JP2019061412A - プラント機器監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】再送信による最新のデータの送信阻害を低減する。【解決手段】プラント機器監視制御システムは、データ収集装置から前記広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを保存するサーバを備え、前記データ収集装置は、再送制御がスタートして(ST01)再送信対象のプラントデータが入着すると(ST02)、機械学習による判定を実施し(ST03)、この機械学習による判定の出力に基づいて、再送信対象のプラントデータを、前記サーバに向けて再送信するか、または、いったん保持するかのどちらかを選択し(ST04)、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には(ST06)、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信する(ST07)。【選択図】図5

Description

この発明は、プラント機器監視制御システムに係わり、特に、広域通信網によりサーバとデータ収集装置が接続されたプラント機器監視制御システムに関するものである。
プラント機器監視制御システムでは、広域通信網(または、ワールドエリアネットワーク)により、サーバとデータ収集装置が接続されている(例えば、特許文献1から5を参照)。このデータ収集装置は、プラント機器などの現場装置から、計測データや観測データを収集している。データ収集装置が、プラント機器から収集した計測データは、広域通信網を経由して、サーバに転送される。転送の際に、広域通信網の断線、または遅延により、データ収集装置から送信されたデータには欠落が生じる。
プラント機器監視制御システムは、プラント機器の遠隔監視を行っている。通信データに欠落が生じると、現在値の送信の合間に再送信が実施される。プラント機器監視制御システムでは、効率的に再送信を行うために、再送制御を行っている。例えば、特許文献1に関わるプラント機器監視制御システムにおいては、通信エラーの発生時に、再送信の頻度を変化させることにより再送制御を行っていた。
プラント機器監視制御システムは、プラント機器の遠隔監視に使われている。計測データの欠落は、正常な通信を阻害する。本発明は、プラント機器の遠隔監視における再送制御方式に関わるものである。上記したプラント機器監視制御システムの再送制御方式では、エラーが発生してから再送時間の調整を行っている。この制御方式では、再送信を実施しない期間が存在するため、再送信の効率が低かった。
特開2013−192055号公報 特開2004−032405号公報 特開2004―134927号公報 特開2006−228047号公報 特開2009−239511号公報
この発明は、上記のようなプラント機器監視制御システムにおける課題を解決するためになされたものであり、効率の良い再送制御を可能とするプラント機器監視制御システムを得ること目的とする。特に、プラント機器監視制御システムのデータ収集装置における、効率の良い送信制御を目標とする。
この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定の出力に
基づいて、再送信対象のプラントデータを、前記サーバに向けて再送信するか、または、いったん保持するかのどちらかを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするものである。
また、この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と第1の広域通信網および第2の広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記第1の広域通信網または前記第2の広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、現在時刻とパケットサイズを入力として、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網におけるデータ通信の成否を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、現在時刻とパケットサイズを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、前記第1の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第1の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第2の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするものである。
また、この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置からこの広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、時系列データを入力とし、この時系列データの変化量の大きさに対応するように、高、中、低に3分類された重要度を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、時系列データを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、重要度が高であれば、再送信対象のプラントデータを優先度高でいったん保持し、重要度が中であれば、再送信対象のプラントデータを優先度中でいったん保持し、重要度が低であれば、再送信対象のプラントデータを優先度低でいったん保持し、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、優先度の高いものから順番に、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするものである。
この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定の出力に基づいて、再送信対象のプラントデータを、前記サーバに向けて再送信するか、または、いったん保持するかのどちらかを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持す
ることを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とすることにより、機械学習による再送制御により効率の良い再送制御が行われる。また、再送信による最新のデータの送信の阻害や、帯域に与える負荷を低減することが可能となる。再送成否を機械学習したモデルを用いて予測することで、再送処理の失敗を低減し、効率の良い通信を実現することが可能となる。
