JP2019067602A - コネクタボックスおよびその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性の高いコネクタボックスを提供する。【解決手段】コネクタボックス100は、前方Fからプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口11を有するレセプタクルコネクタ部1と、レセプタクルコネクタ部1を基板20の前端に備えた基板ユニット2と、コネクタ挿入口11を外部に開放した状態で基板ユニット2を収容するケーシング3と、を備え、ケーシング3は、基板ユニット2の下面を覆う下側ケーシング4と、基板ユニット2の上面を覆い下側ケーシング4と嵌合される上側ケーシング6と、を有し、上側ケーシング6が前後方向のうち一方向にスライドして下側ケーシング4に嵌合する。【選択図】図1

Description

本発明は、前方からプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口を有するレセプタクルコネクタ部と、前記レセプタクルコネクタ部を基板の前端に備えた基板ユニットと、前記コネクタ挿入口を外部に開放した状態で前記基板ユニットを収容するケーシングと、を備えたコネクタボックスおよびその組立方法に関する。
自動車などの車内において電力供給を要する機器(以下、電力消費装置と称する)を使用する機会が増えている。
車内で使用されるような電力消費装置の電源インタフェースとしては、近年、いわゆるUSB(ユニバーサルシリアルバス)規格のコネクタユニットが用いられる機会が著しく増加している。USB規格のコネクタユニットは、車内用途に限られず、汎用性が高いためである。
特許文献1には、車載用DC電源(いわゆるシガーソケット)から電力を取得し、当該電力をUSB規格のソケット(いわゆるレセプタクルコネクタ)からUSB規格のプラグを備えた電力消費装置に給電(以下では、USB給電という)などするための車載用USBハブが記載されている。
この車載用USBハブは、車内にあらかじめ設置されるものではないため、電力消費装置の使用に際し、車載用USBハブの電源プラグを車体にあらかじめ搭載されているシガーソケットに挿し込んで用いる。
特許文献2には、車載用USB端子装置が記載されている。
この車載用USB端子装置は、例えば運転座席のダッシュボードに車載装置として予め備えられており、USB給電などに使用される。
特開2003−263252号公報 特開2016−46062号公報
特許文献1に記載された車載用USBハブは、仮に故障しても、容易に交換ができるため安心である。しかし、車内で頻繁に電力消費装置を使用する場合に不便である。使用の都度、この車載用USBハブを車載用DC電源としてのシガーソケットに接続し、使用準備することを要するためである。
特許文献2に記載された車載用USB端子装置は、車内で頻繁に電力消費装置を使用する場合には使用者の利便性が高い。
しかし、車内で電力消費装置を使用する場合、車内は必ずしも広い空間とは言えないため、種々の不便もある。
例えば、運転者などの乗員の体が不意にプラグに接触してしまうことがある。また、乗員が、座席に着席した状態(車内において乗員の姿勢が制約される状態)でプラグを抜差しすることを要するため、乗員がレセプタクルコネクタに挿入されたプラグに対し、プラグの挿抜方向からずれた方向(こじり方向)に力をかけてしまうこともある。また、使用者がプラグをレセプタクルコネクタに挿入するに際し、プラグを過度に押し込んでしまう場合もある。
このように、車内で電力消費装置を使用する場合、接続されたプラグをこじる方向に過大な外力が加わることがある。そしてこのようなこじり方向への過大な外力は、レセプタクルコネクタまたは当該レセプタクルコネクタを収容する容器を破損させ、故障の原因となる場合がある。
そして、車載装置として予め装備した車載用USB端子装置が故障した場合には、特許文献1に記載された車載用USBハブのごとく容易に交換できず不便である。
したがって、乗員の利便性を鑑みると、例えば車載用途においてこじり方向に過大な外力が印加された場合にも破損し難い耐こじり性能の高いコネクタ装置などのコネクタボックスの提供が望まれる。
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、耐こじり性能の高いコネクタボックスおよびその組立方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタボックスの特徴構成は、
前方からプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口を有するレセプタクルコネクタ部と、
前記レセプタクルコネクタ部を基板の前端に備えた基板ユニットと、
前記コネクタ挿入口を外部に開放した状態で前記基板ユニットを収容するケーシングと、を備え、
前記ケーシングは、前記基板ユニットの下面を覆う下側ケーシングと、前記基板ユニットの上面を覆い前記下側ケーシングと嵌合される上側ケーシングと、を有し、
前記下側ケーシングは、前記基板ユニットの下面と対向する底板部と、前記底板部から立設した一対の下側側壁部と、前記下側側壁部の前記底板部と反対側に形成された一対の第一係合部と、を有し、
前記上側ケーシングが前後方向のうち一方向にスライドして一対の前記第一係合部と前記下側側壁部と前記底板部とに囲まれた空間に嵌り込んだ状態で、前記下側ケーシングは前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持する点にある。
上記構成によれば、上側ケーシングは、基板の前後方向のうち一方向(例えば前方)にスライドして下側ケーシングにおける第一係合部と下側側壁部と底板部とに囲まれた空間に嵌り込んだ状態になることで、下側ケーシングに対して上下方向に離脱不能に保持される。
つまり、上側ケーシングが基板の上下方向に対して垂直な方向である前後方向にスライドすることで、上側ケーシングが下側ケーシングに嵌合する。そして、上側ケーシングは第一係合部により、下側ケーシングに対して基板の上下方向へ移動しないように拘束される。
そのため、プラグコネクタに対して、プラグの挿抜方向からずれたこじり方向である上下方向の外力が加えられ、当該外力がレセプタクルコネクタ部を介して基板に伝達され、当該基板が上側ケーシングまたは下側ケーシングに上下方向の力を伝達しても、上側ケーシングが下側ケーシングから容易に外れてしまうことはない。第一係合部が、この上下方向の力を受け止めて、上側ケーシングを上下方向に拘束し、離脱不能に保持するためである。
したがって上記構成によれば、プラグコネクタに対して上下方向の外力が加えられても上側ケーシングと下側ケーシングとが分離しないという耐こじり性能の高いコネクタボックスを提供することができる。
なお、上記構成によれば、第一係合部に逆らって上側ケーシングを下側ケーシングに嵌めることを要しない。したがって、上側ケーシングを下側ケーシングに容易に取り付けすることができる。そのため、コネクタボックスを耐こじり性能の高い構成にしても、組み立てやすさを損なうことは無い。
本発明に係るコネクタボックスの更なる特徴構成は、
前記上側ケーシングは、前記基板ユニットを覆う天板部を備え、
前記天板部は、一対の前記第一係合部と係合する一対の第一被係合部を備えている点にある。
上記構成によれば、上側ケーシングは、天板部の第一被係合部で第一係合部と係合し、天板部から下側ケーシングに拘束される。そのため、上側ケーシングは下側ケーシングに対して上下方向に離脱不能に保持される。
本発明に係るコネクタボックスの更なる特徴構成は、
前記下側ケーシングは、前記レセプタクルコネクタ部が挿入され、前記コネクタ挿入口を前記ケーシングの外部に開放する開口部を有する前面板部を備え、
前記開口部は、前記レセプタクルコネクタ部の外周の全周にわたり前記外周と離間し、
前記上側ケーシングは、前記前面板部の後方にある点にある。
上記構成によれば、前面板部をコネクタボックスの前面、すなわち、使用者の操作に供するインタフェース部分にして、コネクタボックスを構成することができる。そして、レセプタクルコネクタ部の開口部を、当該前面板部から開放して外部に露出させて、プラグコネクタを挿抜可能とすることができる。
また、開口部は、レセプタクルコネクタ部の外周の全周にわたり当該外周と離間しているため、レセプタクルコネクタ部の外周と開口部の内周との間に、レセプタクルコネクタ部の外周の全周にわたる隙間が形成される。そのため、プラグコネクタに対して上下方向の外力が加えられても、開口部を有する前面板部に対するプラグコネクタからの力の伝達を防止することができる。プラグコネクタに外力が加えられて、基板ユニットが歪変形した場合にも、当該変形を、レセプタクルコネクタ部の外周と開口部との間の隙間に逃がすことができるためである。
そして、このように前面板部に対して力が加わらない構造とすることで、前面板部の意匠性を高めることができる。なぜならば、前面板部の意匠の設計において、レセプタクルコネクタ部から伝達される力を考慮した前面板部の形態よりも、前面板部の意匠性を重視した形態を優先した設計が可能となるためである。
したがって、コネクタボックスの耐こじり性能を向上させつつ意匠性を高めることが可能となる。
本発明に係るコネクタボックスの更なる特徴構成は、
