JP2012090696A - リールユニットセット - Google Patents
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Abstract
【課題】光源の大型化や数量増加を抑えて、消費電力や設置スペースに配慮しつつ、意図通りの照明効率(照明の均一化、照度向上等)を実現することのできるリールユニットセットを提供すること。
【解決手段】リールユニットセット11は、リール部材46と、モータ45と、リール保持部材47と、モータ保持ブラケット41,41aと、照明ユニット48と、を有するリールユニット19を複数備え、照明ユニット48は、リフレクタ49と、光拡散部50aが形成されたレンズ50と、主照明基板51bを有する主照明部材51及び副照明基板52bを有する副照明部材52と、遮蔽部材54とを有し、リールユニット19におけるリール部材46を照明するための副照明部材52が、隣接する他のリールユニット18における遮蔽部材54に取り付けられている。
【選択図】図16
【解決手段】リールユニットセット11は、リール部材46と、モータ45と、リール保持部材47と、モータ保持ブラケット41,41aと、照明ユニット48と、を有するリールユニット19を複数備え、照明ユニット48は、リフレクタ49と、光拡散部50aが形成されたレンズ50と、主照明基板51bを有する主照明部材51及び副照明基板52bを有する副照明部材52と、遮蔽部材54とを有し、リールユニット19におけるリール部材46を照明するための副照明部材52が、隣接する他のリールユニット18における遮蔽部材54に取り付けられている。
【選択図】図16
Description
本発明は、リールユニットセットに係り、特にパチンコ機やパチスロ機において図柄変動(図柄回転)による遊技を提供するリールユニットセットに関する。
パチンコ機においては、弾球された遊技球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、遊技球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で遊技球が遊技領域内の遊技釘や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に遊技球が入賞すれば所定の賞球の払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に遊技球が流入すれば賞球の払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は遊技球の流下における偶然性を利用しつつ遊技球の入賞及び賞球の払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
近年、パチンコ機の遊技領域内には、図柄変動装置が配置されている。この図柄変動装置は、例えば、複数列の図柄配列を遊技者に提示可能に構成されており、遊技者に「当たり」や「外れ」の遊技演出を提供して興趣増大に貢献している。図柄は、例えば数字、文字、記号、キャラクター等で構成され、変動表示が可能になっている。そして、例えば、変動後に停止したときの図柄配列が所定の図柄配列(例えば「7・7・7」等)になれば、大当たりとなって遊技者に利益を付与する。
このようなパチンコ機の中で、例えば、図柄変動装置として複数列に配置したリールを用いたものも提案されている(例えば、特許文献1〜3を参照。)このリールを用いたパチンコ機においては、リールの周面に複数の図柄が形成され、その周面の一部が遊技者に提示されるようになって遊技者から図柄が視認可能とされている。そして、提示された図柄が所定の当たりを構成する図柄配列になった場合には遊技者に利益を付与し、外れを構成する図柄配列になった場合には遊技者に利益を付与しない(又は、不利益を付与する)ようになっている。
リールを用いた遊技機としてパチンコ機やパチスロ機(回胴機)があるが、リールの周面に形成された図柄(装飾図柄)の視認性を良好とするため、又は美感を向上させるために、装飾図柄は照明ユニット等によって照明される場合がある。例えば、特許文献1には、背面側から正面側に向けて(つまり、遊技者に向けて)装飾図柄を照明するために、リールの一側方にLED106a〜106cを配置して、装飾図柄を照明する構成が開示されている(例えば、図6)。また、特許文献2には、リールの一側方に配置されたLED25からの照明光を反射板24によって反射することにより、装飾図柄を背面側から照明する構成が開示されている(例えば、図4)。特許文献3には、リールの両側に配置されたLED42によって装飾図柄を背面側から照明する構成が開示されている。
しかしながら、従来のものでは、装飾図柄に対する照明効率の高い照明を実現するのは困難であった。照明効率の高い照明とは、つまり、設計上の意図通りの照明を意味し、全体的な均一照明や部分的な高照度照明を含む。すなわち、例えば、装飾図柄を均一な照明光で照明しようとしても、なかなか全体の照度が均一とならず、万遍なく照明することが難しかった。一方で、装飾図柄の一部を目立たせるべく、特に高照度で照明しようとしても、意図通りの位置を意図通りに高い照度で照明することがなかなかできなかった。
照明光源の光量を上げれば装飾図柄の照度が向上するが、光源の電流アップ、光源の大型化、光源数の増加は、いずれも消費電力を上昇させてしまうという問題が生じる。また、光源数の増加は、均一照明にも有効であるが、設置スペースを多く必要として配置の自由度が制約されるという問題も生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、特に光源の大型化や数量増加を抑えて、消費電力や設置スペースに配慮しつつ、意図通りの照明効率(照明の均一化、照度向上等)を実現することのできるリールユニットセットを提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1側面としてのリールユニットセットは、周面に装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、リール部材を回転及び停止させるモータと、モータのモータ軸に固定されてリール部材を保持するリール保持部材と、モータを保持するためにモータに固定されるモータ保持ブラケットと、リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、リール部材の回転軸を同軸にして回転軸方向に複数備えたリールユニットセットであって、照明ユニットは、区画壁で仕切られて一部が開口された複数の区画室を有して照明光を区画室内で反射及び/又は拡散することにより、照明光を開口を介してリール部材に向けて導くリフレクタと、透光性を有して開口とリール部材との間に配置され、かつ開口側の面に光拡散部が形成されて、開口からの照明光を拡散させつつリール部材へと導くレンズと、リフレクタの各区画室内に照明光を入射する主照明部材及び副照明部材と、主照明部材の正面からの視認を不可能又は困難とするために主照明部材の前方を覆う遮蔽部材と、を有し、主照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の主発光素子とその複数の主発光素子を表面に実装する主照明基板とを有し、副照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の副発光素子とその複数の副発光素子を表面に実装する副照明基板とを有し、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための主照明基板が一のリールユニットにおけるリフレクタに取り付けられると共に、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための副照明部材が一のリールユニットに隣接する他のリールユニットにおける遮蔽部材に取り付けられる。
照明ユニットがリフレクタを有しているので、主照明部材及び副照明部材からの照明光を効率よく反射及び/又は拡散してリール部材へと導くことができる。したがって、リール部材の周面に配置された装飾図柄を万遍なく均一に高い照度で照明することができる。光拡散部が形成されたレンズが照明光を拡散させつつリール部材へと導くので、一層照明光の照度の均一化(光量分布の均一化)を実現することができる。その結果、装飾図柄を全体的に万遍なく照明することができる。レンズは、照明部材からの照明光を直接的に、及び/又はリフレクタによる反射、拡散を介して間接的に、光拡散部で拡散する。そして、その拡散光をリール部材に向けて導く機能を発揮する。単に、側面等から光を内部に直接導入し、表面から放射する導光板としての機能を発揮するものではない。
照明ユニットが主照明部材と副照明部材とを有している。したがって、一側方から1つの照明部材によって照明する場合に比較して、充分な光量と照度の均一性を確保することができる。副照明部材は、隣接する他のリールユニットにおける遮蔽部材に取り付けられている。したがって、照明部材の配置の自由度を向上させることができる。照明対象である装飾図柄までの主照明部材からの距離と副照明部材からの距離とを、異なる距離に容易に設定できるので、主照明部材による照明と副照明部材による照明とを各々最適化することができる。例えば、主照明部材から装飾部材までの距離を相対的に短くすることにより、照度アップを図ることができる。一方、副照明部材から装飾部材までの距離を相対的に長くすることにより、照度の均一性向上を図ることができる。
なお、主照明部材は、遮蔽部材によってその前方が覆われているので、遊技者が主照明部材を正面視することができないようになっている。したがって、主照明基板や主発光素子が直接視認されることによる美感の毀損が防止されている。
主発光素子と副発光素子とは、実質的に回転軸方向に沿って互いに逆方向からリフレクタの区画室内に向けて照明光を発光し、かつ、区画室内においてレンズと対向する背面は、主照明部材側に向けて傾斜しており、レンズは、主発光素子と区画室との間に側壁部を有すると共に副発光素子と区画室との間に側壁部を有することなく側方開口を形成し、かつ、側壁部が、主発光素子からの照明光を透過させる機能と副発光素子からの照明光を反射する機能とを有してもよい。