また、この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と第1の広域通信網および第2の広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記第1の広域通信網または前記第2の広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、現在時刻とパケットサイズを入力として、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網におけるデータ通信の成否を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、現在時刻とパケットサイズを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、前記第1の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第1の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第2の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とすることにより、機械学習による再送制御により効率の良い再送制御が行われる。また、再送信による最新のデータの送信の阻害や、帯域に与える負荷を低減することが可能となる。再送成否を機械学習したモデルを用いて予測することで、再送処理の失敗を低減し、効率の良い通信を実現することが可能となる。
また、この発明にかかわるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置からこの広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、時系列データを入力とし、この時系列データの変化量の大きさに対応するように、高、中、低に3分類された重要度を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、時系列データを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、重要度が高であれば、再送信対象のプラントデータを優先度高でいったん保持し、重要度が中であれば、再送信対象のプラントデータを優先度中でいったん保持し、重要度が低であれば、再送信対象のプラントデータを優先度低でいったん保持し、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、優先度の高いものから順番に、次回のデータ通信時に送信することを特徴とすることにより、機械学習による再送制御により効率の良い再送制御が行われる。また、再送信による最新のデータの送信の阻害や、帯域に与える負荷を低減することが可能となる。再送成否を機械学習したモデルを用いて予測することで、再送処理の失敗を低減し、効率の良い通信を実現することが可能となる。
この発明の実施の形態1に関わるプラント機器監視制御システムを表している全体構成図である。 この発明の実施の形態1に関わるデータ収集装置の構造を表している図である。 この発明の実施の形態1に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による学習に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態1に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態1に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定のフローチャートを示している図である。 この発明の実施の形態2に関わるプラント機器監視制御システムを表している全体構成図である。 この発明の実施の形態2に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による学習に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態2に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態2に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定のフローチャートを示している図である。 この発明の実施の形態3に関わるプラント機器監視制御システムを表している全体構成図である。 この発明の実施の形態3に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による学習に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態3に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態3に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定のフローチャートを示している図である。 この発明の実施の形態4に関わるプラント機器監視制御システムを表している全体構成図である。 この発明の実施の形態4に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による学習に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態4に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態4に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定のフローチャートを示している図である。 この発明の実施の形態5に関わるプラント機器監視制御システムを表している全体構成図である。 この発明の実施の形態5に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による学習に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態5に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定に関係する入力と出力を示している図である。 この発明の実施の形態5に関わるプラント機器監視制御システムにおける、機械学習による判定のフローチャートを示している図である。
本発明の実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムについて、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、プラント機器監視制御システムの構成は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要
な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムを、図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1によるプラント機器監視制御システム200の全体構成を表している図である。同図において、プラント機器監視制御システム200は、現場装置100、データ収集装置101、およびサーバ105などから構成されている。データ収集装置101は、機械学習部102、および送信制御部103を備えている。現場装置100は、データ収集装置101と専用の配線で接続されている。データ収集装置101とサーバ105は、広域通信網104(または、ワールドエリアネットワーク)により接続されている。
