JP2019062331A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用品でない部品がアンテナとして機能する無線機能付き電子機器を提供する。【解決手段】無線機能付き電子機器10は、無線通信する無線部60を備え、当該電子機器10の筐体部20の外枠内に配置され、当該電子機器10の状態を切り替えるためにユーザー操作により移動可能なスイッチ部70を有している。電子機器10において、スイッチ部70が、無線部60による無線通信のためのアンテナ61として機能する。【選択図】図3C

Description

本発明は、無線機能付き電子機器に関する。
例えば特許文献1は、携帯端末筐体と、板状のアンテナ素子と、アンテナ素子を収納し、携帯端末筐体に対して携帯端末筐体の外部に向かってスライド自在に伸張するアンテナ収納部とを有する携帯端末用アンテナ装置を開示している。
特開2008−011270号公報
特許文献1に開示されている携帯端末用アンテナ装置では、アンテナとしての機能を有する専用の部品がある。
本発明は、専用品でない部品がアンテナとして機能する無線機能付き電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、無線部を備える、無線機能付き電子機器であって、当該電子機器の状態を切り替えるためにユーザー操作により移動可能なスイッチ部を具備し、前記スイッチ部が、前記無線部による無線通信のためのアンテナとして機能する、電子機器である。
本発明によれば、専用品でない部品がアンテナとして機能する無線機能付き電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る無線機能付き電子機器の一例を示す平面図である。 図1Aに示される電子機器を示す正面図である。 電子機器の構成の一例を示すブロック図である。 電子機器のOFF状態における、筐体部の内部に配置された部材同士の位置関係を示す図である。 図3Aに示されるスイッチ部周辺を示す拡大図である。 電子機器のON状態における、スイッチ部周辺を示す拡大図である。 図3Cに示されるスイッチ部周辺を示す図である。 スイッチ部の構成の一例を示す平面図である。 図4Aに示されるスイッチ部を示す正面図である。 スイッチ部の構成の他の例を示す断面図である。 スイッチ部の構成のさらなる他の例を示す、本体部周辺の断面図である。 図4Dに示される4E−4E線における断面図である。 無線通信の無線感度検出の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、一部の図面では明瞭化のために部材の一部を省略して示している。
本実施形態における電子機器10は、例えば、無線機能を有する小型のウェアラブルデバイスである。ウェアラブルデバイスは、人が衣服のベルト周辺などに不図示のクリップで装着可能なウェアラブルセンサであってよい。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る無線機能付き電子機器10の一例を示す平面図である。図1Bは、図1Aに示される電子機器10を示す正面図である。電子機器10は、筐体部20を有している。筐体部20は、下側ケース21と、下側ケース21を覆う上側ケース23とを有している。上側ケース23は、後述するスイッチ部70が配置される凹部23aを有している。凹部23aは、筐体部20の外周面からその内部に向かって窪んで形成されている。凹部23aの底部23dには、筐体部20の肉厚部24を貫通する貫通孔23bが設けられており、貫通孔23bを通じて筐体部20の内外が連通している(図3B参照)。また、筐体部20は、樹脂製の外側ケース20aと金属製の内側ケース20bとを含む(図3B及び図3C参照)。
筐体部20の凹部23aには、ON提示部130aが設けられている(図3C及び図3D参照)。ON提示部130aは、電子機器10がON状態であること、つまり後述する電源部50がONとなっていることをユーザーに提示するために設けられており、例えば、外部に露出可能な「ON」の文字を含む。ON提示部130aは、文字に限定されず、イラスト又は色など、電子機器10の状態を識別できる提示であればよい。
次に、筐体部20に収容された電子機器10の構成について説明する。
