JP2019065696A - 防水構造 - Google Patents

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池田 浩和
Hirokazu Ikeda
浩和 池田
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Abstract

【課題】例えば、防水機能の経時的な低下を抑制することができる防水構造を提供すること。【解決手段】防水構造10は、複数枚の断熱パネル1を、その長辺方向と短辺方向とにそれぞれ並べて敷設した断熱パネル敷設部30と、短辺方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を覆う第1防水シート2Aと、長辺方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を覆う第2防水シート2Bとを備える。短辺方向に隣り合う断熱パネル1同士は、凹部7と凸部6とで係合している。各断熱パネル1は、水平方向に対して傾斜しており、その傾斜方向αに凹部7と凸部6とが突き当てられて係合している。【選択図】図4

Description

本発明は、防水構造に関する。
従来から、傾斜した屋根やベランダの床に断熱パネルが施工された家屋がある。この施工は、多数枚の断熱パネルを行列状に並べていく。隣り合う断熱パネル同士は、一方の断熱パネルの凹部と、他方の断熱パネルの凸部とが係合することにより、連結されている。
また、施工状態によっては、隣り合う断熱パネル同士の間に間隙が生じることがある。間隙があると、この間隙から雨水等が家屋の中に入り込み、雨漏りの原因となることがある。そこで、この間隙を覆うように帯状の防水シートを貼付して、雨水等の侵入を防止する(例えば、特許文献1参照)。
各断熱パネルは、使用環境の温度の変化によって伸縮するため、隣り合う断熱パネル同士の間の間隙の大きさも変化する。この場合、防水シートが拠れて、例えば、当該防水シートにしわが生じることがある。しわが生じた防水シートは、排水性が低下したり、その他、泥等が溜まり易く、見栄えが悪くなるおそれがある。
特許第4685592号公報
本発明の目的は、例えば、防水機能の経時的な低下を抑制することができる防水構造を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(9)の本発明により達成される。
(1) 断熱性を有し、平面視で長方形をなす断熱パネルを複数枚有し、該複数枚の断熱パネルを、その長辺方向と短辺方向とにそれぞれ並べて敷設した断熱パネル敷設部と、
防水性を有し、帯状をなす第1防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記長辺方向に沿って覆う第1防水シートと、
防水性を有し、帯状をなす第2防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記短辺方向に沿って覆う第2防水シートとを備え、
前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、一方の前記断熱パネルの縁部に凹部が形成され、他方の前記断熱パネルの縁部に凸部が形成され、前記凹部と前記凸部とで係合しており、
前記断熱パネル敷設部は、前記各断熱パネルが水平方向に対して傾斜しており、その傾斜方向に前記凹部と前記凸部とが突き当てられて係合していることを特徴とする防水構造。
(2) 前記凹部と前記凸部とのうち、前記凸部が前記断熱パネルの傾斜方向上側に位置し、前記凹部が前記断熱パネルの傾斜方向下側に位置する上記(1)に記載の防水構造。
(3) 前記凹部と前記凸部とのうち、前記凹部が前記断熱パネルの傾斜方向上側に位置し、前記凸部が前記断熱パネルの傾斜方向下側に位置する上記(1)に記載の防水構造。
(4) 前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、双方の前記断熱パネルの縁部が平坦な平坦部となって互いに対向している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の防水構造。
(5) 前記第1防水シートの幅と、前記第2防水シートの幅とは、同じである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の防水構造。
(6) 前記第1防水シートの幅は、前記第2防水シートの幅よりも大きい上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の防水構造。
(7) 前記第2防水シートの幅は、前記第1防水シートの幅よりも大きい上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の防水構造。
