JP2019063000A - 表示システム、遊技機及びドラムユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で図柄に動きを持たせることができ、かつ、多彩な表現が可能なようにする。【解決手段】表示システム200が、回転軸周りに回転可能に設けられたドラム220と、前記ドラム220の外周の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ドラム220と同軸まわりに回転可能に設けられたスクリーンと、前記スクリーンに画像を投影するプロジェクタ210と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、表示システム、遊技機及びドラムユニットに関する。
遊技機における表示に関して幾つかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の遊技機では、リールの内部にプロジェクタが設置され、リール帯上に映像を投射して表示し、投射された図柄の変動に従ってリールを回転駆動させる。
また、特許文献2に記載の遊技機では、演出表示装置の表示領域を覆うように網目部材が設けられ、映像投影装置から網目部材に画像を投影する。演出表示装置の表示画像を網目部材の網目越しに視認可能とすることで、演出表示装置の表示画像に重ねて画像投影装置からの画像を表示する。
特開2006−110063号公報 特開2015−029528号公報
図柄を描かれたリールを回転させる表示方法によれば、簡単な構成で図柄に動きを持たせることができる。これに加えて、リールに描かれた図柄以外の図柄を表示できれば、多彩な表現が可能となる。
これに対し、特許文献1における表示方法は、リールを透過型のスクリーンとして使用するものであり、スクリーンには図柄が描かれていないと思われる。従って、特許文献1における表示方法では、図柄を描かれたリールを回転させるという、簡単な構成で図柄に動きを持たせる方法を用いることはできない。
また、特許文献2における表示方法は、演出表示装置、網目部材および映像投影装置を用いるものであり、図柄を描かれたリールは用いられない。従って、特許文献2における表示方法でも、図柄を描かれたリールを回転させるという、簡単な構成で図柄に動きを持たせる方法を用いることはできない。
本発明は、上述の課題を解決することのできる表示システム、遊技機及びドラムユニットを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、表示システムは、回転軸周りに回転可能に設けられたドラムと、前記ドラムの外周の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ドラムと同軸まわりに回転可能に設けられたスクリーンと、前記スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、を備える。
本発明の第2の態様によれば、ドラムユニットは、回転軸周りに回転可能に設けられたドラムと、前記ドラムの外周の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ドラムと同軸まわりに回転可能に設けられたスクリーンと、を備える。
この発明によれば、簡単な構成で図柄に動きを持たせることができ、かつ、多彩な表現が可能である。
本発明の実施形態に係る遊技機の概略外形を示す斜視図である。 同実施形態に係る遊技機における各部の配置の例を示す正面図である。 同実施形態に係る遊技機における各部の配置の例を示す側面図である。 同実施形態に係るドラムユニットの構成例を示す斜視図である。 同実施形態に係るドラムユニットの表示部分におけるリールとスクリーンとの位置関係の例を示す図である。 同実施形態に係るドラムユニットの表示部分においてスクリーンシートがリールの全体を覆っている場合の、スクリーンの回転角度の例を示す図である。 同実施形態に係るプロジェクタによる画像の投影と、リールに描かれた画像との両方の表示例を示す図である。 本実施形態の変形例に係る遊技機の概略外形を示す斜視図である。 同変形例に係る遊技機における各部の配置の例を示す正面図である。 同変形例に係る遊技機における各部の配置の例を示す側面図である。 本発明に係る表示システムの最小構成の例を示す図である。 本発明に係るドラムユニットの最小構成の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機の概略外形を示す斜視図である。図1に示すように、遊技機100は、筐体110と、張り出し部120と、透明カバー130と、受け皿140と、ハンドル150と、表示システム200とを備える。表示システム200は、プロジェクタ210と、ドラムユニット220とを備える。
