JP2019066309A - 検査装置、検査方法、および、検査装置用のプログラム - Google Patents
検査装置、検査方法、および、検査装置用のプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】液体を保持する対象物を検査する検査装置等を提供する。【解決手段】ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得し(S1)、対象物の画像から閉曲線に対する対象物の幅を算出し(S3)、粘性物の幅と粘性物の高さとの関係に基づき、幅から閉曲線に沿った対象物の高さを算出し(S4)、対象物の幅と対象物の高さとから、対象物が適正に形成されたか否かを判定する(S7)。【選択図】図5
Description
本発明は、検査装置、検査方法、および、検査装置用のプログラムに関する。
搬送機により搬送されてくる糊付対象物に、ノズルから糊を吐き出した後に、糊付対象物の糊付状態が検査されている。例えば、特許文献1には、上流で糊付装置により糊付けされた糊付対象物の到来を検出器で検出し、搬送距離を距離測定器で測定し、糊付けされた糊付対象物を撮像装置で撮像し、検出器と距離測定器との出力より糊付対象物が撮像装置を通過するタイミングをタイミング発生器で出力し、糊付対象物に塗布される糊付けパターンをパターン設定手段で設定し、設定された糊付けパターンとタイミング発生器の出力するタイミングで取り込んだ画像とを照合して糊付状態を検査する糊付状態検査装置が開示されている。
ところで、ノズルから吐き出すとき粘性物であるホットメルト等をリング形状に形成して、その中に液体を入れる用途がある。しかし、上記従来技術の場合、棒状以外の形状で形成されたパターンでの良否判定であり、液体を保持する用途での良否判定が難しかった。また、液体を保持する場合、ホットメルトの高さも重要であり、上記従来技術の場合、高さを算出することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、液体を保持する対象物を検査する検査装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得手段と、前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出手段と、前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出手段と、前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検査装置において、前記対象物の画像から、前記基材における前記対象物が形成された位置を算出する位置算出手段を更に備え、前記判定手段が、前記位置に基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の検査装置において、前記対象物の画像から前記閉曲線のサイズを算出するサイズ算出手段を更に備え、前記判定手段が、前記サイズに基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の検査装置において、前記閉曲線がリング形状であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の検査装置において、前記粘性物が、ホットメルトであることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、画像取得手段が、ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得ステップと、幅算出手段が、前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出ステップと、高さ算出手段が、前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出ステップと、判定手段が、前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、コンピュータを、ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得手段、前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出手段、前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出手段、および、前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、対象物の閉曲線内の空間に液体を入れた際に、液漏れの可能性を、対象物の幅、および、幅から算出される高さによって対象物を検査できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、検査システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.検査システムの構成および機能概要]
(1.1 検査システムの構成および機能)
まず、本発明の一実施形態に係る検査システムの構成および概要機能について、図1および図2を用いて説明する。
(1.1 検査システムの構成および機能)
まず、本発明の一実施形態に係る検査システムの構成および概要機能について、図1および図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る検査システムの概要構成例を示す模式図である。図2は、検査の対象物、撮影装置および照明装置の位置関係を模式的に示した側面図である。
図1に示すように、検査システム1は、搬送装置5に搬送された基材B上に、ホットメルト装置6により形成されたリング形状の検査の対象物Pを検査する検査装置10と、検査の対象物Pを照明する照明装置20と、照明装置20により照明された検査の対象物Pを撮影する撮影装置30と、を備えている。