(8) 前記第1防水シートと前記第2防水シートとは、それぞれ、前記各断熱パネルに貼付されるものであり、
前記各断熱パネルには、前記第1防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第1位置決めマーカと、前記第2防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第2位置決めマーカとが付されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の防水構造。
(9) 前記凹部は、前記長辺方向に沿った溝で構成され、
前記凸部は、前記長辺方向に沿った凸条で構成されている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の防水構造。
本発明によれば、例えば、防水機能の経時的な低下を抑制することができる。
図1は、本発明の防水構造(第1実施形態)を施工する工程を順に示す平面図である。 図2は、本発明の防水構造(第1実施形態)を施工する工程を順に示す平面図である。 図3は、本発明の防水構造(第1実施形態)を施工する工程を順に示す平面図である。 図4は、図3中のA−A線断面図である。 図5は、図3中のB−B線断面図である。 図6は、本発明の防水構造の第2実施形態を示す垂直断面図である。 図7は、本発明の防水構造の第3実施形態を示す平面図である。 図8は、本発明の防水構造の第4実施形態を示す平面図である。 図9は、本発明の防水構造の第5実施形態を示す平面図である。 図10は、本発明の防水構造の第6実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の防水構造を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3は、それぞれ、本発明の防水構造(第1実施形態)を施工する工程を順に示す平面図である。図4は、図3中のA−A線断面図である。図5は、図3中のB−B線断面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1〜図3に示すように、図中の左右方向をx軸方向、上下方向をy軸方向とする。また、図4、図5中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。また、図4中の左側を「下流側」、右側を「上流側」と言うことがある。
図1〜図3に示すように、防水構造10は、例えば屋根100に施工されるものである。この防水構造10は、複数枚の断熱パネル1と、複数枚の第1防水シート2Aと、複数枚の第2防水シート2Bとを備えている。なお、屋根100は、水平方向に対して傾斜している。この傾斜方向αは、図1〜図3中では、y軸方向と同方向となっている。そして、屋根100は、傾斜していることにより、水はけがよいものとなる。以下、防水構造10の各部の構成について説明する。
図1に示すように、断熱パネル1は、平面視で長方形をなすものである。この断熱パネル1は、短辺方向と長辺方向とにそれぞれ複数枚並べて敷設されて、断熱パネル敷設部30を構成している。本実施形態では、長辺方向がx軸方向と平行となっており、短辺方向がy軸方向と平行となっている。なお、屋根100の広さや形状にもよるが、x軸方向に敷設される断熱パネル1の枚数と、y軸方向に敷設される断熱パネル1の枚数とは、同じとなる場合もあるし、異なる場合もある。
各断熱パネル1は、配置箇所が異なること以外は、同じ積層構造を有するものである(図4、図5参照)。以下、代表的に1枚の断熱パネル1の積層構造について説明する。
図4、図5に示すように、断熱パネル1は、樹脂層3と、金属層4aと、金属層4bと、樹脂層5aと、樹脂層5bとを有する積層板である。
樹脂層3は、例えばポリウレタンフォームで構成され、断熱パネル1で断熱性を発揮する部分である。
樹脂層3の下面側には、金属層4aが積層され、樹脂層3の上面側には、金属層4bが積層されている。金属層4aおよび金属層4bは、例えばガルバリウム鋼板(登録商標)やステンレス鋼板等の各種鋼板で構成され、断熱パネル1で耐環境性(防腐性)を発揮する部分である。
なお、樹脂層3は、金属層4aおよび金属層4bよりも厚く、例えば、金属層4a(金属層4b)の厚さの2倍以上100倍以下であるのが好ましく、50倍以上80倍以下であるのがより好ましい。この場合、例えば、樹脂層3の厚さを35mm程度、金属層4aおよび金属層4bの厚さをそれぞれ0.5mm程度とすることができる。
樹脂層5aおよび樹脂層5bは、例えばポリ塩化ビニルで構成された膜である。樹脂層5aは、金属層4aを被覆しており、金属層4aへの防錆性を発揮する。樹脂層5bは、金属層4bを被覆しており、金属層4bへの防錆性を発揮する。
