JP2019061515A - 識別体およびその製造方法 - Google Patents

識別体およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019061515A
JP2019061515A JP2017185961A JP2017185961A JP2019061515A JP 2019061515 A JP2019061515 A JP 2019061515A JP 2017185961 A JP2017185961 A JP 2017185961A JP 2017185961 A JP2017185961 A JP 2017185961A JP 2019061515 A JP2019061515 A JP 2019061515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
conductive layer
antennas
layer
ground pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017185961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6967926B2 (ja
Inventor
裕 出口
Yutaka Deguchi
裕 出口
岳央 道坂
Takeo Michisaka
岳央 道坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2017185961A priority Critical patent/JP6967926B2/ja
Priority to PCT/JP2018/035543 priority patent/WO2019065665A1/ja
Publication of JP2019061515A publication Critical patent/JP2019061515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6967926B2 publication Critical patent/JP6967926B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P11/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P7/00Resonators of the waveguide type
    • H01P7/08Strip line resonators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/14Reflecting surfaces; Equivalent structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/59Responders; Transponders

Abstract

【課題】アンテナを用いてIDを識別可能とする識別体において、所望のIDを識別可能な構成を特殊な装置を用いることなく容易に実現する。【解決手段】グランドパターン20と、ベース基材10を介してグランドパターン20と対向して設けられ、グランドパターン20と対向することで共振ピークが発現する複数のアンテナ11a〜11lとを有し、グランドパターン20が平面視にてアンテナ11a〜11lを覆う形状であるとともに、アンテナ11a〜11lの共振周波数または偏波方向が互いに異なることでIDを識別可能とするものにおいて、アンテナ11a〜11lのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、グランドパターン20とは反対側にて保護層30aを介して追加パターン31a〜31fが少なくとも一部に対向配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のアンテナの組み合わせでIDを識別可能とする識別体およびその製造方法に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いて商品等の管理が行われている。このようなラベルやタグを用いた情報管理においては、ラベルやタグに対して非接触状態にて情報の書き込みや読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICラベルや非接触型ICタグ等のRFID技術を利用した識別体がその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
このようなRFID技術を利用した識別体としては、上述したようにICチップが搭載されたものに限らず、共振周波数が互いに異なる複数のアンテナを有し、ICチップを用いずに複数のアンテナの組み合わせでIDを識別可能とするものも考えられている。例えば、複数のアンテナを構成する誘電子要素とコンデンサ要素の形状を異ならせたり、複数のアンテナの形状や向きを異ならせたりして共振周波数を複数のアンテナ毎に異ならせ、そのアンテナの組み合わせでIDを表現可能とする技術が、特許文献1に開示されている。この技術を用いれば、アンテナの数をN個とした場合、1つのアンテナの有無によって“1”,“0”の2つの情報を持たせることができ、また、全てのアンテナが無い場合を除いて、(2N−1)個のIDを識別可能に表現することができる。
ところで、上述したように共振周波数が互いに異なるアンテナの有無によってIDを識別可能に表現する場合、共振周波数が互いに異なるアンテナをIDに応じて可変印刷することとなるが、可変印刷は固定印刷に比べて印刷精度が低いため、印刷によって形成されるアンテナの寸法がそのアンテナの共振周波数に応じたものとならず、それにより、アンテナの共振周波数が設定されたものとは異なり、IDを正確に生成することができなくなる虞れがある。
