JP2019066146A - 床置型空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内インテリアとのマッチング性を高めた床置型空気調和機の提供。【解決手段】熱交換機能及び送風機能を備えた筐体2と、筐体2の前面を覆う前面パネル6とを備え、前記前面パネル6は、吸込口無し、若しくは線状に細長い吸込口10を設けただけの前面パネルとし、かつ、前記前面パネル6は運転時に筐体2の前方側に移動して筐体2との間に空気吸込み用間隙14を形成する構成としてある。これにより、床置型空気調和機の前面はフラットでシンプルなものとすることができ、室内インテリアとのマッチング性の高いものとすることができるとともに、前面パネルに吸込口がなくても、あるいは吸込口が線状で細長く十分な面積がないものであっても、吸込み空気量を十分に確保することができ、支障のない空調運転が可能である。【選択図】図3

Description

本発明は床置型空気調和機に関する。
一般に家庭で使用される床置型空気調和機は、筐体の前面パネルに吸込口、筐体上部に吹出口が設けられており、筐体前方から吸い込んだ室内空気を冷風または温風に変換して筐体上部から吹き出し冷房もしくは暖房するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図18は特許文献1に記載されている床置型空気調和機を示し、この床置型空気調和機は筐体101の前面パネル102に吸込口103、筐体101の上面部に吹出口104が設けてあり、筐体前面の吸込口103より室内空気を吸引して冷風もしくは温風に変換し、筐体101上部の吹出口104より吹出して室内空調を行うようになっている。
特開2014−145542号公報
しかしながら、上記従来の床置型空気調和機は、前面パネル102に吸込口103を設けているためこの吸込口103のグリル105が目立ち、室内インテリアとのマッチング性が悪いものであった。
特に空調の大能力化に伴い吸込口103も大きなものとなって、前面パネル102に占めるグリル105の割合が大きくなり、デザインのシンプル化が進む今日にあってその吸込口103の目立ち度合いは大きく室内インテリアとのマッチングの悪さが際立つものであった。
そこで出願人は前面パネル6をフラット化してパネルに設ける吸込口をグリルなしの線状で細長ものとすることを試みている。これにより、室内インテリアとのマッチング性を高めることができた。
しかしながら、この場合、吸込口の開口不足により空気の吸込みが不十分となる課題が生じた。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、空気の吸込み能力に支障をきたすことなく室内インテリアとのマッチング性を高めた床置型空気調和機の提供を目的としたものである。
本発明は、前記目的を達成するために、前面パネルを、吸込口無し、若しくは線状に細長い吸込口を設けただけの前面パネルとし、かつ、前記前面パネルは筐体の前方側に移動可能として、運転時には筐体前面部と前面パネルとの間に空気吸込み用間隙を形成する構成としてある。
これにより、床置型空気調和機の前面はフラットでシンプルなものとすることができ、
室内インテリアとのマッチング性の高いものとすることができる。しかも、前面パネルに吸込口がなくても、あるいは吸込口が線状で細長く十分な面積がないものであっても、十分な吸込み空気量を確保することができる。
本発明は、上記した構成によって、空気の吸込み能力に支障をきたすことなくフラットかつシンプルな前面を持ち室内インテリアとのマッチング性の高い床置型空気調和機を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る床置型空気調和機の斜視図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の側面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の運転時の斜視図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の運転時の側面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の運転時の断面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の吹出口部分を示す拡大斜視図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル駆動手段設置状態を示すための側面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