前述したように、屋根100は、水平方向に対して傾斜している。従って、屋根100上では、断熱パネル1も、水平方向に対して傾斜した姿勢で敷設される(施工される)。これにより、例えば雨水等が上流側(傾斜方向αの上側)から下流側(傾斜方向αの下側)に向かって流下することができ、断熱パネル敷設部30(屋根100)での排水性が向上する。なお、断熱パネル1の傾斜角度θとしては、特に限定されない。
また、断熱パネル1は、前述したように平面視で長方形をなすものであり、その縁部(外縁部)を、長辺方向(x軸方向)に沿った縁部(第1縁部)11および縁部(第2縁部)12と、短辺方向(y軸方向)に沿った縁部(第3縁部)13および縁部(第4縁部)14とに分けることができる(図1参照)。
図4に示すように、縁部12には、凸部6が図中の右側に向かって突出して形成されている。この凸部6は、前記長辺方向に沿って、すなわち、図4中の紙面手前側から奥側に向かって形成された凸条となっている。
凸部6では、金属層4aには、厚さ(層厚)が減少した薄肉部41aが形成されており、金属層4bには、厚さ(層厚)が減少した薄肉部41bが形成されている。金属層4aを覆っている樹脂層5aは、その一部51aが金属層4aの薄肉部41aと樹脂層3との間に介挿されている。同様に、金属層4bを覆っている樹脂層5bも、その一部51bが金属層4bの薄肉部41bと樹脂層3との間に介挿されている。
また、縁部11には、凹部7が図4中の右側に向かって凹没して形成されている。この凹部7は、前記長辺方向に沿って、すなわち、図4中の紙面手前側から奥側に向かって形成された溝となっている。なお、凹部7の深さは、凸部6の突出量よりも小さくてもよいし、凸部6の突出量と同じでもよいし、凸部6の突出量よりも大きくてもよいが、凸部6の突出量よりも大きいのが好ましい。
凹部7では、金属層4aには、厚さ(層厚)が減少した薄肉部42aが形成されており、金属層4bには、厚さ(層厚)が減少した薄肉部42bが形成されている。金属層4aを覆っている樹脂層5aは、その一部52aが金属層4aの薄肉部42aよりも傾斜方向αの上側の部分と樹脂層3との間に介挿されている。同様に、金属層4bを覆っている樹脂層5bも、その一部52bが金属層4bの薄肉部42bよりも傾斜方向αの上側の部分と樹脂層3との間に介挿されている。
そして、断熱パネル敷設部30のうち、y軸方向(短辺方向)に隣り合う断熱パネル1同士は、一方の断熱パネル1の凹部7と、他方の断熱パネル1の凸部6とが係合することができる。これにより、双方の断熱パネル1同士が連結され(接合され)、よって、y軸方向の互いの位置関係が規制される。
また、これら双方の断熱パネル1は、傾斜しているため、傾斜方向αの上側に位置する断熱パネル1が、重力によって、その下側に位置する断熱パネル1を押圧する。これにより、図4に示すように、傾斜方向αに凹部7と凸部6とが突き当てられて、凸部6が凹部7にできる限り深く挿入されることとなり、よって、凸部6と凹部7との係合状態がより強固となる。このような係合状態により、y軸方向、すなわち、傾斜方向αに沿った双方の断熱パネル1同士の互いの位置関係が確実に規制される。例えば、これらの断熱パネル1同士に位置ズレが生じた場合、断熱パネル1上に貼付された第1防水シート2Aが引張られて不本意に剥がれるおそれがある。しかしながら、これらの断熱パネル1同士の位置関係が規制されることにより、第1防水シート2Aの不本意な剥がれを防止することができる。これにより、防水構造10の防水機能の経時的な低下を抑制することができる。また、断熱パネル1同士の間に不本意な隙間が生じるのが防止され、よって、当該断熱パネル1同士の間の液密性が維持される。この液密性維持と、第1防水シート2Aの防水機能とが相まって、防水構造10全体としての防水機能を長期的に維持することができる。
また、凸部6が凸条で構成され、凹部7が溝で構成されていることにより、凸部6と凹部7との係合状態がさらに強固となる。これにより、例えば断熱パネル1が強風等で不本意に取り外されてしまうのを確実に防止することができ、よって、屋根100を安全かつ快適に使用することができる。
このように係合し合う凹部7と凸部6とは、図4に示す構成では、凹部7が傾斜方向αの上側に位置し、凸部6が傾斜方向αの下側に位置している。これにより、例えば、第1防水シート2Aや第2防水シート2Bが経年劣化したことにより、防水性が低下して、傾斜方向αに隣接する断熱パネル1同士の間に雨水等が入りそうになったとしても、雨水は、断熱パネル1同士の間を一旦傾斜方向αの上側に向かって逆流しなければならないため、結果、家屋への侵入は防止される。
図5に示すように、縁部13は、前記短辺方向に沿って、すなわち、図5中の紙面手前側から奥側に向かって平坦な平坦部となっている。
