JP2019087959A - 識別体 - Google Patents

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裕 出口
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Abstract

【課題】共振周波数が互いに異なる複数のアンテナパターンを用いて識別情報を認識可能とする構成において、小型化を実現しながらアンテナパターン間の干渉を回避する。【解決手段】互いに異なる共振周波数が割り当てられ、該共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターン11〜22が形成される複数のアンテナ形成領域51〜62がベース基材10に設けられた構成において、アンテナ形成領域51〜62は、割り当てられた共振周波数が段階的にずれており、その段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、アンテナパターンによる共振ピークを検出することで識別情報を認識可能とする識別体に関する。
昨今、情報化社会の進展に伴って、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いて商品等の管理が行われている。このようなラベルやタグを用いた情報管理においては、ラベルやタグに対して非接触状態にて情報の書き込みや読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICラベルや非接触型ICタグ等のRFID技術を利用した識別体がその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
このようなRFID技術を利用した識別体としては、上述したようにICチップが搭載されたものに限らず、共振ピークが発現する周波数が互いに異なる複数のアンテナパターンを有し、ICチップを用いずに複数のアンテナパターンの組み合わせでIDを識別できるようにしたものも考えられている。例えば、複数のアンテナパターンを構成する誘電子要素とコンデンサ要素の形状を異ならせたり、複数のアンテナパターンの形状や向きを異ならせたりして共振周波数を複数のアンテナパターン毎に異ならせ、そのアンテナパターンの組み合わせでIDを表現可能とする技術が、特許文献1に開示されている。この技術を用いれば、アンテナパターンの数をN個とした場合、1つのアンテナパターンの有無によって“1”,“0”の2つの情報を持たせることができ、また、全てのアンテナパターンが無い場合を除いて、(2N−1)個のIDを識別可能に表現することができる。
また、並列して形成された複数の導電性バンドのうち任意のバンドを導電性ブリッジによって接続することで共振周波数を調整するチップレスタグが、特許文献2に開示されている。この技術によれば、チップレスタグの小型化を実現することができる。
特公平7−80386号公報 国際公開第2011/098719号
しかしながら、特許文献2に開示されたチップレスタグは、小型化を実現することができるものの、互いに異なる共振周波数を有するアンテナパターンが電流を互いに共有しており、構造が複雑なため、共振周波数の設計および制御が困難であるという問題点がある。
また、特許文献1に開示されたものにおいては、複数のアンテナパターンが互いに独立して順序だって配置されていることで、特許文献2に開示されたものが有する問題点は解消されるものの、共振周波数等が互いに異なる複数のアンテナパターンが並べて配置されているため、複数のアンテナパターン間にて干渉が生じ、共振周波数にて共振ピークを正確に検出できなくなってしまう虞がある。特に、カードやタグ等の小型の携帯媒体に使用する場合、複数のアンテナパターンどうしの間隔が狭くなるため、複数のアンテナパターン間の干渉が生じやすい。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、共振周波数が互いに異なる複数のアンテナパターンを用いて識別情報を認識可能とする構成において、小型化を実現しながらアンテナパターン間の干渉を回避することができる識別体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
互いに異なる共振周波数が割り当てられ、該共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターンが形成される複数のアンテナ形成領域がベース基材に設けられた識別体であって、
前記複数のアンテナ形成領域は、割り当てられた共振周波数が段階的にずれており、前記段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されている。
上記のように構成された本発明においては、ベース基材に設けられた複数のアンテナ形成領域のそれぞれには、段階的にずれた共振周波数が割り当てられており、この複数のアンテナ形成領域に、割り当てられた共振周波数を有するアンテナパターンが形成されたり形成されなかったりすることで、アンテナパターンが形成されたアンテナ形成領域においては割り当てられた共振周波数にて共振ピークが検出され、アンテナパターンが形成されていないアンテナ形成領域においては割り当てられた共振周波数にて共振ピークが検出されず、その組み合わせで識別情報が識別されることになる。その際、複数のアンテナ形成領域は、割り当てられた共振周波数のずれの段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されているので、ずれの段階が周波数の高低方向に隣接する共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターンどうしが物理的に隣接して配置されることがなくなり、それにより、小型化を実現しながらも、アンテナパターン間の干渉が回避されることになる。
