JP2019065548A - 止水シート及び浸水防止装置 - Google Patents

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良憲 中野
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Abstract

【課題】 大雨や洪水等の非常時には建物の出入口等の通路に簡単に組み立てることができ、建物内側から衝撃を受けてもズレたり傾倒したりすることなく、優れた浸水阻止機能を発揮する止水シートを提供する。【解決手段】 建物の通路11の出入口等に設置する止水シート3であって、シート本体3aに複数の縦リブ部3bを一定間隔毎に突設して、隣接する縦リブ部3b、3b間のシートスキン部を介して巻回可能に形成していると共に両側端部に接続部材5、5の基端部を上下方向に回動自在に枢着してあり、大雨や洪水等の非常時には展開して両側端部を通路11における両側支柱材1、1間に張設すると共に、上記接続部材5、5を通路11の両側壁面に設けた固定手段4、4に接続、支持させてズレや傾倒を防止するように構成している。【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の開口部に設置する止水シート、より具体的には、家屋の玄関や商店の出入口、又は地下街や地下鉄の出入口などの浸水の可能性がある開口部に、豪雨時等に設置する止水シートと、止水シートを使用した浸水防止装置に関する。
従来から、大雨や高潮等の発生時には、通路に溢れた水が建物内の地下施設等に浸入するのを防止するため、止水板が用いられている。例えば、特許文献1には、建物の出入口等の両側壁部に、対向面に縦溝を有する支柱を立設すると共にこれらの支柱の上記縦溝の下端間の床面に水平溝を設けておく一方、水平方向に長い断面矩形状の複数本のアルミニウム合金からなる基本形枠材を上下に重ね合わせて順次連結すると共に連結した板体の周囲に縁枠材を装着することにより一枚の防水板を形成し、この防水板を上記支柱間に架設してその両側端部と下端部とをそれぞれ上記支柱の対向する縦溝と床面とに設けた水平溝に嵌め込んで水密に密着させてなる防水装置が記載されている。
しかしながら、このような防水装置によれば、防水板を形成する基本形枠材の保管場所の確保が困難になる虞れがあるばかりでなく、基本形枠材の重量等から取扱い難くて設置に多大な労力と時間を要するといった問題があった。
そのため、軽量で設置が容易な止水板に関して各種検討がなされ、例えば、特許文献2には、止水板を炭素繊維強化プラスチック製とした防水装置が開示されてあり、特許文献3には、一定長さを有する断面四角形の中空金属ユニットを複数本、互いに対向する側面同士を接合させて並列させた状態にしてこれらの中空金属ユニットの背面を連結シートの表面(片面)に貼着することにより巻回可能に形成した止水板が開示されている。
実公平4−21857号公報 特開2016−191236号公報 特開2017−48672号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載された防水装置によれば、止水板は折り畳み等ができないために比較的広い保管場所を確保しなければならず、さらに,止水板が炭素繊維強化プラスチック製であってもその全体の形状や重量から保管場所からの取り出し作業や設置作業に多大な労力と時間を必要とするといった問題があった。
また、特許文献3に記載された止水板によれば、巻回可能に形成しているので、保管に広い場所を必要としないといった利点を有するが、中空金属ユニットを複数本、互いに対向する側面同士を接合させているので、全体の重量が増大し、建物の出入口等の開口部の開口幅が2〜3mを超えると、一人で持ち運ぶことが困難であった。
そのため、本発明者等は、シート主体の片面に間隔を存して複数本の縦リブ部を並設してなる止水シートであれば、軽量で且つ設置性に優れていることを見い出したが、このような止水シートを建物の開口部に設置すると、屋内側(下流側)から衝撃を受けた際に、建物の開口部との接触部がズレてしまって十分な止水性能が得られなくなるといった問題や、止水シートが設置部分から外れて屋外側に傾倒してしまうといった新たな問題が発生することになる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軽量で取扱性に優れ、大雨や洪水等の非常時には迅速に組み立てることができるばかりでなく、建物の開口部からズレたり外れたりすることなく優れた止水機能を備えていて、従来の金属製止水板と同様の運用ができる止水シートと止水シートを用いた建物内への浸水防止装置を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、端部に建物の開口部の両側壁面等との接続部材を備えた止水シートを用いることによって建物内側から止水シートが衝撃を受けても、建物の通路等の開口部の両側壁面や床面と、止水シートとの間にズレを生じさせることはなく、また、止水シートが傾倒することも抑制されることを見い出して本発明に到達した。