図2は、電子機器10の構成の一例を示すブロック図である。電子機器10は、センサ部30と、記憶部40と、電源部50と、無線部60と、操作部75と、制御部80とを有している。また、電子機器10は、電源部50の後述するスイッチ51が搭載された回路基板90と、半田付け部100によって回路基板90に電気的に接続された保持部材110とを有している(図3A参照)。
センサ部30は、例えば、電子機器10の加速度を検出する加速度センサ31と、電子機器10の角速度を検出する角速度センサ33と、地磁気を検出する地磁気センサ35とを有している。センサ部30は、これらセンサ31,33,35の検出したデータに基づいて、例えば電子機器10の姿勢を、これを装着した人の動きの情報として取得する。センサ部30は、これ以外のセンサ、例えば、温度センサ、気圧センサ、GPSセンサなどを有してもよく、各種センサ情報を取得可能である。
記憶部40は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであってよく、制御部80が動作するために必要な各種プログラムや各種データなどを記憶している。
電源部50は、スイッチ51と、充電池53と、不図示の電源回路とを有している。スイッチ51は、例えば、電力の供給の開始又は停止のためにスイッチ部70によってON又はOFFされるプッシュタイプのスイッチである。充電池53は、例えばUSBケーブルを介して外部から充電可能である。充電池53に代わって、一次電池であってもよい。電源回路は、回路基板90に電気的に接続され、充電池53から電子機器10の各部に電力を供給する。スイッチ51がONとなった際に、電源部50は、回路基板90を介して電子機器10の各部に電力を供給する。
スイッチ部70は、電源ON/OFF切り替え操作用のスイッチである。電源ON/OFF切り替え操作は、電源部50をONにして電子機器10を起動させるための操作と、電源部50をOFFにして電子機器10を停止させるための操作とを含む。
無線部60は、電子機器10と不図示の外部機器との間で送受信される情報/データの通信インターフェースを含む。無線部60は、アンテナ61を用いて、例えばIEEE802.11a/11b/11g/11n規格による無線LAN技術、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth LE(Low Energy)による近距離無線通信技術等を用いて、スマートフォンやパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器とデータ通信を行う。インターネット等の通信ネットワークを介してサーバー装置とデータ通信を行ってもよい。
なお、無線部60は、上記した通信態様に限らず、情報/データを受信のみ、または、送信のみを行ってもよい。
操作部75は、スイッチ部70を含む。操作部75には、ユーザーが電子機器10の各種機能を実行させるための操作が入力される。
制御部80は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部80は、記憶部40に記憶されている動作プログラムや各種データ等を読み出して動作プログラムを順次実行することで、電子機器10の各部の動作等を制御する。
スイッチ部70の構成について、図4A並びに図4Bを参照して説明する。
スイッチ部70は、本体部71と、本体部71と連結された軸部材73とを有している。本体部71及び軸部材73は、長手軸Cの方向に延びており、この方向は、スイッチ部70がスライド移動する方向である。本体部71は、軸部材73よりも太く、軸部材73の基端部72aに設けられている。本体部71の外部輪郭形状は、筐体部20に配置されたときに筐体部20の外部輪郭形状、すなわち外枠に適合するようになっている。
本体部71は、その上面において、曲面部71aと、曲面部71aよりも軸部材73側の平坦部71bとを有している。曲面部71aは、図4Bに示されるように緩やかに曲がった曲面を有している。スイッチ部70のスライド操作の際、曲面部71aには、例えばユーザーの手の指の腹が置かれる。平坦部71bは、平坦面からなり、平坦面と直交する高さ方向に関して、曲面部71aの曲面の最も高い位置よりも低い位置にある。曲面部71aと平坦部71bとの間には、段差となる壁部71cが形成されている。
