JP2019054677A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の蓄電モジュールの接続状態の自由度が高く、冗長性が高い電源装置を提供すること。【解決手段】電源装置は、蓄電手段を有するN個(Nは2以上の整数)の蓄電モジュールと、N個の第1スイッチ手段を含み、i番目(i=1、・・・、N)の第1スイッチ手段がi番目の蓄電モジュールの正極と正極側入出力部との間に接続された第1スイッチ群と、N個の第2スイッチ手段を含み、i番目の第2スイッチ手段がi番目の蓄電モジュールの負極と負極側入出力部との間に接続された第2スイッチ群と、N個の第3スイッチ手段を含み、i番目(但しi≠N)の第3スイッチ手段がi番目の蓄電モジュールの正極とi+1番目の蓄電モジュールの負極との間に接続されており、N番目の第3スイッチ手段がN番目の蓄電モジュールの正極と1番目の蓄電モジュールの負極との間に接続された第3スイッチ群と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、電源装置に関する。
従来、複数の電池や蓄電モジュールを備える電源装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の電池の接続状態を直列接続状態にするか並列接続状態にするかを、複数のスイッチ手段によって切り替える電源装置が記載されている。このように複数の電池の接続状態を切り替えることによって、電源装置の電圧を所望の電圧に変更することができる。
しかしながら、複数の蓄電モジュールの接続状態を切り替えることによって電圧を変更する電源装置は、或るスイッチ手段が故障した場合に、所望の電圧に変更できない場合がある。例えば、或るスイッチ手段が短絡故障した場合に、電圧の変更のために並列状態から直列状態に蓄電モジュールの接続状態を切り替えると、故障したスイッチ手段を通って短絡電流が流れてしまうことがある。このとき、直列接続への切り替えが実施できないので、電源装置を所望の電圧に変更することができず、スイッチ手段の故障に対する冗長性が低い。また、所望の電圧によっては、複数の蓄電モジュールの全てが接続されるのではなく、幾つかの蓄電モジュールが接続され、残りの蓄電モジュールは接続されない場合もある。このような場合、蓄電モジュール間で使用時間に差が生じ、充電状態にも差が生じることがある。このような充電状態の差を解消するためには、複数の蓄電モジュールを均等に使用することができるように、自由に接続状態を選択できることが望ましい。以上のことから、複数の蓄電モジュールの接続状態の自由度が高く、冗長性の高い電源装置が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の蓄電モジュールの接続状態の自由度が高く、冗長性が高い電源装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電源装置は、正極側入出力部と、負極側入出力部と、蓄電手段を有するN個(Nは2以上の整数)の蓄電モジュールと、電流を導通又は遮断するN個の第1スイッチ手段を含み、i番目(i=1、・・・、N)の前記第1スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの正極と前記正極側入出力部との間に接続された第1スイッチ群と、電流を導通又は遮断するN個の第2スイッチ手段を含み、i番目の前記第2スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの負極と前記負極側入出力部との間に接続された第2スイッチ群と、電流を導通又は遮断するN個の第3スイッチ手段を含み、i番目(但しi≠N)の前記第3スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの正極とi+1番目の前記蓄電モジュールの負極との間に接続されており、N番目の前記第3スイッチ手段がN番目の前記蓄電モジュールの正極と1番目の前記蓄電モジュールの負極との間に接続された第3スイッチ群と、を備えることを特徴とする。
上記において、各蓄電モジュールに直列に接続された少なくとも一つのコイルを備えていてもよい。これにより、突入電流が発生した場合にもスイッチ手段の損傷を抑制できる。
上記において、前記第1スイッチ手段、前記第2スイッチ手段、及び前記第3スイッチ手段を電流の導通状態又は遮断状態に制御して前記蓄電モジュールの接続状態を切り替える制御部を備えていてもよい。これにより、蓄電モジュールの接続状態を切り替える制御を実行することができる。
上記において、前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との間で所定の前記蓄電モジュールが直列接続、並列接続又は直並列接続されるように前記蓄電モジュールの接続状態を切り替えてもよい。これにより、蓄電モジュールの接続状態を様々な状態に切り替えることができる。
上記において、前記制御部は、直列接続、並列接続又は直並列接続される前記所定の蓄電モジュールを時間的に切り替えてもよい。これにより、蓄電モジュール間での充電状態の差を解消でき、また差の発生を抑制できる。
上記において、前記制御部は、直列接続、並列接続又は直並列接続される前記所定の蓄電モジュールを、前記蓄電モジュールの充電状態に基づいて切り替えてもよい。これにより、蓄電モジュール間での充電状態の差を解消できる。
上記において、前記制御部は、前記第1スイッチ手段、前記第2スイッチ手段、及び前記第3スイッチ手段のうちいずれかのスイッチ手段が故障している場合、前記故障しているスイッチ手段が電流経路とならないような前記蓄電モジュールの接続状態としてもよい。これにより、短絡電流が流れることを防止できる。
上記において、前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との電位差を変更するように前記蓄電モジュールの接続状態を切り替えてもよい。これにより、電源装置の電圧を変更することができる。
上記において、前記制御部は、前記蓄電モジュールの接続状態を、直列接続、並列接続、直並列接続とで切り替えてもよい。これにより、電源装置の電圧を切り替えることができる。
上記において、前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との電位差を第1電圧から前記第1電圧とは値が異なる第2電圧に切り替えるときに、前記第1電圧と前記第2電圧との切り替えを繰り返し行いながら前記第1電圧の期間に対する前記第2電圧の期間の比を徐々に高め、その後継続的に前記第2電圧としてもよい。これにより、突入電流によるスイッチ手段の損傷を防止できる。