の筐体の一部となるとなる前面枠部の斜視図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の筐体の一部となる前面枠部を背面側から見た正面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル駆動手段を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル駆動手段の駆動部部分の内部を示す斜視図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル駆動手段を部分的に拡大して示す説明図 (a)同実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル閉方向移動時のパネル駆動手段を示す斜視図、(b)同パネル閉方向移動時のパネル駆動手段の要部を示す拡大斜視図 (a)同実施の形態1に係る床置型空気調和機のパネル開時のパネル駆動手段を示す斜視図、(b)同パネル開時のパネル駆動手段の要部を示す拡大斜視図同実施の形態1に係る空気調和機の室内機の断面図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の制御ブロック図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の制御フロー図 同実施の形態1に係る床置型空気調和機の吹出ルーバの制御フロー図 従来の床置型空気調和機を示す斜視図
本発明の一態様による空気調和機は、熱交換機能及び送風機能を備えた筐体と、前記筐体の前面を覆う前面パネルとを備え、前記前面パネルは、吸込口無し、若しくは線状に細長い吸込口を設けただけの前面パネルとし、かつ、前記前面パネルは運転時に筐体の前方側に移動して筐体との間に空気吸込み用間隙を形成する構成としてある。
これにより、床置型空気調和機の前面はフラットでシンプルなものとすることができ、室内インテリアとのマッチング性の高いものとすることができる。しかも、前面パネルに吸込口がなくても、あるいは吸込口が線状で細長く十分な面積がないものであっても、吸込み空気量を支障なく十分に確保することができる。加えて、非運転時、前面パネルは筐体側に位置しているため、調和機前方の空間を広いものとすることができ、床置型特有の課題である調和機前方空間の確保を実現し、使い勝手の良いものとすることができる。
第2の形態は、第1の形態において、前記筐体は少なくとも側面部もしくは底面部に常開型の空気吸込み用開口を設けて、前面パネルの前方への移動時に当該前面パネルの移動によって形成される空気吸込み用間隙とともに空気を吸い込む構成としてある。
これにより、筐体内への空気の吸込み量を十分確保することができ、能力の大型化に対応できるとともに、前面パネルの前方への移動量も少ないものとすることができ、運転時においても床置型特有の課題である調和機前方空間の確保を実現することができる。しかも、空気の吸込み抵抗を少ないものとすることができるので、その分省エネ性を高めることもできる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、前記前面パネルは運転能力によって移動量を変化させる構成としてある。
これにより、運転能力に応じて必要とされる吸込み空気量を過不足なく確保することができるとともに、運転時の前面パネルの前方への移動量も少ないものとすることができ、運転時における調和機前方空間の確保をより効果的に行うことができる。
第4の形態は、第1〜第3のいずれかの形態において、前記空気吸込み用間隙を、前記前面パネルの周囲の四方に設けた構成としてある。
これにより、空気を効率的に吸込むことができ、運転能力に応じて必要とされる吸込み空気量を確保できる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る床置型空気調和機の斜視図、図2は同床置型空気調和機の側面図、図3は同床置型空気調和機の運転時の斜視図、図4は同床置型空気調和機の運転時の側面図、図5は同床置型空気調和機の運転時の断面図、図6は同床置型空気調和機の吹出口部分を示す拡大斜視図、図7は同床置型空気調和機のパネル駆動手段設置状態を示すための側面図、図8は同床置型空気調和機の筐体の一部となる前面枠部の斜視図、図9は同床置型空気調和機の筐体の一部となる前面枠部を背面側から見た正面図である。
図1〜図9において、本実施の形態の床置型空気調和機1は、その筐体2内に熱交換器3と送風機4を収容している。なお、この床置型空気調和機1は冷媒を圧縮機で圧縮しその冷媒の蒸発あるいは凝縮を利用して冷房あるいは暖房を行う。そして、上記床置型空気調和機1の筐体2は室内機として用いられ、室外機(図示せず)に接続して使用される。なお、この筐体2は室外機機能をも有する形態としてもよいものである。
