JP2019058080A - 鳥類防除具及び鳥類防除方法 - Google Patents

鳥類防除具及び鳥類防除方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設置が容易であるにもかかわらず、優れた鳥類防除効果を奏することのできる鳥類防除具を低コストで提供する。【解決手段】鳥害防止対象箇所50へ鳥類が侵入するのを防止するために鳥害防止対象箇所50の周辺に張設される鳥類防除具10を、略水平方向に張設される緯糸11と、緯糸11から所定間隔を隔てて垂下される複数本の経糸12とで構成した。緯糸11及び経糸12は、直径0.01〜1mmの合成樹脂製フィラメント又は天然繊維糸とすることが好ましい。また、経糸12の間隔は、1〜50cmとすることが好ましい。さらに、経糸12の垂下長は、50cm〜3mとすることが好ましい。【選択図】 図1

Description

本発明は、鳥害防止対象箇所へ鳥類が侵入するのを防止するために鳥害防止対象箇所の周辺に張設される鳥類防除具と、この鳥類防除具を用いて鳥害防止対象箇所への鳥類の侵入を防止する鳥類防除方法とに関する。
農作物を食い荒らされたり、建物や自動車に糞をされたりといった鳥害を防ぐため、鳥類の侵入を防止したい箇所(鳥害防止対象箇所)へ鳥害防除具を設置することが行われている。鳥害防除具としては、これまでに、特殊な模様を施したテープ(例えば特許文献1を参照)や、光を反射するテープ(例えば特許文献2を参照)が知られている。この種の鳥害防除具は、比較的容易に設置できるものではあったが、必ずしも優れた鳥類防除効果を発揮できるものとは言えなかった。特に、高い学習能力を有する頭の良い鳥に対しては、設置からある程度期間が経過すると鳥類防除効果が奏されなくなる虞がある。
また、鳥類防除具としては、駆動部分を有するもの(例えば特許文献3を参照)も知られている。この種の鳥類防除具も、頭の良い鳥に対する防除効果に優れているとは言い難い。また、駆動部分を有する鳥類防除具は、高価であることが多く、鳥害防止対象箇所の面積が広い場合等には、その設置コストが膨大になるという欠点を有している。また、駆動部分を有する鳥類防除具は、高齢者等が自力で設置することが難しく、近年高齢化が進む農家で使用しにくいという欠点も有している。
特開2009−089645号公報 特開2012−187125号公報 特開2016−013118号公報
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、設置が容易であるにもかかわらず、優れた鳥類防除効果を奏することのできる鳥類防除具を低コストで提供するものである。また、この鳥類防除具を用いて鳥害防止対象箇所への鳥類の侵入を防止する鳥類防除方法を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
鳥害防止対象箇所へ鳥類が侵入するのを防止するために鳥害防止対象箇所の周辺に張設される鳥類防除具であって、
略水平方向に張設される緯糸と、
緯糸から所定間隔を隔てて垂下される複数本の経糸と、
で構成されたことを特徴とする鳥類防除具
を提供することによって解決される。
本発明の鳥類防除具は、上記のように、緯糸と複数本の経糸とからなる簡素な構造のものであるため、低価格で提供することが可能なものとなっている。また、本発明の鳥類防除具は、緯糸の端部を柱材に結び付ける等すれば設置することができ、その設置が非常に容易なものとなっている。さらに、本発明の鳥類防除具は、鳥類防除効果も優れたものとなっている。
というのも、本発明者は、鳥害を防止するために、様々な方策を試していたところ、鳥類は、飛んでいるときの羽に何かが当たることを嫌がり、羽に何かが当たったときにはその場所から直ぐに飛び去り、その場所の周辺には二度と戻ってこなくなる習性を有していることを発見した。この点、垂下する経糸に鳥の羽が当たるようにすれば、鳥害防止対象箇所へ鳥類が立ち入らないようになると考え、本発明の鳥類防除具を開発し、その効果を試したところ、非常に優れた鳥類防除効果が確認されたからである。また、本発明の鳥類防除具において、経糸は、緯糸から垂下させただけのものであり、経糸の下端部はフリーな状態であるため、経糸に当たった鳥をむやみに傷つける虞もないものとなっている。
本発明の鳥類防除具において、緯糸及び経糸の太さは、その素材等によっても異なり、特に限定されない。しかし、緯糸及び経糸を細くしすぎると、緯糸や経糸が切れやすくなる等、必要な強度を緯糸や経糸に付与しにくくなる虞がある。このため、緯糸及び経糸の直径は、0.01mm以上とすると好ましい。緯糸及び経糸の直径は、0.05mm以上であるとより好ましく、0.1mm以上であるとさらに好ましい。