ここで、互いに分離された複数の配線セグメントを固定印刷であるアナログ印刷によって形成しておき、所望の配線セグメント間に接続セグメントを可変印刷であるデジタル印刷によって追加して形成することで所望の配線セグメントを接続し、それにより、アンテナの形状を異ならせる技術が、特許文献2に開示されている。そこで、この技術を用いることにより、共振周波数が互いに異なるアンテナを精度良く形成することができるようになる。
特公平7−80386号公報 特許第5501601号公報
ところで、上述したように複数のアンテナの形状や向きをIDに応じて異ならせることで複数のIDを識別可能とするものにおいては、エンドユーザ側にて、自社が管理するIDに応じてアンテナの形状などの加工を行いたいと考える場合がある。
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、形状が異なるアンテナそのものを形成するため、IDに応じて後からアンテナを加工することが困難であるという問題点がある。特に、カード化するためにアンテナ上に保護層等が積層されたものにおいては、その後にアンテナを加工することはできない。
また、特許文献2に開示された技術においては、配線セグメントを形成し、その後、所望の配線セグメント間に接続セグメントを追加して形成することになるため、配線セグメントを乾燥させるための高温の乾燥炉が必要となり、所望のIDに応じた加工を容易に行うことができないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、アンテナを用いてIDを識別可能とする識別体において、所望のIDを識別可能な構成を特殊な装置を用いることなく容易に実現することができる識別体およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1の導電層と、第1の絶縁層を介して前記第1の導電層と対向して設けられ、前記第1の導電層と対向することで共振ピークが発現する複数のアンテナとを有し、前記第1の導電層が平面視にて前記アンテナを覆う形状であるとともに、該複数のアンテナの共振周波数または偏波方向が互いに異なることでIDを識別可能とする識別体であって、
前記複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、前記第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して第2の導電層が少なくとも一部に対向配置されている。
上記のように構成された本発明においては、複数のアンテナの共振周波数または偏波方向が互いに異なるため、複数のアンテナそれぞれの共振周波数や偏波方向における共振ピークが検出されるかどうかでアンテナの数分の個別IDからなるIDが識別可能となる。その際、第1の導電層に対向配置されることで共振ピークが発現する複数のアンテナのうち、第1の導電層とは反対側にて第2の導電層が少なくともその一部にて対向しているアンテナにおいては共振ピークが検出されなくなるが、第2の導電層が、複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して対向配置された構成となっているので、第1の導電層と、第1の絶縁層を介して第1の導電層と対向して設けられ、第1の導電層と対向することで共振ピークが発現する複数のアンテナとを有し、第1の導電層が平面視にてアンテナを覆う形状である汎用タグに対して、その後に、複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して第2の導電層を対向配置することで、所望のIDを識別可能な構成を容易に実現することができる。
また、第1および第2の絶縁層、複数のアンテナ、ならびに第2の導電層が、第1の導電層の表裏にそれぞれ設けられていれば、表裏のいずれからも独立してIDを識別することができる。
上記のようなアンテナとしては、第1の導電層に対向しない状態におけるQ値が30以下であれば、第1の導電層に対向することで、Q値が30以上となる鋭い共振ピークを発現させることができる。
また、第2の絶縁層の前記第2の導電層が設けられた面側に、第2の導電層を覆って印刷受理層および印刷層がこの順で配置されることで、表面に情報が表示されたカードとして利用することができる。
上記のように構成された識別体は、第1の絶縁層を介して互いに対向するように第1の導電層とアンテナとをそれぞれ配置することで汎用タグを作製し、その後、アンテナの第1の導電層とは反対側に第2の絶縁層を配置した上で、第2の絶縁層を介してアンテナと対向するように第2の導電層を配置することで、製造することが考えられる。
例えば、第1の導電層およびアンテナを、第1の絶縁層の表裏に導電性材料を用いた塗布法またはエッチングによりそれぞれ積層し、第2の絶縁層を、アンテナが積層された第1の絶縁層上に塗布法または熱圧着により積層し、第2の導電層を、第2の絶縁層のアンテナとは反対側に導電性材料を用いた熱転写により積層することが考えられる。
本発明によれば、第2の導電層が、複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して対向配置された構成となっているため、第1の導電層と、第1の絶縁層を介して第1の導電層と対向して設けられ、第1の導電層と対向することで共振ピークが発現する複数のアンテナとを有し、第1の導電層が平面視にてアンテナを覆う形状である汎用タグに対して、その後に、複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して第2の導電層を対向配置することで、アンテナを用いてIDを識別可能とする識別体において、所望のIDを識別可能な構成を特殊な装置を用いることなく容易に実現することができる。