即ち、本発明の止水シートは、請求項1に記載したように、建物の出入口等の開口部に設置する止水シートであって、複数の縦リブ部を並設してあり、且つ、隣接する縦リブ部の間にシートスキン部を有する巻回可能な止水シート本体の少なくとも1以上の端部に、建物の開口部の両側壁面に対する接続部材を設けていることを特徴とする。
このように構成した止水シートにおいて、請求項2に係る発明は、上記接続部材は、フック部又は取付孔を有する金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体であることを特徴とし、請求項3に係る発明は、上記止水シート本体には浸水の上流側に向けた面にのみ縦リブ部を有し、接続部材は縦リブを設けていない他方の面に設けていることを特徴とする。
また、上記止水シート本体及び縦リブ部は、請求項4、5にそれぞれ記載したように、繊維と合成樹脂との複合材からなることを特徴とする。さらに、上記縦リブ部は、請求項6に記載したように、建物の床面等の設置面にその下端を当接させた立設状態で設置されることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、止水シートを用いた浸水防止装置であって、建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材と、両側端部を全長に亘ってこれらの支柱材に圧着させて建物の通路を閉鎖する止水シートと、この止水シートの両側端部に設けている接続部材と、上記建物の通路の両側壁面に設けている接続部材固定手段とからなることを特徴とする。
このように構成した浸水防止装置において、請求項8に係る発明は、上記止水シートの両側端部に設けている接続部材はフック部又は取付孔を設けている金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体であり、固定手段は建物の両側壁面に取付けた軸体又はリング部材であることを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、止水シートにおける浸水の上流側に向けた面には、幅方向に一定間隔毎に縦リブ部が設けられていると共に隣接する縦リブ部間のシートスキン部から止水シートは湾曲変形可能に且つ巻回可能に形成されてあり、さらに、縦リブ部を設けている他方の面に接続部材を設けていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材の対向面には止水シートの両側端部を受け入れる横断面コ字状の縦溝が設けられてあり、この縦溝の内面に押圧手段を介して止水シートの両側端部を圧着させるように構成していることを特徴とし、この押圧手段は、請求項11に記載したように、止水シートの両側端部に取り付けられた一定厚みを有する帯状の弾性板材であることを特徴とする。
本発明の止水シートによれば、止水シート本体に複数の縦リブ部を、隣接する縦リブ部間にシートスキン部を有するように並設しているので、ロール状に巻回して保管場所が狭くても容易に保管しておくことができると共に大雨や洪水等の非常時には迅速に組み立てることができる。さらに、本発明の止水シートには少なくとも1以上の端部、好ましくは両側端部に建物の開口部における両側壁面との接続部材を設けているので、建物の通路等の開口部に設置した止水シートが外部から衝撃を受けてもその衝撃力を接続部材を介して建物の開口部における両側壁面に受止させることができ、止水シートが開口部からズレたり傾倒したりすることなく、強固に設置しておくことができる。
また、上記接続部材を建物の開口部の両側壁面に接続するフック部又は取付孔を有する金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体から形成しておくことによって、設置場所に対する止水シートの固定が容易に行え、その上、上記接続部材を、縦リブ部を設けていない浸水の下流側に向けた面に設けておくことによって、大雨や洪水等の非常時には建物内側から接続部材による止水シートの固定作業が行える。
さらに、止水シート本体及び縦リブ部を繊維とこの繊維に含浸させた合成樹脂とを含む複合材から形成しておくことにより、軽量にして取扱性に優れた止水シートを提供することができる。
