JP2019058089A - ペットブラシトンネル - Google Patents

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修三 山下
Shuzo Yamashita
修三 山下
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Abstract

【課題】ペット自らがブラッシングできる器具を提供する。【解決手段】ブラシ毛を備えたブラシ基板を、曲面状となるトンネル形状として基台4に嵌合する。また基台4の複数箇所に備えられた嵌合部の位置を変えることで、トンネル形状の大きさを変え、ペットの個体差による大きさに対応可能とした。【選択図】図1

Description

本発明は、ペットに利用するブラシに関する。
犬や猫の飼い主は、室内での抜け毛に悩まされ、その処理に多大な手間を強いられている。その対応法の一つとしてブラッシングがある。これはケアも含め行うものであり、その頻度は飼い主によっても大きく異なる。本出願人は犬を飼った経験は少なく最近はもっぱら猫と同居しているため、猫の反応にも理解が深くなっている。そこで猫を中心に記載してあると考えて頂きたい。
毛の種類としては、ショートヘアとロングヘアとに大別され、ロングヘアの場合はダブルコートと呼ばれるオーバーコートとアンダーコートとに分けられる。オーバーコートは硬い表面の毛であり、アンダーコートは中(内)に生えている柔らかい毛であり、体温調節をする役目をもつ。よって夏前頃に多く抜けるためブラッシングも頻繁に行う必要がある。
しかしここで問題となるのが、通常のケアを目的とするブラッシングの場合において、樹脂や硬質ゴムによる稍太い形状のブラシ毛であり、除毛効果は著しいものとは言えない。これに対しスリッカーブラシと呼ばれる針金状のブラシ毛を利用してアンダーコートの除毛を行うこととなる。このスリッカーブラシ毛は細いため、奥まで差し込まれやすく、ブラシ毛先も肌に刺激を与えやすい形状である。またブラッシングする時にはブラシ毛の本数は非常に多く、除毛も多くなるため猫への負担は大きいと考えられる。よって癒しに対するケアの効果は少ないといえる。この為かスリッカーブラシで強くブラッシングすると猫は脱走する場合が多く、飼い主が猫を押さえつけて除毛することは猫への虐待である。またブラシに付着した除毛においては一般的な樹脂によるブラシ毛やスリッカーブラシによって梳かれた毛に対し、特許文献1や特許文献2に開示されており、現在多数が流通している。
特開2015−205026号公報 特開2012−245115号公報
そこで猫のブラッシングにおいて、猫自身がブラシ毛に体を摺り寄せて、自らが心地よく利用できる形態のペットブラシを提供する。
ブラシ形状としてブラシ毛を備えた平板を例えば壁に貼り付けた場合、猫はブラシに体を摺り寄せることでブラッシング効果が得られる。しかし体の側面には適するものの頭部や背中をケアするには不適切である。
そこでブラシ体を円筒形若しくはトンネル形状とすることで体全体に触れ、トンネルを通過することで頭部や背中、体側面と全体のブラッシング効果が得られる。
ここで最大の課題ともいえる個体差に対するトンネルの大きさへの対応方法である。この方法として、ブラシ体の曲率を変化させトンネルの大きさを変えることである。しかしブラシ体の幅が同じであるため曲率を小さくすることでトンネルの高さが低くなってゆき利用できる形態ではない。またトンネル形状としたブラシ体の両端を、例えば基台に嵌合し支持したまま上下動できる構造であったとしても、体高には対応できるものの、幅(背中)においては対応範囲が限られてしまう。
そこでトンネルの高さを高くするごとに、ブラシ体の両端の支持部間の幅も徐々に広げてゆき、これによって曲率が変化しブラシ体の位置が高い程曲率は小さくなり、大きな体形へと適応することができる(図2参照)。
効果としては、猫が自らブラッシングすることで、室内での脱毛が減少することである。また猫自身の、つまり「痒い所に手が届く」状態であり、心身ともにケアされるといえる。特に猫は夜行性であり飼い主が夜中に起こされる回数も減ることも考えられる。
本発明によるペットブラシトンネルの正面図 同の設置位置換え見取図 同の側面図(猫は基台側面へのイラスト) 同のブラシ毛嵌合時における断面拡大図
図1〜4を参照して詳しく説明すると、まずブラシ毛(1a)を備えたブラシ基板(1b)と、貫通孔(1d)を備えた除毛プレート(1c)とを嵌合し、ブラシ体(1)となる。このブラシ体(1)の側端部に、基台(4)へ嵌合するための嵌合凸部(3a)が備えられる。
基台(4)は内側面がU字に似る曲面状となり適所にブラシ体(1)を支持するための嵌合凹部(3b)が複数箇所に備えられる。また中央底部には爪研ぎを収納する。
ブラシ体(1)に備えられた嵌合凸部(3a)と基台(4)に備えられた嵌合凹部(3b)とを嵌合することでブラシ体(1)は曲面状となり猫の頭部と背中と側腹部とへのブラッシングを可能とする。また、嵌合部の位置を変えることで、例えば図2の場合同一のブラシ体で4通りの大きさとすることかができ、猫の個体の大きさに適応することができる。
しかし猫の大きさ(成猫)は大差ないものの、犬においては体格差が非常に大きく、このペットブラシトンネルの1台では対応しきれないといえる。この場合大きさの異なる2〜3台の中から選択する方法が適切といえる。個体差といっても通常は個人が1匹の大型犬を飼った場合、数ヶ月で、ある程度の大きさに達するため小さなペットブラシトンネルを必要としないと言える。