筐体2は図2〜図4に示すように背面枠部2aと前面枠部2bからなり、前面枠部2bの前面にはフィルター5(図5や図9参照)が着脱自在に設けてある。そして、このフィルター5の前方を覆う如く前記筐体2の前面に前面パネル6が着脱自在に設けてある。
また、筐体2の内部には、図5、図6に示すように、前記フィルター5と対向する部分に前記した熱交換器3が組み込んであり、その下流側に前記した送風機4が設けてある。
熱交換器3は、例えばフィンチューブ式の熱交換器で構成してあり、冷房運転時には蒸
発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。そして、室外機から流入する冷媒と筐体内に吸い込んだ室内空気との間で熱交換を行い室内の冷房もしくは暖房を行なう。
また、送風機4は、例えば軸流ファンで構成してあり、そのファンケーシング4aの下流側にディフューザ7が設けてある。このディフューザ7は、熱交換後の冷風もしくは温風を筐体2の前方コーナ部に設けた吹出口8に案内する風路9を形成している。そして、上記熱交換器3で熱交換した後の冷風もしくは温風を吹出口8より室内に吹出し、室内の冷房若しくは暖房を行う。
ここで本実施の形態の床置型空気調和機は、上記筐体2前面の前面パネル6を、下部に線状に細長い吸込口10を設けただけのフラット板で構成してある。上記吸込口10はグリル等のない例えば上下1cm程度の幅の開口としてあり、主にデザイン的な意味合いを持たせている。なお、このような吸込口10を設けることなく単なるフラット板としていてもよいものである。
そしてこの床置型空気調和機1は、図2に示すように、前記筐体2の側面に切り欠きを設けて空気吸込み用開口11が形成してある。この空気吸込み用開口11は前面枠部2bの一部を切り欠いて形成してあり、前面パネル6との間で常に開口した状態となっている。
更に、この実施の形態では、前記前面パネル6はパネル駆動手段12(構造は後述する)によって前方にスライド移動するように構成してある。
すなわち、図3〜図7に示すように、運転時には筐体2の前方に移動して筐体2の前面との間に空気吸込み用間隙14を形成し、前記筐体側面の空気吸込み用開口11とともに空気を吸い込む構成としてある。
そして、図6、図7に示すように、上記前面パネル6の外周辺(左右上下の四辺)部分に形成される空気吸込み用間隙14のうち、前面パネル6の上辺部分に形成される空気吸込み用間隙14aは、その吸込み抵抗が他の辺部分に形成される吸込み抵抗より大きくなる構成としてある。この例では図7に示すように筐体2の上側の空気吸込み用間隙14aとなる部分に前方への隆起部15を設けて間隙を狭くし吸込み抵抗を大きくしてある。
また、前記筐体2内に吸い込んで熱交換した後の温風若しくは冷風の吹出口8は、既述したようにこの実施の形態では筐体2の前方コーナ部に設けてある。上記筐体2の前方コーナ部に設けた吹出口8の下端16(図6参照)は、前記前方に移動した前面パネル6の上端縁6aより上方に位置するように設定してある。さらに、上記吹出口8の下端16の前端は前面パネル6が移動して形成される空気吸込み用間隙14aの間隙端縁14cより前方に位置する構成としてある。
そして、上記吹出口8の上面と前面の開口にはそれぞれルーバ17、18が設けてあり、ルーバ駆動手段19(図15参照)によって開閉駆動されるようになっている。
上記ルーバ17、18のそれぞれは、筐体2の前方コーナ部で角状、この例では直角状に突き合わさる形で設けてあり、図6の矢印X、Yで示すように回動して吹出口8を開く。そして、上記ルーバ17、18のうち、前面のルーバ18は、前面パネル6と連続的な平面を形成するように配置してある。
また、上記ルーバ17、18のうち、吹出口8の上面に設けたルーバ17は、ルーバ開
時その下面が前記ディフューザ7の風路9の内面と同一面状態となるように設定してあり、かつ、先端部内面には上向きの傾斜面17aを設けて吹き出し空気の流れを拡大させる構成としてある。
次に図10〜図14を用いて前記前面パネル6を駆動するパネル駆動手段12の構造を説明する。
図10はパネル駆動手段の斜視図、図11は同パネル駆動手段の駆動部部分の内部を示す斜視図、図12は同パネル駆動手段を部分的に拡大して示す説明図、図13(a)は同パネル閉方向移動時のパネル駆動手段を示す斜視図、(b)同パネル閉方向移動時のパネル駆動手段の要部を示す拡大斜視図、図14(a)は同パネル開時のパネル駆動手段を示す斜視図、(b)同パネル開時のパネル駆動手段の要部を示す拡大斜視図である。