現場装置100は、監視対象となっているプラント機器などを表している。プラント機器監視制御システム200は、プラントデータを発信するプラント機器(現場装置)の遠隔監視を行っている。データ収集装置101は、専用配線を通して、プラント機器などの現場装置100から計測データを収集する。広域通信網104は、データ収集装置101とサーバ105を連絡している。サーバ105は、広域通信網104を通じて、データ収集装置101から送信されてくる計測データなどのプラントデータを保存する。データ収集装置101において、機械学習部102は、再送信の制御を機械学習で学習する。データ収集装置101において、送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行う。
図2は、本実施の形態に関わるデータ収集装置101の内部を表している構造図である。データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えている。データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えていることにより、機械学習部102および送信制御部103の機能を、実行することができる。送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行うことが可能である。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の送信制御部103は、現場装置100から受信したプラント機器の計測データまたは観測データを、広域通信網104を経由して、サーバ105に送信している。また、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の機械学習部102は、現在時刻およびパケットサイズを入力とし、再送信の成否を出力とする学習を行い、モデルを作成している。
次に、データ収集装置101における学習動作について説明する。図3は、この発明の本実施の形態における、機械学習の学習に関係する入力と出力を示している。本実施の形態における、機械学習部102の学習方法を、同図に基づいて説明する。データ収集装置101は、現場装置100からプラント機器の計測データを収集している。機械学習部102は、収集された計測データの、現在時刻1およびパケットサイズ2を、入力として送信制御部103から得ている。また、機械学習部102は、学習の出力として、再送信の成功する可能性(データ通信の成功3またはデータ通信の失敗4)を、送信制御部103から得ている。
図4は、この発明の本実施の形態に関わるデータ収集装置101における、機械学習による判定に関係する入力と出力を示した図である。データ収集装置101は、現場装置100からプラント機器のプラントデータ(計測データや観測データ)を収集している。機械学習部102は、収集された計測データの、現在時刻1およびパケットサイズ2を、入力としている。また、機械学習部102は、出力として、再送信の成功する確率(データ通信の成功5またはデータ通信の失敗6)を得ることができる。
次に、プラント機器監視制御システム200のデータ収集装置101における再送判定時の動作について、図に基づいて説明する。図5は、この発明の本実施の形態に関わる機械学習による判定のフローチャートを表している。プラント機器監視制御システム200では、計測データをサーバ105に転送する際に、広域通信網104(ネットワーク)の断線、遅延などにより、送信される計測データに欠落が生じる。データ通信が失敗し、送信されたデータに欠落が生じると、データ収集装置101において、機械学習による再送制御の判定が開始する(ST01)。欠落したデータは、現在値の送信の合間に再送信を実施する。送信制御部103から再送信対象のデータが入着した際(ST02)に、機械学習部102で、現在時刻とパケットサイズを入力とした機械学習による判定が行われる(ST03)。
機械学習部102は、機械学習の出力として、データ通信(再送信)の成功する確率を得ている。次に、機械学習部102は、データ通信(再送信)の成功する確率が、閾値以上かどうかを判断する(ST04)。再送信の成功する確率が閾値以上の場合には、機械学習部102は、送信制御部103に再送信をただちに実施するように制御する(ST05)。再送信が成功する確率が閾値よりも小さい場合には、機械学習部102は、再送信しないで、データをいったん保持するように送信制御部103を制御する(ST06)。送信制御部103は、保持している未送信のデータを、次回に計測データなどのプラントデータを送信する際に、プラントデータと一緒に送信する(ST07)。未送信のデータがいずれかの通信経路で再送信が実施されれば、機械学習による判定が終了する(ST08)。なお、データ通信(再送信)の成功する確率が、閾値と一致した場合は、送信制御部103に再送信をただちに実施するように制御しているが、データをいったん保持するように送信制御部103を制御してもよい。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、広域通信網によりサーバとデータ収集装置が接続された監視制御システムにおいて、機械学習を使用して効率的な再送制御を行うデータ収集装置の再送制御方式に関わるものである。以上のように、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムによれば、再送信の成否を予め判定することで、再送信が失敗する可能性が高い場合に再送信を実行しないことにより、効率的な再送制御が可能となる。従来のプラント機器監視制御システムの再送制御では、エラーが発生してから再送時間の調整を行っていたため、再送信を実施しない期間があり、再送信の効率が低かった。本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、再送の成否を機械学習したモデルを用いて予測することで、再送処理の失敗を低減し、効率の良い通信を実現することを可能とする。
すなわち、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定の出力に基づいて、再送信対象のプラントデータを、前記サーバに向けて再送信するか、または、いったん保持するかのどちらかを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信するものである。
また、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による学習を実施する際には、現在時刻とパケットサイズを入力とし、
データ通信の成功とデータ通信の失敗を出力とし、機械学習による判定を実施する際には、現在時刻とパケットサイズを入力とし、データ通信の成功とデータ通信の失敗を出力とする、ものである。また、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による判定を実施した結果、データ通信の成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて再送信することを選択し、データ通信の成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、ものである。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に関わるプラント機器監視制御システム200について、図に基づいて説明する。図6は、この発明の本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システム200の全体構成を表している図である。同図において、プラント機器監視制御システム200は、現場装置100、データ収集装置101、およびサーバ105などから構成されている。データ収集装置101は、機械学習部102、送信制御部103、および通信エラー検知部109を備えている。通信エラー検知部109は、通信プロトコルのエラーや通信の遅延を検知する。現場装置100は、データ収集装置101と専用の配線で接続されている。データ収集装置101とサーバ105は、広域通信網104(または、ワールドエリアネットワーク)により接続されている。