縁部13と同様に、縁部14も、前記短辺方向に沿って、すなわち、図5中の紙面手前側から奥側に向かって平坦な平坦部となっている。また、このような平坦な形状をなす縁部13および縁部14は、それぞれ、断熱パネル1の平面視での面方向に対して垂直に形成されている。
そして、断熱パネル敷設部30のうち、x軸方向(長辺方向)に隣り合う断熱パネル1同士は、一方の断熱パネル1の縁部13と、他方の断熱パネル1の縁部14とが互いに対向している。また、図5に示すように、施工状態によっては、これら断熱パネル1同士の境界部に、大なり小なり、隙間20が形成されることがある。この隙間20は、断熱パネル1を屋根100に敷き詰める際の「遊び」、すなわち、「調整しろ」となり、屋根100への各断熱パネル1の敷設を容易にすることができる。
第1防水シート2Aは、y軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部、すなわち、縁部11と縁部12との間を覆う部材である(図4参照)。
第2防水シート2Bは、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部、すなわち、縁部13と縁部14との間を覆う部材である(図5参照)。
第1防水シート2Aおよび第2防水シート2Bは、それぞれ、樹脂材料を含有する樹脂シートで構成されている。これにより、第1防水シート2Aおよび第2防水シート2Bは、それぞれ、防水性を有するものとなる。
なお、樹脂材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニルのような塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、塩化ビニル系樹脂であることが好ましい。これにより、第1防水シート2Aは、熱融着性や溶剤溶着性を優れたものとすることができる(第2防水シート2Bについても同様)。第1防水シート2Aは、断熱パネル1に貼付されるものであり、その貼付方法として、例えば、熱融着による方法や溶媒による接着による方法が用いられる。従って、第1防水シート2Aが熱融着性や溶剤溶着性に優れることは、第1防水シート2Aを断熱パネル1に貼付する上で好ましい。
また、塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルを含む重合体、すなわちオリゴマー、プレポリマーおよびポリマーであれば特に限定されないが、例えば、塩化ビニルの単量重合体、または塩化ビニルと、酢酸ビニル、エチレン、もしくはプロピレン等との共重合体、およびこれらの2種以上の重合体の混合物等が挙げられる。
また、樹脂材料には、さらに、各種可塑剤、各種安定化剤、各種酸化防止剤、各種紫外線吸収剤、加工助剤、滑剤、充填材、難燃剤および色材等を含んでいてもよく、特に、可塑剤が含まれることが好ましい。これにより、前記各防水シートをより優れた柔軟性を有するものとすることができる。
また、第1防水シート2Aおよび第2防水シート2Bは、それぞれ、前記樹脂シートの単層で構成されるものの他、例えば、その厚さ方向の途中に繊維層が介挿されたもの、すなわち、厚さ方向に積層された第1樹脂層と第2樹脂層との間に繊維層(繊維シート)が挾持された構成のものであってもよい。この繊維層は、繊維の集合体で構成されたものであり、例えば、織布や不織布等のクロス、縦糸と横糸とで複数の格子を形成したネット等の繊維シートが挙げられる。このような繊維層を備えるものとすることにより、強度(引き裂き強度や引張り強度等)および耐久性(耐繰り返し疲労特性)を向上させることができる。
図3に示すように、第1防水シート2Aは、帯状をなす。これにより、y軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部をx軸方向に沿って一括して、すなわち、連続的に覆うことができ、よって、当該境界部から雨水等が侵入するのを確実に防止することができる。
第1防水シート2Aと同様に、第2防水シート2Bも、帯状をなす。これにより、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部をy軸方向に沿って一括して、すなわち、連続的に覆うことができ、よって、当該境界部から雨水等が侵入するのを確実に防止することができる。
また、前述したように、施工状態によっては、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部に、大なり小なり、隙間20が形成されることがある(図5参照)。隙間20があると、この隙間20から雨水等が家屋の中に入り込み、雨漏りの原因となるおそれがある。そこで、この隙間20を覆うように帯状の第2防水シート2Bを貼付して、隙間20からの雨水等の侵入を防止することができる。
