JP2019070399A - 軸連結構造及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

軸連結構造及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】組み立てが容易で、かつ第1及び第2回転部材の回転開始時あるいは回転方向の反転時における異音の発生を抑制可能な軸連結構造及び電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】同心的に配置された第1回転部材と第2回転部材とを連結する軸連結構造は、第1回転部材に固定された第1連結部材6と、第2回転部材に固定された第2連結部材7と、第1連結部材6と第2連結部材との間に介在する弾性体からなる中間部材8とを備える。中間部材8は、第1連結部材6の第1突起64と第2連結部材7の第2突起74との間に圧縮して配置された複数の腕部83を有する。腕部83は、断面形状が矩形状の基部831と、基部831から第1突起64又は第2突起74に向かって膨出する膨出部832とを一体に有し、膨出部832における第1突起64又は第2突起74との接触面の軸方向の接触長さが腕部83の基端部から先端部に向けて連続的に長くなる。【選択図】図6

Description

本発明は、軸方向に並んで同心的に配置された第1回転部材と第2回転部材とを連結する軸連結構造、及びその軸連結構造を備えた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、電動パワーステアリング装置において操舵機構にアシスト力を付与するアシスト機構は、電動モータとウォームギヤ機構とを備え、電動モータの回転軸とウォームギヤ機構のウォームシャフトとが弾性部材を用いた軸連結構造によって連結されている。ウォームシャフトは、電動モータの回転軸に対して弾性連結されており、電動モータの回転方向が反転されるときの衝撃が、弾性部材の弾性変形によって吸収される。これにより、電動モータの回転方向反転時の衝撃がステアリングホイールに伝達されることが抑制され、操舵フィーリングの向上に寄与している。(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の軸連結構造は、電動モータの回転軸に固定された第1部材と、ウォームシャフトに固定された第2部材と、第1部材と第2部材との間に介在するゴム等の弾性体からなる中間部材とを有して構成されている。第1部材には軸方向に突出する複数の連結突起が設けられており、第2部材には第1部材の複数の連結突起の間にそれぞれ配置される複数の第1放射状突起が設けられている。中間部材は、第1部材の複数の連結突起と第2部材の複数の第1放射状突起との間にそれぞれ配置される複数の第2放射状突起を有している。電動モータのトルクは、第1部材の連結突起から中間部材の第2放射状突起を介して第2部材の第1放射状突起に伝達され、さらに第2部材からウォームシャフトに伝達される。
特開2017−36767号公報
この特許文献1に記載の軸連結構造において、中間部材の第2放射状突起と、第1部材の連結突起又は第2部材の第1放射状突起との間に隙間があると、電動モータの回転開始時あるいは回転方向の反転時にこの隙間が詰まり、特に弾性体が硬くなる低温時において異音(第2放射状突起の衝突音)が発生してしまう。このため、中間部材の第2放射状突起を連結突起と第1放射状突起との間に圧縮された状態で配置することが必要となる。この組み立て作業は、中間部材を弾性変形させて行うため、作業困難性が高く、製造コスト上昇の要因となっていた。また、この軸連結構造が電動パワーステアリング装置に用いられる場合には、中間部材をハウジングの内部で第1部材又は第2部材に組み合わせなければならず、目視作業が困難であるため、特に作業困難性が高いものとなっていた。