また、ベース基材を介してアンテナパターンに対向して設けられた導電層を有し、アンテナパターンが、導電層と対向することで共振周波数にて共振ピークが発現するものであれば、導電層側に手等の誘電体が存在していても誘電体の影響を受けることなく共振ピークが検出される。
また、上述したようにアンテナパターンに対向して導電層を設けたものにおいては、識別体に照射した電磁波がアンテナパターンのみならず、導電層においても反射することになるが、複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンのそれぞれが、当該アンテナパターンの2つの端部間の中間点から2つの端部に向かい、X方向およびY方向のベクトル成分の大きさが互いに異なる2つの成分からなり、複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンどうしにおいて、2つの成分の長さが互いに異なるものであれば、アンテナパターンの2つの成分のうち一方の成分と偏波方向が同じ電磁波を照射した場合に、アンテナパターンにおいてそれに対する反射波が2つの成分からそれぞれ反射する一方、アンテナパターンに対向した導電層においては、識別体に照射された電磁波と同じ偏波方向の反射波が反射することになるため、アンテナパターンの2つの成分のうち他方の成分と同じ偏波方向で反射波を受信することで、アンテナパターンによる反射波のみを受信することができ、それにより、反射波における共振ピークを確実に検出することができることになる。
本発明によれば、割り当てられた共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターンが形成される複数のアンテナ形成領域が、割り当てられた共振周波数が段階的にずれており、その段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されているため、ずれの段階が周波数の高低方向に隣接する共振周波数を有するアンテナパターンどうしが物理的に隣接して配置されることがなくなり、それにより、共振周波数が互いに異なる複数のアンテナパターンを用いて識別情報を認識可能とする構成において、小型化を実現しながらアンテナパターン間の干渉を回避することができる。
また、ベース基材を介してアンテナパターンに対向して設けられた導電層を有し、アンテナパターンが、導電層と対向することで共振周波数にて共振ピークが発現するものにおいては、導電層側に手等の誘電体が存在していても誘電体の影響を受けることなく共振ピークを検出することができる。
また、複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンのそれぞれが、当該アンテナパターンの2つの端部間の中間点から2つの端部に向かい、X方向およびY方向のベクトル成分の大きさが互いに異なる2つの成分からなり、複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンどうしにおいて、2つの成分の長さが互いに異なるものにおいては、上述したようにアンテナパターンに対向して導電層を設けた場合に、識別体に照射した電磁波がアンテナパターンのみならず導電層においても反射することになるものの、アンテナパターンの2つの成分のうち一方の成分と偏波方向が同じ電磁波を照射し、アンテナパターンの2つの成分のうち他方の成分と同じ偏波方向で反射波を受信することで、アンテナパターンによる反射波のみを受信することができ、それにより、反射波における共振ピークを確実に検出することができる。
本発明の識別体に用いられる基本的な形態の一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材上の構成を示す図である。 図1に示したIDタグに対してアンテナパターンを構成する2つのアンテナ成分のうち一方のアンテナ成分と偏波方向が同じ電磁波を照射し、他方のアンテナ成分と同じ偏波方向で反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。 図1に示したIDタグの構成を利用した識別体の一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。 図3に示したIDタグの問題点を説明するための図であり、(a)はアンテナパターンそれぞれの周波数特性を示す図、(b)はIDタグに対して電磁波を照射してその反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。 本発明の識別体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。 図5に示したIDタグに対して電磁波を照射してその反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。 本発明の識別体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材の保護層との積層面の構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の識別体に用いられる基本的な形態の一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10上の構成を示す図である。
