JP2019059419A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダウンフォースをより良好に得ることができ、これにより車両を一層安定的に走行させることを可能とした鞍乗り型車両を提供する。【解決手段】鞍乗り型車両10は、後方確認用ミラー14を備える。後方確認用ミラー14は、車体12から車幅方向外側に延出するステー30と、ステー30の延出端部に連結され、車幅方向外側に延在しミラー本体34を有するハウジング32と、を備える。ハウジング32は、車体12の鉛直方向に重なる位置に上壁66及び下壁68を備える。上壁66は、車幅方向に直交する断面視で、その前後方向長さが下壁68の下外面部74の前後方向長さよりも短い上外面部70を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、後方確認用ミラーを有する鞍乗り型車両に関する。
自動二輪車(鞍乗り型車両)や自動四輪車は、走行時の走向風によりダウンフォースを生じさせ、このダウンフォースを利用して走向する構造を有するものがある。すなわち、ダウンフォースにより車体が下方向に押さえられるため、車輪の路面追従性が向上して、操縦性能等が安定する。
例えば、特許文献1には、ダウンフォースを利用した鞍乗り型車両が開示されている。この鞍乗り型車両は、車体に取り付けられる一対のミラーステーと、各ミラーステーの車幅方向外側に設けられるミラー本体とを有する。また、鞍乗り型車両は、ミラーステーに空力デバイスを備えることで、このミラーステーにおいてダウンフォースを得ている。
特開2015−96415号公報
しかしながら、ミラーステーは、通常、車体の車幅方向中心部からあまり離れていない箇所に設けられる。そのため、特許文献1に開示されているように、ミラーステーにおいてダウンフォースを発生させる構成では、ダウンフォースが車軸に近くなり、その効果を充分に得ることが難しいという問題がある。仮に、ダウンフォースを得るために、ミラーステーを車幅方向外側に長く延出させ、また前後方向も長くした場合には、搭乗者からのミラーの視認性が低下する、意匠性が低下する等の不都合が生じる。
本発明は、上記のような鞍乗り型車両の空力の技術分野に関連してなされたものであり、ダウンフォースをより良好に得ることができ、これにより車両を一層安定的に走行させることを可能とする鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
本発明に係る鞍乗り型車両は、以下の特徴を有する。
第1の特徴;後方確認用ミラー(14)を備えた鞍乗り型車両(10)であって、後方確認用ミラー(14)は、車体(12)から車幅方向外側に延出するステー(30)と、前記ステー(30)の延出端部に連結され、車幅方向外側に延在しミラー本体(34)を有するハウジング(32)と、を備え、前記ハウジング(32)は、前記車体(12)の鉛直方向に重なる位置に上壁(66)及び下壁(68)を備え、前記上壁(66)は、車幅方向に直交する断面視で、その前後方向長さが前記下壁(68)の下外面部(74)の前後方向長さよりも短い上外面部(70)を有する。
第2の特徴;前記上外面部(70)の外面は、側面断面視で、前後方向中央部が下方に向かって反った凹状面(70a)に形成されている。
第3の特徴;前記ハウジング(32)は、前記車幅方向外側の端部に上方向に突出する突出部(80)を備える。
第4の特徴;前記ハウジング(32)は、前記車幅方向外側の端部に下方向に突出する突出部(84)を備える。
第5の特徴;前記突出部(80、84)は、前記上外面部(70)の前端(71)から後端(72)まで前後方向に連続している。
第6の特徴;前記突出部(80、84)は、前記上外面部(70)の後端(72)よりも後側に突出している。
第7の特徴;前記ハウジング(32)の内部には、ウインカ装置(52)が設けられている。
上記の第1の特徴によれば、鞍乗り型車両は、後方確認用ミラーのハウジングに、下壁の下外面部の前後方向長さよりも短い前後方向長さの上外面部を上壁に有することで、走行時に、ハウジングにおいてダウンフォースを良好に得ることができる。すなわち、下外面部で長い距離を流れる走行風が速く、上外面部で短い距離を流れる走行風が遅いことで、下外面部にかかる圧力に対し上外面部にかかる圧力が大きくなる。これにより、鞍乗り型車両は、車軸から充分に離れた車幅方向外側において、ダウンフォースを安定的に得ることができる。その結果、鞍乗り型車両は、車輪の路面追従性等をより向上させ、一層安定的に走向することが可能となる。
上記の第2の特徴によれば、鞍乗り型車両は、前後方向中央部が下方に向かって反った凹状面を上外面部に有することで、前方から受けた走行風の圧力を良好に受けつつ、後方に向かって斜め上方に走向風を円滑に流動させることができる。このため、ダウンフォースをより容易に生じさせることが可能となる。