そこで、本発明は、組み立てが容易で、かつ第1及び第2回転部材の回転開始時あるいは回転方向の反転時における異音の発生を抑制可能な軸連結構造及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、軸方向に並んで同心的に配置された第1回転部材と第2回転部材とを連結する軸連結構造であって、前記第1回転部材の端部に固定された第1連結部材と、前記第2回転部材の端部に固定された第2連結部材と、前記第1連結部材と前記第2連結部材との間に介在し、前記第1連結部材及び前記第2連結部材よりも柔らかい材料からなる中間部材とを備え、前記第1連結部材は、前記第1回転部材の回転軸線に平行な軸方向に沿って前記第2連結部材側に向かって延び、かつ当該回転軸線周りの周方向に所定の間隔を有して設けられた複数の第1突起を有し、前記第2連結部材は、前記第2回転部材の回転軸線に平行な軸方向に沿って前記第1連結部材側に向かって延び、前記複数の第1突起の間に配置された複数の第2突起を有し、前記中間部材は、中心部から放射状に延びる複数の腕部を有し、前記腕部が前記第1突起の側面と前記第2突起の側面との間で前記周方向に圧縮されて配置されており、前記腕部は、その延在方向に直交する断面形状が矩形状の基部と、前記基部から前記第1突起又は前記第2突起の前記側面に向かって膨出する膨出部とを一体に有し、前記膨出部における前記第1突起又は前記第2突起の前記側面との接触面の前記軸方向の接触長さが前記腕部の基端部から先端部に向けて連続的に長くなる、軸連結構造を提供する。
また、本発明は、上記の目的を達成するために、ステアリングホイールの操舵に応じて転舵輪を転舵させる操舵機構と、前記操舵機構にアシスト力を付与するアシスト機構とを備え、前記アシスト機構は、電動モータと、前記電動モータの出力回転軸に連結されたウォームシャフト及び前記ウォームシャフトに噛み合うウォームホイールを有するウォームギヤ機構とを備え、前記出力回転軸と前記ウォームシャフトとが請求項1乃至5の何れか1項に記載された軸連結機構によって連結された、電動パワーステアリング装置を提供する。
本発明によれば、第1及び第2回転部材の回転開始時あるいは回転方向の反転時における異音の発生が抑制された軸連結構造及び電動パワーステアリング装置を、容易に組み立てることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の構成例を示す模式図である。 (a)は、アシスト機構の一部をハウジングと共に示す断面図である。(b)は、(a)の一部を拡大して示す拡大図である。 動力伝達継手を周辺の部材と共に示す斜視図である。 (a)及び(b)は、中間部材を示す斜視図である。 中間部材の第2連結部材側の面を第1連結部材及び第2連結部材7の一部の断面と共に示す正面図である。 (a)は、中間部材の一部を拡大して示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施の形態に係る中間部材の一部を示す斜視図である。(b)は(a)に示すC−C線における腕部の先端部の断面形状を、(b)は(a)に示すD−D線における腕部の基端部の断面形状を、それぞれ示す。 (a)は、本発明の第3の実施の形態に係る中間部材の全体を示す斜視図である。(b)は(a)に示すE−E線における腕部の先端部の断面形状を、(b)は(a)に示すF−F線における腕部の基端部の断面形状を、それぞれ示す。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(電動パワーステアリング装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の構成例を示す模式図である。
電動パワーステアリング装置1は、操舵機構10と、操舵機構10に運転者の操舵操作を補助するアシスト力を付与するアシスト機構2と、アシスト機構2を制御するコントローラ20とを有している。
操舵機構10は、運転者が回転操作するステアリングホイール11と、ステアリングホイール11に連結されたステアリングシャフト12と、車両の車幅方向に延在するラックシャフト13とを有して構成され、ステアリングホイール11の操舵操作に応じて左右の転舵輪19を転舵させる。
ステアリングシャフト12は、ステアリングホイール11が一端部に固定されるコラムシャフト121と、ラックシャフト13のラック歯13aに噛み合うピニオン歯123aを有するピニオンシャフト123と、コラムシャフト121とピニオンシャフト123との間に介在する中間シャフト122とを有している。コラムシャフト121と中間シャフト122とは、自在継手124によって連結され、中間シャフト122とピニオンシャフト123とは、自在継手125によって連結されている。
コラムシャフト121は、アッパシャフト121aとロアシャフト121bがトルクセンサ14のトーションバー140によって連結されて構成されている。トルクセンサ14は、運転者がステアリングホイール11に付与する操舵トルクをトーションバー140の捩じれによって検出する。