前記下側ケーシングは、前記第一係合部の後方に、前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持する第二係合部を備え、
前記上側ケーシングは、前記第二係合部と係合する第二被係合部を備えている点にある。
上記構成によれば、下側ケーシングは、さらに第二係合部によって、基板の上下方向において上側ケーシングを離脱不能に保持することができる。
具体的には、上側ケーシングを下側ケーシングに嵌合する際に、第一係合部と第一被係合部との係合のみならず、第一係合部(第一被係合部)よりも後方において、さらに第一係合部と第二被係合部とを上下方向に係合させることができる。
そのため、第一係合部と第二係合部とは、プラグコネクタに対して加えられた上下方向の力を、それぞれ分散(分担)して受け止めることができる。
したがって、下側ケーシングは、上側ケーシングを、その前後の二か所において、上下方向に拘束することができる。そのため、下側ケーシングは、上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持することができる。
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタボックスの組立方法の特徴構成は、
前方からプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口を有するレセプタクルコネクタ部と、
前記レセプタクルコネクタ部を基板の前端に備えた基板ユニットと、
前記コネクタ挿入口を外部に開放した状態で前記基板ユニットを収容するケーシングと、を備え、
前記ケーシングは、前記基板ユニットの下面を覆う下側ケーシングと、前記基板ユニットの上面を覆い前記下側ケーシングと嵌合される上側ケーシングと、を有し、
前記下側ケーシングは、前記基板ユニットの下面と対向する底板部と、前記底板部から立設した一対の下側側壁部と、前記下側側壁部の前記底板部と反対側に形成された一対の第一係合部と、を有するコネクタボックスの組立方法であって、
前記上側ケーシングと前記基板ユニットとを共に前後方向のうち一方向にスライドして一対の前記第一係合部と前記下側側壁部と前記底板部とに囲まれた空間に嵌めて、前記下側ケーシングに対して前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持する点にある。
上記構成によれば、上述のコネクタボックスの効果を得つつ、耐こじり性能の高いコネクタボックスを容易な手順で組み立てることができる。
このコネクタボックスの組立において、基板ユニットを、上側ケーシングとともに前後方向(例えば前方)にスライドして第一係合部と下側側壁部と底板部とに囲まれた空間に嵌めることで、上側ケーシングを下側ケーシングに容易に取り付けすることができる。また、上側ケーシングを下側ケーシングに取り付ける際に、第一係合部に対して上下方向の力を加えることを要しないため、基板ユニットを無理なくケーシングに収容することができる。
本発明に係るコネクタボックスの組立方法の更なる特徴構成は、
前記下側ケーシングは、前記レセプタクルコネクタ部が挿入され、前記コネクタ挿入口を前記ケーシングの外部に開放する開口部を有する前面板部を備え、
前記上側ケーシングと前記基板ユニットとを共に前方にスライドして一対の前記第一係合部と前記底板部との間に嵌める際に、前記レセプタクルコネクタ部を前記コネクタ挿入口に挿入する点にある。
上記構成によれば、前面板部を前面にして、コネクタボックスを組み立てることができる。また、当該前面板部からコネクタ挿入口を外部に開放して露出させることができる。したがって、前面板部を前面にした状態で開口部を介してコネクタ挿入口に挿抜可能となるように、プラグコネクタを無理なく容易に組み立てることできる。
コネクタボックスの全体構成を表す分解斜視図 基板ユニットおよび導光レンズの取付方法を説明する下方からみた分解斜視図 コネクタボックスの組立方法を説明する上方からみた分解斜視図 コネクタボックスの上方からみた斜視図 コネクタボックスのV−V断面図 レセプタクルコネクタ部およびその周囲のVI−VI断面図 レセプタクルコネクタ部およびその周囲のVII−VII断面図 コネクタボックスの正面図 コネクタボックスの背面図
〔概略構成〕
図1から図9に基づいて、本発明の実施形態に係るコネクタボックス100及びその組立方法について説明する。
以下ではまず、主に図1を参照しつつ、コネクタボックス100の概略構成について説明する。
本実施形態においてコネクタボックス100は、取付対象壁(図示せず)にレセプタクルコネクタ部1を取り付けるための電装部品である。
コネクタボックス100は、レセプタクルコネクタ部1のコネクタ挿入口11に、他の装置のプラグコネクタ(図示せず)を挿入された状態で、当該他の装置に電力を供給する電力供給用のコネクタ装置である。
コネクタボックス100は、例えば自動車の運転座席のダッシュボード(取付対象壁の一例、図示せず)に装着(装備)される車載用USB端子装置である。
本実施形態では、コネクタボックス100の前後方向を定義するときは、図1、図2に示すように、入力コネクタ29からレセプタクルコネクタ部1に向かう方向を前方Fとして定義する。逆にレセプタクルコネクタ部1から入力コネクタ29に向かう方向を後方Bとして定義する。前方F、後方Bは平面視におけるコネクタボックス100の長手方向に平行である。前方Fから後方Bの方向が前後方向である。
前後方向に垂直な方向で、上側ケーシング6の天板部60に向かい天板部60と垂直に交差する方向を上方Uとする。前後方向に垂直な方向で、下側ケーシング4の底板部40に向かい底板部40と垂直に交差する方向を下方Dとする。上方Uから下方Dの方向が上下方向である。
前後方向、及び、上下方向に垂直な方向で、前方Fを向く方向視において、左方向を左方L、右方向を右方Rとする。左方Lから右方Rの方向が左右方向である。
本実施形態においてコネクタボックス100は、前方Fに向かって開口し、プラグコネクタ(図示せず)が挿入されるコネクタ挿入口11を有するレセプタクルコネクタ部1と、レセプタクルコネクタ部1を基板20の前端に備えた基板ユニット2と、コネクタ挿入口11を外部に開放した状態で基板ユニット2を収容するケーシング3と、を備えている。
また、本実施形態では、コネクタボックス100は、導光レンズ9を備えている。
導光レンズ9は、レセプタクルコネクタ部1の外側に嵌る環状部90と、環状部90からから後方Bに延出する一対の係止部93とを備えている。
基板ユニット2には、さらに基板20の上面に発光部21を備えている。
本実施形態では、ケーシング3の内部で発光部21が発する光が導光レンズ9に導かれる。
ケーシング3は、基板ユニット2の下面を覆う下側ケーシング4と、基板ユニット2の上面を覆う上側ケーシング6と、を備えている。上側ケーシング6は、下側ケーシング4に嵌合される。
下側ケーシング4は、基板ユニット2の下面と対向する底板部40と、底板部40から上方Uに向けて立設した一対の下側側壁部41と、下側側壁部41の底板部40と反対側に形成された一対の第一係合部31aと、を有している。
上側ケーシング6は、基板ユニット2を覆う天板部60と天板部60から下方Dに向けて立設した上側側壁部61とを備え、天板部60と上側側壁部61との境界には、第一係合部31aと係合する一対の第一被係合部31bを備えている。
上側ケーシング6は、さらにレセプタクルコネクタ部1の少なくとも一部を収容するレセプタクルコネクタ収容部8を備えている。レセプタクルコネクタ収容部8は、レセプタクルコネクタ部1の背面部であるコネクタ後端面10c(図3参照)に当接する奥壁部80cを有している。
上側ケーシング6は、さらに、前端壁81と、前端壁81に前後方向に沿って貫通するように形成された係止孔82を備えている。導光レンズ9は、係止孔82に係止部93を挿通した状態で上側ケーシング6に装着されている。
基板ユニット2は、この上側ケーシング6に取り付けられて固定される。
基板ユニット2が取り付けられた上側ケーシング6を下側ケーシング4に嵌合するときは、上側ケーシング6が下側ケーシング4に対して後方Bにある状態で上側側壁部61と下側側壁部41とを対向させ、上側ケーシング6を前後方向のうち一方向(本実施形態では前方F)にスライドさせる。これにより、上側ケーシング6の第一被係合部31bは一対の第一係合部31aと下側側壁部41と底板部40とに囲まれた空間に嵌り込む。この状態で、下側ケーシング4は上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持している(図4参照)。
本実施形態では下側ケーシング4は、前方Fの端部に前面板部7を備えている。前面板部7は、レセプタクルコネクタ部1が挿入され、コネクタ挿入口11をケーシング3の外部に開放する開口部70を有している。
また、本実施形態ではさらに、コネクタボックス100が、導光レンズ9、シールド39を備える場合を例示している。
コネクタボックス100の各部の配置について補足する。
コネクタボックス100の各部は、上下方向において上方Uから下方Dに向けて、上側ケーシング6、シールド39、基板ユニット2、下側ケーシング4の順序で配置されている。
また、コネクタボックス100の各部は、前後方向において前方Fから後方Bに向けて、前面板部7、導光レンズ9、レセプタクルコネクタ部1、上側ケーシング6の順に配置されている。