主発光素子と副発光素子とが実質的に回転軸方向に沿って互いに逆方向からリフレクタの区画室内に照明光を入光させるように配置されている。したがって、装飾部材を両方向から万遍なく照明することができる。
リフレクタにおいて、区画室内の背面が主照明部材側に向けて傾斜している。したがって、主照明部材からの照明光を副照明部材からの照明光に比較してより強くリール部材へと導くことができるようになっている。
主発光素子と区画室との間に側壁部が配置されている。そして、その側壁部は透光性を有して主発光素子からの光を透過して区画室内へと導くことができる。一方、主発光素子とは逆の側方に配置された副発光素子からの光の一部は区画室を経由して側壁部の表面に至り、その側壁部表面で反射されて再び区画室内へと導かれる。側壁部が、主発光素子の光も副発光素子の光も効率よく区画室内へと導いているので、装飾図柄の照度アップや拡散効果による照度の均一性向上に貢献している。
リフレクタとレンズと主照明基板との取付け状態において、リフレクタはレンズとも主照明基板とも直接接触しており、レンズとリフレクタとの接触を維持しつつリフレクタと主照明基板とでレンズを挟持した状態でリフレクタに対して主照明基板が固定されており、かつ、リフレクタが、リール保持部材の回転を検出する回転センサを取り付けるための回転センサ取付部を有すると共にモータ保持ブラケットに取り付けられていてもよい。
リフレクタがレンズとも主照明基板とも直接接触しており、レンズとリフレクタとの接触を維持しつつリフレクタと主照明基板とでレンズを挟持した状態でリフレクタに対して主照明基板が固定されているので、リフレクタ、レンズ、主照明基板の相互の位置決めを高精度に実現することができる。また、リフレクタと主照明基板とでレンズを挟持する構造によってレンズの脱落が防止されているので、組立作業やメンテナンス作業が簡易とされている。レンズをリフレクタに固定するための固定ネジ等を必要としないので、部品点数削減や組立工程の削減に寄与している。
リフレクタが回転センサを取り付けるための回転センサ取付部を有しており、モータ保持ブラケットに取り付けられているので、モータ、リフレクタ、回転センサ間の位置決めを高精度とすることができる。ひいては、リール部材周面に配置された装飾図柄の回転停止位置とリフレクタの各区画室との相互の位置精度を向上させることができ、停止した装飾図柄の均一な照明に貢献している。
本発明の第2側面としてのリールユニットセットは、周面に複数の装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、リール部材を回転及び停止させるモータと、モータのモータ軸に固定されてリール部材を保持するリール保持部材と、モータを保持するためにモータに固定されるモータ保持ブラケットと、リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、リール部材の回転軸を同軸にして回転軸方向に複数備え、複数の装飾図柄の1つが予め定められた停止位置で停止可能に構成されたリールユニットセットであって、リール保持部材は、リール部材を保持すべく略円環状に構成された周縁部と、モータ軸に固定されて放射状に延び、モータ軸近傍と周縁部とを接続する複数の放射保持部と、を有して透光材料で形成され、照明ユニットは、照明光を発光する複数の発光素子を有し、リール部材の回転中に照明光を発光した場合に放射保持部を介してリールの背面側に照明光が入光するように構成され、放射保持部を介してリールの背面側に照明光を入光させる発光素子は、周縁部より内周となる位置であって、かつ、予め定められた位置に複数の装飾図柄のいずれが停止した場合であっても放射保持部を避けた位置に配置されている。
本発明の第3側面としてのリールユニットセットは、周面に複数の装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、リール部材を回転及び停止させるモータと、モータのモータ軸に固定されてリール部材を保持するリール保持部材と、モータを保持するためにモータに固定されるモータ保持ブラケットと、リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、リール部材の回転軸を同軸にして回転軸方向に複数備えたリールユニットセットであって、照明ユニットは、区画壁で仕切られて一部が開口された複数の区画室を有して照明光を区画室内で反射及び/又は拡散することにより、照明光を開口を介してリール部材に向けて導くリフレクタと、透光性を有して開口とリール部材との間に配置され、かつ開口側の面に光拡散部が形成されて、開口からの照明光を拡散させつつリール部材へと導くレンズと、リフレクタの各区画室内に照明光を入射する主照明部材及び副照明部材と、主照明部材の正面からの視認を不可能又は困難とするために主照明部材の前方を覆う遮蔽部材と、を有し、主照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の主発光素子とその複数の主発光素子を表面に実装する主照明基板とを有し、副照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の副発光素子とその複数の副発光素子を表面に実装する副照明基板とを有し、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための主照明基板が一のリールユニットにおけるリフレクタに取り付けられると共に、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための副照明部材が一のリールユニットに隣接する他のリールユニットにおける遮蔽部材に取り付けられ、リール保持部材は、リール部材を保持すべく略円環状に構成された周縁部と、モータ軸に固定されて放射状に延び、モータ軸近傍と周縁部とを接続する放射保持部と、を有して透光材料で形成され、主発光素子及び/又は副発光素子は、リール部材の回転中に照明光を発光した場合に放射保持部を介してリフレクタ側に照明光が入光するように構成され、放射保持部を介してリフレクタ側に照明光を入光させる発光素子は、周縁部より内周となる位置であって、かつ、装飾図柄が区画室に対応して停止した場合における放射保持部を避けた位置に配置されている。
この発明によれば、上記第1側面のリールユニットセットの効果に加え、更に一層照明光の照度の向上を図ることができる。リール部材の回転中に放射保持部を介してリフレクタ側に照明光を入光させる発光素子が、周縁部より内周となる位置に配置されているので、その発光素子からの照明光が周縁部を介することなく直接リフレクタ側に入光するようになっている。その照明光が周縁部を透過することによって減衰してしまうことが防止され、光量の減衰を最小限に抑えることができる。
また、その発光素子は、装飾図柄が区画室に対応して停止した場合における放射保持部を避けた位置に配置されているので、装飾図柄を遊技者に提示した状態でリール部材が停止した場合に、発光素子からの照明光が放射保持部を介することなく直接リフレクタ側に入光するようになっている。その照明光が放射保持部を透過することによって減衰してしまうことが防止され、光量の減衰を最小限に抑えることができる。
本発明の第4側面としてのリールユニットセットは、周面に複数の装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、リール部材を回転及び停止させるモータと、モータのモータ軸に固定されてリール部材を保持するリール保持部材と、モータを保持するためにモータに固定されるモータ保持ブラケットと、リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、リール部材の回転軸を同軸にして回転軸方向に複数備えたリールユニットセットであって、リール保持部材は、リール部材を保持すべく略円環状に構成された周縁部と、モータ軸に固定されて放射状に延び、モータ軸近傍と周縁部とを接続する放射保持部と、を有して透光材料で形成され、照明ユニットは、照明光を発光する複数の発光素子を有し、複数の発光素子がリールの回転軸方向において、周縁部と重なる位置に配置されており、かつ、リール部材の回転中に照明光を発光した場合に周縁部を介してリフレクタ側に照明光が入光するように構成されている。
本発明の第5側面としてのリールユニットセットは、周面に複数の装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、リール部材を回転及び停止させるモータと、モータのモータ軸に固定されてリール部材を保持するリール保持部材と、モータを保持するためにモータに固定されるモータ保持ブラケットと、リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、リール部材の回転軸を同軸にして回転軸方向に複数備えたリールユニットセットであって、照明ユニットは、区画壁で仕切られて一部が開口された複数の区画室を有して照明光を区画室内で反射及び/又は拡散することにより、照明光を開口を介してリール部材に向けて導くリフレクタと、透光性を有して開口とリール部材との間に配置され、かつ開口側の面に光拡散部が形成されて、開口からの照明光を拡散させつつリール部材へと導くレンズと、リフレクタの各区画室内に照明光を入射する主照明部材及び副照明部材と、主照明部材の正面からの視認を不可能又は困難とするために主照明部材の前方を覆う遮蔽部材と、を有し、主照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の主発光素子とその複数の主発光素子を表面に実装する主照明基板とを有し、副照明部材は、各区画室内に向けて照明光を発光する複数の副発光素子とその複数の副発光素子を表面に実装する副照明基板とを有し、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための主照明基板が一のリールユニットにおけるリフレクタに取り付けられると共に、一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための副照明部材が一のリールユニットに隣接する他のリールユニットにおける遮蔽部材に取り付けられ、リール保持部材は、リール部材を保持すべく略円環状に構成された周縁部と、モータ軸に固定されて放射状に延び、モータ軸近傍と周縁部とを接続する放射保持部と、を有して透光材料で形成され、主発光素子及び/又は副発光素子は、リールの回転軸方向において、周縁部と重なる位置に配置されており、かつ、リール部材の回転中に照明光を発光した場合に周縁部を介してリフレクタ側に照明光が入光するように構成されている。