本発明の識別体に用いられる基本的な形態としては、例えば図1に示すように、ベース基材10の両面が保護層30a,30bによって覆われてなるIDタグ1が考えられる。
ベース基材10は、200〜300μm程度の厚みを有する絶縁性材料からなる。絶縁性材料としては、PET等の樹脂フィルム等が考えられるが、誘電正接が小さなものが好ましい。
ベース基材10の保護層30aとの積層面には、アンテナパターン11が積層されている。アンテナパターン11は、例えば18μm程度の厚さを有し、アンテナパターン11の2つの端部11d,11e間の中間点11cから端部11d,11eにそれぞれ向かう直線状の2つのアンテナ成分11a,11bからなり、2つのアンテナ成分11a,11bが中間点11cにて互いに直交して構成されている。それにより、2つのアンテナ成分11a,11bは、X方向およびY方向のベクトル成分の大きさが互いに異なるものとなっている。アンテナ成分11a,11bの長さは、後述するグランドパターン40に対向した場合に共振ピークが発現するようなものとなっている。そして、このアンテナパターン11を覆ってベース基材10の一方の面の全面に保護層30aが積層されている。保護層30aは、例えば100μmの厚さのPET等の絶縁性材料からなり、ベース基材10の一方の面の全面に積層されている。この保護層30aによって、アンテナパターン11が摩擦等から保護されることになる。
アンテナパターン11は、グランドパターン40に対向した場合に共振ピークが発現するためには、グランドパターン40に対向しない状態におけるQ値が30以下である必要がある。Q値とは、共振ピークでの周波数をω0とし、その共振ピークよりも低周波側にて振動エネルギーが共振ピークの半値となる周波数をω1とし、共振ピークよりも高周波側にて振動エネルギーが共振ピークの半値となる周波数をω2とした場合、Q=ω0/(ω2−ω1)で表される値である。Q値が30を超える鋭い共振ピークを有するアンテナパターンにおいては、グランドパターン40と対向した場合、共振ピークが発現しなくなる。一方、Q値が30以下である緩やかな共振ピークを有するアンテナパターンにおいては、グランドパターン40と対向した場合、Q値が30以上となる鋭い共振ピークが発現するようになる。このように、グランドパターン40に対向した場合に共振ピークが発現するためには、Q値が30以下であるか、あるいは、アンテナパターン単体では共振ピークが発現しないものである必要がある。
ベース基材10の保護層30bとの積層面には、その全面に導電層となるグランドパターン40が積層されている。グランドパターン40は、アンテナパターン11と同様に、例えば18μm程度の厚さを有し、ベース基材10の他方の面の全面に積層されることで、平面視にてアンテナパターン11を覆う形状となっている。そして、このグランドパターン40を覆ってベース基材10の他方の面の全面に保護層30bが積層されている。保護層30bは、保護層30aと同様に、例えば、100μmの厚さのPET等からなり、ベース基材10の他方の面の全面に積層されている。この保護層30bによって、グランドパターン40が摩擦等から保護されることになる。なお、アンテナパターン11およびグランドパターン40の厚さは、3μm程度であればよい。
以下に、上記のように構成されたIDタグ1の利用方法について説明する。
図1に示したIDタグ1においては、アンテナパターン11がベース基材10を介してグランドパターン40と対向していることで共振ピークが発現し、この共振ピークが検出されることでIDが認識されることになる。その際、アンテナパターン11にグランドパターン40が対向していることで、IDタグ1に照射された電磁波はグランドパターン40においても反射することになる。
ここで、図1に示したIDタグ1は、アンテナパターン11が、アンテナパターン11の2つの端部11d,11e間の中間点11cから端部11d,11eにそれぞれ向かう直線状の2つのアンテナ成分11a,11bからなり、2つのアンテナ成分11a,11bが中間点11cにて互いに直交して構成されている。そのため、アンテナパターン11の2つのアンテナ成分11a,11bのうち一方と偏波方向が同じ電磁波を照射すると、アンテナパターン11においては、それに対する反射波が2つのアンテナ成分11a,11bからそれぞれ反射することになる。一方、アンテナパターン11に対向したグランドパターン40においては、IDタグ1に照射された電磁波と同じ偏波方向の反射波が反射することになる。
そこで、例えば、アンテナ成分11aと偏波方向が同じ電磁波を照射し、アンテナ成分11bと同じ偏波方向で反射波を受信することで、アンテナパターン11による反射波のみを受信することができ、それにより、反射波における共振ピークを確実に検出することができる。
図2は、図1に示したIDタグ1に対してアンテナパターン11を構成する2つのアンテナ成分11a,11bのうち一方のアンテナ成分11aと偏波方向が同じ電磁波を照射し、他方のアンテナ成分11bと同じ偏波方向で反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。