上記の第3の特徴によれば、ハウジングは、車幅方向外側の端部に上方向に突出する突出部を備えることで、ダウンフォースにより車幅方向外側に生じる翼端渦を抑制することができる。これにより、鞍乗り型車両は、翼端渦による損失を抑えて、安定的且つ効率的に走行することができる。
上記の第4の特徴によれば、ハウジングは、下方向に突出する突出部を備えることでも、ダウンフォースにより車幅方向外側に生じる翼端渦を抑制することができる。
上記の第5の特徴によれば、突出部は、車幅方向外側の端部において前端から後端まで連続していることで、上外面部全体において翼端渦を抑制することができる。
上記の第6の特徴によれば、突出部は、上外面部の後端よりも後側に突出している構成であれば、上外面部よりも後方側に生じる翼端渦の発生も抑制することが可能となる。
上記の第7の特徴によれば、鞍乗り型車両は、ハウジングの内部にウインカ装置が設けられていることで、ダウンフォースを得るために大きなサイズに構成されるハウジングの内部空間を有効活用することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両を示す部分正面図である。 後方確認用ミラーを拡大して示す正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図4Aは、ハウジングを図2の矢印IVA方向から見た側面図である。図4Bは、走行時における走向風の作用を示す側面図である。 図5Aは、後方確認用ミラーに設けたウイングレットの作用を示す正面図である。図5Bは、ウイングレットがない場合の翼端渦の発生を示す正面図である。 変形例に係る後方確認用ミラーを拡大して示す正面図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両10(以下、単に車両10という)は、図1に示すように、車体12の前方側に左右一対の後方確認用ミラー14を備える。一対の後方確認用ミラー14は、車両10の走行時に、ユーザ(搭乗者)に対し左右後方の状況を確認可能とする。
本発明は、これら一対の後方確認用ミラー14において、走行時にダウンフォース(空力)を生じさせるものであり、以下では、特に指示のない限り、車両10の搭乗者から見て車体12の右側に設けられる後方確認用ミラー14を代表的に取り上げて説明する。勿論、車両10の搭乗者から見て車体12の左側に設けられる後方確認用ミラー14にも、右側の後方確認用ミラー14と対称の構成が設けられる。
車両10は、操舵輪である前輪と、駆動輪である後輪とを有する(共に不図示)。前輪は、図示しないフロントフォークの下端に軸支され、このフロントフォークの上端には、ハンドル16が連結されている。車両10は、ユーザによるハンドル16の操舵に伴い、図示しない車体フレームのヘッドパイプを基点として、フロントフォーク及び前輪を左右に一体的に回動させる。一方、後輪は、ユーザの操作に基づき、図示しないエンジンから適宜の駆動力が伝達されて、走行路を転動し車両10を推進させる。
また図1に示すように、車体12の前部構造18は、フロントフォークを覆うと共に、車体12の外観を構成するカウル20を備える。例えば、カウル20は、前部構造18の前側を覆うフロントカウル22と、フロントカウル22の両側方に各々連なり前部構造18の左右を覆う一対のサイドカウル24と、一対のサイドカウル24の幅方向内側に連なり前部構造18の後方を覆うインナカウル(不図示)とを有する。
フロントカウル22は、車体12の正面視で、車幅方向中心部から後方に向かって車幅方向外側且つ上方に延在する略V字状に形成されている。そして、フロントカウル22の内側且つ上側には、スクリーン26が設置されている。スクリーン26は、車両10の走行時に正面から受ける走行風を、後方に向かって上方且つ車幅方向外側に流動させる。またフロントカウル22の下側には、ヘッドライト28が左右一対で設けられている。
一対の後方確認用ミラー14は、フロントカウル22の所定の高さ位置(正面視で、ハンドル16よりも高い位置、且つスクリーン26の設置箇所の車幅方向外側位置)に連結固定されている。各後方確認用ミラー14は、車幅方向外側(反対方向)にそれぞれ向かうと共に、上方に若干傾斜している。
後方確認用ミラー14は、一端部が車体12に固定されて車幅方向外側に延在するステー30と、ステー30の他端部に連結されるハウジング32と、ハウジング32に固定され後方を臨むミラー本体34(図3参照)と、を有する。後方確認用ミラー14全体の突出長さ(車幅方向長さ)は、特に限定されるものではないが、例えば、正面視で車幅方向外側に突出しているハンドル16よりも長く突出しているとよい。これにより、一対の後方確認用ミラー14によって、ダウンフォースをより良好に受けることが可能となる。