平坦部71bには、OFF提示部130bが設けられている。OFF提示部130bは、電子機器10がOFF状態であること、つまり電子機器10がOFFとなっていることをユーザーに提示するために設けられており、例えば「OFF」の文字を含む。OFF提示部130bも、ON提示部130aと同様、電子機器10の状態を識別可能な提示であればよい。
軸部材73は、長手軸Cの方向に延びた細長い柱形状であり、本体部71から延設している。軸部材73は、本体部71に接続された基端部72aと、反対側の先端部72bとを有している。
軸部材73は、軸部材73の基端部72aから先端に向かって順に、封止溝73aと、抜け落ち防止溝73bと、第1溝73cと、第2溝73dとを有している。これら溝73a,73b,73c,73dは、軸部材73の長手軸Cの方向において所定の間隔を空けて配置されている。溝73a,73bは、軸部材73の外周面の全周にわたって形成された円周溝であり、溝73c,溝73dは、軸部材73の径方向にくびれた形状の溝である。
図3A乃至図3Cに示されるように、封止溝73aには、リング状の封止部材123aが嵌め込まれる。封止部材123aは、軸部材73の外周面と、軸部材73が挿通する貫通孔23bにおける筐体部20の肉厚部24との間を封止する部材である。封止部材123aは、例えば、ゴム製のパッキンなどの樹脂部品である。
抜け落ち防止溝73bには、抜け落ち防止部材123bが嵌め込まれる。抜け落ち防止部材123bは、例えば、金属製のリング部材である。
軸部材73の先端部72bは、電源部50のスイッチ51のロッド51aとの接点となる。先端部72bは、図4Aに示されるように、斜め方向に先細りした形状を有している。
例えば、本体部71は樹脂材であり、軸部材73は金属材である。軸部材73は、本体部71と一体となるために、例えば、本体部71にインサート成形されている。なお、インサート成形は一例であってこれに限定される必要はなく、軸部材73が本体部71に圧入されてもよいし、軸部材73が本体部71に接着されてもよい。
本実施形態では、スイッチ部70、特に軸部材73が、外部機器と上述の無線通信をするためのアンテナ61としての機能を備えている。すなわち、スイッチ部70は、電子機器10において、電源ON/OFF切り替え機能と、アンテナ機能との2つを兼ね備えている。電子機器10は、専用部品としてのアンテナを有していない。
図3A乃至図3Cに示されるように、保持部材110は、例えば、板バネ、コイルバネなどのバネ材から成り、軸部材73を付勢している。保持部材110は、導電性を有している。軸部材73は、保持部材110及び半田付け部100を介して回路基板90に電気的に接続可能である。保持部材110の半田付けされていない側には、軸部材73の溝73c又は溝73dと係合可能な係合部111が形成されている。係合部111と溝部73c,73dとは、相補的な形状を有している。
次に、電子機器10の筐体部20内におけるスイッチ部70の状態、及び当該状態に対応する無線通信状態について、図1A、図3A乃至図3Dを参照して説明する。
図1Aに示されるように、電子機器10のOFF状態では、電子機器10の外部には、スイッチ部70の本体部71の平坦部71bに設けられたOFF提示部130bが外部に露出している。
図3A並びに図3Bには、電子機器10のOFF状態におけるスイッチ部70とスイッチ51と保持部材110との関係が示されている。スイッチ部70の軸部材73は、筐体部20の貫通孔23bに挿通されており、その先端側部分が筐体部20の内部に収容されている。
図3Bに示されるように、OFF状態では、電源部50をONにするためにスイッチ部70をスライド可能にするために、凹部23aの底部23dと本体部71との間に隙間部23cが形成されている。
OFF状態では、スイッチ部70の軸部材73の第2溝73dが、保持部材110の係合部111と係合している。すなわち、保持部材110の係合部111は、第2溝73dへの引っ掛かりにより、電源部50のスイッチ51のロッド51aとスイッチ部70の軸部材73の先端部72bとが接触しない状態を保持している。この状態では、軸部材73がスイッチ51と非接触である第2位置にあり、このとき、スイッチ51はOFFである。すなわち、電源部50から電子機器10の各部への電力の供給は行われない。無線部60による無線通信機能もOFFとなっている。