一方、緯糸及び経糸を太くしすぎると、その存在に鳥類が気付きやすくなり、鳥類が緯糸や経糸を避けて鳥害防止対象箇所へ侵入するようになる虞がある。すなわち、鳥類の上記の習性は、その羽に当たったものが何なのかを理解できないようにした方(鳥類を驚かせた方)が好適に発揮されるようになると推測されるところ、緯糸や経糸が目立つと、上記の習性が発揮されにくくなる虞がある。このため、緯糸及び経糸の直径は、1mm以下とすると好ましい。緯糸及び経糸の直径は、0.7mm以下であるとより好ましく、0.5mm以下であるとさらに好ましい。
本発明の鳥類防除具において、緯糸及び経糸の素材も特に限定されない。緯糸及び経糸の素材としては、合成樹脂製フィラメントや天然繊維糸等が例示される。合成樹脂製フィラメントとしては、例えば、釣り糸(テグス)に用いられている、ナイロンやフロロカーボンといった単線の合成樹脂繊維や、さらに強度の高いPEラインと呼ばれる編み糸等を好適に使用することができる。また、天然繊維糸としては、タコ糸等に用いられる綿糸等を好適に使用することができる。緯糸及び経糸の色は、特に限定されないが、透明、緑色又は黒色等とすることが好ましい。緯糸及び経糸をこのような色にすることによって、鳥類が本発明の鳥類防除具の存在に気づきにくくすることが可能になるからである。
本発明の鳥類防除具において、経糸の間隔は、防除を行おうとする鳥の種類(体長)等によって異なり、特に限定されない。スズメやツバメ等、比較的小さな鳥の防除を行おうとする場合には、経糸の間隔は、狭く設定される。しかし、経糸の間隔を狭くしすぎると、経糸が目立ちやすくなる虞がある。このため、経糸の間隔は、1cm以上とすることが好ましい。経糸の間隔は、5cm以上とするとより好ましく、10cm以上とするとさらに好ましい。
一方、カラス等、比較的大きな鳥の防除を行うとする場合には、経糸の間隔は、広く設定することができる。しかし、経糸の間隔を広くしすぎると、鳥の羽根に経糸が当たることなく、その鳥が鳥害防止対象箇所へ侵入できるようになる虞がある。このため、経糸の間隔は、50cm以下とすることが好ましい。経糸の間隔は、40cm以下とすることがより好ましく、30cm以下とすることがさらに好ましい。
本発明の鳥類防除具において、経糸の垂下長(緯糸から垂下する部分の長さ。以下同じ。)も特に限定されない。しかし、経糸の垂下長を短くしすぎると、鳥の羽根に経糸が当たることなく、その鳥が鳥害防止対象箇所へ侵入できるようになる虞がある。このため、経糸の垂下長は、50cm以上とすることが好ましい。経糸の垂下長は、100cm以上とすることがより好ましく、120cm以上とすることがさらに好ましい。
一方、経糸の垂下長を長くしすぎると、鳥類防除具の収納時等において経糸が絡まりやすくなるだけでなく、鳥類防除具の設置が難しくなる虞もある。このため、経糸の垂下長は、3m以下とすることが好ましい。経糸の垂下長は、2.5m以下であることがより好ましく、2m以下であることがさらに好ましい。
本発明の鳥類防除具において、緯糸に対する経糸の上端部の固定方法は、特に限定されない。緯糸に対する経糸の上端部の固定方法としては、結着、接着又は溶着等が例示される。しかし、結着による固定方法は、鳥類防除具を大量生産する場合に手間がかかる。このため、鳥類防除具を大量生産するのであれば、緯糸に対する経糸の上端部の固定方法は、接着か溶着を採用すると好ましい。接着による方法としては、緯糸と経糸との結合部分に、接着剤を塗布して固化する方法が例示され、溶着による方法としては、緯糸と経糸との結合部分に、溶融した樹脂を塗布して固化させる方法や、経糸又は緯糸自体を熱等により溶融した後固着する方法等が例示される。
以上で述べた本発明の鳥類防除具を鳥害防止対象箇所の周辺に張設すると、鳥害防止対象箇所への鳥類の侵入を防止することが可能になる。本発明の鳥害防除具は、鳥害防止対象箇所を囲むように張設すると好ましい。また、本発明の鳥類防除具は、同じ高さで一重に張設してもよいが、一の鳥類防除具と他の鳥類防除具とが異なる高さとなるように鳥類防除具を多重(多段)に張設することも好ましい。これにより、羽に経糸が触れることなく鳥類が鳥害防止対象箇所へ入りにくくし、鳥害防止効果をさらに高めることが可能になる。
以上のように、本発明によって、設置が容易であるにもかかわらず、優れた鳥類防除効果を奏することのできる鳥類防除具を低コストで提供することが可能になる。また、この鳥類防除具を用いて鳥害防止対象箇所への鳥類の侵入を防止する鳥類防除方法を提供することも可能になる。
