JP2019065741A - ポンプケーシングおよびポンプ - Google Patents

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多津夫 青木
Tatsuo Aoki
多津夫 青木
恒知 長野
Tsunetomo Nagano
恒知 長野
孝幸 木分
Takayuki Mokubun
孝幸 木分
雅彦 島津
Masahiko Shimazu
雅彦 島津
康介 金田
Kosuke Kaneda
康介 金田
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Abstract

【課題】ポンプ効率が高く、設置スペースが小さいポンプケーシングおよびポンプであって、鋳造では加工が困難な材質を用いることが可能なポンプケーシングおよびポンプを提供する。【解決手段】ポンプケーシングは、略直角に湾曲した流路と軸貫通用の開口とを有するケーシング本体と、ケーシング本体内に内包された軸シールを固定するための仕切り平板と、仕切り平板と前記ケーシング本体内面との隙間に被せられた被せ板と、を備える。ケーシング本体は、プレス成型された複数の分割体であって、周方向に並んで配置され隣り同士で溶接された複数の分割体を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、ポンプケーシングおよびポンプに係り、特に略直角に湾曲した流路を有するポンプケーシングおよびポンプに関する。
現在、略直角に湾曲した流路を有するポンプケーシングとしては、通常は3分割のエビ管形状の製缶ポンプケーシングが用いられている。この製缶ポンプケーシングは、3つの直管状の分割体が互いに異なる角度で溶接されて作製される。しかしながら、このような3分割のエビ管形状では、流路形状が滑らかでないため、流体抵抗が大きく、ポンプ効率が低くなるという問題がある。また、エビ管の分割数を増やして滑らかな3次元形状を作製しようとすると、溶接線が多くなるため、生産性が悪く製造コストが高くなり、実用に耐えなかった。
一方、鋳造技術によれば滑らかな3次元形状を作製できるものの、鋳型を作ることから製造コストが高くなり、また肉厚が大きくなる。軽量化のために肉薄にしようとすると、鋳造欠陥(いわゆる「巣」)が生じ易く、製作の歩留まりが悪くなる。また欠陥部に対して修正作業が必要となる。さらに、取り扱い流体が腐食性流体の場合、チタン(Ti)やニッケル(Ni)、スーパーオーステナイト、ニッケル基耐食合金などの耐食性の材質でケーシングを作製する必要があるが、これらの材質については鋳造で製作することが現実的には極めて難しい。
なお、特許文献1には、容易に意図した形状のエビ管を製造するために、パイプ材を予め定めた特定形状に分割して溶接する技術が開示されている。
特開2015−100825号公報
滑らかな3次元形状のポンプケーシングを作製するために、プレス成型製缶によってエビ管の各分割体を滑らかな形状で製作する方法が考えられる。しかしながら、ポンプケーシングには、通常のエルボとは異なり、羽根車を回転させる軸を通すための軸シール部を設ける必要がある。プレス成型製缶によってエビ管の各分割体を滑らかな形状で製作する方法では、軸シール部をケーシング内部に設けることができないから、ケーシングの外側に軸シール部が飛び出してしまい、結果的に、大きなケーシングスペースが必要になり、設置スペースも大きくなってしまう。
本発明は、このような点を考慮して創案されたものである。本発明の目的は、ポンプ効率が高く、設置スペースが小さいポンプケーシングおよびポンプであって、鋳造では加工が困難な材質を用いることが可能なポンプケーシングおよびポンプを提供することにある。
本発明によるポンプケーシングは、
略直角に湾曲した流路と軸貫通用の開口とを有するケーシング本体と、
前記ケーシング本体内に内包された軸シールを固定するための仕切り平板と、
前記仕切り平板と前記ケーシング本体内面との隙間に被せられた被せ板と、
を備え、
前記ケーシング本体は、プレス成型された複数の分割体であって、周方向に並んで配置され隣り同士で溶接された複数の分割体を有する。
本発明によれば、プレス成型された複数の分割体が周方向において隣り同士で溶接されることで、流路形状として滑らかな3次元形状を作製することが可能であり、これにより、流体抵抗が小さくなり、ポンプ効率が高くなる。また、ケーシング本体が鋳造ではなく、プレス成型された複数の分割体の組み合わせにより筒状に形成されるため、ケーシング本体の材質として、鋳造では加工が困難な難加工材料を用いることが可能である。さらに、軸シールを固定するための仕切り平板がケーシング本体内に内包されているため、軸シールがポンプケーシングの外側に突き出ることがなく、設置スペースを小さくできる。
本発明によるポンプケーシングにおいて、
