JP2019056656A - 制御装置およびプログラム - Google Patents

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Tsutomu Mizuno
勉 水野
美範 乾
Yoshinori Inui
美範 乾
渡口 悟
Satoru Toguchi
悟 渡口
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Abstract

【課題】無線装置の位置を探索する技術を提供する。【解決手段】制御装置36は、面内の互いに異なった方向を向いた複数のアンテナ30を備える飛行装置20の移動を制御する。回転制御部66は、飛行装置20を面内で回転させる。受付部50は、回転制御部66が飛行装置20を回転させている間にわたって、複数のアンテナ30のそれぞれにおいて受信した電波の受信強度を受けつける。推定部58は、受付部50において受けつけた複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度をもとに、電波の到来方向を推定する。移動制御部68は、推定部58において推定した到来方向に飛行装置20を移動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、制御技術に関し、特に移動体の動作を制御する制御装置およびプログラムに関する。
山岳あるいは海上では予期しない気象悪化による遭難が発生する。遭難者が携帯電話端末を所持し、かつ遭難している位置が携帯電話端末が通信可能な圏内域であれば、自分の現在位置を携帯電話端末で通報することで助かる可能性がある。しかしながら、山岳や海上における遭難事故が、基地局からの電波の届かない圏外域にて発生した場合、遭難者が携帯電話端末を所持していても、携帯電話端末の測位が行えず、救出活動に役に立たない。そのため、通信の圏外域に存在する携帯電話端末であっても、携帯電話端末に内蔵されるGPS(Global Positioning System)から取得された位置情報を外部から検出することによって、遭難者の位置が特定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−77313号公報
携帯電話端末のように電波を送信する無線装置であっても、GPSのような測位機能を有さない無線装置も存在する。そのような無線装置、あるいはそのような無線装置を所持した人が不明になった場合にも、無線装置の位置を探索することが求められる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線装置の位置を探索する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制御装置は、面内の互いに異なった方向を向いた複数のアンテナを備える移動体の移動を制御する制御装置であって、移動体を面内で回転させる回転制御部と、回転制御部が移動体を回転させている間にわたって、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した電波の受信強度を受けつける受付部と、受付部において受けつけた複数のアンテナのそれぞれに対する受信強度をもとに、電波の到来方向を推定する推定部と、推定部において推定した到来方向に移動体を移動させる移動制御部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線装置の位置を探索できる。
実施例1に係る探索システムの構成を示す図である。 図2(a)−(b)は、図1の飛行装置におけるアンテナの配置を示す図である。 図1の飛行装置の構成を示す図である。 図4(a)−(c)は、図3の推定部の処理概要を示す図である。 図1の探索システムによる探索手順を示すシーケンス図である。 図6(a)−(b)は、実施例2に係る飛行装置におけるアンテナの配置を示す図である。 実施例2に係る飛行装置の構成を示す図である。 図8(a)−(c)は、図7の飛行装置の処理概要を示す図である。 図7の推定部の処理概要を示す図である。 実施例2に係る探索システムによる探索手順を示すシーケンス図である。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、移動体を使用して、不明になった無線装置を探索する探索システムに関する。ここでは、無線装置を紛失したり、無線装置を所持した人が遭難したりした場合を想定し、その場所には人の立ち入りが難しいとする。無線装置は、例えば、無線LAN(Local Area Network)に対応した通信機能を備え、それの電波を送信する。また、移動体は、ドローン等の無人飛行装置(以下、「飛行装置」という)であるとし、無線装置から送信された電波を受信可能な複数のアンテナを備える。特に、飛行装置は、受信した電波をもとに無線装置が存在する方向を推定し、その方向に移動しながら無線装置の位置を特定する処理を自動的に実行する。つまり、飛行装置は、無線装置の位置を空中から探索する。以下の説明における「平行」、「直交」は、完全な平行、直交だけではなく、誤差の範囲で平行、直交からずれている場合も含む。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1は、実施例1に係る探索システム100の構成を示す。探索システム100は、無線装置10、操作装置12、ネットワーク14、基地局装置16、飛行装置20を含む。無線装置10は、無線LANに対応した通信機能を備えた通信装置である。無線装置10は、無線LAN以外の無線通信システム、例えば、携帯電話システムに対応した通信機能を備えてもよいが、ここではその説明を省略する。ここでは、無線装置10の位置が不明になっており、探索の対象とされる。