第1防水シート2Aの幅W2Aと、第2防水シート2Bの幅W2Bとは、同じである(図3参照)。また、第1防水シート2Aの厚さt2Aと、第2防水シート2Bの厚さt2Bとは、同じである(図4参照)。このように双方の防水シートが幅も厚さも同じであることにより、共通の防水シートを用いることができる。これにより、例えば各防水シートに幅や厚さが異なる防水シートを用いる場合に比べて、防水構造10のコストダウンを図ることができる。また、第1防水シート2Aとして用いるか、または、第2防水シート2Bとして用いるかを問わずに、前記共通の防水シートを用いることができる。これにより、防水構造10を施工するときの作業性が向上する。
図3に示すように、第2防水シート2Bは、傾斜方向αに沿って延在しており、第1防水シート2Aと交差している。そして、この交差部21では、第2防水シート2Bが、第1防水シート2Aの上に重なって貼付されており、その重なり分だけ、第2防水シート2Bが盛り上がった状態(図4参照)となる。
ここで、仮に、第2防水シート2Bが傾斜方向αに沿って延在してはいるものの、交差部21での第1防水シート2Aと第2防水シート2Bとの上下関係が逆転している、すなわち、第1防水シート2Aが第2防水シート2Bの上に重なっている場合について考えてみる。この場合、交差部21では、上流側からの雨水等の水の流れが第1防水シート2Aで遮られてしまい、水はけ(排水性)が悪くなる。その結果、そこに水が溜まってしまう。水溜まりは、例えば、カビ発生の原因となったり、水溜りを踏んだ場合に水が飛散して周辺を濡らしてしまう原因となったりする。
そこで、防水構造10では、前記のように、第2防水シート2Bは、傾斜方向αに沿って延在しており、第1防水シート2Aとの交差部21では、第1防水シート2Aの上に重なっている。これにより、上流側からの雨水等は、交差部21(第1防水シート2A)で遮られるのが防止され、よって、下流側に向かって円滑に流下することができる。このように防水構造10は、水はけに優れたものとなっており、防水機能が継続的に十分に発揮される。
前述したように、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部には、隙間20が形成されることがある。この隙間20は、防水構造10の使用環境の温度変化により大きさ(図5中の左右方向の幅)が変化する場合がある。この場合、第2防水シート2Bは、隙間20の大きさの変化に追従して多少なりとも変形する(図5中の左右方向に伸長)が、その影響が交差部21で第2防水シート2Bに及ぶのをできる限り防止することができる。これにより、第2防水シート2Bの長手方向に沿って間欠的に多数(複数)存在する交差部21での第2防水シート2Bの剥がれを防止することができる。その結果、第2防水シート2Bが貼付された状態が維持され、よって、防水機能の経時的な低下を抑制することができる。このように、第1防水シート2Aは、隙間20の大きさが変化した際、その変化による第2防水シート2Bの交差部21での変形を抑止する機能を有するものとなっている。
次に、防水構造10を施工する方法について、図1〜図3を参照しつつ説明する。この施工方法は、断熱パネル敷設工程と、第1防水シート貼付工程と、第2防水シート貼付工程とを有している。
[1] 断熱パネル敷設工程
図1に示すように、断熱パネル敷設工程は、複数枚の断熱パネル1を、x軸方向とy軸方向とにそれぞれ並べて敷設して、断熱パネル敷設部30を形成する工程である。この工程では、平面視で長方形の各断熱パネル1を、長辺方向がx軸方向、短辺方向がy軸方向となるように配置する。
[2] 第1防水シート貼付工程
図2に示すように、第1防水シート貼付工程は、y軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を第1防水シート2Aで覆う工程である。この工程では、帯状の第1防水シート2Aをx軸方向に沿わせつつ、断熱パネル1に貼付する。
[3] 第2防水シート貼付工程
図3に示すように、第2防水シート貼付工程は、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を第2防水シート2Bで覆う工程である。この工程では、帯状の第2防水シート2Bをy軸方向に沿わせつつ、断熱パネル1に貼付する。
以上のような各工程を経ることにより、防水構造10を施工することができる。
<第2実施形態>
図6は、本発明の防水構造の第2実施形態を示す垂直断面図である。
以下、この図を参照して本発明の防水構造の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、各断熱パネルの敷設方向(配設方向)が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6に示すように、本実施形態では、凸部6が傾斜方向αの上側に位置し、凹部が傾斜方向αの下側に位置している。このような位置関係は、例えば、防水構造10の施工場所等の諸条件によっては好ましい場合がある。従って、図6に示す構成は、前記諸条件によって適宜選択される。