前記流路の湾曲方向外周側で溶接された2枚の分割体は、溶接線が前記流路の湾曲方向最外周部から外れて位置するように、互いに異なる形状を有していてもよい。
このような態様によれば、流路の湾曲方向外周側はポンプ動作時に応力が高くなるものの、溶接線が流路の湾曲方向最外周部から外れて位置するため、当該溶接線に高い応力が作用することが回避され、ケーシング本体の強度を高めることができる。また、強度を確保したまま分割体の板材の厚みを薄くすることができ、これにより、ケーシング本体の軽量化が可能となる。
本発明によるポンプケーシングにおいて、
前記ケーシング本体は、前記複数の分割体に溶接された羽根車を収納する直管部をさらに有してもよい。
このような態様によれば、羽根車を収納する直管部が、周方向に溶接された複数の分割体とは別部材であるため、直管部の設計の自由度が比較的大きく、羽根車と直管内面とのクリアランスを狭くしてポンプ効率を高めるという設計が容易である。
本発明によるポンプケーシングにおいて、
前記ケーシング本体の材質は、チタン、ニッケル、スーパーオーステナイトまたはニッケル基耐食合金であってもよい。
このような態様によれば、ポンプにて海水、酸・アルカリ水のような腐食性流体を取り扱うことが可能となる。
本発明は、上記したいずれかの特徴を有するポンプケーシングを備えたポンプである。
本発明によれば、ポンプ効率が高く、設置スペースが小さいポンプケーシングおよびポンプであって、鋳造では加工が困難な材質を用いることが可能なポンプケーシングおよびポンプを提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るポンプの構造を示す概略図である。 図2は、図1に示すポンプのポンプケーシングを流体用の第2開口側から見た斜視図である。 図3は、図2に示すポンプケーシングを縦に切断した断面を示す図である。 図4は、図1に示すポンプのポンプケーシングを軸貫通用の開口側から見た斜視図である。 図5は、図4に示すポンプケーシングの縦断面図である。 図6は、図5に示すポンプケーシングのうち符号Aを付した2点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図である。 図7は、本件発明者らによるポンプ性能試験の結果を示すグラフである。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示の理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1は、本発明の一実施の形態に係るポンプ1の構造を示す概略図である。図2は、ポンプ1のポンプケーシング10を流体用の第2開口22側から見た斜視図である。図3は、図2に示すポンプケーシング10を縦に切断した断面を示す図である。図4は、ポンプケーシング10を軸貫通用の開口23側から見た斜視図である。図5は、図4に示すポンプケーシング10の縦断面図である。図6は、図5に示すポンプケーシング10のうち符号Aを付した2点鎖線で囲まれた領域を拡大して示す図である。なお、図1では、上向きに開口する流体用の第1開口21から吸い込む流体を左向きに開口する流体用の第2開口22から吐き出すようにポンプ1の流路方向が白抜きの矢印で図示されているが、左向きに開口する流体用の第2開口22から吸い込む流体を上向きに開口する流体用の第1開口21から吐き出すように図示された矢印とは逆の流路方向でポンプ1を使用することも可能である。
図1に示すように、ポンプ1は、流体用の第1開口21および第2開口22を有するポンプケーシング10と、ポンプケーシング10内に収容された羽根車16と、ポンプケーシング10に設けられた軸シール15を貫通して延びて、一端が羽根車16に同軸状に固定されたシャフト14と、シャフト14の他端に同軸状に固定されたプーリ17と、プーリ17に回転動力を伝達する電動機(図示しない)と、を備えている。
このうちポンプケーシング10は、図2〜図6に示すように、湾曲した流路20と軸貫通用の開口23とを有するケーシング本体11と、ケーシング本体11内に内包された軸シール15を固定するための仕切り平板12と、仕切り平板12とケーシング本体11内面との隙間に被せられた被せ板13と、を有している。
図示された例では、流路20は、略直角に湾曲されている。符号30は、流路20の中心線を示している。図5を参照し、ポンプケーシング10の口径Dに対する曲率半径Rの比(R/D)は、たとえば、1以下である。軸貫通用の開口23は、流体用の第2開口22に対して反対側に形成されている。
図2〜図5に示すように、ケーシング本体11は、プレス成型された4枚の分割体111〜114であって、周方向に並んで配置され隣り同士で溶接された4枚の分割体111〜114を有している。以下、4枚の分割体111〜114を、周方向に並んで配置された順にそれぞれ、第1〜第4分割体111〜114と呼ぶことがある。