ステー30は、後方確認用ミラー14のうち細く延在している部分であり、一端部から他端部にわたって所定の車幅方向長さ(一例として、ハウジング32の車幅方向長さに対し0.5〜0.9倍程度の寸法)に形成されている。このステー30は、充分に細く(一例として、ハンドル16のグリップよりも細く)形成されることで、車体12の前方且つ斜め下方向の視認性を良好に確保している。
例えば、ステー30は、金属材料等によって硬質に形成された芯部36と、この芯部36の周囲を被覆して外観を構成する樹脂カバー38と、を含んで構成される。樹脂カバー38は、断面視で、前側に丸角の頂部を有する略三角形状に形成され、前方から受ける走行風の影響を低減することが可能である。なお、ステー30の構造は、特に限定されず、例えば、樹脂カバー38のみにより強固な構造に構成されてもよく、或いは、金属材料の棒状部材(芯部36)のみで構成されてもよい。
ステー30の一端部は、延在部分よりも太く形成された連結構造40を有し、この連結構造40により車体12(フロントカウル22)に対して強固に固定される。連結構造40は、特に限定されないが、例えば、図示しないボルトによる締結固定に加えて、ステー30の一端部又は車体12のうち一方に多角形状の孔を設け、他方に設けた多角形状の凸部をこの孔に嵌合させることで、相互の位置決め固定する構成を採り得る。この種の連結構造40によって、ステー30は、車体12に対して後方確認用ミラー14全体を移動不能に支持している。なお、後方確認用ミラー14は、車体12に対してステー30が角度調整可能に連結される構成でもよい。
一方、ステー30の他端側も、図示しない連結構造(例えば、芯部36がハウジング32内の骨格を構成している部分にインサート成形された構成等)により、ハウジング32を連結支持している。また、本実施形態において、ステー30の樹脂カバー38とハウジング32とは一体成形されて、滑らかに連続する外観を構成している。
図2に示すように、ハウジング32は、ステー30の上下方向の厚みに対し数倍の厚みを有する。また、ハウジング32の前後方向(車長方向)の寸法は、ハウジング32の上下方向の厚みよりも長く形成されている。図3に示すように、このハウジング32は、ミラー本体34を角度変更可能に支持する調整機構42を有している。
具体的には、ハウジング32は、固定ハウジング44と可動ハウジング46とで構成されている。固定ハウジング44は、ステー30に固定される部材であり、その後方側に調整機構42の支持部位を有している。一方、可動ハウジング46は、ミラー本体34を直接保持する部材であり、その前方側に調整機構42の可動部位を有している。
例えば、調整機構42は、固定ハウジング44に形成された半球状の凹部44a(支持部位:図3中の点線参照)と、可動ハウジング46に形成され凹部44aに挿入される球状の凸部46a(可動部位:図3中の点線参照)とを含む。そして、凹部44aと凸部46aが適度な摩擦力で係合した状態となっている。調整機構42は、ユーザによる可動ハウジング46の操作に伴い、凹部44aと凸部46a間の摩擦力に抗して可動ハウジング46が固定ハウジング44に対し傾けられると、その傾きの状態を維持する。
ミラー本体34は、平板状に形成され、可動ハウジング46の基端部に設けられた縁部46bに引っ掛けられて強固に固定されている。ミラー本体34は、ユーザにより可動ハウジング46が角度変更されて所望の角度に位置決めされることで、車両10の後方をユーザに良好に視認可能とする。
また、ハウジング32(固定ハウジング44)は、前方側で車幅方向に細長い椀状に形成された第1部材48と、第1部材48の後方側に固定され凹部44a(調整機構42)を有する第2部材50と、を含み、その内部にウインカ装置52を内蔵している。ウインカ装置52は、第1部材48と第2部材50の内側に構成された内部空間54において、前方寄りに固定保持される。このウインカ装置52は、第1部材48の前方に固定されるアウターレンズ56と、固定ハウジング44内に固定されるベース部材58と、ベース部材58に支持され発光素子60が実装される基板62と、アウターレンズ56と基板62の間に配置されるインナーレンズ64と、を備える。
アウターレンズ56は、適宜の加工が施さていれることで、固定ハウジング44内の視認を抑止している。このアウターレンズ56は、下端部に対し上端部が後方位置にあり、その外面が全体的に上方且つ後方に傾斜している。なお、ウインカ装置52のインナーレンズ64は、発光素子60の照射光を適宜の方向(車幅方向等)に拡散させる。