現場装置100は、監視対象となっているプラント機器などを表している。プラント機器監視制御システム200は、プラントデータを発信するプラント機器(現場装置)の遠隔監視を行っている。データ収集装置101は、専用配線を通して、プラント機器などの現場装置100から計測データを収集する。広域通信網104は、データ収集装置101とサーバ105を連絡している。サーバ105は、広域通信網104を通じて、データ収集装置101から送信されてくる計測データなどのプラントデータを保存する。データ収集装置101において、機械学習部102は、再送信の制御を機械学習で学習する。データ収集装置101において、送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行う。
データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えている。データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えていることにより、機械学習部102、送信制御部103、および通信エラー検知部109の機能を、実行することができる。送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行うことが可能である。本実施の形態によるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の機械学習部102は、一定時間前のプロトコルエラーと一定時間前の通信遅延を入力とし、現在時刻における通信処理の成否を出力として学習を行い、モデルを作成する。
図7は、この発明の本実施の形態に関わるデータ収集装置101における、機械学習の判定に関係する入力と出力を示した図である。データ収集装置101は、現場装置100から計測データを収集している。機械学習部102は、収集されたデータの、一定時間前のプロトコルエラー40と一定時間前の通信遅延41を、入力としている。また、機械学習部102は、出力として、現在時刻における通信の成否(現在時刻におけるデータ通信の成功42と現在時刻におけるデータ通信の失敗43)を得る。
学習後に行われる実際の判定について図に基づいて説明する。図8は、この発明の本実施の形態における、機械学習の判定に関係する入力と出力を示した図である。再送信対象のデータが入着した際、機械学習部102は、現在時刻のプロトコルエラー44と現在時刻の通信遅延45を入力とし、一定時間後におけるデータ通信の成否(一定時間後におけるデータ通信の成功46と一定時間後におけるデータ通信の失敗47)を出力として得る。すなわち、機械学習部102は、現在時刻のプロトコルエラー44および現在時刻の通
信遅延45の多さから、一定時間後にデータ通信が成功する確率を判定することができる。
次に、プラント機器監視制御システム200のデータ収集装置101における再送判定時の動作について、図に基づいて説明する。図9は、この発明の本実施の形態に関わる機械学習による判定のフローチャートを表している。プラント機器監視制御システム200では、計測データをサーバ105に転送する際に、広域通信網104(ネットワーク)の断線、遅延などにより、送信される計測データに欠落が生じる。データ通信が失敗し、送信されたデータに欠落が生じると、データ収集装置101において、機械学習による再送制御の判定が開始する(ST01)。欠落したデータは、現在値の送信の合間に再送信を実施する。送信制御部103から再送信対象のデータが入着した際(ST02)に、機械学習部102で、現在時刻のプロトコルエラーと現在時刻の通信遅延を入力とした機械学習による判定が行われる(ST03)。
機械学習部102は、現在時刻のプロトコルエラーと現在時刻の通信遅延を入力とし、一定時間後における通信成否の確率を出力として得ている。機械学習部102は、一定時間後にデータ通信が成功する確率を判定する(ST18)。一定時間後にデータ通信が成功する可能性が閾値以上の場合、送信制御部103は、一定時間後に再送信を実施する(ST20)。一定時間後にデータ通信が成功する可能性が閾値よりも低いと判定した場合、送信制御部103は、再送信対象のデータを送信制御部103にいったん保持し、直ちには再送信を実施しない(ST19)。送信制御部103は、保持している未送信のデータを、次回に計測データなどのプラントデータを送信する際に、プラントデータと一緒に送信する(ST07)。未送信のデータがいずれかの通信経路で再送信が実施されれば、機械学習による判定が終了する(ST08)。なお、一定時間後にデータ通信(再送信)の成功する確率が、閾値と一致した場合は、送信制御部103に再送信をただちに実施するように制御しているが、データをいったん保持するように送信制御部103を制御してもよい。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、実施の形態1に記載のデータ収集装置の動作制御方式において、一定時間前の通信プロトコルのエラーや通信遅延の情報を元に再送を行うデータ収集装置の再送制御方式に関わるものである。以上のように、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムによれば、現在の通信状態から将来の再送信成否を予測し、再送信の成功する可能性が高い場合のみ再送信を実施することで効率の良い再送処理を行うことが可能となる。
すなわち、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による学習を実施する際には、一定時間前のプロトコルエラーと一定時間前の通信遅延を入力とし、現在時刻におけるデータ通信の成功と現在時刻におけるデータ通信の失敗を出力とし、機械学習による判定を実施する際には、現在時刻のプロトコルエラーと現在時刻の通信遅延を入力とし、一定時間後におけるデータ通信の成功と一定時間後におけるデータ通信の失敗を出力とする、ものである。また、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による判定を実施した結果、一定時間後にデータ通信の成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて一定時間後に再送信することを選択し、一定時間後にデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、ものである。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に関わるプラント機器監視制御システム200について、図に基づいて説明する。図10は、この発明の本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システ