操作装置12は、例えば、PC、スマートホン等であり、ユーザからの指示を受けつけるアプリケーションプログラムを実行可能な装置である。ここで、操作装置12は、ユーザからの指示として、不明の無線装置10を探索する指示を受けつける。その際、不明の無線装置10を識別するための情報、不明の無線装置10が存在するエリアの情報も受けつける。前者の一例はMAC(Media Access Control)アドレスであり、後者の一例は座標(以下、「探索座標」という)である。座標は、緯度と経度によって示される。操作装置12は、探索座標にMACアドレスを付加して、探索座標をネットワーク14に送信する。
ネットワーク14は一端側において操作装置12に接続され、他端側において基地局装置16に接続される。ネットワーク14は、操作装置12と基地局装置16との間で情報を伝送する。例えば、ネットワーク14は、操作装置12からの探索座標を基地局装置16に送信する。基地局装置16は、携帯電話システムに対応した通信装置であり、携帯電話システムに対応した端末装置(図示せず)と通信する。
飛行装置20は、前述のごとく、ドローンであり、無人飛行が可能な装置である。飛行装置20は、携帯電話システムに対応した通信機能を備えており、基地局装置16と通信可能である。例えば、飛行装置20は、基地局装置16から探索座標を受信する。飛行装置20は、GPSによる測位機能を備えており、飛行装置20が存在する位置の座標(以下、「位置座標」という)を取得する。飛行装置20は、位置座標が探索座標に近づくように飛行する。前述のごとく、飛行装置20は、無線LANに対応した通信機能も備えており、探索位置に到着してから、無線装置10から送信された電波を受信する。飛行装置20は、受信した電波をもとに無線装置10を探索する。飛行装置20は、無線装置10を検出した場合、無線装置10が位置する座標(以下、「結果座標」という)を基地局装置16、ネットワーク14経由で操作装置12に送信する。操作装置12は、飛行装置20からの結果座標を受信する。
図2(a)−(b)は、飛行装置20におけるアンテナ30の配置を示す。図2(a)−(b)に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直交座標系が規定される。x軸、y軸は、飛行装置20の筐体底面22内において互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直であり、飛行装置20の高さ方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図2(a)−(b)における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。また、x−y平面を「水平面」、z軸の正方向側を「上側」、z軸の負方向側を「下側」ということもある。図2(a)は飛行装置20を下側から見た場合の構成を示し、図2(b)は飛行装置20を横側から見た場合の構成を示す。
飛行装置20の筐体底面22には、アンテナ30と総称される第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cが配置される。第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cは、水平面内の互いに異なった方向を向くように120°間隔で配置される。また、第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cは、水平面から45°下方を向くように配置される。なお、第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cの配置される角度はこれに限定されず、アンテナ30の数も「3」に限定されない。各アンテナ30の指向特性として、例えば、水平面の半値角が70°±10°であり、垂直面の半値角も70°±10°である。
図3は、飛行装置20の構成を示す。飛行装置20は、アンテナ30と総称される第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30c、ATT(Attenuator)32と総称される第1ATT32a、第2ATT32b、第3ATT32c、受信部34、制御装置36、電子コンパス38、GPSアンテナ40、GPSモジュール42、位置検出部44、駆動部46、通信部48を含む。制御装置36は、受付部50、受信強度比較部52、MACアドレス検出部54、ATT制御部56、推定部58、記憶部60、制御部62、I/O制御部64を含み、制御部62は、回転制御部66、移動制御部68を含む。以下では、(1)探索座標への移動、(2)探索対象の捕捉、(3)到来方向の推定、(4)到来方向への移動、(5)探索の終了の順に説明する。