図2及び図3に示すように、固定ハウジング44は、ステー30との連結部分(延出端部)からウインカ装置52のアウターレンズ56の設置に合うように、互いに上下に分かれる上壁66と下壁68とを有している。上壁66は、正面視で、連結部分から車幅方向外側に向かって斜め上方に傾斜し、途中位置の湾曲箇所66aから車幅方向外側に延在している。一方、下壁68は、正面視で、連結部分から車幅方向外側に延在し、第1湾曲箇所68aから車幅方向外側に向かって斜め上方に緩やかに傾斜し、さらに車幅方向外側の第2湾曲箇所68bからは急激に上方に傾斜している。ウインカ装置52のアウターレンズ56は、これら上壁66及び下壁68によって上下且つ左右に囲われている。
そして、後方確認用ミラー14のハウジング32(固定ハウジング44)は、車両10の走行時にダウンフォースを生じさせることが可能となっている。具体的には、固定ハウジング44の上壁66は、第1部材48と第2部材50の組付状態において、車幅方向に直交する側面断面視で、前後方向に滑らかに延在した上外面部70を有している。この上外面部70の外面は、内部空間54側に弓形に凹む凹状面70aに形成されている。また、固定ハウジング44の下壁68は、第1部材48と第2部材50の組付状態で、上壁66に対し鉛直方向に重なると共に、その前後方向の寸法が上外面部70の前後方向長さよりも長い下外面部74を有している。
上外面部70は、側面断面視で、前端71と後端72を結ぶ仮想直線ILを引いた場合に、車体12の水平方向に対して所定角度(例えば、10°〜40°の範囲で)傾斜している。また、上外面部70の凹状面70aは、この仮想直線ILに対して内側に向かって緩やかに反っている。凹状面70aの反り具合は、仮想直線ILに対して僅かであり、これにより凹状面70aの前後方向長さが充分に短くなる。
また、上外面部70は、正面視(図2参照)で、湾曲箇所66aから車幅方向外側の端部まで延在している。すなわち、上外面部70は、固定ハウジング44を構成する上壁66の面積のうち大部分(80%以上の範囲)に形成されている。また、上外面部70は、車幅方向に沿って、断面視で同形状に形成されて連続している。これにより、凹状面70aは、走向風の圧力を面方向に均等的に受けることができる。
一方、下外面部74の外面74aは、固定ハウジング44の内部空間54を構成する下壁68の内面形状に沿っている。この外面74aは、前端75から後方に向かって下方に若干膨らむと共に、前後方向中央部付近(第2部材50の取付部)から後端76に向かって上方に傾斜している。
このように形成された固定ハウジング44は、下外面部74(外面74a)の前後方向長さに対し、上外面部70(凹状面70a)の前後方向長さが短くなっている。なお、下外面部74の前後方向長さに対する上外面部70の前後方向長さの比は、充分なダウンフォースが得られるように適切に設計されるとよい。
固定ハウジング44は、正面から走向風を受けると、走向風を上下に流動させる。そして、上外面部70に向かった走向風は、上外面部70に沿って短く流動する一方で、下外面部74に向かった走向風は、下外面部74に沿って上外面部70よりも長く流動する。このため、走向風から上外面部70にかかる圧力に対し走向風から下外面部74にかかる圧力が低下する。つまり、下外面部74と上外面部70の間に圧力差が生じ、上外面部70には、ハウジング32を下方向に押さえる圧力がかかることになる。
さらに、本実施形態に係るハウジング32は、図2及び図4Aに示すように、車幅方向外側の端部にウイングレット80(突出部)を備える。ウイングレット80は、正面視で(図2参照)、端部から上方に向かって車幅方向外側に若干傾斜して突出している。このウイングレット80は、固定ハウジング44に対して一体成形され、その突出姿勢が強固に維持されている。
ウイングレット80は、凹状面70aの前後方向の面全体に(つまり第1及び第2部材48、50にわたって)形成されている。また、ウイングレット80は、根元部(上外面部70との連結箇所)が幅広で、上方の頂部に向かって徐々に幅狭となる断面三角形状に形成され、前後方向に延在している。
上外面部70から突出するウイングレット80の突出高さは、後述する作用効果(翼端渦100の抑制)を得るために可及的に高いほうが望ましいが、後方確認用ミラー14の意匠性等を踏まえて適度な高さに設計されてよい。例えば、ウイングレット80の高さは、ステー30の上下方向の寸法(厚み)よりも高く形成される。
また、ウイングレット80の前端81は、アウターレンズ56及び上外面部70の前端71の面方向に揃うように形成されている。これにより意匠性が高められる。さらに、ウイングレット80の後端82は、上外面部70の後端72よりもさらに後方に突出した形状となっている。
次に、上述した構成を有する本実施形態に係る車両10の作用を説明する。
車両10は、走行時に、車体12の正面から走向風を受け、車幅方向外側に突出する一対の後方確認用ミラー14も走向風を受ける。上述したように、後方確認用ミラー14のハウジング32(固定ハウジング44)は、走向風を上下に流動させる。そして、図4Bに示すように、ハウジング32の上側の走向風は、上外面部70(凹状面70a)に沿ってハウジング32の後方に流動する一方で、ハウジング32の下側の走向風は、下外面部74(外面74a)に沿ってハウジング32の後方に流動する。