本発明によれば、各蓄電モジュールの正極に第1スイッチ手段、負極に第2スイッチ手が接続され、蓄電モジュールと第3スイッチ手段とが交互に直列接続されてループ回路が構成されるので、電源装置における複数の蓄電モジュールの接続状態の自由度が高く、冗長性が高いという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電源装置について具体的に説明する。本発明の実施形態に係る電源装置は、ハイブリッド車両や電気自動車(EV)等の電力を動力源とする車両の電源として好適に使用できるが、以下では主にハイブリッド車両に搭載される場合について説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電源装置を搭載した車両の一例の概略構成図である。車両100は、ハイブリッド走行モードやEV走行モードで走行可能なハイブリッド車両である。車両100は、内燃機関であるエンジン(ENG)1と、動力分割機構2と、駆動輪3と、モータジェネレータMG1、MG2と、インバータ(INV)4a、4bと、蓄電部5と、コンデンサ11と、電圧センサ12、14と、電流センサ13と、温度センサ15と、HV(Hybrid)−ECU(Electronic Control Unit)21と、電池ECU22と、を少なくとも備えている。本実施形態1に係る電源装置101は、少なくとも蓄電部5と、制御部としての電池ECU22とを含んで構成されている。
図1は、実施形態1に係る電源装置を搭載した車両の一例の概略構成図である。車両100は、ハイブリッド走行モードやEV走行モードで走行可能なハイブリッド車両である。車両100は、内燃機関であるエンジン(ENG)1と、動力分割機構2と、駆動輪3と、モータジェネレータMG1、MG2と、インバータ(INV)4a、4bと、蓄電部5と、コンデンサ11と、電圧センサ12、14と、電流センサ13と、温度センサ15と、HV(Hybrid)−ECU(Electronic Control Unit)21と、電池ECU22と、を少なくとも備えている。本実施形態1に係る電源装置101は、少なくとも蓄電部5と、制御部としての電池ECU22とを含んで構成されている。
エンジン1はガソリンエンジンやディ−ゼルエンジン等の周知の機関である。モータジェネレータMG1、MG2は電動機及び発電機の両方の機能を有する。動力分割機構2は、例えば、サンギヤ、プラネタリーキャリア、リングギヤの三要素からなる遊星歯車機構からなる。エンジン1、モータジェネレータMG1、MG2は、それぞれ、三要素のいずれかに連結されている。
車両100の走行時において、動力分割機構2は、例えば、エンジン1が出力する駆動力を二分割し、その一方をモータジェネレータMG1側へ配分し、他方をモータジェネレータMG2側へ配分する。モータジェネレータMG1側へ配分された駆動力はモータジェネレータMG1の発電に用いられる。モータジェネレータMG2側へ配分された駆動力は、モータジェネレータMG2が出力する駆動力と合成されて、駆動輪3へ出力される。
インバータ4a、4bは、直流電力と交流電力とを相互に変換する機能を有しており、正線PL及び負線NLを介して蓄電部5に接続されている。インバータ4aは、例えばモータジェネレータMG1が発電した交流電力を直流電力に変換して、蓄電部5に供給する。インバータ4bは、例えば蓄電部5から供給された直流電力を交流電力に変換して、モータジェネレータMG2に供給し、駆動力を発生させる。
蓄電部5は、正線PL及び負線NLを介してインバータ4a、4b側に電力を放電し、又はインバータ4a、4b側から供給される電力を充電する。
コンデンサ11は、正線PL及び負線NLに接続されており、蓄電部5とインバータ4a及び4bとの間を流れる電力の平滑化を行う。電圧センサ12は、正線PL及び負線NLに接続されており、コンデンサ11に掛かる電圧Vhを検出し、検出信号をHV−ECU21に出力する。
電流センサ13は、正線PLに設けられており、蓄電部5が放電又は充電する電力の電流Ibを検出し、その信号を電池ECU22に出力する。電圧センサ14は、正線PL及び負線NLに接続されており、蓄電部5の電圧Vbを検出し、検出信号を電池ECU22に出力する。
温度センサ15は、蓄電部5の近傍に設けられ、蓄電部5の温度Tbを検出し、検出信号を電池ECU22に出力する。
HV−ECU21と電池ECU22とは、相互に通信可能に構成されており、各種指令や各種センサの検知結果等の各信号の送受信を行うことができる。HV−ECU21は、主に、車両100の走行時においてドライバの要求に応じた車両駆動力を発生させるために、エンジン1及びモータジェネレータMG1、MG2を制御するとともに、蓄電部5の電圧を制御する。HV−ECU21には、エンジン1の回転数NEや、モータジェネレータMG1、MG2の回転数や、車速や、アクセル開度や、電圧Vhや、温度Tbや、蓄電部5の充電状態値(SOC:State Of Charge)等の各信号が入力される。また、HV−ECU21は、入力された情報に基づいて算出された、エンジン1に対する電子スロットル弁制御信号(弁制御信号)及び点火信号や、インバータ4a、4bに対するPWM(Pulse Width Modulation)制御信号である信号PWM1、PWM2や、蓄電部5の電圧を要求電圧に切り替えるための指令信号を出力する。ここで、蓄電部5に対する要求電圧は、蓄電部5に掛かる負荷に応じて算出される。
電池ECU22は、主に、蓄電部5の充電状態の管理や異常検出や電圧制御を行う。電池ECU22には、温度Tbや、電圧Vbや、電流Ib等の各信号が入力される。電池ECU22は、温度Tb、電圧Vb、電流Ibに基づいて蓄電部5のSOCを算出する。電池ECU22は、温度Tbや、SOC等の各信号をHV−ECU21に送信する。また、電池ECU22は、HV−ECU21から受信した指令信号に基づいて、蓄電部5に対する制御信号を出力する。
HV−ECU21と電池ECU22とは、物理的には、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及び入出力等のインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路である。HV−ECU21と電池ECU22との機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとで制御対象を動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
(蓄電部の構成)
図2は、図1に示す蓄電部5の回路構成図である。蓄電部5は、正極側入出力部5aと、負極側入出力部5bと、蓄電モジュール群5cと、第1スイッチ群5dと、第2スイッチ群5eと、第3スイッチ群5fとを備えている。
図2は、図1に示す蓄電部5の回路構成図である。蓄電部5は、正極側入出力部5aと、負極側入出力部5bと、蓄電モジュール群5cと、第1スイッチ群5dと、第2スイッチ群5eと、第3スイッチ群5fとを備えている。
