JP2019069789A - 袋保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、小さな設置スペースで、容易に、短時間に、袋体(袋)を開口して、商品などの物品を袋体に収納することができる袋保持具を提供する。【解決手段】袋体は、開口部の周縁の一部が袋体底部と反対側へ延伸された延伸部を有する。延伸部は保持具に係止される孔部などの被係止部を有する。袋体は、孔部と延伸部の端部との間にミシン目などの切り離し用誘導部を有する。袋保持具は、袋保持具が設置される被設置面と接触する底部と、袋体を保持する保持部と、底部から立設されている第1の起立部とを有する。第1の起立部には保持部が設けられている。また、袋保持具は、底部から立設され、且つ第1の起立部に対して離間して設けられた第2の起立部を有する。第1の起立部は、第2の起立部に向けて傾斜した形状に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、袋保持具に関する。
例えば、パン屋などの店舗では、パンなどの商品を個別包装することが一般的であり、商品登録を終えたパンをビニール袋などの袋へ収納している。また、パン屋などの店舗において、顧客の集中する時間帯などで包装時間の短縮が望まれている。
従来、ビニール袋の形状を工夫することで、袋の開口作業を容易にした包装袋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、商品などを合成樹脂フィルム製の袋で包装する際に用いられる包装用補助装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第3058050号公報 特開平9−183424号公報
しかしながら、特許文献1に記載の包装袋による包装では、作業効率や包装時間の短縮において十分であるとは言えない。
また、特許文献2に記載の包装用補助装置では、大きな設置スペースが必要である。
本発明の袋保持具は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
開口部周縁の一部が袋体底部に対して反対側へ延伸された延伸部を有する袋体を保持する袋保持具は、
袋保持具が設置される被設置面と接触する底部と、
袋体を保持する保持部と、
前記保持部が設けられ、前記底部から立設されている第1の起立部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で、且つ、小さな設置スペースで、容易に、短時間に、袋体(袋)を開口して、商品などの物品を袋に収納することができる、袋体を保持する袋保持具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る袋保持具の一例を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る袋保持具の一例を示す図、(a)は袋保持具の正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図、(f)は背面図。 本発明の実施形態に係る袋保持具により保持される袋体(袋)の一例を示す図、(a)は外観図、(b)は側面図、(c)は複数枚の袋の一例を示す側面図。 複数枚の袋体を保持した袋保持具の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る袋保持具の動作の一例を示す図。 物品を袋に収容する場合の袋保持具の動作の一例を示す図。 本発明の一実施形態に係る袋保持具の一例を示す図。 本発明の一実施形態に係る、切欠き部や孔部を備えた袋保持具の一例を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る、凹部を備えた袋保持具の一例を示す図。
本発明の実施形態に係る袋保持具は、開口部周縁の一部が底部に対して反対側へ延伸された延伸部を有する袋体を保持する袋保持具である。袋保持具は、この袋保持具が設置される被設置面と接触する底部と、袋体を保持する保持部と、底部から立設された第1の起立部を有する。第1の起立部には、保持部が設けられている。
また、この袋保持具は、底部から立設され、且つ第1の起立部に対して離間して設けられた第2の起立部を有する。第1の起立部は、第2の起立部に向けて傾斜した形状に形成されている。
以下、本発明の実施形態に係る袋保持具を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