コネクタボックス100は、例えば、ダッシュボード上に前面板部7を露出させ、前面板部7の後方B側にあるコネクタボックス100(ケーシング3)の他の部分をダッシュボードの内側に格納される状態で取り付けられる(車載される)。
〔詳細構成〕
以下では、コネクタボックス100の各部について詳述する。
〔基板ユニットおよび基板ユニットに実装される部品について〕
図3に示すように、基板ユニット2は、レセプタクルコネクタ部1と、発光部21と、入力コネクタ29と、ICやレギュレーターなどのその他の電気素子類などとを配線基板である基板20に実装したものである。
基板20には、図2に示すように、基板20を上下方向視における上方U向きに見た場合に、基板20の前方Fかつ右方Rの隅部から順に反時計回りに貫通孔である開口20a、開口20b、開口20c、開口20dが設けられている。
図1に示すように、基板ユニット2において、レセプタクルコネクタ部1は、基板20の前端に設けられている。
基板20は、前後方向に長手方向を有する配線基板である。
レセプタクルコネクタ部1は、基板20の前方Fの端部(以下では前端部と称する)において、当該前端よりもやや前進した状態で取り付けられている。つまり、レセプタクルコネクタ本体10が基板20の前端から、前方Fにはみ出して取り付けられている。
レセプタクルコネクタ部1は、プラグコネクタの挿入を受け入れて電気的な接続を確立する接続具である。
レセプタクルコネクタ部1は、レセプタクルコネクタ本体10にプラグコネクタの挿入を受け入れるコネクタ挿入口11を備える。
レセプタクルコネクタ部1は、レセプタクルコネクタ本体10の後方Bの端部(以下では後端部と称する)が基板20に固定されている。レセプタクルコネクタ部1は、コネクタ挿入口11を前方Fに向けて、基板20に固定されている。
レセプタクルコネクタ本体10は、その前端がコネクタ挿入口11として前方Fに向けて開口する有底筒である。本実施形態では、基板20に対して固定されたバンド状の固定具をレセプタクルコネクタ本体10を成す有底筒状のソケット部分の一部に取り付けて、基板20に固定している場合を例示している。
レセプタクルコネクタ本体10は、その有底筒の内部と基板20の配線との電気的な接続を行うための金属端子を備える。当該金属端子は、有底筒の内部において、プラグコネクタと電気的な接続を確立する。また当該金属端子は、基板20の配線と電気的に接続されるとともに、いわば固定具としてレセプタクルコネクタ本体10を基板20に固定している。
コネクタ挿入口11の開口は、本実施形態では、その長手方向が左右方向に沿う長円形に形成されている。
本実施形態では、コネクタ挿入口11の規格が、いわゆるUSB規格におけるUSBタイプCの規格に対応した構造を例示して説明している。
図3に示すように、レセプタクルコネクタ本体10の上面は、基板20におよそ平行なコネクタ上壁面10aになっている。
レセプタクルコネクタ本体10の左右の両側面は、前後方向に沿い基板20におよそ垂直な左右のコネクタ側壁面10bとなっている。
レセプタクルコネクタ本体10の後方Bの背面は、前後方向におよそ垂直に交わるコネクタ後端面10cとなっている。
発光部21は、光を発する光源装置である。本実施形態では、発光部21として発光ダイオード(いわゆるLED)を用いた場合を例示して説明している。
図3に示すように、発光部21は、基板20上における、レセプタクルコネクタ本体10の左右外側において、レセプタクルコネクタ本体10から左右方向にそれぞれ所定距離だけ離間して一対で配置されている。
発光部21は、主として上方Uに向けて光を発するように基板20に実装されている。
図1に示すように、入力コネクタ29は、基板ユニット2に対して電力を供給する電力供給線(図示せず)を接続し、また、基板ユニット2に対して動作指令を伝達する信号線(図示せず)を接続するための接続部である。
入力コネクタ29は、本実施形態では、基板20の後方Bの端部において、接続口を後方Bに向けて取り付けられている。
なお、入力コネクタ29とレセプタクルコネクタ部1とは、基板20における同じ側(図1における上方Uの面)の面に取り付けられている。
以下では、基板ユニット2(基板20)における上方Uの面を単に上面と称する場合がある。また、基板ユニット2(基板20)における下方Dの面を単に下面と称する場合がある。
〔ケーシングおよび関連部品について〕
図1および図5に示すように、ケーシング3は、レセプタクルコネクタ部1のコネクタ挿入口11を外部に露出させた状態で基板ユニット2を収容する容器である。
ケーシング3は、基板ユニット2の下面を覆う下側ケーシング4と、基板ユニット2の上面を覆う上側ケーシング6と、を備えている。
図3に示すように、基板ユニット2は上側ケーシング6に取り付けられる。基板ユニット2を装着した上側ケーシング6を下側ケーシング4に嵌めると、上側ケーシング6および下側ケーシング4は、ケーシング3としてその内部空間に基板ユニット2を収容する(図5参照)。
図3に示すように、下側ケーシング4は、底板部40と、底板部40から上方Uに向けて立設した左右一対の下側側壁部41と、底板部40から上方Uに向けて立設した下側前壁部42と、下側前壁部42から前方Fに向けて延出する前面板部7と、底板部40から上方Uに向けて立設した下側後壁部48と、下側側壁部41における底板部40と反対側に形成された一対の第一係合部31aと、下側側壁部41の後方B側端部に形成された一対の第二係合部32aと、一対の下側側壁部41の前方F側端部近傍に一対で設けられた第三係合部33aと、を備えている。
図1および図2に示すように、上側ケーシング6は、天板部60と、天板部60から下方Dに向けて立設した左右一対の上側側壁部61と、天板部60から下方Dに向けて立設した上側前壁部62と、天板部60の前方F側に形成されたレセプタクルコネクタ収容部8と、天板部60から下方Dに向けて立設した上側後壁部68(図9参照)と、上側側壁部61の左右方向における外側の面から外方へ延出する取付耳部69と、天板部60と左右一対の上側側壁部61との両境界の前方Fの端部に設けられた一対の第一被係合部31bと、一対の上側側壁部61の後方Bの端部に設けられた一対の第二被係合部32bと、上側側壁部61の前方F側端部近傍における左右方向の外側の面に設けられた一対の第三被係合部33bと、を備えている。
下側ケーシング4および上側ケーシング6は、例えば樹脂の射出成型により形成される。下側ケーシング4や上側ケーシング6として用いることができる樹脂としては、ポリブチレンテレフタレート樹脂やアクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン樹脂などが挙げられる。本実施形態では、下側ケーシング4および上側ケーシング6が、ポリブチレンテレフタレート樹脂の射出成型で形成されている場合を例示している。
図1および図3を主に参照しつつ、主に下側ケーシング4について説明する。
底板部40は、下側ケーシング4において基板ユニット2の下面を覆う壁体である。底板部40は、基板ユニット2の基板20に沿い設けられる。
底板部40は、本実施形態では、その長手方向が前後方向に沿うおよそ矩形(長方形)の壁体である。
左右の下側側壁部41は、底板部40の左右の端部から、上方Uに延出する壁体である。
左右の下側側壁部41は基板ユニット2を左右の側方から覆っている。
左右の下側側壁部41はそれぞれ、前方F側における上方Uの端部に、第一係合部31aを有している。本実施形態ではさらに、左右の下側側壁部41はそれぞれ挿入溝43と第二係合部32aと第三係合部33aとを有する場合を例示している。
左右の下側側壁部41はそれぞれ、後端部に第二係合部32aを有している。
左右の下側側壁部41はそれぞれ、第一係合部31aと第二係合部32aとの間に、挿入溝43を有している。
左右の下側側壁部41はそれぞれ、挿入溝43の前方Fに第三係合部33aを有している。
第一係合部31aは、第一被係合部31bと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第一係合部31aは、本実施形態では、左右の下側側壁部41のそれぞれから、それぞれ他方の下側側壁部41に向けて小さく延出する左右一対の小壁部として設けられている。具体的には、左方Lの下側側壁部41の第一係合部31aは、左方Lの下側側壁部41から右方Rに向けて延出し、底板部40に平行な壁部である。右方Rの下側側壁部41の第一係合部31aは、右方Rの下側側壁部41から左方Lに向けて小さく延出し、底板部40に平行な壁部である。
第二係合部32aは、第二被係合部32bと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第二係合部32aは、本実施形態では、左右の下側側壁部41の後方Bのそれぞれ端部から前方Fに向けて前後方向に沿い(下側側壁部41の内側に向けて)下側側壁部41を切欠いたスリットとして設けられている。第二係合部32aは、左右の下側側壁部41に左右一対で設けられている。
挿入溝43は、上側ケーシング6を下側ケーシング4に取り付ける際に、位置決めを行うためガイド溝であり、上側ケーシング6を下側ケーシング4に取り付けた際に上側ケーシング6の取付耳部69を嵌める溝である。