(1)探索座標への移動
GPSアンテナ40は、GPS衛星からの電波を受信する。GPSモジュール42は、GPSアンテナ40において受信した電波を処理する。位置検出部44は、GPSモジュール42における処理結果をもとに、飛行装置20の位置座標を検出する。位置座標は、緯度、経度、高度によって示される。GPSアンテナ40、GPSモジュール42、位置検出部44には公知の技術が使用されればよい。位置検出部44は、検出した位置座標を記憶部60に出力する。電子コンパス38は、地磁気を検出することによって飛行装置20の方位を算出する。電子コンパス38にも公知の技術が使用されればよい。電子コンパス38は、算出した方位を推定部58、制御部62に出力する。
通信部48は、携帯電話システムに対応した通信機能を備えており、図1の基地局装置16と通信可能である。通信部48は、基地局装置16を介して操作装置12から探索座標を受信する。前述のごとく、探索座標には、探索対象となるMACアドレス(以下、「探索対象MACアドレス」という)が付加される。通信部48は、受信した探索座標をI/O制御部64に出力する。I/O制御部64は、制御装置36におけるインターフェイスであり、通信部48からの探索座標を受けつけると、探索座標を制御部62に出力する。
制御部62のうちの移動制御部68は、I/O制御部64から探索座標を受けつける。また、移動制御部68は、記憶部60から位置座標を受けつけるとともに、電子コンパス38から方位を受けつける。移動制御部68は、位置座標および方位で示される飛行装置20の位置(以下、これもまた「位置座標」という)が探索座標に近づくように、飛行装置20を移動させる駆動部46の制御内容を生成する。移動制御部68は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は、飛行装置20を飛行させるためのエンジン、モータ、プロペラ等を含む。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、探索座標の方に移動する。移動によって、位置座標と探索座標との違いが所定の範囲内に収まった場合に、移動制御部68は、探索座標に到着したと判定する。これに続いて、移動制御部68は、I/O制御部64を介して通信部48に到着を通知する。通信部48は、移動制御部68からの通知を受けつけると、基地局装置16、ネットワーク14を介して、操作装置12に到着情報を送信する。
(2)探索対象の捕捉
通信部48が到着情報を送信した後、通信部48は、ネットワーク14、基地局装置16を介して、操作装置12から開始指示を受信する。アンテナ30は、無線LANに対応しており、無線LANの電波を受信可能である。各アンテナ30は、図2(a)−(b)のように水平面内の互いに異なった方向を向くように配置される。ATT32は、アンテナ30に接続されており、アンテナ30において受信した電波を減衰させる。ATT32における減衰率はATT制御部56によって制御される。ATT32は、減衰させた電波(以下、「受信信号」という)を受信部34に出力する。受信部34は、各ATT32に接続され、各ATT32からの受信信号を受けつける。このような受信部34は、Any接続を可としたAP(Access Point)といえる。また、受信信号を受けつけることは、飛行装置20の通信可能範囲に存在する複数の無線装置10から送信された電波を受信することに相当する。複数の無線装置10のうちの1つが、探索の対象の無線装置10である。
受信部34は、受信信号の強度を測定する。これは、各アンテナ30において受信した電波の受信強度に相当する。受信強度は、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indication)によって示される。以下では、これを「アンテナ30に対する受信強度」ということもある。受信部34は、各アンテナ30に対する受信強度と、各アンテナ30に対する受信信号を受付部50に出力する。
受付部50は、受信部34から、各アンテナ30に対する受信強度と、各アンテナ30に対する受信信号を受けつける。受付部50は、各アンテナ30に対する受信強度を推定部58、受信強度比較部52、ATT制御部56に出力するとともに、各アンテナ30に対する受信信号をMACアドレス検出部54に出力する。
MACアドレス検出部54は、受付部50から受信信号を受けつける。MACアドレス検出部54は、受信信号からMACアドレスを抽出する。MACアドレス検出部54は、抽出したMACアドレスを記憶部60に出力する。記憶部60は、MACアドレスを記憶する。制御部62は、記憶部60に記憶されたMACアドレスの中に、探索対象MACアドレスが含まれているかを確認する。探索対象MACアドレスが含まれている場合、制御部62は、それに対応した受信強度の取得をATT制御部56に指示する。記憶部60に記憶されたMACアドレスの中に、探索対象MACアドレスが含まれていない場合、制御部62は、受信強度が最大を示すMACアドレスの取得をATT制御部56に指示する。