ここではペットブラシトンネルの大きさ(曲率)の変化に対する問題として、ブラシ毛(1a)が長い場合、曲率が小さいほど互いのブラシ毛(1a)は平行に近くなる。しかし曲率が非常に大きくなってゆくと互いのブラシ毛(1a)は先端部が接触しブラッシングできない状況となる。これはブラシ毛(1a)を備える密度にも関係するものの、曲率が小さい場合にブラシ毛(1a)が粗になりすぎてもブラッシング効果は低下し好ましい状況ではない。
そこでブラシ毛(1a)を備える間隔を、縦と横とで変えることで曲率の変化に稍対応できることとなる。小さな形状(曲率大)のトンネルの場合は短辺をブラシ毛(1a)が粗となる曲面状とし、大きな形状(曲率小)のトンネルの場合は長辺をブラシ毛(1a)が密となる曲面状とすることで、ブラシ毛(1a)の粗密状態の変化に対応し、またトンネルの大きさに対しても対応幅が広いものとなる。
次にブラシ毛(1a)について説明すると、通常の樹脂等によるブラシとスリッカーブラシとの利用法を考えると、樹脂ブラシのみの利用、スリッカーブラシのみの利用、若しくは両者を延長において併設する場合が考えられる。しかし樹脂ブラシであっても細く長いブラシ毛であって除毛効果(アンダーコート)も得られるものがあり、これによるところが最適と考えられる。また個体によるロングヘアとショートヘアに対しては、ブラシ毛(1a)の長さは個別に対応することも考えられるが、例えブラシ毛(1a)が長い形状であっても、ショートヘアの猫は軽く体を摺り寄せるものであり、無神経な飼い主よりは効果的といえる。無論飼い主によるブラッシングは最大の癒しである。何れにしても限定されるべきものではない。
次に材質について考察すると、除毛プレート(1c)においては、貫通孔(1d)を多数備えるため大きく曲げた場合破損しやすいものであり、よって鋼等原形に復元する金属製が最適といえる。ブラシ毛(1a)とブラシ基板(1b)は樹脂又は硬質ゴムが考えられ、これも原形に復元する材質である。
しかしここで問題として考えられるのが、ブラシ基板(1b)と除毛プレート(1c)とを嵌合して曲げた場合、両者が同じ長さであるのに対し、内側と外側とでは円周の長さとして異なるため、ブラシ毛(1a)の嵌合部と、除毛プレート(1c)の貫通孔(1d)とに不要な力が働き曲げに対する抵抗となったり、損傷の危険性も考えられ不適切といえる。この場合にはブラシ基板(1b)が硬質ゴムであることは対応しやすいものであるが、ブラシ毛(1a)もコスト面を考えると同一素材となり、硬質ゴムによるブラシ毛(1a)の作用についての検証が必要といえる。もう一つの方法として貫通孔(1d)を少し大きくし、図4による(1d)の様に間隔を設けることでも対応可能と考えられる。
そこで、別の方法として考えられるのが、ブラシ体(1)を分割し、例えば縦横を4分割して16枚として、伸縮構造のフレームに装着することで、前記円周の長さが異なる状況を緩和することができる。また伸縮フレームに備えるブラシ体(1)の枚数を変えることで曲率の変化、つまりトンネルの大きさも様々に対応することができる。当然縦横のブラシ毛(1a)の密度は異なり曲率に対応することとなる。
除毛処理においては、掃除機による吸引を基本とすることが好ましい。これはブラシ体(1)を基台から外し、除毛プレート(1c)をブラシ基板(1b)から外して除毛する方法は、頻繁に行うには適していないからである。よって図4によるブラシ毛(1a)は根本より先端へと細くなり、吸引による除毛が容易な形状といえる。また吸引による取り残しやブラシ基板(1b)等の洗浄においては随時基台(4)より取り外して行う。
次に基台(4)と爪研ぎについて説明すると、爪研ぎは市販のものを基台(4)に備えられた爪研ぎ収納ケースへ収納する。犬の場合は不要と考えられる。爪研ぎがあるなしに関わらず基台(4)の中央部は猫等が通過するための水平部が必要となる。また基台(4)に対し、猫がブラシ体(1)に強く体を摺り寄せるため基台(4)には大きな力が加わる。そこで基台(4)の安定を得るため、ある程度の重量が必要と考えられる。通過中は猫の体重が基台(4)に掛かり安定するものの、猫が中を掛け抜けたり、上へ登ったり想定外の場合も考慮し、安定した重量とすることが好ましい。
1 ブラシ体
1a ブラシ毛
1b ブラシ基板
1c 除毛プレート
1d 貫通孔
2 爪研ぎ(爪研ぎ収納部)
3a 嵌合凸部
3b 嵌合凹部
4 基台

Claims (2)

  1. ブラシ毛を備えた可撓性ブラシ基板から成る1枚のブラシ体であって、
    該ブラシ体の端部に備えられた支持部を
    基台の内面に備えられた、支持受部が下部より上部へと広がる形状となる支持受部の適所に嵌合することで
    ブラシ体の設置位置(高さ)と、曲率と、を変化させることを可能としたペットブラシトンネル。
  2. 複数の分割されたブラシ体の、
    適宜枚数を、摺動フレームに取り付けることにより、
    1枚のブラシ体とする事を特徴とする請求項1のペットブラシトンネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020195284A1 (ja) 2019-03-26 2020-10-01 三菱製紙株式会社 転写用紙及び転写捺染法
KR20220170160A (ko) * 2021-06-22 2022-12-29 오현민 애완동물 털갈이 도움용 기구
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