OFF状態では、封止溝73aに嵌め込まれたリング状の封止部材123aが、水密性を保つために、軸部材73の外周面と、軸部材73が挿通する貫通孔23bにおける筐体部20の肉厚部24との間を封止している。また、抜け落ち防止溝73bに嵌め込まれた抜け落ち防止部材123bが、筐体部20からのスイッチ部70の抜け落ちを防ぐために、筐体部20の内周面側の貫通孔23bの縁に引っ掛かっている。
図3C並びに図3Dには、電源部50のON状態におけるスイッチ部70とスイッチ51と保持部材110との関係が示されている。
ON状態では、スイッチ部70が凹部23aの底部23dと本体部71との間の隙間部23cの分だけ軸部材73の先端方向に向かってスライドされており、筐体部20の凹部23aに設けられたON提示部130aが外部に露出している。スイッチ部70の本体部71の平坦部71bに設けられたOFF提示部130bは、上記スライドにより、外部に露出しなくなっている。
ON状態では、スイッチ部70の軸部材73の第1溝73cが、保持部材110の係合部111と係合している。すなわち、保持部材110の係合部111は、第1溝73cへの引っ掛かりによって、電源部50のスイッチ51のロッド51aとスイッチ部70の軸部材73の先端部72bとが接触してロッド51aが押し込まれている状態を保持している。この状態では、軸部材73がスイッチ51のロッド51aと接触している第1位置にあり、すなわち、電源部50から電子機器10の各部に電力が供給される。無線部60による無線通信機能もONとなっている。
ON状態でも、封止溝73aに嵌め込まれたリング状の封止部材123aが、水密性を保つために、軸部材73の外周面と、軸部材73が挿通する貫通孔23cにおける筐体部20の肉厚部24との間を封止している。
スイッチ部70がスライド移動する方向に対して直交する方向から筐体部20を見たとき、つまり図3A乃至図3Cにおける紙面の手前から紙面の奥を見たとき、OFF状態であってもON状態であっても、スイッチ部70は筐体部20の投影面内に常に配置されている。つまり、スイッチ部70は、筐体部20の外枠から外側へ突出しない。電子機器10において、アンテナ61が筐体部20の外側に突出することはない。
以下、電子機器10をOFF状態からON状態に操作するときの動作について説明する。
電子機器10をOFF状態からON状態にするとき、ユーザーは、例えば、スイッチ部70の本体部71の曲面部71aの上に手の指の腹を置いてこれを電子機器10に向かう方向(順方向)にスライドさせる。これにより、スイッチ部70がスライド移動される。このスライド操作によって、スイッチ部70は、その中心軸C方向に沿って凹部23aを摺動し、筐体部20の内部に向かって押し込まれる。このとき、本体部71は凹部23aの底部23dに当接する。当接により、スイッチ部70の本体部71が筐体部20の内部に挿入されてしまうことが防止される。
当接と同時に、軸部材73の先端部72bは、スイッチ51と接触してスイッチ51をONにする。これにより、電力が電源部50から回路基板90を介して電子機器10の各部に供給される。また、電力は、半田付け部100と給電ポイントとしての保持部材110とを通じて軸部材73に供給される。すなわち、アンテナ61にも給電が行われるため、無線部60による無線通信機能もONとなっており、アンテナ61として機能する軸部材73を通じて無線信号を外部機器と送受信可能となっている。
このように、スイッチ部70は、電子機器10のOFF状態からON状態への操作時において電子機器10の電源部50の状態を切り替えさせると共に、無線信号を送受信するためのアンテナとして機能する。
スイッチ部70のスライド移動によって、保持部材110の係合部111は、軸部材73の外周面からスライドして第2溝73dから第1溝73cにずれる。そして、上記当接と同時に、保持部材110の係合部111は、第1溝73cに引っ掛かり、電源部50がONの状態を保持する。ユーザーは、保持部材110が第1溝73cに引っ掛かった際に生じるクリック感を取得することで、電源部50がONとなったことを把握する。
また、スイッチ部70のスライド移動によって、OFF提示部130bは筐体部20により覆われて外部に露出しなくなる。代わって、ON提示部130aが外部に露出して、電源部50がONであることを提示する。
