JP2019063853A5 - - Google Patents
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Description
第1の発明は、筒状の本体部と、壁部と本体部とが互いに接合される蓋部と、本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面に対向して設けられる位置決め部と、本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面に形成される溝部と、を備え、位置決め部は、溝部の縁と対向するように設けられると共に、本体部及び蓋部とは別体として形成され本体部及び壁部の両方の内周面に対向して設けられることを特徴とする。
第1の発明では、溝部を壁部と本体部との接合部に近づけつつ位置決め部を長くすることができる。したがって、接合時には本体部と蓋部とを高い精度で位置決めすることができ、接合後には接合部の内周での応力を軽減することができる。また、本体部及び蓋部から位置決め部への熱の伝達が軽減される。したがって、接合時における位置決め部の軟化を防止することができ、壁部と本体部との接合部の突出を軽減することができる。これにより、接合部における応力集中を緩和することができ、耐圧機器の耐久性を向上させることができる。
第2の発明は、位置決め部が、その縁の位置が溝部の縁の位置と一致するように設けられることを特徴とする。
第2の発明では、位置決め部の外周面の全体が本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面と対向する。したがって、本体部と壁部とを、これらの軸心をより高い精度で合わせた状態で接合することができる。
第3の発明は、位置決め部が、溝部を覆うように設けられることを特徴とする。
第3の発明では、位置決め部は、本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面のうち溝部に対して接合部とは反対側の領域においても対向する。したがって、本体部と蓋部との位置決め精度をより向上させることができる。
第4の発明は、溝部の内側面が、溝の底部から壁部と本体部との接合部に向かって曲面状に形成される第1曲面部と、溝の底部から接合部とは反対側に向かって曲面状に形成される第2曲面部と、を有し、第1曲面部の曲率半径は、第2曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする。
第4の発明では、溝部の縁を接合部に近づけることなく溝部の底部を接合部に近づけることができる。したがって、接合部の内周での応力をより軽減することができ、耐圧機器の耐久性をより向上させることができる。
第5の発明は、位置決め部が、その縁の位置が溝部の縁の位置と一致するように設けられることを特徴とする。
第6の発明は、位置決め部が、溝部を覆うように設けられることを特徴とする。
第7の発明は、溝部の内側面が、溝の底部から壁部と本体部との接合部に向かって曲面状に形成される第1曲面部と、溝の底部から接合部とは反対側に向かって曲面状に形成される第2曲面部と、を有し、第1曲面部の曲率半径は、第2曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする。
第6の発明は、位置決め部が、溝部を覆うように設けられることを特徴とする。
第7の発明は、溝部の内側面が、溝の底部から壁部と本体部との接合部に向かって曲面状に形成される第1曲面部と、溝の底部から接合部とは反対側に向かって曲面状に形成される第2曲面部と、を有し、第1曲面部の曲率半径は、第2曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする。
第5の発明では、位置決め部の外周面の全体が本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面と対向する。したがって、本体部と壁部とを、これらの軸心をより高い精度で合わせた状態で接合することができる。
第6の発明では、位置決め部は、本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面のうち溝部に対して接合部とは反対側の領域においても対向する。したがって、本体部と蓋部との位置決め精度をより向上させることができる。
第7の発明では、溝部の縁を接合部に近づけることなく溝部の底部を接合部に近づけることができる。したがって、接合部の内周での応力をより軽減することができ、耐圧機器の耐久性をより向上させることができる。