袋体1(袋)を開口可能に保持する袋保持具20は、例えば、パン屋やスーパー等の店舗などに設けられて、使用される。
図1は本発明の実施形態に係る袋保持具20の一例を示す斜視図である。図2は本発明の実施形態に係る袋保持具20の一例を示す図である。詳細には、図2(a)は袋保持具20の正面図、図2(b)は左側面図、図2(c)は右側面図、図2(d)は平面図、図2(e)は底面図、図2(f)は背面図である。図3は本発明の実施形態に係る袋保持具20により保持される袋体1(袋)の一例を示す図である。詳細には、図3(a)は袋体1の外観図、図3(b)は袋体1の側面図、図3(c)は複数枚の袋体1の一例を示す側面図である。
本発明の実施形態に係る袋保持具20は、袋体1の幅と同程度の幅の板状の底部20aと、板状の底部20aに立設された第1の起立部20bと、板状の底部20aに立設された第2の起立部20cと、袋を保持する保持部21とを有する。本実施形態では、保持部21は、第1の起立部20bに設けられている。
袋保持具20は、例えば、底部20a、第1の起立部20b、第2の起立部20cは、それぞれ連結されて一体形成されている。袋保持具20は、ステンレス等の金属材料、又は樹脂材料などの所定の材料により形成されている。例えば、1枚の金属板材を屈曲加工することにより、底部20a、第1の起立部20b、第2の起立部20cが形成され、第1の起立部20bに屈曲形状の保持部21を接合することにより、袋保持具20を簡単に製造することができる。
詳細には、本実施形態では、袋保持具20は、板状の底部20aから立設され、且つ第1の起立部20bに対して所定距離だけ離間して設けられた第2の起立部20cを有する。この第1の起立部20bは、第2の起立部20cに向けて傾斜した形状に形成されている。詳細には、第1の起立部20bは、水平面に平行に配置された板状の底部20aに対して、角度60°以上90°以下、最適には75°程度だけ、第2の起立部20cに向けて傾斜するように形成されている。
また、第1の起立部20bは、板状の底部20aを基準として第2の起立部20cと略同じ高さとなるように、又は第2の起立部20cよりも僅かに高くなるように形成されている。すなわち、第1の起立部20bは第2の起立部20cと略同じ又は僅かに高く形成されているので、作業者(ユーザ)による袋詰め作業の使用感が良好である。
袋保持具20は、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間の、底部20aを介した距離は、袋保持具20により保持される袋体1の長手方向の長さよりも短く構成されている。
そして、袋保持具20の保持部21は、第1の起立部20bにおける、第2の起立部20cと対向する面に対して反対側の面に設けられている。
具体的には、本実施形態では、袋体1には孔部14が設けられており、袋保持具20の第1の起立部20bには、袋体1の孔部14に挿通される1本または複数本、本実施形態では2本のピンなどの係止部としての保持部21(21a、21b)が幅方向(水平方向)に所定の長さだけ離れて立設されている。第1の起立部20bの下端部付近、下端部よりも僅かに上方位置に保持部21である係止部が設けられている。
保持部21である係止部の間隔は、袋体1の孔部14の間隔と同じとなるように規定されている。板状の底部20aは袋体1の幅と同程度の幅に形成されている。本実施形態では、袋保持具20の係止部としてのピンは、袋体1に設けられた孔部14と略同じ又は大きい直径の先端径大部を有する。尚、保持部21としての係止部は、ピンの形状に限られるものではなく、例えば、フック形状、クリップ形状などの所定の形状に形成されていてもよい。本実施形態では、保持部21は、斜め下方向に屈曲した形状に形成されている。また、保持部21は、クリップやバインダ等の袋体を挟持可能な挟持部材であってもよい。
図3(a)、図3(b)、図3(c)に示したように、本発明の実施形態に係る袋保持具に用いられる袋体1は、前面部11、及び背面部12を有する。本実施形態では、袋体1は略四角形状に形成されており、四角形状のうち三辺が閉じ、一辺だけが開いている構造となっている。尚、袋体1は、この形態に限られるものではなく、例えば、略四角形状の四辺のうち、二辺が開いているタイプ(ハンバーガーの包みなど)や丸い形状であってもよい。
背面部12は前面部11よりも長さLfだけ延長された延伸部13を備える。その延伸部13は袋保持具の保持部21に挿通される孔部14を備える。孔部14は、1個または複数個形成されていてもよい。本実施形態では、延伸部13に、幅方向に所定の間隔で2つの孔部14が設けられている。