また、第1および第2の絶縁層、複数のアンテナ、ならびに第2の導電層が、第1の導電層の表裏にそれぞれ設けられているものにおいては、表裏のいずれからも独立してIDを識別することができる。
また、第2の絶縁層の前記第2の導電層が設けられた面側に、第2の導電層を覆って印刷受理層および印刷層がこの順で配置されているものにおいては、表面に情報や模様等が表示されたカードとして利用することができる。
本発明の識別体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。 図1に示したIDタグの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示したIDタグの周波数特性を示す図である。 本発明の識別体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。 本発明の識別体の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図、(d)は裏面図である。 図5に示したIDタグにおけるベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の識別体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10の保護層30aとの積層面の構成を示す図である。
本形態における識別体は図1に示すように、ベース基材10の両面が保護層30a,30bによって覆われてなるIDタグ1である。
ベース基材10は、本願発明における第1の絶縁層となるものであって、200〜300μm程度の厚みを有する絶縁性材料からなる。絶縁性材料としては、PET等の樹脂フィルム等が考えられるが、誘電正接が小さなものが好ましい。
ベース基材10の保護層30aとの積層面には、12個のアンテナ11a〜11lが積層されている。アンテナ11a〜11lはそれぞれ、例えば18μm程度の厚さを有し、互いに直交する2つの直線部がその端部にて交差するように形成されている。アンテナ11a〜11lは、その直線部の長さが互いに異なることで、後述するグランドパターン20に対向した場合に共振ピークが発現する共振周波数が互いに異なるものとなっている。そして、このアンテナ11a〜11lを覆ってベース基材10の一方の面の全面に保護層30aが積層されている。保護層30aは、本願発明における第2の絶縁層となるものであって、例えば100μmの厚さのPET等の絶縁性材料からなり、ベース基材10の一方の面の全面に積層されている。この保護層30aによって、アンテナ11a〜11lが摩擦等から保護されることになる。
保護層30aのベース基材10とは反対側の面には、本願発明における第2の導電層となる6個の追加パターン31a〜31fが積層されている。追加パターン31a〜31fは、アンテナ11a〜11lのうちIDタグ1に付与されたIDに応じて選択されるアンテナに対向して配置されている。本形態においては、アンテナ11aに対向して追加パターン31aが配置され、アンテナ11bに対向して追加パターン31bが配置され、アンテナ11cに対向して追加パターン31cが配置され、アンテナ11jに対向して追加パターン31dが配置され、アンテナ11kに対向して追加パターン31eが配置され、アンテナ11lに対向して追加パターン31fが配置されている。追加パターン31a〜31fはそれぞれ、例えば1μm程度の厚さを有して積層されている。なお、追加パターン31a〜31fは、対向するアンテナの少なくとも一部に対向配置されていればアンテナの全て覆うように積層されている必要はない。本形態においては、追加パターン31a〜31fは、対向するアンテナの互いに直交する2つの直線部のうち一方を覆うように積層されている。
ベース基材10の保護層30bとの積層面には、その全面に第1の導電層となるグランドパターン20が積層されている。グランドパターン20は、アンテナ11a〜11lと同様に、例えば18μm程度の厚さを有し、ベース基材10の他方の面の全面に積層されることで、平面視にてアンテナ11a〜11lを覆う形状となっている。そして、このグランドパターン20を覆ってベース基材10の他方の面の全面に保護層30bが積層されている。保護層30bは、保護層30aと同様に、例えば、100μmの厚さのPET等からなり、ベース基材10の他方の面の全面に積層されている。この保護層30bによって、グランドパターン20が摩擦等から保護されることになる。なお、アンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20の厚さは、3μm程度であればよい。
以下に、上記のように構成されたIDタグ1の製造方法について説明する。
図2は、図1に示したIDタグ1の製造方法を説明するための断面図である。
図1に示したIDタグ1を製造する場合は、まず、ベース基材10の一方の面の全面に、例えば銀インクを用いたスクリーン印刷によってグランドパターン20を積層し(図2(a))、また、ベース基材10の他方の面に、例えば銀インクを用いたスクリーン印刷によってアンテナ11a〜11lを積層する(図2(b))。これらグランドパターン20とアンテナ11a〜11lとは、その積層順序は問わず、同時に積層されてもよい。なお、グランドパターン20とアンテナ11a〜11lは、例えば銀インクを用いたスクリーン印刷による塗布法に限らず、銅やアルミからなる導電性材料を積層することで構成してもよく、エッチングによってアンテナ11a〜11lを形成してもよい。また、グランドパターン20は、ベース基材10の一方の面の全面に積層されたものに限らず、ベース基材10の一方の面において、アンテナ11a〜11lにそれぞれ対向し、平面視にてアンテナ11a〜11lを覆う形状に個別となるように分割された構成としてもよい。アンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20は、エッチングや固定印刷によって積層されることで、3μm程度の膜厚を確保することができる。アンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20の厚さが薄い場合、その抵抗値が高くなることで、後述する共振ピークを得ることができなくなってしまうが、アンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20を、エッチングや固定印刷によって積層することで、3μm程度の膜厚を確保することができ、それにより、共振ピークを得ることができるようになる。
