JP2019065776A - 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2019065776A
JP2019065776A JP2017192727A JP2017192727A JP2019065776A JP 2019065776 A JP2019065776 A JP 2019065776A JP 2017192727 A JP2017192727 A JP 2017192727A JP 2017192727 A JP2017192727 A JP 2017192727A JP 2019065776 A JP2019065776 A JP 2019065776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
internal combustion
combustion engine
nozzle
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017192727A
Other languages
English (en)
Inventor
昭洋 吉田
Akihiro Yoshida
昭洋 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2017192727A priority Critical patent/JP2019065776A/ja
Publication of JP2019065776A publication Critical patent/JP2019065776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】燃料噴射ノズルを燃料室の中央に配置しても、燃焼室の壁面に沿って流れる吸気の旋回流に対して、斜めの角度で燃料を衝突させて燃料の分裂と吸気との混合を促進でき、煤の排出量を低減しつつ熱効率できる内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関を提供する。【解決手段】ノズル本体11、11Aと燃料Fが噴射される噴射孔12a、12Aaが設けられているノズルコーン12、12Aを備えた内燃機関の燃料噴射ノズル10、10Aにおいて、この燃料噴射ノズル10、10Aの軸方向Laから見て、噴射孔12a、12Aaの噴射方向Lbがノズルコーン12、12Xの半径方向Lcに対して斜めになるように、噴射孔12a、12Aaを設けている。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関に関する。
ディーゼルエンジンなどの直噴式内燃機関では、吸気ポートから吸引した吸気に対して燃料を燃料噴射ノズルからピストン頂部に設けられた凹部形状の燃料室に噴射して、この燃料を吸気と混合させて燃焼させている。
この燃焼に際しては、燃焼室内のスワールと呼ばれる吸気の旋回流に対して、適切な角度で燃料を噴射すると、燃料と吸気との混合性が良くなり、燃焼室内の燃焼が良好になるので熱効率が向上することが知られている。例えば、2つの吸気ポートから噴出された空気流に向けて霧化燃料を噴射することで、旋回流になっている空気の一部がインジェクタに向かって流れるようにした直噴式内燃機関のシリンダヘッドが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−10543号公報
ところで、ディーゼルエンジンの燃焼室においては、シリンダの軸方向から見た場合に、燃料噴射ノズルが燃料室の中央に配置される場合があり、この場合に、図7〜図9に示すように、従来技術の燃料噴射ノズル10Xでは、燃料Fは、ノズルコーン12Xの半径方向Lcに噴射されているため、燃焼室20の壁面21に沿って流れる吸気Aの旋回流に対して略直交することになり、燃料Fと吸気Aとの混合距離が短く、燃料Fと吸気Aとの混合性に限界がある。
本発明の目的は、燃料噴射ノズルの噴出孔の形状を工夫することにより、燃料噴射ノズルを燃料室の中央に配置しても、燃焼室の壁面に沿って流れる吸気の旋回流に対して、斜めの角度で燃料を衝突とさせて燃料の分裂と吸気との混合を促進でき、これにより、煤の排出量を低減しつつ、熱効率を向上できる内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の燃料噴射ノズルは、ノズル本体と燃料が噴射される噴射孔が設けられているノズルコーンを備えた内燃機関の燃料噴射ノズルにおいて、当該燃料噴射ノズルの軸方向から見て、前記噴射孔の噴射方向がノズルコーンの半径方向に対して斜めになるように、前記噴射孔を設けて構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、上記の内燃機関の燃料噴射ノズルを備えて構成される。
本発明の内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関によれば、燃料噴射ノズルの軸方向から見て、燃料を燃料噴射ノズルのノズルコーンの半径方向に対して傾いた方向に噴射することにより、燃料噴射ノズルを燃料室の中央に配置しても、燃焼室の壁面に沿って流れる吸気の旋回流に対して、斜めの角度で燃料を衝突させることができ、燃料の分裂と吸気との混合を促進できるので、これにより、煤の排出量を低減しつつ、熱効率を向上できる。