<第3実施形態>
図7は、本発明の防水構造の第3実施形態を示す平面図である。
以下、この図を参照して本発明の防水構造の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、交差部での第1防水シートと第2防水シートとの上下関係が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7に示すように、交差部21では、第1防水シート2Aが第2防水シート2Bの上に重なって貼付されている。そして、第1防水シート2Aは、第2防水シート2Bに対する重なり分だけ、盛り上がった状態となる。この盛り上がった状態の交差部21は、例えば傾斜角度θの大きさにもよるが、防水構造10を施工した作業者が防水構造10上を歩行したときに、傾斜方向αに滑ってしまうのを防止する滑り止め効果を発揮する。これにより、防水構造10上での転倒を防止することができる。
<第4実施形態>
図8は、本発明の防水構造の第4実施形態を示す平面図である。
以下、この図を参照して本発明の防水構造の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、各防水シートの幅の大小関係が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図8に示すように、本実施形態では、第2防水シート2Bの幅W2Bは、第1防水シート2Bの幅W2Aよりも大きい。
例えば防水構造10を施工した作業者が防水構造10上を歩行したときに、足が交差部21に引っ掛かった場合、第2防水シート2Bは、その幅方向にめくられ易いが、幅W2Bが大きくなった分、めくられづらくなる。これにより、第2防水シート2Bの防水機能を維持することができる。
<第5実施形態>
図9は、本発明の防水構造の第5実施形態を示す平面図である。
以下、この図を参照して本発明の防水構造の第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、各防水シートの幅の大小関係が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図9に示すように、本実施形態では、第1防水シート2Aの幅W2Aは、第2防水シート2Bの幅W2Bよりも大きい。
交差部21では、第2防水シート2Bが第1防水シート2Aに重なっている分、第2防水シート2Bが盛り上がった状態となる。そして、この交差部21での盛り上がりは、第1防水シート2Aの幅W2Aが大きくなればなるほど、目立たなくなる。これにより、防水構造10は、見た目がよくなる。
<第6実施形態>
図10は、本発明の防水構造の第6実施形態を示す平面図である。
以下、この図を参照して本発明の防水構造の第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、断熱パネルの構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図10に示すように、本実施形態では、各断熱パネル1に、第1位置決めマーカ15と、第2位置決めマーカ16とが予め付されている。
第1位置決めマーカ15は、第1防水シート2Aが貼付される際に、その貼付位置を示すマーカである。この第1位置決めマーカ15には、断熱パネル1の縁部11の近傍に、当該縁部11(x軸方向)に沿って付された第1位置決めマーカ15aと、断熱パネル1の縁部12の近傍に、当該縁部12(x軸方向)に沿って付された第1位置決めマーカ15bとがある。そして、y軸方向に隣り合う断熱パネル1同士では、一方の断熱パネル1の第1位置決めマーカ15aと、他方の断熱パネル1の第1位置決めマーカ15bとの間隔が、第1防水シート2Aの幅W2Aとほぼ同じかそれよりも若干大きいのが好ましい。そして、第1防水シート2Aを貼着する作業を行なう際には、第1位置決めマーカ15aと第1位置決めマーカ15bとの間を目印(基準)にして、当該目印に第1防水シート2Aを沿わせて、その貼着作業を行なうことができる。これにより、第1防水シート2Aがy軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を中心としてセンタリングされて、当該第1防水シート2Aを真直ぐに貼ることができる、すなわち、施工精度(敷設精度)を保証することができる。このように貼着された第1防水シート2Aにより、断熱パネル1同士の境界部を確実に覆うことができる。また、このような作業性により、作業者の熟練の程度に関わらず、第1防水シート2Aを正確にセンタリングして貼着することができる。また、第1防水シート2Aを真直ぐに貼ろうという神経を過剰に使うのを防止または抑制することができ、施工効率が向上する。また、貼着作業に先立って、第1位置決めマーカ15と同様の機能を有するマーカを付す作業を省略することができる。
