JP2019052865A - 飛行経路設定装置、飛行装置、及び飛行経路設定方法 - Google Patents

飛行経路設定装置、飛行装置、及び飛行経路設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飛行装置の飛行高度の変化を制限する飛行経路設定装置、飛行装置、及び飛行経路設定方法を提供する。【解決手段】飛行経路設定装置1は、地表の高さを示す情報と、地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する記憶部12と、飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する取得部131と、水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、三次元地図情報に基づいて飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する経路設定部132と、三次元飛行経路について飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する経路修正部133と、三次元飛行経路を飛行装置に送信する送信制御部134と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、飛行経路設定装置、飛行装置、及び飛行経路設定方法に関する。
遠隔操作又は自動操縦の少なくともいずれか一方により飛行させることができる小型の航空機(以下、飛行装置という)が実用化されている。ユーザは、水平方向の地図データを表示した画面を参照しながら水平方向の飛行ルートを指定し、垂直方向の地図データを表示した画面を参照しながら垂直方向の飛行ルートを指定することで、飛行装置の飛行ルートを指定する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2017−117018号公報
飛行装置が飛行する飛行高度の変化量が大きいと、飛行装置の挙動が不安定になりやすい。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、垂直方向の地図データに沿って垂直方向の飛行ルートを指定すると、飛行装置の高度の変化量が大きくなってしまうことが懸念される。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行装置の飛行高度の変化を制限する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様である飛行経路設定装置は、地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する記憶部と、飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する取得部と、前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する経路設定部と、前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正する経路修正部と、前記三次元飛行経路を前記飛行装置に送信する送信制御部と、を備える。
前記経路修正部は、前記許容範囲が所定の距離内の前記飛行高度の変化が所定の変化範囲内である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正してもよい。例えば、前記経路修正部は、前記許容範囲が前記所定の距離内の前記飛行高度の下降量が下降閾値以下である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正する。例えば、前記経路修正部は、前記許容範囲を前記所定の距離内の前記飛行高度の上昇量が上昇閾値以下である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正する。
前記経路修正部は、前記三次元飛行経路の経路長が長いほど前記所定の距離を長くしてもよい。
前記経路修正部は、前記制限条件を満たす経路に修正するときに、前記飛行装置と前記飛行経路設定装置との通信に関する通信品質が所定の品質条件を満たさない経路を、前記品質条件を満たす経路に修正してもよい。
前記経路修正部は、前記制限条件を満たす経路に修正するときに、前記飛行高度が予め定められた高度上限を超える経路を、前記高度上限を超えない経路に修正してもよい。
前記経路修正部は、前記飛行装置の前記三次元飛行経路上に、前記飛行装置の飛行の障害となる物体が検出されると、前記三次元飛行経路を前記物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。
前記経路修正部は、前記飛行装置が現在飛行中の位置で待機しているときに、前記飛行装置の保持する電力が当該位置から前記三次元飛行経路上に設定された目標地まで飛行させるときに必要な所要電力から定まる余裕電力以下になると、設定された前記三次元飛行経路を、前記障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。