本発明に係る実施の形態の内燃機関の燃料噴射ノズルの噴射孔の構成を模式的に示す図である。 図1の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示すシリンダの軸方向から見た図である。 図1の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示す側断面図である。 燃料噴射ノズルの噴射方向とノズルコーンの半径方向とがなす角度が隣接する噴射孔同士で異なる構成を模式的に示す図である。 図4の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示すシリンダの軸方向から見た図である。 図4の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示す側断面図である。 従来技術における内燃機関の燃料噴射ノズルの噴射孔の構成を模式的に示す図である。 図7の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示すシリンダの軸方向から見た図である。 図7の内燃機関の燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴射方向と吸気の流れとの関係を模式的に示す側断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関について図面を参照しながら説明する。なお、ここでいう、燃料噴射ノズルの燃料噴射方向とは、拡散していく円錐台形状(コーン形状)の燃料の中心方向のこと、言い換えれば、この円錐台の軸方向のことを言う。
図1〜図3に示すように、本発明に係る実施の形態の内燃機関の燃料噴射ノズル(以下、燃料噴射ノズルという)10は、ノズル本体11と燃料Fが噴射される噴射孔12aが設けられているノズルコーン12を備えており、燃料噴射ノズル10の軸方向Laから見て、噴射孔12aの噴射方向Lbがノズルコーン12の半径方向(動径方向)Lcに対して斜めになるように、噴射孔12aを設けて構成されている。
言い換えれば、燃料噴射ノズル10の軸方向Laから見て、噴射孔12aの噴射方向Lbと半径方向Lcとが0度よりも大きい角度αを有して構成されている。
そして、この角度αに対応して、吸気Aの旋回方向(ここでは燃焼室20の円周方向としている)と燃料の噴射方向Lbとがなす角度βが0度ではなくなるので、燃料噴射ノズル10、10Aを燃料室20の中央に配置しても、燃焼室20の壁面21に沿って流れる吸気Aの旋回流に対して、斜めの角度βで燃料Fを衝突させることができ、燃料Fの分裂と吸気Aとの混合を促進できるので、これにより、煤の排出量を低減できると共に熱効率を向上させることできる。
更に、図4〜図6に示すように、燃料噴射ノズル10Aの軸方向Laから見て、噴射孔12Aaの噴射方向Lb(i)とノズルコーン12Aの半径方向Lcとがなす角度α(i)が、隣接する噴射孔12Aa(i)同士では異なるように構成すると、より多様な燃料噴射が可能となり、より多様な形状の燃焼室20における燃料Fの燃焼をより精度よく調整することができるようになる。この角度α(i)は、燃焼室20の形状に従って、一つおきに同じ大きさとしてもよく、全部異ならせてもよい。
そして、本発明に係る実施の形態の内燃機関は、上記の燃料噴射ノズル10、10Aを備えて構成されている。この燃料噴射ノズル10、10Aは、図2及び図5に示すように、シリンダ30の軸方向から見て燃焼室20の中心に配置される。
上記の構成の本発明に係る実施の形態の内燃機関の燃料噴射ノズル10、10A及び内燃機関によれば、燃料噴射ノズル10、10Aの軸方向Laから見て、燃料Fを燃料噴射ノズル10、10Aのノズルコーン12、12Aの半径方向Lcに対して傾いた噴射方向Lbに噴射することにより、燃料噴射ノズル10、10Aを燃料室20の中央に配置しても、燃焼室20の壁面21に沿って流れる吸気Aの旋回流に対して、斜めの角度β、β(i)で燃料Fを衝突させることができ、燃料Fの分裂と吸気Aとの混合を促進できるので、これにより、煤の排出量を低減しつつ、熱効率を向上できる。
一方、図7〜図9に示すような、従来例の燃料噴射ノズル10Xでは、燃料噴射ノズル10Xの軸方向Laから見て、燃料Fを燃料噴射ノズル10、10Aのノズルコーン12、12Aの半径方向Lcに噴射しているので、燃焼室20の壁面21に沿って流れる吸気Aの旋回流に対して直交状態で燃料Fを衝突させることになり、燃料Fが吸気Aを突き抜けて燃焼室20の壁面21に衝突し易く、燃料Fの分裂と吸気Aとの混合を十分に促進させることができないという問題がある。この問題を本発明は解決できる。
10、10A、1OX 燃料噴射ノズル
11、11A、11X ノズル本体
12、12A、12X ノズルコーン
12a、12Aa、12Xa 噴射孔
20 燃焼室
21 壁面
30 シリンダ
A 吸気
F 燃料
La 燃料噴射ノズルの軸方向
Lb 噴射方向
Lc ノズルコーンの半径方向
α、α(i) ノズルコーンの半径方向と噴射方向とがなす角度
β、β(i) 空気の旋回方向と噴射方向とがなす角度