第2位置決めマーカ16は、第2防水シート2Bが貼付される際に、その貼付位置を示すマーカである。この第2位置決めマーカ16には、断熱パネル1の縁部13の近傍に、当該縁部13(y軸方向)に沿って付された第2位置決めマーカ16aと、断熱パネル1の縁部14の近傍に、当該縁部14(y軸方向)に沿って付された第2位置決めマーカ16bとがある。そして、x軸方向に隣り合う断熱パネル1同士では、一方の断熱パネル1の第2位置決めマーカ16aと、他方の断熱パネル1の第2位置決めマーカ16bとの間隔が、第2防水シート2Bの幅W2Bとほぼ同じかそれよりも若干大きいのが好ましい。そして、第2防水シート2Bを貼着する作業を行なう際には、第2位置決めマーカ16aと第2位置決めマーカ16bとの間を目印(基準)にして、当該目印に第2防水シート2Bを沿わせて、その貼着作業を行なうことができる。これにより、第2防水シート2Bがx軸方向に隣り合う断熱パネル1同士の境界部を中心としてセンタリングされて、当該第2防水シート2Bを真直ぐに貼ることができる、すなわち、施工精度(敷設精度)を保証することができる。このように貼着された第2防水シート2Bにより、断熱パネル1同士の境界部を確実に覆うことができる。また、このような作業性により、作業者の熟練の程度に関わらず、第2防水シート2Bを正確にセンタリングして貼着することができる。また、第2防水シート2Bを真直ぐに貼ろうという神経を過剰に使うのを防止または抑制することができ、施工効率が向上する。また、貼着作業に先立って、第2位置決めマーカ16と同様の機能を有するマーカを付す作業を省略することができる。
なお、第1位置決めマーカ15と第2位置決めマーカ16とは、図10に示す構成では一点鎖線であるが、これに限定されず、例えば、実線、破線、二点鎖線等であってもよい。
また、第1位置決めマーカ15と第2位置決めマーカ16とは、図10に示す構成で同じ線種(一点鎖線)であるが、これに限定されず、例えば、互いに異なる線種(例えば一方の位置決めマーカが一点鎖線、他方の位置決めマーカが実線)であってもよい。
また、第1位置決めマーカ15と第2位置決めマーカ16とは、例えば、印刷や刻印等で断熱パネル1に付すことができる。
以上、本発明の防水構造を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、防水構造を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の防水構造は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、防水構造の施工場所としては、前記各実施形態では屋根であったが、これに限定されず、屋上やベランダの床等であってもよい。
10 防水構造
1 断熱パネル
11 縁部(第1縁部)
12 縁部(第2縁部)
13 縁部(第3縁部)
14 縁部(第4縁部)
15、15a、15b 第1位置決めマーカ
16、16a、16b 第2位置決めマーカ
2A 第1防水シート
2B 第2防水シート
21 交差部
3 樹脂層
4a 金属層
41a 薄肉部
42a 薄肉部
4b 金属層
41b 薄肉部
42b 薄肉部
5a 樹脂層
51a 一部
52a 一部
5b 樹脂層
51b 一部
52b 一部
6 凸部
7 凹部
20 隙間
30 断熱パネル敷設部
100 屋根
2A、t2B 厚さ
2A、W2B
α 傾斜方向
θ 傾斜角度
このような目的は、下記(1)〜()の本発明により達成される。
(1) 断熱性を有し、平面視で長方形をなす断熱パネルを複数枚有し、該複数枚の断熱パネルを、その長辺方向と短辺方向とにそれぞれ並べて敷設した断熱パネル敷設部と、
防水性を有し、帯状をなす第1防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記長辺方向に沿って覆う第1防水シートと、
防水性を有し、帯状をなす第2防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記短辺方向に沿って覆う第2防水シートとを備え、
前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、一方の前記断熱パネルの縁部に凹部が形成され、他方の前記断熱パネルの縁部に凸部が形成され、前記凹部と前記凸部とで係合しており、
前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、双方の前記断熱パネルの縁部が平坦な平坦部となって互いに対向しており、