次に、電子機器10をON状態からOFF状態に操作するときの動作について説明する。
電子機器10をON状態からOFF状態にするとき、ユーザーは、例えば、スイッチ部70の本体部71の曲面部71aの上に手の指の腹を置いてこれを電子機器10から離れる方向(逆方向)にスライドさせる。これにより、スイッチ部70は、筐体部20に対して引っ張られ、スライド移動される。このとき、抜け落ち防止部材123bが貫通孔23bの縁に引っ掛かり、この引っ掛かりによってスイッチ部70が筐体部20から抜け落ちることが防止される。スライド移動と同時に、電源部50に対する軸部材73の先端部72bの押圧が解放され、電源部50はOFFとなる。これにより、電力の供給が停止され、無線信号は、無線部60からアンテナ61として機能する軸部材73を通じて外部機器に送受信されなくなる。
スイッチ部70の逆方向のスライド移動によって、保持部材110の係合部111は、軸部材73の外周面からスライドして第1溝73cから第2溝73dにずれる。そして、抜け落ち防止部材123bの引っ掛かりと同時に、保持部材110の係合部111は、第2溝73dに引っ掛かり、電源部50のOFF状態を保持する。ユーザーは、保持部材110が第2溝73dに引っ掛かった際に生じるクリック感を取得することで、電源部50がOFFとなったことを把握する。
また、スイッチ部70のスライド移動によって、ON提示部130aが本体部71により覆われて露出しなくなる。代わって、OFF提示部130bが外部に露出して、電源部50がOFFであることを提示する。
切り替え操作前、切り替え操作中、切り替え操作後のいずれであっても、アンテナ61として機能するスイッチ部70は、筐体部20の外枠から外側に突出しない。また、封止部材123aは、軸部材73の外周面と、軸部材73が挿通する貫通孔23bにおける筐体部20の肉厚部24との間を常に封止している。
このように、スイッチ部70は、電子機器10の電源切り替え機能を有する機能部材として機能し、さらにアンテナの機能を有するものである。言い換えると、スイッチ部70は、電源部50のON,OFFを操作する電源切り替え機能と、無線通信のためのアンテナ機能とを有する。スイッチ部70は、電源切り替え機能とアンテナ機能とを兼ねている。
以上説明したように、本実施形態では、無線部60を備える、無線機能付き電子機器10であって、当該電子機器10の状態を切り替えるためにスライド移動可能なスイッチ部70を具備し、スイッチ部70が、無線部60による無線通信のためのアンテナ61として機能する、電子機器10が提供される。スイッチ部70が切り替え機能とアンテナ機能とを兼ねるため、アンテナとしての機能を有する専用部品が不要である。したがって、電子機器10の部品点数を減らすことができる。また、電子機器10におけるアンテナの占有体積を低減でき、電子機器10を小型且つ軽量にすることができる。
スイッチ部70は、電子機器10の筐体部20の外枠内に配置される。また、スイッチ部70は、伸縮するものではなくスライド移動するものであり、スライド移動しても筐体部20の外枠内に常に配置されている。つまり、電源部50がON状態、OFF状態のいずれであっても、筐体部20の外周面よりも外側にスイッチ部70が突出しない。それ故、電子機器10の非使用時も使用時もアンテナが邪魔となることはない。また、突出(出っ張り)が存在しないため、電子機器10の外観のデザイン性にも優れている。
また、封止部材123aが電子機器10の外部から電子機器10の内部への液体の浸入を防止するため、電子機器10の防水性を確保できる。
また、スイッチ部70がOFF操作として筐体部20に対して引っ張られても、貫通孔23bの縁に対する抜け落ち防止部材123bの引っ掛かりによって、筐体部20からのスイッチ部70の抜け落ちを防止できる。
また、樹脂製の本体部71と金属製の軸部材73とを本体部71と一体化するためにインサート成形、圧入又は接着がなされる。これにより、スイッチ部70を簡単に製作できる。軸部材73が金属材であるために、軸部材73を全長に亘ってアンテナとしても利用できる。また、金属材でありアンテナ61として機能する軸部材73の基端部72aは、筐体部20の外部に露出する本体部71の内部に配置されている。したがって、安定した受信感度を得ることができる。