正極側入出力部5aは、正線PLに接続されている。負極側入出力部5bは、負線NLに接続されている。蓄電モジュール群5cは、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nを含む。Nは2以上の整数であるが、本実施形態1では特に4以上である。蓄電モジュール5c−1〜5c−Nは、それぞれ、蓄電手段としての二次電池が複数個直列接続した構成を有する。二次電池は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等である。また、蓄電手段としては、二次電池に替えてキャパシタを用いてもよい。なお、以下では、説明の簡略化ためにN個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの電圧はいずれもVmとする。
第1スイッチ群5dは、N個の第1スイッチ手段5d−1〜5d−Nを含む。第1スイッチ手段5d−1は、第1端子5d−11と第2端子5d−12とを備えており、第1端子5d−11と第2端子5d−12との間で電流を導通又は遮断するように動作する。他の第1スイッチ手段5d−2〜5d−Nについても同様に、第1端子と第2端子との間で電流を導通又は遮断するように動作する。また、i番目(i=1、・・・、N)の第1スイッチ手段5d−iの第1端子がi番目の蓄電モジュール5c−iの正極に接続され、第2端子が正極側入出力部5aに接続されている。
第2スイッチ群5eは、N個の第2スイッチ手段5e−1〜5e−Nを含む。第2スイッチ手段5e−1は、第1端子5e−11と第2端子5e−12とを備えており、第1端子5e−11と第2端子5e−12との間で電流を導通又は遮断するように動作する。他の第2スイッチ手段5e−2〜5e−Nについても同様に、第1端子と第2端子との間で電流を導通又は遮断するように動作する。また、i番目(i=1、・・・、N)の第2スイッチ手段5e−iの第1端子が負極側入出力部5bに接続され、第2端子がi番目の蓄電モジュール5c−iの負極に接続されている。
第3スイッチ群5fは、N個の第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nを含む。第3スイッチ手段5f−1は、第1端子5f−11と第2端子5f−12とを備えており、第1端子5f−11と第2端子5f−12との間で電流を導通又は遮断するように動作する。他の第3スイッチ手段5f−2〜5f−Nについても同様に、第1端子と第2端子との間で電流を導通又は遮断するように動作する。
また、i番目(但しi≠N)の第3スイッチ手段5f−iの第1端子が、i番目の蓄電モジュール5c−iの正極とi番目の第1スイッチ手段5d−iの第1端子とに接続され、第2端子がi+1番目の蓄電モジュール5c−(i+1)の負極とi+1番目の第2スイッチ手段5e−(i+1)の第2端子とに接続されている。また、N番目の第3スイッチ手段5f−Nの第1端子5f−N1がN番目の蓄電モジュール5c−Nの正極とN番目の第1スイッチ手段5d−Nの第1端子とに接続され、第2端子5f−N2が1番目の蓄電モジュール5c−1の負極と1番目の第2スイッチ手段5e−1の第2端子5e−12とに接続されている。これにより、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nと第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nとが交互に直列接続されてループ回路が構成される。
第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、及び第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nは、それぞれ、トランジスタ等の半導体スイッチ素子とダイオートとで構成されており、電池ECU22からの制御信号の供給によって、動作状態が電流の導通状態(オン状態)と電流の遮断状態(オフ状態)とで切り替わるように制御される。例えば、半導体スイッチ素子が電界効果トランジスタ(FET)や絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)の場合は、制御信号はゲート電圧信号である。なお、スイッチ手段としては、リレー素子を用いてもよい。
図3〜図5を参照して、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態と第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nの動作状態との関係の一例を説明する。なお、図3〜図5において、オン状態のスイッチ手段を丸で囲み、オフ状態のスイッチ手段に記号「×」を付している。
図3(a)は、図3(b)に示すようにN個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが直列接続する状態を示している。図3(a)の状態を実現する場合は、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−Nのみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−1のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第3スイッチ群5fのうち、第3スイッチ手段5f−Nのみをオフ状態としその他をオン状態とする。これにより、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが直列接続し、放電状態の場合は太矢線で示す経路で電流が流れる。この場合、蓄電部5の電圧VbはNVmとなる。
図3(c)は、図3(d)に示すようにN個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが並列接続する状態を示している。図3(c)の状態を実現する場合は、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5eを全てオン状態とする。また、第3スイッチ群5fを全てオフ状態とする。これにより、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが並列接続し、放電状態の場合は太矢線で示す経路で電流が流れる。この場合、蓄電部5の電圧VbはVmとなる。
図4(a)は、図4(b)に示すように(N−1)個の蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)が直列接続する状態を示している。図4(a)の状態を実現する場合は、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−(N−1)のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−1のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第3スイッチ群5fのうち、第3スイッチ手段5f−(N−1)、5f−Nをオフ状態としその他をオン状態とする。これにより、(N−1)個の蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)が直列接続し、放電状態の場合は太矢線で示す経路で電流が流れる。この場合、蓄電部5の電圧Vbは(N−1)Vmとなる。