鳥害防止対象箇所の周辺に本発明の鳥類防除具を張設した状態を示した図である。 本発明の鳥類防除具を多段に張設した状態を示した図である。 本発明の鳥類防除具を示した図である。 本発明の鳥類防除具の収納形態の一例を示した図である。 本発明の鳥類防除具の収納形態の他例を示した図である。
本発明の鳥類防除具の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、鳥害防止対象箇所50の周辺に本発明の鳥類防除具10を張設した状態を示した図である。鳥類防除具10は、図1に示すように、鳥害防止対象箇所50への鳥類の侵入を防止することを目的として、鳥害防止対象箇所50の周辺に張設される。鳥類防除具10は、略水平方向に張設される緯糸11と、緯糸11から所定間隔を隔てて垂下される複数本の経糸12とで構成されたものとなっている。
既に述べたように、鳥類は、飛んでいるときの羽に何かが当たることを嫌がり、羽に何かが当たったときにはその場所から直ぐに飛び去り、その場所の周辺には二度と戻ってこなくなる習性を有しているところ、本発明の鳥類防除具10は、その経糸12に鳥類の羽を触れさせることで、鳥害防止対象箇所50へ鳥類が侵入しないようにする(仮に鳥害防止対象箇所50へ侵入することがあったとしても、その場所から速やかに飛び去るようにする)ことで、鳥害防止対象箇所50での鳥害を防止するものとなっている。
鳥類防除具10の経糸12における下端部は、上側の緯糸11とは別の緯糸(図示省略)等に固定してもよいが、この場合には、経糸11に鳥類が引っ掛かり、鳥類を傷つける虞がある。このため、本実施態様において、経糸12の下端部は、他の部材等に固定されていない自由端としており、経糸12に触れた鳥類をむやみに傷つけることがないようにしている。ただし、経糸12の下端部を自由端とすると、経糸12が風等によってなびいて浮き上がり、経糸12が鳥類の羽に触れにくくなったり、経糸12が絡みやすくなったりする虞がある。このため、それぞれの経糸12の下端部には、錘部を固定することもできる。この錘部は、経糸12とは別部材からなるものを固定して設けることもできるが、経糸12の下端部を熱等により溶かして塊状にして固化させること等によって設けることもできる。
ところで、図1では、鳥害防止対象箇所50として畑を図示しているが、鳥害防止対象箇所50は、鳥類の侵入を防止する必要のある箇所であれば特に限定されず、建物や駐車場や庭等、畑以外の箇所とすることもできる。また、図1では、鳥類防除具10の緯糸11を、鳥害防止対象箇所50(畑)の周辺に立設した杭20の上部に結び付けることにより、鳥類防除具10を張設している。しかし、鳥害防止対象箇所50の周辺に樹木や建物等があるのであれば、その樹木や建物等に鳥類防除具10の緯糸11を結び付けるようにしてもよい。
さらに、図1では、鳥害防止対象箇所50の全周部を囲むように鳥類防除具10を張設しているが、鳥類防除具10は、必ずしも、鳥害防止対象箇所50の全周部を囲むように張設する必要はない。鳥類の侵入方向が、限られている等の事情がある場合には、その方向にのみ鳥類防除具10を張設することも可能である。さらにまた、図1では、鳥類防除具10を、同じ高さで一重に張設しているが、図2に示すように、一の鳥類防除具10と他の鳥類防除具10とが異なる高さとなるように、鳥類防除具10を多重(多段)に張設することも好ましい。図2は、本発明の鳥類防除具10を2段(多段)に張設した状態を示した図である。これにより、羽に経糸12が触れることなく鳥類が鳥害防止対象箇所へ入りにくくし、鳥害防止効果をさらに高めることが可能になる。鳥類防除具10は、3段や4段等、3段以上に張設することもできる。これにより、鳥害防止効果をより高めることが可能になる。
上述したように、本発明の鳥類防除具10は、略水平方向に張設される緯糸11と、緯糸11から垂下される複数本の経糸12とで構成される。図3は、本発明の鳥類防除具10を示した図である。鳥類防除具10における緯糸11及び経糸12は、互いに異なる素材によって形成してもよいが、本実施態様においては、同じ素材によって形成している。具体的には、緯糸11及び経糸12を、合成樹脂製フィラメントからなる釣り糸(テグス)としている。緯糸11及び経糸12の直径は、0.2〜0.3mm程度となっており、その色は透明となっている。このように透明なテグスで緯糸11及び経糸12を構成することによって、緯糸11及び経糸12を切れにくく強度に優れながらも、目立ちにくくすることが可能となっている。また、テグスは、可撓性を有しながらもある程度の弾性も有するため、経糸12をテグスによって形成すると、隣り合う経糸12を絡みにくくすることも可能になる。
