JP2019054460A - Rfid装置 - Google Patents

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西川 良一
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Abstract

【課題】厚みが小さい、金属対応のRFID装置を提供する。
【解決手段】RFID装置10を、金属体100の表面に取り付けられる誘電体12と、誘電体12に配置された導電体層14と、情報が記憶可能であり、導電体層14に接続されたICチップ16と、ICチップ16に接続されたアンテナ18と、一端部30が金属体100に接続され、他端部32が導電体層14に接続される導電部材20とで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID装置、特に、金属体に貼り付けて使用されるRFID装置に関する。
金属製素材の対象物にRFID装置を貼り付けて使用する場合、対象物である金属によって電波が反射されること等により、RFIDタグの読取可能距離が極端に短いか、あるいは、読取不能となる可能性があった。
このため、金属製素材の対象物にRFID装置を貼り付けて使用する場合は、金属に貼り付けて使用できるRFID装置(いわゆる、金属対応タグ)を使用する必要がある。
特許文献1には、このような金属対応タグの構成が開示されている。特許文献1に記載の金属対応タグは、誘電体の両面を導電体で覆い、誘電体の一端において導電体を接続している部分が設けられたデカップラーにICチップが配置された構成となっている。
特表2009−540715号公報
特許文献1に記載の構成によると、誘電体の両側面に導電層を設けており、その導電層上にICチップおよびアンテナが配設されている。このため、RFID装置全体の厚みが大きくなるという問題があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、厚みが小さい、金属対応のRFID装置を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、
金属体に直接又は間接的に取り付けて使用可能なRFID装置であって、
前記金属体の表面に取り付けられる誘電体と、
前記誘電体に配置された導電体層と、
情報が記憶可能であり、前記導電体層に接続されたICチップと、
前記ICチップに接続されたアンテナと、
一端部が前記金属体に接続され、他端部が前記導電体層に接続される導電部材とを備えるRFID装置が提供される。
この発明の他の態様に従うと、
金属体に直接又は間接的に取り付けて使用可能なRFID装置であって、
前記金属体の表面に取り付けられる誘電体と、
前記誘電体に配置された導電部材と、
情報が記憶可能であり、前記導電部材に接続されたICチップと、
前記ICチップに接続されたアンテナとを備えており、
前記導電部材の一端部は前記金属体に接続されることを特徴とするRFID装置が提供される。
好適には、前記ICチップは前記導電体層の一端部に接続され、前記導電部材は前記導電体層の他端部に接続される。
好適には、前記ICチップは前記導電部材の他端部に接続される。
好適には、前記導電部材は、前記金属体に対して静電結合される。
好適には、前記誘電体における前記金属体への取付面、および、前記導電部材における前記金属体への接続面には、粘着層が設けられている。
以上のように、この発明によれば、厚みが小さく、かつ、金属に貼り付けて使用可能なRFID装置を提供できた。
第1実施形態にかかるRFID装置10を示す平面図である。 第1実施形態にかかるRFID装置10を示す断面図である。 変形例1にかかるRFID装置10を示す断面図である。 変形例2にかかる、導電体層14の幅と導電部材20の幅とが互いに異なる幅に設定されたRFID装置10を示す平面図である。 変形例2にかかる、導電部材20の長手方向の長さを短くしたRFID装置10を示す平面図である。 変形例3にかかる、ループアンテナを用いたRFID装置10を示す平面図である。 変形例3にかかる、ダイポールアンテナを用いたRFID装置10を示す平面図である。 変形例3にかかる、アンテナ18の他端28が導電体層14に接続されたRFID装置10を示す平面図である。 変形例4にかかるRFID装置10を示す断面図である。 変形例5にかかるRFID装置10を示す断面図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るRFID装置10は、大略、誘電体12と、導電体層14と、ICチップ16と、アンテナ18と、導電部材20とを備えている。
誘電体12は、導電性よりも誘電性が優位な材料で形成された略矩形板状の部材である。誘電体12の材料としては、ポリプロピレン(PP)等の樹脂、セラミック、および、雲母等が考えられ、RFID装置10の目的によって選択される。また、誘電体12は、その一方の面(取付面)22が金属体100の表面に対して、接着、貼着、螺着等の手段によって直接又は間接的に取り付けられるようになっている。
導電体層14は、導電性を有する材料で形成された薄層状の部材であり、誘電体12における他方の面24(配置面)上に対して積層、接着、貼着などの手段によって配置されている。例えば、薄板状に形成した導電体層14を誘電体12における他方の面24上に貼着したり、他方の面24上に直接、導電体層14を積層したりすることが考えられる。
また、本実施形態の場合、誘電体12の他方の面24における長手方向の略半分の面を覆うように導電体層14が取り付けられているが、誘電体12の他方の面24に対する導電体層14の位置および範囲はこれに限定されるものではない。
ICチップ16は、各種の情報を記憶させることができる素子であり、導電体層14の一端部38に接続されている。導電体層14に対するICチップ16の接続位置は本実施形態に限定されるものではないが、RFID装置10の読取可能距離やICチップ16の性能を最大限に発揮させるために、ICチップ16を導電体層14の一端部38に接続するとともに、誘電体12の長手方向に直交する幅方向における中央に配置するのが好適である。
アンテナ18は、RFID装置10とリーダ/ライター(図示せず。以下同じ。)との間で電磁誘導又は電波によるICチップ16への電力供給、および、データのやり取りを行う役割を有する部材である。このため、アンテナ18は、その一端26がICチップ16に接続されている。
導電部材20は、導電性を有する材料で形成された薄い短冊状の部材であり、その一端部30が金属体100の表面に接続されるようになっており、また、その他端部32が導電体層14の他端部40に接続されている。金属体100の表面に対する導電部材20の接続は、ハンダ付けや接着等による直接接続(オーム性接触・金属接触)でもよいが、導電部材20における金属体100への接続面に、例えば、粘着シート等によって粘着層34を設けて、当該粘着層34を介して導電部材20を金属体100に静電結合させることが好適である。なぜならば、RFID装置10とリーダ/ライターとの間の通信帯域が広くなる点で有利だからである。つまり、金属体100の表面に対する導電部材20の接続は、直接接続(オーム性接触・金属接触)、静電結合、あるいはこれら以外の結合態様を意味する。
[RFID装置10の動作]
本実施形態にかかるRFID装置10をリーダ/ライターに近づけると、アンテナ18がリーダ/ライターからの電波を受信する。そして、受信した電波が導電体層14で共振することにより、当該導電体層14の長手方向(誘電体12の長手方向)に電流が発生する。この電流が導電体層14からICチップ16に流れ込むことにより、ICチップ16が動作し、アンテナ18を介してリーダ/ライターとの間で所定の情報を含む信号のやり取りが行われる。
[RFID装置10の特徴]
本実施形態にかかるRFID装置10の構成によれば、金属体100の表面に取り付けて使用するような場合であっても、実用的な距離でリーダ/ライターとの間で信号のやり取りを行うことができる。従来のRFID装置では、金属体100の表面に取り付けて使用するRFID装置の場合、誘電体の両面を一対の導電体層で挟んだデカップラーが必要であったが、本実施形態にかかるRFID装置10であれば、誘電体12に対して1つの導電体層14を配置すればよいことから、RFID装置10全体の厚みを小さくすることができる。また、誘電体12の所定位置に導電体層14の一部が重なるように配置すればよいことから、構成を簡単にして製造工程を少なくできる。これにより、製造コストが少ないRFID装置10を提供することができる。また、RFID装置10全体の厚みが小さくなるので、使用済みのRFID装置10を廃棄する際、当該RFID装置10を意図的に破る、あるいは、裂く等してICチップ16に記憶された情報が漏えいするのを容易に防止できる。
[変形例1]
上述した第1実施形態では、導電体層14と導電部材20とが互いに別体である場合について説明したが、図3に示すように、導電体層14と導電部材20とを一体的に形成して、導電部材20が導電体層14の役割も果たすようにしてもよい。この場合、導電部材20の一端部30が金属体100に接続され、導電部材20の他端部32にICチップ16が接続されることになる。これにより、さらに構成を簡単にして製造工程を少なくすることが可能となり、RFID装置10の製造コストをさらに小さくできる。
[変形例2]
上述した第1実施形態では、導電体層14の幅と導電部材20の幅とを同じに設定していたが、図4に示すように、導電体層14の幅と導電部材20の幅とを互いに異なる幅に設定してもよい。また、導電体層14の長手方向の長さと、導電部材20の同方向の長さとの比率は特に限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、導電部材20の長手方向の長さを短くしてもよい。
[変形例3]
アンテナ18の種類としては、パッチアンテナ、ループアンテナ(図6を参照)、および、ダイポールアンテナ(図7を参照)等を使用することができ、アンテナ18の種類に応じて、図8に示すように、アンテナ18の他端28を導電体層14に接続してもよい。
[変形例4]
上述した第1実施形態では、RFID装置10の裏面(金属体100に取り付ける面)全体に粘着層34が設けられていたが、図9に示すように、RFID装置10を構成する誘電体12の裏面、つまり一方の面22(取付面)、および、導電部材20における金属体100に接続される一端部30の裏面(接続面)のみに粘着層34を設けてもよい。
[変形例5]
上述した第1実施形態では、導電部材20が導電体層14と金属体100との間において滑らかな弧を描くように取り付けられているが、これに代えて、図10に示すように、例えば金属体100に対する取り付け部の端に折れ目36(エッジ)を入れてもよい。このように折れ目36(エッジ)を設けることにより、導電体層14の長手方向(誘電体12の長手方向)に発生する電流の周波数を調整することができ、より感度の高いRFID装置10を得ることができるからである。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…RFID装置、12…誘電体、14…導電体層、16…ICチップ、18…アンテナ、20…導電部材、22…(誘電体12の)一方の面、24…(誘電体12の)他方の面、26…(アンテナ18の)一端、28…(アンテナ18の)他端、30…(導電部材20の)一端部、32…(導電部材20の)他端部、34…粘着層、36…(導電部材20の)折れ目、38…(導電体層14の)一端部、40…(導電体層14の)他端部、100…金属体