上記のように構成した止水シートを使用している本発明の浸水防止装置によれば、建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材と、両側端部を全長に亘ってこれらの支柱材に圧着させて建物の通路を閉鎖する止水シートと、この止水シートの両側端部に設けている接続部材と、上記建物の通路の両側壁面に設けている接続部材固定手段とからなるので、大雨や洪水等の非常時には、止水シートを展開してその両側端部を建物の両側支柱材に圧着、固定することにより、建物内への浸水を防止できる浸水防止装置を能率よく組み立てることができる。
その上、止水シートの両側端部には接続部材が設けられていて、この接続部材を建物の通路の両側壁面に設けている固定手段に連結、固定するように構成しているので、これらの接続部材と固定手段とによって止水シートを衝撃等を受けても止水シートが設置面からズレたり、両側支柱材から外れたりするのを抑制して、所定の設置位置に確実に張設しておくことができる。
さらに、上記接続部材を、建物の壁面等に接続するフック部又は取付孔を有する金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体から形成し、固定手段を建物の両側壁面に取付けた軸体又はリング部材としておいてもよい。この場合、金具のフック部又は取付孔を建物の両側壁に取付けた軸体に係止又は軸体に固定することにより、或いは、一端を止水シート本体に取付けているリング部材に係止させた弾性ベルトの他端を建物の両側壁に取付けたリング部材に係止させればよい。このように、設置場所に対する止水シートの固定作業を迅速に行うことができる。なお、本発明におけるフック部とは、切れ込みを有する部材を、取付孔とは孔を有する部材を意味する。例えば、壁面に止められたネジにフック部の切れ込みを引っ掛けたり、取付孔を通じて壁面にねじで固定する形態を想定している。
また、本発明におけるリング部材とは、弾性ベルトを接続できる構造物であればよく、環状構造物、一部が開閉可能なカラビナ環、ワンタッチクリップのオス部又はメス部等が挙げられる。また、弾性ベルト側にもリング部材と係止可能な構造物を有していてもよい。弾性ベルト側が有する係止可能な構造物については、リング部材で挙げた構造物と同様である。
上記リング部材に係止可能な弾性ベルトは、弾性を有するベルトであれば特に限定されないが、通常羊毛、綿花等の自然繊維、ナイロン等の合成繊維、金属繊維、炭素繊維、牛皮、合成皮革等を加工して製造されたベルトが用いられる。
また、上記止水シートにおける浸水の上流側に向けた面に、幅方向に一定間隔毎に縦リブ部を設けておくことによって、隣接する縦リブ部間のシートスキン部から止水シートを湾曲変形させながらロール状にコンパクトに巻回することができ、保管が容易となる。その上、この縦リブ部を設けている止水シートの他方の面の両側端部に上記接続部材を設けておくことにより、大雨や洪水等の非常時には建物内側から接続部材と固定手段とによる止水シートの固定作業が行える。
上記建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材の対向面に、上記止水シートの両側端部を受け入れる横断面コ字状の縦溝を設けておけば、止水シートの設置位置において、止水シートを展開しながらその両側端部を対向する支柱材の縦溝内に簡単に挿入することができ、建物の通路における所定場所への設置が素早く確実に行えると共に、挿入した止水シートの両側端部を押圧手段を介して縦溝の内面に圧着させることで、止水シートの両側端部が全長に亘って縦溝に水密状態に密着して道路等の上流側からの建物内への浸水を確実に遮断、阻止することができる。
なお、上記押圧手段としては、例えば、止水シートの両側端部に一定厚みを有する帯状の弾性板材を取付けておき、この弾性板材を支柱材の上記縦溝の内面に圧着させるように構成した手段を採用することができる。
止水シートを備えた浸水防止装置の背面側(浸水下流側)から見た斜視図。 その分解斜視図。 正面側(浸水上流側)から見た浸水防止装置の斜視図。 浸水防止装置の縦断側面図。 一部を省略した浸水防止装置の横断面図。 接続部材を固定手段に接続させる前の状態を示す要部の斜視図。 接続部材を固定手段に接続させた状態を示す要部の斜視図。 別な構造の接続部材と固定手段とを備えた浸水防止装置の背面側から見た斜視図。 接続部材を固定手段に接続させる前の浸水防止装置の横断面図。 接続部材を固定手段に接続させた状態の浸水防止装置の横断面図。
本発明の具体的な実施例を図面に基づいて説明すると、大雨や洪水等が発生した際に、氾濫した水が道路側から建物内に浸入するのを防止するための浸水防止装置は、図1〜図5に示すように、建物における出入口等の開口部を有する通路11の両側壁面12、12に設けている左右一対の支柱材1、1(以下、両側支柱材1、1とする)と、これらの両側支柱材1、1に互いに対向して設けられている横断面コ字状の縦溝2、2にその両側端部を挿入して建物の出入口等の開口部を閉鎖する止水シート3と、この止水シート3の両側端部を上記通路11の両側壁面12、12に設けた固定手段4、4に接続して止水シート3を両側壁面12、12に接続、支持させるための接続部材5、5とを有している。