緯糸11に対する経糸12の上端部の固定方法としては、既に述べたように、結着、接着又は溶着等が例示される。本実施態様においては、図3に示すように、緯糸11と経糸12との結合部分に、溶融した結束樹脂13を塗布して固化させることによって、経糸12の上端部を緯糸11に固定(溶着)している。
隣り合う経糸12の間隔W(図3)は、既に述べたように、1〜50cm程度の範囲とすることが好ましいが、本実施態様においては、約20cmとしている。これにより、経糸12の存在を目立ちにくくするだけでなく、小型の鳥類から大型の鳥類まで様々な種類の鳥類の羽が経糸12に触れやすくすることができ、鳥類防除具10の用途を広げることが可能となっている。また、経糸12の垂下長L(図3)は、既に述べたように、50cm〜3mの範囲とすることが好ましいが、本実施態様においては、約1.5mとしている。これにより、鳥類防除具10を収納しやすく、且つ、設置しやすいものとしながらも、優れた鳥害防止効果を奏させることが可能となっている。
ところで、本発明の鳥類防除具10は、複数本の経糸12が垂下された構造を有するものであるため、収納時や設置時において、経糸12が絡む虞があるものとなっている。この経糸12の絡みは、以下のように、鳥類防除具10の収納形態に工夫を施すことで防ぐことができる。
図4は、本発明の鳥類防除具10の収納形態の一例を示した図である。図4に示す例において、鳥類防除具10は、それ(鳥類防除具10)を沿わせたシート30をロール状に巻装することで収納された状態となっている。鳥類防除具10を図4に示す収納形態とすることで、鳥類防除具10の搬送時や販売時又は設置時において、経糸12が絡まないようにすることが可能になる。この鳥類防除具10を設置する際には、鳥類防除具10をシート30とともに繰り出すことにより、経糸12を絡ませることなく、鳥類防除具10を取り出すことができる。
図4に示す収納形態の鳥類防除具10は、上下方向に所定間隔を隔てて略平行に配された上下一対の緯糸11と、上側の緯糸11に上端部を固定されて下側の緯糸11に下端部を固定された複数本の経糸12とで構成される鳥類防除具10の原素材を、シート30に沿わせた状態で巻装した後、その巻装体を上下方向中間部で切断することによって、1回の製造工程により、2つを得ることができる。シート30における経糸12が沿わされる側の面は、経糸12が軽く接着するように、軽接着面としてもよい。
図5は、本発明の鳥類防除具10の収納形態の他例を示した図である。図5に示す例において、鳥類防除具10は、帯板状の基材41と基材41の上部から前方に立設された左右一対の突起部42とからなる収納具40に収納されている。すなわち、鳥類防除具10における緯糸11を、左右一対の突起部42に「8」の字状に掛け回していくことにより鳥類防除具10を収納している。鳥類防除具10を図5に示す収納形態とすることによっても、鳥類防除具10の設置時において経糸12が絡まないようにすることが可能になる。この鳥類防除具10を設置する際には、突起部42の先端側から緯糸11を繰り出すことにより、経糸12を絡ませることなく、鳥類防除具10を取り出すことができる。
また、図5に示すように、収納具40に収納された状態の鳥類防除具10を、そのまま箱や袋等の容器(図示省略)に収納することで、鳥類防除具10の搬送時や販売時において、経糸12が絡まないようにすることも可能になる。
10 鳥類防除具
11 緯糸
12 経糸
13 結束樹脂
20 杭
30 シート
40 収納具
41 基材
42 突起部
50 鳥害防止対象箇所
L 経糸の垂下長
W 隣り合う経糸の間隔

Claims (7)

  1. 鳥害防止対象箇所へ鳥類が侵入するのを防止するために鳥害防止対象箇所の周辺に張設される鳥類防除具であって、
    略水平方向に張設される緯糸と、
    緯糸から所定間隔を隔てて垂下される複数本の経糸と、
    で構成されたことを特徴とする鳥類防除具。
  2. 緯糸及び経糸が、直径0.01〜1mmの合成樹脂製フィラメント又は天然繊維糸である請求項1記載の鳥類防除具。
  3. 経糸の間隔が、1〜50cmとされた請求項1又は2記載の鳥類防除具。
  4. 経糸の垂下長が、50cm〜3mとされた請求項1〜3いずれか記載の鳥類防除具。
  5. 緯糸に対して経糸の上端部が結着、接着又は溶着された請求項1〜4いずれか記載の鳥類防除具。
  6. 請求項1〜5いずれか記載の鳥類防除具を用いて鳥害防止対象箇所への鳥類の侵入を防止する鳥類防除方法。
  7. 一の鳥類防除具と他の鳥類防除具とが異なる高さとなるように鳥類防除具を多重に張設する請求項6記載の鳥類防除方法。
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