前記取得部は、現在時刻と、前記三次元飛行経路上の目標地に到着する予定の時刻を示す到着予定時刻とをさらに取得し、前記経路修正部は、前記飛行装置が現在飛行中の位置で待機しているときに、前記現在時刻と、前記到着予定時刻と、当該位置から前記目標地まで飛行させるときに必要な所要時間とから定まる猶予時間が、前記所要時間以下になると、設定された前記三次元飛行経路を、前記物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。
本発明の第2の態様の飛行装置は、地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する記憶部と、飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する取得部と、前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する経路設定部と、前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正する経路修正部と、前記三次元飛行経路に沿って前記飛行装置を飛行させる飛行制御部と、を備える。
本発明の第3の態様の飛行経路設定方法は、地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶するステップと、飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得するステップと、前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定するステップと、前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正するステップと、前記三次元飛行経路を前記飛行装置に送信するステップと、を有する。
本発明によれば、飛行装置の飛行高度の変化を制限することができるという効果を奏する。
飛行管理システムの概要を説明するための図である。 三次元飛行経路を模式的に表した図である。 第1の実施の形態に係る飛行経路設定装置の機能構成を示す図である。 高度変化の許容範囲を満たさない経路を修正することを説明するための図である。 修正された三次元飛行経路における水平方向の飛行経路を模式的に示す図である。 修正された三次元飛行経路における垂直方向の飛行経路を模式的に示す図である。 谷間を回避する経路に修正することを説明するための図である。 三次元飛行経路を設定する処理のフローチャートである。 障害となる物体が検出されたときの処理のフローチャートである。
<第1の実施の形態>
図1は、飛行管理システムの概要を説明するための図である。飛行管理システムは、飛行経路設定装置1と、飛行装置2と、携帯電話網の基地局3とを備える。飛行経路設定装置1は、飛行装置2が飛行する飛行経路を設定し、基地局3を介して、設定した飛行経路を飛行装置2に送信する。
飛行装置2は、3つ以上の回転翼(以下、プロペラということがある)を搭載した回転翼機であるが、これに限定するものではない。飛行装置2は、受信した飛行経路に沿って飛行する。携帯電話網の基地局3は、飛行経路設定装置1と飛行装置2との通信を中継する。携帯電話網は、例えばLTE回線である。
飛行経路設定装置1は、ユーザの端末に入力された水平飛行経路を取得する。図1において白丸で示す位置P0、位置P1、位置P2、位置P3、及び位置P4は、ユーザが設定した目標地を示す。図1において、位置P0から位置P1に至る水平飛行経路を飛行経路L01で示す。以下同様に、図1において、位置P1から位置P2に至る水平飛行経路を飛行経路L12、位置P2から位置P3に至る水平飛行経路を飛行経路L23、位置P3から位置P4に至る水平飛行経路を飛行経路L34で示す。飛行経路設定装置1は、飛行経路L01から飛行経路L34までを繋いだ水平飛行経路を取得する。
飛行経路設定装置1は、地表の高さを示す情報と、地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報に基づいて、飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する。具体的には、飛行経路設定装置1は、地表の高さと、地表に存在する物体の高さと、飛行装置が地表又は物体の上空を飛行するときの高さとを加えた高さを飛行装置2の飛行高度として特定した三次元飛行経路を設定する。図1において、地表の起伏を示す等高線を太実線で示す。等高線に示す数値は、地表の標高である。標高の単位はメートルである。
図2は、三次元飛行経路を模式的に表した図である。図2において、横軸は図1で示した水平飛行経路の経路長を示し、縦軸は飛行装置の飛行高度を示す。図2における地表Gは、地表の高さを示す。図2において白丸で示す位置P0から位置P4は、図1における位置P0から位置P4に対応している。図2において飛行経路L01から飛行経路L34は、図1における飛行経路L01から飛行経路L34に対応している。
