JP2019064578A - 自動車用ドアガラス保持構造 - Google Patents

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中野 寛之
Hiroyuki Nakano
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【課題】放射音を効果的に減少させることができるとともに生産が容易な自動車用ドアガラス保持構造の提供。【解決手段】制振部材本体が、ブチルゴムを断面略U字形になるように押出成形後に加硫させて形成されており、制振部材本体のドアガラス2が挿入される内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°であり、外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°であり、外側側壁部の硬度が内側側壁部の硬度より高くなっている。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車ドアの昇降するドアガラスの振動を減衰させて、車両の放射音を低減する自動車用ドアガラス保持構造に関するものである。
図5に示すように、自動車のドア1にはドアガラス2を昇降させるドアガラス昇降機構103が設けられておりドアガラス2の下辺部を保持している。また、自動車の走行時においてドアガラス2が振動して、その振動による放射音が車内騒音を生じさせることが知られている。
そのため、ドアガラス2の下辺部にドアガラス2の振動を吸収する制振チャンネル110が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
この制振チャンネル110は、図6に示すように金属製のチャンネル130の中に粘弾性部材であるゴム等の制振部材120が設けられて、その制振部材120の中央に形成された溝の中にドアガラス2の下辺部が挿入されている。
この従来のゴム等の制振部材120の材料として、ゴムや合成樹脂が好適に使用されるとして、特に限定はされないがブタジエンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ネオプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を挙げ、合成樹脂材料としてアクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂等を挙げている。
しかしながら、従来のゴムや合成樹脂を使用した制振チャンネル110では、ドアガラス2の振動を減衰させる量が少なく放射音の低減が十分ではなかった。
また、制振チャンネルの製造方法としてはドアガラス自体を金型にインサートし、ブタジエンゴム等を射出成形する方法がある(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、制振チャンネルをインサート成形で製造する場合には、製造時の金型の熱でドアガラスがゆがむなどの問題が発生することがあった。
特開2002−321526号公報 特開平6−106568号公報
本発明は、放射音を効果的に減少させることができるとともに生産が容易な自動車用ドアガラス保持構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、ドアガラスと、ドアガラスを昇降させる機構を有する自動車用ドアガラス構造において、上記ドアガラスは、下辺部に上記ドアガラスを昇降させるドアガラス昇降機構と上記ドアガラスの振動を吸収する制振チャンネルを取付け、該制振チャンネルは、上記ドアガラスの下辺部を挟持して振動を吸収する断面略U字形の制振部材と該制振部材を保持する制振部材ホルダーからなり、上記制振部材のドアガラスが挿入される内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°であり、外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°であり、外側側壁部の硬度が内側側壁部の硬度より高いことを特徴とする自動車用ドアガラス構造。
請求項1の本発明では、自動車ドアの昇降するドアガラスを保持する自動車用ドアガラス保持機構において、ドアガラスは下辺部にドアガラスを昇降させるドアガラス昇降機構とドアガラスの振動を吸収する制振チャンネルを取り付けている。 このため、ドアガラス昇降機構によりドアガラスを保持してドアガラスを昇降させるとともに自動車の走行時にドアガラス昇降機構や空気の振動によるドアガラスの振動を低減して、車内騒音を低下させることができる。
また、制振チャンネルは、ドアガラスの下辺部を挟持して振動を吸収する制振部材と制振部材を保持する制振部材ホルダーを有している。このため、制振部材によりドアガラスの振動を抑制するとともに制振部材ホルダーにより制振部材を保持して制振部材がドアガラスの下辺部を挟持し続けることができる。