上記止水シート3は繊維とこの繊維に含浸させた合成樹脂とを含む複合材から構成されていることが好ましく、一定の縦幅と上記両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2間に張設可能な横幅を有するシート本体3aと、このシート本体3aの浸水上流側に向ける面(以下、正面とする)に、シート本体3aの横幅方向に一定間隔毎に、長さがシート本体3aの縦幅寸法に等しい縦リブ部3b、3bを突設してなるものである。
従って、隣接する縦リブ部3b、3b間にはシート本体3aのスキン部が露出した状態で設けられてあり、このスキン部から湾曲させて巻き取り可能に構成されていると共に、シート本体3aの下端面と縦リブ部3bの下端面とが面一となっていて、これらのシート本体3aの下端面と縦リブ部3bの下端面とを建物の通路11における上記両側支柱材1、1間の床面等の設置面にその下端を当接させた状態で立設させるようにしている。尚、縦リブ部3b、3bとは、その長さ方向と設置面(床面)とのなす角度が45〜90°でもって設けられている構造をいう。
止水シート3のシート本体3aは、繊維とこの繊維に含浸させた合成樹脂を含む。具体的には、繊維状基材に合成樹脂を含浸させてなるシート本体3aが好ましい。繊維状基材としては、織物、編物及び不織布などが挙げられ、織物がより好ましい。繊維状基材を構成している繊維としては、特に限定されないが、ガラス繊維及び炭素繊維が好ましく、ガラス繊維がより好ましい。炭素繊維としては、例えば、PAN系炭素繊維、PITCH系炭素繊維などが挙げられる。ガラス繊維としては、例えば、Eガラス繊維などが挙げられる。
繊維状基材に含浸させている合成樹脂としては、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れであってもよい。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂などが好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂などが挙げられ、不飽和ポリエステル樹脂及びエポキシ樹脂が好ましい。
縦リブ部3bは、合成樹脂を含む芯部と、この芯部の少なくとも一部を被覆する表皮層とを含むことが好ましい。芯部31は、合成樹脂を含み、所定の長さを有する直条の棒状に形成されている。芯部を構成している合成樹脂としては、シート本体3aを構成している合成樹脂と同様の合成樹脂を用いることができるのでその説明を省略する。
芯部の表面の少なくとも一部が表皮層によって被覆されて縦リブ部3bが構成されている。
具体的には、表皮層は、樹脂含浸繊維を含む。樹脂含浸繊維は、繊維状補強材及びこの繊維状補強材に含浸された合成樹脂を含む。表皮層は、繊維状補強材及びこの繊維状補強材に含浸された合成樹脂を含むシート状物を芯部上に該芯部の表面に沿って積層一体化させることによって形成されている。
繊維状補強材としては、織物、編物及び不織布などが挙げられ、織物がより好ましい。繊維状補強材を構成している繊維としては、特に限定されないが、ガラス繊維及び炭素繊維が好ましく、ガラス繊維がより好ましい。炭素繊維としては、例えば、PAN系炭素繊維、PITCH系炭素繊維などが挙げられる。ガラス繊維としては、例えば、Eガラス繊維などが挙げられる。
繊維状補強材に含浸させている合成樹脂としては、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂の何れであってもよい。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂などが好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂などが挙げられ、不飽和ポリエステル樹脂及びエポキシ樹脂が好ましい。
上記止水シート3の上記縦リブ部3bが設けられていない他方の片面、即ち、浸水下流側(建物内側)に向けた面(以下、背面とする)におけるシート本体3aの両側端部の中間部または下部に上記接続部材4、4が設けられている。具体的には、シート本体3aにおける背面の両側端部の中間部または下部にL字状の取付金具6を固着してあり、この取付金具6におけるシート本体3aの面に対して直角に起立するように突出している片6aの先端部に接続部材5の基端部が枢軸7によって上下方向に回動自在に枢着されている。