この発明によれば、上記第1側面のリールユニットセットの効果に加え、更に一層照明光の照度の時間的なバラツキ(ゆらぎ)を防止することができる。主発光素子及び/又は副発光素子が、周縁部より内周となる位置に配置されているので、その発光素子からの照明光が周縁部を介することなく直接リフレクタ側に入光するようになっている。その照明光が周縁部を透過することによって減衰してしまうことが防止され、光量の減衰を最小限に抑えることができる。
また、その発光素子は、装飾図柄が区画室に対応して停止した場合における放射保持部を避けた位置に配置されているので、装飾図柄を遊技者に提示した状態でリール部材が停止した場合に、発光素子からの照明光が放射保持部を介することなく直接リフレクタ側に入光するようになっている。その照明光が放射保持部を透過することによって減衰してしまうことが防止され、光量の減衰を最小限に抑えることができる。
更に、以下のような構成も本発明の要旨に含まれる。すなわち、副発光素子からの照明光が側方開口から区画室内に実質的にすべて入光するように、側方開口のリール回転方向における寸法と、側方開口から副発光素子までの距離と、副発光素子の照明領域とが設定されてもよい。副発光素子からの照明光が側方開口から区画室内に実質的にすべて入光するので、光量のロスを低減することができ、照明光による照度アップに寄与することができる。
主発光素子の照明領域と副発光素子の照明領域とが重複する重複照明領域が、区画室の中央部近傍を含むように、主発光素子と副発光素子とが配置されていてもよい。2つの照明領域が重複することにより、比較的照度の高い重複領域が、区画室の中央部近傍を含むので、回転停止した状態の装飾図柄の略中央近傍を高い照度で照明して目立たせることができる。
上記の重複領域は、必ずしも区画室の中央部近傍を含むように限定される必要はない。停止状態の装飾図柄の中で、目立たせたい部分、すなわち他の部分よりも照度を上げたい部分が区画室の中央部近傍でない場合であっても、その部分を重複領域が含むように構成することができる。例えば、その目立たせたい部分とは、印刷により形成された装飾図柄の中で、光透過率が高い部分として形成された、いわゆる「縮み印刷部」である。
光拡散部には、リール部材の回転方向に沿った複数の光拡散溝が形成されて、開口からの照明光を拡散させつつ前記リール部材へと導くように構成されていてもよい。光拡散溝がリール部材の回転方向に沿って複数形成されているので、高い光拡散効果を発揮して均一な照明を実現することができる。リール部材の回転方向に沿って形成された光拡散溝が、リール回転方向及びリール回転軸方向に照明光を拡散させるが、特にリール回転軸方向に高い光拡散効果を発揮する。したがって、装飾図柄が特に左右方向において高い均一性で照明されることとなる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、遊技機に用いられるリールユニットセットの装飾図柄を、光源の大型化や数量増加を避けつつ万遍なく均一に照明したり、特定の部分の照度を上げたりして意図通りの照明効率を実現することができる。また、装飾図柄の停止位置と照明光源による照明領域との位置精度を向上させることもできる。
[実施の形態]
<1.パチンコ機の構成の説明>
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図であり、図2は、図1に示すパチンコ機2の背面図である。このパチンコ機2は、遊技機枠ユニット3、遊技盤ユニット5、ガラス10、発射ユニット(不図示)、球皿14等を有している。発射ユニットは、1個ずつ遊技球23を遊技盤ユニット5に構成される遊技領域16に向けて発射可能に構成されている。
<1.パチンコ機の構成の説明>
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図であり、図2は、図1に示すパチンコ機2の背面図である。このパチンコ機2は、遊技機枠ユニット3、遊技盤ユニット5、ガラス10、発射ユニット(不図示)、球皿14等を有している。発射ユニットは、1個ずつ遊技球23を遊技盤ユニット5に構成される遊技領域16に向けて発射可能に構成されている。
パチンコ機2は、遊技者が後述する発射装置ハンドル15を操作することによって、遊技領域16に向けて球が発射ユニットによって発射され、球の流下による遊技が実現される。なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチンコ式スロットマシン(パチスロ)機、スロットマシン、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、リールの回転及び停止態様により当たりや外れを演出的に提示することのできるあらゆる遊技機が含まれる。
なお、パチンコ機においても、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等の種々のパチンコ機が概念できるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)を実現するいわゆる1種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技については後述する。
パチンコ機2の遊技機枠ユニット3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのものであり、このパチンコ機2の周囲側面及び前方を囲むように構成されている。遊技機枠ユニット3の内部側には、遊技盤ユニット5の他にも後述する各種制御基板や遊技球用の経路、及び遊技球の発射装置等各種機構部品が配置され、遊技機枠ユニット3によって周囲側面及び前方からのパチンコ機2内部側への不正アクセスが防止されるようになっている。
パチンコ機2の周囲を囲む外枠4、その内側に前方開閉可能にヒンジ22を介して揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する前枠9、前枠9の前方に前方開閉可能に揺動支持されガラス10及びその周囲を装飾する装飾部材32を保持するガラス枠12、を有して遊技機枠ユニット3が構成される。
ガラス10は、遊技機枠ユニット3内部側に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材である。ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。ガラス10は、2枚の透明平板ガラスで形成されてガラス枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に遊技球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者がガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
球皿14は、遊技者の持ち球を貯留するために前枠9の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上球皿14aと下球皿14bとを有している。上球皿14aは、球抜き部材14cを有して遊技盤6の下方、すなわちガラス枠12の下方部分に配置され、下球皿14bは、その上球皿14aの更に下方に配置されている。球皿14には、前枠9に装着された賞球払出装置60から払い出された遊技球23が導かれるように構成されている。
発射ユニット(図示せず)は、球送り装置(図示せず)によって球皿14の一部としての上球皿14aから発射位置に払い出された遊技球23を遊技領域16の上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、前枠9の下部に取り付けられており、発射位置の遊技球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネを有している。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面(遊技盤の表面)6a側の略中央に遊技役物としてのセンター役物7が配置された遊技盤6を有しており、その遊技盤面6aには多数の遊技釘27も配置されている。センター役物7の中央部近傍には、演出表示装置としてのリールユニットセット11が配置されている。リールユニットセット11は3つのリールユニット18〜20を有している。センター役物7の中央部には、開口部7dが形成されており、その開口部7dからリールユニット18〜20の一部が露出して遊技者に提示されるようになっている。このリールユニットセット11は、演出図柄変動(演出図柄回転)により遊技者に当たりや外れ等の演出表示を行い、興趣向上に寄与するものであるが、詳細な構造及び動作については後述する。
遊技盤6は、その表面側に遊技球23の流下による遊技を実現するための遊技領域16を構成するための盤状部材であり、遊技盤6を前方から遊技者にとって視認可能となるように遊技機枠ユニット3の一部としての前枠9に保持されている。