さらにまた、制振部材のドアガラスが挿入される内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°であり、外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°であり、外側側壁部の硬度が内側側壁部の硬度より高くなっている。このため、制振部材は外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°と内側側壁部より高くなり制振部材の外形形状の長時間の維持が可能になり制振部材がドアガラスの下辺部を挟持し続けることができる。また、内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°と外側側壁部より硬度が低いため、ドアガラスと当接する部分の損失係数(tanδ)が大きくなり制振性能を向上させることができる。
請求項2の本発明は、前記制振部材の低伸張応力(σ25%)は480kPa以上800kPa以下である。
請求項2の本発明では、制振部材の低伸張応力(σ25%)は480kPa以上800kPa以下であるため、制振部材に挿入されたドアガラスのガラス保持性を維持することができる。また、制振性能を確保することができる。 制振部材の低伸張応力(σ25%)が480kPa未満の場合、嵌合力低下により長期間の使用によってドアガラスが脱落することが起こりえる。また、車両走行時の振動によりドアガラスががたつき、制振部材とドアガラスとの間で異音の発生や擦れの発生が懸念される。 制振部材の低伸張応力(σ25%)が800kPaを超えると、制振部材へのドアガラス挿入時の挿入荷重が高くなってしまい、組み付け性が悪化することが考えられる。
請求項3の本発明では、制振部材をブチルゴムを断面略U字形になるように押出成形後に加硫させて形成されており押出成形により形成している。
制振部材を押出成形で形成しているために加硫時に断面略U字形状の制振部材の外側側壁部のほうが内側側壁部より加熱されやすくより加硫が進み硬度が高くなる。
自動車用ドアガラス保持構造を上記構成とすれば、制振部材は外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°と内側側壁部より高くなり制振部材の外形形状の長時間の維持が可能になり制振部材がドアガラスの下辺部を挟持し続けることができる。また、内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°と外側側壁部より硬度が低いため、ドアガラスと当接する部分の損失係数(tanδ)が大きくなり制振性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態である制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着し、ドアガラスにドアガラス昇降機構を取り付けた状態のドアの構造を示す概略透視図である。 本発明の実施の形態である制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着した、制振チャンネルの先端部分の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態である制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着した部分の断面図であり、図1におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施の形態である制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着する態様を示す様式図である。(a)は、フロンドドアガラスを示し、(b)はリアドアガラスを示す。 従来の制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着し、ドアガラスにドアガラス昇降機構を取付けた状態のドアの概略透視図である。 従来の制振チャンネルをドアガラスの下辺部に装着した部分の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、自動車のフロント側のドア1の構造を示す概略透視図である。本実施形態では自動車のフロント側のドア1を例として説明するが、リア側のドア1についても同様に使用することができる。
ドア1の内部には、ドアガラス2が取り付けられており、ドアガラス2はドアガラス昇降機構3により昇降される。ドアガラス昇降機構3は、本実施形態では、2本のアームがX字形に交差されたXアーム3bにより構成されており、2本のアームの先端にはドアガラス2の下辺部と締結するドアガラス取付部材4がそれぞれ設けられており、2個のドアガラス取付部材4の間に位置するように2個の制振チャンネル10が取り付けられている。なお、本実施の形態ではXアーム3bを使用しているが、Xアーム3b以外の他のドアガラス昇降機構を使用することも可能である。
ドア1の周囲にはガラスラン5が取り付けられて、ドアフレームとドアガラス2の間をシールしている。
図2に示すように、制振チャンネル10は、ドアガラス2の下辺部2aを挟持して振動を吸収する制振部材20と制振部材20を保持する制振部材ホルダー30を有している。
制振部材ホルダー30は、制振性のよい合成樹脂、あるいは剛性の大きな金属で形成することができる。
図2と図3に示すように、制振部材ホルダー30は、断面略U字形状に形成されて、断面略U字形状の内部には制振部材ホルダー保持溝31が形成され、制振部材ホルダー保持溝31の内部に、制振部材20が保持される。このため、制振部材ホルダー30により制振部材20を保持して、制振部材20がドアガラス2の下辺部2aを強固に挟持し続けることができる。