図10〜図14において、このパネル駆動手段12は、パネル駆動源となる駆動部21と、この駆動部21によって回転駆動されるアーム22a、22b、22c、22dと、上記アーム22a、22b、22c、22dと可動自在に連係して当該アーム22a、22b、22c、22dの回動により前後方向にスライドするパネル支持部材23、23と、前記筐体2に取り付け固定されてパネル支持部材23、23を前後方向にスライド自在に保持するベース部材24、24とを主要部品として構成してある。
上記パネル支持部材23、23は左右二つあり、当該パネル支持部材23、23の上下部分にアーム22a、22b、22c、22dが可動自在に連係させてある。このパネル支持部材23、23と各アーム22a、22b、22c、22dとの連係は、パネル支持部材23、23の上下部分に縦長の案内溝23bを設け、この案内溝23bに各アーム22a、22b、22c、22dの端部のピン26を挿入することによって行っている。そして、上記パネル支持部材23、23の上下一対のアーム22aと22b、22cと22dとはそれぞれリンク25、25によって連結してある。
リンク25、25はその略中央部分を筐体側部材となるベース部材24、24によって上下動自在に保持され、かつ、パネル支持部材23、23はその略中央部分に設けたベース部材嵌合部23aを前記ベース部材24、24に嵌合して前後方向にスライドする如く保持されている。
そして、上記アーム22a、22b、22c、22dのうち一つのアーム22aは駆動部21の駆動軸21aに連結してあり、更に上記駆動軸21aは出力軸27を介してその他端を他方のパネル支持部材23のアーム22c、22dの一つ22cと連結し、動力を伝達するように構成してある。
これにより、駆動部21の駆動軸21aが回転するとリンク25、25が上下動し、これに伴い各アーム22a、22b、22c、22dが回動し、左右の各パネル支持部材23、23が前後方向にスライドするようになる。
ここで、上記パネル支持部材23、23は前面パネル6の上下ほぼ全長にわたる長さとして前面パネル6の両側部にそれぞれ着脱自在に取り付けてある。
また、左右両側部のパネル支持部材23、23は連結軸28によって連結して一体化してある。
また、前記ベース部材24、24は筐体2の側面部にビス等によって取り付けてあり、これによってパネル駆動手段12全体が筐体2の空気吸込み用開口11部分に設置される
形となる。すなわち、パネル駆動手段12は筐体2の前面部と前面パネル6との間に収納設置された形となる。
なお、駆動部21は、図11に示すように電動機21bと、電動機の回転を減速するギヤ21cを備えたギヤボックス21dとを備え、その駆動軸21aにアーム22aが嵌合連結してある。そして、上記アーム22aの他端側部分にリンク25が連結部25aにより連結してある。
また、パネル支持部材23、23はベース部材嵌合部23aの上下部分にコロ29が設けてあり、ベース部材24、24に対する前後方向のスライドが円滑なものとなるようにしてある。
図15は上記構成からなる床置型空気調和機の制御ブロック図である。この床置型空気調和機は、送風機4と圧縮機30を動作させて全体の空調動作を制御する制御部31と、パネル駆動制御部32及びルーバ駆動制御部33を備えている。そして、運転スイッチ34による運転指示に基づき制御部31が調和機全体の制御を司るとともに、温度検出部35からの出力も得てパネル駆動制御部32及びルーバ駆動制御部33を介しパネル駆動手段12とルーバ駆動手段19を駆動し、前面パネル6とルーバ17、18を可動するようになっている。
次に上記のように構成した床置型空気調和機について、以下その動作と作用効果を説明する。
まず、動作を説明すると、本実施の形態の床置型空気調和機は、非運転時、図1、図2に示すような外観をなし、前面パネル6は筐体2の前面部を覆った状態となっている。
このような状態で図16の制御フローに示すように運転スイッチ34がオンS1されると、制御部31はパネル駆動制御部32を介して前面パネル6を開駆動S2し、前面パネル6を前方にスライド移動させる。これにより、前面パネル6の外周辺部と筐体2の前面部との間に空気吸込み用間隙14が形成される。
次に、制御部31はルーバ駆動制御部33を介してルーバ17、18を駆動S3し、吹出口8の二つのルーバ17、18を開駆動する。
その後、冷媒を圧縮する圧縮機30を駆動S4するとともに送風機4も駆動S5し、空気吸込み用開口11と空気吸込み用間隙14の両方から筐体2内に室内空気を吸い込んで熱交換器3で冷媒と熱交換させ、吹出口8より吹き出して室内を冷房又は暖房する。