ラックシャフト13は、筒状のラックハウジング15に軸方向に移動可能に収容されている。ラックシャフト13には、その軸方向に沿って斜歯からなるラック歯13aが形成され、このラック歯13aがピニオンシャフト123のピニオン歯123aに噛み合っている。ラックシャフト13の両端部には、それぞれボールジョイントソケット16が固定され、これらのボールジョイントソケット16に連結されたタイロッド17が、図示しないナックルアームを介して左右の転舵輪19に連結されている。ボールジョイントソケット16の外周側には、蛇腹状のゴムや樹脂等からなるベローズ18が配置されている。
ステアリングホイール11が回転操作されると、ステアリングホイール11にコラムシャフト121及び中間シャフト122を介して連結されたピニオンシャフト123が回転し、ピニオン歯123aとラック歯13aとの噛み合いによってラックシャフト13がその軸方向に直線運動する。このラックシャフト13の直線運動により、タイロッド17を介して左右の転舵輪19が転舵される。
アシスト機構2は、電動モータ3と、電動モータ3の回転を減速する減速機としてのウォームギヤ機構4とを有している。ウォームギヤ機構4は、電動モータ3の出力回転軸に連結されたウォームシャフト41、及びロアシャフト121bと一体に回転するウォームホイール42を有し、図略のハウジング内でウォームシャフト41とウォームホイール42とが互いに噛み合わされている。コントローラ20は、車速及びトルクセンサ14によって検出された操舵トルクに基づいて電動モータ3にモータ電流を供給し、電動モータ3を制御する。
図2(a)は、アシスト機構2の一部をハウジング5と共に示す部分断面図である。図2(b)は、図2(a)の一部を拡大して示す拡大図である。ウォームギヤ機構4は、ハウジング5に収容されており、電動モータ3の本体部30がハウジング5に取り付けられている。電動モータ3の出力回転軸31とウォームシャフト41とは、軸方向に並んで同心的に配置され、本発明の軸連結構造によって具現化された動力伝達継手9により連結されている。出力回転軸31は、本発明の第1回転部材の一態様であり、ウォームシャフト41は、本発明の第2回転部材の一態様である。軸連結構造及び動力伝達継手9の詳細については後述する。
ウォームシャフト41は、電動モータ3側の第1端部411と、電動モータ3とは反対側の第2端部412と、第1端部411と第2端部412との間の歯部413とを一体に有している。第1端部411は、第1軸受51によって支持され、第2端部412は第2軸受52によって支持されている。
ウォームホイール42は、芯金部421と、樹脂からなる歯部422とを有している。歯部422は芯金部421の外周に嵌合固定され、芯金部421と一体に回転する。芯金部421は、その中心部にロアシャフト121bが挿通されており、ロアシャフト121bと一体に回転する。
ウォームシャフト41の回転軸線Oは、ロアシャフト121bの長手方向に対して垂直であり、電動モータ3の出力回転軸31の回転軸線Oと略一致している。電動モータ3のトルクは、出力回転軸31からウォームシャフト41に伝達され、歯部413,422同士の噛み合いにより減速されてウォームホイール42に伝達される。そして、ウォームホイール42からアシスト力としてロアシャフト121bに付与される。
ハウジング5には、第2軸受52を介してウォームシャフト41の第2端部412をウォームホイール42側に弾性的に付勢する付勢機構53が収容されている。ハウジング5において、付勢機構53を組み付けるための開口50は蓋部材54によって閉塞されている。付勢機構53は、軸受座部531a及びばね座部531bを有する軸受ホルダ531と、軸受ホルダ531のばね座部531bとハウジング5側のばね座部5aとの間に圧縮された状態で配置された圧縮コイルばね532とを有している。付勢機構53は、圧縮コイルばね532の復元力により、第1軸受51の中心Cを支点として、ウォームシャフト41の歯部413とウォームホイール42の歯部422との噛み合わせが深くなる方向にウォームシャフト41の第2端部412を付勢する。
軸受ホルダ531は、第2軸受52の外輪521を軸受座部531aにて保持し、ウォームシャフト41の回転軸線Oに直交する方向に沿って進退移動可能にハウジング5に支持されている。軸受座部531aは円筒状であり、ばね座部531bは軸受座部531aの周方向の1箇所から回転軸線Oと平行に突出している。第2軸受52の内輪522は、ウォームシャフト41の第2端部412に外嵌され、内輪522と外輪521との間には複数の球状転動体523が配置されている。