ベース基材10の表裏にアンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20を積層した後に焼成処理を行うことで汎用タグ2を作製し、その後、ベース基材10の表裏にアンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20を覆って、例えば100μmの厚さのPET等の絶縁性材料を塗布する塗布法やラミネートによる熱圧着によって、保護層30a,30bを積層する(図2(c))。
その後、保護層30aのベース基材10と反対側の面に、卓上ダイレクトプリンタによる熱転写印刷によって、例えばアルミニウムを含有したインクリボンを用いて、追加パターン31a〜31fを積層する(図2(d))。この際、卓上ダイレクトプリンタにおいては、IDタグ1の外形に対するアンテナ11a〜11lの位置が予め設定されており、IDタグ1によって識別可能とするIDに応じたアンテナ11a〜11c,11j〜11kに対向する領域に追加パターン31a〜31fを積層することになる。卓上ダイレクトプリンタは、このようなIDに応じた可変印刷が可能なものである一方、1μm程度の厚さでしか印刷をすることができない。そのため、卓上ダイレクトプリンタによってアンテナ11a〜11lやグランドパターン20を積層した場合、その厚さが薄いことで上述したように共振ピークを得ることができなくなってしまう。しかしながら、追加パターン31a〜31lにおいては、抵抗値が高くなっても、対向するアンテナの共振を阻害することは可能なため、追加パターン31a〜31fを卓上ダイレクトプリンタによる可変印刷で積層することで、アンテナ11a〜11lの共振周波数を用いたIDを変化させることができる。
なお、上述した製造方法は、IDタグ1を製造するための一例であり、まず、ベース基材10を介して互いに対向するようにグランドパターン20とアンテナ11a〜11lとをそれぞれ配置することで汎用タグ2を作製しておき、その後、アンテナ11a〜11lのベース基材10とは反対側に保護層30aを配置した上で、保護層30aを介してアンテナ11a〜11lと対向するように追加パターン31a〜31fを選択的に配置するものであれば、任意の工程を適用することができる。
以下に、上記のように製造されたIDタグ1の作用について説明する。
まず、アンテナ11a〜11lが、グランドパターン20と対向することで共振ピークを発現することについて説明する。
Q値が30を超える鋭い共振ピークを有するアンテナにおいては、グランドパターン20と対向した場合、共振ピークが発現しなくなる。一方、Q値が30以下である緩やかな共振ピークを有するアンテナにおいては、グランドパターン20と対向した場合、Q値が30以上となる鋭い共振ピークが発現するようになる。このように、グランドパターン20に対向した場合に共振ピークが発現するためには、Q値が30以下であるか、あるいは、アンテナ単体では共振ピークが発現しないものである必要がある。
なお、Q値とは、共振ピークでの周波数をω0とし、その共振ピークよりも低周波側にて振動エネルギーが共振ピークの半値となる周波数をω1とし、共振ピークよりも高周波側にて振動エネルギーが共振ピークの半値となる周波数をω2とした場合、Q=ω0/(ω2−ω1)で表される値である。
そのため、図1に示したアンテナ11a〜11lにおいても、アンテナ11a〜11l単体、すなわち、グランドパターン20に対向しない状態におけるQ値が30以下であることにより、グランドパターン20と対向することで、Q値が30以上の鋭い共振ピークが発現することになる。
また、ベース基材10を介してアンテナ11a〜11lにグランドパターン20が対向して設けられていることで、ベース基材10のアンテナ11a〜11lとは反対側の面を手に持って使用する等、ベース基材10のアンテナ11a〜11lとは反対側の面に誘電体が接触している場合でも、グランドパターン20によって誘電体の影響が及ばなくなり、アンテナ11a〜11lによる共振ピークが検出されることになる。
次に、追加パターン31a〜31fによる作用について説明する。
図3は、図1に示したIDタグ1の周波数特性を説明するための図である。
上述したように、ベース基材10に積層されたアンテナ11a〜11lは、その直線部の長さが互いに異なることで、グランドパターン20に対向した場合に発現する共振ピークの共振周波数が互いに異なるものとなっている。例えば、アンテナ11aの共振周波数が最も低く、次いで、アンテナ11b、アンテナ11c、アンテナ11d、アンテナ11e、アンテナ11f、アンテナ11g、アンテナ11h、アンテナ11i、アンテナ11j、アンテナ11kの順で共振周波数が高くなり、アンテナ11lの共振周波数が最も高いものとする。すると、追加パターン31a〜31fが積層されていない汎用タグ2においては、汎用タグ2に対して電磁波を照射してその反射波を受信すると、図3中破線で示すように、その反射波において、A点にてアンテナ11aによる共振ピークが発現し、B点にてアンテナ11bによる共振ピークが発現し、C点にてアンテナ11cによる共振ピークが発現し、D点にてアンテナ11dによる共振ピークが発現し、E点にてアンテナ11eによる共振ピークが発現し、F点にてアンテナ11fによる共振ピークが発現し、G点にてアンテナ11gによる共振ピークが発現し、H点にてアンテナ11hによる共振ピークが発現し、I点にてアンテナ11iによる共振ピークが発現し、J点にてアンテナ11jによる共振ピークが発現し、K点にてアンテナ11kによる共振ピークが発現し、L点にてアンテナ11lによる共振ピークが発現する。そのため、A点〜L点のそれぞれにおいて、共振ピークが検出された場合の個別IDを“1”とし、共振ピークが検出されなかった場合の個別IDを“0”とし、これらを共振周波数が低い順に並べることで、ID“111111111111”が識別されることになる。