ム200の全体構成を表している図である。同図において、プラント機器監視制御システム200は、現場装置100、データ収集装置101、およびサーバ105などから構成されている。データ収集装置101は、機械学習部102、送信制御部103、および変化量検出部110を備えている。変化量検出部110は、信号の時間あたりの変化量の合計を計算する。現場装置100は、データ収集装置101と専用の配線で接続されている。データ収集装置101とサーバ105は、広域通信網104(または、ワールドエリアネットワーク)により接続されている。
現場装置100は、監視対象となっているプラント機器などを表している。プラント機器監視制御システム200は、プラントデータを発信するプラント機器(現場装置)の遠隔監視を行っている。データ収集装置101は、専用配線を通して、プラント機器などの現場装置100から計測データを収集する。広域通信網104は、データ収集装置101とサーバ105を連絡している。サーバ105は、広域通信網104を通じて、データ収集装置101から送信されてくる計測データなどのプラントデータを保存する。データ収集装置101において、機械学習部102は、再送信の制御を機械学習で学習する。データ収集装置101において、送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行う。
データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えている。データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えていることにより、機械学習部102、送信制御部103、および変化量検出部110の機能を、実行することができる。送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行うことが可能である。本実施の形態によるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の機械学習部102は、現在時刻を入力とし、変化量検出部110の計算結果を出力として学習を行い、モデルを作成する。
図11は、この発明の本実施の形態に関わるデータ収集装置101における、機械学習の学習に関係する入力と出力を示した図である。データ収集装置101は、現場装置100から計測データを収集している。機械学習部102は、収集された計測データの、現在時刻50を入力としている。また、機械学習部102は、出力として、現在時刻における通信データの変化量51を得る。機械学習部102は、データの変化量が小さい場合は、計測データの重要度が低い状態であると判定する。
学習後に行われる実際の判定について図に基づいて説明する。図12は、この発明の本実施の形態における、機械学習の判定に関係する入力と出力を示した図である。再送信対象のデータが入着した際、機械学習部102は、任意時刻52を入力とし、その任意時刻における通信データの変化量53を出力として得る。機械学習部102は、データの変化量が大きい場合は、再送信でない通信を実施し、データの変化量が低い状態の場合に再送処理を行うように送信制御部103を制御する。なお、ここでは、再送信対象のデータが入着した時刻を任意時刻と呼んでいる。この任意時刻は、入着時刻と呼びかえることができる。
図13は、この発明の本実施の形態に関わる機械学習による判定のフローチャートを表している。プラント機器監視制御システム200では、計測データをサーバ105に転送する際に、広域通信網104(ネットワーク)の断線、遅延などにより、送信される計測データに欠落が生じる。データ通信が失敗し、送信されたデータに欠落が生じると、データ収集装置101において、機械学習による再送制御の判定が開始する(ST01)。欠落したデータは、現在値の送信の合間に再送信を実施する。送信制御部103から再送信対象のデータが入着した際(ST02)に、機械学習部102で、任意時刻を入力とした機械学習による判定が行われる(ST03)。
機械学習部102は、任意時刻を入力とし、任意時刻における通信データの変化量を出力として得ている。機械学習部102は、一定時間後にデータ変化量が閾値以上かどうかを判断する(ST22)。一定時間後のデータ変化量が閾値よりも大きいと判定される場合は、再送信でない通信を実施する。すなわち、送信制御部103は、この再送信対象のデータを送信制御部103にいったん保持する(ST23)。送信制御部103は、保持している未送信のデータを、次回に計測データなどのプラントデータを送信する際に、プラントデータと一緒に送信する(ST07)。一定時間後のデータ変化量が閾値よりも小さいと判定された場合には、機械学習部102は、送信制御部103に一定時間後に再送信を実施させる(ST24)。いずれかの経路で再送信が実施されれば、機械学習による判定が終了する(ST08)。なお、一定時間後のデータ変化量が、閾値と一致した場合は、送信制御部103にデータをいったん保持するように送信制御部103を制御しているが、再送信を一定時間後に実施するように制御してもよい。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、実施の形態1に記載のデータ収集装置の動作制御方式において、計測データの重要度が低い状態の場合に再送を行うデータ収集装置の再送制御方式に関わるものである。以上のように、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムによれば、データの変化量が低い場合に再送信を行うため、データ収集装置のデータ収集動作を阻害することなく再送処理を行うことが可能となる。
すなわち、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による学習を実施する際には、現在時刻を入力とし、現在時刻における通信データの変化量を出力とし、機械学習による判定を実施する際には、任意時刻を入力とし、任意時刻における通信データの変化量を出力とする、ものである。また、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムにおいて、前記データ収集装置は、機械学習による判定を実施した結果、一定時間後のデータ変化量が閾値よりも小さければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて一定時間後に再送信することを選択し、一定時間後のデータ変化量が閾値よりも大きければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、ものである。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に関わるプラント機器監視制御システム200について、図に基づいて説明する。図14は、この発明の本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システム200の全体構成を表している図である。同図において、プラント機器監視制御システム200は、現場装置100、データ収集装置101、およびサーバ105などから構成されている。データ収集装置101は、機械学習部102、および送信制御部103を備えている。現場装置100は、データ収集装置101と専用の配線で接続されている。データ収集装置101とサーバ105は、広域通信網A107(第1の広域通信網)および広域通信網B108(第2の広域通信網)により接続されている。