図4(c)は、図4(d)に示すように(N−1)個の蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)が並列接続する状態を示している。図4(c)の状態を実現する場合は、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−Nのみをオフ状態としその他をオン状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−Nのみをオフ状態としその他をオン状態とする。また第3スイッチ群5fを全てオフ状態とする。これにより、(N−1)個の蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)が並列接続し、放電状態の場合は太矢線で示す経路で電流が流れる。この場合、蓄電部5の電圧VbはVmとなる。
なお、蓄電部5は、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の自由度が高いので、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち任意の一個を除いた(N−1)個が直列接続する状態を実現することができる。例えば、2番目の蓄電モジュール5c−2を除いた(N−1)個が直列接続する状態を実現するためには、例えば、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−1のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−3のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第3スイッチ群5fのうち、第3スイッチ手段5f−1、5f−2をオフ状態としその他をオン状態とする。これにより、蓄電モジュール5c−2を除いた(N−1)個が直列接続し、蓄電部5の電圧Vbが(N−1)Vmとなる。同様にして、電池ECU22からの制御信号によって、蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)のうち任意の個数を除いた蓄電モジュールが直列接続し、蓄電部5の電圧Vbが2Vm、・・・、(N−2)Vmとなる状態を実現することができる。
また、蓄電部5においては、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち任意の一個を除いた(N−1)個が並列接続する状態を実現することができる。例えば、2番目の蓄電モジュール5c−2を除いた(N−1)個が並列接続する状態を実現するためには、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−2のみをオフ状態としその他をオン状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−2のみをオフ状態としその他をオン状態とする。また第3スイッチ群5fを全てオフ状態とする。これにより、蓄電モジュール5c−2を除いた(N−1)個が並列接続する。同様にして、電池ECU22からの制御信号によって、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち任意の個数を除いた蓄電モジュールが並列接続する状態を実現することができる。
図5(a)は、Nが4の場合の蓄電部5Aであって、図5(b)に示すように4個の蓄電モジュール5c−1〜5c−4が直並列接続、具体的には2直列2並列接続する状態を示している。図5(a)の状態を実現する場合は、電池ECU22からの制御信号によって、第1スイッチ手段5d−1、5d−3をオフ状態とし第1スイッチ手段5d−2、5d−4をオン状態とする。また、第2スイッチ手段5e−2、5e−4をオフ状態とし第2スイッチ手段5e−1、5e−3をオン状態とする。また、第3スイッチ手段5f−2、5f−4をオフ状態とし第3スイッチ手段5f−1、5f−3をオン状態とする。これにより、蓄電モジュール5c−1〜5c−4が2直列2並列接続し、放電状態の場合は太矢線で示す経路で電流が流れる。この場合、蓄電部5の電圧Vbは2Vmとなる。
また、蓄電部5においては、L、Mを2以上の整数として、L×M≦Nの範囲であれば、L直列M並列接続を実現することができる。
以上のように、蓄電部5は、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の自由度が高いので、電圧Vb、すなわち正極側入出力部5aと負極側入出力部5bとの電位差が、Vm〜NVmの範囲の所望の電圧を実現するために蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を自由度高く切り替えることができる。上述した蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を実現するための第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5e、第3スイッチ群5fの動作状態の組み合わせは、電池ECU22のROMに記憶されている。電池ECU22は、HV−ECU21から受信した、蓄電部5に対する要求電圧の指令信号に基づいて、蓄電部5の電圧Vbを要求電圧とするための第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5e、第3スイッチ群5fの動作状態の組み合わせを実行するための制御信号を蓄電部5に出力する。
ここで、蓄電部5に掛かる負荷が高いときに、蓄電部5の電圧Vbを高くし、負荷が低いときに電圧Vbを低くするように電圧Vbを変更すると電力効率が良い。図6には、車速と蓄電部5の電圧Vbとの関係の一例を示す。図6に示す例では、4個の蓄電モジュールがすべて並列状態、2直列2並列状態、すべて直列状態のいずれかの接続状態に切り替えられる場合であって、車速が高いときのような蓄電部5に掛かる負荷が高いときに、蓄電部5に対する要求電圧が高くされ、電圧Vbが高い接続状態に切り替えられる。
(制御例1)
以下に、電池ECU22による蓄電部5の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例1を説明する。図7は、制御例1における蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの例を示す図である。本制御例1では、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうちの(N−1)個が直列接続され、蓄電部5の電圧Vbが(N−1)Vmとされる。