上記のように冷房あるいは暖房を開始するが、例えば冷房時、室温が設定温度より高い(S6のY)と、圧縮機30と送風機4を強S7、前面パネル6の前方への移動量を大S8、ルーバ17、18の角度も大S9として、大能力運転S10する。そして、室温が設定温度(S6のN)になると、圧縮機と送風機4を弱に切り替えS11、前面パネル6の前方への移動量を小S12、ルーバ17、18の角度も小S13として、小能力運転S14する。
そして、上記運転中に運転スイッチ34がオフされ運転オフ信号がある(S15のY)と、前面パネル6及びルーバ17、18を閉じるS16、S17とともに、圧縮機30と送風機4を停止させS18、S19、空調運転を停止する。
次に、作用効果を説明する。
本実施の形態の床置型空気調和機は、上記したように、非運転時、前面パネル6は筐体2の前面部側に位置していてこれを覆った状態となっている。したがって、その外観は図1、図2からも理解できるようにフラットかつシンプルで端正なものとなり、室内インテリアとのマッチング性が高いものとなる。
また、調和機としての前後方向の設置寸法は小さなものとなる。よって、調和機前方の空間を広く使用することができる。すなわち、床置型特有の課題であった調和機前方の空間を広くすることができ、使い勝手の良いものとすることができる。
一方、この床置型空気調和機は、前面パネル6に設けた吸込口10が線状に細長くて開口面積が小さいものとなっているので、運転時に空気の吸込み不足を起こすことが心配される。
しかしながら、この床置型空気調和機は、運転時には前面パネル6が前方に移動して、前面パネル6の外周辺部分と筐体2の前面との間に空気吸込み用間隙14を形成する。
したがって、筐体2の前面パネル6の吸込口10が線状に細長く小さなものであって空気の吸込みがほとんどできなくても、前面パネル6の外周辺部分から空気を吸い込むので筐体2内には十分に空気を供給することができ、空気不足等の心配なく運転することができる。即ち、フラットかつシンプルで端正な外観としつつ吸込み空気量を確保することができる。つまり意匠のシンプル化と空調性能の確保を両立することができる。
加えて本実施の形態では、前記筐体2の側面には別途常開型の空気吸込み用開口11を設けてある。したがって、前記前面パネル6と筐体2との間に形成される空気吸込み用間隙14に加え当該常開型の空気吸込み用開口11からも空気を吸い込むようになる。よって、筐体2内への空気の吸込み量は更に十分なものとなり、能力の大型化にも対応することができる。
しかも、上記常開型の空気吸込み用開口11を備えていることによって、前記前面パネル6と筐体2との間に形成される空気吸込み用間隙14を、筐体側面に設けた常開型の空気吸込み用開口11の面積分だけ小さいものとすることもできる。これによって、前面パネル6の前方への移動量を少ないものとすることができる。
したがって、運転時においても床置型特有の課題である調和機前方空間の確保、すなわち調和機の前方空間を広く確保することができる。つまり、運転時の空気吸込み性能を確保しつつ、非運転時、運転時とも床置型特有の課題である調和機前方の空間を広くすることができ、使い勝手の良いものとすることができる。
また、前面パネル6と筐体2との間に形成される空気吸込み用間隙14と常開型の空気吸込み用開口11の両方から空気を吸い込むので、トータル的な空気の吸込み抵抗を少ないものとすることができる。よって、その分送風機4の駆動電力を低減することができ、省エネ性を高めることができる。
なお、上記空気吸込み用開口11は筐体側面に設けてあるので、意匠性に大きな影響を与えるようなことがないとともに、前方から見たときのフラットかつシンプルで端正なイメージを損なうようなこともない。
また、本実施の形態において、前記前面パネル6は、例えば冷房時、室温が設定温度より高くて大能力で運転している時には、前面パネル6の移動量を大きくし、室温が低くて
小能力で運転している時には、前面パネル6の移動量を少なくするようにしてある。
したがって、筐体2内への空気の吸込みは運転能力に応じて必要とされる空気の量を過不足なく確保することができる。しかも、前面パネル6の前方への移動量も必要最小限の少ないものとすることができ、運転時における調和機前方空間の確保をより効果的に行うことができる。すなわち、運転時の空気吸込み性能を確保しつつ床置型特有の課題である調和機前方空間を非運転時にはさらに広く確保することができ、使い勝手の良いものとすることができる。
なお、この例では能力切り替えは簡略化のため大小二段切り替えで説明しているが、これに限られるものではない。
一方、本実施の形態の床置型空気調和機は、床置型空気調和機であるがゆえにその前面パネル6が壁掛け式空気調和機の前面パネルに比べると大きくて重いものとなっている。したがって、上記前面パネル6の前方への円滑なスライド移動は困難なものとなる。