前記第1防水シートと前記第2防水シートとは、互いに交差しており、その交差部では、前記第1防水シートが前記第2防水シートの上に重なっており、
前記断熱パネル敷設部は、前記各断熱パネルが水平方向に対して傾斜しており、前記断熱パネルの傾斜方向に前記凹部と前記凸部とが突き当てられて係合していることを特徴とする防水構造。
) 前記第1防水シートの幅と、前記第2防水シートの幅とは、同じである上記(1)ないし()のいずれかに記載の防水構造。
) 前記第1防水シートの幅は、前記第2防水シートの幅よりも大きい上記(1)ないし()のいずれかに記載の防水構造。
) 前記第2防水シートの幅は、前記第1防水シートの幅よりも大きい上記(1)ないし()のいずれかに記載の防水構造。
) 前記第1防水シートと前記第2防水シートとは、それぞれ、前記各断熱パネルに貼付されるものであり、
前記各断熱パネルには、前記第1防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第1位置決めマーカと、前記第2防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第2位置決めマーカとが付されている上記(1)ないし()のいずれかに記載の防水構造。
) 前記凹部は、前記長辺方向に沿った溝で構成され、
前記凸部は、前記長辺方向に沿った凸条で構成されている上記(1)ないし()のいずれかに記載の防水構造。

Claims (9)

  1. 断熱性を有し、平面視で長方形をなす断熱パネルを複数枚有し、該複数枚の断熱パネルを、その長辺方向と短辺方向とにそれぞれ並べて敷設した断熱パネル敷設部と、
    防水性を有し、帯状をなす第1防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記長辺方向に沿って覆う第1防水シートと、
    防水性を有し、帯状をなす第2防水シートであって、前記断熱パネル敷設部のうち、前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士の境界部を、前記短辺方向に沿って覆う第2防水シートとを備え、
    前記短辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、一方の前記断熱パネルの縁部に凹部が形成され、他方の前記断熱パネルの縁部に凸部が形成され、前記凹部と前記凸部とで係合しており、
    前記断熱パネル敷設部は、前記各断熱パネルが水平方向に対して傾斜しており、その傾斜方向に前記凹部と前記凸部とが突き当てられて係合していることを特徴とする防水構造。
  2. 前記凹部と前記凸部とのうち、前記凸部が前記断熱パネルの傾斜方向上側に位置し、前記凹部が前記断熱パネルの傾斜方向下側に位置する請求項1に記載の防水構造。
  3. 前記凹部と前記凸部とのうち、前記凹部が前記断熱パネルの傾斜方向上側に位置し、前記凸部が前記断熱パネルの傾斜方向下側に位置する請求項1に記載の防水構造。
  4. 前記長辺方向に隣り合う前記断熱パネル同士は、双方の前記断熱パネルの縁部が平坦な平坦部となって互いに対向している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の防水構造。
  5. 前記第1防水シートの幅と、前記第2防水シートの幅とは、同じである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防水構造。
  6. 前記第1防水シートの幅は、前記第2防水シートの幅よりも大きい請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防水構造。
  7. 前記第2防水シートの幅は、前記第1防水シートの幅よりも大きい請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防水構造。
  8. 前記第1防水シートと前記第2防水シートとは、それぞれ、前記各断熱パネルに貼付されるものであり、
    前記各断熱パネルには、前記第1防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第1位置決めマーカと、前記第2防水シートが貼付される際に、その貼付位置を示す第2位置決めマーカとが付されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の防水構造。
  9. 前記凹部は、前記長辺方向に沿った溝で構成され、
    前記凸部は、前記長辺方向に沿った凸条で構成されている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の防水構造。
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