以下に、電池ECU22による蓄電部5の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例1を説明する。図7は、制御例1における蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの例を示す図である。本制御例1では、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうちの(N−1)個が直列接続され、蓄電部5の電圧Vbが(N−1)Vmとされる。
本制御例1では、電池ECU22は、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち直列接続される蓄電モジュールを時間的に切り替える。具体的には、図7(a)は蓄電モジュール5c−Nを除く(N−1)個の蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)が直列接続されている接続状態を示す。図7(b)は蓄電モジュール5c−1を除く(N−1)個が直列接続されている接続状態を示す。図7(c)は蓄電モジュール5c−2を除く(N−1)個が直列接続されている接続状態を示す。図中、太矢印は放電時の電流経路を示している。
図7(a)の接続状態は、図4(a)の接続状態と同じである。図7(b)の接続状態は、以下のように実現される。すなわち、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−Nのみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−2のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第3スイッチ群5fのうち、第3スイッチ手段5f−1、5f−Nをオフ状態としその他をオン状態とする。図7(c)の接続状態は、以下のように実現される。すなわち、第1スイッチ群5dのうち、第1スイッチ手段5d−1のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第2スイッチ群5eのうち、第2スイッチ手段5e−3のみをオン状態としその他をオフ状態とする。また、第3スイッチ群5fのうち、第3スイッチ手段5f−1、5f−2をオフ状態としその他をオン状態とする。
電池ECU22は、図7(a)、(b)、(c)の状態を含む、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうちのいずれか1個を除く(N−1)個の直列接続状態を、時間的に切り替える。なお、この切り替えは、直列接続から除かれる蓄電モジュールが5c−1→5c−2、・・・のように除かれる蓄電モジュールが隣接するものに順次移り変わるように行ってもよいし、ランダムに移り変わるように行ってもよい。これにより、全ての蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが同じような頻度で使用されることとなる。その結果、蓄電モジュール間での充電状態の差が解消され、また差の発生が抑制され、蓄電部5の冗長性が高くなる。なお、蓄電モジュール5c−1〜5c−(N−1)のうちのいずれか1個を除く(N−1)個の直列接続状態はNパターンあるので、Nパターンの全てで切り替えを行うことが好ましいが、必ずしも全てのパターンで切り替えなくてもよい。
また、本制御例1の変形例として、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち並列接続又は直並列接続される蓄電モジュールを時間的に切り替える制御を行ってもよい。例えば、図4(c)のように蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち(N−1)個が並列接続される状態を時間的に切り替える場合は、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのうち、並列接続から除かれる蓄電モジュールが5c−1→5c−2、・・・のように除かれる蓄電モジュールが隣接するものに順次移り変わるように行ってもよいし、ランダムに移り変わるように行ってもよい。また、例えば、L直列M並列接続を行う場合、L×M<Nであれば蓄電モジュール5c−1〜5c−NのうちL直列M並列接続に使用されない蓄電モジュールが存在するので、使用されない蓄電モジュールを時間的に切り替える制御を行ってもよい。これらの制御によっても蓄電モジュール間での充電状態の差が解消され、また差の発生が抑制され、冗長性が高くなる。なお、制御例1及びその変形例において、各接続状態の期間は均等であることが好ましいが、蓄電モジュール間での充電状態の差が解消され、また差の発生が抑制されるものであれば、均等には限定されない。
ここで、比較形態1として、図13に示すように、蓄電モジュール間で充電状態の差が生じ得る蓄電部500について説明する。蓄電部500は、蓄電部5の構成において、第1スイッチ群5dを、第1スイッチ手段5d−Nを削除した第1スイッチ群500dに置き換え、第2スイッチ群5eを、第2スイッチ手段5e−1を削除した第2スイッチ群500eに置き換え、第3スイッチ群5fを、第3スイッチ手段5f−Nを削除した第3スイッチ群500fに置き換えた構成を有している。すなわち、蓄電部500は、各蓄電モジュールの正極に第1スイッチ手段、負極に第2スイッチ手が接続された構成ではなく、蓄電モジュールと第3スイッチ手段とが交互に直列接続されてループ回路が構成されたものではない。このような蓄電部500では、(N−1)個の直列接続状態を実現するために、図13(a)、(b)に示す2つの接続状態をとり得る。しかし、いずれの接続状態でも蓄電モジュール5c−2〜5c−(N−1)は常に使用される状態であるので、使用されない場合がある蓄電モジュール5c−1、5c−NとのSOCの差が発生しやすく、かつ差を解消できないので、冗長性が低い。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係る電源装置の一部の回路構成図である。実施形態2に係る電源装置は、実施形態1に係る電源装置101にさらに電流・電圧センサ16を設けたものである。
図8は、実施形態2に係る電源装置の一部の回路構成図である。実施形態2に係る電源装置は、実施形態1に係る電源装置101にさらに電流・電圧センサ16を設けたものである。
電流・電圧センサ16は、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのそれぞれに流れる電流を検出でき、かつ、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのそれぞれの電圧を検出できるように構成されている。例えば、電流・電圧センサ16は、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのそれぞれに流れる電流を検出するための3N個の電流センサと、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのそれぞれの電圧を検出するためのN個の電圧センサとを備えていてもよい。