図2において、位置P0における地表の高さを標高e0で示す。同様に、図2において、位置P1における地表の高さを標高e1で、位置P2における地表の高さを標高e2で、位置P3における地表の高さを標高e3で、位置P4における地表の高さを標高e4で示す。図2において、飛行装置が地表又は物体の上空を飛行するときの高さを設定高度h1で示す。なお、設定高度h1は、飛行装置が飛行するための安全性を確保するため、地表から所定の高度以上を飛行するように設定されるものである。図2において、物体O1から物体O4の高さを地上高GC1で、物体O5の高さを地上高GC2で示す。
飛行経路設定装置1は、例えば、標高e0と、設定高度h1とを加えた高さを位置P0における飛行高度として特定する。また、飛行経路設定装置1は、標高e1と、地上高GC1と、設定高度h1とを加えた高さを飛行高度として特定する。飛行経路設定装置1は、水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、三次元地図情報に基づいて飛行装置2が飛行する高さを示す飛行高度を特定した三次元飛行経路を設定する。
飛行装置2の挙動は、飛行高度の変化量が大きいほど不安定になりやすい。飛行装置2がプロペラの回転数を変化させて飛行高度を変更する回転翼機の場合、特に、プロペラの回転数を低下させる下降時において、飛行装置2の挙動は不安定になりやすい。
そこで、飛行経路設定装置1は、三次元飛行経路について飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。このようにすることで、飛行経路設定装置1は、飛行装置2の飛行高度の変化を制限することができるので、飛行装置の挙動が不安定になることを抑制することができる。以下、飛行経路設定装置1の機能構成について具体的に説明する。
図3は、第1の実施の形態に係る飛行経路設定装置1の機能構成を示す図である。飛行経路設定装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。通信部11は、飛行装置2と情報を送受信するための通信モジュールである。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部12は、地表の高さを示す情報と、地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する。なお、以下の説明において、地表の高さを標高、地表に存在する物体の高さを地上高ということがある。また、記憶部12は、制御部13を機能させるための各種のプログラムを格納する。
制御部13は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含む計算リソースである。制御部13は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって、取得部131、経路設定部132、経路修正部133、及び送信制御部134の機能を実現する。
取得部131は、飛行装置2の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する。例えば、取得部131は、通信部11を介して、ユーザが使用する通信端末に入力された水平飛行経路を取得する。取得部131は、ユーザが使用する通信端末に入力された飛行装置2が飛行する高さを設定するための設定高度を取得してもよい。
経路設定部132は、水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、三次元地図情報に基づいて飛行装置2が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する。具体的には、経路設定部132は、地表の高さと、地表に存在する物体の高さと、設定高度とを加えた高さを飛行高度として特定する。
経路修正部133は、三次元飛行経路について飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。例えば、経路修正部133は、許容範囲が所定の距離内の飛行高度の変化が所定の変化範囲内である制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。経路修正部133は、所定の距離を三次元飛行経路の経路長の長さに応じて定めてもよい。具体的には、経路修正部133は、三次元飛行経路の経路長が長いほど所定の距離を長くする。また、所定の距離は、飛行管理システムを運営する事業者が実験などによって予め定めてもよい。以下、高度変化の許容範囲を満たさない経路を修正することを具体的に説明する。
図4は、高度変化の許容範囲を満たさない経路を修正することを説明するための図である。例えば、経路修正部133は、許容範囲が所定の距離内の飛行高度の下降量が下降閾値以下である制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。具体的には、経路修正部133は、飛行経路L01中の黒丸で示す位置a1から位置a1’に至る経路において、所定の距離l1内の飛行高度の下降量d1が、下降閾値d0以下か否かを判定する。経路修正部133は、下降量d1が下降閾値d0より大きいと判定すると、位置a1から位置a1’に至る経路を、所定の距離l1内の飛行高度の下降量が下降閾値d0以下である制限条件を満たす経路に修正する。