現場装置100は、監視対象となっているプラント機器などを表している。プラント機器監視制御システム200は、プラントデータを発信するプラント機器(現場装置)の遠隔監視を行っている。データ収集装置101は、専用配線を通して、プラント機器などの現場装置100から計測データを収集する。広域通信網A107および広域通信網B108は、データ収集装置101とサーバ105を連絡している。サーバ105は、広域通信網A107または広域通信網B108を通じて、データ収集装置101から送信されてくる計測データなどのプラントデータを保存する。データ収集装置101において、機械学習部102は、再送信の制御を機械学習で学習する。データ収集装置101において、送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行う。
データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えている。データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えていることにより、機械学習部102、送信制御部103、および変化量検出部110の機能を、実行することができる。送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行うことが可能である。本実施の形態によるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の機械学習部102は、現在時刻とパケットサイズを入力とし、広域通信網Aと広域通信網Bについて、それぞれの再送信の成否を出力とする学習を行い、モデルを作成する。
図15は、この発明の本実施の形態に関わるデータ収集装置101における、機械学習の学習に関係する入力と出力を示した図である。データ収集装置101は、現場装置100から計測データを収集している。機械学習部102は、収集された計測データの、現在時刻1およびパケットサイズ2を、入力としている。また、機械学習部102は、出力として、広域通信網A107と広域通信網B108について、それぞれの再送信の成功する可能性(広域通信網Aの通信成功31、広域通信網Aの通信失敗32、広域通信網Bの通信成功33、および広域通信網Bの通信失敗34)を得る。
学習後に行われる実際の判定について図に基づいて説明する。図16は、この発明の本実施の形態における、機械学習の判定に関係する入力と出力を示した図である。機械学習部102は、現在時刻1とパケットサイズ2を入力として受け付けると、時系列データの通信経由に応じて、再送信の成否を出力として判定を実施する。従って、広域通信網Aを経由して、再送信が成功した場合(広域通信網Aの通信成功35)あるいは失敗した場合(広域通信網Aの通信失敗36)、または、広域通信網Bを経由して、再送信が成功した場合(広域通信網Bの通信成功37)あるいは失敗した場合(広域通信網Bの通信失敗38)、にわけて判断することができる。
図17は、この発明の本実施の形態に関わる機械学習による判定のフローチャートを表している。プラント機器監視制御システム200では、計測データをサーバ105に転送する際に、広域通信網A107または広域通信網B108の断線、遅延などにより、送信される計測データに欠落が生じる。データ通信が失敗し、送信されたデータに欠落が生じると、データ収集装置101において、機械学習による再送制御の判定が開始する(ST01)。欠落したデータは、現在値の送信の合間に再送信を実施する。送信制御部103から再送信対象のデータが入着した際(ST02)に、機械学習部102で、現在時刻とパケットサイズを入力とした機械学習による判定が行われる(ST03)。
機械学習部102は、現在時刻とパケットサイズを入力とし、広域通信網Aと広域通信網Bにおける、それぞれの再送信の成否を出力として学習を実施している。機械学習により学習したデータにより、最適な回線を使用するために、機械学習部102は、再送信が成功する確率を比較する(ST14)。広域通信網Aでデータ通信の成功する確率が閾値よりも高いと判定した場合には、このデータを、広域通信網Aから再送信する(ST16)。広域通信網Bでデータ通信の成功する確率が閾値よりも高いと判定した場合には、このデータを、広域通信網Bから再送信する(ST17)。どちらの通信網を使用しても成功する可能性が閾値よりも低いと判定した場合、送信制御部103は、再送信対象のデータを送信制御部103にいったん保持する(ST15)。送信制御部103は、保持している未送信のデータを、次回に計測データなどのプラントデータを送信する際に、プラントデータと一緒に送信する(ST07)。未送信のデータがいずれかの通信経路で再送信が実施されれば、機械学習による判定が終了する(ST08)。なお、広域通信網Aでデータ通信の成功する確率と広域通信網Bでデータ通信の成功する確率が等しい場合は、予め、広域通信網A(または広域通信網B)で再送信を実施するように決めておく。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、実施の形態1に記載のデータ収集装置の動作制御方式において、広域通信網の回線を複数備え、機械学習により学習したデータにより最適な回線を使用する機能を具備したデータ収集装置の再送制御方式に関わるものである。以上のように、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムによれば、再送信の成功する可能性が高い回線を用いて再送信を実施することが可能となる。再送信の成功する可能性が低い場合は、不要な送信を行わないことで帯域の節約を行うことができる。
すなわち、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と第1の広域通信網および第2の広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記第1の広域通信網または前記第2の広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、現在時刻とパケットサイズを入力として、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網におけるデータ通信の成否を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、現在時刻とパケットサイズを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、前記第1の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第1の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第2の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信するものである。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に関わるプラント機器監視制御システム200について、図に基づいて説明する。図18は、この発明の本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システム200の全体構成を表している図である。同図において、プラント機器監視制御システム200は、現場装置100、データ収集装置101、およびサーバ105などから構成されている。データ収集装置101は、機械学習部102、送信制御部103、および優先度付きキュー106を備えている。優先度付きキュー106は、再送信対象の計測データを保存しておくために設けられている。現場装置100は、データ収集装置101と専用の配線で接続されている。データ収集装置101とサーバ105は、広域通信網104(または、ワールドエリアネットワーク)により接続されている。