電流・電圧センサ16は、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのそれぞれに流れる電流Id1、・・・、IdN、Ie1、・・・、IeN、If1、・・・、IfNを検出し、その信号を電池ECU22に出力する。また、電流・電圧センサ16は、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのそれぞれの電圧V1、・・・、VNを検出し、その信号を電池ECU22に出力する。電池ECU22は、これらの情報及び温度Tbに基づいて蓄電モジュール5c−1〜5c−NのそれぞれのSOCを算出する。
(制御例2)
以下に、実施形態2に係る電源装置により実行可能な、電池ECU22による蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例2を説明する。本制御例2では、電池ECU22は、算出した蓄電モジュール5c−1〜5c−NのそれぞれのSOCと、HV−ECU21から受信した指令信号に基づいて、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nに対する制御信号を出力する。具体的には、電池ECU22は、蓄電部5に対する要求電圧を実現するとともに、蓄電部5が放電状態の場合はSOCが高い蓄電モジュールが優先して放電するように蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を切り替える。例えば、(N−1)個の直列接続を実行する場合、電池ECU22が蓄電モジュール5c−1のSOCが最も低いと判定した場合、図7(b)と同様に蓄電モジュール5c−2〜5c−Nが放電する接続状態に切り替える。また、蓄電部5が充電状態の場合はSOCが低い蓄電モジュールが優先して充電されるように蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を切り替える。これにより、蓄電モジュール間での充電状態の差が解消され、冗長性が高くなる。
以下に、実施形態2に係る電源装置により実行可能な、電池ECU22による蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例2を説明する。本制御例2では、電池ECU22は、算出した蓄電モジュール5c−1〜5c−NのそれぞれのSOCと、HV−ECU21から受信した指令信号に基づいて、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nに対する制御信号を出力する。具体的には、電池ECU22は、蓄電部5に対する要求電圧を実現するとともに、蓄電部5が放電状態の場合はSOCが高い蓄電モジュールが優先して放電するように蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を切り替える。例えば、(N−1)個の直列接続を実行する場合、電池ECU22が蓄電モジュール5c−1のSOCが最も低いと判定した場合、図7(b)と同様に蓄電モジュール5c−2〜5c−Nが放電する接続状態に切り替える。また、蓄電部5が充電状態の場合はSOCが低い蓄電モジュールが優先して充電されるように蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態を切り替える。これにより、蓄電モジュール間での充電状態の差が解消され、冗長性が高くなる。
(制御例3)
次に、実施形態2に係る電源装置により実行可能な、電池ECU22による蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例3を説明する。本制御例3では、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、及び第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのいずれかのスイッチ手段が故障している場合、故障しているスイッチ手段が電流経路とならないような蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態とする制御を行う。
次に、実施形態2に係る電源装置により実行可能な、電池ECU22による蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例3を説明する。本制御例3では、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、及び第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのいずれかのスイッチ手段が故障している場合、故障しているスイッチ手段が電流経路とならないような蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態とする制御を行う。
例えば、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが所定の接続状態にある場合に、電池ECU22は、電流・電圧センサ16から入力された電流Id1、・・・、IdN、Ie1、・・・、IeN、If1、・・・、IfNに基づいて、第1スイッチ手段5d−1〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nのいずれかのスイッチ手段が故障しているか否かを判定する。例えば、所定の接続状態において電流が流れていないはずのスイッチ手段に電流が流れている状態や、電流が流れているはずのスイッチ手段に電流が流れていない状態を検出したときには、そのスイッチ手段が故障していると判定する。
電池ECU22は、或るスイッチ手段が故障していると判定すると、故障しているスイッチ手段が電流経路とならないような蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態とする。
例えば、図4(a)のような(N−1)個の接続状態において、第1スイッチ手段5d−1が短絡故障した場合、蓄電モジュール5c−(N−1)から第1スイッチ手段5d−1を通って蓄電モジュール5c−1に短絡電流が流れる場合がある。電流・電圧センサ16は第1スイッチ手段5d−1に流れる電流を検出する。