図2に示すように、制振部材ホルダー30の長手方向の両側の先端は、制振部材20の先端を保持する制振部材ホルダー先端係止部材34が設けられている。制振部材ホルダー先端係止部材34により、制振部材20が制振部材ホルダー30内に固定されて、制振部材20が制振部材ホルダー30から外れることがない。
制振部材ホルダー先端係止部材34は、接着剤を使用することもできる。制振部材ホルダー先端係止部材34が接着剤の場合には、ドアガラス2と制振部材ホルダー先端係止部材34が接着されて制振チャンネル10がドアガラス2に強固に取付けられることができる。
また、制振部材20の上下方向への抜け止めとしては、制振部材ホルダー30を金属製として、制振部材ホルダー30をかしめて制振部材20をドアガラス2と制振部材ホルダー30で挟持して保持することができる。
なお、図2に示すように、制振部材ホルダー30の先端部分に制振部材ホルダー締結部32を形成し、制振部材ホルダー締結部32には制振部材ホルダー締結孔33を形成することができる。この場合には制振部材ホルダー締結孔33にブッシュ35を挿入することができる。ブッシュ35は円筒上に形成され外周をゴム部35aで形成され、内周を金属製の金属カラー35bで形成される。
そして、ブッシュ35を制振部材ホルダー締結孔33に挿入して、ブッシュ35の金属カラー35bの内部に取付ネジ3cを挿入して、ドアガラス昇降機構3の締結部3aを制振部材ホルダー締結部32に取付ける。この場合には自動車走行時の振動がドアガラス昇降機構3を経由してドアガラス2に伝達されるときにブッシュ35がドアガラス昇降機構3の振動を低減して、制振部材20へ伝達される振動を低減して、放射音を低下させることができる。また、ブッシュ35は、後述する制振部材20と同じ材料を使用することが出来る。
図3に示すように、制振部材20は、制振部材本体21が断面略U字形状に形成されている。
制振部材本体21は、制振部材本体21の内側に位置する内側側壁部21aと外側に位置する外側側壁部21bからなっている。制振部材本体21の断面略U字形の内側側壁部21aは、ドアガラス2の下辺部2aを保持する制振部材保持溝24を形成している。そして上述のように制振部材本体21が制振部材ホルダー30の制振部材ホルダー保持溝31の内部に取り付けられている。
また、制振部材20は制振部材本体21の制振部材保持溝24を挟む両側の上端にドアガラス2に当接する制振部材先端保持リップ22と、制振部材ホルダー30の上端を覆う制振部材先端カバーリップ26が形成されている。このため制振部材20と制振部材ホルダー30の間の隙間を制振部材先端カバーリップ26が塞ぎ、制振性を向上させることができる。
上記制振部材本体21の製造方法は、押出機から例えば約6m/分の速度で未加硫のブチルゴム(IIR)を断面略U字形状になるように押出し、マイクロ波加熱装置(UHF)に送られる。
マイクロ波加熱装置(UHF)に入る前の段階で制振部材本体21の両側の上端に設けられているドアガラス2に当接する制振部材先端保持リップ22の先端同士を密着させ、ベルトコンベア搬送装置の上に載せられた状態で搬送されながら、マイクロ波加熱装置から放射されるマイクロ波により加熱され、さらに、熱風加硫装置(HAV)に送られ、ベルトコンベア搬送装置の上に載せられた状態で搬送されながら、熱風加硫装置から放出される熱により加熱されて加硫される。加硫条件は、通常、180〜240℃×2〜10分である。
その後、密着させている両側の制振部材先端保持リップ22を離間させ、制振部材ホルダー30の寸法に合わせるように裁断されることで形成されている。
断面略U字形状の制振部材本体21はマイクロ波加硫槽と熱風加硫装置で加硫される際には、制振部材先端保持リップ22の先端同士を密着させているために、断面略U字形状の上側が閉じ外側に位置する外側側壁部21bの方が内側に位置する内側側壁部21aより優先的に加熱されるとともに内側側壁部21aに熱が伝わりにくくなる。そのため制振部材本体21の内側側壁部21aと外側側壁部21bで熱の伝わりやすさに差が生じ、加硫されにくい内側側壁部21aの方が外側側壁部21bより硬度が低くなる。
また、制振部材20は押出成形後に裁断することで形成されているため、従来のように金型を用いての射出成型とは異なり簡単に多数の制振部材20を製造することができる。
上記制振部材本体21の内側側壁部21a及び外側側壁部21bの硬度測定は、制振部材本体21をJIS K 6253−2 M法に準じて、制振部材本体21の側壁部から試験片をカットし、その後、試験片保持台の上に内側側壁部側が上になるように試験片をセットして測定した結果を内側側側壁部21aの硬度とし、外側側壁部側が上になるように試験片をセットして測定した結果を外側側側壁部21bの硬度とした。測定の結果、ドアガラス2が挿入される内側側壁部21aの硬度(IRHD)は、69°であり、外側側壁部21bの硬度(IRHD)が75°であった。 制振部材20を押出成形で形成しているために加硫時に断面略U字形状の制振部材本体21の外側側壁部21bのほうが内側側壁部21aより加熱されやすくより加硫が進み硬度が高くなる。このため、制振部材本体21は外側側壁部21bの硬度(IRHD)が70°〜80°であると内側側壁部21aより高くなり制振部材本体21の外形形状の長時間の維持が可能になり制振部材本体21がドアガラス2の下辺部2aを挟持し続けることができる。また、内側側壁部21aの硬度(IRHD)が65°〜75°であると外側側壁部21bより硬度が低いため、ドアガラス2と当接する部分の損失係数(tanδ)が大きくなり制振性能を向上させることができる。