遊技盤6の表面には略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の外レール26aが遊技盤に対して立設するように配置されている。そして、レール飾り26の外レール26aによって画定され、外レール26aに面した略円形状の領域が遊技領域16となっている。レール飾り26の外側には、スピーカ8が取り付けられており、遊技状態等に応じた効果音が出力されるようになっている。
遊技釘27は、遊技領域16を流下する遊技球23と衝突してその流下方向を変更させる流下変更部材であり、多数が遊技領域16内に配置されている。また、遊技領域16には、普通入賞口(入賞領域)28、始動入賞口(入賞領域)29及び大入賞口(入賞領域)31等の入球部材及びアウト口30が配置されている。各入球部材には、入球した遊技球を検出する入賞口センサ25が設けられている。更に、遊技領域16には、ゲート33、風車34等が配置されており、流下する遊技球23が各入球部材に流入したり、ゲート33を通過したり、風車34を回転させたりすることによって、遊技球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
遊技盤6の裏面側には、パチンコ機2における種々の動作制御、表示制御を実行する遊技制御手段500が備えられている。遊技制御手段500は、パチンコ機2全体の動作制御を行うメイン制御基板(第1制御手段)100、メイン制御基板100からの制御要求信号や情報に基づいてリールユニットセット11の演出動作制御を行うサブ制御基板(第2制御手段)200を有している。メイン制御基板100はメイン制御基板ケース35内に収納され、サブ制御基板200はサブ制御基板ケース36内に収納されて、遊技盤6の裏面側に配置されている。なお、遊技制御手段としては、上記のメイン制御基板100、サブ制御基板200の他にも賞球払出装置60による賞球払出動作を制御する払出制御基板300、パチンコ機2の動作のための電源供給を制御する電源基板400等を有しているが、これらの説明については省略する。
また、パチンコ機2の背面には、複数のパチンコ機2が隣接して配置された遊技機島に設けられた遊技球循環装置(図示せず)から供給された遊技球23を一時的に貯留するための遊技球貯留タンク40と、遊技球貯留タンク40からの遊技球23が流入し、この遊技球23を1球ずつ通過させる賞球払出装置60とが設けられている。
賞球払出装置60から払い出された遊技球23は、賞球通路を通過して球皿14に導かれる。この賞球通路には、球皿に複数の遊技球が滞留した満杯状態を検出する満杯検出センサ(不図示)が設けられている。満杯検出センサが満杯状態を検出すると、賞球払出装置60による遊技球23の払出制御を制限する処理が実行されるように構成されている。
賞球払出装置60は、払出制御基板300によって駆動制御されるように構成されており、各種入賞口への遊技球23の入球や、カードユニットCを介した遊技球23の貸出し要求に応じて、ガラス枠12に装着された球皿14に向けて遊技球23を払い出すように構成されている。
具体的には、各入球部材に遊技球23が入球すると、入球部材に装着された入賞口センサによって遊技球23の通過が検知される。この検知信号がメイン制御基板100に送信され、これを受けてメイン制御基板100から払出制御基板300側に所定の払出コマンドが送信される。その結果、賞球払出装置60によって所定個数の遊技球(賞球)23が払い出される。また、カードユニットCを介して遊技者から遊技球の貸出し要求がなされると、この要求信号が払出制御基板300に送信される。その結果、賞球払出装置60によって所定個数の遊技球(貸し球)23が払い出される。
図柄変動遊技においては、始動入賞口29に遊技球23が入球すると、3つのリール部材46がモータ45によって回転駆動され、その後に3つのリール部材46が停止して、複数の図柄Zのうちのいずれかが、選択的に遊技者に対して提示される。図3は、遊技者に図柄Zが提示された状態を示す図である。本実施の形態においては、各リールごとに、各々3個ずつの図柄Zが提示され、提示領域Rにおいて合計9個の図柄提示が行われる。
図柄Zの停止制御は、遊技制御手段500による所定の抽選結果に基づいて行われる。すなわち、所定の抽選結果が当たりである場合には、図柄提示の5本のラインL1〜L5のうちの少なくともいずれか1本のラインに例えば、「7・7・7」等の所定の組合せの図柄Zが提示される。その場合、パチンコ機2は特別遊技状態となり、遊技者に利益が付与される。一方、所定の抽選結果が外れである場合には、5本のラインL1〜L5のいずれにも所定の図柄Zの組合せが提示されない。そして、その場合は、遊技者にも利益の付与がされないようになっている。
<2.リールユニットの構成の説明>
図4は、パチンコ機2の遊技盤6にリールユニットセット11が取り付けられた状態を示す斜視図である。図4においては、ルーター加工後の遊技盤6(遊技板ともいう)にリールユニットセット11のみが取り付けられたものを示し、センター役物7、普通入賞口(入賞領域)28、始動入賞口(入賞領域)29及び大入賞口(入賞領域)31等の入球部材及びアウト口30、レール飾り26等の遊技部品を省略している。リールユニットセット11は、遊技盤6の後方に配置されており、その一部(具体的には、リール周面)が前方から開口部7dを介して視認可能となるようになっている。
図4は、パチンコ機2の遊技盤6にリールユニットセット11が取り付けられた状態を示す斜視図である。図4においては、ルーター加工後の遊技盤6(遊技板ともいう)にリールユニットセット11のみが取り付けられたものを示し、センター役物7、普通入賞口(入賞領域)28、始動入賞口(入賞領域)29及び大入賞口(入賞領域)31等の入球部材及びアウト口30、レール飾り26等の遊技部品を省略している。リールユニットセット11は、遊技盤6の後方に配置されており、その一部(具体的には、リール周面)が前方から開口部7dを介して視認可能となるようになっている。
図5は、リールユニットセット11を部分的に分解して示す分解斜視図である。リールユニットセット11は、その前面側に、遊技盤6の裏面に取り付けるための取付部材11a、透光材料で形成されてリールユニット18〜20の前方を視認可能に覆う透明カバー11bを有している。その後方に、リールユニットセット11は、押え部材11cとベースカバー11dとで囲むように、3つのリールユニット18〜20を有して構成されている。
取付部材11aには上下左右に取付部材を遊技盤裏面に取り付けるための突片部11a1が適宜配置されており、遊技盤面6aとリールユニットセット11とが平行になるよう、かつ重量物体であるリールユニットセット11を確実に支持できるようになっている。また、突片部11a1にはボス11a2が形成されており、遊技盤6に形成された位置決め穴(不図示)に嵌入することで取付部材を遊技盤の所定位置に取付られるようになっている。
なお、取付部材11aには前方凹室11a3が全周囲に形成されており、遊技盤6後方に突出配置されるセンター飾り7の電飾部品や可動物との干渉を防止するようになっている。
透明カバー11bには、リールの外周形状よりやや大径のかまぼこ形状に構成されたリール透視窓11b1が形成されており、光の屈折によるリール周面の視認性低下を抑止するように構成される。なお、リール透視窓部以外には適宜着色・印刷加工を施してもよく、更に透視窓11b1にあっても、図柄の視認性を妨げない位置に(例えば、リールとリールとの間に)装飾用の印刷を施してもよい。このとき、後述する照明部材(主照明部材51,副照明部材52)等からの光が印刷面に漏れるように形成すれば、高い演出効果が期待できる。
押え部材11cは、ベースカバー11dに収容セットされたリールユニット18〜20、左端ブラケット43(詳細は後述)を前方から適正位置に支持するためのものであり、ベースカバー11dにリールユニット18〜20、左端ブラケット43が組み込まれた後に、リールユニット18〜20、左端ブラケット43に形成された位置決め部41b,43aと整合することにより、リールユニット18〜20、左端ブラケット43の前後の移動(及び上下、左右の微少移動)を規制する移動規制部11c1が各位置決め部41b、43aに対応して形成されている。
なお、本実施の形態では、押え部材11cをベースカバー11dに取り付けるための取付部11c2は、移動規制部11c1と異なる位置に設けられているが、移動規制部11c1と一体的に形成してもよい。
ベースカバー11dは、正面側にリールユニット18〜20及び左端ブラケット43を収容する収容凹室11d1、押え部材11cを取り付けるための位置決め取付部11d2、取付部材11aに取り付けるためのユニット取付部11d3が形成されると共に、正面視で収容凹室11d1の左側)に基板取付部11d4が設けられている。(図6も参照)
図6は、リールユニットセット11から取付部材11a、透明カバー11b、押え部材11c、リールユニット18,20を省略して示した斜視図である。
図6は、リールユニットセット11から取付部材11a、透明カバー11b、押え部材11c、リールユニット18,20を省略して示した斜視図である。
3つのリールユニット18〜20は、各々が有する第1モータブラケット(モータ保持ブラケット)41がベースカバー11dの凹室内に形成されたスリット42に挿入されている。そして、押え部材11cの移動規制部11c1が、前方からリールユニット18〜20の前方移動を規制するように保持すると共に、押え部材11cはベースカバー11dに対して固定されている。リールユニット18〜20を、ベースカバー11dにも押え部材11cにも固定する必要がないので、リールユニットセット11の組立工数の削減が可能である。
特に、ベースカバー11d、押え部材11cを型成型された樹脂により成型することにより、位置決めが正確になると共に、樹脂の弾性により微振動を吸収できるという効果が期待できる。
前方から見て最も左側のリールユニット18の更に左側には、後述するリールユニット18用の副照明部材を保持する金属製又は導電性の左端ブラケット43が、やはり最も左側のスリット42に挿入されて配置されている。この左端ブラケット43は金属板で形成されており、例えば、第1モータブラケット41と実質的に同じ部材(同一形状)が利用されてもよい。