電池ECU22は、電流・電圧センサ16からの信号によって、第1スイッチ手段5d−1が故障していると判定すると、第1スイッチ手段5d−1が電流経路とならないような蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態とする。例えば、図9に示す接続状態となるように、第1スイッチ手段5d−2〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nの動作状態を制御する。これにより、短絡電流が流れることを防止できる。その結果、スイッチ手段の故障に対して冗長性が高くなる。
なお、制御例3の変形例として以下のような制御をしてもよい。すなわち、N個の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nが直列接続して電圧がNVmとなっている図3(a)のような接続状態の場合に、第1スイッチ手段5d−1が短絡故障すると、蓄電モジュール5c−Nから第1スイッチ手段5d−1を通って蓄電モジュール5c−1に短絡電流が流れ得る。この場合に、電池ECU22は、電流・電圧センサ16からの信号によって、第1スイッチ手段5d−1が故障していると判定すると、図9に示す接続状態となるように、第1スイッチ手段5d−2〜5d−N、第2スイッチ手段5e−1〜5e−N、第3スイッチ手段5f−1〜5f−Nの動作状態を制御してもよい。これにより、蓄電部5の電圧をNVmに近い(N−1)Vmにしつつ、短絡電流が流れることを防止できるので、スイッチ手段の故障に対する冗長性を発揮できる。
ここで、比較形態2として、図14を参照して、図13と同様の構成を有し、蓄電モジュール間で短絡電流が流れ得る蓄電部500について説明する。蓄電部500では、第1スイッチ手段5d−1が短絡故障した場合に、制御例3のように図9と同様の接続状態として短絡電流を防止しようとしても、蓄電モジュール5c−1の負極側に電流を遮断する第2スイッチ手段が存在しないために、太矢線で示すように流れる短絡電流を防止できない。
(実施形態3〜6)
次に、実施形態3〜6に係る電源装置について説明するが、まず、電源装置101の蓄電部5の電圧を切り替える際に発生し得る問題について説明する。
次に、実施形態3〜6に係る電源装置について説明するが、まず、電源装置101の蓄電部5の電圧を切り替える際に発生し得る問題について説明する。
図10は、蓄電部5の電圧Vbと電流Ibとの関係の一例を示す図である。例えば、時刻t1で電圧Vbの値をVb1から、Vb1よりも高いVb2に切り替えると、正方向へサージ状の突入電流が流れる場合がある。同様に、時刻t2で電圧Vbの値をVb2から、Vb2よりも高いVb3に切り替えると、正方向へ突入電流が流れる場合がある。同様に、時刻t3、t4でそれぞれ電圧Vbの値をVb3からVb2、Vb2からVb1に切り替えると、負方向へ突入電流が流れる場合がある。ここで、正方向とは蓄電部5の放電時に電流が流れる方向であり、負方向とは蓄電部5の充電時に電流が流れる方向である。この突入電流は、蓄電部5の電圧Vbを切り替えたときに、蓄電部5とコンデンサ11(図1参照)とに電位差が生じることで発生すると考えられる。このような突入電流が流れると蓄電部5のスイッチ手段が損傷するおそれがある。
そこで、実施形態3〜6に係る電源装置は、蓄電部において、各蓄電モジュールに直列に接続された少なくとも一つのコイルを備える構成としている。このコイルは、突入電流が流れると、突入電流のピーク値を低くする方向に起電力が発生するので、突入電流が弱められ、スイッチ手段の損傷を防止できる。なお、コイルとしては、蓄電部の電圧切り替え前後の電位差に応じて、スイッチ手段の損傷を防止できる程度に突入電流のピーク値を低くできるような自己インダクタンスを有するコイルを使用することが好ましい。
図11は、実施形態3〜6に係る電源装置の蓄電部の回路構成図である。図11(a)に示す、実施形態3に係る電源装置の蓄電部5Bは、図2に示す蓄電部5の構成において、第1スイッチ群5dと正極側入出力部5aとの間に1個のコイル5gを設けた構成を有する。コイル5gは、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのいずれにも直列接続する。
図11(b)に示す、実施形態4に係る電源装置の蓄電部5Cは、蓄電部5の構成において、第2スイッチ群5eと負極側入出力部5bとの間に1個のコイル5gを設けた構成を有する。この場合も、コイル5gは、蓄電モジュール5c−1〜5c−Nのいずれにも直列接続する。
図11(c)に示す、実施形態5に係る電源装置の蓄電部5Dは、蓄電部5の構成において、第1スイッチ手段5d−1〜5d−Nのそれぞれと正極側入出力部5aとの間にコイル5g−1〜5g−Nのそれぞれを設けた構成を有する。この場合、コイル5g−i(i=1、・・・、N)は、蓄電モジュール5c−iと直列接続する。
図11(d)に示す、実施形態6に係る電源装置の蓄電部5Eは、蓄電部5の構成において、第2スイッチ手段5e−1〜5e−Nのそれぞれと負極側入出力部5bとの間にコイル5g−1〜5g−Nのそれぞれを設けた構成を有する。この場合、コイル5g−i(i=1、・・・、N)は、蓄電モジュール5c−iと直列接続する。
図11(a)、(b)の構成の場合、複数の蓄電モジュール5c−1〜5c−Nに対してコイル5gは1個でよいという利点がある。一方、図11(c)、(d)の構成の場合、2つの蓄電モジュール間に電位差が生じている状態で接続状態を切り替えて2つの蓄電モジュールに電流が流れて場合に、2つの蓄電モジュール間に設けられたコイルによって、流れる電流のピーク値を低くできるという利点がある。
(制御例4)
次に、実施形態1に係る電源装置で実行可能な蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例4を説明する。本制御例4は、電池ECU22が、蓄電部5の正極側入出力部5aと負極側入出力部5bとの電位差(すなわち蓄電部の電圧Vb)を、第1電圧から、第1電圧とは値が異なる第2電圧に切り替えるときに行う。具体的には、電池ECU22は、第1電圧から第2電圧に切り替えるときに、第1電圧と第2電圧との切り替えを繰り返し行いながら第1電圧の期間に対する第2電圧の期間の比を徐々に高め、その後継続的に第2電圧とする制御を行う。
次に、実施形態1に係る電源装置で実行可能な蓄電モジュール5c−1〜5c−Nの接続状態の切り替えの制御例4を説明する。本制御例4は、電池ECU22が、蓄電部5の正極側入出力部5aと負極側入出力部5bとの電位差(すなわち蓄電部の電圧Vb)を、第1電圧から、第1電圧とは値が異なる第2電圧に切り替えるときに行う。具体的には、電池ECU22は、第1電圧から第2電圧に切り替えるときに、第1電圧と第2電圧との切り替えを繰り返し行いながら第1電圧の期間に対する第2電圧の期間の比を徐々に高め、その後継続的に第2電圧とする制御を行う。
図12は、制御例4における電圧値の切り替えの一例を示す図である。図12(a)は、時刻t1で蓄電部5の電圧VbをVb1からVb2に切り替える場合を示しており、図12(b)は、時刻t2でVb2からVb3に切り替える場合を示している。