制振部材本体21の内側側壁部21aの硬度(IRHD)が65°未満の場合、嵌合力低下により長期間の使用によってドアガラス2が脱落することが起こりえる。 制振部材本体21の内側側壁部21aの硬度(IRHD)が75°を超える場合には、ドアガラス2と当接する部分の損失係数(tanδ)が小さくなり制振性能が低下する。 また、制振部材本体21の外側側壁部21bの硬度(IRHD)が70°未満の場合、制振部材本体21の外側側壁部の剛性が低いために車両走行時の振動により制振部材本体21と制振部材ホルダー30との間に隙ができ、制振部材本体21と制振部材ホルダー30との間で異音の発生や擦れの発生が懸念される。 制振部材本体21の外側側壁部21bの硬度(IRHD)が80°を超える場合には、制振部材本体21の制振部材ホルダー30への挿入時の挿入荷重が高くなってしまい、組み付け性が悪化する。
また、制振部材本体21の低伸張応力(σ25%)が480kPa以上800kPa以下とすることで、制振部材本体21に挿入されたドアガラス2のガラス保持性を維持することができる。また、制振性能を確保することができる。なお、制振部材本体21の低伸張応力(σ25%)の測定はJIS K 6254に準じて行った。
制振部材本体21の低伸張応力(σ25%)が480kPa未満の場合、嵌合力低下により長期間の使用によってドアガラス2が脱落することが起こりえる。また、車両走行時の振動によりドアガラス2ががたつき隙が出来るで、制振部材本体21とドアガラス2との間で異音の発生や擦れの発生が懸念される。
制振部材本体21の低伸張応力(σ25%)が800kPaを超えると、制振部材本体21へのドアガラス2挿入時の挿入荷重が高くなってしまい、組み付け性が悪化する。
制振チャンネル10をドアガラス2の下辺部2aに取付ける場所は、図1に示すようにドアガラス昇降機構3のXアーム3bの先端に取付けられる2個のドアガラス取付部材4がドアガラス2の下辺部2aに取付けられた間に、取付けることができる。
制振チャンネル10が取付けられる場所について図4に基づき説明する。図4において(a)はフロントドアを示し、(b)はリアドアを示す。
図4(a)において、フロントドアのドアガラス2の下辺部2aでは、ドアガラス昇降機構3のXアーム3bの先端に取付けられる2個のドアガラス取付部材4が、下辺部2aの両端に取付けられて、2個のドアガラス取付部材4の間に位置するように、2個の制振チャンネル10が取付けられている。
図4(b)において、リアドアのドアガラス2の下辺部2bでは、ドアガラス昇降機構3のXアーム3bの先端に取付けられる2個のドアガラス取付部材4が、下辺部2bの両端に取付けられて、2個のドアガラス取付部材4の間に位置するように、2個の制振チャンネル10が取付けられている。
上記、実施例では制振チャンネル10が取付られている場所はフロントドア、リアドア共にドアガラス昇降機構3のXアーム3bの先端に取付けられる2個のドアガラス取付部材4が、下辺部2の両端に取付けられて、2個のドアガラス取付部材4の間に位置するように、2個の制振チャンネル10が取付けられていたが、2個のドアガラス取付部材4の間に1個でも良いし、2個のドアガラス取付部部材4の間ではなく前後両側に取付けても良い。
1 ドア
2 ドアガラス
2a 下辺部q
3 ドアガラス昇降機構
3a 締結部
3b Xアーム
3c 取付ネジ
4 ドアガラス取付部材
5 ガラスラン
10 制振チャンネル
20 制振部材
21 制振部材本体
21a 内側側壁部
21b 外側側壁部
22 制振部材先端保持リップ
24 制振部材保持溝
26 制振部材先端カバーリップ
30 制振部材ホルダー
31 制振部材ホルダー保持溝
32 制振部材ホルダー締結部
33 制振部材ホルダー締結孔
34 制振部材ホルダー先端係止部材
35 ブッシュ
35a ゴム部
35b 金属カラー
103 ドアガラス昇降機構
110 制振チャンネル
120 制振部材
130 チャンネル

Claims (3)

  1. ドアガラスと、ドアガラスを昇降させる機構を有する自動車用ドアガラス構造において、
    上記ドアガラスは、下辺部に上記ドアガラスを昇降させるドアガラス昇降機構と上記ドアガラスの振動を吸収する制振チャンネルを取付け、該制振チャンネルは、上記ドアガラスの下辺部を挟持して振動を吸収する断面略U字形の制振部材と該制振部材を保持する制振部材ホルダーからなり、
    上記制振部材のドアガラスが挿入される内側側壁部の硬度(IRHD)が65°〜75°であり、外側側壁部の硬度(IRHD)が70°〜80°であり、外側側壁部の硬度が内側側壁部の硬度より高いことを特徴とする自動車用ドアガラス構造。
  2. 前記制振部材の低伸張応力(σ25%)は480kPa以上800kPa以下であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアガラス構造。
  3. 前記制振部材は、ブチルゴムを断面略U字形になるように押出成形により形成させたことを特徴とする請求項1乃至2に記載の自動車用ドアガラス構造
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