Claims (3)

  1. ノズル本体と燃料が噴射される噴射孔が設けられているノズルコーンを備えた内燃機関の燃料噴射ノズルにおいて、
    当該燃料噴射ノズルの軸方向から見て、前記噴射孔の噴射方向がノズルコーンの半径方向に対して斜めになるように、前記噴射孔を設けていることを特徴とする内燃機関の燃料噴射ノズル。
  2. 当該燃料噴射ノズルの軸方向から見て、前記噴射孔の噴射方向とノズルコーンの半径方向とがなす角度が、隣接する前記噴射孔同士では異なることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射ノズル。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射ノズルを備えて構成されていることを特徴とする内燃機関。
JP2017192727A 2017-10-02 2017-10-02 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関 Pending JP2019065776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017192727A JP2019065776A (ja) 2017-10-02 2017-10-02 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017192727A JP2019065776A (ja) 2017-10-02 2017-10-02 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019065776A true JP2019065776A (ja) 2019-04-25

Family

ID=66337853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017192727A Pending JP2019065776A (ja) 2017-10-02 2017-10-02 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019065776A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990074U (ja) * 1982-12-10 1984-06-18 日産自動車株式会社 燃料噴射弁
JPH05312122A (ja) * 1992-05-13 1993-11-22 Isuzu Motors Ltd 内燃機関の燃料噴射ノズル
JPH09195893A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 燃料噴射ノズル
JPH10331745A (ja) * 1997-04-02 1998-12-15 Hino Motors Ltd 燃料噴射ノズル
JPH1193673A (ja) * 1997-09-18 1999-04-06 Nippon Soken Inc 直接噴射式ディーゼルエンジン
JP2006118465A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Toyota Motor Corp 筒内噴射式内燃機関
US20130255622A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Deep Bandyopadhyay Nozzle for skewed fuel injection
JP2015010543A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ダイハツ工業株式会社 直噴式内燃機関のシリンダヘッド

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990074U (ja) * 1982-12-10 1984-06-18 日産自動車株式会社 燃料噴射弁
JPH05312122A (ja) * 1992-05-13 1993-11-22 Isuzu Motors Ltd 内燃機関の燃料噴射ノズル
JPH09195893A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 燃料噴射ノズル
JPH10331745A (ja) * 1997-04-02 1998-12-15 Hino Motors Ltd 燃料噴射ノズル
JPH1193673A (ja) * 1997-09-18 1999-04-06 Nippon Soken Inc 直接噴射式ディーゼルエンジン
JP2006118465A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Toyota Motor Corp 筒内噴射式内燃機関
US20130255622A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Deep Bandyopadhyay Nozzle for skewed fuel injection
JP2015010543A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ダイハツ工業株式会社 直噴式内燃機関のシリンダヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10036356B2 (en) Ducted combustion systems utilizing duct-exit tabs
JP4888330B2 (ja) 直接噴射式の内燃機関
US8291881B2 (en) Piston for internal combustion engine
US9267422B2 (en) Combustion system for an engine having multiple fuel spray induced vortices
US9091199B2 (en) Combustion system for an engine having a swirl inducing combustion chamber
JP5584673B2 (ja) 内燃機関
CN108026880B (zh) 发动机
JP2014148947A (ja) ディーゼルエンジン
JP5768761B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP5983109B2 (ja) 内燃機関
US9441593B2 (en) Fuel injection system of an internal combustion engine
JP6025873B2 (ja) 特に自動車用の内燃機関及びそのような内燃機関の作動方法
JP6213285B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2019065776A (ja) 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関
JP2010112350A (ja) 直接噴射式ディーゼル内燃機関のピストン
WO2021161552A1 (ja) 副室式エンジン
JP5071090B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射方法及びディーゼルエンジン
JP2019065777A (ja) 内燃機関の燃料噴射ノズル及び内燃機関
CN108026881B (zh) 发动机
JP5983110B2 (ja) 内燃機関
JP2006307825A (ja) 筒内直接噴射式内燃機関及び燃料噴射弁
JP2021148083A (ja) 直噴式内燃機関
JP6547406B2 (ja) 内燃機関
US20200080468A1 (en) Diesel engine
US20200063644A1 (en) Diesel engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220308