さらに、遊技機100は後述する制御部を備える。
遊技機100は、図柄の回転による当たりの表示を行う遊技機であればよく、特定のものに限定されない。例えば遊技機100は、パチンコ機であってもよいし、スロットマシンであってもよい。以下では、遊技機100がパチンコ機である場合を例に説明する。ここでいう当たりは、遊技者にとって興味のある事象であればよく、特定の事象に限定されない。例えば、ここでいう当たりは、役物の開放またはその確率の変動であってもよい。
筐体110は、後述する制御部などの各部を格納する。また、筐体110には、玉が移動する空間A11が設けられている。筐体110は、空間A11の後ろ側に、遊技機100の正面側からドラムユニット220の一部が見えるように、ドラムユニット220を格納している。
以下では、ドラムユニット220のうち、遊技機100の正面側から見える部分をドラムユニット220の表示部分と称する。
張り出し部120は、筐体110のドラムユニット220よりも上側に、受け皿140の張り出しの範囲内で筐体110の前面に張り出して設けられている。
図2は、遊技機100における各部の配置の例を示す正面図である。図2では、図1に示されている各部に加えて制御部300が示されている。
図2の例で、筐体110の上側から順に、張り出し部120、ドラムユニット220、受け皿140が配置され、受け皿140の横にハンドル150が配置されている。また、プロジェクタ210が、張り出し部120に配置されている。
張り出し部120の下から受け皿140の上までの領域に空間A11が設けられ、ドラムユニット220は、空間A11内に、遊技機100の正面側からドラムユニット220の一部が見えるように配置されている。透明カバー130は、張り出し部120の下側の一部と空間A11とを覆うように配置されている。
また、図2の例では、張り出し部120の奥に制御部300が配置されている。但し、制御部300の配置は、図2に示すものに限らず、遊技機100内(例えば筐体110内)の任意の位置でよい。
図3は、遊技機100における各部の配置の例を示す側面図である。図3では、図2に示されている各部が示されている。各部の配置は、図2を参照して説明したとおりである。
図3の例では、張り出し部120が筐体110の前面から張り出している距離D11と、受け皿140が筐体110の前面から張り出している距離D12とは等しい。面F11は、筐体110の前面から距離D11の位置にある面であり、張り出し部120の先端、受け皿140の先端共に面F11の位置にある。
このように、張り出し部120が、受け皿140の張り出しの範囲内で筐体110の前面に張り出して設けられていることで、遊技機100を設置した際に、張り出し部120が邪魔になりにくい。例えば、遊技機100を使用する遊技者が座る椅子を設置する際、受け皿140の張り出しを基準に椅子の位置を決定すれば、受け皿140に加えて張り出し部120も遊技者の邪魔にならないことが期待される。
張り出し部120には、プロジェクタ210が設けられる。また、張り出し部120を設けることで、遊技機100のデザイン性を高めることができる。張り出し部120を、色付きの透過性のカバーと、当該カバーの内部に設けられた光源とを含む構成とし、当たりのときに光源を点滅させるなど、張り出し部120が視覚的効果を演出するようにしてもよい。
透明カバー130は、筐体110の前面に設けられている。透明カバー130は、プロジェクタ210がドラムユニット220へ照射する光が遮られるのを防止する。
受け皿140は、パチンコ玉を貯めておく受け皿であり、筐体110の前面に張り出して設けられている。遊技機100がコイン式のスロットマシンである場合は、受け皿140がコインの受け皿となっていてもよい。
ハンドル150は、パチンコ玉を発射する操作用のハンドルである。
表示システム200は、視覚的効果を演出し、図柄の回転による当たりの表示を行う。
プロジェクタ210は、ドラムユニット220へ向けて光を照射することでスクリーン240に画像を投影する。プロジェクタ210は、筐体110のドラムユニット220よりも上側に設けられている。より具体的には、プロジェクタ210は、張り出し部120に設けられている。
ドラムユニット220は、図柄の回転による当たりの表示を行う。また、ドラムユニット220は、プロジェクタ210が投影する画像を表示する。
図4は、ドラムユニット220の構成例を示す斜視図である。図4に示すように、ドラムユニット220は、ドラム230と、スクリーン240と、回転軸250とを備える。ドラム230は、リール231と、リール支持アーム232とを備える。スクリーン240は、スクリーンシート241と、スクリーン支持アーム242とを備える。