一方、追加パターン31a〜31fが積層されたIDタグ1においては、IDタグ1に対して電磁波を照射してその反射波を受信すると、図3中実線で示すように、アンテナ11a〜11lのうち追加パターン31a〜31fが対向しているアンテナ11a〜11c,11j〜11lにおいては、その共振周波数であるA点〜C点およびJ点〜L点において共振ピークが検出されなくなる。そのため、A点〜L点のそれぞれにおいて、共振ピークが検出された場合の個別IDを“1”とし、共振ピークが検出されなかった場合の個別IDを“0”とし、これらを共振周波数が低い順に並べることで、IDタグ1に付与されたID“000111111000”が識別されることになる。
このように、ベース基材10に積層されたアンテナ11a〜11lのうち、IDタグ1に付与されたIDに応じて、対応する個別IDが“0”となるアンテナに追加パターン31a〜31fを選択的に対向配置させることで、IDタグ1に付与されたID“000111111000”を識別可能な構成とすることができ、アンテナの数をnとした場合、2n個のIDを識別可能とすることができる。その際、アンテナ11a〜11lおよびグランドパターン20が、IDタグに付与されたIDによらずに一律に設けられてなる汎用タグ2を作製しておき、その後、アンテナ11a〜11lのうち、IDタグ1に付与されたIDに応じて選択されるアンテナ11a〜11c,11j〜11lに対向して保護層30a上に追加パターン31a〜31fを積層することになることで、アンテナを用いてIDを識別可能とする識別体において、所望のIDを識別可能な構成を特殊な装置を用いることなく容易に実現することができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の識別体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10の保護層30aとの積層面の構成を示す図である。
本形態における識別体は図4に示すように、図1に示したIDタグ1の表裏に、印刷受理層40a,40bおよび印刷層50a,50bがそれぞれ積層されたIDタグ101である。
本形態のIDタグ101は、保護層30aのベース基材10とは反対側の面の全面に追加パターン31a〜31fを覆って印刷受理層40aが積層された後、所定の情報が印刷されることで印刷層50aが積層され、また、保護層30bのグランドパターン20とは反対側の面の全面に印刷受理層40bが積層された後、所定の情報が印刷されることで印刷層50bが積層されている。これにより、表面に情報や模様等が表示されたカードとして利用することができる。
なお、本形態においては、図1に示したIDタグ1の表裏に、印刷受理層40a,40bおよび印刷層50a,50bがそれぞれ積層されたIDタグ101を例に挙げて説明したが、図1に示したIDタグ1の追加パターン31a〜31fが積層された面に印刷受理層40aおよび印刷層50aが積層された構成とするだけでも、表面に情報や模様等が表示されたカードとして利用することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の識別体の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図、(d)は裏面図である。図6は、図5に示したIDタグ201の内部構造を示す図であり、(a)はベース基材10aの保護層30aとの積層面の構成を示す図、(b)はベース基材10bの保護層30bとの積層面の構成を示す図である。
本形態における識別体は図5および図6に示すように、図1に示したものに対して、グランドパターン20の表裏のそれぞれに、ベース基材10a,10b、アンテナ11a〜11l,12a〜12l、保護層30a,30bおよび追加パターン31a〜31f,32a〜32fが設けられている点が異なるIDタグ201である。
本形態のIDタグ201は、グランドパターン20の一方の面側においては、追加パターン31a〜31fのアンテナ11a〜11lに対する配置が、図1に示したものと同様の構成となっているが、グランドパターン20の他方の面においては、追加パターン32a〜32fのアンテナ12a〜12lに対する配置が、図1に示したものとは異なっている。なお、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11a〜11lと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12a〜12lとは、対応するアンテナどうしで共振周波数が互いに同一のものとなっている。