接続部材5は一定幅と一定長さを有する長方形状の金属板からなり、この金属板の基端部5aを上記取付金具6に枢軸7によって上下方向に回動自在に枢着していると共に、この基端部5aから先端に至る部分を外側方に向かって屈折させて止水シート3の背面側の通路11における支柱材近傍部の壁面12にその外側面が接触可能な接続板部5bに形成してあり、この接続板部5bの先端部を上記通路11の壁面12に設けた固定手段4に連結、支持させることにより、建物内側から止水シート3に衝撃力等が作用しても止水シート3が上流側に向かって湾曲したり、傾倒したりするのを防止するように構成している。
接続部材5の先端部と固定手段4との接続機構としては、図においては、接続部材5の接続板部5bの先端部にフック部5cを形成する一方、固定手段4としては上記通路11の壁面12に固着した軸体4aによって形成し、接続部材5を起立させた状態から上記枢軸7を支点として水平状態になるまで伏動させてそのフック部5cを上記軸体4aに係止させる機構を採用しているが、接続部材5の接続板部5bの先端部に取付孔を穿設しておく一方、上記軸体4aを壁面12に着脱自在に装着可能にしてこの軸体4aを上記取付孔に挿通して壁面12に固定させることによって接続機構を構成してもよく、さらにはその他の適宜な接続機構を採用してもよい。
上記止水シート3の縦幅寸法は特に限定されないが横幅寸法は上記両側支柱材1、1間に張設可能に形成されてあり、この実施例においては、上記通路11の幅と同等ないしは僅かに短く形成されていて、その両側端部に上記両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2にそれぞれ挿入する側板8、8が取り付けられている。
これらの側板8、8は、剛直性を有する金属製または合成樹脂製の帯板材からなり、その下端面を止水シート2の下端面と面一状となるように合わせた状態にして幅方向の一半部を図5に示すように、止水シート1の正面側の両側端部にボルト・ナット13により固着している。これらの側板8、8の厚みは支柱材1の縦溝2の溝幅よりも薄く形成されてあり、縦溝2に挿入した他半部の両面には縦溝2の対向する内面にそれぞれ弾性的に圧着するスポンジ材からなる弾性板材9、9が他半部の全面に貼着等によって一体に取り付けられている。
なお、側板8の両面に弾性板材9、9を貼着して、これらの弾性板材9、9を支柱材1の縦溝2の対向する内面に圧着させることにより、縦溝2内を通じて水が建物内に浸入するのを阻止する押圧手段を構成しているが、このような押圧手段としては、例えば、側板8における正面側の面にのみ上記弾性板材を貼着しておき、背面側に対向する支柱材2のフランジ部に側板8の背面を押圧するレバー、或いは、螺軸等を設けてなる手段を採用してもよい。
また、上記両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2の下端間における通路11の床面上には、一定幅と一定厚みを有する発泡樹脂シート等の軟質樹脂シートからなる帯状の敷居部材10が敷設される。この敷居部材10は上記止水シート3と別体に形成しておき、敷居部材10を敷設したのち、この敷居部材10上に止水シート3を張設するように構成しおいてもよいが、この実施例においては、敷居部材10における浸水上流側に向けた長辺縁部の上面を止水シート3の下端面に一体に設けている。
さらに、上記止水シート3は上記両側支柱材1、1の縦溝2、2間に張設された際に、その浸水下流側に向けた背面の下部を略全長に亘って閂部材14により受止させて、浸水時の水圧により止水シート3が両側の縦溝2、2に挿嵌した側板8、8を支点として浸水下流側に湾曲変形するのを抑止するように構成している。
この閂部材14は、剛直性を有す板材からなり、その長さ方向を水平に向けて正面側を上記止水シート1の背面下部に近接或いは接触させた状態で沿わせ、背面の数カ所を床面に固定した支持金具15、15によって支持させるように構成している。
上記支持金具15は通路11の床面上にボルト等によって着脱自在に固定する座部15a と、座部15a から上方に突設し、上記閂部材14の背面に当てがう垂直板部15b とを有し、この垂直板部7bをボルト16によって閂部材14の背面に着脱自在に固着することにより、閂部材14を支持するように構成している。
なお、長尺な一本の閂部材14によって止水シート3の背面を受止させるように構成しておいてもよいが、両側支柱材1、1間の通路幅が広い場合には、図1、図2に示すように二本以上に分割した閂部材14、14を使用し、これらの閂部材14、14を止水シート3の背面下部に止水シート3の長さ方向(横幅方向)に直列状に沿わせ、各閂部材14、14の長さ方向の2箇所以上を上記支持金具15、15によって支持させるようしておくことが望ましい。