ATT制御部56は、制御部62からの指示に応じて、探索対象MACアドレスに対応した受信強度を取得する。ここで、複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度が取得された場合、ATT制御部56は、最大の受信強度を選択する。ATT制御部56は、受信強度をもとに減衰率を導出し、導出した減衰率を各ATT32に設定する。
(3)到来方向の推定
回転制御部66は、飛行装置20を水平面内で回転させるような駆動部46の制御内容を生成する。回転制御部66は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、空中で浮きながら水平面内で360°以上回転する。
回転制御部66が飛行装置20を360°以上回転させている間にわたって、アンテナ30、ATT32、受信部34、受付部50は、これまでと同様の処理を実行する。しかしながら、受付部50は、制御部62から受けつけた探索対象MACアドレスをもとに、探索対象MACアドレスが含まれた受信信号の受信強度を受けつける。これは、複数のアンテナ30のそれぞれにおいて受信した電波であって、かつ探索対象の無線装置10からの受信強度を受けつけることに相当する。
推定部58は、受付部50から複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度を受けつけるとともに、電子コンパス38から方向を受けつける。推定部58は、第1アンテナ30aに対する受信強度において方向をそのまま使用し、第2アンテナ30bに対する受信強度において方向から120°を減算し、第3アンテナ30cに対する受信強度において方向から120°を加算する。これによって、各アンテナ30に対する方向が合わされる。これに続いて、受付部50は、各アンテナ30に対する受信強度の方向に対する変化を記録する。
図4(a)−(c)は、推定部58の処理概要を示す。図4(a)は、第1アンテナ30aに対する受信強度の変化を示し、図4(b)は、第2アンテナ30bに対する受信強度の変化を示し、図4(c)は、第3アンテナ30cに対する受信強度の変化を示す。推定部58は、複数のアンテナ30のそれぞれに対して受信強度が大きくなる方向を特定する。例えば、第1アンテナ30aに対して方向θが特定され、第2アンテナ30bに対して方向θが特定され、第3アンテナ30cに対して方向θが特定される。図3に戻る。推定部58は、複数のアンテナ30のそれぞれに対して特定した方向をもとに電波の到来方向を推定する。例えば、推定部58は、方向θと方向θと方向θの平均値を導出し、平均値を到来方向θとして特定する。つまり、推定部58は、受付部50において受けつけた複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度をもとに、電波の到来方向θを推定する。推定部58は到来方向θを記憶部60に出力する。
(4)到来方向への移動
移動制御部68は、記憶部60から到来方向θを取得する。移動制御部68は、到来方向θに向かうように、駆動部46の制御内容を生成する。移動制御部68は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、到来方向θに移動する。
移動中において、受信強度比較部52は、複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度を受付部50から逐次受けつける。受信強度比較部52は、複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度の差異を導出する。具体的に説明すると、受信強度比較部52は、第1アンテナ30aに対する受信強度と、第2アンテナ30bに対する受信強度との差異を導出する。また、受信強度比較部52は、第2アンテナ30bに対する受信強度と、第3アンテナ30cに対する受信強度との差異を導出する。さらに、受信強度比較部52は、第3アンテナ30cに対する受信強度と、第1アンテナ30aに対する受信強度との差異を導出する。受信強度比較部52は、最大の差異を記憶部60に出力する。
移動制御部68は、記憶部60から差異を取得する。差異がしきい値以上あれば、移動制御部68は、到来方向θへの移動を駆動部46に継続させる。到来方向θへ一定距離進んだ場合、移動制御部68は、到来方向θへの移動を駆動部46に停止させる。これに続いて、(3)、(4)の処理が繰り返し実行される。
(5)探索の終了
移動制御部68は、受信強度比較部52において導出した差異がしきい値より小さくなった場合に、移動の終了を決定する。その場所が、探索対象の無線装置10の直上であると推定されるからである。移動制御部68は、移動を終了させる制御内容を生成する。移動制御部68は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、移動を終了する。また、移動制御部68は、探索の終了をI/O制御部64に通知する。I/O制御部64は、探索の終了を通知されると、記憶部60から位置座標を取得し、これを結果座標として通信部48に出力する。通信部48は、図1の基地局装置16、ネットワーク14を介して操作装置12に結果座標を送信する。