現場装置100は、監視対象となっているプラント機器などを表している。プラント機器監視制御システム200は、プラントデータを発信するプラント機器(現場装置)の遠隔監視を行っている。データ収集装置101は、専用配線を通して、プラント機器などの現場装置100から計測データを収集する。広域通信網104は、データ収集装置101とサーバ105を連絡している。サーバ105は、広域通信網104を通じて、データ収集装置101から送信されてくる計測データなどのプラントデータを保存する。データ収集装置101において、機械学習部102は、再送信の制御を機械学習で学習する。データ収集装置101において、送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行う。
データ収集装置101は、CPU120とメモリ121を備えている。データ収集装置
101は、CPU120とメモリ121を備えていることにより、機械学習部102、送信制御部103、および優先度付きキュー106の機能を、実行することができる。送信制御部103は、機械学習の成果を活用して、送信制御および再送制御を行うことが可能である。本実施の形態によるプラント機器監視制御システムでは、データ収集装置101の機械学習部102は、時系列データを入力とし、この時系列データの変化量を出力として学習を行い、モデルを作成する。
機械学習部102は、変化量の多い信号(プラントデータ)を優先度の高い信号として学習する。さらに、機械学習部102は、再送信データに優先度を設定するために、優先度付きキュー106を設定して、保存する。本実施の形態に関わる優先度付きキュー106では、優先度が高、中、および低に区分されている。
次に、データ収集装置101における動作について説明する。図19は、この発明の本実施の形態における、機械学習の学習に関係する入力と出力を示している。機械学習部102の学習方法について、同図に基づいて説明する。機械学習部102は、判定対象信号の時系列データ10を入力とし、この時系列データの変化量17に応じた重要度を回答として学習モデルを作成する。機械学習部102は、プラントデータの時系列データが変化大12であれば、重要度高11であると判定する。機械学習部102は、プラントデータの時系列データが変化中14であれば、重要度中13であると判定する。さらに、機械学習部102は、プラントデータの時系列データが変化小16であれば、重要度低15であると判定する。
学習後に行われる実際の判定について図に基づいて説明する。図20は、この発明の本実施の形態における、機械学習の判定に関係する入力と出力を示している。機械学習部102は、判定対象信号の時系列データ20を入力として受け付けると、時系列データを、重要度高21、重要度中22、または重要度低23、に判断することができる。機械学習部102は、再送信対象のデータが入着した際、その信号の時系列データを入力として、機械学習部102でデータの重要度を判定する。その後、重要度に応じた優先度のキューを再送データに保持する。
図21は、この発明の本実施の形態に関わるデータ収集装置101における、機械学習による判定のフローチャートを表している。プラント機器監視制御システム200では、計測データをサーバ105に転送する際に、広域通信網104(ネットワーク)の断線、遅延などにより、送信される計測データに欠落が生じる。データ通信が失敗し、送信されたデータに欠落が生じると、データ収集装置101において、機械学習による再送制御の判定が開始する(ST01)。欠落したデータは、現在値の送信の合間に再送信を実施する。送信制御部103から再送信対象のデータが入着した際(ST02)に、機械学習部102で、計測データの時系列データを入力とした機械学習による判定が行われる(ST03)。
機械学習部102は、出力として、時系列データに関する重要度を得ている。機械学習部102は、この重要度の大きさを判定する(ST010)。重要度の大きさが高の場合には、機械学習部102は、このデータを、優先度高の送信制御部にいったん保持する(ST11)。重要度の大きさが中の場合には、機械学習部102は、このデータを、優先度中の送信制御部にいったん保持する(ST12)。重要度の大きさが低の場合には、機械学習部102は、このデータを、優先度低の送信制御部にいったん保持する(ST13)。再送信データがいずれかの送信制御部に保持されたあと、送信制御部103は、保持している未送信のデータを、次回にプラントデータを送信する際に、優先度の高いものから、プラントデータと一緒に送信する(ST07)。すべての未送信データが再送信されれば、機械学習による判定が終了する(ST08)。
本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、実施の形態1に記載のデータ収集装置の動作制御方式において、計測データの重要度を学習し、優先的に再送処理を行う機能を具備するデータ収集装置の再送制御方式に関わるものである。以上のように、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムによれば、重要度の高い信号を優先して送信することで、サーバ側で信号値の変化を取りこぼす可能性を低減することが可能となる。
すなわち、本実施の形態に関わるプラント機器監視制御システムは、プラントデータを発信する現場装置と、前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置からこの広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、前記データ収集装置は、時系列データを入力とし、この時系列データの変化量の大きさに対応するように、高、中、低に3分類された重要度を出力とする、機械学習による学習を実施し、再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、時系列データを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、重要度が高であれば、再送信対象のプラントデータを優先度高でいったん保持し、重要度が中であれば、再送信対象のプラントデータを優先度中でいったん保持し、重要度が低であれば、再送信対象のプラントデータを優先度低でいったん保持し、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、優先度の高いものから順番に、次回のデータ通信時に送信するものである。
なお、以上の説明では、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々の処理変更を行うことが可能である。また、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 現場装置、101 データ収集装置、102 機械学習部、103 送信制御部、104 広域通信網、105 サーバ、106 優先度付きキュー、107 広域通信網A(第1の広域通信網)、108 広域通信網B(第2の広域通信網)、109 通信エラー検知部、110 変化量検出部、120 CPU、121 メモリ、200 プラント機器監視制御システム