第1分割体111と第2分割体112とは、符号31を付して示す溶接線で溶接されており、第2分割体112と第3分割体113とは、符号32を付して示す溶接線で溶接されており、第3分割体113と第4分割体114とは、符号33を付して示す溶接線で溶接されており、第4分割体114と第1分割体111とは、符号34を付して示す溶接線で溶接されている。
第1〜第4分割体111〜114は、プレス成型により滑らかな3次元形状で形成されており、これらが筒状に組み合わされることで、流路形状として滑らかな3次元形状を作製することが可能である。また、ケーシング本体11が鋳造ではなく複数の分割体111〜114の組み合わせにより筒状に形成されることで、ケーシング本体11の材質として、チタン、ニッケル、スーパーオーステナイト、ニッケル基耐食合金などの鋳造では加工が困難な難加工材料を用いることが可能である。
図2〜図5に示す例では、第1分割体111と第2分割体112とが、上方側に配置され、流路20の湾曲方向内周側を画定しており、第3分割体113と第4分割体114とが、下方側に配置され、流路20の湾曲方向外周側を画定している。
図3に示すように、流路20の湾曲方向外周側で溶接された第3分割体113と第4分割体114とは、溶接線33が流路20の湾曲方向最外周部から外れて位置するように、互いに異なる形状を有している。図示された例では、第4分割体114の周方向長さが第3分割体113の周方向長さより短く形成されている。
ポンプ動作時の遠心力により流路20の湾曲方向外周側は応力が高くなるものの、溶接線33が流路20の湾曲方向最外周部から外れて位置することで、溶接線33に高い応力が作用することが回避され、ケーシング本体11の強度が高められている。また、これにより、強度を確保したまま分割体111〜114の板材の厚みを薄くして、ケーシング本体11を軽量化することが可能となっている。
図2〜図5に示すように、仕切り平板12は、軸貫通用の開口23と平行に対向して配置され、符号37を付して示す溶接線でケーシング本体11の内面に溶接固定されている。図1に示すように、軸シール15は、仕切り平板12の流路内側(流体用の第2開口22側)の面に固定される。軸シール15としては、たとえば、メカニカルシールが用いられる。
軸シール15を固定するための仕切り平板12がケーシング本体11内に内包されていることで、軸シール15がポンプケーシング10の外側に突き出ることが防止され、ポンプケーシング10がコンパクト化される。
仕切り平板12が軸貫通用の開口23と平行に対向して配置されているため、仕切り平板12の上側部分とケーシング本体11の内面との間には必然的に隙間が形成され、仕切り平板12の上側部分とケーシング本体11の内面とを直接溶接することは不可能である。そこで、本実施の形態では、略半円形状を有する被せ板13が、仕切り平板12の上側部分とケーシング本体11内面との隙間に被せられて、隙間が液密に塞がれている。
図2、図3および図6に示すように、被せ板13は、符号38を付して示す溶接線で仕切り平板12の上側部分に溶接され、符号39を付して示す溶接線でケーシング本体11内面に溶接されている。
図2〜図5に示すように、ケーシング本体11は、4枚の分割体111〜114からなる筒状部の第2開口22側の端部に溶接された、羽根車16を収納する直管部115をさらに有している。4枚の分割体111〜114からなる筒状部と直管部115とは、符号35を付して示す溶接線で溶接されている。
羽根車16を収納する直管部115が、周方向に溶接された4枚の分割体111〜114とは別部材であることで、直管部115の設計の自由度が比較的大きく、たとえば、羽根車16と直管部115内面とのクリアランスを狭くしてポンプ効率を高めるという設計が容易となっている。
同様に、4枚の分割体111〜114からなる筒状部の第1開口21側の端部には、副直管部116が溶接されている。4枚の分割体111〜114からなる筒状部と副直管部116とは、符号36を付して示す溶接線で溶接されている。流体用の第1開口21を画定する副直管部116が、周方向に溶接された4枚の分割体111〜114とは別部材であることで、副直管部116の設計の自由度が比較的大きくなっている。
次に、このような構成からなるポンプ1の動作について説明する。
図1に示すように、電動機(図示しない)からの回転動力がプーリ17に伝達されると、シャフト14と羽根車16とが一体に回転され、これにより、ポンプケーシング10内の流体が流体用の第2開口22から軸方向に吐き出されるとともに、流体用の第1開口21からポンプケーシング10内に新たな流体が吸い込まれる。ポンプケーシング10のうちシャフト14が貫通する部分は軸シール15により液密にシールされており、シャフト14の回転中にポンプケーシング10内の流体が貫通部分から漏れ出ないようになっている。