搬送装置5は、検査の対象物Pを搬送するローラを有する。
ホットメルト装置6は、ホットメルト接着剤(粘性物の一例)を加熱して、流動性を高くして、円孔のノズルから一定の量で吐き出す。ノズルは、ホットメルト接着剤を吐き出しながら、基材Bに対して円形(閉曲線の一例)を描くように動く。冷えて固まると、図2に示すように、例えば、内径2r、幅w、および所定の高さhを有するドーナッツ状の検査の対象物Pが形成される。
ホットメルト接着剤の一例として、エチレン酢酸ビニル系、ポリオレフィン系、アクリル系、ポリウレタン系等の材質が挙げられる。
基材Bは、例えば、平面のガラス、プラスティックである。
検査の対象物Pは、リング形状の中に、液体を蓄える。バクテリアの培養等に利用される。
検査装置10と、搬送装置5と、照明装置20と、撮影装置30とは、データを送受信したり、指令を送信したりするためのケーブルにより接続されていて、照明装置20、および、撮影装置30は、検査装置10により制御される。
検査装置10は、コントローラ(例えば、プログラマブルロジックコントローラ)として、照明装置20、および、撮影装置30による撮影を制御する。また、検査装置10は、撮影装置30からの画像データを画像処理する。
照明装置20(照明手段)は、例えば、蛍光灯、LED(Light Emitting Diode)素子等の発光体が好ましい。照明装置20は、図1および図2に示すように、撮影装置30の周りから、基材Bに乗った検査の対象物Pの表面を照明する。例えば、照明装置20は、リング形状の白色の照明である。照明装置20は、検査装置10によりON−OFFや照度が制御される。なお、照明装置20は、撮影装置30から検査の対象物Pが撮影できる穴が空いていればよい。
撮影装置30(撮影手段)は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮影素子を有するカラーまたは白黒のデジタルカメラである。撮影装置30は、画像の出力端子を有する。撮影装置30は、照明装置20による反射光を受光する。
また、図1および図2に示すように、撮影装置30は、搬送されてくる検査の対象物Pを一方の面(例えば、図中上方)から撮影する。撮影装置30の撮影方向は、搬送されてくる検査の対象物Pの搬送面(x-y面)に対して垂直である。撮影装置30は、リング形状の照明装置20の中心部の穴から、検査の対象物Pを撮影する。なお、撮影装置30の撮影方向は、搬送面の垂直方向(z方向)に対して斜めでもよい。この場合、検査の対象物Pを検査する際、撮影方向を補正する画像補正をしてもよい。
(1.2 検査装置10の構成および機能)
次に、検査装置10の構成および機能について、図3を用いて説明する。
次に、検査装置10の構成および機能について、図3を用いて説明する。
図3は、検査装置10の概要構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、検査装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやプログラマブルロジックコントローラ等であり、記憶部11と、表示部12と、操作部13と、入出力インターフェース部14と、制御部15とを備えている。そして、制御部15と入出力インターフェース部14とは、システムバス16を介して接続されている。また、入出力インターフェース部14は、照明装置20と、撮影装置30と、搬送装置5とに接続されている。
記憶部11は、例えば、ハードディスクドライブ、シリコンディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム、制御用のプログラム、検査用のプログラム等を記憶する。記憶部11には、検査の対象物の幅と高さとの関係のデータベースが構築されている。
表示部12は、例えば、液晶表示素子または有機EL素子等によって構成されている。表示部12には、検査システム1を制御するための入力情報や検査結果等が表示される。
操作部13は、例えば、キーボードおよびマウス等によって構成されている。ユーザは、操作部13を使用して、検査システム1を制御するための入力情報を入力する。
入出力インターフェース部14は、記憶部11等と制御部15とのインターフェースである。
制御部15は、例えば、CPU15aと、ROM15bと、RAM15cとを有する。制御部15は、CPU15aが、ROM15bや、RAM15cや、記憶部11に記憶された各種プログラムを読み出して実行する。なお、これらのプログラムを記憶した記録媒体等を制御部15が読み出し実行してもよい。
(1.3 検査の対象物の幅と高さとの関係)
次に、検査の対象物の幅と高さとの関係について、図4を用いて説明する。
次に、検査の対象物の幅と高さとの関係について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、ホットメルト装置6のノズルから吐き出され、基材B上で冷えて固まった検査の対象物Pの幅と高さとは、図4に示すように、所定の関係がある。基本的には、検査の対象物Pの幅wと高さhとは比例関係にある。ホットメルト接着剤の材質、ホットメルト装置6における加温の温度、外気温、ノズルの孔の形状、ノズルから吐き出す速度等の条件により、検査の対象物Pの幅と高さとの関係は変わる。これらの条件は一定にして、例えば、ホットメルト装置6のノズルが動く速度を変えて、予め検査の対象物Pの幅と高さとの関係を計測して、記憶部11に記憶してデータベースを構築しておく。
[2.検査装置の動作]
次に、本発明の1実施形態に係る検査装置の動作について図5および図6を用いて説明する。
次に、本発明の1実施形態に係る検査装置の動作について図5および図6を用いて説明する。
図5は、検査システム1の動作例を示すフローチャートである。図6は、撮影された検査の対象物の一例を示す模式図である。