回転軸250は、ドラム230とスクリーン240とに共通の回転中心である。従って、ドラム230およびスクリーン240のいずれも回転軸250周りに回転可能に設けられている。また、スクリーン240は、ドラム230の外周の少なくとも一部を覆うように設けられている。具体的には、スクリーンシート241が、リール231の外周の少なくとも一部を覆うように設けられている。
図4の例では、回転軸250周りに回転可能に3つのドラム230が設けられ、ドラム230毎にスクリーン240が設けられている。
但し、ドラム230の数およびスクリーン240の数はこれらに限定されない。例えば、3つのドラム230を覆うように1つのスクリーン240が設けられていてもよい。
リール231の表面(外向きの面)には図柄が描かれている。リール231が回転することで図柄が回転する。図4の例では、3つのリール231が回転して停止し、横または斜めに3つの図柄が揃ったら当たりとなる。このように、ドラムユニット220は、図柄の回転による当たりの表示を行う。
リール支持アーム232は、リール231を回転軸250周りに回転可能に支持する。
スクリーンシート241は、白色不透明なシートを用いて構成され、プロジェクタ210が投影する画像を表示する。スクリーン240にスクリーンシート241の切れ目部分(スクリーンシート241が無い部分)を設けておき、この切れ目部分を遊技機100の正面側に向けることで、リール231に描かれた図柄を表示可能である。また、スクリーン240の回転角度を、遊技機100の正面からみてスクリーンシート241がリール231の一部のみを覆う回転角度とすることで、プロジェクタ210が投影する画像と、リール231に描かれた図柄との両方を表示することができる。
スクリーンシート241の切れ目部分の大きさを、ドラムユニット220の表示部分以上の大きさとすることで、ドラムユニット220の表示部分全体についてリール231を見えるようにすることができる。また、スクリーンシート241がある部分の大きさを、ドラムユニット220の表示部分以上の大きさとすることで、ドラムユニット220の表示部分全体についてリール231を隠してプロジェクタ210からの投影画像を表示可能である。上述したように、ドラムユニット220の表示部分とは、ドラムユニット220のうち遊技機100の正面側から見える部分である。
例えば、スクリーンシート241がある部分を全周のうち270°分とし、残りの部分(90°分)をスクリーンシート241の切れ目部分としてもよい。
スクリーンシート241の切れ目部分に代えて、スクリーンシート241の一部を透明なシートを用いて構成するようにしてもよい。透明なシートの部分を遊技機100の正面側に向けることで、リール231に描かれた図柄を表示可能である。
スクリーンシート241の切れ目または透明シート部分を設けることに加えて、或いは代えて、スクリーンシート241の一部を半透明のシートを用いて構成するようにしてもよい。半透明のシートを用いて、プロジェクタ210からの投影画像を表示と、リール231に描かれた図柄とを重ねて表示することができる。
スクリーンシート241の形状は円筒形状に限らず、例えば、円筒形状に対して凹凸があってもよい。例えば、プロジェクタ210が、スクリーンシート241の凹凸に応じてプロジェクションマッピングを行うようにしてもよい。
スクリーン支持アーム242は、スクリーン240を回転軸250周りに回転可能に支持する。
制御部300は、スクリーン240の回転角度に応じてプロジェクタ210からの画像の投影の有無を制御する。例えば、制御部300は、ドラムユニット220の表示部分全体においてスクリーンシート241がリール231全体を覆うようにスクリーン240を回転させ、プロジェクタ210に画像を投影させる。これにより、プロジェクタ210は、スクリーン240に画像を投影する。
制御部300は、例えばマイコン(Microcomputer)等のコンピュータを用いて構成される。あるいは、制御部300が専用のハードウェアにて構成されていてもよい。
図5は、ドラムユニット220の表示部分におけるリール231とスクリーンシート241との位置関係の例を示す図である。図5は、ドラムユニット220の表示部分を斜視図で示している。図5では、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーンシート241がリール231の全体を覆っている例を示している。スクリーンシート241はワイヤーフレームで示されている。