図12(a)に示すように、電池ECU22は、電圧Vbの値をVb1からVb2に切り替えるときに、第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5e、及び第3スイッチ群5fを制御して、Vb1からVb2との切り替えを繰り返し行いながらVb1の期間に対するVb2の期間の比を徐々に高め、その後継続的にVb2とする。すなわち、電池ECU22は、PWM制御と同様の制御を行う。その結果、電圧Vbの値は、線L1で示すようにVb1からVb2へ徐々に増大するように変化する。これにより、電圧Vbの値をVb1からVb2に切り替えるときの突入電流の発生を防止できる。なお、Vb1の期間及びVb2の期間は、突入電流が発生しないように設定する。
図12(b)に示す場合も同様に、電池ECU22は、電圧Vbの値をVb2からVb3に切り替えるときに、第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5e、及び第3スイッチ群5fを制御して、Vb2からVb3との切り替えを繰り返し行いながらVb2の期間に対するVb3の期間の比を徐々に高め、その後継続的にVb3とする。Vb2の期間及びVb3の期間も、突入電流が発生しないように設定する。これにより、電圧Vbの値は、線L2で示すようにVb2からVb3へ徐々に増大するように変化するので、突入電流の発生を防止できる。
なお、図12では、電圧Vbを大きい値に切り替える場合について説明しているが、図10における時刻t3、t4のように、Vb3からVb2、又はVb2からVb1のように大きい値から小さい値に切り替える場合にも、制御例4と同様の制御を行うことにより、突入電流の発生を防止できる。
なお、制御例4は、実施形態1に係る電源装置だけでなく、実施形態2〜6に係る電源装置のいずれでも実行可能である。
また、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、電池ECU22が第1スイッチ群5d、第2スイッチ群5e、及び第3スイッチ群5fを制御しているが、HV−ECU21が制御するように構成してもよい。また、上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
5、5A、5B、5C、5D、5E 蓄電部
5a 正極側入出力部
5b 負極側入出力部
5c 蓄電モジュール群
5c−1〜5c−N 蓄電モジュール
5d 第1スイッチ群
5d−1〜5d−N 第1スイッチ手段
5e 第2スイッチ群
5e−1〜5e−N 第2スイッチ手段
5f 第3スイッチ群
5f−1〜5f−N 第3スイッチ手段
5g、5g−1〜5g―N コイル
21 HV−ECU
22 電池ECU
101 電源装置
5a 正極側入出力部
5b 負極側入出力部
5c 蓄電モジュール群
5c−1〜5c−N 蓄電モジュール
5d 第1スイッチ群
5d−1〜5d−N 第1スイッチ手段
5e 第2スイッチ群
5e−1〜5e−N 第2スイッチ手段
5f 第3スイッチ群
5f−1〜5f−N 第3スイッチ手段
5g、5g−1〜5g―N コイル
21 HV−ECU
22 電池ECU
101 電源装置
Claims (10)
- 正極側入出力部と、
負極側入出力部と、
蓄電手段を有するN個(Nは2以上の整数)の蓄電モジュールと、
電流を導通又は遮断するN個の第1スイッチ手段を含み、i番目(i=1、・・・、N)の前記第1スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの正極と前記正極側入出力部との間に接続された第1スイッチ群と、
電流を導通又は遮断するN個の第2スイッチ手段を含み、i番目の前記第2スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの負極と前記負極側入出力部との間に接続された第2スイッチ群と、
電流を導通又は遮断するN個の第3スイッチ手段を含み、i番目(但しi≠N)の前記第3スイッチ手段がi番目の前記蓄電モジュールの正極とi+1番目の前記蓄電モジュールの負極との間に接続されており、N番目の前記第3スイッチ手段がN番目の前記蓄電モジュールの正極と1番目の前記蓄電モジュールの負極との間に接続された第3スイッチ群と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 各蓄電モジュールに直列に接続された少なくとも一つのコイルを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 前記第1スイッチ手段、前記第2スイッチ手段、及び前記第3スイッチ手段を電流の導通状態又は遮断状態に制御して前記蓄電モジュールの接続状態を切り替える制御部を備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との間で所定の前記蓄電モジュールが直列接続、並列接続又は直並列接続されるように前記蓄電モジュールの接続状態を切り替える
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記制御部は、直列接続、並列接続又は直並列接続される前記所定の蓄電モジュールを時間的に切り替える
ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。 - 前記制御部は、直列接続、並列接続又は直並列接続される前記所定の蓄電モジュールを、前記蓄電モジュールの充電状態に基づいて切り替える
ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記第1スイッチ手段、前記第2スイッチ手段、及び前記第3スイッチ手段のうちいずれかのスイッチ手段が故障している場合、前記故障しているスイッチ手段が電流経路とならないような前記蓄電モジュールの接続状態とする
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との電位差を変更するように前記蓄電モジュールの接続状態を切り替える
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記蓄電モジュールの接続状態を、直列接続、並列接続、直並列接続とで切り替える
ことを特徴とする請求項8に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記正極側入出力部と前記負極側入出力部との電位差を第1電圧から前記第1電圧とは値が異なる第2電圧に切り替えるときに、前記第1電圧と前記第2電圧との切り替えを繰り返し行いながら前記第1電圧の期間に対する前記第2電圧の期間の比を徐々に高め、その後継続的に前記第2電圧とする
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の電源装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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