図5に示すように、検査システム1は、検査の対象物の画像を取得する(ステップS1)。基材B上に形成されて、搬送されてきた検査の対象物Pに照明装置20が光を照射して、撮影装置30が検査の対象物Pを撮影するように検査装置10が、指令する。検査装置10は、撮影装置30から画像データを取得する。
このように、検査装置10が、ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得手段の一例として機能する。
次に、検査システム1は、前処理を行う(ステップS2)。例えば、検査装置10は、取得した画像データの画像のノイズ等を取り除き、微分処理により輪郭画像を生成し、検査の対象物Pの画像部分と、基材Bの画像部分の境界の画素のデータを抽出する。輪郭として、例えば、外郭の円形状および内郭の円形状が挙げられる。
次に、検査システム1は、検査の対象物の幅を算出する(ステップS3)。具体的には、検査装置10は、図6に示すように、画像から検査の対象物の幅w1(ホットメルトの幅)の値を、リング形状c0に沿って算出する。なお、リング形状c0(閉曲線の一例)の算出は、輪郭画像から算出したり、検査の対象物の画像の中心部分を算出したりする。リング形状c0は、規格の検査の対象物の形状(対象物の中心から規格の半径の円等)であってもよい。検査装置10は、撮影装置30によって得られた画像データを画像処理して、特徴量の一例である対象物の幅を算出する。
このように、検査装置10が、前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出手段の一例として機能する。
次に、検査システム1は、検査の対象物の高さを算出する(ステップS4)。具体的には、検査装置10は、記憶部11のデータベースを参照して、算出された検査の対象物の幅w1の値から、検査の対象物の高さh(ホットメルトの高さ)を、リング形状c0に沿って算出する。検査装置10は、撮影装置30によって得られた画像データを画像処理して、特徴量の一例である対象物の高さを算出する。
このように、検査装置10が、前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出手段の一例として機能する。
次に、検査システム1は、検査の対象物の位置を算出する(ステップS5)。具体的には、検査装置10は、図6に示すように、画像から検査の対象物Pの位置o(x1、y1)の座標を算出する。検査の対象物の位置oは、重心位置の計算でもよい。なお、原点は、基材Bのいずれかの位置が好ましい。例えば、基材Bに印刷されたマークである。検査装置10は、撮影装置30によって得られた画像データを画像処理して、特徴量の一例である対象物の位置を算出する。
このように、検査装置10が、前記対象物の画像から、前記基材における前記対象物が形成された位置を算出する位置算出手段の一例として機能する。
次に、検査システム1は、閉曲線のサイズを算出する(ステップS6)。具体的には、検査装置10は、図6に示すように、画像からリング形状c0の対象物Pの半径r1(例えば、ホットメルトのリング内径の1/2)を算出する。例えば、位置oから輪郭の内郭の円形状までの距離が、半径r1である。また、制御部15は、内郭の円形状内の面積を算出してもよい。検査装置10は、撮影装置30によって得られた画像データを画像処理して、特徴量の一例である対象物のサイズを算出する。なお、閉曲線のサイズは、ホットメルトのリング内径の代わりに、ホットメルトのリング外径、すなわち、位置oから輪郭の外郭の円形状までの距離でもよし、リング形状c0の半径でもよい。
このように、検査装置10が、前記対象物の画像から前記閉曲線のサイズを算出するサイズ算出手段の一例として機能する。
次に、検査システム1は、検査の対象物を判定する(ステップS7)。具体的には、検査装置10は、リング形状c0に沿った対象物Pの幅w1の値の変化が所定範囲である否か、対象物Pの高さhの値の変化が所定範囲であるか否かを判定する。制御部15が、リング形状c0に沿った対象物Pの幅w1および高さhの少なくとも一方が所定範囲外ならば、対象物Pを不良品と判定する。
このように、検査装置10が、前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段の一例として機能する。
対象物Pの幅w1が所定以下のところがあった場合、リングが途切れている、すなわち、ホットメルトが途切れているとして、制御部15が、対象物Pを不良品と判定する。または、対象物Pの高さhが所定以下のところがあった場合、リングが途切れている、すなわち、ホットメルトが途切れているとして、制御部15が、対象物Pを不良品と判定する。
また、検査装置10は、基材Bにおける対象物Pが形成された位置に基づき、対象物Pが適正に形成されたか否かを判定してもよい。例えば、制御部15が、対象物Pの位置o(x1、y1)が所定の範囲外ならば、基材Bに対して適正な位置に対象物Pが形成されていないとして、対象物Pを不良品と判定する。
このように、検査装置10が、前記位置に基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段の一例として機能する。
また、検査装置10は、閉曲線のサイズから、対象物Pが適正に形成されたか否かを判定してもよい。例えば、制御部15が、対象物Pの半径r1が所定の範囲外ならば、規定量の液体を保持できないとして、対象物Pを不良品と判定する。これらのように特徴量により、対象物Pの欠点を抽出して、良品の判定をする。
このように、検査装置10が、前記サイズに基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段の一例として機能する。
また、検査装置10は、基材B上にリング形状にホットメルトが塗布され形成された対象物Pの塗布状態を、ホットメルトの幅w1、ホットメルトの高さh、ホットメルトの途切れ、ホットメルトのリングの内径である半径r1、ホットメルトのリングの位置o(x1、y1)の5つの項目を、製品仕様と比較することで良品の判定をしてもよい。