図6は、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーンシート241がリール231の全体を覆っている場合の、スクリーン240の回転角度の例を示す図である。図6では、ドラムユニット220を遊技機100の前方斜め横から見た斜視図を示している。線L11は、ドラムユニット220の表示部分を示している。
図6に示すように、スクリーンシート241の切れ目部分がドラムユニット220の表示部分以外に位置するようにスクリーン240を回転させることで、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーンシート241がリール231の全体を覆う。
また、制御部300は、ドラムユニット220の表示部分全体においてスクリーンシート241がリール231の一部のみを覆うようにスクリーン240を回転させ、スクリーンシート241の部分にプロジェクタ210に画像を投影させる。これにより、プロジェクタ210による画像の投影と、リール231に描かれた画像との両方を表示することができる。
図7は、プロジェクタ210による画像の投影と、リール231に描かれた画像との両方の表示例を示す図である。
図7の例で、ドラムユニット220の表示部分がリール231の絵柄の3列分に相当し、上の2列分をスクリーンシート241が覆っている。スクリーンシート241にはプロジェクタ210からの投影画像が表示されている。ドラムユニット220の表示部分の下側には、リール231が絵柄の1列分見えている。3つあるリール231のうち両端の2つは停止して絵柄が固定されている。中央のリール231は回転中であり、絵柄も回転中である。
また、制御部300は、ドラムユニット220の表示部分全体にスクリーンシート241の切れ目部分が位置するようにスクリーン240を回転させ、プロジェクタ210による画像の投影を停止させる。これにより、リール231に描かれた図柄を表示できる。
あるいは、プロジェクタ210がリール231に画像を投影するようにしてもよい。例えば、ドラムユニット220の表示部分にスクリーンシート241が位置しているか否かによって、制御部300が、プロジェクタ210に投影させる画像を切り替えるようにしてもよい。ドラムユニット220の表示部分にスクリーンシート241が位置している場合は、制御部300は、スクリーンシート241に投影するための画像をプロジェクタ210に投影させる。一方、ドラムユニット220の表示部分にスクリーンシート241が位置していない場合は、制御部300は、リール231に投影するための画像をプロジェクタ210に投影させる。
以上のように、ドラム230は、回転軸250周りに回転可能に設けられている。スクリーン240は、ドラム230の外周の少なくとも一部を覆い、かつ、ドラム230と同軸まわりに回転可能に設けられている。プロジェクタ210は、スクリーン240に画像を投影する。
これにより、表示システム200では、ドラム230を回転させる機構を備える簡単な構成で、リール231に描かれた図柄に動きを持たせることができる。かつ、表示システム200では、プロジェクタ210がスクリーン240に投影する画像を表示することができ、この点で多彩な表現が可能となる。
また、複数のドラム230が同一の回転軸周り(回転軸250周り)に回転可能に設けられている。スクリーン240は、ドラム230毎に設けられている。
これにより、表示システム200では、リール231に描かれた図柄の表示と、プロジェクタ210がスクリーン240に投影する画像の表示との何れかをドラム230毎に選択することができ、この点で多彩な表現が可能となる。
また、制御部300は、スクリーン240の回転角度に応じてプロジェクタ210からの画像の投影の有無を制御する。
これにより、表示システム200では、リール231に描かれた図柄の表示、プロジェクタ210が投影する画像の表示、およびこれらの組み合わせが可能であり、この点で多彩な表現が可能である。
具体的には、表示システム200では、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーン240がドラム230全体を覆う状態で、プロジェクタ210がスクリーン240に投影する画像を表示することができる。また、表示システム200では、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーン240がドラム230を覆っていない状態で、リール231に描かれた図柄を表示することができる。また、表示システム200では、ドラムユニット220の表示部分においてスクリーン240がドラム230の一部を覆う状態で、リール231に描かれた画像と、プロジェクタ210がスクリーン240に投影する画像とを共に表示することができる。