Claims (9)

  1. プラントデータを発信する現場装置と、
    前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、
    前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、
    前記データ収集装置は、
    再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、機械学習による判定を実施し、
    この機械学習による判定の出力に基づいて、再送信対象のプラントデータを、前記サーバに向けて再送信するか、または、いったん保持するかのどちらかを選択し、
    再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするプラント機器監視制御システム。
  2. 前記データ収集装置は、
    機械学習による学習を実施する際には、
    現在時刻とパケットサイズを入力とし、データ通信の成功とデータ通信の失敗を出力とし、
    機械学習による判定を実施する際には、
    現在時刻とパケットサイズを入力とし、データ通信の成功とデータ通信の失敗を出力とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント機器監視制御システム。
  3. 前記データ収集装置は、
    機械学習による判定を実施した結果、
    データ通信の成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて再送信することを選択し、
    データ通信の成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプラント機器監視制御システム。
  4. 前記データ収集装置は、
    機械学習による学習を実施する際には、
    一定時間前のプロトコルエラーと一定時間前の通信遅延を入力とし、現在時刻におけるデータ通信の成功と現在時刻におけるデータ通信の失敗を出力とし、
    機械学習による判定を実施する際には、
    現在時刻のプロトコルエラーと現在時刻の通信遅延を入力とし、一定時間後におけるデータ通信の成功と一定時間後におけるデータ通信の失敗を出力とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント機器監視制御システム。
  5. 前記データ収集装置は、
    機械学習による判定を実施した結果、
    一定時間後にデータ通信の成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて一定時間後に再送信することを選択し、
    一定時間後にデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のプラント機器監視制御システム。
  6. 前記データ収集装置は、
    機械学習による学習を実施する際には、
    現在時刻を入力とし、現在時刻における通信データの変化量を出力とし、
    機械学習による判定を実施する際には、
    任意時刻を入力とし、任意時刻における通信データの変化量を出力とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラント機器監視制御システム。
  7. 前記データ収集装置は、
    機械学習による判定を実施した結果、
    一定時間後のデータ変化量が閾値よりも小さければ、再送信対象のプラントデータを前記サーバに向けて一定時間後に再送信することを選択し、
    一定時間後のデータ変化量が閾値よりも大きければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプラント機器監視制御システム。
  8. プラントデータを発信する現場装置と、
    前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、
    前記データ収集装置と第1の広域通信網および第2の広域通信網で接続され、前記データ収集装置から前記第1の広域通信網または前記第2の広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、
    前記データ収集装置は、
    現在時刻とパケットサイズを入力として、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網におけるデータ通信の成否を出力とする、機械学習による学習を実施し、
    再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、現在時刻とパケットサイズを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、
    前記第1の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第1の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも高ければ、再送信対象のプラントデータを、前記第2の広域通信網を経由して再送信することを選択し、前記第1の広域通信網および前記第2の広域通信網を経由したデータ通信が成功する確率が閾値よりも低ければ、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択し、再送信対象のプラントデータをいったん保持することを選択した場合には、このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするプラント機器監視制御システム。
  9. プラントデータを発信する現場装置と、
    前記現場装置が発信したプラントデータを収集し、この収集したプラントデータに対して機械学習による学習と機械学習による判定を実施するデータ収集装置と、
    前記データ収集装置と広域通信網で接続され、前記データ収集装置からこの広域通信網を経由して送信されてくるプラントデータを受信すると、この受信したプラントデータを保存するサーバと、を備え、
    前記データ収集装置は、
    時系列データを入力とし、この時系列データの変化量の大きさに対応するように、高、中、低に3分類された重要度を出力とする、機械学習による学習を実施し、
    再送制御がスタートして再送信対象のプラントデータが入着すると、時系列データを入力として機械学習による判定を実施し、この機械学習による判定を実施した結果、
    重要度が高であれば、再送信対象のプラントデータを優先度高でいったん保持し、
    重要度が中であれば、再送信対象のプラントデータを優先度中でいったん保持し、
    重要度が低であれば、再送信対象のプラントデータを優先度低でいったん保持し、
    このいったん保持した再送信対象のプラントデータは、前記サーバに向けて、優先度の高いものから順番に、次回のデータ通信時に送信することを特徴とするプラント機器監視制御システム。
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