図1に示したIDタグ1に対して、アンテナパターン11を構成する2つのアンテナ成分11a,11bのうち一方のアンテナ成分11aと偏波方向が同じ電磁波を照射し、他方のアンテナ成分11bと同じ偏波方向で反射波を受信した場合は、図2に示すように、アンテナパターン11が保護層30aで覆われているものの、Q値が30以上の鋭いピークが検出されることになる。それにより、共振ピークを利用した従来の識別体よりも多くのID数を得ることができる。また、グランドパターンを有する構成であっても、グランドパターンからの反射波がほとんど受信されないため、IDの数を増やしたことでグランドパターンの面積が増加した場合でも、共振ピークが弱化する問題がなくなる。
なお、上述したように、アンテナ成分11aと偏波方向が同じ電磁波を照射し、アンテナ成分11bと同じ偏波方向で反射波を受信することで、アンテナパターン11による反射波のみを受信することができるためには、電界が主成分である高周波帯が好ましく、UHF帯以上の周波数を有する電磁波を使用することが好ましい。
以下に、上述したIDタグ1を利用して複数の個別IDからなるIDを識別可能とする識別体について説明する。
図3は、図1に示したIDタグ1の構成を利用した識別体の一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10の保護層30aとの積層面の構成を示す図である。
本例における識別体は図3に示すように、図1に示したものと同様にベース基材10の両面が保護層30a,30bによって覆われてなる構成において、ベース基材10の保護層30aとの積層面にアンテナ形成領域51〜62が設けられるとともに、ベース基材10の保護層30bとの積層面の全面にグランドパターン40が積層されて構成されたIDタグ101である。
アンテナ形成領域51〜62には、アンテナ形成領域51〜62の順番に段階的に高くなるように互いに異なる共振周波数が割り当てられている。すなわち、アンテナ形成領域51に割り当てられた共振周波数が最も低く、次いで、アンテナ形成領域52、その後順番に、アンテナ形成領域53、アンテナ形成領域54、アンテナ形成領域55、アンテナ形成領域56、アンテナ形成領域57、アンテナ形成領域58、アンテナ形成領域59、アンテナ形成領域60、アンテナ形成領域61と共振周波数が段階的に高くなっていき、アンテナ形成領域62に割り当てられた共振周波数が最も高くなっている。そして、これらアンテナ形成領域51〜62は、4行3列のマトリックス状に並べられ、共振周波数の低い順に、まず図3(c)中左側の列の上の行から下の行へ、次いで真ん中の列の上の行から下の行へ、最後に右側の列の上の行から下の行へ並べられている。これらアンテナ形成領域51〜62には、図1に示した形状を有し、アンテナ形成領域51〜62に割り当てられた共振周波数にて共振ピークが検出されるアンテナパターン11〜22が形成されている。なお、アンテナパターン11〜22は、アンテナパターン11〜22をそれぞれ構成する2つのアンテナ成分の長さがアンテナパターン11〜22どうしで異なることで、共振ピークが検出される共振周波数が互いに異なるものとなっている。
以下に、上記のように構成されたIDタグ101の問題点について説明する。
図4は、図3に示したIDタグ101の問題点を説明するための図であり、(a)はアンテナパターン11〜22それぞれの周波数特性を示す図、(b)はIDタグ101に対して電磁波を照射してその反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。なお、図4(a)においては、説明をわかりやすくするためにアンテナパターン11〜22それぞれの共振周波数近傍の特性のみ示している。
上述したように、図3に示したIDタグ101においては、ベース基材10に設けられたアンテナ形成領域51〜62に、アンテナ形成領域51〜62の順番に段階的に高くなるように互いに異なる共振周波数が割り当てられている。そのため、アンテナ形成領域51〜62にそれぞれ形成されたアンテナパターン11〜22は、図4(a)に示すように、形成されたアンテナ形成領域51〜62にそれぞれ割り当てられた共振周波数にて共振ピークが検出されるものとなっている。具体的には、アンテナ形成領域51には、図4(a)中A点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域51に形成されたアンテナパターン11においてはA点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域52には、図4(a)中B点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域52に形成されたアンテナパターン12においてはB点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域53には、図4(a)中C点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域53に形成されたアンテナパターン13においてはC点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域54には、図4(a)中D点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域54に形成されたアンテナパターン14においてはD点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域55には、図4(a)中E点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域55に形成されたアンテナパターン15においてはE点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域56には、図4(a)中F点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域56に形成されたアンテナパターン16においてはF点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域57には、図4(a)中G点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域57に形成されたアンテナパターン17においてはG点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域58には、図4(a)中H点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域58に形成されたアンテナパターン18においてはH点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域59には、図4(a)中I点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域59に形成されたアンテナパターン19においてはI点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域60には、図4(a)中J点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域60に形成されたアンテナパターン20においてはJ点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域61には、図4(a)中K点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域61に形成されたアンテナパターン21においてはK点にて共振ピークが検出される。また、アンテナ形成領域62には、図4(a)中L点の周波数が共振周波数として割り当てられていることでアンテナ形成領域62に形成されたアンテナパターン22においてはL点にて共振ピークが検出される。
しかしながら、図3に示したように、割り当てられた共振周波数の低い順にアンテナ形成領域51〜62を並べた場合、図4(b)の実線で示すように、図4(b)の破線で示す周波数特性に対して、アンテナパターン11〜22の共振ピークの一部が検出できなくなってしまう。具体的には、図3に示したものにおいては、図4(a)中A点〜L点のそれぞれにてアンテナパターン11〜22による共振ピークが検出されるはずであるものの、C点、G点およびK点にて検出されるはずのアンテナパターン13,17,21による共振ピークが検出されない。これは、アンテナパターン13,17,21が形成されたアンテナ形成領域53,57,61がそれぞれ、段階的にずれた共振周波数のうち、アンテナ形成領域53,57,61に周波数の高低方向にて隣接する段階の共振周波数が割り当てられたアンテナ形成領域52,56,60に物理的に隣接していることで、アンテナ形成領域53,57,61に形成されたアンテナパターン13,17,21と、アンテナ形成領域52,56,60に形成されたアンテナパターン12,16,20とが干渉してしまうことによるものである。特に、共振周波数の段階が周波数の高低方向に隣接したアンテナパターンが物理的に隣接した場合、共振周波数が高いアンテナパターンにおいては、共振周波数が低いアンテナパターンによってその共振ピークが低周波数側に引っ張られ、共振ピークが検出されにくくなってしまう。
そのため、アンテナパターン11〜22による共振ピークを検出することで、共振ピークが検出された場合にその個別IDを“1”とし、共振ピークが検出されなかった場合にその個別IDを“0”とし、それらを、アンテナ形成領域51〜62に割り当てられた共振周波数の低い順に並べることでIDを識別可能に付与する構成としてIDタグ101に任意のIDを付与する場合、アンテナ形成領域51〜62の一部において、上述したようにアンテナパターンが形成されているにも関わらず共振ピークが検出されなくなると、個別IDの数が少なくなり、IDタグに付与できるIDの数が減少してしまうことになる。
そこで、本形態においては、上述したアンテナ形成領域51〜62について、共振周波数の段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたものどうしが物理的に隣接した配置とすることで、共振周波数の段階が周波数の高低方向に隣接したものどうしが物理的に隣接しない配置とし、アンテナパターン11〜22間の干渉を回避している。
図5は、本発明の識別体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10の保護層30aとの積層面の構成を示す図である。
本形態は図5に示すように、図3に示したものに対して、アンテナ形成領域51〜62の配置が異なるIDタグ201である。