具体的には、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11aと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12aとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11bと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12bとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11cと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12cとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11dと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12dとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11eと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12eとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11fと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12fとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11gと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12gとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11hと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12hとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11iと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12iとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11jと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12jとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11kと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12kとは共振周波数が同一であり、グランドパターン20の一方の面側に配置されたアンテナ11lと、グランドパターン20の他方の面側に配置されたアンテナ12lとは共振周波数が同一である。そして、グランドパターン20の一方の面側においては、図1に示したものと同様に、アンテナ11aに対向して追加パターン31aが配置され、アンテナ11bに対向して追加パターン31bが配置され、アンテナ11cに対向して追加パターン31cが配置され、アンテナ11jに対向して追加パターン31dが配置され、アンテナ11kに対向して追加パターン31eが配置され、アンテナ11lに対向して追加パターン31fが配置されている。一方、グランドパターン20の他方の面側においては、アンテナ12dに対向して追加パターン32aが配置され、アンテナ12eに対向して追加パターン32bが配置され、アンテナ12fに対向して追加パターン32cが配置され、アンテナ12gに対向して追加パターン32dが配置され、アンテナ12hに対向して追加パターン32eが配置され、アンテナ12iに対向して追加パターン32fが配置されている。
このように構成されたIDタグ201においては、アンテナ11a〜11lおよび追加パターン31a〜31fが設けられた側から電磁波を照射してその反射波を受信した場合は、図1に示したものと同様に、ID“000111111000”が識別され、アンテナ12a〜12lおよび追加パターン32a〜32fが設けられた側から電磁波を照射してその反射波を受信した場合は、ID“111000000111”が識別されることになる。この際、アンテナ11a〜11lおよび追加パターン31a〜31fが設けられた側から電磁波を照射した場合は、グランドパターン20によってアンテナ12a〜12lおよび追加パターン32a〜32fによる影響が反射波に及ばず、また、アンテナ12a〜12lおよび追加パターン32a〜32fが設けられた側から電磁波を照射した場合は、グランドパターン20によってアンテナ11a〜11lおよび追加パターン31a〜31fによる影響が反射波に及ばない。
このように本形態においては、追加パターン31a〜31f,32a〜32fのアンテナ11a〜11l,12a〜12lに対する配置が、グランドパターン20の表裏で互いに異なるものとなっているため、IDタグ201のアンテナ11a〜11lおよび追加パターン31a〜31fが設けられた側から電磁波を照射してその反射波を受信した場合と、IDタグ201のアンテナ12a〜12lおよび追加パターン32a〜32fが設けられた側から電磁波を照射してその反射波を受信した場合とで、異なるIDを識別可能とすることができる。
なお、本形態においては、追加パターン31a〜31f,32a〜32fのアンテナ11a〜11l,12a〜12lに対する配置が、グランドパターン20の表裏で互いに異なるものを例に挙げて説明したが、追加パターン31a〜31f,32a〜32fのアンテナ11a〜11l,12a〜12lに対する配置が、グランドパターン20の表裏で同一であった場合でも、グランドパターン20の表裏のそれぞれに、ベース基材10a,10b、アンテナ11a〜11l,12a〜12l、保護層30a,30bおよび追加パターン31a〜31f,32a〜32fが設けられていることで、IDタグ201の表裏のいずれからも独立してIDを識別することができ、IDタグ201の一方の面に手等の誘電体が接触している場合でも、他方の面からIDを正確に識別することができる。