図7は、リールユニットセット11を後方から見た斜視図である。リールユニットセット11の背面左側には、リールユニットセット11用の各種回路基板(リール基板)44が配置されている。このリール基板44は、例えば、サブ制御基板200とリールユニットセット11とを電気的に中継接続する中継基板や、リール部材46を回転及び停止させるモータ45(図10参照)を駆動するモータドライバ基板を含む。左端のリールユニット18のモータ45とリール基板44との間を遮蔽するように左端ブラケット43が配置されている。したがって、モータ45駆動によるリール基板44へのノイズ混入等の悪影響が金属製又は導電性の左端ブラケット43によって低減されるようになっている。
なお、ベースカバー11dの背面には、ベースカバー11dの収容凹室11d1の湾曲形状により生じた略三角状の上部空間に接続配線や回路基板等を収容保持可能とする側面視略逆L字状の後面カバー11eが取り付けられ、背面側に遊技盤と平行な面を形成している。なお、本実施の形態では、後面カバー11eの上面は大きく開口しており、放熱効果を妨げないように配慮している。
図8は、このリールユニットセット11が有するリールユニット19の外観斜視図であって、(a)は右斜め前方から見た図であり、(b)は左斜め前方から見た図である。図9は、リールユニット19の三面図であって、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図10は、リールユニット19を右斜め前方から見た分解斜視図である。図11は、リールユニット19を左斜め後方から見た分解斜視図である。本実施の形態においては、リールユニットセット11は、3つのリールユニット18〜20を、その回転軸Xを同軸とするように有している。3つのリールユニット18〜20は、回転軸X方向に並んで配列されている。なお、3つのリールユニット18〜20は、後述する副照明部材の配置に関して一部相違がある以外は略共通構成であるので、以下、リールユニット19について説明する。なお、相違点については追って詳細に説明する。
リールユニット19は、リール部材46、モータ45、リール保持部材47、第1モータブラケット41、第2モータブラケット(モータ保持ブラケット)41a、照明ユニット48を有して構成される。そして、照明ユニット48は、主照明ユニット480(リフレクタ49、レンズ50、主照明部材51)及び副照明部材52を有して構成される。本実施の形態においては、第1モータブラケット41及び第2モータブラケット41aが、モータ保持ブラケットを構成するが、もちろん、モータ保持ブラケットを第1と第2とに分けなくてもよい。しかしながら、これらを別構成にすることにより、リールの左右幅に対するモータの左右位置を整合させるために行われる深絞り加工の絞り幅を少なく構成することができ、寸法誤差の低減や加工時間の短縮等を図ることができる。
リール部材46は、透光性を有する略円環状(ドーナツ状)の部材であって、樹脂フィルム等を材料として形成される。リール部材46の周面46aには、図12にその展開図を例示するような図柄(装飾図柄)Zが複数形成されている。図12においては、3つのリールユニット18〜20に対応するように、3つの周面46aが示されている。
なお、本実施の形態では、リールの図柄以外の部分については、白色或いは着色インクによる印刷が施されており、光の透過率が低くなるようになっている。また、図柄Zについては、輪郭や主要部が適宜透光するように、透過性の高い有色インクや縮み印刷等がなされている。(詳細は後述する。)
モータ45は、リール部材46を回転及び停止させるための駆動手段であり、例えば、ステッピングモータが使用される。モータ45のモータ軸には、リール保持部材47が圧入又はネジ固定、キー固定等により固定されている(図10及び図11参照)。リール保持部材47は、リール部材46を保持するための基本となる部材である。リール保持部材47は、略円環状に構成された周縁部47aとモータ軸から等間隔で放射状に延びてモータ軸近傍と周縁部47aとを接続する放射保持部47bとを有して透光材料で形成されている。
モータ45は、リール部材46を回転及び停止させるための駆動手段であり、例えば、ステッピングモータが使用される。モータ45のモータ軸には、リール保持部材47が圧入又はネジ固定、キー固定等により固定されている(図10及び図11参照)。リール保持部材47は、リール部材46を保持するための基本となる部材である。リール保持部材47は、略円環状に構成された周縁部47aとモータ軸から等間隔で放射状に延びてモータ軸近傍と周縁部47aとを接続する放射保持部47bとを有して透光材料で形成されている。
なお、リール部材46とリール保持部材47とを一体成型し、周面に熱転写等により図柄を印刷して構成してもよい。
本実施の形態においては、放射保持部47bは、リール保持部材47の左側のみに配置されている。そして、リール部材46を介してリール部材46の右側端部にリール部材46と同一外径のリール補助部材47’が設けられているが、もちろんそれに限定されない。リール部材46は、周縁部47aに巻き付けられるように配置され、円周を形成する。この放射保持部47bには、検出片部材53が固定される。検出片部材53は、突設される検出片部53aを有しており、その検出片部53aが回転センサSEによって検出されることにより、リール部材46の回転の有無が検出されるようになっている。
なお、検出片部材53は、検出片部53aが形成された位置以外に図示のように90度ピッチで等間隔にベース部53bが形成されてリール回転時の加重が均等にかかるように構成されている。
第1モータブラケット41及び第2モータブラケット41aは、モータ45を保持するためにモータ45に固定される金属板である。
第1モータブラケット41は、前述したリールユニット19の位置決め(特に前方)を図る位置決め部41b、上下及び背面にベースカバー11dに形成された溝42に整合案内される端面部41c、第2モータブラケット41aの水平載置位置を正面視左側にオフセットするための膨出部41dが形成されており、膨出部41dには第2モータブラケット41aを固定する孔41d1が形成されている。
第2モータブラケット41aはモータベースとして機能させるものであり、金属板に穴あけ加工を施した後、モータ45を囲うように折り曲げ形成して図示のように構成されている。
第2モータブラケット41aには、平板状のモータ載置面41a1、後述する遮蔽部材54を固定する遮蔽部材固定部41a2、照明ユニット48を取り付ける照明ユニット取付部41a3、ワイヤークランプを支持可能な開口部41a4がそれぞれ図示の位置に形成されている。また、モータ載置面41a1にはモータ45と第1モータブラケット41とを共締めするための固定孔41a11が前述した第1モータブラケット41の孔41d1と整合する位置に設けられている。なお、開口部41a4とワイヤークランプ(不図示)によりモータ45の配線や、後述する回転センサSEからの配線を結束して配線とリールとの干渉を簡便に防止できる。第2モータブラケット41aの遮蔽部材固定部41a2には、遮蔽部材54が固定されている。
遮蔽部材54は、正面視右側に形成されて副照明部材52を第2モータブラケット41aと平行に取り付ける副照明取付面部54b、前面側に左右方向に幅広とされた遮光壁54aを有しており、この遮光壁54aがリール保持部材47の周縁部47aと協働して後述する主照明部材51や副照明部材52が前方から遊技者に視認されてしまうのを防止している。したがって、主照明部材51及び副照明部材52は、遮光壁54aの後方位置に配置されている。
図13及び図14は、リールユニット19をリール部材46部分とモータブラケット(41,41a)部分とに分解した分解斜視図である。図13はリールユニット19を右斜め前方から見た図であり、図14は左斜め前方から見た図である。前述のとおり、リールユニット19において、モータ45のモータ軸にリール保持部材47が固定され、第2モータブラケット41aに遮光部材54及び照明ユニット48が取り付けられている。図15は、リールユニット19のリフレクタ49近傍における水平断面図である。図15において、主照明部材51、副照明部材51、遮蔽部材54をハッチングで示している。
遮蔽部材54の正面視右側に形成された副照明取付面部54bには副照明部材52が取り付けられている。詳細は後述するが、副照明部材52は、回路基板52aと複数のLED52bとを有しており、各LED52bは光源を側方に向けるように回路基板52aに設けられている。なお、副照明部材52は、リールユニット19でなく、右側に隣接するリールユニット20の図柄Zを照明するためのものである。また、リフレクタ49を介してリールユニット19の図柄Zを照明するための主照明部材51が遮蔽部材54の左面側に位置するように配置されている。
リールユニット18は、リールユニットセット11の中で最も左側のリールユニット18であるので、その更に左側にリールユニットがない。したがって、リールユニット18用の副照明部材52は、左端ブラケット43に取り付けられている。また、リールユニット20は、リールユニットセット11の中で最も右側のリールユニット18であるので、その更に右側にリールユニットがない。したがって、リールユニット20は、副照明部材52を有していない。
図16は、照明ユニット48の全体の構成配置を示す配置図である。この図においては、リールユニット19の主照明ユニット480(リフレクタ49、レンズ50、主照明部材51)とリールユニット18に取り付けられたリールユニット19用の副照明部材52とが図示されている。図17は、レンズ50の一部及び副照明部材52の図示を省略した照明ユニット48の図であって、(a)は右斜め前方から見た斜視図であり、(b)は右側面図である。図18は、レンズ50の一部及び副照明部材52の図示を省略した照明ユニット48の図であって、(a)は左斜め前方から見た斜視図であり、(b)は左側面図である。図17及び図18においては、3つの区画室49aに各々対応するレンズ50のうち最上部のレンズ50の図示が省略されている。