また、プロジェクタ210は、筐体110においてドラムユニット220よりも上側に設けられている。
このように、プロジェクタ210が筐体110に設けられていることで、筐体110とプロジェクタ210とを別々に設置する必要が無く、この点で設置の負荷が軽くて済む。
また、筐体110は遊技機100の筐体である。筐体110の前面に張り出して受け皿140が設けられている。張り出し部120は、筐体110においてドラムユニット220よりも上側に、受け皿140の張り出しの範囲内で筐体110の前面に張り出して設けられている。プロジェクタ210は、張り出し部120に設けられている。
このように、プロジェクタ210が筐体110から張り出した張り出し部120に設けられていることで、プロジェクタ210は、ドラムユニット220の真上から画像を投影する場合よりも、スクリーン240の広範囲に画像を投影することができる。かつ、プロジェクタ210が筐体110から張り出した張り出し部120に設けられていることで、筐体110とプロジェクタ210とを別々に設置する必要が無く、この点で設置の負荷が軽くて済む。さらに、張り出し部120が、受け皿140の張り出しの範囲内で筐体110の前面に張り出していることで、受け皿140の張り出しを基準として遊技機100を設置したときに、張り出し部120が邪魔になりにくい。
表示システム200の適用範囲は、遊技機に限定されない。例えば、表示システム200が広告等のデジタルサイネージ(Digital Signage、電子看板)に用いられていてもよい。
(変形例)
プロジェクタ210がスクリーン240に画像を投影する際、スクリーン240が円柱状になっていることで、プロジェクタ210が照射する光の角度によってはスクリーン240の下側が死角になって画像を投影できない場合がある。この場合、ドラムユニット220の下側に鏡を設けてプロジェクタ210からの光をスクリーン240の下側に反射させるようにしてもよい。
図8は、本実施形態の変形例に係る遊技機の概略外形を示す斜視図である。図8に示すように、遊技機101は、筐体110と、張り出し部120と、透明カバー130と、受け皿140と、ハンドル150と、表示システム201とを備える。表示システム201は、プロジェクタ211と、ドラムユニット220と、鏡260とを備える。
図8の各部のうち、図1の各部に対応して同様の機能を有する部分には、同一の符号(110、120、130、140、150、220)を付して説明を省略する。
さらに、遊技機101は、遊技機100の場合と同様、制御部300を備える。制御部300についても、遊技機100の場合と同じ符号を付して説明を省略する。
遊技機101は、表示システム201がプロジェクタ211及びドラムユニット220に加えて鏡260を備えている点で遊技機100の場合と異なる。これに応じて、プロジェクタ211が投影する画像がプロジェクタ210の場合と異なるときがある。それ以外の点では、遊技機101は、遊技機100と同様である。
プロジェクタ211は、遊技機100のプロジェクタ210の場合と同様、ドラムユニット220へ向けて光を照射する。加えて、プロジェクタ211は、ドラムユニット220の表示部においてスクリーン240がドラム230全体を覆っている状態で、鏡260へ向けても光を照射する。
鏡260は、筐体110においてドラムユニット220よりも下側に設けられ、プロジェクタ211からの光をスクリーン240に反射する。
これにより、プロジェクタ211は、ドラムユニット220の表示部全体に死角なく画像を投影することができる。
図9は、遊技機101における各部の配置の例を示す正面図である。図8を参照して説明したように、図9に示す遊技機101は、筐体110においてドラムユニット220よりも下側に鏡260を備えている点、及び、プロジェクタ210に代えてプロジェクタ211を備えている点で、図2に示す遊技機100と異なる。
図10は、遊技機101における各部の配置の例を示す側面図である。図8を参照して説明したように、図10に示す遊技機101は、筐体110においてドラムユニット220よりも下側に鏡260を備えている点、及び、プロジェクタ210に代えてプロジェクタ211を備えている点で、図3に示す遊技機100と異なる。
矢印B11は、プロジェクタ211がドラムユニット220の表示部の下側に画像を投影する場合の光の向きを示す。矢印B11に示されるように、プロジェクタ211が鏡260へ向けた照射した光は、鏡260で反射されてドラムユニット220の表示部の下側に照射される。これにより、プロジェクタ211は、ドラムユニット220の表示部の下側に、例えば図柄等の画像を投影することができる。
以上のように、鏡260は、筐体110においてドラムユニット220よりも下側に設けられている。鏡260は、プロジェクタ211からの光をスクリーン240に反射する。