図2(b)に示すように、第1軸受51は、外輪511及び内輪512と、複数の球状転動体513と、外輪511と内輪512との間の軸受内部空間をシールするシール部材514とを有している。ウォームシャフト41の第1端部411は、大径部411aと小径部411bとを有し、内輪512が大径部411aに外嵌されている。外輪511は、ハウジング5の内面に螺合するリング状の止定部材55によって固定されている。
動力伝達継手9は、電動モータ3の出力回転軸31に固定された第1連結部材6と、ウォームシャフト41に固定された第2連結部材7と、第1連結部材6と第2連結部材7との間に介在して配置された中間部材8とを備えている。中間部材8は、第1連結部材6及び第2連結部材7よりも柔らかい材料からなり、本実施の形態では、中間部材8がゴム等の弾性体からなる。この弾性体として、より具体的にはNBR(ニトリルゴム)を好適に用いることができる。中間部材8は、その軸方向に相対移動する上型及び下型を有する金型のキャビティに溶融材料を射出する射出成形によって成形される。
第1連結部材6は、金属環60と樹脂部61とを有し、金属環60が樹脂部61にインサート成形により一体化されている。金属環60と出力回転軸31とは、例えばセレーション嵌合又はスプライン嵌合によって相対回転が規制され、出力回転軸31の先端部311が金属環60の嵌合孔600に圧入されている。
第2連結部材7は、金属環70と樹脂部71とを有し、金属環70が樹脂部71にインサート成形により一体化されている。金属環70とウォームシャフト41とは、例えばセレーション嵌合又はスプライン嵌合によって相対回転が規制され、ウォームシャフト41の小径部411bが金属環70の嵌合孔700に圧入されている。
以下、図3乃至図6を参照して、動力伝達継手9の構成について詳細に説明する。図3は、動力伝達継手9の第1連結部材6、第2連結部材7、及び中間部材8を、ウォームシャフト41の第1端部411、第1軸受51、及び止定部材55と共に示す斜視図である。図4(a)及び(b)は、中間部材8を示す斜視図である。図5は、中間部材8の第2連結部材7側の面を、第1連結部材6及び第2連結部材7の一部の断面と共に示す正面図である。図6(a)は、中間部材8の一部を拡大して示す斜視図であり、図6(b)は図6(a)のA−A線断面図、図6(c)は図6(a)のB−B線断面図である。
第1連結部材6の樹脂部61は、金属環60が中心部に配置された円筒部62と、円筒部62から外径側に張り出して設けられた円環板状のベース部63と、ベース部63から電動モータ3の出力回転軸31の回転軸線Oと平行な軸方向に沿って第2連結部材7側に向かって延びる複数の第1突起64とを一体に有している。複数の第1突起64は、回転軸線O周りの周方向に所定の間隔を有して設けられている。本実施の形態では、樹脂部61が4つの第1突起64を有しており、図3ではこのうち3つの第1突起64を図示している。図5では、第1連結部材6の第1突起64を軸方向に対して直交する断面で示している。
第2連結部材7の樹脂部71は、金属環70が中心部に配置された円筒部72と、円筒部72から外径側に張り出して設けられた円環板状のベース部73と、ベース部73からウォームシャフト41の回転軸線Oと平行な軸方向に沿って第1連結部材6側に向かって延びる複数の第2突起74とを一体に有している。複数の第2突起74は、回転軸線O周りの周方向に所定の間隔を有して設けられており、複数の第1突起64の間に配置される。本実施の形態では、樹脂部71が4つの第2突起74を有している。図5では、第2連結部材7の第2突起74を軸方向に対して直交する断面で示している。
中間部材8は、第1連結部材6の円筒部62と第2連結部材7の円筒部72との間に配置される円筒部81と、円筒部81の一側を閉塞する蓋部82と、円筒部81の径方向外側に突出して設けられた複数の腕部83と、複数の腕部83のうち円筒部81の周方向に隣り合う一対の腕部83を軸方向の一側で連結する板状の連結部84とを一体に有している。
図4(a),(b)に示すように、蓋部82は、連結部84と連続する円板状の壁部820と、壁部820の中心部から第1連結部材6側に突出する第1ボス部821と、壁部820の中心部から第2連結部材7側に突出する第2ボス部822とを有している。壁部820における第1連結部材6側の面には、第1ボス部821を囲む環状溝823が形成されている。また、壁部820における第2連結部材7側の面には、第2ボス部822を囲む環状突起824が形成されている。