挿入溝43は、本実施形態では、左右の下側側壁部41の上方Uの端部から下方Dに向けて下側側壁部41の内側に向けて凹む溝部分として設けられている。挿入溝43は、左右の下側側壁部41に左右一対で設けられている。
第三係合部33aは、第三被係合部33bと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を後方Bに離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第三係合部33aは、本実施形態では、左右の下側側壁部41の前方Fの壁面部分における、挿入溝43の前方Fかつ第一係合部31aの下方D側の位置に設けられている。第三係合部33aは、下側側壁部41を左右方向に貫通する貫通口として設けられている。第三係合部33aは、本実施形態では左右の下側側壁部41それぞれに設けられた、一対の貫通口として設けられている。第三係合部33aは、本実施形態では一辺が前後方向に沿う矩形の開口である。第三係合部33aは、左右の下側側壁部41に左右一対で設けられている。
下側前壁部42は、底板部40の前方Fの端部から上方Uに延出している壁体である。
下側前壁部42は、壁部42aと壁部42bとを含む。
壁部42bは、左右の下側側壁部41における前方Fの端部のそれぞれから、それぞれ他方の下側側壁部41に向けて延出するように配置され、左右一対に設けられている壁体である。
壁部42aは、左右の壁部42bの間において左右は壁部42bと一体に設けられ、底板部40の前方Fの端部から上方Uに小さく延出している壁体である。
前面板部7は、コネクタボックス100の使用インタフェースとなる部分(いわゆる意匠となる部分)である。
前面板部7は、下側前壁部42から前方Fに延出する枠体72と、枠体72の前端に形成されたインタフェース面71と、インタフェース面71に設けられた開口部70と、を備える。
枠体72は、壁部42aと壁部42bとから前方に延出し、レセプタクルコネクタ収容部8の下方U側と、レセプタクルコネクタ収容部8の左右両側面とを囲う壁状に形成されている。
インタフェース面71は、枠体72の前端に、下側前壁部42と平行に設けられた壁面である。インタフェース面71は、左右方向に長手方向を有するおよそ矩形の壁面である。
インタフェース面71のおよそ中央部分には、左右方向に長手方向を有する形状の開口部70を備えている。
開口部70は、インタフェース面71を前後方向に貫通する貫通口として設けられる。
開口部70には、レセプタクルコネクタ部1と、レセプタクルコネクタ部1に外嵌した状態の導光レンズ9が挿入される。
開口部70とレセプタクルコネクタ部1と導光レンズ9との関係については後述する。
下側後壁部48は、底板部40の後方Bの端部から上方Uに延出している壁体である。
下側後壁部48には、基板ユニット2が装着された上側ケーシング6が下側ケーシング4に嵌められた際に、入力コネクタ29の下方D側の面に沿い当接する受け部48aが設けられている。
図1および図2をもとにして、主に上側ケーシング6について説明する。
上側ケーシング6は、主としてシールド39と、基板ユニット2とが内側に嵌められて取り付けられる容器である。シールド39と、基板ユニット2とは、上側ケーシング6に嵌めた状態で、下側ケーシング4に取り付けられる(図3参照)。
天板部60は、上側ケーシング6において、基板ユニット2の上面(上方U側の面)を覆う壁体である。
天板部60は、基板ユニット2の基板20に沿い設けられる。
天板部60は、本実施形態では、その長手方向が前後方向に沿うおよそ矩形(長方形)の壁体である。
天板部60には、ネジ座63と、位置決座64と、ボス部66とが設けられている。ネジ座63と、位置決座64とは、それぞれ、基板20の開口20b、開口20cと、上下方向において重複する位置に設けられている。
ネジ座63、位置決座64、およびボス部66は、天板部60の内面(天板部60の下方Dの面)から下方Dに向けてボス状に延出している。
ネジ座63は、天板部60の内面において、天板部60の後端部近傍における一方の隅部近傍に配置されている。位置決座64は、天板部60の内面において、天板部60の後端部近傍の他方の隅部近傍に配置されている。
ネジ座63および位置決座64は、下方Dの端部に平面部分が形成されている。ネジ座63および位置決座64における当該平面部分は、それぞれ天板部60の内面から同じ高さ(等しい距離)だけ離れた位置に設けてある。
ネジ座63には、下方Dの端部に、当該端部から上下方向に沿い上方Uに向けたネジ穴が設けてある。
位置決座64には、下方Dの端部に、当該端部から下方向に沿い下方Dに向けて小突起が設けてある。
ボス部66は、天板部60の内面において、本実施形態では左右一対で設けられている。ボス部66は、天板部60の後端部近傍における左右位置にそれぞれ配置されている。左右一対のボス部66は、左右方向においてネジ座63と位置決座64との間に配置されている。左右一対のボス部66は、前後方向においてネジ座63または位置決座64よりも前方Fに偏位した位置に配置されている。左右一対のボス部66の天板部60から下方Bへの突出長さはネジ座63や位置決座64よりも短い。
左右一対のボス部66はそれぞれ、後方Bに向く面部分を有している。
基板ユニット2を上側ケーシング6に嵌めて取り付けた際に、入力コネクタ29の前端部が、このボス部66の面部分に当接するようになっている。
左右の上側側壁部61は、天板部60の左右の端部から、下方Dに延出する壁体である。
左右の上側側壁部61は基板ユニット2を左右の側方から覆っている。
左右の上側側壁部61における前方F側の上方Uの端部と連結する、天板部60の左右の両側端部には、第一被係合部31bが設けられている。
左右の上側側壁部61はそれぞれ、後方B側における下方Uの端部に、第二被係合部32bを有している。
左右の上側側壁部61はそれぞれ、第一被係合部31bと第二被係合部32bとの間に、取付耳部69を備える。
左右の上側側壁部61はそれぞれ、取付耳部69の前方に第三被係合部33bを備える。
第一被係合部31bは、第一係合部31aと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第一被係合部31bは、天板部60と上側側壁部61との連結部分に設けられた凹部である。第一被係合部31bは、本実施形態では、天板部60の左右両端部かつ、天板部60が上側側壁部61と連結する上側側壁部61における上方Uの端部位置において、天板部60の前端から後方Bに向けて延びる凹部として設けられている。
本実施形態では、第一被係合部31bは、天板部60において、下方Dの向きに凹む凹部である。また、第一被係合部31bは、上側側壁部61において、左右方向におけるケーシング3における内向きに凹む凹部である。
本実施形態では、凹部としての第一被係合部31bが壁部としての第一係合部31aに向けてスライドして、第一係合部31aを第一被係合部31bの上方U側に嵌ることで第一係合部31aと第一被係合部31bとが係合する。
具体的には、上側ケーシング6を前後方向における後方Bから前方に向けてスライドして、第一被係合部31bの凹部に第一係合部31aの壁部を沿わせて噛み合わせ、第一係合部31aと底板部40との間に上側ケーシング6を嵌ることにより、上側ケーシング6を下側ケーシング4に固定する。
第二被係合部32bは、第二係合部32aと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第二被係合部32bは、本実施形態では、左右の上側側壁部61の後方Bのそれぞれ端部から前方Fに向け前後方向に沿い設けられた、ケーシング3の外側に突出する凸部分として設けられている。
本実施形態では、凸部分としての第二被係合部32bが、スリットとしての第二係合部32aにスライドして嵌ることで第二係合部32aと第二被係合部32bとが係合する。
具体的には、上側ケーシング6を前後方向における後方Bから前方に向けてスライドして、第二被係合部32bのスリットに第二係合部32aの凸部分を沿わせて嵌ることにより、上側ケーシング6を下側ケーシング4に固定する。
取付耳部69は、上側ケーシング6を下側ケーシング4に取り付ける際に、位置決めを行うためガイドである。また、取付耳部69は、コネクタボックス100を、例えば自動車の運転座席のダッシュボードの内側からダッシュボードの内壁にネジ止めなどで固定するフランジ状の固定座である。
取付耳部69は、本実施形態では、左右の上側側壁部61のそれぞれの外壁面から左右方向におけるケーシング3の外側に向けて延出する一対の壁体として設けられている。
取付耳部69には、前後方向に貫通する貫通口69aと、前方F側の面から前後方向に沿い窪む有底筒状の位置決凹部69bとが設けられている。貫通口69aは、コネクタボックス100を取付耳部69でダッシュボードなどに取り付ける際のネジ止め用のネジ挿通孔である。位置決凹部69bは、コネクタボックス100をネジ止めする際の位置決め用の係止部である。
取付耳部69は、上側ケーシング6を下側ケーシング4に取り付ける際に、下側ケーシング4の上方Uから下方Dに向けてスライドして挿入溝43に嵌められる。
上側ケーシング6は、挿入溝43に嵌った取付耳部69により、挿入溝43の前後方向の溝幅の範囲内で、下側ケーシング4に対する上側ケーシング6の前後方向の移動が許容される。