また、上述した実施の形態においては、アンテナ11a〜11lとして、互いに直交する2つの直線部がその端部にて交差するように形成されたものを例に挙げて説明したが、アンテナの形状はこれに限らず、例えば、長方形の外形を有し、その短辺の1つからスリットが長手方向に入ったもの等、グランドパターン20に対向することで共振ピークが検出されるものであれば任意の形状のものを適用することができる。
また、上述した実施の形態においては、複数のアンテナの共振周波数を互いに異ならせることでIDを識別可能としているが、アンテナの向きを互いに異ならせることで偏波方向をアンテナ毎に異ならせ、偏波方向によってIDを識別可能としてもよい。その場合、偏波方向に優先順位を付与し、その優先順位に従った順序に個別IDを並べることとなる。
1,101,201 IDタグ
2 汎用タグ
10,10a,10b ベース基材
11a〜11l,12a〜12l アンテナ
20 グランドパターン
30a,30b 保護層
31a〜31f,32a〜32f 追加パターン
40a,40b 印刷受理層
50a,50b 印刷層

Claims (6)

  1. 第1の導電層と、第1の絶縁層を介して前記第1の導電層と対向して設けられ、前記第1の導電層と対向することで共振ピークが発現する複数のアンテナとを有し、前記第1の導電層が平面視にて前記アンテナを覆う形状であるとともに、該複数のアンテナの共振周波数または偏波方向が互いに異なることでIDを識別可能とする識別体であって、
    前記複数のアンテナのうちIDに応じて選択される少なくとも1つのアンテナに、前記第1の導電層とは反対側にて第2の絶縁層を介して第2の導電層が少なくとも一部に対向配置されている、識別体。
  2. 請求項1に記載の識別体において、
    前記第1および第2の絶縁層、前記複数のアンテナ、ならびに前記第2の導電層は、前記第1の導電層の表裏にそれぞれ設けられている、識別体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の識別体において、
    前記アンテナは、前記第1の導電層に対向しない状態におけるQ値が30以下である、識別体。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の識別体において、
    前記第2の絶縁層の前記第2の導電層が設けられた面側に、前記第2の導電層を覆って印刷受理層および印刷層がこの順で配置されている、識別体。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の識別体の製造方法であって、
    前記第1の絶縁層を介して互いに対向するように前記第1の導電層と前記アンテナとをそれぞれ配置することで汎用タグを作製する工程と、
    前記アンテナの前記第1の導電層とは反対側に前記第2の絶縁層を配置する工程と、
    前記第2の絶縁層を介して前記アンテナと対向するように前記第2の導電層を配置する工程とを有する、識別体の製造方法。
  6. 請求項5に記載の識別体の製造方法において、
    前記第1の導電層および前記アンテナを、前記第1の絶縁層の表裏に導電性材料を用いた塗布法またはエッチングによりそれぞれ積層し、
    前記第2の絶縁層を、前記アンテナが積層された前記第1の絶縁層上に塗布法または熱圧着により積層し、
    前記第2の導電層を、前記第2の絶縁層の前記アンテナとは反対側に導電性材料を用いた熱転写により積層する、識別体の製造方法。
JP2017185961A 2017-09-27 2017-09-27 識別体およびその製造方法 Active JP6967926B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185961A JP6967926B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 識別体およびその製造方法
PCT/JP2018/035543 WO2019065665A1 (ja) 2017-09-27 2018-09-26 識別体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185961A JP6967926B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 識別体およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019061515A true JP2019061515A (ja) 2019-04-18
JP6967926B2 JP6967926B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=65903598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017185961A Active JP6967926B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 識別体およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6967926B2 (ja)
WO (1) WO2019065665A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111967563B (zh) * 2020-09-04 2022-02-18 浙江大学 基于mfcc特征编码的组合型超宽带交叉极化无芯片rfid标签

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950624A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Dainippon Ink & Chem Inc 識別システム用磁気マーカー及び識別システム