前面部11と背面部12の幅方向の長さは、所定の長さWfに規定されている。また、袋体1には開口部16が設けられている。袋体1は、開口部16から商品などの物品を収納可能に構成されている。袋体1の長さLY1(長手方向の長さ)は、袋に収容される商品などの物品の大きさにより、所定の長さに規定されている。
また、図3(a)に示したように、本実施形態では、袋体1は延伸部13に被係止部を有する。本実施形態では、被係止部は孔部14である。孔部14は、円形状であってもよいし、四角形状、三角形状、楕円形状など所定の形状に形成されていてもよい。尚、被係止部は、孔形状に限られるものではなく、例えば、袋本体とミシン目などで分離可能な凸体、取っ手などの所定の形状であってもよい。
また、袋体1は、延伸部13に設けられた孔部14とその延伸部13の端部(袋体1の幅方向に直交する方向の端部)との間に切り離し用誘導部15を有する。本実施形態では、切り離し用誘導部15は、ミシン目部や切り込み部などであってもよい。袋保持具20の保持部21のピンに袋体1の孔部14を挿通した状態で、袋体1をピンから離間する方向に引っ張り、袋体1を袋保持具20のピンから容易に取り外すことができる。
袋体1は、樹脂製、例えばポリエステルなどのビニール製であってもよいし、紙製などの所定の材料で形成されていてもよい。
図3(c)に示したように、本実施形態では、紐などの結束手段19により複数の袋体1が結束されて束10となっている。詳細には、結束手段19としての紐は、複数の袋体1の孔部14に挿通して結びつけられている。紐などの結束手段19により複数の袋体1を結束した状態で、袋保持具20に容易に取り付けることができる。複数の袋体1を結束手段19により結束した状態で、作業者(ユーザ)は商品などの物品を収容した袋体1を袋保持具20から容易に取り外すことができる。
袋体1は、開口部16の周縁の一部が底部1b(袋体底部)と反対側へ延伸された延伸部13を有する。延伸部13は袋保持具に係止される被係止部を有する。被係止部は、孔形状の孔部14などである。また、袋体1は、孔部14と延伸部の端部との間にミシン目などの切り離し用誘導部15を有する。
すなわち、袋保持具20の係止部としてのピンに袋体1の孔部14を挿通した状態で、ユーザが商品などの物品を袋体1に収納した後、袋体1を底部方向などに引っ張ることで、袋体1を袋保持具20から容易に切り離すことができる。
また、袋体1は、外力に最も弱い部分が誘導部となっている。袋体1を引き抜く際に、袋体1の分離(開放)を切り離し用誘導部15から確実に行うことができる。もし、この誘導部が無い場合、想定外の袋の破壊を起こす可能性があり、袋の不要な破片を発生させ、さらには袋開口内に混入する可能性もある。
次に、袋保持具20の動作の一例を、図面を参照しながら説明する。
例えば、POSレジ付近の作業台の被設置面上に袋保持具20が設置される。
先ず、図4、図5に示したように、袋体1の束10を袋保持具20の第1の起立部20bを跨ぐように配置し、袋体1の孔部14に、袋保持具20の保持部21である係止部を挿通する。保持部21の係止部は屈曲形状に形成され、先端部に径の大きい先端径大部を有するので、袋体1が保持部としての係止部から外れにくい。
また、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間の、底部20aを介した距離LY20aが、袋体1の全長(LY1)よりも短くなるように、袋保持具20が形成されているので、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間の底部20a上に、袋体1の一部分を収容することでき、袋保持具20の接地スペースが小さい。
そして、図5に示したように、作業者(ユーザ)の指fなどにより袋体1の前面部11をつまむことにより、片手で、袋体1の開口部16の開口を容易に大きくすることができる。
次に、図6に示したように、作業者(ユーザ)は商品などの物品Aを袋体1内に収納する。そして、図6に示したように、袋体1内に商品などの物品Aを収容した状態で、作業者(ユーザ)は指fで袋体1を、保持部21である係止部に対して離間する方向に引っ張り、袋体1がミシン目などの切り離し用誘導部15を介して、保持部21(係止部)のピンから取り外される。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具は、袋体1の切り離し用誘導部15のミシン目を切る力では動かない重さ(質量)を備えているので、袋保持具20が被設置面に対してずれることがなく、袋体を引っ張り、袋体をミシン目を介して袋保持具から切り離すことができる。また、商品の袋詰め作業時に、袋保持具自体の自重により袋保持具が被設置面に対してずれないので、袋保持具を被設置面に対して、接着剤やネジやボルトなどの固定部材により固定しなくともよい。