主照明ユニット480は、リフレクタ49を基体として、レンズ50、主照明部材51、回転センサSEが一体的に組み付けられることで構成され、第2モータブラケット41aの照明ユニット取付部41a3に取り付けられることで、リール部材46の内周側、すなわち、リール保持部材47の内部空間に位置するように配置される。
より具体的には、レンズ50を挟持するようにリフレクタ49と主照明部材51とが組み付けられる。そして、レンズ50からの照明光がリール部材周面46aの図柄Zを後方から前方へと照明するようになっている。詳細は後述するが、リフレクタ49には、3つの区画室が形成されており、各々の区画室が、提示領域R内に停止した場合の上下3つの図柄Zの停止位置に対応している。
図19は、リフレクタ49の外観斜視図である。(a)は右斜め前方から見た図であり、(b)は左斜め前方から見た図である。リフレクタ49は、リールユニット19が有する主照明部材51及びリールユニット18が有するリールユニット19用の副照明部材52からの照明光を、反射/拡散させてリール部材46へと導き、図柄Zを背面側から照明するためのものである。リフレクタ49は、リール部材46の内部空間であって、遊技者に提示する図柄Zの後方に配置され、リール部材46の形状に合わせて上下に円弧形状を呈している。
リフレクタ49は、光の反射効率を高めるために、本実施の形態においては白色とされている。リフレクタ49は、3つの区画室49aを有している。各区画室49aは、リブ49bによって上下方向に分割されている。区画室49aの左右方向は主照明部材51及び副照明部材52からの照明光を区画室49a内に導くために、側方開口49cとされている。区画室49aの前方は、照明光をリール部材46に向けて導くために開口49gとされている。この開口49gにレンズ50が取り付けられる。
リブ49bは、略台形状の断面を有しており、遮光壁及びレンズの支持部として機能している。すなわち、1つの区画室49a内に入光した照明光が隣接する区画室49aへの漏洩するのを防止している。しかしながら、リフレクタ49の前方に配置されるレンズ50の後面側との間に、僅かな隙間が形成されるように、一部が一段低く形成されている(段差部49d)。これは、区画室49a同士を完全に遮光してしまうと、リブ49bの影が前方に投影されて遊技者に視認されてしまうからである。リブ49bの影の発生を防止すべく、若干の光の漏洩を許容する趣旨でリブ49bの一部に段差部49dを形成している。
区画室49aの後面49eは、右方向(すなわち、主照明部材51方向)に向けて下がり傾斜している。下がり傾斜とは、すなわち、全体として後方に傾斜していることを意味し、より正確にはリールの回転軸Xに近づくように傾斜している。それにより、主照明部材51からの照明光の減衰量に併せて均一的な光量が前方、すなわちレンズ50方向に反射されるようになっており、副照明部材52側の光はよりレンズに近い位置で前方に反射するようになる。
このように本実施例では、区画室49aの形状は、主照明部材51からの光を効率的に前方に照射することを主眼に形成されている。
リフレクタ49は、更に回転センサ取付部49fを有している。回転センサSEは、リール部材46の回転の有無及び回転角度位置を検出するためのもので、検出片部53aの通過を検出する。したがって、回転センサSEの取付位置精度は、遊技者に提示する図柄Zの停止位置精度にとって重要なファクターとなる。本実施の形態においては、回転センサSEを取り付ける回転センサ取付部49fがリフレクタ49に形成されているので、図柄Zが停止する位置とリフレクタ49の各区画室49aとの位置関係を高精度なものとすることができる。したがって、図柄Zに対して位置制度のよい照明領域を設定することができ、均一照明にも寄与することができる。なお、リフレクタ49が第2モータブラケット41aに取り付けられているので、モータ45、リフレクタ49、回転センサSE間の位置精度を高精度なものとすることができる。
図20は、レンズ50の外観斜視図である。(a)は前面側を示し、(b)は裏面側を示している。レンズ50は、開口49gとリール部材46との間に配置され、透光性を有して区画室49aからの照明光をリール部材46へと導いている。レンズ50の裏面には、光拡散部として機能する凹凸溝50aが左右傾斜面状に形成されている。この凹凸溝50aは、上下方向(すなわち、リールの回転方向)に沿って所定ピッチで溝が形成されたものであって、照明光をリール部材46側へ導く際に拡散(特に、左右方向へ拡散)する機能を発揮する。より具体的には、主照明部材51から直接レンズに到達した光は凹凸溝50aの正面視右側の傾斜面から入光し、副照明部材52から直接レンズに到達した光は凹凸溝50aの正面視左側の傾斜面から入光する。更に、リフレクタから反射した光は左右の傾斜面からレンズに入光するため、各傾斜面に対し2方向からの光が効率的にレンズに屈折した状態で入光し、レンズ内で乱反射することになる。
したがって、主照明部材51や副照明部材52からの照明光は、レンズ50を介することによって万遍なく図柄Zに照射されることとなる。
なお、光拡散部は、本実施の形態のように上下方向に沿って形成された凹凸溝に限定されるものではない。照明光を拡散する機能を発揮する各種構成を含む趣旨であり、例えば、左右方向の凹凸溝、すりガラス状の粗面、レンズ50の乳白色化等も光拡散部として機能し得る。
レンズ50は、リフレクタ49の3つの区画室49aに各々対応して、1つのリールユニット19に対して3つ取り付けられている。レンズ50は、リフレクタ49に固定されるのでなく、リフレクタ49と主照明部材51を構成する主照明基板51bとによって挟持される構造となっている。具体的には、レンズ50の裏面左側上下端に形成されたフック50bがリフレクタ49の係合部49hに係合され、レンズ50の右側に形成されたボス50cが主照明基板51bの位置決め孔51dに挿入されている。それにより、主照明基板51bをリフレクタ49にネジ固定するだけで、レンズ50の取付が完了する。したがって、組立作業が非常に簡易となる。また、リフレクタ49がレンズ50とも主照明基板51bとも直接接触しているので、これら3つの部材の相互位置精度を向上させることができる。しかもリフレクタ49は、遮光部材54を介して第2モータブラケット41aに取り付けられているので、リフレクタ49、レンズ50、主制御基板51b、モータ45相互の位置精度を向上させることができる。
レンズ50の右側面には、側壁部50dが後方に突設されている。この側壁部50dは透光性を有しており、かつ、内面50eは光反射機能を有している。そして、リフレクタ49の右側(すなわち、主照明部材51側)の側方開口49cを塞いでいる。側壁部50dは透光性を有しているので、主照明部材51からの照明光は、側壁部50dを透過してリフレクタ49の区画室49a内部に入光するようになっている。
一方、レンズ50の左側面には側壁部が形成されておらず、リフレクタ49の左側の側方開口49cは塞がれていない。したがって、リールユニット18側の副照明部材52からの照明光は、そのまま区画室49a内部へと入光する。副照明部材52からの照明光は、側壁部50dの内面50eによって反射されるようになっているので、側壁部50dを透過して区画室49a外へと出射することが防止され、効率よく図柄Zの照明に用いられている。
なお、レンズ50の外形形状における各稜線や頂点には、面取り加工やR形状化が殆どされておらず、なるべく角のままとされている。もちろん微視的には多少の面取やR、ダレ等が存在する場合があるが、それらは極力小さくされている。それにより、稜線や頂点における照度の低下や影の発生を防止しており、その結果、図柄Zの周縁近傍に亘ってまで均一な照明が実現されている。
図21は、照明部材51,52の外観図であって、(a)は主照明部材51を左斜め前方から見た図であり、(b)は副照明部材52を右斜め前方から見た図である。主照明部材51は、主照明基板51bの左側表面51aに複数のLED(主発光素子)51cを実装して構成される。LED51cは、本実施の形態においては、各区画室49aに対応して2個ずつ、合計6個が実装されている。また、左側表面51aは高反射率面とされ、本実施の形態においては、白色レジストが形成されている。
副照明部材52は、主照明基板52bの右側表面52aに複数のLED(副発光素子)52cを実装して構成される。LED52cは、本実施の形態においては、各区画室49aに対応して2個ずつ、合計6個が実装されている。また、右側表面52aは高反射率面とされ、本実施の形態においては、白色レジストが形成されている。
LED51c及びLED52cは、区画室49aの形状に合わせて、上下に円弧形状となるような位置に配置されている。そして、LED51c及びLED52cは、回転軸X方向において、リール保持部材47の周縁部47aと重複しない位置に配置されている。より具体的には、LED51c及びLED52cは、周縁部47aよりも内周側の位置に配置されている。したがって、LED51c及びLED52cからの照明光は、周縁部47aを透過して減衰したりすることなく、効率よく区画室49a内へと入光する。
更に、本実施の形態においては、LED52c側にリール保持部材47の放射保持部47bが配置されている。図柄Zが各区画室49aに対応する位置で、遊技者に提示されるように停止した場合に、6個のLED52cのいずれもが、回転軸X方向において放射保持部47bと重複しないように配置されている。そのため、図柄Zが停止した際に、LED52cからの照明光が放射保持部47bを透過して減衰したりすることなく、効率よく区画室49a内へと入光する。
なお、リール保持部材47の周縁部47aを内径方向に大きく形成して回転軸X方向において、LED52cと周縁部47aとを重複する位置に配置することも考えられる。このように構成すれば、LED52cからの照明光が周縁部47aを透過して区画室49aへと入光することとなるが、放射保持部47bが周縁部47の内側と連結することになるためリール保持部材47の回転中においてもLED52cからの照明光が放射保持部47bを透過することがない。したがって、照明光の減衰というデメリットはあるものの、リール回転中の光量のゆらぎやバラツキの一層の低減に寄与することができる。また、放射保持部47bとLED52cとの位置関係などの考慮を行わずに設計可能となる。