JP2008503759A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 ヴュービック インコーポレイテッド パラメトリックリフレクティブ技術を用いたrfidシステム
JP2009239487A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Tdk Corp 平面型アンテナ素子及びその製造方法
US20130015248A1 (en) * 2010-02-11 2013-01-17 Universite De Savoie Chipless passive rfid tag
JP2016103673A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 トッパン・フォームズ株式会社 識別体及びこの識別体のidを判別する判別システム
JP2017084233A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 トッパン・フォームズ株式会社 識別体及びid生成方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3767654B2 (ja) * 1997-09-19 2006-04-19 セイコーエプソン株式会社 電波応答シートおよびその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950624A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Dainippon Ink & Chem Inc 識別システム用磁気マーカー及び識別システム
JP2008503759A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 ヴュービック インコーポレイテッド パラメトリックリフレクティブ技術を用いたrfidシステム
JP2009239487A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Tdk Corp 平面型アンテナ素子及びその製造方法
US20130015248A1 (en) * 2010-02-11 2013-01-17 Universite De Savoie Chipless passive rfid tag
JP2016103673A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 トッパン・フォームズ株式会社 識別体及びこの識別体のidを判別する判別システム
JP2017084233A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 トッパン・フォームズ株式会社 識別体及びid生成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6967926B2 (ja) 2021-11-17
WO2019065665A1 (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7443362B2 (en) Solenoid antenna
KR101278364B1 (ko) 안테나 회로, ic 인렛, 멀티 태그 및 멀티 태그 제조 방법
JP6126188B2 (ja) Rfidアンテナ
US20130207848A1 (en) Foil Element
KR20080064728A (ko) Ic칩 실장용 접속체, 안테나 회로, ic인렛, ic태그및 정전용량 조정방법
CN101572336A (zh) 小尺寸电子标签天线及其制造方法
JP2019061515A (ja) 識別体およびその製造方法
JP2019061516A (ja) 識別体
CN201222535Y (zh) 小尺寸电子标签天线及电子标签
JP4608258B2 (ja) スマートラベル及びその製造方法
JP2019087959A (ja) 識別体
JP2019062423A (ja) 識別体およびその製造方法
JP6798930B2 (ja) 識別体及びその製造方法
JP2017227959A (ja) 非接触型情報媒体及び非接触型情報媒体の製造方法
JP5035080B2 (ja) アンテナ装置の調整方法、製造方法、及びアンテナ装置
JP6546877B2 (ja) 識別体及びid生成方法
TWI837608B (zh) Rfid標籤及rfid標籤的製造方法
KR101256912B1 (ko) 안테나용 페라이트 기판 및 안테나 모듈 그리고 안테나모듈의 제조방법
KR101256913B1 (ko) 페라이트 기판을 이용한 안테나모듈의 제조방법
WO2019093452A1 (ja) 識別体、識別方法および識別装置
JP5023530B2 (ja) 非接触式データキャリアおよび非接触式データキャリア用配線基材
WO2022191258A1 (ja) Rfidタグ及びrfidタグの製造方法
US11799188B2 (en) Method for manufacturing a radiofrequency antenna on a substrate and antenna thus obtained
JP2018190076A (ja) Rfidタグの製造方法
KR101315470B1 (ko) 안테나용 페라이트 기판 및 안테나 모듈 그리고 안테나모듈의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6967926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350