しかしながら本実施の形態のパネル駆動手段12は、駆動部21によって前後方向にスライドさせるパネル支持部材23、23を前面パネル6の上下ほぼ全長にわたる長さとしてある。
したがって、前面パネル6はその上下両端部分までがパネル支持部材23、23によって保持され駆動される形となるので、大きくて重いパネルであっても電動機21bによる駆動時にがたつくことなく円滑にスライド移動させることができる。
また、上記パネル支持部材23、23を前後方向にスライドさせるアーム22a、22b、22c、22dは、前記各パネル支持部材23、23の上下両部分にそれぞれ配置して可動自在に連係させ、かつ、上記各パネル支持部材23、23を駆動する上下のアーム22aと22b、22cと22dはリンク25、25によって連結してある。
したがって、上記上下のアーム22aと22b、22cと22dはリンク25、25による連結により同期して前後に移動するようになる。これによって、前面パネル6の左右両側部に取り付けたパネル支持部材23、23は安定して前後に動き、前面パネル6を円滑かつ安定した状態で前後方向に駆動することができる。
更に、上記左右両側部のパネル支持部材23、23は連結軸28によって連結してある。
したがって、前面パネル6は幅広くてもその左右端部の面が前後逆方向に傾くようなことなく駆動されることになり、より円滑かつ安定した動作を行うようになる。
また、前記駆動部21は各アーム22a、22b、22c、22dのいずれか一つ、すなわち左右いずれか一方のパネル支持部材23を駆動するアーム22aに設け、このアーム22aと他方のパネル支持部材23を駆動する他方のアーム22cとは出力軸27で連係させてある。
したがって、左右のアーム22aと22b、22cと22dによるパネル支持部材23、23の駆動を一つの駆動部21で行うことができ、しかもその駆動は同期させることができ、前面パネル6の駆動を円滑なものとすることができる。しかも安価に提供することができる。
また、この床置型空気調和機は、前面パネル6の移動によってパネル上辺部分に形成される空気吸込み用間隙14aが筐体上部に設けてある吹出口8と隣接する形となる。その結果、筐体上部に設けてある吹出口8から吹き出す空気の一部が、前面パネル6の上辺に形成される空気吸込み用間隙14aより吸いこまれるショートサーキットが生じ、効率が低下することが懸念される。
しかしながら本実施の形態では、前記筐体2の前方コーナ部に設けた吹出口8の下端16は、前方に移動した前面パネル6の上端縁6aより上方に位置する構成としてある。
これにより、吹出口8の下端16と前方に移動した前面パネル6の上端縁6aとの間に上下方向の段差が形成されるので、吹出口8から吹き出した空気が前面パネル6の上辺部分に形成される空気吸込み用間隙14aへと巻き込まれてショートサーキットするのを低減もしくは防止することができる。これによりショートサーキットによる効率低下を抑制することができ、効率の高い床置型空気調和機とすることができる。
また、前記吹出口8の下端16の前端を空気吸込み用間隙14aの間隙端縁14cより前方に位置する構成としてある。
これにより、吹出口8からの吹出空気は空気吸込み用間隙14aの間隙端縁14cより前方から吹き出すようになり、当該吹出空気が空気吸込み用間隙14aへと巻き込まれてショートサーキットする確率をより少なくすることができる。
また、前記前方に移動した前面パネル6の外周辺部分に形成される空気吸込み用間隙14は、前面パネル6の上辺部分に形成される空気吸込み用間隙14aの吸込み抵抗が他の辺部分に形成される吸込み抵抗より大きくなる構成としてある。
これにより、前面パネル6の外周辺部分に形成される空気吸込み用間隙14から吸い込まれる空気は主に左右両側部と下部の空気吸込み用間隙14から吸い込まれるような形となる。したがって、前面パネル6上辺部分の空気吸込み用間隙14aから吸い込まれる空気の吸込み流速は遅いものとなり、吹出口8からの吹出し空気を巻き込む確率を更に少ないものとすることができる。
また、この床置型空気調和機は、上記筐体2の吹出口8にはその上面と前面にそれぞれルーバ17、18を設け、上記ルーバ17、18のそれぞれは筐体2の前方コーナ部で角状に突き合わせるとともに、前面パネル6は上記前面のルーバ17と連続的な平面を形成するフラット板としてある。
これにより、吹出口8の上面と前面に設けた二枚のルーバ17、18によって吹出空気の吹出方向を確実に変更することができる。しかも、前記両ルーバ17、18の前側部分が角状に突き合わさっていて前面パネル6が前面のルーバ18と連続する平面となるので、調和機前面は前面パネル6のフラット感を生かして調和機前面全体をよりフラットで角を持つ端正なイメージとすることができ、室内インテリアによりマッチする意匠とすることができる。