Claims (6)

  1. 金属体に直接又は間接的に取り付けて使用可能なRFID装置であって、
    前記金属体の表面に取り付けられる誘電体と、
    前記誘電体に配置された導電体層と、
    情報が記憶可能であり、前記導電体層に接続されたICチップと、
    前記ICチップに接続されたアンテナと、
    一端部が前記金属体に接続され、他端部が前記導電体層に接続される導電部材とを備えるRFID装置。
  2. 金属体に直接又は間接的に取り付けて使用可能なRFID装置であって、
    前記金属体の表面に取り付けられる誘電体と、
    前記誘電体に配置された導電部材と、
    情報が記憶可能であり、前記導電部材に接続されたICチップと、
    前記ICチップに接続されたアンテナとを備えており、
    前記導電部材の一端部は前記金属体に接続されることを特徴とするRFID装置。
  3. 前記ICチップは前記導電体層の一端部に接続され、前記導電部材は前記導電体層の他端部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のRFID装置。
  4. 前記ICチップは前記導電部材の他端部に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のRFID装置。
  5. 前記導電部材は、前記金属体に対して静電結合されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のRFID装置。
  6. 前記誘電体における前記金属体への取付面、および、前記導電部材における前記金属体への接続面には、粘着層が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のRFID装置。
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