これにより、表示システム201では、ドラムユニット220の表示部全体に死角なく画像を投影することができる。
次に、図11および図12を参照して本発明の最小構成について説明する。
図11は、本発明に係る表示システムの最小構成の例を示す図である。図11に示す表示システム10は、ドラム11と、スクリーン12と、プロジェクタ13とを備える。
かかる構成にて、ドラム11は、回転軸周りに回転可能に設けられている。スクリーン12は、ドラム11の外周の少なくとも一部を覆い、かつ、ドラム11と同軸まわりに回転可能に設けられている。プロジェクタ13は、スクリーン12に画像を投影する。
これにより、表示システム10では、ドラム11を回転させる機構を備える簡単な構成で、ドラム11のリールに描かれた図柄に動きを持たせることができる。かつ、表示システム10では、プロジェクタ13がスクリーン12に投影する画像を表示することができ、この点で多彩な表現が可能となる。
図12は、本発明に係るドラムユニットの最小構成の例を示す図である。図12に示すドラムユニット20は、ドラム21と、スクリーン22とを備える。
かかる構成にて、ドラム21は、回転軸周りに回転可能に設けられている。スクリーン22は、ドラム21の外周の少なくとも一部を覆い、かつ、ドラム21と同軸まわりに回転可能に設けられている。
これにより、ドラムユニット20では、ドラム21を回転させる機構を備える簡単な構成で、ドラム21のリールに描かれた図柄に動きを持たせることができる。かつ、ドラムユニット20では、プロジェクタがスクリーン22に投影する画像を表示することができ、この点で多彩な表現が可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10、200、201 表示システム
11、21、230 ドラム
12、22、240 スクリーン
13、210、211 プロジェクタ
20、220 ドラムユニット
100、101 遊技機
110 筐体
120 張り出し部
130 透明カバー
140 受け皿
150 ハンドル
231 リール
232 リール支持アーム
241 スクリーンシート
242 スクリーン支持アーム
250 回転軸
260 鏡
300 制御部

Claims (8)

  1. 回転軸周りに回転可能に設けられたドラムと、
    前記ドラムの外周の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ドラムと同軸まわりに回転可能に設けられたスクリーンと、
    前記スクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
    を備える表示システム。
  2. 同一の回転軸周りに回転可能に複数の前記ドラムが設けられ、
    前記ドラム毎に前記スクリーンが設けられている、
    請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記スクリーンの回転角度に応じて前記プロジェクタからの画像の投影の有無を制御する制御部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記プロジェクタは、前記ドラムおよび前記スクリーンを格納する筐体の、前記ドラムおよび前記スクリーンよりも上側に設けられている、
    請求項1から3の何れか一項に記載の表示システム。
  5. 前記筐体は遊技機の筐体であり、
    前記筐体の前面に張り出して受け皿が設けられており、
    前記筐体の前記ドラムおよび前記スクリーンよりも上側に、前記受け皿の張り出しの範囲内で前記筐体の前面に張り出して張り出し部が設けられており、
    前記プロジェクタは、前記張り出し部に設けられている、
    請求項4に記載の表示システム。
  6. 前記筐体の前記ドラムおよび前記スクリーンよりも下側に設けられ、前記プロジェクタからの光を前記スクリーンに反射する鏡を備える、
    請求項4または請求項5に記載の表示システム。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の表示システムを備える遊技機。
  8. 回転軸周りに回転可能に設けられたドラムと、
    前記ドラムの外周の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ドラムと同軸まわりに回転可能に設けられたスクリーンと、
    を備えるドラムユニット。
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