操作装置12は、結果座標を受信することによって、探索対象の無線装置10が存在する位置を取得する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による探索システム100の動作を説明する。図5は、探索システム100による探索手順を示すシーケンス図である。操作装置12は探索座標を飛行装置20に送信する(S10)。飛行装置20は、探索座標へ移動開始する(S12)。飛行装置20は、探索座標に到着する(S14)。飛行装置20は、到着情報を操作装置12に送信する(S16)。操作装置12は、開始指示を飛行装置20に送信する(S18)。飛行装置20は、検出を開始し(S20)、目標となる電波を決定する(S22)。飛行装置20は、360°回転する(S24)。飛行装置20は、到来方向を推定し(S26)、到来方向に移動する(S28)。飛行装置20は、360°回転する(S30)。飛行装置20は、到来方向を推定し(S32)、到来方向に移動する(S34)。飛行装置20において受信強度の差異がしきい値より小さくなる(S36)。飛行装置20は、結果座標を操作装置12に送信する(S38)。
本実施例によれば、飛行装置を回転させている間にわたって、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した電波の受信強度をもとに電波の到来方向を推定するので、到来方向に含まれる誤差を低減できる。また、到来方向に含まれる誤差が低減されるので、到来方向の推定精度を向上できる。また、到来方向の推定精度が向上するので、無線装置の位置を探索できる。また、推定した到来方向に飛行装置を移動させるので、無線装置に近づくことができる。また、複数のアンテナのそれぞれに対して受信強度が大きくなる方向を特定し、これらの方向をもとに電波の到来方向を推定するので、到来方向の推定精度を向上できる。また、無線装置に近づきながら、到来方向の推定処理を繰り返し実行するので、無線装置の位置を探索できる。また、無線装置を所持した人がなだれや土砂災害等に巻き込まれ、人海での探索が困難な状況に遭遇した場合であっても、電波をもとに無線装置の位置が探索されるので、無人により精度の高い遭難ポイントを特定できる。また、無線装置を所持した人が身動きが取れない場合であっても、電波をもとに無線装置の位置が探索されるので、無人により精度の高い遭難ポイントを特定できる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、飛行装置を使用して、不明になった無線装置を探索する探索システムに関し、飛行装置は、受信した電波をもとに無線装置が存在する方向を推定し、その方向に移動しながら無線装置の位置を特定する処理を自動的に実行する。さらに、実施例2に係る飛行装置は、自装置からの無線装置までの距離を算出する。実施例2に係る探索システム100は、図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
図6(a)−(b)は、実施例2に係る飛行装置20におけるアンテナ30の配置を示す。図6(a)−(b)は、図2(a)−(b)と同様に示される。図6(a)は飛行装置20を下側から見た場合の構成を示し、図6(b)は飛行装置20を横側から見た場合の構成を示す。なお、図6(b)では、説明を明瞭にするために、アンテナ30が省略される。
第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cは、図2(a)−(b)と同様に配置される。また、水平面内において、第1アンテナ30a、第2アンテナ30b、第3アンテナ30cとは異なった方向を向くように、補助アンテナ80と総称される第1補助アンテナ80aと第2補助アンテナ80bが配置される。ここで、第1補助アンテナ80aと第2補助アンテナ80bは、水平面内で同一方向を向く。また、第1補助アンテナ80aは水平面内に配置され、第2補助アンテナ80bは水平面から45°下方を向くように配置される。なお、第2補助アンテナ80bにける水平面からの角度は、手動あるいは遠隔操作により可変であってもよい。各補助アンテナ80の指向特性として、例えば、水平面の半値角が15°±3°であり、垂直面の半値角も15°±3°である。つまり、補助アンテナ80は、アンテナ30よりも狭い指向特性を有する。
図7は、実施例2に係る飛行装置20の構成を示す。飛行装置20は、図3と比較して、補助アンテナ80と総称される第1補助アンテナ80a、第2補助アンテナ80b、第4ATT32d、第5ATT32eを含む。以下では、(A)探索座標への移動、(B)探索対象の捕捉、(C)到来方向の推定、(D)距離の推定、(E)到来方向への移動、(F)探索の終了の順に説明する。このうちの(A)、(B)、(C)、(F)は、実施例1の(1)、(2)、(3)、(5)と同一であるので、ここでは説明を省略する。
(D)距離の推定
回転制御部66は、記憶部60から到来方向θを取得する。回転制御部66は、到来方向θに第1補助アンテナ80aと第2補助アンテナ80bとを向けさせるように、駆動部46の制御内容を生成する。回転制御部66は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、到来方向θに第1補助アンテナ80aと第2補助アンテナ80bを向けるように水平面内で回転する。回転制御部66が飛行装置20を回転させてから、移動制御部68は、高度を変えるように、駆動部46の制御内容を生成する。ここでは、高度を下げるような制御内容が生成される。制御内容に応じた駆動部46の処理によって、飛行装置20は高度を下げていく。