第三被係合部33bは、第三係合部33aと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を後方Bに離脱不能に保持する(拘束する)機構である。
第三被係合部33bは、本実施形態では、左右の上側側壁部61の前方Fの壁面部分における、取付耳部69の前方Fかつ第一被係合部31bの下方Dの位置に設けられた、左右の上側側壁部61の外壁面から左右方向外側に突出する突起として設けられている。第三被係合部33bは、前方Rから後方Bに向かうにつれて緩やかに左右方向外側に延出して形成され、その後方Bの端面は、前後方向に垂直に交わる平面上に形成されている。
本実施形態では、突起としての第三被係合部33bが、貫通口としての第三係合部33aに対して、下側ケーシング4における左右方向の内側から嵌り、それぞれ係合するようになっている。
左右の上側側壁部61のそれぞれ内面には、それぞれ2つのリブ65が設けられている。リブ65は、上側側壁部61の内面から垂直に延出し、上下方向に沿う板状部として設けられる。リブ65の上端部は、天板部60の内面に接続されている。リブ65は、天板部60に対して垂直に設置されている。リブ65は、下方Bの端部から上方Uの端部に向けて板の幅が拡大するように形成されている。
リブ65の下方Dの端部の高さ(天板部60の内面からの距離)は、ネジ座63または位置決座64における平面部分の高さよりも低くなっている。
上側前壁部62は、天板部60の前方Fの端部から下方Uに延出している壁体である。上側前壁部62は、左右の上側側壁部61と連結している。
上側前壁部62の下方Uの端部は、その高さ(天板部60の内面からの距離)が、ネジ座63または位置決座64における平面部分の高さと同じ高さになっている。
上側前壁部62には、左右に一対の右側前端ネジ座部62aおよび左側前端ネジ座部62bが設けられており、下方Dの端部に、当該端部から上下方向に沿い上方Uに向けたネジ穴が設けてある。右側前端ネジ座部62aおよび左側前端ネジ座部62bは、上側前壁部62において、やや内側(後方B)に向けて突出して配置されている。
図2に示すように、右側前端ネジ座部62aと左側前端ネジ座部62bとはそれぞれ、基板20の開口20aと開口20dのそれぞれと、上下方向において重複する位置に設けられている。
右側前端ネジ座部62aおよび左側前端ネジ座部62bと、対応する左右の上側側壁部61とは離間しており、右側前端ネジ座部62aおよび左側前端ネジ座部62bと対応する左右の上側側壁部61との間にはそれぞれ隙間62cが設けられている。
上側後壁部68(図9参照)は、天板部60の後方Bの端部から下方Uに延出している壁体である。上側後壁部68は、左右の上側側壁部61と連結している。
上側後壁部68には、基板ユニット2を上側ケーシング6に嵌めて取り付けた際に、入力コネクタ29が嵌る開口部分66aを備えている。開口部分66aは、上側後壁部68において、下方D側から上方U側に向けて凹む凹部にとして形成されている。
図5および図9に示すように、基板ユニット2を上側ケーシング6に嵌めて取り付けた際に、入力コネクタ29は、その挿入口がケーシング3の外部に開放する状態で開口部分66aに嵌る。入力コネクタ29の後方Bの端面は、上側後壁部68の後方Bの端面とおよそ面一としている。
図1、図2、および図5に示すように、上側ケーシング6の内側にはシールド39が嵌めて取り付けられる。本実施形態においてシールド39は、金属製、例えば亜鉛めっき鋼板を曲げ加工して一体に形成することができる。
図1および図2に示すように、シールド39は、基板20の上面(基板20の上方U側の面)を覆う天板部と、当該天板部から下方Bに向けて延出する前方Fの壁部39aおよび右方Rの壁部39bと左方Lの壁部39cとを備える。
図2に示すように、シールド39には、その天板部から壁部39aおよび壁部39bに向けて左右方向に延在するスリット39hが4つ設けられている。
スリット39hは、シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、上側ケーシング6のリブ65に対応する位置に設けられ、スリット39hにリブ65が貫通し、シールド39の位置決めがされるようになっている。
シールド39には、その天板部に貫通口39iが二つ設けられている。
貫通口39iは、シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、上側ケーシング6のボス部66に対応する位置に設けられ、貫通口39iにボス部66が貫通し、シールド39の位置決めがされるようになっている。
本実施形態では、壁部39bおよび壁部39cの前端部は、壁部39aよりも前方F側に前進するように延出しており、シールド39が上側ケーシング6に嵌められた際に、隙間62cに挿入されて、上側ケーシング6内において壁部39bおよび壁部39cが位置決めされるようになっている。
壁部39bの前端部における、下方Uの端部には、壁部39bに対して垂直、かつ、天板部60に平行な板面で形成される検査用リブ39dが設けられている。シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、検査用リブ39dは、右側前端ネジ座部62aのネジ穴と上下方向において重複するようになっている。
壁部39bの後端部における、下方Uの端部には、壁部39bに対して垂直、かつ、天板部60に平行な板面で形成され、上下方向に貫通する開口を設けられたネジ止リブ39eが設けられている。シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、ネジ止リブ39eの開口は、上下方向においてネジ座63のネジ穴と重複するようになっている。
壁部39cの前端部における、下方Uの端部には、壁部39cに対して垂直、かつ、天板部60に平行な板面で形成され、上下方向に貫通する切欠き部分を設けられたネジ止リブ39fが設けられている。シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、ネジ止リブ39fの切欠き部分は、左側前端ネジ座部62bのネジ穴と上下方向において重複するようになっている。
壁部39cの後端部における、下方Dの端部には、壁部39cに対して垂直、かつ、天板部60に平行な板面で形成され、上下方向に貫通する開口を設けられた位置決リブ39gが設けられている。シールド39を上側ケーシング6に嵌めた際に、位置決リブ39gの開口は、位置決座64の小突起と上下方向において重複するようになっている。つまり、位置決リブ39gの開口に位置決座64の小突起が嵌り、シールド39が位置決めされる。
図2に示すように、レセプタクルコネクタ収容部8は、上側前壁部62から前方Fに延出する構造体である。
レセプタクルコネクタ収容部8は、レセプタクルコネクタ保持部80と、レセプタクルコネクタ保持部80の前端壁81に前後方向に沿い貫通する係止孔82とを備える。
レセプタクルコネクタ保持部80は、下方Dから上方Uに向けて凹む凹部である。レセプタクルコネクタ保持部80は、当該凹部を形成する壁部分として、上方Uにある上壁部80aと、左右の側面部80bと、後方Bにある奥壁部80cとを備えている。
レセプタクルコネクタ保持部80は、これら上壁部80aと、左右の側面部80bと、奥壁部80cとで囲われた空間内に、レセプタクルコネクタ本体10の少なくとも一部を収容している。
図2および図6に示すように、上壁部80aは、基板20およびコネクタ上壁面10aに平行な面になっている。
上壁部80aは、レセプタクルコネクタ本体10をレセプタクルコネクタ保持部80に収容した場合に、コネクタ上壁面10aと当接するようになっている。したがって、レセプタクルコネクタ本体10に対して上方Uに向く外力が加えられた場合、コネクタ上壁面10aが当該外力を受け止めることができる。つまり、レセプタクルコネクタ本体10に対して上方Uに向く外力が加えられた場合、レセプタクルコネクタ保持部80が外力を受け止め、レセプタクルコネクタ本体10がこじられるのを防止する。
図2および図7に示すように、左右の側面部80bは、前後方向に沿い、基板20に垂直な面になっている。また、左右の側面部80bは、コネクタ側壁面10bに垂直な面になっている。
側面部80bは、レセプタクルコネクタ本体10をレセプタクルコネクタ保持部80に収容した場合に、左右それぞれのコネクタ側壁面10bと当接するようになっている。したがって、レセプタクルコネクタ本体10に対して左方Lまたは右方Rに向く外力が加えられた場合、左右の側面部80bが当該外力を受け止めることができる。つまり、レセプタクルコネクタ本体10に対して左方Lまたは右方Rに向く外力が加えられた場合、が外力を受け止め、レセプタクルコネクタ本体10がこじられるのを防止する。
奥壁部80cは、前後方向に垂直な面になっている。また、奥壁部80cは、コネクタ後端面10cに平行な面になっている。
奥壁部80cは、レセプタクルコネクタ本体10をレセプタクルコネクタ保持部80に収容した場合に、コネクタ後端面10cと当接するようになっている。したがって、レセプタクルコネクタ本体10に対して後方Bに向く外力が加えられた場合、奥壁部80cが当該外力を受け止めることができる。つまり、レセプタクルコネクタ本体10に対して後方Bに向く外力が加えられた場合、基板20に接続されたレセプタクルコネクタ部1の金属端子に曲げ応力が発生するのを防止する。