複数の腕部83は、中間部材8の中心部から放射状に延びるように形成されている。本実施の形態では、中間部材8に8つの腕部83が設けられている。それぞれの腕部83は、第1連結部材6の第1突起64の側面64aに対向する第1対向面83aと、第2連結部材7の第2突起74の側面74aに対向する第2対向面83bとを有し、第1突起64の側面64aと第2突起74の側面74aとの間で周方向に圧縮されて配置されている。第1突起64の側面64aは、第1連結部材6の軸方向と平行な平面であり、第2突起74の側面74aは、第2連結部材7の軸方向と平行な平面である。
第2連結部材7の第2突起74を挟む2つの腕部83は対をなし、この一対の腕部83同士は、中間部材8の軸方向における第1連結部材6側の端部にて、連結部84により周方向に連結されている。これにより、中間部材8の強度が増している。連結部84は、中間部材8の軸方向から見た形状が扇形であり、第2突起74の先端面74bに対向するように配置される。これにより、中間部材8の表裏を逆にして組み付ける誤組み付けを防ぐことができる。
図6(a)は、中間部材8の各腕部83が圧縮されない自然状態において、連結部84で連結された腕部83のうちの一方の腕部83の第1対向面83a側を示す斜視図である。図6(b)及び(c)は、腕部83の延在方向(中間部材8の径方向)に直交する断面における腕部83の断面形状を示し、図6(b)は図6(a)に示すA−A線における腕部83の先端部近傍の断面形状を、図6(c)は図6(a)に示すB−B線における腕部83の基端部近傍の断面形状を、それぞれ示す。
腕部83は、上記の断面における断面形状が矩形状の基部831と、基部831から周方向に膨出する膨出部832とを一体に有している。腕部83における基部831の形状は直方体状である。図6(b)及び(c)では、基部831と膨出部832との仮想的な境界線を破線で示している。本実施の形態では、膨出部832が基部831の一側のみに設けられているが、膨出部832を基部831の両側に設けてもよい。ただし、膨出部832を連結部84とは反対側の第1突起64側のみに設けることにより、射出成型時に無理抜き(成形体の一部を弾性変形させながら金型から取り出すこと)をしなくとも中間部材8を成形することが可能となる。つまり、膨出部832を第2突起74側に設けた場合には、腕部83の第2対向面83bを成形する上型又は下型を連結部84側に抜くことができず、連結部84とは反対側に無理抜きする必要があるが、本実施の形態では第2対向面83bが軸方向に平行な平坦面であり、このような無理抜きをする必要がないので、成形時における成形体の変形を防いで中間部材8を高精度に成形することができる。
本実施の形態では、膨出部832が基部831から第1突起64の側面64aに向かって膨出している。この膨出部832において、第1突起64の側面64aに接触する頂面(膨出部832の膨出方向における頂点を含む平坦な面)832aは、腕部83の先端部側ほど中間部材8の軸方向の幅が広くなる台形状である。図6(b)及び(c)に示すように、腕部83の先端部における頂面832aの軸方向長さをLとし、腕部83の基端部における頂面832aの軸方向長さをLとすると、Lは腕部83の第1対向面83aの全体の軸方向長さよりも短く、LはLよりも短い。Lの好ましい長さは、Lの4分の1から3分の2である。
また、図6(b)及び(c)に示すように、腕部83の先端部における膨出部832の基部831(前記境界線)からの膨出高さをHとし、腕部83の基端部における膨出部832の基部831からの膨出高さをHとすると、HはHと等しい。
腕部83の第1対向面83aは、頂面832aよりも連結部84側の第1傾斜面832b、及び頂面832aよりも連結部84と反対側の第2傾斜面832cを含んでいる。第1傾斜面832b及び第2傾斜面832cは、中間部材8の外周面にあたる腕部83の基端部側から先端面83cに至る範囲に形成され、中間部材8の軸方向及び周方向に対して互いに反対方向に傾斜している。頂面832aと第1傾斜面832bとの境界線832dは、腕部83の先端部側ほど連結部84に近づくように、中間部材8の径方向に対して傾斜している。頂面832aと第2傾斜面832cとの境界線832eは、腕部83の先端部側ほど連結部84から遠ざかるように、中間部材8の径方向に対して傾斜している。