一方、補助アンテナ80は、無線LANに対応しており、無線LANの電波を受信可能である。ここでは、説明を明瞭にするために、補助アンテナ80は、探索対象となる無線装置10からの電波を受信しているとする。探索対象となる無線装置10からの電波であるか否かは、前述のごとく、MACアドレスによって確認可能である。第4ATT32d、第5ATT32eは、補助アンテナ80に接続されており、補助アンテナ80において受信した電波を減衰させる。第4ATT32d、第5ATT32eは、減衰させた電波(以下、「受信信号」という)を受信部34に出力する。受信部34は、第4ATT32d、第5ATT32eに接続され、第4ATT32d、第5ATT32eからの受信信号を受けつける。
受信部34は、受信信号の強度を測定する。これは、第1補助アンテナ80a、第2補助アンテナ80bにおいて受信した電波の受信強度に相当する。以下では、これを「補助アンテナ80に対する受信強度」ということもある。受信部34は、各補助アンテナ80に対する受信強度を受付部50に出力する。受付部50は、受信部34から、各補助アンテナ80に対する受信強度を受けつけ、それらを推定部58に出力する。
推定部58での処理を説明するために、図8(a)−(c)を使用する。図8(a)−(c)は、飛行装置20の処理概要を示す。ここでは、斜面地表82と平地地表84によって形成された斜面地表82上に無線装置10が存在すると想定する。図8(a)は、飛行装置20が高度を下げていく場合の処理を示す。推定部58は、飛行装置20が高度を下げていく間にわたって、第1補助アンテナ80aに対する受信強度を受けつける。推定部58は、高度に応じて変化していく受信強度が最大になる場合の高度を第1高度86として特定する。高度の情報は、位置座標に含まれる。図示のごとく、第1高度86は、無線装置10の高度に相当する。
第1高度86が特定されると、図8(b)のごとく、移動制御部68は、高度を上げるように、駆動部46の制御内容を生成する。制御内容に応じた駆動部46の処理によって、飛行装置20は高度を上げていく。推定部58は、飛行装置20が高度を上げていく間にわたって、第2補助アンテナ80bに対する受信強度を受けつける。推定部58は、高度に応じて変化していく受信強度が最大になる場合の高度を第2高度88として特定する。第2高度88は、図8(c)のように示される。これに続く、第1高度86と第2高度88に対する推定部58の処理を説明するために、図9を使用する。
図9は、推定部58の処理概要を示す。第2高度88と第1高度86との差異が相対高度bに相当する。また、角度θは、第2補助アンテナ80bの取付角度、例えば45°を示すので既知である。そのため、角度θも既知である。推定部58は、相対高度bとtanθより、距離aを導出する。これは、第1高度86と第2高度88とをもとに、飛行装置20と無線装置10との間の水平面における距離を推定することに相当する。推定部58は距離aを記憶部60に出力する。なお、記憶部60に記憶された距離aと到来方向θとの組合せは、飛行装置20の位置座標に対して無線装置10が存在する相対的な座標に相当する。図7に戻る。
(E)到来方向への移動
移動制御部68は、記憶部60から距離aと到来方向θを取得する。移動制御部68は、到来方向θに距離aを進むように、駆動部46の制御内容を生成する。移動制御部68は、制御内容をI/O制御部64経由で駆動部46に出力する。駆動部46は制御内容に応じた処理を実行する。その結果、飛行装置20は、到来方向θに距離aを進むように移動する。
移動終了後、受信強度比較部52は、複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度を受付部50から逐次受けつける。受信強度比較部52は、複数のアンテナ30のそれぞれに対する受信強度の差異を導出する。受信強度比較部52は、最大の差異を記憶部60に出力する。移動制御部68は、記憶部60から差異を取得する。差異がしきい値以上あれば、(C)、(D)、(E)の処理が繰り返し実行される。
以上の構成による探索システム100の動作を説明する。図10は、実施例2に係る探索システム100による探索手順を示すシーケンス図である。操作装置12は探索座標を飛行装置20に送信する(S100)。飛行装置20は、探索座標へ移動開始する(S102)。飛行装置20は、探索座標に到着する(S104)。飛行装置20は、到着情報を操作装置12に送信する(S106)。操作装置12は、開始指示を飛行装置20に送信する(S108)。飛行装置20は、検出を開始し(S110)、目標となる電波を決定する(S112)。飛行装置20は、360°回転する(S114)。飛行装置20は、到来方向を推定する(S116)。飛行装置20は、第1高度86を取得し(S118)、第2高度88を取得し(S120)、距離を推定する(S122)。飛行装置20は、距離方向へ距離を移動する(S124)。飛行装置20において受信強度の差異がしきい値より小さくなる(S126)。飛行装置20は、結果座標を操作装置12に送信する(S128)。