係止孔82は、レセプタクルコネクタ収容部8において、レセプタクルコネクタ保持部80の左右外側に一対で設けられている。
係止孔82は、レセプタクルコネクタ収容部8の前端壁81を前後方向に沿い貫通し、レセプタクルコネクタ収容部8内において下方に向けて開口し、発光部21に対向する貫通口として設けられている。係止孔82は、言い換えると、レセプタクルコネクタ収容部8内における空間であって、上下方向において左右それぞれの発光部21と重複する(発光部21に対向する)位置にある空間であり、前端壁81に開口している空間である。したがって、係止孔82は、発光部21に向けて連通している。また、係止孔82は、発光部21に向けて対向している。
係止孔82は、後述するように導光レンズ9が装着される取り付け部分でもある。
図7に示すように、一対の係止孔82とレセプタクルコネクタ保持部80の左右両側との間には、一対の壁部82aが配置されている。つまり、左右方向において、レセプタクルコネクタ保持部80から順に、壁部82a、係止孔82の順に重複するように、壁部82aが配置されている。
すなわち、発光部21とレセプタクルコネクタ保持部80に保持されたレセプタクルコネクタ本体10との間には、壁部82aが配置されている。そのため、発光部21が発する光がレセプタクルコネクタ本体10に漏洩されることは無い。つまり、レセプタクルコネクタ本体10のコネクタ挿入口11からの光漏れを軽減することができる。発光部21が発する光は、壁部82aと基板20によって遮蔽され、レセプタクルコネクタ本体10に導光(照射)されないためである。
そのため、コネクタボックス100の意匠性が向上する。また、コネクタ挿入口11の周囲のみを導光レンズ9で光らせることができるため、使用者の視認性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、壁部82aは左右の側面部80bの一部である。
〔導光レンズについて〕
導光レンズ9は、発光部21が発する光をケーシング3の外部に導出する光学レンズである。
図2および図3に示すように、導光レンズ9は、レセプタクルコネクタ本体10の外周方向における外側に嵌る(レセプタクルコネクタ本体10に外嵌する)環状部90と、環状部90から後方Bに延出する係止部93とを備える。
本実施形態では、環状部90は、レセプタクルコネクタ本体10の外周方向における外側に嵌る環状レンズ部91と、環状レンズ部91から周方向における外側に延出する導光縁部92とを有している。そして係止部93は、環状部90としての導光縁部92から後方Bに延出している。
導光レンズ9は、光が透過可能な材料で形成されている。光が透過可能な材料としては、例えば透明樹脂やガラスが挙げられる。
導光レンズ9は、本実施形態では、透明樹脂の射出成型により、環状レンズ部91と導光縁部92と係止部93とが一体に形成されている。本実施形態において導光レンズ9を形成することができる透明樹脂としては例えばアクリルやポリカーボネートが挙げられる。本実施形態では、導光レンズ9をアクリルの射出成型で一体に形成した場合を例示して説明している。
環状レンズ部91は、レセプタクルコネクタ本体10に外側から嵌る開口91aを備える。環状レンズ部91は、前後方向に延びる筒であり、その断面はおよそ楕円形に形成されている。
開口91aは、前後方向に貫通する貫通口である。開口91aは、レセプタクルコネクタ本体10の外形に沿う形状に形成されている。
導光レンズ9は、開口91aにレセプタクルコネクタ本体10が挿入された状態で、つまり、環状レンズ部91がレセプタクルコネクタ本体10に外嵌した状態で、環状レンズ部91を開口部70に挿入して取り付けられる。
図8に示すように、導光レンズ9がケーシング3に取り付けられた状態、すなわち環状レンズ部91が開口部70に挿入されて取り付けられた状態で、環状レンズ部91は、レセプタクルコネクタ本体10と、レセプタクルコネクタ本体10の外周の全周にわたり離間している。つまり、環状レンズ部91の内側とレセプタクルコネクタ本体10との間には環状レンズ部91の隙間12が設けられている。したがって、レセプタクルコネクタ本体10に対して外力が加えられてレセプタクルコネクタ本体10が変形した場合にも、環状レンズ部91とレセプタクルコネクタ本体10との間の隙間12によって当該変形歪が吸収される(つまり力の伝達が阻害される)。そのため、レセプタクルコネクタ本体10に対して加えられた外力が、環状レンズ部91にストレス(歪み応力)を与えることが無い。
導光レンズ9がケーシング3に取り付けられた状態、すなわち導光レンズ9の環状レンズ部91が開口部70に挿入されて取り付けられた状態で、環状レンズ部91は、開口部70と、内周の全周にわたり離間している。言い換えると、開口部70は、環状レンズ部91と、環状レンズ部91の外周の全周にわたり離間している。つまり、開口部70と環状レンズ部91の外側との間には環状レンズ部91の外側の全周にわたる隙間13が設けられている。したがって、レセプタクルコネクタ本体10に対して外力が加えられた場合にも、開口部70と環状レンズ部91の外側との間の隙間13によって当該外力は開口部70に伝達されない。そのため、レセプタクルコネクタ本体10に対して加えられた外力が、環状レンズ部91にストレス(歪み応力)を与えることが無い。
図2および図3に示すように、導光縁部92は、環状レンズ部91の後方Bの端部から環状レンズ部91の外周方向に向けて延出する板状部である。導光縁部92は主として環状レンズ部91の後方Bの端部から、左右方向の外側に向けて延出している。
図6に示すように、導光縁部92は、導光レンズ9がケーシング3に取り付けられた状態において、前面板部7の背面と、レセプタクルコネクタ収容部8の前端壁81とに挟持されて固定される。
つまり導光レンズ9は、前面板部7の背面と、レセプタクルコネクタ収容部8の前端壁81とに挟持されて固定される。したがって、導光レンズ9は、前端壁81と前面板部7の背面との間で上下方向、左右方向にシフト(自由に移動)することを許容されるフローティング状態で取り付けられている。
図2、図3および図7に示すように、係止部93は、導光レンズ9を上側ケーシング6に係止する係止部材であり、かつ、発光部21(図7参照)が発する光を導光レンズ9(環状レンズ部91)に導く導光部である。
係止部93は、導光縁部92から前後方向に沿い後方Rに向けて延出して形成される。 係止部93は、一対の係止孔82に対応して、環状レンズ部91の左右外側において一対で形成される。
図7に示すように、係止部93は、レセプタクルコネクタ収容部8の前端壁81を前後方向に沿い貫通する係止孔82に挿入されて上側ケーシング6に係止される。したがって係止部93は、係止孔82の貫通口の前後方向を光学的に結合する。つまり、係止部93が係止孔82に挿入されて、係止孔82の貫通口の前後方向において導光可能になる。
係止部93は、係止孔82に挿入された状態で、少なくとも一部が上下方向において発光部21と重複して設置される。係止部93は、上下方向において発光部21よりも上方U側(すなわち、発光部21が光を発する向き)に配置される。
導光レンズ9の導光について説明する。
発光部21が光を発すると、当該光が係止部93に入射する。
係止部93から入射した光は、導光レンズ9の内部で反射を繰り返して、係止部93から導光縁部92へ、さらに導光縁部92から環状レンズ部91へと導かれる。そして、環状レンズ部91に導かれた光がケーシング3の外部へ放射される。環状レンズ部91が光ることにより、車内が暗くなる場合、例えば夜間においても、乗員はコネクタ挿入口11の位置を正確に視認することができる(コネクタ挿入口11の視認性が高まる)。したがって乗員は、コネクタ挿入口11にプラグコネクタを正しく挿入することができる。
〔組立方法の説明〕
まず、コネクタボックス100の組立方法を説明する。
まず、シールド39を上側ケーシング6に嵌めて取り付ける(図2参照)。
次に、基板ユニット2を、シールド39が取り付けられた上側ケーシング6にさらに嵌めて取り付ける(図2および図3参照)。
この際、レセプタクルコネクタ部1のレセプタクルコネクタ本体10が、レセプタクルコネクタ収容部8のレセプタクルコネクタ保持部80に嵌る(図3、図6および図7参照)。
基板ユニット2を、シールド39が取り付けられた上側ケーシング6にさらに嵌めて取り付けると、基板20の開口20aと、開口20bと、開口20cと、開口20dとがそれぞれこの順に、シールド39の検査用リブ39dと、ネジ止リブ39eと、位置決リブ39gと、上下方向において重複する。この際、開口20cには、位置決座64の小突起が嵌り、基板ユニット2の位置決めがされる。
基板ユニット2は、左側前端ネジ座部62bおよびネジ座63に対してネジ25で固定される(図2参照)。
なお、シールド39を上側ケーシング6に嵌めてから基板ユニット2を上側ケーシング6に嵌めて取り付けると、開口20cの開口部分の下方D側から検査用リブ39dを視認できる。しかし、シールド39を上側ケーシング6に嵌めないで基板ユニット2を上側ケーシング6に嵌めて取り付けると、開口20cの開口部分の下方D側から検査用リブ39dを視認できない。
このように、検査用リブ39dは、シールド39が上側ケーシング6に装着されているか否かを確認するために利用される。