尚、袋体1は、上記実施形態に限られるものでなく、例えば、上記切り離し用誘導部15の代わりに、袋体の孔部14と開口部16の間に、袋の幅方向に沿って切り離し誘導部を設け、その切り離し誘導部から、容易に切り離し可能な構造であってもよい。
そして、複数の物品Aそれぞれを各袋体1に収納する場合、作業者(ユーザ)は、指fなどにより袋体1の前面部11をつまむことにより、片手で、袋体1の開口部16の開口を容易に大きくし、他方の手で直接または把持器具を用いて物品Aそれぞれを各袋体1に収納して、袋体1を袋保持具20から切り離す、動作を繰り返すことにより、短時間で、容易に、複数の物品Aを各袋体1それぞれに収容することができる。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具は、袋体1を袋保持具20に設置する場合、必然的に袋体1の開口部16が下を向いた状態で設置されるため(下方向に開口するため)、例えば、上方向に開口するように袋体1を設置した場合(比較例)と比べて、異物やホコリなどが袋体内に混入する可能性が低く、衛生的に袋体1を袋保持具20に保持することができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る袋保持具20は、開口部16の周縁の一部が袋体底部(底部1b)に対して反対側へ延伸された延伸部13を有する袋体1を保持する。この袋保持具20は、この袋保持具20が設置される作業台などの被設置面と接触する底部20aと、袋体1を着脱自在に保持する保持部21(21a、21b)と、底部20aから立設されている第1の起立部20bとを有する。本実施形態では、第1の起立部20bに保持部21が設けられている。
すなわち、簡単な構造で、且つ、小さな設置スペースで、容易に、短時間に、袋体1(袋)を開口して、商品などの物品を袋に収納することができる、袋体1を保持する袋保持具20を提供することができる。また、両手で袋を開く際の動作の片手の役割を袋保持具20が担っている。つまり、作業者は片手で袋体1をつまむだけで袋の開口を作り、物品などの包装を容易に行うことができる。なお、上述した実施形態では、袋保持具20は板状の底部20aを有し、簡単な構造となっている。
また、袋体1が保持部21により保持され、袋体1が第1の起立部20bを跨ぐように配置されることにより、袋体1の取り出しと、袋体1の開口を大きくすることを容易に行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具20の保持部21は、袋体1を保持する場合、保持される袋体1の開口部16が第1の起立部20bの上端部と保持部21との間に位置した状態で、該袋体1を保持するように構成されている。
すなわち、保持される袋体1の開口部16が第1の起立部20bの上端部と保持部21との間に位置し、袋体1が第1の起立部20bを跨ぐように配置されて、保持部21により袋体1が保持されることで、袋体1の開口部16の開口を容易に大きくすることができ、簡単に、短時間に、商品である物品を袋体1に収容することができる。
また、本発明の実施形態に袋保持具20の保持部21は、第1の起立部20bの起立方向長さの略半分よりも下に位置した構造を有する。
すなわち、袋体全体の多くの部分を、袋保持具20の第1の起立部20bに掛けることができる。また、袋体1の開口や開口を大きくするために、袋体1を掴む位置が第1の起立部20bの表面に位置するため、利用者は容易に袋体1を掴むことができる。
比較例として、仮に、袋体1の開口部が、第1の起立部20bの上端部近傍に位置する構造を有する袋保持具(比較例)の場合、袋体1の開口を大きくするために掴む位置が第1の起立部20bの裏面側に位置してしまうため、袋体1を掴み難い。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具の第1の起立部20bは傾斜した形状に形成されている。詳細には、第1の起立部20bは、水平面に沿って配置された板状の底部20aに垂直に立設されるのではなく、第2の起立部20c側に、角度60°以上90°未満(水平面を基準とする)だけ傾斜するように形成されている。