以上、本実施形態によれば、対象物Pの閉曲線内の空間に液体を入れた際に、液漏れの可能性を、対象物Pの幅w、および、幅から算出される高さhによって対象物を検査できる。
また、対象物Pの画像から、基材Bにおける対象物Pが形成された位置o(x1、y1)を算出し、位置o(x1、y1)に基づき、対象物Pが適正に形成されたか否かを判定する場合、適正な位置に形成されていない対象物Pを排除できる。なお、基材B上に形成された対象物Pに液体を注ぎやすくなる。
また、対象物Pの画像から閉曲線のサイズを算出し、サイズに基づき対象物Pが適正に形成されたか否かを判定する場合、規定量の液体を保持できない対象物Pを排除できる。
また、粘性物が、ホットメルトである場合、乾燥が不要である。
1:検査システム
10:検査装置
20:照明装置
30:撮影装置
B:基材
P:対象物
10:検査装置
20:照明装置
30:撮影装置
B:基材
P:対象物
Claims (7)
- ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得手段と、
前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出手段と、
前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出手段と、
前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置において、
前記対象物の画像から、前記基材における前記対象物が形成された位置を算出する位置算出手段を更に備え、
前記判定手段が、前記位置に基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定することを特徴とする検査装置。 - 請求項1または請求項2に記載の検査装置において、
前記対象物の画像から前記閉曲線のサイズを算出するサイズ算出手段を更に備え、
前記判定手段が、前記サイズに基づき、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定することを特徴とする検査装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の検査装置において、
前記閉曲線がリング形状であることを特徴とする検査装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の検査装置において、
前記粘性物が、ホットメルトであることを特徴とする検査装置。 - 画像取得手段が、ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得ステップと、
幅算出手段が、前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出ステップと、
高さ算出手段が、前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出ステップと、
判定手段が、前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする検査方法。 - コンピュータを、
ノズルから粘性物を吐き出させて基材上に閉曲線になるように形成された対象物の画像を取得する画像取得手段、
前記対象物の画像から前記閉曲線に対する前記対象物の幅を算出する幅算出手段、
前記粘性物の幅と前記粘性物の高さとの関係に基づき、前記幅から前記閉曲線に沿った前記対象物の高さを算出する高さ算出手段、および、
前記対象物の幅と前記対象物の高さとから、前記対象物が適正に形成されたか否かを判定する判定手段として機能させることを特徴とする検査装置用のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017191799A JP2019066309A (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 検査装置、検査方法、および、検査装置用のプログラム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019066309A true JP2019066309A (ja) | 2019-04-25 |
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ID=66340545
Family Applications (1)
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JP2017191799A Pending JP2019066309A (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 検査装置、検査方法、および、検査装置用のプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019066309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022186301A1 (ja) * | 2021-03-03 | 2022-09-09 | 有限会社イグノス | 塗布状態検査装置、塗布装置、及び塗布状態検査方法 |
-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017191799A patent/JP2019066309A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022186301A1 (ja) * | 2021-03-03 | 2022-09-09 | 有限会社イグノス | 塗布状態検査装置、塗布装置、及び塗布状態検査方法 |
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