その結果、走向風から下外面部74にかかる圧力に対し、走向風から上外面部70にかかる圧力が高まり、上外面部70にダウンフォースがかかる。特に、ウインカ装置52のアウターレンズ56が後方且つ上方に傾斜していることで、走向風は上外面部70側に多く流動し易く、大きなダウンフォースを期待することができる。
後方確認用ミラー14は、ハウジング32のダウンフォースを、ステー30を介して車体12に伝達することで、車体12が下方向に押さえられることになる。そして図1に示すように、一対の後方確認用ミラー14は、車幅方向外側に大きく突出しており、左右の車幅方向外側においてダウンフォースをそれぞれ受けることができる。これにより、車体12が下方向に安定的に押さえられることになり、車両10の走行を安定化することができる。
ここで、仮に、後方確認用ミラー14のステー30にダウンフォースの発生構造(空力デバイス)が設けられた構成を考慮すると、この構成では、車幅方向中央部付近においてダウンフォースが生じる。つまり、ダウンフォースは、車軸に近い箇所にかかるため、車軸が僅かに傾くだけでも簡単にその力が変動してしまう。これに対し、本実施形態に係る車両10は、ステー30よりも車幅方向外側のハウジング32に上外面部70を有することで、車体12の左右の車幅方向外側において、ダウンフォースを良好に得ることができる。その結果、車両10は、より安定的に走向することが可能となる。
また、図5Aに示すように、後方確認用ミラー14に設けられたウイングレット80は、上外面部70から下外面部74に向かう気流の巻き込み(翼端渦100)を遮断する。すなわち仮に、ウイングレット80が設けられていない後方確認用ミラー14’では、図5Bに示すように、ダウンフォースが発生することに伴い、車幅方向外側の端部に上壁66から下壁68に向かう翼端渦100が生じる。上外面部70の圧力が高く、下外面部74の圧力が低いことで、気流が上から下側に流動するからである。この翼端渦100は、車体12に負荷をかけることになるく。なお、後方確認用ミラー14’も、上外面部70及び下外面部74の構成によりダウンフォースの効果を得られることから、本発明の主要な構造を有するものである。
これに対し、本実施形態に係る車両10は、図5Aに示すように、ウイングレット80が翼端渦100の流動位置に存在することで、気流の流動を邪魔する。つまり、翼端渦100の影響を小さくする(又はなくす)ことができる。特に翼端渦100は、上外面部70の後端72のさらに後側にも発生するが、ウイングレット80の後端82が上外面部70よりも後方に突出しているため、後側に生じる翼端渦100も良好に低減することが可能となる。つまりウイングレット80により、車両10は一層効率的に走向することができる。
上述した構成を有する本実施形態の車両10は、以下の効果を奏する。
車両10は、後方確認用ミラー14のハウジング32に、下壁68の下外面部74の前後方向長さよりも短い前後方向長さの上外面部70を上壁66に有することで、走行時に、ハウジング32においてダウンフォースを良好に得ることができる。すなわち、下外面部74で長い距離を流れる走行風が速く、上外面部70で短い距離を流れる走行風が遅いことで、下外面部74にかかる圧力に対し上外面部70にかかる圧力が大きくなる。これにより、ハウジング32は、車軸から充分に離れた車幅方向外側において、ダウンフォースを安定的に得ることができる。その結果、車両10は、車輪の路面追従性等をより向上させ、一層安定的に走向することができる。
また、車両10は、前後方向中央部が下方に向かって反った凹状面70aを上外面部70に有することで、前方から受けた走行風の圧力を良好に受けつつ、後方に向かって斜め上方に走向風を円滑に流動させることができる。このため、ダウンフォースをより容易に生じさせることが可能となる。
そして、ハウジング32は、車幅方向外側の端部に上方向に突出するウイングレット80を備えることで、ダウンフォースにより車幅方向外側に生じる翼端渦100を抑制することができる。これにより、車両10は、翼端渦100による損失を抑えて、安定的且つ効率的に走行することができる。
上記構成に加えて、ウイングレット80は、上外面部70の前端71から後端72までの範囲を連続していることで、上外面部70全体において翼端渦100を抑制することができる。
さらに、ウイングレット80は、上外面部70の後端72よりも後側に突出している構成であれば、上外面部70よりも後方側に生じる翼端渦100の発生も抑制することが可能となる。