本形態によるIDタグ201は、アンテナ形成領域51〜62が、4行3列のマトリックス状に並べられている点では図3に示したものと同様であるが、割り当てられた共振周波数が最も低いアンテナ形成領域51が、図5(c)中左側の列の最も上の行ではなく、左側の列の上から3行目に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域51の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域51に隣接したアンテナ形成領域52は、図5(c)中右側の列の上から2行目に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域52の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域52に隣接したアンテナ形成領域53は、図5(c)中右側の列の最も下の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域53の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域53に隣接したアンテナ形成領域54は、図5(c)中左側の列の最も上の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域54の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域54に隣接したアンテナ形成領域55は、図5(c)中真ん中の列の上から3行目に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域55の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域55に隣接したアンテナ形成領域56は、図5(c)中真ん中の列の最も上の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域56の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域56に隣接したアンテナ形成領域57は、図5(c)中左側の列の最も下の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域57の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域57に隣接したアンテナ形成領域58は、図5(c)中左側の列の上から2行目に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域58の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域58に隣接したアンテナ形成領域59は、図5(c)中右側の列の上から3行目に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域59の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域59に隣接したアンテナ形成領域60は、図5(c)中右側の列の最も上の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数がアンテナ形成領域60の次に低いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域60に隣接したアンテナ形成領域61は、図5(c)中真ん中の列の最も下の行に配置されている。また、割り当てられた共振周波数が最も高いことで共振周波数の段階がアンテナ形成領域61に隣接したアンテナ形成領域62は、図5(c)中真ん中の列の上から2行目に配置されている。このように本形態によるIDタグ201においては、アンテナ形成領域51〜62について、共振周波数の段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたものどうしが物理的に隣接した配置とすることで、共振周波数の段階が周波数の高低方向に隣接したものどうしが物理的に隣接しない配置としている。
図6は、図5に示したIDタグ201に対して電磁波を照射してその反射波を受信した場合の周波数特性を示す図である。
図6中実線で示すように、図5に示したIDタグ201に対して電磁波を照射してその反射波を受信した場合、その反射波においては、図6中破線で示すようにアンテナパターン11〜22の共振ピークが検出されるべきA点〜L点の周波数のそれぞれにおいて、共振ピークが検出されることになる。そのため、IDタグ201においては、A点〜L点のそれぞれにおいて、共振ピークが検出された場合の個別IDを“1”とし、共振ピークが検出されなかった場合の個別IDを“0”とし、これらを共振周波数が低い順に並べることで、ID“111111111111”が認識されることになる。その際、アンテナパターン11〜22のそれぞれが、アンテナパターン11〜22の2つの端部間の中間点から2つの端部にそれぞれ向かう直線状の2つのアンテナ成分からなり、2つのアンテナ成分が中間点にて互いに直交して構成されているため、アンテナパターン11〜22を構成する2つのアンテナ成分のうち一方と偏波方向が同じ電磁波を照射し、他方のアンテナ成分と同じ偏波方向で反射波を受信することで、グランドパターン40の影響を受けずにアンテナパターン11〜22による反射波のみを受信することができ、それにより、反射波による共振ピークを確実に検出することができる。