すなわち、第1の起立部20bが水平面に対して傾斜していることにより、詳細には、ピン状の保持部21が設けられた面に対して反対側の面側に傾斜しているので、袋体1に対して指を添えやすくなり、袋体1を指で把持し、袋体1の開口部を容易に大きくすることができる。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具20は、底部20aから立設され、且つ第1の起立部20bに対して離間して設けられた第2の起立部20cを有する。第2の起立部20cは、袋体1を折り曲げる位置で起立した形状に形成されている。詳細には、袋保持具20に袋体1を取り付けた状態で、袋体1を袋体1の中央部又は中央部と袋体底部(底部1b)との間で凹状に折り曲げる位置に対応する、袋保持具20の位置に、底部20aから第2の起立部20cが起立した形状に形成されている。上述した袋保持具20に袋体1を取り付けた状態とは、袋体1の被係合部としての孔部14が、袋保持具20の係合部としての保持部21に挿通され、袋体1の略中央部が第1の起立部20bの頂部を超えて掛かるように凸状に折り曲げられた状態である。
すなわち、袋保持具20は第2の起立部20cを備えているので、袋保持具20の設置スペースを超えて袋体1が広がることを抑止することができ、小さい設置面積(設置スペース)の袋保持具を提供することができる。
詳細には、上述した実施形態では、袋保持具20の第2の起立部20cと第1の起立部20bの間に袋体1の一部分が配置され、袋体1が第2の起立部20cを超えて袋保持具20の外側に配置されていないので、袋体が設置される面積を小さくすることができる。
なお、袋体を袋保持具20の第1の起立部20bと第2の起立部20cそれぞれの上端部を跨ぐように設置してもよい。また、袋体を、袋保持具20の第1の起立部20bと第2の起立部20cの間で凹状に折り曲げてもよいし、折り曲げなくともよい。また、袋体の底部1b側の一部分を、袋保持具20の第2の起立部20cの上端部から、袋保持具20の外側に垂れ下がるように設置してもよい。すなわち、袋体が設置される面積を小さくすることができる。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具20は、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間の、底部20aを介した距離は、袋保持具20により保持される袋体1の長手方向の長さよりも短く構成されている。
すなわち、袋体1の全長(LY1)よりも、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間の、底部20aを介した距離LY20aが短いので、第1の起立部20bと第2の起立部20cとの間に袋体1の一部分を収容することでき、接地スペースが小さい袋保持具20を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係る袋保持具20の保持部21は、第1の起立部20bにおける、第2の起立部20cと対向する面に対して反対側の面に設けられている。すなわち、簡単な構造で、保持部21の係止部により袋体1が保持され、袋体1が第1の起立部20bを跨ぐように配置することができる袋保持具20を提供することができる。
また、袋保持具20は、保持部21としての係止部の位置が、第1の起立部20bの横方向(左右方向)、又は上下方向に所定距離だけ移動可能に構成されていてもよい。また、その係止部が第1の起立部20bに対して着脱可能に設けられていてもよい。詳細には、例えば、保持部21としてネジ状の係止部を採用した場合、予め複数の穴が第1の起立部20bの所定の位置にそれぞれ離れて設けられており、任意の穴へそのネジ状の係止部を設置する構造であってもよい。すなわち、保持部21としての係止部の位置を、袋体の孔部14に対応した位置に容易に調整することができる。
また、袋保持具20の保持部21としてスライド式の係止部を採用してもよく、第1の起立部20bの所定の位置から左右方向又は上下方向にスライドさせて、袋体の孔部14に対応した位置に容易に調整することができる。
また、保持部21としてマグネット式の係止部を採用し、その係止部が磁着可能な金属材料で構成された第1の起立部の任意の位置に着脱自在に設けられていてもよく、この場合、予め複数の穴を第1の起立部に設ける必要がなく、簡単な構造で係止部の位置を容易に調整することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
上述した実施形態では、袋保持具20の幅は、袋体1の幅と略同じ長さであるが、この形態に限られるものではなく、任意の幅であってもよい。
袋保持具20の保持部21の係止部は、この形態に限られるものではなく、複数個の突出部が第1の起立部20bの所定の位置に設けられていてもよい。