またさらに、車両10は、ハウジング32の内部にウインカ装置52が設けられていることで、ダウンフォースを得るために大きなサイズに構成されるハウジング32の内部空間54を有効活用することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、ハウジング32は、内側に反った凹状面70aを上外面部70に有しておらず、上外面部70は、走行風を円滑に流動可能な適宜の形状に形成されていてもよい。また例えば、後方確認用ミラー14に設けられるウイングレット80は、固定ハウジング44と別部材に構成され、融着や接着、締結等の適宜の固定手段によって強固に固定されてもよい。
さらに図6に示すように、車両10の後方確認用ミラー14Aのハウジング32は、車幅方向外側の端部から下方向に向かってウイングレット84(突出部)を形成した構成でもよい。すなわち、ウイングレット84は、上外面部70と下外面部74の車幅方向の連結箇所(端部)から下方に突出している。このウイングレット84も、本実施形態に係るウイングレット80と同様に、下外面部74(上外面部70)の前端75から後端76までの範囲を延在し、また下外面部74の後端76よりも後側に突出するように形成されることが好ましい。このように下側に突出するウイングレット84でも、上外面部70から下外面部74に向かう翼端渦100を防止することができる。
なお、後方確認用ミラー14Aは、ハウジング32の車幅方向外側の端部において、ウイングレット80、84が上方向及び下方向の両方に突出した構成でもよい。
さらに例えば、ウイングレット80は、側面視で、上外面部70からの高さが前端71から後方に向かって徐々に高くなるように構成されてもよい。上外面部70の後端72と、下外面部74の後端76が上下方向に離れている構成では、翼端渦100は、後方側のほうが大きくなるからである。
また、ウイングレット80の形状は、本実施形態において三角柱状に形成していたが、これに限定されず、例えば、四角柱状(多角形状)や半筒状等に形成され、上外面部70に沿って延在する構成でもよい。
10…鞍乗り型車両(車両) 12…車体
14、14A…後方確認用ミラー 30…ステー
32…ハウジング 34…ミラー本体
44…固定ハウジング 52…ウインカ装置
66…上壁 68…下壁
70…上外面部 70a…凹状面
74…下外面部 80、84…ウイングレット

Claims (7)

  1. 後方確認用ミラー(14)を備えた鞍乗り型車両(10)であって、
    後方確認用ミラー(14)は、
    車体(12)から車幅方向外側に延出するステー(30)と、
    前記ステー(30)の延出端部に連結され、車幅方向外側に延在しミラー本体(34)を有するハウジング(32)と、を備え、
    前記ハウジング(32)は、前記車体(12)の鉛直方向に重なる位置に上壁(66)及び下壁(68)を備え、
    前記上壁(66)は、車幅方向に直交する断面視で、その前後方向長さが前記下壁(68)の下外面部(74)の前後方向長さよりも短い上外面部(70)を有する
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  2. 請求項1記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記上外面部(70)の外面は、側面断面視で、前後方向中央部が下方に向かって反った凹状面(70a)に形成されている
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  3. 請求項1又は2記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記ハウジング(32)は、前記車幅方向外側の端部に上方向に突出する突出部(80)を備える
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記ハウジング(32)は、前記車幅方向外側の端部に下方向に突出する突出部(84)を備える
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  5. 請求項3又は4記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記突出部(80、84)は、前記上外面部(70)の前端(71)から後端(72)まで前後方向に連続している
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記突出部(80、84)は、前記上外面部(70)の後端(72)よりも後側に突出している
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)において、
    前記ハウジング(32)の内部には、ウインカ装置(52)が設けられている
    ことを特徴とする鞍乗り型車両(10)。
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