上記の腕部83の構成により、中間部材8が第1連結部材6と第2連結部材7との間に配置されたとき、膨出部832における第1突起64の側面64aとの接触面の軸方向の接触長さが腕部83の基端部から先端部に向けて連続的に長くなる。これにより、例えば中間部材8によって第1連結部材6と第2連結部材7との間でトルクが伝達される際の頂面832aの面圧が均一である場合、腕部83の先端部において基端部よりも大きな力が伝達される。
電動パワーステアリング装置1の組み立て時には、動力伝達継手9による軸連結構造により、電動モータ3の出力回転軸31とウォームシャフト41とがハウジング5内で連結される。この作業時の作業手順は、特に限定されるものではないが、例えば電動モータ3の出力回転軸31に第1連結部材6を固定する第1工程と、ハウジング5内に支持されたウォームシャフト41の第1端部411に第2連結部材7を固定し、その第2連結部材7に中間部材8を取り付ける第2工程と、第1工程及び第2工程の後に電動モータ3をハウジング5に取り付ける第3工程とによって行われる。第3工程では、作業者の目視によって中間部材8における複数の腕部83の第1対向面83a間の隙間と第1連結部材6の第1突起64との回転方向の位置が合致するように出力回転軸31を位置合わせし、その状態で電動モータ3の本体部30をハウジング5に固定する。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、中間部材8の腕部83に膨出部832が設けられているため、中間部材8と第1連結部材6とを組み合わせる際に回転方向の相対的な位置ずれが発生していても、第1連結部材6の第1突起64が膨出部832の第1傾斜面832bに当接することによってこの当接部位に作用する作用力及び反作用力により出力回転軸31及びウォームシャフト41の少なくとも何れかが回転し、位置ずれが解消されて組み立てを正常に行うことができる。これにより、動力伝達継手9及び電動パワーステアリング装置1の組み立てを容易に行うことができる。また、腕部83は、第1突起64の側面64aと第2連結部材7の第2突起74の側面74aとの間で周方向に圧縮されて配置されるので、電動モータ3の回転開始時あるいは回転方向の反転時における異音の発生が抑制される。
また、腕部83に膨出部832を設けることにより、腕部83の第1対向面83aが湾曲するので、この第1対向面83aにおける第1連結部材6の第1突起64の側面64aとの接触面積が小さくなるが、本実施の形態では、腕部83の第1対向面83aと第1突起64の側面64aとの接触面の軸方向の接触長さが腕部83の基端部から先端部に向けて連続的に長くなるので、腕部83の先端部において基端部よりも大きな力が伝達され、T(トルク)=F(力)×r(回転軸線からの半径)の関係からも明らかなように、十分なトルクを伝達することが可能となる。なお、仮に腕部83の基端部における頂面832aの軸方向長さLを先端部における軸方向長さLと同じにすると、中間部材8と第1連結部材6とを組み合わせる際の抵抗力が大きくなってしまい、組み立てが難しくなるが、本実施の形態では、LをLよりも小さくすることで、組み立てがさらに容易化されている。
また、本実施の形態では、腕部83の第1対向面83aが第2傾斜面832cを含んでいるので、主として第1突起64及び第2突起74のそれぞれの軸方向の中央部の間でトルクが伝達され、第1連結部材6と第2連結部材7との間でのトルクの伝達を樹脂部61,71に過大な負担をかけることなく行うことができる。つまり、仮に第1突起64の突出方向(軸方向)の先端部と第2突起74の突出方向(軸方向)の基端部との間でトルクが伝達される場合には、第1突起64の変形が大きくなりやすく、第1連結部材6の樹脂部61の負担が大きくなるが、本実施の形態によれば、このような問題を抑制することが可能となる。
またさらに、本実施の形態では、膨出部832が第1対向面83a側のみに設けられてり、第2突起74に対向する第2対向面83b側には膨出部832が設けられていないので、中間部材8の成形時に成形体を金型から無理抜きする必要がなく、この無理抜きによって成形体としての中間部材8が変形してしまうことを防ぐことができる。
[第2の実施の形態]