次に、導光レンズ9を上側ケーシング6のレセプタクルコネクタ収容部8に取り付ける。導光レンズ9の取り付けは以下のように行う。
以下では図3を参照しつつ説明する。
まず、導光レンズ9を前後方向の後方Bに向けてスライドし、係止部93を係止孔82に挿入して嵌める。この際、環状レンズ部91の開口91aが、レセプタクルコネクタ本体10の外側に嵌る。つまり、環状レンズ部91がレセプタクルコネクタ本体10に外嵌する。
導光レンズ9は、導光縁部92が前端壁81に当接するまで後方Bに向けてスライドする。
導光縁部92が前端壁81に当接すると、導光レンズ9の上側ケーシング6に対する取り付けは完了する。
次に、上側ケーシング6を、下側ケーシング4に嵌めて取り付ける。この際、上述のごとく、上側ケーシング6には、基板ユニット2および導光レンズ9が取り付けられている。以下に説明では、特に言及しない場合、上側ケーシング6には基板ユニット2および導光レンズ9が取り付けられている。
以下では図3を参照しつつ説明する。
上側ケーシング6を、下側ケーシング4に嵌める際、まず上側ケーシング6の取付耳部69と第三被係合部33bとともに下側ケーシング4の挿入溝43に嵌める。取付耳部69を挿入溝43に嵌めた際、取付耳部69を挿入溝43の下方Dの縁に当接させる。
そして、上側ケーシング6と基板ユニット2とを共に前後方向における前方Fに向けてスライドして、上側ケーシング6を第一係合部31aと左右の下側側壁部41と底板部40とに囲まれた空間に嵌める。
この際、第一係合部31aの壁部が第一被係合部31bの溝に嵌り係合する。当該係合により、上側ケーシング6は下側ケーシング4に対して、基板20の上下方向に拘束される。
また、この際、第二被係合部32bの凸部分が第二係合部32aのスリットに嵌り係合する。当該係合により、上側ケーシング6は下側ケーシング4に対して、基板20の上下方向に拘束される。
さらに、この際、第三被係合部33bの突起が、第三係合部33aの貫通口に嵌り係合する。当該係合により、上側ケーシング6は下側ケーシング4に対して、基板20の前後方向における後方B向きへの移動を規制される。
なお、上側ケーシング6は、上側ケーシング6の上側前壁部62が下側ケーシング4の下側前壁部42の後方B側の面に当接し、基板20の前後方向における前方F向きへの移動を規制される。
また、上側ケーシング6と基板ユニット2とを共に前後方向における前方Fに向けてスライドして、上側ケーシング6を第一係合部31aと底板部40との間に嵌める際、レセプタクルコネクタ本体10と環状レンズ部91とが共に前面板部7の開口部70に挿入されて嵌る。
以上により、コネクタボックス100の組み立ては完成する。
組み立てが完成したコネクタボックス100は図4に示されている。
このように上側ケーシング6が基板20に対して垂直な前後方向にスライドして組み立てることで、上側ケーシング6が下側ケーシング4に嵌合し、上側ケーシング6は、下側ケーシング4に対して上下方向に離脱不能に保持(拘束)される。
この組み立てが完成したコネクタボックス100は、例えばコネクタボックス100の取付対象たる壁(取付対象壁)の一例である、自動車の車内のダッシュボードに取り付けて使用される。
コネクタボックス100の使用態様の例示として、コネクタボックス100をダッシュボードに取り付ける場合を例示して以下説明を加える。
〔コネクタボックスの使用例の説明〕
コネクタボックス100をダッシュボードに取り付ける場合、ダッシュボードの背面側に取付耳部69を配置し、前面板部7のインタフェース面71をダッシュボードの車内側に露出させる。コネクタボックス100のダッシュボードへの固定は、ダッシュボードの背面側に対するネジ止めで行うことができる。本実施例では、取付耳部69の貫通口69aにネジを挿通してネジ止めし、ダッシュボードの背面側に取付耳部69を固定することで、コネクタボックス100をダッシュボードに固定支持することができる。
なお、取付耳部69を上側ケーシング6が有し、取付耳部69を介してコネクタボックス100をダッシュボードに固定支持することで、レセプタクルコネクタ部1に加わる外力を、上側ケーシング6の取付耳部69で受け止めることができる。そのため、コネクタボックス100が全体として破損し難く、コネクタボックス100の耐久性を高めることができる。
この状態で、乗員(使用者)は車内側から、コネクタ挿入口11を視認することができる。また、使用者は車内側から、プラグコネクタをコネクタ挿入口11に対して挿脱可能になる。
入力コネクタ29は、車内側の電気系回路と接続される。コネクタボックス100への電力供給や発光部21の発光消灯の制御等は、自動車のエンジンコントロールユニット(いわゆるECU。以下ではECUと称する)などにより制御される。
例えば使用者が自動車を始動すると、ECUは、所定の条件下で、コネクタボックス100の発光部21を発光させる。なお、所定の条件下とは、例えば車内が暗いとECUが認識した場合や、乗員がECUに対して発光部21の点灯を指示した場合が例示できる。発光部21が発光すると、発光部21の光が導光レンズ9の環状レンズ部91へ導かれる。つまり、発光部21が発光すると、環状レンズ部91が光る。
使用者は、光る環状レンズ部91を視認して、車内が暗い場合、例えば夜間においても視認性良くコネクタ挿入口11の位置を把握することができる。
そのため、使用者が前方Fからプラグコネクタをコネクタ挿入口11に挿抜するに際し、プラグコネクタを適切な向きで正しく挿抜することができる。
したがって、プラグコネクタからレセプタクルコネクタ部1に、プラグコネクタの挿脱方向、すなわち前後方向から反れた向きの外力(こじり方向への力)が加わるおそれを低減できる。そのため、レセプタクルコネクタ部1が基板20から外れてしまうような故障発生のリスクを低減することができる。
コネクタ挿入口11に対してプラグコネクタが挿入された状態で、当該プラグコネクタに対して上下方向の外力が加えられても、上側ケーシング6が下側ケーシング4から容易に外れてしまうことはない。
例えば当該外力がレセプタクルコネクタ部1を介して基板20に伝達され、さらに基板20が上側ケーシング6または下側ケーシング4に上下方向の外力を伝達しても、第一係合部31aと第一被係合部31bとの係合により、この上下方向の外力を受け止めるためである。またこれに加えて、第二被係合部32bと第二係合部32aとの係合により、この上下方向の外力を受け止めるためである。
コネクタ挿入口11に対してプラグコネクタが挿入されるに際し、または、プラグコネクタが挿入された状態で、当該プラグコネクタに対して外力が加えられても、レセプタクルコネクタ部1が基板20から離脱することは無い。レセプタクルコネクタ部1の外面であるコネクタ上壁面10a、コネクタ側壁面10b、コネクタ後端面10cは、レセプタクルコネクタ収容部8の上壁部80a、側面部80b、奥壁部80cに当接しているので、プラグコネクタからレセプタクルコネクタ部1に加わる外力を上側ケーシング6のレセプタクルコネクタ収容部8が受け止めて、レセプタクルコネクタ部1がこじり変形されるのを防止するためである。
そのため、レセプタクルコネクタ部1が基板20から外れてしまうような故障発生のリスクを低減することができる。
例えばプラグコネクタから左右方向の外力がレセプタクルコネクタ部1に加えられても、レセプタクルコネクタ収容部8のレセプタクルコネクタ保持部80における左右の側面部80bがレセプタクルコネクタ本体10と当接しているため、レセプタクルコネクタ収容部8(側面部80b)がレセプタクルコネクタ部1を当該外力に抗して支持するためである。
同様にプラグコネクタから上方U向きの外力がレセプタクルコネクタ部1に加えられても、レセプタクルコネクタ保持部80の上壁部80aがレセプタクルコネクタ本体10と当接しているため、レセプタクルコネクタ収容部8(上壁部80a)がレセプタクルコネクタ部1を当該外力に抗して支持するためである。
また同様にプラグコネクタから後方B向きの外力がレセプタクルコネクタ部1に加えられても、レセプタクルコネクタ保持部80の奥壁部80cがレセプタクルコネクタ本体10と当接しているため、レセプタクルコネクタ収容部8(奥壁部80c)がレセプタクルコネクタ部1を当該外力に抗して支持するためである。
コネクタ挿入口11に対してプラグコネクタが挿入されるに際し、または、コネクタ挿入口11に対してプラグコネクタが挿入された状態で、当該プラグコネクタからレセプタクルコネクタ本体10に対して外力が加えられても、導光レンズ9に外力が加わることは無い。
レセプタクルコネクタ本体10と導光レンズ9との間の隙間12が当該外力の伝達を遮断するためである。
特にレセプタクルコネクタ本体10に前後方向に外力が加えられる場合、係止部93は当該外力を係止孔82に沿い前後方向に受け流すことができる。係止部93が挿入されている係止孔82は前後方向に沿って貫通しているためである。
また、導光レンズ9は上述のフローティング状態で取り付けられているため、レセプタクルコネクタ本体10を介して前後方向に垂直な向きの力が上側ケーシング6に伝達されても、導光レンズ9は前後方向にシフトして、垂直な向きの外力を受け流すことができる。
したがって、導光レンズ9への外力の伝達が阻害され、導光レンズ9が破損するような故障発生のリスクを低減することができる。
コネクタ挿入口11に対してプラグコネクタが挿入された状態で、当該プラグコネクタからレセプタクルコネクタ本体10に対して外力が加えられても、前面板部7(インタフェース面71)に外力が加わることは無い。