ON提示部130aとOFF提示部130bとによって、ユーザーは、電源部50がON又はOFFであることを視認できる。また、ON提示部130aとOFF提示部130bとによる提示の切り替えは、スライド移動による切り替え操作に連動して行うことが可能である。
ユーザーは、電源ON/OFF切り替え操作の際、保持部材110が第1溝73c又は第2溝73dに引っ掛かったときに生じるクリックの感触から、切り替え操作の完了を把握することができる。
保持部材110は、電源部50のON状態において、電源部50から保持部材110に供給された電力を軸部材73に供給する。そして、無線部60は、アンテナ61として機能する軸部材73を介して無線通信する。したがって、保持部材110を給電ポイントとしても利用でき、電子機器10の部品点数を減らすことができる。
なお、本体部71と軸部材73とは一体成型により共通の樹脂材で形成されてもよい。この場合、図4Cに示されるように、軸部材73に金属のメッキ、蒸着、スパッタリング、又は印刷などが施される。あるいは、図4D並びに図4Eに示されるように、樹脂製の本体部71及び軸部材73のうち、アンテナとして機能する機能部分76のみに、金属のメッキ、蒸着、スパッタリング、又は印刷などが施されてよい。機能部分76は、例えば、スイッチ部70において筐体部20の外部に露出する露出部分であることが好ましい。露出部分として、例えば、本体部71の表面と裏面と側面といった外周面などが挙げられる。機能部分76は、例えば、本体部71の内部に配置されてもよい。図示しないが、機能部分76は、軸部材73の外周面に配置され、保持部材110に電気的に接続される金属膜などの導電部に電気的に接続される。そして、機能部分76は、電子機器10がON状態のときに導電部と保持部材110とを介して無線部60に電気的に接続されてアンテナとして機能する。
本体部71と軸部材73とが共通の樹脂材であって、スイッチ部70においてアンテナとして機能する部分に金属のメッキ、蒸着、スパッタリング、又は印刷などが施されれば、スイッチ部70を素早く簡単に製作することができる。
次に、無線通信における安定した受信感度の取得について説明する。
安定した受信感度の取得の一例として、ノイズ対策が挙げられる。ノイズ対策として、各種回路は、電気的なシールド特性を有する金属製の筐体部(例えば内側ケース20b)の内部に常に収容されることが考えられる。しかしながら、筐体部へのアンテナの収容は、受信感度の大幅な低下を招いてしまうことがある。そこで、無線通信の使用に現実的な受信感度を確保するためには、アンテナ、本実施形態ではスイッチ部70を筐体部の外部に使用の都度引き出す必要がある。
しかしながら、本実施形態では、図3C並びに図3Dに示されるように、軸部材73の基端部72aは、筐体部20の外部に露出している本体部71の内部に配置されている。つまり、軸部材73が、筐体部20の内部で内側ケース20bからスライド移動方向に突き出ている。電源部50がONとなり無線通信が実施される際、無線信号は、筐体部20の外部に露出している本体部71の内部に配置された、アンテナ61として機能する軸部材73の基端部72aから外部機器に送受信される。したがって、筐体部20の内側ケース20bのシールド特性に影響されず、アンテナ、すなわちスイッチ部70の引き出しを不要にでき、安定した受信感度が得られる。また、軸部材73の基端部72aを除く先端側部分は、筐体部20の内部に配置される。したがって、所望するノイズ対策が達成される。
次に、無線通信の継続又は一時的な休止について説明する。
無線通信中において、ユーザーは、意図せずにスイッチ部70を手で覆ってしまうことがある。あるいは、電子機器10と外部機器との間に無線通信に対する障害物(例えば、建物)が介在することがある。このような状況下では、無線通信における無線感度が一時的に低下し、無線通信は成立しにくくなり、電力が無駄に消費され、電池の寿命が低下する虞がある。
以下、図5を参照して、この対策について説明する。図5は、無線感度の判別フローの一例を示す図である。