次に、図7(a)〜(c)を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、中間部材8の腕部83の形状が第1の実施の形態とは異なり、その他は第1の実施の形態と共通であるので、この差異の部分について具体的に説明し、他の部分については詳細な説明を省略する。また、図7(a)〜(c)において、第1の実施の形態で説明したものと共通する構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図7(a)は、本実施の形態に係る中間部材8における一対の腕部83のうちの一方の腕部83の第1対向面83a側を示す斜視図である。図7(b)及び(c)は、腕部83の延在方向に直交する断面における腕部83の断面形状を示し、図7(b)は図7(a)に示すC−C線における腕部83の先端部の断面形状を、図7(b)は図7(a)に示すD−D線における腕部83の基端部の断面形状を、それぞれ示す。
本実施の形態では、中間部材8の腕部83が圧縮されない自然状態において、膨出部832の基部831からの膨出高さが腕部83の基端部から先端部に向けて連続的に高くなる。また、基部831における連結部84とは反対側の端部における第2突起74側の角部833が中間部材8の軸方向に対して傾斜した傾斜面83dにより面取りされている。
図7(b)及び(c)に示すように、腕部83の先端部における膨出部832の基部831からの膨出高さをHとし、腕部83の基端部における膨出部832の基部831からの膨出高さをHとすると、HはHよりも大きい。このため、第1連結部材6と第2連結部材7との間でトルクが伝達される際、第1の実施の形態に比較して、腕部83の先端部においてより大きな力が伝達される。
また、腕部83の角部833が中間部材8の軸方向に対して傾斜した傾斜面83dにより面取りされているので、中間部材8と第2連結部材7とを組み合わせる際にも、回転方向の位置合わせを容易に行うことが可能となる。これにより、電動パワーステアリング装置1の組み立て時において、中間部材8を予め第1連結部材6に装着して電動モータ3の本体部30をハウジング5に取り付ける場合でも、その作業を容易に行うことが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図8(a)〜(c)を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、中間部材8に連結部84が設けられておらず、また腕部83において基部831の両側にそれぞれ膨出部832が設けられている。その他の構成は第1の実施の形態と共通であるので、図8(a)〜(c)において、第1の実施の形態で説明したものと共通する構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図8(a)は、本実施の形態に係る中間部材8を示す斜視図である。図8(b)及び(c)は、腕部83の延在方向に直交する断面における腕部83の断面形状を示し、図8(b)は図8(a)に示すE−E線における腕部83の先端部近傍の断面形状を、図8(b)は図8(a)に示すF−F線における腕部83の基端部近傍の断面形状を、それぞれ示す。
図8(b)及び(c)に示すように、本実施の形態では、それぞれの腕部83が基部831と一対の膨出部832とを一体に有している。一対の膨出部832のうち、一方の膨出部832は第1連結部材6の第1突起64の側面64aに向かって膨出し、他方の膨出部832は第2連結部材7の第2突起74の側面74aに向かって膨出する。なお、これら一方又は他方の膨出部832のうち何れかを省略することも可能である。
それぞれの膨出部832において、頂面832aは、腕部83の先端部側ほど中間部材8の軸方向の幅が広くなる台形状であり、腕部83の先端部における頂面832aの軸方向長さLは、腕部83の基端部における頂面832aの軸方向長さLよりも長い。また、腕部83の先端部における膨出部832の基部831からの膨出高さをHとし、腕部83の基端部における膨出部832の基部831からの膨出高さをHとすると、HはHと等しい。なお、HをHよりも大きくしてもよい。
本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に作用及び効果が得られる。また、中間部材8が連結部84を有していないので、基部831の両側に膨出部832を設けても、無理抜きをすることなく中間部材8を成形することが可能である。
(付記)
以上、本発明を第1乃至第3の実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形することが可能であり、各実施の形態の構成を適宜組み合わせて実施することも可能である。