また、経路修正部133は、許容範囲を所定の距離内の前記飛行高度の上昇量が上昇閾値以下である制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正してもよい。具体的には、経路修正部133は、飛行経路L23中の白丸で示す位置P2から黒丸で示す位置bに至る経路において、所定の距離l1内の飛行高度の上昇量u1が、上昇閾値u0以下か否かを判定する。経路修正部133は、上昇量u1が上昇閾値u0より大きいと判定すると、位置P2から位置bに至る経路を、所定の距離l1内の飛行高度の上昇量が上昇閾値u0以下である制限条件を満たす経路に修正する。
図5は、修正された三次元飛行経路における水平方向の飛行経路を模式的に示す図である。図5において、経路修正部133が、勾配が急峻な位置を飛行する経路を、勾配が緩やかな位置を飛行する経路に修正した飛行経路L01’を示す。
図6は、修正された三次元飛行経路における垂直方向の飛行経路を模式的に示す図である。また、図6に示すように、飛行経路L01’において、位置a2から位置a2’に至る経路の飛行高度の下降量d1’は、下降閾値d0より小さい。このように、経路修正部133は、飛行高度の下降量を制限することができる。そのため、経路修正部133は、飛行装置2がプロペラの回転数を低下させる下降時において、飛行装置2の挙動が不安定になることを低減させることができる。
同様に、図5において、地上高GC2である物体O5を垂直方向に迂回する経路を、水平方向に迂回する経路に修正した飛行経路L23’を示す。図5に示すように、飛行経路L23’は、物体O5を水平方向に迂回する飛行経路である。また、図6に示すように、飛行経路L23’において、位置P2から位置cに至る経路に飛行高度の変化はないので、位置P2から位置cに至る経路の飛行高度の上昇量は上昇閾値u0より小さい。
このように、経路修正部133は、飛行装置2の飛行高度の上昇量を制限することにより、飛行装置2の不必要な上昇を抑制することができる。したがって、経路修正部133は、飛行装置2の不必要な上昇により生じる不必要な下降を低減させることができるので、飛行装置2の挙動が不安定になることを低減させることができる。
例えば、経路修正部133は、三次元飛行経路の高度変化の割合を表す勾配が所定の勾配範囲である制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。具体的には、経路修正部133は、勾配範囲外である勾配が、所定の斜面長さ以上継続する経路を、勾配範囲内又は斜面長さ未満となる経路に修正する。また、経路修正部133は、複数の勾配範囲を定め、勾配範囲に応じた斜面長さを設定してもよい。
勾配範囲は、飛行装置2の挙動を安定させることができる安定範囲である。安定範囲は、飛行装置2の性能によって定めればよいが、飛行管理システムを運営する事業者が適宜定めてもよい。安定範囲の具体的な値は、例えば俯角45度から仰角45度までであるが、これに限定するものではない。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2の急降下又は急上昇を抑制することができるので、飛行装置2が不安定になることを低減することができる。
経路修正部133は、制限条件を満たす経路に修正するときに、飛行装置2と飛行経路設定装置1との通信に関する通信品質が所定の品質条件を満たさない経路を、品質条件を満たす経路に修正してもよい。通信品質は、例えば携帯電話網に用いられる電波の電波強度、電波干渉度、スループット等の通信速度等である。品質条件は、例えば電波強度が所定の電波強度以上、電波干渉度が所定の電波干渉度以下、スループット等の通信速度が所定の通信速度以上等である。所定の電波強度と、所定の電波干渉度と、所定の通信速度とは、飛行装置2と飛行経路設定装置1との通信を維持させるための安定閾値として適宜定めればよい。安定閾値は、飛行装置2の種別、基地局3と通信する飛行装置2と端末との数などによって、飛行管理システムを運営する事業者が適宜設定すればよい。
例えば、経路修正部133は、飛行装置2と飛行経路設定装置1との通信に関する電波強度が、所定の電波強度未満である経路を、所定の電波強度以上の経路に修正する。このように、経路修正部133は、設定された三次元飛行経路を、飛行装置2と飛行経路設定装置1との通信に関する電波強度が一定以上の位置である三次元飛行経路に修正することができる。そのため、経路修正部133は、飛行装置2と飛行経路設定装置1との通信を維持することができる。
例えば、経路修正部133は、制限条件を満たす経路に修正するときに、飛行高度が予め定められた高度上限を超える経路を、高度上限を超えない経路に修正する。高度上限は、飛行装置2が飛行可能な飛行高度の上限である。高度上限は、飛行管理システムを運営する事業者が、飛行装置2の種別又は性能、法制度などに基づいて適宜設定すればよい。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2の飛行高度を飛行装置2が飛行可能な飛行高度内に収めることができる。