レセプタクルコネクタ本体10と前面板部7の開口部70との間の隙間12および隙間13が当該外力の伝達を遮断するためである。
例えば当該外力がレセプタクルコネクタ部1を介して基板20に伝達され、さらに基板20が上側ケーシング6に当該外力を伝達しても、当該外力は取付耳部69を介して取付対象壁であるダッシュボードに吸収されるためである。
以上のようにして、本発明は、耐こじり性能の高いコネクタボックスおよびその組立方法を提供することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、第二係合部32aは、第二被係合部32bと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を上下方向に離脱不能に保持する場合を例示した。
した。
しかしながら、第二係合部32aおよび第二被係合部32bを設けない構成とすることもできる。
(2)上記実施形態では、第三被係合部33bは、第三係合部33aと係合して、下側ケーシング4に対して上側ケーシング6を後方Bに離脱不能に保持する場合を例示した。
しかしながら、第三係合部33aおよび第三被係合部33bを設けない構成とすることもできる。
(3)上記実施形態では、第一係合部31aおよび第一被係合部31bと、第二係合部32aおよび第二被係合部32bと、第三被係合部33bおよび第三係合部33aとをそれぞれ別個に備る場合を例示した。
しかしながら、第一係合部31aおよび第一被係合部31b、または、第二係合部32aおよび第二被係合部32bが、第三被係合部33bおよび第三係合部33aを兼ねる構成とすることもできる。例えば、第二係合部32aおよび第二被係合部32bが上述の構成に加え、さらに、第二係合部32aと第二被係合部32bとを互いに前後方向においても拘束するスナップフィット機構とするなどすることができる。
(4)上記実施形態では、レセプタクルコネクタ保持部80は、上壁部80aと、左右の側面部80bと、奥壁部80cとを備える場合を例示した。
しかしながら、レセプタクルコネクタ部1に加えられる外力の方向が限定されている場合には、レセプタクルコネクタ保持部80は、上壁部80a、または、左方の側面部80b、または、右方の側面部80b、または、奥壁部80cのうち、少なくとも外力が加えられる方向のこじりを防止するものを備えている構造であっても良い。
(5)上記実施形態では、導光レンズ9は、レセプタクルコネクタ本体10の外周方向における外側に嵌る環状部90と、環状部90から後方Bに延出する係止部93とを備え、環状部90は、レセプタクルコネクタ本体10の外周方向における外側に嵌る環状レンズ部91と、環状レンズ部91から周方向における外側に延出する導光縁部92とを有している場合を例示した。
しかしながら、導光レンズ9は、環状レンズ部91と、環状レンズ部91から後方Bに延出する係止部93とを備える構成とすることもできる。
(6)上記実施形態では、係止部93は、一対の係止孔82に対応して、環状レンズ部91の左右外側において一対で形成される場合を例示した。
しかしながら、係止部93および係止孔82はそれぞれ、ひとつずつ設けられる構成とすることもできる。
(7)上記実施形態では、発光部21は、基板20上における、レセプタクルコネクタ本体10の左右外側において、レセプタクルコネクタ本体10から左右方向にそれぞれ所定距離だけ離間して一対で配置されている場合を例示した。
しかしながら、発光部21は、必ずしもレセプタクルコネクタ本体10の左右にそれぞれ配置しなくてもよく、左右のいずれか一方にひとつだけ設けてもよい。
(8)上記実施形態では、導光レンズ9の環状レンズ部91がレセプタクルコネクタ本体10の外周の全周にわたって離間するように構成されていたが、環状レンズ部91とレセプタクルコネクタ本体10の外周とが一部または全周にわたって当接していてもよい。環状レンズ部91がレセプタクルコネクタ本体10の外周に当接することにより、レセプタクルコネクタ本体10の強度が高まるので、レセプタクルコネクタ本体10に外力が加えられた場合でも、外力によるレセプタクルコネクタ本体10の変形が防止または抑制される。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、コネクタボックスおよびその組立方法に適用できる。
1 :レセプタクルコネクタ部
2 :基板ユニット
3 :ケーシング
4 :下側ケーシング(ケーシング)
6 :上側ケーシング(ケーシング)
7 :前面板部
8 :レセプタクルコネクタ収容部
9 :導光レンズ
10 :レセプタクルコネクタ本体
10a :コネクタ上壁面
10b :コネクタ側壁面
10c :コネクタ後端面
11 :コネクタ挿入口
20 :基板
21 :発光部
31a :第一係合部
31b :第一被係合部
32a :第二係合部
32b :第二被係合部
39a :壁部
39b :壁部
39c :壁部
40 :底板部
41 :下側側壁部
42 :下側前壁部
42a :壁部
42b :壁部
60 :天板部
61 :上側側壁部
62 :上側前壁部
68 :上側後壁部
69 :取付耳部(フランジ)
70 :開口部
71 :インタフェース面
80 :レセプタクルコネクタ保持部
80a :上壁部
80b :側面部
80c :奥壁部
81 :前端壁
82 :係止孔
82a :壁部
83 :係止部
90 :環状部
91 :環状レンズ部
92 :導光縁部
93 :係止部
100 :コネクタボックス
F :前方

Claims (6)

  1. 前方からプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口を有するレセプタクルコネクタ部と、
    前記レセプタクルコネクタ部を基板の前端に備えた基板ユニットと、
    前記コネクタ挿入口を外部に開放した状態で前記基板ユニットを収容するケーシングと、を備え、
    前記ケーシングは、前記基板ユニットの下面を覆う下側ケーシングと、前記基板ユニットの上面を覆い前記下側ケーシングと嵌合される上側ケーシングと、を有し、
    前記下側ケーシングは、前記基板ユニットの下面と対向する底板部と、前記底板部から立設した一対の下側側壁部と、前記下側側壁部の前記底板部と反対側に形成された一対の第一係合部と、を有し、
    前記上側ケーシングが前後方向のうち一方向にスライドして一対の前記第一係合部と前記下側側壁部と前記底板部とに囲まれた空間に嵌り込んだ状態で、前記下側ケーシングは前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持するコネクタボックス。
  2. 前記上側ケーシングは、前記基板ユニットを覆う天板部を備え、
    前記天板部は、一対の前記第一係合部と係合する一対の第一被係合部を備えている請求項1に記載のコネクタボックス。
  3. 前記下側ケーシングは、前記レセプタクルコネクタ部が挿入され、前記コネクタ挿入口を前記ケーシングの外部に開放する開口部を有する前面板部を備え、
    前記開口部は、前記レセプタクルコネクタ部の外周の全周にわたり前記外周と離間し、
    前記上側ケーシングは、前記前面板部の後方にある請求項1または2に記載のコネクタボックス。
  4. 前記下側ケーシングは、前記第一係合部の後方に、前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持する第二係合部を備え、
    前記上側ケーシングは、前記第二係合部と係合する第二被係合部を備えている請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタボックス。
  5. 前方からプラグコネクタが挿入されるコネクタ挿入口を有するレセプタクルコネクタ部と、
    前記レセプタクルコネクタ部を基板の前端に備えた基板ユニットと、
    前記コネクタ挿入口を外部に開放した状態で前記基板ユニットを収容するケーシングと、を備え、
    前記ケーシングは、前記基板ユニットの下面を覆う下側ケーシングと、前記基板ユニットの上面を覆い前記下側ケーシングと嵌合される上側ケーシングと、を有し、
    前記下側ケーシングは、前記基板ユニットの下面と対向する底板部と、前記底板部から立設した一対の下側側壁部と、前記下側側壁部の前記底板部と反対側に形成された一対の第一係合部と、を有するコネクタボックスの組立方法であって、
    前記上側ケーシングと前記基板ユニットとを共に前後方向のうち一方向にスライドして一対の前記第一係合部と前記下側側壁部と前記底板部とに囲まれた空間に嵌めて、前記下側ケーシングに対して前記上側ケーシングを上下方向に離脱不能に保持するコネクタボックスの組立方法。
  6. 前記下側ケーシングは、前記レセプタクルコネクタ部が挿入され、前記コネクタ挿入口を前記ケーシングの外部に開放する開口部を有する前面板部を備え、
    前記上側ケーシングと前記基板ユニットとを共に前方にスライドして一対の前記第一係合部と前記底板部との間に嵌める際に、前記レセプタクルコネクタ部を前記コネクタ挿入口に挿入する請求項5に記載のコネクタボックスの組立方法。
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