また、上記縦溝2、2間の床面上に敷設した敷居部材10上に止水シート3の下端を押し付けると共にこの押付力によって敷居部材10を床面上に圧着させて建物内に浸入する雨水等が下流側に浸出するのを阻止するための圧着手段17が止水シート3に装着される。
この圧着手段17は、止水シート3の長さ方向(横幅方向)に一定間隔毎に並設される長さ方向に伸縮可能なゴム製の弾性ベルト体18と,この弾性ベルト体18の上端部に装着されていて、止水シート3の上端部に着脱自在に係止させるフック形状の取付用金具19と、弾性ベルト体18の下端部に装着された金属製環体からなる連結用金具20と、これらの弾性ベルト体18に対向させて上記閂部材14の複数箇所に着脱自在に取付けられ、上記連結用金具20を係脱自在に係止させる係止具21とからなる。なお、弾性ベルト体18は、止水シート3の上端と上記閂部材14との間の上下寸法よりも短くなるように長さ調整可能に構成されている。
上記のように構成した建物内への浸水防止装置の使用態様を説明する。この浸水防止装置は、不使用時には上記止水シート3や敷居部材10、閂部材14、支持金具15、圧着手段17等が纏められて保管されている。この際、止水シート3の下端に敷居部材10が一体に設けられている場合は、止水シート3の下端から正面側に向かって突出している敷居部材10を図2に示すように止水シート3の正面下端部に折り重ねた状態にしたのち、止水シート3を巻き取って保管している。
また、止水シート3の背面側の両側端部に取付けている取付金具6に枢軸7によって上下方向に回動自在に装着されている接続部材5は、上記枢軸7を支点として上方に起立させ、止水シート3の背面両端部上に沿わせた状態となるように折り畳んでおくことにより、接続部材5を内包した状態で止水シート3をロール状に巻回することができる。
次に、大雨等によって建物の出入口から建物内に水が浸入し始めた場合、或いは、浸水する虞れが生じた場合には、上記浸水防止装置を設置すべき建物の通路11の両側壁面12、12に相対して設けている両側支柱材1、1間の床面上にまで搬入する。
上記止水シート3を両側支柱材1、1間に張設して通路11の出入口等の開口部を閉鎖するように浸水防止装置を組み立てるには、まず、止水シート3を展開してその下端に設けている敷居部材10を上記両側支柱材1、1の下端間の床面上に敷設しながら止水シート3を拡げ、止水シート3の縦リブ部3bを突設している面を正面側に向けた状態となるように止水シート3を立設させる。
さらに、この止水シート3の両側端に装着している側板8、8を対向する上記両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2内に挿入し、これらの側板8、8の両面に貼着している弾性板材9、9を縦溝2、2の対向する内面に密着させて縦溝2、2を通じて建物内に水が回り込むのを防止する。
次いで、接続部材5によって止水シート3の両側端部を固定手段4に、接続、支持させる作業と、止水シート3の背面側に閂部材14を配設する作業と、この閂部材14の配設後に圧着手段17によって止水シート3を床面側に押し付ける作業とを行う。なお、止水シート3の両側端部を固定手段4に支持させて止水シート3を張設状態に保持させる作業と、上記閂部材14の配設作業とはいずれを先に行ってもよい。
止水シート3を張設状態に保持する作業は、止水シート3の背面両側端部の取付金具6、6にその基端部を枢着されている接続部材5、5を、止水シート3の背面両側端部上に沿わせている起立状態から枢軸7、7を支点として伏動させ、その先端フック部5cを支柱材1、1に対して建物内側の通路11の両側壁面12、12に取付けている上記固定手段4の軸体4aに係止させることによって行われる。
このように、止水シート3の背面両側端部を接続部材5、5によって通路11の両側壁面12、12に固定手段4を介して接続、支持させると、例えば、この止水シート3を跨がって建物内から建物外に出ようとする際に、足先等で止水シート3の背面が衝撃力を受けても、止水シート3の両側端部が両側支柱材1、1の縦溝2、2内から抜け出ようとする方向にズレて建物外(上流側)に向かって湾曲したり、さらには、縦溝2、2から外れて止水シート3が上流側に向かって傾倒したりする虞れはなく、止水シート3を両側支柱材1、1間に緊張状態で張設しておくことができる。
また、上記閂部材14の配設作業は、次のようにして行われる。まず、閂部材14をその長さ方向に水平にしてその背面における両側部に支持金具15、15の垂直板部15b の上部正面を当てがい、ボルト16によって支持金具15、15を閂部材6の背面に取り付けたのち、閂部材14を止水シート1の背面下部に対向させてこの背面下部を閂部材14の正面で受止させた状態となるように支持金具15、15の座部15a を床面上にボルト等によって固定する。なお、この支持金具15、15を床面上に固定したのち、支持金具15、15の垂直板部15b の正面にボルト16によって閂部材14を取付けてもよい。