また、前記吹出口8の上面と前面に設けたルーバ17、18はルーバ駆動手段19(図15参照)によって駆動するが、ルーバ17、18を開くときにはまず上面のルーバ17を開駆動し、その後前面のルーバ18を開駆動する構成としてある。
図17は上記ルーバ駆動手段19によるルーバ17、18の駆動を示し、制御部31よりルーバ開信号がある(S21のY)と、上面のルーバ17を開駆動S22する。そして
、その後所定時間が経過、例えば1〜2秒経過する(S23のY)と前面のルーバ18を開駆動S24する。
このように吹出口8の上面と前面に設けたルーバ17、18は上面のルーバ17を開駆動した後前面のルーバ18を開駆動するので、各ルーバを同時に開駆動する場合に生じる動作干渉による作動不良を防止することができる。したがって、吹出口8の前方コーナ部を角状として前面パネル6と連続する端正な外観とした意匠性の高い床置型空気調和機としていてもルーバ17、18の開動作をスムーズなものとすることができる。
逆に、ルーバ17、18を閉じる時、すなわちルーバ閉信号がある(S25のY)と、まず前面のルーバ18を閉駆動S26する。そして、その後所定時間が経過、この場合は1秒から2秒程度経過する(S27のY)と上面のルーバ17を閉駆動S28する。
これにより、各ルーバを同時に閉駆動する場合に生じる動作干渉による作動不良を防止して、ルーバ17、18を開くときと同様、スムーズにルーバ17、18を閉じることができる。
また、上記吹出口8の上面に設けたルーバ17は、ルーバ開時その下面が筐体2内の風路9と同一面上となるディフューザ形状とし、かつ、先端部は上向き傾斜面17aとして吹き出し空気の流れを拡大させる構成としてある。
これにより、送風効率を向上しつつ風向変更度合いを更に大きなものとすることができ、低位置に設置される床置型空気調和機であってもより快適な空調を実現することができる。
以上説明したように本実施の形態の床置型空気調和機は、前面パネル6を、吸込口無し、若しくは線状に細長い吸込口10を設けただけの前面パネル6とし、かつ、前記前面パネル6は筐体2の前方側に移動可能として、運転時には筐体2の前面部と前面パネル6との間に空気吸込み用間隙14を形成した構成としてある。
これにより、床置型空気調和機の前面はフラットでシンプルなものとすることができ、室内インテリアとのマッチング性の高いものとすることができるとともに、前面パネル6に吸込口がなくても、あるいは吸込口10が線状で細長く十分な面積がないものであっても、十分な空気の吸込みを確保し、良好な空調を行うことができる。
以上、本発明に係る空気調和機について、上記実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、上記実施の形態の説明から明らかなように、空気の吸込み能力に支障をきたすことなくフラットかつシンプルな前面パネルを持ち室内インテリアとのマッチング性の高い床置型空気調和機を提供することができる。よって商業施設や一般家庭等で使用される床置型の空気調和機として有用である。
1 床置型空気調和機
2 筐体
3 熱交換器(熱交換機能)
4 送風機(送風機能)
6 前面パネル
12 パネル駆動手段
14、14a 空気吸込み用間隙
17、18 ルーバ
19 ルーバ駆動手段
21 駆動部
22a、22b、22c、22d アーム
23 パネル支持部材
23a ベース部材嵌合部
24 ベース部材
25 リンク
31 制御部
32 パネル駆動制御部
33 ルーバ駆動制御部

Claims (4)

  1. 熱交換機能及び送風機能を備えた筐体と、前記筐体の前面を覆う前面パネルとを備え、前記前面パネルは、吸込口無し、若しくは線状に細長い吸込口を設けただけの前面パネルとし、かつ、前記前面パネルは運転時に筐体の前方側に移動して筐体との間に空気吸込み用間隙を形成する構成とした床置型空気調和機。
  2. 筐体は少なくとも側面部もしくは底面部に常開型の空気吸込み用開口を設けて、前面パネルの前方への移動時に当該前面パネルの移動によって形成される空気吸込み用間隙とともに空気を吸い込む構成とした請求項1に記載の床置型空気調和機。
  3. 前面パネルは運転能力によって移動量を変化させる構成とした請求項1または2に記載の床置型空気調和機。
  4. 空気吸込み用間隙は、前面パネルの周囲の四方に設けた構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の床置型空気調和機。
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