図7は、本件発明者らによるポンプ性能試験の結果を示すグラフである。図7における実線は、実施例として測定された、上述した実施の形態によるポンプの吐出し量とポンプ効率との関係を示している。図7における破線は、第1比較例として測定された、鋳造で作製されたポンプの吐出し量とポンプ効率との関係を示している。図7における一点鎖線は、第2比較例として測定された、3分割のエビ管で作製されたポンプの吐出し量とポンプ効率との関係を示している。
図7に示すように、本件発明者らによる実際の検証によって、第2比較例(エビ管)によるポンプのポンプ効率は、第1比較例(鋳造)によるポンプのポンプ効率に比べて10%ほど悪くなるが、実施例によるポンプのポンプ効率は、第1比較例(鋳造)によるポンプのポンプ効率と差がほとんどないことが確認された。
以上のように、本実施の形態によれば、プレス成型された4枚の分割体111〜114が周方向において隣同士で溶接されることで、流路形状として滑らかな3次元形状を作製することが可能であり、これにより、流体抵抗が小さくなり、ポンプ効率が高くなる。また、本実施の形態によれば、軸シール15を固定するための仕切り平板12がケーシング本体11内に内包されているため、軸シール15がポンプケーシング10の外側に突き出ることがなく、設置スペースを小さくできる。
また、本実施の形態によれば、ケーシング本体11が鋳造ではなく、プレス成型された複数の分割体111〜114の組み合わせにより筒状に形成されるため、ケーシング本体11の材質として、チタン、ニッケル、スーパーオーステナイト、ニッケル基耐食合金などの鋳造では加工が困難な難加工材料を用いることが可能である。ケーシング本体11の材質として、チタン、ニッケル、スーパーオーステナイトまたはニッケル基耐食合金を用いる場合には、これらは耐食性を有することから、ポンプ1にて腐食性流体を取り扱うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、流路20の湾曲方向外周側はポンプ動作時に応力が高くなるものの、第3分割体113と第4分割体114とを溶接する溶接線33が、流路20の湾曲方向最外周部から外れて位置するため、溶接線33に高い応力が作用することが回避され、ケーシング本体11の強度を高めることができる。また、強度を確保したまま分割体111〜114の板材の厚みを薄くすることができ、これにより、ケーシング本体11の軽量化が可能となる。軽量化できれば、従来の基礎構造物をそのまま利用できるため、低コストである。
また、本実施の形態によれば、羽根車16を収納する直管部115が、周方向に溶接された4枚の分割体111〜114とは別部材であるため、直管部115の設計の自由度が比較的大きく、羽根車16と直管部115内面とのクリアランスを狭くしてポンプ効率を容易に高めるという設計が容易である。
なお、上述した実施の形態では、分割体111〜114の数は4枚であったが、これに限定されず、ケーシング本体11のサイズなどに応じて適宜選択されればよい。たとえば、ケーシング本体11が小型であれば、分割体の数が2枚または3枚であってもよいし、ケーシング本体11が大型であれば、分割体の数が5枚以上であってもよい。
10 ポンプケーシング
11 ケーシング本体
111 第1分割体
112 第2分割体
113 第3分割体
114 第4分割体
115 直管部
116 副直管部
12 仕切り平板
13 被せ板
14 シャフト
15 軸シール
16 羽根車
17 プーリ
20 流路
21 流体用の第1開口
22 流体用の第2開口
23 軸貫通用の開口
30 流路の中心線
31〜39 溶接線

Claims (5)

  1. 略直角に湾曲した流路と軸貫通用の開口とを有するケーシング本体と、
    前記ケーシング本体内に内包された軸シールを固定するための仕切り平板と、
    前記仕切り平板と前記ケーシング本体内面との隙間に被せられた被せ板と、
    を備え、
    前記ケーシング本体は、プレス成型された複数の分割体であって、周方向に並んで配置され隣り同士で溶接された複数の分割体を有する、
    ことを特徴とするポンプケーシング。
  2. 前記流路の湾曲方向外周側で溶接された2枚の分割体は、溶接線が前記流路の湾曲方向最外周部から外れて位置するように、互いに異なる形状を有している、
    請求項1に記載のポンプケーシング。
  3. 前記ケーシング本体は、前記複数の分割体に溶接された羽根車を収納する直管部をさらに有する、
    請求項1または2に記載のポンプケーシング。
  4. 前記ケーシング本体の材質は、チタン、ニッケル、スーパーオーステナイトまたはニッケル基耐食合金である、
    請求項1〜3のいずれかに記載のポンプケーシング。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のポンプケーシングを備えたポンプ。
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