電源部50がONとなっている状況下で、無線部60は、無線通信における無線感度を検出する(ステップS101)。制御部80は、無線部60によって検出された無線感度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS102)。無線感度が閾値未満であると判定された場合(No)、無線通信は休止される(ステップS103)。一方、無線感度が閾値以上であると判定された場合(Yes)、無線通信は継続されるか、開始される(ステップS104)。ステップS103又はステップS104の後、処理はステップS101に戻る。
電源部50がONとなっている状況下で、以上の処理が繰り返し実行される。無線感度の判別は、常に実行されてもよいし、所定の時間間隔で実行されてもよい。
このように、制御部80は、無線感度の判別結果に基づいて無線通信の継続又は無線通信の休止を切り替え可能である。これにより、無線感度が良好なときにのみ無線通信を行い、無線通信中における電力の無駄な消費を抑制できる。したがって、電源部50の寿命を伸ばすことができる。
なお、以上の説明では、軸部材73は、直型の軸であるとして説明してきたが、貫通孔23b内を移動する部分が直型であれば筐体部20の内部で湾曲していてもよい。
また、スイッチ部70の構造は、スライドスイッチ、プッシュスイッチ、シーソースイッチ等、の構造を取り得る。
また、スイッチ部70は、ユーザーが電子機器10の電源ON/OFFを切り替えるための操作入力スイッチであるとしたが、電子機器10の動作を切り替えるための操作は、これに限定されない各種切り替え操作であってよい。例えば、無線部60による無線速度を制限するために制限状態にする操作と、無線速度を制限しない非制限状態にする操作とであってよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]無線部を備える、無線機能付き電子機器であって、当該電子機器の状態を切り替えるためにユーザー操作により移動可能なスイッチ部を具備し、前記スイッチ部が、前記無線部による無線通信のためのアンテナとして機能する、電子機器。
[2]前記スイッチ部は、当該電子機器の筐体の外枠内に配置され、前記筐体から露出している本体部と、前記本体部から前記スイッチ部のスライド移動方向に延設し、前記筐体内に配置された軸部材とを有し、前記本体部がスライド移動されたとき、前記軸部材が、当該電子機器の状態を第1状態と第2状態とに切り替えさせる、[1]に記載の電子機器。
[3]前記軸部材に接触し、前記軸部材を付勢する保持部材と、前記筐体内に配置され、前記無線通信のための電力を供給する電源部とをさらに具備し、前記保持部材は、前記電源部から前記軸部材への給電部として機能する、[2]に記載の電子機器。
[4]前記電源部は、前記第1状態と前記第2状態を切替える切替部を有し、前記第1状態は、前記軸部材が前記切替部と接触している第1位置にあって前記電源部がONとなっている状態であり、前記第2状態は、前記軸部材が前記切替部と非接触である第2位置にあって前記電源部がOFFとなっている状態である、[3]に記載の電子機器。
[5]前記軸部材は、前記軸部材の外周面において互いに異なる位置に配置された第1溝及び第2溝を有し、前記保持部材が前記第1溝と係合したとき、前記保持部材は前記軸部材が前記第1位置にある状態を保持し、前記保持部材が前記第2溝と係合したとき、前記保持部材は前記軸部材が前記第2位置にある状態を保持する、[4]に記載の電子機器。
[6]前記筐体は、樹脂製の外側ケースと、金属製の内側ケースとを含み、前記軸部材は、金属材でできており、前記軸部材は、前記内側ケースから前記スライド移動方向に突き出ている、[2]乃至[5]のいずれか1に記載の電子機器。
[7]前記本体部は、樹脂材でできており、前記軸部材は、金属材でできており、前記軸部材は、前記スイッチ部の前記アンテナとして機能し、前記軸部材が前記本体部にインサート成形されている、前記軸部材が前記本体部に圧入されている、前記軸部材が前記本体部に接着されている、の何れかである、[2]乃至[6]のいずれか1に記載の電子機器。
[8]前記本体部と前記軸部材とは、共通の樹脂材でできており、前記スイッチ部の前記アンテナとして機能する機能部分に、金属のメッキ、蒸着、スパッタリング、印刷、の何れかが施されている、[2]乃至[6]のいずれか1に記載の電子機器。