閂部材14の配設後、上記圧着手段17によって止水シート1の下端を床面側に押し付ける作業を行う。この作業は、圧着手段17の弾性ベルト体18の上端部に装着している取付用金具19を止水シート3の上端部に引っ掛けて係止させたのち、弾性ベルト体18を垂直下方に引っ張って伸長させながらその下端部に装着している連結用金具20を上記閂部材14に装着している係止具21に係止させることによって行われる。
上記圧着手段17は、複数本、止水シート3の横幅方向に所定間隔毎に並設状態に取り付けられる。このように、圧着手段17を取り付けると、各圧着手段17の弾性ベルト体18の弾性収縮力によって止水シート3が閂部材14を支点として下方に押圧され、この押圧力によって止水シート3の下端部が敷居部材10を圧縮させながらこの敷居部材10の下面を床面上に強く圧着させ、敷居部材10側からの浸水も阻止し得る。
なお、以上の実施例においては、止水シート3を建物の通路11の両側壁面に設けられた両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2間に張設しているが、止水シート3の両側端部を縦溝2、2内に水密状態となるように挿入することなく、両側支柱材1、1の外面にその両側端部を水密状態に取付けてもよく、或いは、両側支柱材1、1を設けることなく通路11の両側壁面にその両側端部を水密に接続した状態にして設置するように構成しておいてもよい。また、止水シート3の両側端部を通路11の両側壁面12、12に接続支持させるための接続部材5、5と固定手段4、4とは止水シート3の両側端部と通路11の両側壁面12、12との数カ所に設けておいてもよい。
図8〜図10は、上記接続部材5と固定手段4とは異なる構造を有する接続部材5'と固定手段4'を備えた本発明浸水防止装置の別な実施例を示すもので、この実施例における接続部材5'は、両端に係止フック51、52を取付けている長さ調整可能な弾性ベルト体5'a と、この弾性ベルト体5'a の一端側の係止フック51を止水シート3に連結、支持させるためのリング部材5'b とからなり、上記止水シート3の背面における一側部と他側部、即ち、両側部の下端部にそれぞれ上記リング部材5'b 、5'b が取付けられている一方、2本の弾性ベルト体5'a を止水シート3の背面両側に配して一端側に取り付けている係止フック51、51をそれぞれ対応する上記リング部材5'b 、5'b に係止させるように構成している。
上記固定手段4'は上記接続部材5のリング部材5'b と同じ形状のリング部材からなり、建物の通路11における建物内側(下流側)の両側壁面12、12に、接続部材5'のリング部材5'b と略同じ高さ位置にして取付けられている。その他の構成については上記実施例と同じであるので、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成した浸水防止装置の止水シート3を通路11の両側壁面12、12に設けている両側支柱材1、1間に張設して通路11の出入口等の開口部を閉鎖するには、上記実施例と同様に止水シート3の両側端に装着している側板8、8を対向する上記両側支柱材1、1の対向する縦溝2、2内に挿入し、これらの側板8、8の両面に貼着している弾性板材9、9を縦溝2、2の対向する内面に密着させて縦溝2、2を通じて建物内に水が回り込むのを防止する。
次いで、接続部材5'によって止水シート3の両側端部を上記固定手段4'に接続、支持させることにより止水シート3を張設状態に保持する作業と、止水シート3の背面側に閂部材14を配設する作業と、この閂部材14の配設後に圧着手段17によって止水シート3を床面側に押し付ける作業とを行う。なお、閂部材14を配設する作業と、圧着手段17によって止水シート3を床面側に押し付ける作業とは上記実施例で詳述したので、その説明を省略する。
止水シート3を張設状態に保持する作業は、止水シート3の背面側、即ち、建物内側から止水シート3の背面一側部における下端部に取付けているリング部材5'b に、このリング部材5'b と共に接続部材5'を構成した弾性ベルト体5'a の一端部に装着している係止フック51を係止させ、この弾性ベルト体5'a を伸長させながら弾性ベルト体5'a の他端部に装着している係止フック52を通路11の一側壁面12に取付けているリング部材からなる固定手段4'に係止させる。
同様に、止水シート3の他側部側においても、もう一本の弾性ベルト体5'a を使用して建物内側からこの弾性ベルト体5'a の一端部に装着している係止フック51を止水シート3の背面他側部における下端部に取付けているリング部材5'b に係止させ、この弾性ベルト体5'a を伸長させながら弾性ベルト体5'a の他端部に装着している係止フック52を通路11の他側壁面12に取付けているリング部材からなる固定手段4'に係止させる。