またさらに、上記の実施の形態では、本発明の軸連結構造を電動パワーステアリング装置1のアシスト機構2に適用した場合について説明したが、本発明の軸連結構造を例えば電動モータを駆動源とする自動車の駆動系や工作機械等の他の用途に適用することも当然に可能である。電動パワーステアリング装置1の構成についても、図1に例示したコラムアシスト式のものに限らず、例えばピニオンシャフト123にアシスト力を付与するピニオンアシスト式のものや、ステアリングシャフト12を構成しない第2のピニオンシャフトをラックシャフト13に噛み合わせ、この第2のピニオンシャフトをウォームギヤ機構によって減速された電動モータのトルクによって回転させてラックシャフト13にアシスト力を付与する所謂ダブルピニオン型(デュアルピニオン型)のものに本発明を適用することも可能である。
1…電動パワーステアリング装置 10…操舵機構
11…ステアリングホイール 19…転舵輪
2…アシスト機構 3…電動モータ
31…出力回転軸(第1回転部材) 4…ウォームギヤ機構
41…ウォームシャフト(第2回転部材) 6…第1連結部材
64…第1突起 64a…側面
7…第2連結部材 74…第2突起
74a…側面 8…中間部材
83…腕部 831…基部
832…膨出部 832a…頂面
833…角部 83d…傾斜面
84…連結部 O,O…回転軸線

Claims (6)

  1. 軸方向に並んで同心的に配置された第1回転部材と第2回転部材とを連結する軸連結構造であって、
    前記第1回転部材の端部に固定された第1連結部材と、
    前記第2回転部材の端部に固定された第2連結部材と、
    前記第1連結部材と前記第2連結部材との間に介在し、前記第1連結部材及び前記第2連結部材よりも柔らかい材料からなる中間部材とを備え、
    前記第1連結部材は、前記第1回転部材の回転軸線に平行な軸方向に沿って前記第2連結部材側に向かって延び、かつ当該回転軸線周りの周方向に所定の間隔を有して設けられた複数の第1突起を有し、
    前記第2連結部材は、前記第2回転部材の回転軸線に平行な軸方向に沿って前記第1連結部材側に向かって延び、前記複数の第1突起の間に配置された複数の第2突起を有し、
    前記中間部材は、中心部から放射状に延在する複数の腕部を有し、前記腕部が前記第1突起の側面と前記第2突起の側面との間で前記周方向に圧縮されて配置されており、
    前記腕部は、その延在方向に直交する断面形状が矩形状の基部と、前記基部から前記第1突起又は前記第2突起の前記側面に向かって膨出する膨出部とを一体に有し、
    前記膨出部における前記第1突起又は前記第2突起の前記側面との接触面の前記軸方向の接触長さが前記腕部の基端部から先端部に向けて連続的に長くなる、
    軸連結構造。
  2. 前記中間部材は、前記側面に接触する前記膨出部の頂面が、前記腕部の先端部側ほど前記軸方向の幅が広くなる台形状である、
    請求項1に記載の軸連結構造。
  3. 前記中間部材は、前記腕部が圧縮されない自然状態において、前記膨出部の前記基部からの膨出高さが前記腕部の基端部から先端部に向けて連続的に高くなる、
    請求項1又は2に記載の軸連結構造。
  4. 前記中間部材は、前記第2突起を挟む一対の前記腕部同士を前記周方向に連結する連結部を有し、前記連結部が前記第2突起の先端面に対向するように配置され、前記膨出部が前記基部の前記第1突起側のみに設けられている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の軸連結構造。
  5. 前記基部における前記連結部とは反対側の端部における前記第1突起側の角部が前記軸方向に対して傾斜した傾斜面により面取りされている、
    請求項4に記載の軸連結構造。
  6. ステアリングホイールの操舵に応じて転舵輪を転舵させる操舵機構と、前記操舵機構にアシスト力を付与するアシスト機構とを備え、
    前記アシスト機構は、電動モータと、前記電動モータの出力回転軸に連結されたウォームシャフト及び前記ウォームシャフトに噛み合うウォームホイールを有するウォームギヤ機構とを備え、
    前記出力回転軸と前記ウォームシャフトとが請求項1乃至5の何れか1項に記載された軸連結機構によって連結された、
    電動パワーステアリング装置。
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