[9]前記無線部による前記無線通信の実施を制御する制御部を具備し、前記制御部は、前記無線通信における無線感度を検出して、検出された前記無線感度を、所定の閾値と比較して、前記無線感度が前記閾値以上であれば、前記無線通信を継続させ、前記無線感度が前記閾値未満であれば、前記無線通信を停止させる、[1]乃至[8]のいずれか1に記載の電子機器。
10…電子機器、20…筐体部、30…センサ部、40…記憶部、50…電源部、60…無線部、61…アンテナ、70…スイッチ部、71…本体部、73…軸部材、75…操作部、80…制御部、90…回路基板、100…半田付け部、110…保持部材、130a…ON提示部、130b…OFF提示部。

Claims (9)

  1. 無線部を備える、無線機能付き電子機器であって、
    当該電子機器の状態を切り替えるためにユーザー操作により移動可能なスイッチ部を具備し、
    前記スイッチ部が、前記無線部による無線通信のためのアンテナとして機能する、電子機器。
  2. 前記スイッチ部は、当該電子機器の筐体の外枠内に配置され、
    前記筐体から露出している本体部と、
    前記本体部から前記スイッチ部のスライド移動方向に延設し、前記筐体内に配置された軸部材とを有し、
    前記本体部がスライド移動されたとき、前記軸部材が、当該電子機器の状態を第1状態と第2状態とに切り替えさせる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記軸部材に接触し、前記軸部材を付勢する保持部材と、
    前記筐体内に配置され、前記無線通信のための電力を供給する電源部とをさらに具備し、前記保持部材は、前記電源部から前記軸部材への給電部として機能する、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記電源部は、前記第1状態と前記第2状態を切替える切替部を有し、
    前記第1状態は、前記軸部材が前記切替部と接触している第1位置にあって前記電源部がONとなっている状態であり、
    前記第2状態は、前記軸部材が前記切替部と非接触である第2位置にあって前記電源部がOFFとなっている状態である、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記軸部材は、前記軸部材の外周面において互いに異なる位置に配置された第1溝及び第2溝を有し、
    前記保持部材が前記第1溝と係合したとき、前記保持部材は前記軸部材が前記第1位置にある状態を保持し、前記保持部材が前記第2溝と係合したとき、前記保持部材は前記軸部材が前記第2位置にある状態を保持する、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記筐体は、樹脂製の外側ケースと、金属製の内側ケースとを含み、
    前記軸部材は、金属材でできており、前記軸部材は、前記内側ケースから前記スライド移動方向に突き出ている、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記本体部は、樹脂材でできており、前記軸部材は、金属材でできており、
    前記軸部材は、前記スイッチ部の前記アンテナとして機能し、
    前記軸部材が前記本体部にインサート成形されている、前記軸部材が前記本体部に圧入されている、前記軸部材が前記本体部に接着されている、の何れかである、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記本体部と前記軸部材とは、共通の樹脂材でできており、
    前記スイッチ部の前記アンテナとして機能する機能部分に、金属のメッキ、蒸着、スパッタリング、印刷、の何れかが施されている、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記無線部による前記無線通信の実施を制御する制御部を具備し、
    前記制御部は、前記無線通信における無線感度を検出して、検出された前記無線感度を、所定の閾値と比較して、前記無線感度が前記閾値以上であれば、前記無線通信を継続させ、前記無線感度が前記閾値未満であれば、前記無線通信を停止させる、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子機器。
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