<3.照明ユニットの構成の説明>
図22は、リールユニット19の照明ユニット48におけるリフレクタ49近傍を正面から見た模式図である。図22においては、要部構成のみを図示しており、一部を省略している。図22において、LED51c及びLED52cからの照明光の照射範囲Oを破線で示している。照射範囲Oは、実質的にLEDからの光量分布のすべてを含む領域である。本実施の形態においては、各LED51c,52cの照射範囲Oは、すべてリフレクタ49の各区画室49aに入光するようにLEDの位置やリフレクタ49からの距離が設定されている。それにより、光量を無駄にすることなく、多くの照明光を図柄Zの照明に利用している。
図22は、リールユニット19の照明ユニット48におけるリフレクタ49近傍を正面から見た模式図である。図22においては、要部構成のみを図示しており、一部を省略している。図22において、LED51c及びLED52cからの照明光の照射範囲Oを破線で示している。照射範囲Oは、実質的にLEDからの光量分布のすべてを含む領域である。本実施の形態においては、各LED51c,52cの照射範囲Oは、すべてリフレクタ49の各区画室49aに入光するようにLEDの位置やリフレクタ49からの距離が設定されている。それにより、光量を無駄にすることなく、多くの照明光を図柄Zの照明に利用している。
図22に示すように、主照明部材51とリフレクタ49の右端部との距離と副照明部材52とリフレクタ49の左端部との距離は異なっている。これは、いずれのLEDの光をより強くリフレクタ49内に入光させるかに応じて、また、各LEDの照射範囲の大小に応じて適宜設定されるものである。本実施の形態においては、主照明部材51の方が、副照明部材52よりもリフレクタ49に近い位置に配置されている。
図23は、リールユニット19における3つの区画室49aのうち、真ん中の区画室49a部分を模式的に拡大した拡大図である。LED51cとLED52cとは、上下方向において異なる位置に配置されている。すなわち、水平面上において、LED52cは上下2つのLED51cの間に配置されている。それにより、区画室49a内での上下位置における光量のバラツキが低減されている。また、LED51cからの照明光の照射範囲OとLED52cからの照明光の照射範囲Oとが、区画室49aの略中央部近傍において重複しており、重複照明領域Wを形成している。この重複照明領域Wは、両側からのLED光が重複する部分であって、他の部分よりも比較的照度が高くなる部分である。
区画室49aの略中央部近傍に重複照明領域Wが設定されることで、停止した状態の図柄Zの略中央近傍を周囲よりも比較的明るく照明することができる。もちろん、この重複照明領域Wを中央部近傍でなく、適宜他の位置に設定することも可能である。また、図柄Zにおいては、図柄の一部を特に目立たせたいような場合に、その部分の透過率が他の部分よりも高くなるように、いわゆる縮み印刷が施される場合がある。この縮み印刷の部分が、重複照明領域Wに含まれるように、LED51c,52cの配置を設定すれば、図柄Zのうち縮印刷部近傍を明るく目立たせることができる。
<4.照明ユニットの発光制御の説明>
以上、リールユニットセット11について説明したが、本発明の主体となっている照明ユニット48についての制御を簡潔に説明する。
以上、リールユニットセット11について説明したが、本発明の主体となっている照明ユニット48についての制御を簡潔に説明する。
照明ユニット48はリールユニット18〜20、特に図柄Zを明るく照明することが第一の目的であるが、本実施の形態では、これ以外にパチンコ機2における予告演出や大当たり中等の演出効果を図る装置としても機能している。
例えば、図柄Zの回転変動中や回転開始前に照明ユニット48の発光色を信頼度に応じて表示する。より具体的には、当該変動で遊技制御手段500による所定の抽選結果が当たりである場合には、発光色を7色に時系列的に変化させ、図柄Zがリーチ態様となる場合には発光色を青色や黄色に変化させ、今後行われる図柄変動が当たりとなる期待感の高いものである場合には、黄色や緑色等に発光色を変化させる制御を行うことで、遊技者に信頼度を示唆する。
また、大当たり中の演出として、ラウンド間には照明ユニット48を点滅表示させ、特別遊技の進行に応じて、発光色を変化させるような制御を行うこともできる。特に本実施の形態の照明ユニット48では、各図柄Z間について図柄Zごとに区画照明が可能とされている上に、区画間に影を構築し難い配慮がなされているので、列ごと(上部2灯、中央2灯、下部2灯)のLED51c,52cを図柄Zの回転変動に合せて段階的にかつ上方から下方に流れるように発色を変化させることで、非常に見栄えの良い電飾演出を実現することが可能となっている。また、左右の照明色を異なるように発色させて、上下だけでなく、左右へのグラデーション演出を実行することも可能である。
なお、照明ユニット48の発光制御については、上記したものに限らず一般的にバックライト演出と言われる各種のランプ演出を採用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが実施の形態における構成のポイントを以下に列挙する。
本実施の形態では、リフレクタ49、レンズ50、主照明部材51は、一体的に組み付けられて第2モータブラケット41aに取り付けられている。その第2モータブラケット41aがモータ45に取り付けられているので、第2モータブラケット41aを介してモータ45とリフレクタ49、レンズ50、主照明部材51との高精度な位置決めが実現している。
本実施の形態においては、回転センサSEを取り付ける回転センサ取付部49fがリフレクタ49に形成されているので、図柄Zが停止する位置とリフレクタ49の各区画室49aとの位置関係を高精度なものとすることができる。したがって、図柄Zに対して位置制度のよい照明領域を設定することができ、均一照明にも寄与することができる。なお、リフレクタ49が第2モータブラケット41aに取り付けられているので、モータ45、リフレクタ49、回転センサSE間の位置精度を高精度なものとすることができる。
本実施の形態においては、主照明基板51bをリフレクタ49にネジ固定するだけで、レンズ50の取付が完了するようになっているので、組立作業が非常に簡易となる。また、リフレクタ49がレンズ50とも主照明基板51bとも直接接触しているので、これら3つの部材の相互位置精度を向上させることができる。しかもリフレクタ49は、遮光部材54を介して第2モータブラケット41aに取り付けられているので、リフレクタ49、レンズ50、主制御基板51b、モータ45相互の位置精度を向上させることができる。
本実施の形態においては、主照明基板51bからの光を効率的に前方照射するような区画室49aの形状設定がなされているので、一体組み付けされる主照明ユニット480による中心的な照明光と、副照明部材52からの補完的な照明光とでバランスの良い照明ユニットが実現可能となっている。
本実施の形態においては、図柄Zが各区画室49aに対応する位置で、遊技者に提示されるように停止した場合に、6個のLED52cのいずれもが、回転軸X方向において放射保持部47bと重複しないように配置されているので、図柄Zが停止した際に、LED52cからの照明光が放射保持部47bを透過して減衰したりすることなく、効率よく区画室49a内へと入光する。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、以下では、実施例中で説明しなかった部分的変更例について列挙説明する。
本実施の形態では、主照明部材51、副照明部材52のLED51c,52cの高さ位置を水平面上において異なる高さ位置とし、LED51cとLED52cとに、相互に照度を補完し合う役割を付与した。それにより、LEDの総数量低減に寄与したが、もちろん、LED51c,52cを同じ高さに配置することも可能である。LED51c,52cを上下方向において同位置に配置することにより、図柄Zの照明強度が上下に波打つような演出を実現することができ、照明強度のゆらぎを積極的に利用した斬新な演出を可能とする。
本実施の形態では、主照明部材51の回路基板の左側表面51a(図21(a)参照)、すなわち、リールユニット19のリフレクタ49を向く面、及び副照明部材52の回路基板の右側表面52a(図21(b)参照)、すなわち、リールユニット20のリフレクタ49を向く面を白色レジスト加工により高反射率面としたが、高反射率面は、白色シルク印刷を全体的に施すことで形成することもできる。この場合には、部品番号表示等は反対面側に表示するか、抜き文字により表示すればよい。これにより比較的安価で高反射率面を形成することができる。
本実施の形態では、パチンコ機に搭載した例を示したが、スロットマシンやメダル遊技機の演出装置としてリールユニットセットを用いた遊技機に採用することも可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本明細書で提示した実施の形態の一部を適宜選択取捨してもよいことは勿論のこと、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
C:カードユニット
L1〜L5:ライン
O:照射範囲
R:提示領域
SE:回転センサ
X:回転軸
W:重複照明領域
Z:図柄(装飾図柄)
2:パチンコ機(遊技機)
3:遊技機枠ユニット
4:外枠
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:遊技盤面(遊技盤の表面)
7:センター役物
7d:開口部
8:スピーカ
9:前枠
10:ガラス
11:リールユニットセット(演出表示装置)
11a:取付部材
11a1:突片部
11a2:ボス
11a3:前方凹室