経路修正部133は、飛行装置2の三次元飛行経路上に、飛行装置2の飛行の障害となる物体が検出されると、三次元飛行経路を物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。例えば、経路修正部133は、三次元飛行経路について、飛行装置2によりセンシングされたセンサ出力値に基づいて、飛行装置2が三次元飛行経路に沿って飛行すると飛行の障害となる物体が検出されると、物体を迂回する三次元飛行経路に修正する。具体的には、経路修正部133は、飛行装置2が三次元飛行経路に沿って飛行した場合、検出された物体に衝突するために、物体が飛行の障害となると判定すると、物体を迂回する三次元飛行経路に修正する。
経路修正部133は、物体が通信品質を低下させる電波を発生するので、物体が飛行の障害となると判定すると、物体を迂回する三次元飛行経路に修正してもよい。このように、経路修正部133は、設定された三次元飛行経路を飛行の障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正するので、飛行装置2を継続して飛行させることができる。
経路修正部133は、飛行装置2が三次元飛行経路に沿って飛行しているとき、飛行の障害となる移動物が検出されると、飛行装置2を現在飛行中の位置で待機させる待機指示を生成してもよい。例えば、経路修正部133は、飛行装置2がセンシングしたセンサ出力値に基づいて、飛行装置2が三次元飛行経路に沿って飛行した場合に移動物と衝突すると判定されたとき、待機指示を生成する。送信制御部134は、通信部11を介して飛行装置2に待機指示を送信する。取得部131は、飛行装置2が現在飛行中の位置で待機している待機状態であることを示す情報を取得してもよい。
経路修正部133は、飛行の障害となる物体が検出され、かつ飛行装置2が待機状態のときに所定の待機時間が経過すると、設定された三次元飛行経路を、障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。待機時間は、障害となる物体が移動物である場合、移動物が障害となると判定された位置から障害となると判定されない位置に移動するまでに必要と推定される推定時間である。例えば、経路修正部133は、センサ出力値に基づいて検出された移動物の種別に応じて推定時間を定める。具体的には、経路修正部133は、移動物の種別により推定される移動速度が速いほど推定時間を短く定める。なお、推定時間は、飛行管理システムを運営する事業者が適宜設定してもよい。
経路修正部133は、飛行の障害となる物体が検出され、かつ飛行装置2が待機状態のときに、飛行装置2の保持する電力に基づいて三次元飛行経路を修正してもよい。具体的には、経路修正部133は、飛行装置2が待機状態のときに、飛行装置2の保持する電力が、現在飛行中の位置から三次元飛行経路上に設定された目標地まで飛行させるときに必要な所要電力から定まる余裕電力以下か否かを判定する。経路修正部133は、電力が余裕電力以下であると判定すると、三次元飛行経路を、障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正してもよい。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2の電力に余裕がある間に、飛行装置2を目標地まで飛行させることができる。
経路修正部133は、飛行の障害となる物体が検出され、かつ飛行装置2が待機状態のときに、現在時刻と、三次元飛行経路上の目標地に到着する予定の時刻を示す到着予定時刻とに基づいて三次元飛行経路を修正してもよい。具体的には、取得部131は、現在時刻と、到着予定時刻とを取得する。経路修正部133は、飛行装置2が待機状態であるときに、現在時刻と、到着予定時刻と、現在飛行中の位置から三次元飛行経路上に設定された目標地まで飛行させるときに必要な所要時間とから定まる猶予時間を特定する。そして、経路修正部133は、特定した猶予時間が所要時間以下になると、設定された三次元飛行経路を、障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正する。このようにすることで、経路修正部133は、到着予定時刻を過ぎないように飛行装置2を目標地まで飛行させることができる。
経路修正部133は、三次元地図情報に示される物体の高さが所定の迂回高さ以上である場合、設定された三次元飛行経路を、当該物体を水平方向において迂回する三次元飛行経路に修正してもよい。迂回高さは、飛行装置2の挙動が不安定になりやすい不安定高さである。不安定高さは、飛行管理システムを運営する事業者が実験などによって適宜設定すればよい。不安定高さの具体的な値は、例えば10mである。
経路修正部133は、三次元地図情報に示される物体の高さが所定の許容高さ未満である場合、設定された三次元飛行経路を、標高に設定高度を加えた高さを飛行高度として特定した三次元飛行経路に修正してもよい。許容高さは、飛行装置2の飛行を妨げない高さであり、飛行管理システムを運営する事業者が適宜設定すればよいが、経路修正部133が定めてもよい。例えば、経路修正部133は、設定高度に基づいて許容高さを定める。具体的には、経路修正部133は、設定高度が高いほど許容高さを高くする。このようにすることで、経路修正部133は、例えば地上高の低い住宅などの建物が集まる住宅街の上空を飛行する水平飛行経路が取得されたときに、飛行装置2の飛行高度の変化を低減することができる。