このように本形態においては、割り当てられた共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターン11〜22が形成される複数のアンテナ形成領域51〜62が、割り当てられた共振周波数が段階的にずれており、その段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されているため、ずれの段階が周波数の高低方向に隣接する共振周波数を有するアンテナパターンどうしが物理的に隣接して配置されることがなくなり、それにより、共振周波数が互いに異なる複数のアンテナパターンを用いて識別情報を認識可能とする構成において、アンテナパターン間の干渉を回避することができる。その際、複数のアンテナパターン間の干渉を回避するためにアンテナパターン間の間隔を広げる必要がないため、IDタグの小型化を実現することができ、カードやタグ等の携帯媒体として利用することが可能となる。
図7は、本発明の識別体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はベース基材10の保護層30aとの積層面の構成を示す図である。
本形態は図7に示すように、図5に示したものに対して、アンテナ形成領域51〜62の配置は同一であるものの、アンテナ形成領域51〜62のうち、アンテナ形成領域51,52,56,59,61にはアンテナパターンが形成されていない点が異なるIDタグ301である。
上記のように構成されたIDタグ301に対して電磁波を照射してその反射波を受信すると、その反射波においては、アンテナ形成領域51〜62のうち、アンテナ形成領域53〜55,57,58,60,62に割り当てられた共振周波数にて共振ピークが検出されるものの、アンテナ形成領域51,52,56,59,61に割り当てられた共振周波数においては共振ピークが検出されない。そのため、アンテナ形成領域51〜62に割り当てられた共振周波数のそれぞれにおいて、共振ピークが検出された場合の個別IDを“1”とし、共振ピークが検出されなかった場合の個別IDを“0”とし、これらを共振周波数が低い順に並べることで、ID“001110110101”が認識されることになる。
このように、ベース基材10上に設けられたアンテナ形成領域51〜62に、IDタグ201,301に付与されたIDに応じて選択的にアンテナパターンを形成することで、IDタグ201,301どうしで異なるIDを識別可能とすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、アンテナパターン11〜22として、互いに直交する2つの直線部がその端部にて交差するように形成されたものを例に挙げて説明したが、アンテナパターンの形状はこれに限らず、例えば、長方形の外形を有し、その短辺の1つからスリットが長手方向に入ったもの等、共振ピークが検出されるものであれば任意の形状のものを適用することができる。
また、上述した実施の形態においては、ベース基材10の保護層30bとの積層面の全面にグランドパターン40が積層されているが、グランドパターン40は、平面視にてアンテナパターン11〜22を覆う形状であれば、複数に分割されていてもよいし、アンテナパターン11〜22のそれぞれと対向して個別に積層されていてもよい。
また、上述した実施の形態においては、ベース基材10を介してアンテナ11〜22に対向してグランドパターン40が設けられているが、アンテナパターンが、グランドパターン40と対向しない状態で共振ピークが発現するものであれば、グランドパターン40を有さない構成としてもよい。ただ、アンテナパターンとして、グランドパターンと対向することで共振ピークが発現するものを用い、ベース基材10を介してアンテナパターンに対向してグランドパターン40を設けたものにおいては、グランドパターン40側に手等の誘電体が存在していても誘電体の影響を受けることなく共振ピークを検出することができる。また、グランドパターン40を有するものにおいては、上述したように、アンテナパターン11〜22の形状として、互いに直交する2つの直線部がその端部にて交差するように形成されたものを用いることで、グランドパターン40の影響を受けずにアンテナパターン11〜22による反射波のみを受信することができ、それにより、反射波における共振ピークを確実に検出することができる。
1,101,201,301 IDタグ
10 ベース基材
11〜22 アンテナパターン
11a,11b アンテナ成分
11c 中間点
11d,11e 端部
30a,30b 保護層
40 グランドパターン
51〜62 アンテナ形成領域

Claims (3)

  1. 互いに異なる共振周波数が割り当てられ、該共振周波数にて共振ピークが発現するアンテナパターンが形成される複数のアンテナ形成領域がベース基材に設けられた識別体であって、
    前記複数のアンテナ形成領域は、割り当てられた共振周波数が段階的にずれており、前記段階が周波数の高低方向に2つ以上離れたアンテナ形成領域どうしが物理的に隣接して配置されている、識別体。
  2. 請求項1に記載の識別体において、
    前記ベース基材を介して前記アンテナパターンに対向して設けられた導電層を有し、
    前記アンテナパターンは、前記導電層と対向することで前記共振周波数にて共振ピークが発現する、識別体。
  3. 請求項2に記載の識別体において、
    前記複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンのそれぞれは、当該アンテナパターンの2つの端部間の中間点から前記2つの端部に向かい、X方向およびY方向のベクトル成分の大きさが互いに異なる2つの成分からなり、前記複数のアンテナ形成領域に形成されるアンテナパターンどうしにおいて、前記2つの成分の長さが互いに異なる、識別体。
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