第6の発明では、位置決め部は、本体部及び壁部の少なくとも一方の内周面のうち溝部に対して接合部とは反対側の領域においても対向する。したがって、本体部と蓋部との位置決め精度をより向上させることができる。
第7の発明では、溝部の縁を接合部に近づけることなく溝部の底部を接合部に近づけることができる。したがって、接合部の内周での応力をより軽減することができ、耐圧機器の耐久性をより向上させることができる。
第8の発明は、シリンダに作動流体が給排されることによって伸縮作動する流体圧シリンダに係り、シリンダは、前述の耐圧機器であることを特徴とする。
第8の発明では、シリンダが前述の耐圧機器であるので、シリンダは高い耐久性を有する。したがって、流体圧シリンダの耐久性を向上させることができる。
Claims (8)
- 耐圧機器であって、
筒状の本体部と、
環状の壁部を有し、前記壁部と前記本体部とが互いに接合されて前記本体部の開口を閉塞する蓋部と、
前記本体部及び前記壁部の少なくとも一方の内周面に対向して設けられ、前記本体部と前記蓋部との相対位置を定める位置決め部と、
前記本体部及び前記壁部の前記少なくとも一方の内周面に形成され、周方向に延びる溝部と、を備え、
前記位置決め部は、前記溝部の縁と対向するように設けられると共に、前記本体部及び前記蓋部とは別体として形成され前記本体部及び前記壁部の両方の内周面に対向して設けられることを特徴とする
耐圧機器。 - 請求項1に記載の耐圧機器であって、
前記位置決め部は、その縁の位置が前記溝部の縁の位置と一致するように設けられることを特徴とする
耐圧機器。 - 請求項1に記載の耐圧機器であって、
前記位置決め部は、前記溝部を覆うように設けられることを特徴とする
耐圧機器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の耐圧機器であって、
前記溝部の内側面は、前記溝の底部から前記壁部と前記本体部との接合部に向かって曲面状に形成される第1曲面部と、前記溝の底部から前記接合部とは反対側に向かって曲面状に形成される第2曲面部と、を有し、
前記第1曲面部の曲率半径は、前記第2曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする
耐圧機器。 - 耐圧機器であって、
筒状の本体部と、
環状の壁部を有し、前記壁部と前記本体部とが互いに接合されて前記本体部の開口を閉塞する蓋部と、
前記本体部及び前記壁部の少なくとも一方の内周面に対向して設けられ、前記本体部と前記蓋部との相対位置を定める位置決め部と、
前記本体部及び前記壁部の前記少なくとも一方の内周面に形成され、周方向に延びる溝部と、を備え、
前記位置決め部は、前記溝部の縁と対向しかつ前記位置決め部の縁の位置が前記溝部の縁の位置と一致するように設けられることを特徴とする
耐圧機器。 - 耐圧機器であって、
筒状の本体部と、
環状の壁部を有し、前記壁部と前記本体部とが互いに接合されて前記本体部の開口を閉塞する蓋部と、
前記本体部及び前記壁部の少なくとも一方の内周面に対向して設けられ、前記本体部と前記蓋部との相対位置を定める位置決め部と、
前記本体部及び前記壁部の前記少なくとも一方の内周面に形成され、周方向に延びる溝部と、を備え、
前記位置決め部は、前記溝部の縁と対向しかつ前記溝部を覆うように設けられることを特徴とする
耐圧機器。 - 耐圧機器であって、
筒状の本体部と、
環状の壁部を有し、前記壁部と前記本体部とが互いに接合されて前記本体部の開口を閉塞する蓋部と、
前記本体部及び前記壁部の少なくとも一方の内周面に対向して設けられ、前記本体部と前記蓋部との相対位置を定める位置決め部と、
前記本体部及び前記壁部の前記少なくとも一方の内周面に形成され、周方向に延びる溝部と、を備え、
前記位置決め部は、前記溝部の縁と対向して設けられ、
前記溝部の内側面は、前記溝の底部から前記壁部と前記本体部との接合部に向かって曲面状に形成される第1曲面部と、前記溝の底部から前記接合部とは反対側に向かって曲面状に形成される第2曲面部と、を有し、
前記第1曲面部の曲率半径は、前記第2曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする
耐圧機器。 - シリンダに作動流体が給排されることによって伸縮作動する流体圧シリンダであって、
前記シリンダは、請求項1から7のいずれか1項に記載の耐圧機器であることを特徴とする
流体圧シリンダ。
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