また、袋保持具は、第1の起立部20bに設けられる代わりに、例えば、図7に示したように、第1の起立部20bよりも水平方向に沿って突出するように延設された板状の底部20aaに、保持部21Cの係止部が形成されていてもよい。この保持部21Cは、板状の底部20aaから上方に所定高さまで突出して、第1の起立部20bに対して反対方向に屈曲した形状であってもよい。
また、第2の起立部20cは、板状の底部20aに対して垂直に立設されていてもよいし、第1の起立部20b側に僅かに傾斜した形状、又は第1の起立部20bから離間する方向に僅かに傾斜した形状であってもよい。
また、図8に示した、袋保持具20は、第1の起立部20bの上端部に切欠き部20baが設けられていてもよく、第1の起立部20bの左右端部に切欠き部20bb、切欠き部20bcが設けられていてもよく、第1の起立部20bの略中央部に孔部20bhが設けられていてもよい。なお、上記切欠き部20ba,20bb,20bc、孔部20bhの少なくとも1つ以上が設けられていてもよく、更に多くの切欠き部や孔部が第1の起立部20bに設けられていてもよい。この切欠き部20ba,20bb,20bc、孔部20bhは、作業者が袋体をつかみやすい位置に設けられていることが好ましく、さらに、袋体の開口部の開口を大きくしやすい位置に設けられていることがより好ましい。
すなわち、図8に示した例では、第1の起立部20bの所定の位置に切欠き部や孔部が設けられているので、作業時に、作業者が袋体1をつかみやすくなり、作業性が向上する、袋保持具を提供することができる。
また、図9に示したように、第1の起立部20bには、業者が袋体をつかみやすくするために、凹部20bv又は凸部が1つ又は複数個設けられていてもよい。この凹部20bvまたは凸部は、作業者が袋体をつかみやすい位置に設けられていることが好ましく、さらに、袋体の開口部の開口を大きくしやすい位置に設けられていることがより好ましい。また、第1の起立部20bには、複数の凹部20bv又は凸部が波形状に並設されていてもよい。
すなわち、図9に示した例では、第1の起立部20bに凹部20bv又は凸部が設けられているので、作業時に、作業者が袋体1をつかみやすくなり、作業性が向上する、袋保持具を提供することができる。
尚、本発明に係る袋保持具は、例えば、レジスターやセルフレジスターなどに設けられていてもよい。また、袋保持具が設けられる場所は、例えば、サッカー台(スーパーの袋詰めを行う台)や食品を扱うバックヤードや売り場などであってもよい。
1…袋体(袋)
1b…底部(袋体底部)
10…束
11…前面部
12…背面部
13…延伸部
14…孔部
15…切り離し用誘導部
16…開口部
19…結束手段
20…袋保持具(保持具)
20a…底部
20b…第1の起立部
20c…第2の起立部
21…保持部(ピンなどの係止部)

Claims (6)

  1. 開口部周縁の一部が袋体底部に対して反対側へ延伸された延伸部を有する袋体を保持する袋保持具であって、
    袋保持具が設置される被設置面と接触する底部と、
    袋体を保持する保持部と、
    前記保持部が設けられ、前記底部から立設されている第1の起立部と、
    を有することを特徴とする袋保持具。
  2. 前記保持部は、前記保持される袋体の開口部が前記第1の起立部の上端部と前記保持部との間に位置するように、該袋体を保持することを特徴とする請求項1に記載の袋保持具。
  3. 前記保持部は、前記第1の起立部の起立方向長さの略半分よりも下に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の袋保持具。
  4. 前記底部から立設され、且つ前記第1の起立部に対して離間して設けられた第2の起立部を有し、
    前記第2の起立部は、前記袋体を折り曲げる位置で起立した形状に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の袋保持具。
  5. 前記第1の起立部と前記第2の起立部との間の、前記底部を介した距離は、袋保持具により保持される袋の長手方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項4に記載の袋保持具。
  6. 前記保持部は、前記第1の起立部における、前記第2の起立部と対向する面に対して反対側の面に設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の袋保持具。
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