経路修正部133は、谷間に沿って飛行する経路を、谷間を回避する飛行経路に修正してもよい。具体的には、経路修正部133は、三次元飛行経路上の第1位置の進行方向前方にある第2位置における飛行高度が、第1位置における飛行高度より低く、かつ第2位置の進行方向前方にある第3位置における飛行高度より低い場合に、三次元飛行経路を修正する。例えば、経路修正部133は、第1位置から第2位置を通り第3位置に至る経路を、第1位置と第3位置とを結ぶ経路に修正する。図7は、谷間を回避する経路に修正することを説明するための図である。
図7においては、谷間に沿って飛行する三次元飛行経路が設定されていることを想定している。図7において、実線で示す三次元飛行経路R2は、谷間に沿って飛行する三次元飛行経路を示す。なお、図7において、谷間の地表を地表Gで示す。黒丸で示す第1位置Q1、第2位置Q2、及び第3位置Q3は三次元飛行経路上の通過点を示す。経路修正部133は、第1位置Q1の進行方向前方にある第2位置Q2における飛行高度が、第1位置Q1における飛行高度より低いか否かを判定する。また、経路修正部133は、第2位置Q2における飛行高度が、第2位置Q2の進行方向前方にある第3位置Q3における飛行高度より低いか否かを判定する。
経路修正部133は、第2位置Q2における飛行高度が、第1位置Q1における飛行高度より低いと判定され、かつ第3位置Q3における飛行高度より低いと判定された場合、第1位置から第2位置を通り第3位置に至る経路を、第1位置と第3位置とを結ぶ経路に修正する。具体的には、経路修正部133は、第1位置と第3位置とを結び、かつ第2位置Q2を通らずに、第2位置Q2より飛行高度の高い位置を通る経路に修正する。図7において、実線で示す経路R21は第1位置Q1から第2位置Q2に至る経路であり、実線で示す経路R22は第2位置Q2から第3位置Q3に至る経路である。図7において、点線で示す経路R3は、経路修正部133が修正した、第2位置Q2を通らずに第1位置Q1と第3位置Q3とを結ぶ経路である。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2の不必要な下降を低減することができるので、飛行装置2の挙動が不安定になることを抑制することができる。
経路修正部133は、設定された三次元飛行経路を飛行装置2が飛行するときに消費する消費電力の少ない三次元飛行経路に修正してもよい。例えば、経路修正部133は、制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正するときに、制限条件を満たさない経路での消費電力より、制限条件を満たす経路での消費電力が少ない場合、制限条件を満たす経路に修正する。
また、経路修正部133は、設定された三次元飛行経路を、物体を回避する三次元飛行経路に修正する場合、複数の物体を回避する経路のうち、消費電力の少ない経路に修正してもよい。なお、物体を回避する経路は、経路修正部133が算出することを想定しているが、経路設定部132が算出してもよい。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2が消費する電力の少ない経路に修正することができるので、飛行装置2が飛行できる距離又は飛行できる時間を伸ばすことができる。
例えば、経路修正部133は、周辺環境が所定の環境条件を満たさない領域を飛行する経路を、環境条件を満たす領域を飛行する経路に修正する。周辺環境は、例えば、気温、湿度、気圧、風向、風速、日照量、降雨量、降雪量などである。環境条件は、飛行装置2の飛行に適さない領域を特定する不適条件である。不適条件は、飛行管理システムを運営する事業者が実験などによって適宜定めればよいが、経路修正部133が定めてもよい。
例えば、経路修正部133は、不適条件として特定された風速が所定の速度より速い領域を通る経路を、風速が所定の速度以下の領域を通る経路に修正する。例えば、経路修正部133は、不適条件として特定された降雨量が所定の雨量より多い領域を通る経路を、降雨量が所定の雨量以下の領域を通る経路に修正する。このようにすることで、経路修正部133は、設定された三次元飛行経路を飛行装置2の飛行に適さない領域を避けた三次元飛行経路に修正することができるので、飛行装置2の飛行が不安定になることを抑制することができる。
送信制御部134は、通信部11を介して三次元飛行経路を飛行装置2に送信する。以上説明したように、経路修正部133が、三次元飛行経路について高度変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正することで、飛行装置2の高度変化を低減することができる。そのため、経路修正部133は、飛行装置2の挙動が不安定になることを抑制することができる。