本実施例によれば、第1補助アンテナにおいて受信した電波の受信強度が大きくなる場合の第1高度と、第2補助アンテナにおいて受信した電波の受信強度が大きくなる場合の第2高度とを使用するので、無線装置との距離を推定できる。また、無線装置との距離が推定されるので、探索の効率を向上できる。また、飛行装置の移動が少なくなるので、探知時間を短縮できる。また、飛行装置の移動が少なくなるので飛行装置のバッテリー動作可能時間を長くできる。また、飛行装置の移動が難しいスリ鉢上のロケーションでも無線装置の位置を特定できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1および2において、制御装置36は飛行装置20内に配置される。しかしながらこれに限らず例えば、制御装置36は、飛行装置20の外に配置されてもよい。例えば、制御装置36は、コンピュータとしてネットワーク14に接続されたり、操作装置12内に配置されたりしてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
実施例1において、移動体として飛行装置20が使用される。しかしながらこれに限らず例えば、移動体が飛行装置20でなくてもよく、車両であってもよい。本変形例によれば、適用範囲を拡大できる。
10 無線装置、 12 操作装置、 14 ネットワーク、 16 基地局装置、 20 飛行装置、 22 筐体底面、 30 アンテナ、 32 ATT、 34 受信部、 36 制御装置、 38 電子コンパス、 40 GPSアンテナ、 42 GPSモジュール、 44 位置検出部、 46 駆動部、 48 通信部、 50 受付部、 52 受信強度比較部、 54 MACアドレス検出部、 56 ATT制御部、 58 推定部、 60 記憶部、 62 制御部、 64 I/O制御部、 66 回転制御部、 68 移動制御部、 100 探索システム。

Claims (5)

  1. 面内の互いに異なった方向を向いた複数のアンテナを備える移動体の移動を制御する制御装置であって、
    前記移動体を面内で回転させる回転制御部と、
    前記回転制御部が前記移動体を回転させている間にわたって、前記複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した電波の受信強度を受けつける受付部と、
    前記受付部において受けつけた前記複数のアンテナのそれぞれに対する受信強度をもとに、電波の到来方向を推定する推定部と、
    前記推定部において推定した到来方向に前記移動体を移動させる移動制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記推定部は、前記複数のアンテナのそれぞれに対して受信強度が大きくなる方向を特定し、前記複数のアンテナのそれぞれに対して特定した方向をもとに電波の到来方向を推定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記受付部において受けつけた前記複数のアンテナのそれぞれに対する受信強度の差異を導出する受信強度比較部をさらに備え、
    前記回転制御部、前記受付部、前記推定部、前記移動制御部は、処理を繰り返し実行し、
    前記移動制御部は、前記受信強度比較部において導出した差異がしきい値より小さくなった場合に移動を終了させることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記移動体は、飛行高度を変更可能な飛行装置であり、水平方向の第1補助アンテナと、前記第1補助アンテナに対して面内で同一方向を向きながら下方を向いた第2補助アンテナをさらに備え、
    前記回転制御部は、前記推定部において推定した到来方向に前記第1補助アンテナと前記第2補助アンテナとを向けさせるように前記移動体を回転させ、
    前記移動制御部は、前記回転制御部が前記移動体を回転させてから、高度を変えるように前記移動体を移動させ、
    前記推定部は、前記第1補助アンテナにおいて受信した電波の受信強度が大きくなる場合の第1高度と、前記第2補助アンテナにおいて受信した電波の受信強度が大きくなる場合の第2高度とをもとに、前記移動体からの距離を推定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 面内の互いに異なった方向を向いた複数のアンテナを備える移動体の移動を制御する制御装置でのプログラムであって、
    前記移動体を面内で回転させるステップと、
    前記移動体を回転させている間にわたって、前記複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した電波の受信強度を受けつけるステップと、
    受けつけた前記複数のアンテナのそれぞれに対する受信強度をもとに、電波の到来方向を推定するステップと、
    推定した到来方向に前記移動体を移動させるステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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