このように、止水シート3の背面両側端部を接続部材5'、5'によって通路11の両側壁面12、12に固定手段4'を介して接続、支持させると、止水シート3の背面が衝撃力を受けても、止水シート3の両側端部が両側支柱材1、1の縦溝2、2内から抜け出ようとする方向にズレて建物外(上流側)に向かって湾曲したり、さらには、縦溝2、2から外れて止水シート3が上流側に向かって傾倒したりする虞れはなく、止水シート3を両側支柱材1、1間に緊張状態で張設しておくことができる。
1 支柱材
2 縦溝
3 止水シート
3a シート本体
3b 縦リブ部
4 固定手段
4a 軸体
5 接続部材
51 係止フック
5'a 弾性ベルト体
5c フック部
6 取付金具
7 枢軸
9 弾性板材
11 通路
12、12 両側壁面

Claims (11)

  1. 建物の出入口等の開口部に設置する止水シートであって、複数の縦リブ部を並設してあり、且つ、隣接する縦リブ部の間にシートスキン部を有する巻回可能な止水シート本体の少なくとも1以上の端部に、建物の開口部の両側壁面に対する接続部材を設けていることを特徴とする止水シート。
  2. 接続部材は、フック部又は取付孔を有する金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体であることを特徴とする請求項1に記載の止水シート。
  3. 止水シート本体には浸水の上流側に向けた面にのみ縦リブ部を有し、接続部材は縦リブを設けていない他方の面に設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の止水シート。
  4. 止水シート本体は、繊維と合成樹脂との複合材からなることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の止水シート。
  5. 縦リブ部は、繊維と合成樹脂との複合材からなることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の止水シート。
  6. 縦リブ部は、建物の床面等の設置面にその下端を当接させた立設状態で設置されるように形成していることを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項5に記載の止水シート。
  7. 建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材と、両側端部を全長に亘ってこれらの支柱材に圧着させて建物の通路を閉鎖する止水シートと、この止水シートの両側端部に設けている接続部材と、上記建物の通路の両側壁面に設けている接続部材固定手段とからなることを特徴とする浸水防止装置。
  8. 止水シートの両側端部に設けている接続部材はフック部又は取付孔を有する金具、或いは止水シート本体に取付けたリング部材に係止させる弾性ベルト体であり、固定手段は建物の両側壁面に取付けた軸体又はリング部材であることを特徴とする請求項7に記載の浸水防止装置。
  9. 止水シートにおける浸水の上流側に向けた面には、幅方向に一定間隔毎に縦リブ部が設けられていると共に隣接する縦リブ部間のシートスキン部から止水シートは湾曲変形可能に且つ巻回可能に形成されてあり、さらに、縦リブ部を設けている他方の面に接続部材を設けていることを特徴とする請求項7に記載の浸水防止装置。
  10. 建物の通路の両側壁面に設けられた支柱材の対向面には止水シートの両側端部を受け入れる横断面コ字状の縦溝が設けられてあり、この縦溝の内面に押圧手段を介して止水シートの両側端部を圧着させるように構成していることを特徴とする請求項7に記載の浸水防止装置。
  11. 押圧手段は止水シートの両側端部に取り付けられた一定厚みを有する帯状の弾性板材であることを特徴とする請求項7又は請求項10に記載の浸水防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019120027A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 積水化学工業株式会社 止水シート及び浸水防止装置
WO2023045309A1 (zh) * 2021-09-24 2023-03-30 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 鱼鳍式应急防洪屏

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