図8は、三次元飛行経路を設定する処理のフローチャートである。図8を参照しながら、飛行経路設定装置1が三次元飛行経路を設定する処理の流れについて説明する。まず、取得部131は、水平飛行経路を取得する(ステップS1)。経路設定部132は、取得部131が取得した水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、三次元地図情報に基づいて飛行装置2が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する(ステップS2)。
経路修正部133は、設定された三次元飛行経路について、飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路があるか否かを判定する(ステップS3)。経路修正部133は、制限条件を満たさない経路がないと判定すると(ステップS3でNo)、ステップS5に進む。経路修正部133は、制限条件を満たさない経路があると判定すると(ステップS3でYes)、制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する(ステップS4)。
続いて、経路修正部133は、修正した三次元飛行経路について、品質条件を満たさない経路があるか否かを判定する(ステップS5)。経路修正部133は、品質条件を満たさない経路がないと判定すると(ステップS5でNo)、ステップS7に進む。経路修正部133は、品質条件を満たさない経路があると判定すると(ステップS5でYes)、品質条件を満たさない経路を、品質条件を満たす経路に修正する(ステップS6)。送信制御部134は、三次元飛行経路を飛行装置2に送信する。
図9は、障害となる物体が検出されたときの処理のフローチャートである。図9を参照しながら、飛行経路設定装置1が障害となる物体が検出されたときの処理の流れについて説明する。まず、経路修正部133は、三次元飛行経路上に障害となる物体が検出されたか否かを判定する(ステップS11)。
経路修正部133は、障害となる物体が検出されていないと判定すると(ステップS11でNo)、処理を終了する。経路修正部133は、障害となる物体が検出されたと判定すると(ステップS11でYes)、設定された三次元飛行経路を障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正する(ステップS12)。送信制御部134は、修正された三次元飛行経路を飛行装置2に送信する(ステップS13)。
[第1の実施の形態に係る飛行経路設定装置1の効果]
以上説明したように、飛行経路設定装置1の経路修正部133は、飛行装置2の飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。このようにすることで、経路修正部133は、飛行装置2の飛行高度の変化を低減することができるので、飛行装置2の挙動が不安定になることを抑制することができる。
<第2の実施の形態>
以上の説明においては、飛行経路設定装置1が三次元飛行経路を修正したが、飛行装置2が三次元飛行経路を修正してもよい。第2の実施の形態に係る飛行装置2は、第1の実施の形態に係る飛行経路設定装置1と同様の構成を備える。具体的には、飛行装置2は、図示しない、通信部、記憶部、制御部、及び飛行機構を備える。また、飛行装置2の制御部は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部、経路設定部、経路修正部、及び飛行制御部(不図示)としての機能を実現する。なお、飛行経路設定装置1と同名の機能構成部は、飛行経路設定装置1と同様の機能を有するので説明を省略する。
飛行機構は、プロペラ、プロペラを回転させるモーター及び方向舵等を含む。飛行機構は、飛行制御部の制御に基づいてこれらの機構を動作させることで、飛行速度及び飛行方向を変化させることができる。飛行制御部は、経路修正部が修正した三次元飛行経路に沿って飛行するように飛行機構を制御する。
[第2の実施の形態に係る飛行装置2の効果]
飛行装置2の経路修正部は、飛行経路設定装置1の経路修正部133と同様、飛行装置2の飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、制限条件を満たす経路に修正する。このようにすることで、飛行装置2の経路修正部は、飛行装置2の飛行高度の変化を低減することができるので、飛行装置2の挙動が不安定になることを抑制することができる。
また、飛行装置2が経路修正部を備えることにより、飛行経路設定装置1と通信ができない場合であっても、飛行装置2の経路修正部が三次元飛行経路を修正することができる。そのため、飛行装置2の経路修正部は、飛行装置2の安定性を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 飛行経路設定装置
2 飛行装置
3 基地局
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 取得部
132 経路設定部
133 経路修正部
134 送信制御部

Claims (12)

  1. 地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する記憶部と、
    飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する取得部と、
    前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する経路設定部と、
    前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正する経路修正部と、
    前記三次元飛行経路を前記飛行装置に送信する送信制御部と、
    を備える飛行経路設定装置。
  2. 前記経路修正部は、前記許容範囲が所定の距離内の前記飛行高度の変化が所定の変化範囲内である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正する、
    請求項1に記載の飛行経路設定装置。
  3. 前記経路修正部は、前記許容範囲が前記所定の距離内の前記飛行高度の下降量が下降閾値以下である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正する、
    請求項2に記載の飛行経路設定装置。
  4. 前記経路修正部は、前記許容範囲を前記所定の距離内の前記飛行高度の上昇量が上昇閾値以下である前記制限条件を満たさない経路を、当該制限条件を満たす経路に修正する、
    請求項2又は3に記載の飛行経路設定装置。
  5. 前記経路修正部は、前記三次元飛行経路の経路長が長いほど前記所定の距離を長くする、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の飛行経路設定装置。
  6. 前記経路修正部は、前記制限条件を満たす経路に修正するときに、前記飛行装置と前記飛行経路設定装置との通信に関する通信品質が所定の品質条件を満たさない経路を、前記品質条件を満たす経路に修正する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の飛行経路設定装置。
  7. 前記経路修正部は、前記制限条件を満たす経路に修正するときに、前記飛行高度が予め定められた高度上限を超える経路を、前記高度上限を超えない経路に修正する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の飛行経路設定装置。
  8. 前記経路修正部は、前記飛行装置の前記三次元飛行経路上に、前記飛行装置の飛行の障害となる物体が検出されると、前記三次元飛行経路を前記物体を回避する三次元飛行経路に修正する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の飛行経路設定装置。
  9. 前記経路修正部は、前記飛行装置が現在飛行中の位置で待機しているときに、前記飛行装置の保持する電力が当該位置から前記三次元飛行経路上に設定された目標地まで飛行させるときに必要な所要電力から定まる余裕電力以下になると、設定された前記三次元飛行経路を、前記障害となる物体を回避する三次元飛行経路に修正する、
    請求項8に記載の飛行経路設定装置。
  10. 前記取得部は、現在時刻と、前記三次元飛行経路上の目標地に到着する予定の時刻を示す到着予定時刻とをさらに取得し、
    前記経路修正部は、前記飛行装置が現在飛行中の位置で待機しているときに、前記現在時刻と、前記到着予定時刻と、当該位置から前記目標地まで飛行させるときに必要な所要時間とから定まる猶予時間が、前記所要時間以下になると、設定された前記三次元飛行経路を、前記物体を回避する三次元飛行経路に修正する、
    請求項8に記載の飛行経路設定装置。
  11. 地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶する記憶部と、
    飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得する取得部と、
    前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定する経路設定部と、
    前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正する経路修正部と、
    前記三次元飛行経路に沿って前記飛行装置を飛行させる飛行制御部と、
    を備える飛行装置。
  12. 地表の高さを示す情報と、前記地表に存在する物体の高さを示す情報とを含む三次元地図情報を記憶するステップと、
    飛行装置の水平方向における飛行経路である水平飛行経路を取得するステップと、
    前記水平飛行経路上の複数の位置それぞれにおいて、前記三次元地図情報に基づいて前記飛行装置が飛行する高さを示す飛行高度を特定した立体的な三次元飛行経路を設定するステップと、
    前記三次元飛行経路について前記飛行高度の変化の許容範囲を定める制限条件を満たさない経路を、前記制限条件を満たす経路に修正するステップと、
    前記三次元飛行経路を前記飛行装置に送信するステップと、
    を有する飛行経路設定方法。
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