11b:透明カバー
11b1:透視窓
11c:押え部材
11c1:移動規制部
11c2:取付部
11d:ベースカバー
11d1:収納凹室
11d2:位置決め取付部
11d3:ユニット取付部
11d4:基板取付部
11e:後面カバー
12:ガラス枠
14:球皿
14a:上球皿
14b:下球皿
14c:球抜き部材
15:発射装置ハンドル
16:遊技領域
17:特別図柄
18〜20:リールユニット
22:ヒンジ
23:遊技球
26:レール飾り
26a:外レール
27:遊技釘
28:普通入賞口(入賞領域)
29:始動入賞口(入賞領域)
30:アウト口
31:大入賞口(入賞領域)
32:装飾部材
33:ゲート
34:風車
35:メイン制御基板ケース
36:サブ制御基板ケース
40:遊技球貯留タンク
41:第1モータブラケット(モータ保持ブラケット)
41a:第2モータブラケット(モータ保持ブラケット)
41a1:モータ載置面
41a11:固定孔
41a2:遮蔽部材固定部
41a3:照明ユニット取付部
41a4:開口部
41b:位置決め部
41d1:孔
42:スリット
43:左端ブラケット
43a:位置決め部
44:リール基板
45:モータ
46:リール部材
46a:周面
47:リール保持部材
47’リール補助部材
47a:周縁部
47b:放射保持部
48:照明ユニット
49:リフレクタ
49a:区画室
49b:リブ
49c:側方開口
49d:段差部
49e:後面
49f:回転センサ取付部
49g:開口
49h:係合部
50:レンズ
50a:凹凸溝(光拡散部)
50b:フック
50c:ボス
50d:側壁部
50e:内面
51:主照明部材
51a:左側表面
51b:主照明基板
51c:LED(主発光素子)
51d:位置決め孔
52:副照明部材
52a:右側表面
52b:副照明基板
52c:LED(副発光素子)
53:検出片部材
53a:検出片部
53b:ベース部
54:遮蔽部材
54a:遮光壁
54b:副照明取付面部
55:ビス
60:賞球払出装置
100:メイン制御基板(第1制御手段)
200:サブ制御基板(第2制御手段)
300:払出制御基板
400:電源基板
480:主照明ユニット
500:遊技制御手段
L1〜L5:ライン
O:照射範囲
R:提示領域
SE:回転センサ
X:回転軸
W:重複照明領域
Z:図柄(装飾図柄)
2:パチンコ機(遊技機)
3:遊技機枠ユニット
4:外枠
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:遊技盤面(遊技盤の表面)
7:センター役物
7d:開口部
8:スピーカ
9:前枠
10:ガラス
11:リールユニットセット(演出表示装置)
11a:取付部材
11a1:突片部
11a2:ボス
11a3:前方凹室
11b:透明カバー
11b1:透視窓
11c:押え部材
11c1:移動規制部
11c2:取付部
11d:ベースカバー
11d1:収納凹室
11d2:位置決め取付部
11d3:ユニット取付部
11d4:基板取付部
11e:後面カバー
12:ガラス枠
14:球皿
14a:上球皿
14b:下球皿
14c:球抜き部材
15:発射装置ハンドル
16:遊技領域
17:特別図柄
18〜20:リールユニット
22:ヒンジ
23:遊技球
26:レール飾り
26a:外レール
27:遊技釘
28:普通入賞口(入賞領域)
29:始動入賞口(入賞領域)
30:アウト口
31:大入賞口(入賞領域)
32:装飾部材
33:ゲート
34:風車
35:メイン制御基板ケース
36:サブ制御基板ケース
40:遊技球貯留タンク
41:第1モータブラケット(モータ保持ブラケット)
41a:第2モータブラケット(モータ保持ブラケット)
41a1:モータ載置面
41a11:固定孔
41a2:遮蔽部材固定部
41a3:照明ユニット取付部
41a4:開口部
41b:位置決め部
41d1:孔
42:スリット
43:左端ブラケット
43a:位置決め部
44:リール基板
45:モータ
46:リール部材
46a:周面
47:リール保持部材
47’リール補助部材
47a:周縁部
47b:放射保持部
48:照明ユニット
49:リフレクタ
49a:区画室
49b:リブ
49c:側方開口
49d:段差部
49e:後面
49f:回転センサ取付部
49g:開口
49h:係合部
50:レンズ
50a:凹凸溝(光拡散部)
50b:フック
50c:ボス
50d:側壁部
50e:内面
51:主照明部材
51a:左側表面
51b:主照明基板
51c:LED(主発光素子)
51d:位置決め孔
52:副照明部材
52a:右側表面
52b:副照明基板
52c:LED(副発光素子)
53:検出片部材
53a:検出片部
53b:ベース部
54:遮蔽部材
54a:遮光壁
54b:副照明取付面部
55:ビス
60:賞球払出装置
100:メイン制御基板(第1制御手段)
200:サブ制御基板(第2制御手段)
300:払出制御基板
400:電源基板
480:主照明ユニット
500:遊技制御手段
Claims (3)
- 周面に装飾図柄が配置されて透光性を有するリール部材と、
該リール部材を回転及び停止させるモータと、
該モータのモータ軸に固定されて前記リール部材を保持するリール保持部材と、
該モータを保持するために該モータに固定されるモータ保持ブラケットと、
前記リール部材を照明光により照明するための照明ユニットと、を有するリールユニットを、前記リール部材の回転軸を同軸にして該回転軸方向に複数備えたリールユニットセットであって、
前記照明ユニットは、
区画壁で仕切られて一部が開口された複数の区画室を有して前記照明光を該区画室内で反射及び/又は拡散することにより、該照明光を前記開口を介して前記リール部材に向けて導くリフレクタと、
透光性を有して前記開口と前記リール部材との間に配置され、かつ前記開口側の面に光拡散部が形成されて、前記開口からの前記照明光を拡散させつつ前記リール部材へと導くレンズと、
前記リフレクタの各区画室内に前記照明光を入射する主照明部材及び副照明部材と、
該主照明部材の正面からの視認を不可能又は困難とするために該主照明部材の前方を覆う遮蔽部材と、
を有し、
前記主照明部材は、各区画室内に向けて前記照明光を発光する複数の主発光素子とその複数の主発光素子を表面に実装する主照明基板とを有し、
前記副照明部材は、各区画室内に向けて前記照明光を発光する複数の副発光素子とその複数の副発光素子を表面に実装する副照明基板とを有し、
一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための主照明基板が該一のリールユニットにおけるリフレクタに取り付けられると共に、該一のリールユニットにおけるリール部材を照明するための副照明部材が該一のリールユニットに隣接する他のリールユニットにおける遮蔽部材に取り付けられる、リールユニットセット。 - 前記主発光素子と前記副発光素子とは、実質的に前記回転軸方向に沿って互いに逆方向から前記リフレクタの区画室内に向けて前記照明光を発光し、かつ、前記区画室内において前記レンズと対向する背面は、前記主照明部材側に向けて傾斜しており、
前記レンズは、前記主発光素子と前記区画室との間に側壁部を有すると共に前記副発光素子と該区画室との間に側壁部を有することなく側方開口を形成し、かつ、
前記側壁部が、前記主発光素子からの照明光を透過させる機能と前記副発光素子からの照明光を反射する機能とを有する、請求項1に記載のリールユニットセット。 - 前記リフレクタと前記レンズと前記主照明基板との取付け状態において、
前記リフレクタは前記レンズとも前記主照明基板とも直接接触しており、
前記レンズと前記リフレクタとの接触を維持しつつ前記リフレクタと前記主照明基板とで前記レンズを挟持した状態で前記リフレクタに対して前記主照明基板が固定されており、かつ、
前記リフレクタが、
前記リール保持部材の回転を検出する回転センサを取り付けるための回転センサ取付部を有すると共に前記モータ保持ブラケットに取り付けられている、請求項1又は請求項2に記載のリールユニットセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010239090A JP2012090696A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | リールユニットセット |
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JP2010239090A JP2012090696A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | リールユニットセット |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010239090A Withdrawn JP2012090696A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | リールユニットセット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018143386A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019080694A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2010
- 2010-10-25 JP JP2010239090A patent/JP2012090696A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018143386A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2019080694A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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