51を覆う。スリーブ56は、剛性を持つように、及び起こり得る振動がスリーブ56に大きくは伝達されないように振動装置53から十分に離れて、形成される。
Claims (18)
- 試験槽(10,27,40,50)、特に空気調和を行うための気候室であって、
試料(12)を収納するための、周囲環境(26)に対して封止されている、断熱された試験空間(11,29,44,55)と、前記試験空間の温度を制御するための温度制御装置と
を備え、
前記試験槽は、前記試験空間の壁(20,28,46,52)に形成された開口(21,30)に配置された振動装置(15,31,49,53)を備え、
試料は、前記試験空間内で、前記振動装置のバイブレータ(14,34,57)上に配置され、
前記試料の機械的振動及び前記試験空間の温度変化が、所定の試験シーケンスに従って、試験時間セグメント内で実現され、
前記壁及び前記振動装置の間に形成されたギャップ(22,32,54)は、前記試験槽の可撓性膜(23,33,41,51)によって封止され、
前記試験槽のバルクヘッド(24,36,43)は、前記壁及び前記振動装置を接続し、前記バルクヘッドは、前記膜と比べて耐圧性及び/又は耐火性を有する
試験槽。 - 前記可撓性膜(23,33,41,51)は、前記壁(20,28,46,52)及び前記バイブレータ(14,34,57)の間の前記ギャップ(22,32,54)を塞ぐ
請求項1に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(24,36,43)は、前記壁(20,28,46)及び前記振動装置(15,31,49)のハウジング(16,48)の間の前記ギャップ(22,32)、又は前記壁及び前記バイブレータ(14,34)の間のギャップを塞ぐ
請求項1又は2に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(24,36,43)は、前記可撓性膜(23,33,41,51)に比べて耐薬品性を有する
請求項1−3のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(43)は、追加の膜(42)によって実現され、前記追加の膜は、前記可撓性膜(41)を前記試験空間から遮蔽する
請求項1−4のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(43)は、第2可撓性膜(45)を有し、前記第2可撓性膜は、前記追加の膜(42)を前記周囲環境(26)から遮蔽する
請求項5に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(36)は、ラビリンスシール(37)によって実現され、前記ラビリンスシールのフィン(38)は、前記振動装置(31)及び前記壁(28)の相対的な移動が許容されるように実現されている
請求項1−4のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッドは、プロファイルシールによって実現され、前記プロファイルシールの封止要素は、前記振動装置(15,31,49,53)及び前記壁(20,28,46,52)の相対移動が許容されるように実現され、前記封止要素は、前記試験空間における圧力が予期しないように増加する時、封止接触を確立する
請求項1−4のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッドは、スライディングシールによって実現され、前記スライディングシールの封止要素は、前記振動装置(15,31,49,53)及び前記壁(20,28,46,52)の相対移動が許容されるように実現される
請求項1−4のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(24)は、金属でできたスリーブ(25,26)を有するように実現される
請求項1−4のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記スリーブ(25,26)は、前記壁(20,52)及び/又は前記振動装置(15,53)に動かないように搭載される
請求項10に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッドは、前記振動装置のハウジングとして実現される
請求項10又は11に記載の試験槽。 - 前記バルクヘッド(24,36,43)は、前記ギャップ(22,32,54)に配置された断熱層(39)を備える
請求項1−12のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記試験槽(10,27,40,50)は、前記試験空間(11,29,44,55)の温度を制御する温度制御装置を有し、
前記温度制御装置によって、−70℃から+180℃の範囲の温度、好ましくは−80℃から+200℃の範囲の温度が前記試験空間内で発生され、前記温度制御装置は、冷媒、前記試験空間に配置された熱交換器、圧縮機、コンデンサ、及び膨張手段を有する冷却回路を有する冷却装置を有し、
前記温度制御装置は、ヒーター及びさらなる熱交換器を有する加熱装置を有する
請求項1−13のいずれか1項に記載の試験槽。 - 前記試験槽(10,27,40,50)は、前記試験空間(11,29,44,55)内の空気温度、空気相対湿度、腐食雰囲気、及び/又は要素強度を制御及び/又は調節することによって、物理的試験条件を設定する制御装置を有する
請求項1−14のいずれか1項に記載の試験槽。 - 試験槽(10,27,40,50)、特に空気調和を行うための気候室の断熱された試験空間(11,29,44,55)内で試料(12)をテストする方法であって、前記試験空間は、周囲環境(26)に対して封止されており、前記試料を有する前記試験空間の温度は、前記試験槽の温度制御装置によって制御され、前記試料は、前記試験空間内において、前記試験槽の振動装置(15,31,49,53)のバイブレータ(14,34,57)に配置され、前記試料の機械的振動及び前記試験空間の温度変化は、所定の試験シーケンスに従って試験時間セグメント内で実現され、
前記振動装置は、前記試験空間の壁(20,28,46,52)に形成された開口(21,30)に配置され、ギャップ(22,32,54)が前記壁及び前記振動装置の間に形成され、前記ギャップは、前記試験槽の可撓性膜(23,33,41)によって封止され、
前記壁及び前記振動装置は、前記試験槽のバルクヘッド(24,36,43)に接続され、前記バルクヘッドは、前記膜に比べて耐圧性及び/又は耐火性を有する
方法。 - 電池又は蓄電池、好ましくはリチウムイオン蓄電池が試料(12)として用いられる
請求項16に記載の方法。 - 前記試料(12)は、前記試験空間(11,29,44,55)内で動作され、少なくとも1つの物理的試験条件に曝露される
請求項16又は17に記載の方法。
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