JP2019050690A - クラッチ搭載型モータ - Google Patents

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一彦 熊井戸
Kazuhiko Kumaido
一彦 熊井戸
一人 久本
Kazuto Hisamoto
一人 久本
三浦 伸行
Nobuyuki Miura
伸行 三浦
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Abstract

【課題】 利便性に優れたクラッチ搭載型モータを提供することにある。【解決手段】 クラッチ搭載型モータ10は、回転を調整するギヤ部12を含み、円柱形状の円状の面から回転軸が突き出た形状のモータ本体11と、モータ本体11よりも小さい円柱形状から回転軸が突き出た形状のクラッチ3と、裏面がモータ本体11の円状の面に合わさるフランジ21と、クラッチ3を保持するためにフランジ21の表面に設けられた円柱形状の保持部22とを含み、クラッチ3をモータ本体11に取り付けるためのアタッチメント2と、アタッチメント2のフランジ21をモータ本体11の円状の面に固定するタッピングネジ5とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、クラッチが搭載されたクラッチ搭載型モータに関する。
一般に、モータは、クラッチを介して、負荷に動力を伝えることが知られている。例えば、ワンウェイクラッチ機構を有し、小型化及び薄型化が可能なギヤードモータが開示されている(特許文献1参照)。
また、クラッチを用いたモータは、遊技市場において、遊技機の役物ユニットと呼ばれる負荷を稼働させるために使用されている。
特開2017−78390号公報
しかしながら、モータとクラッチは、別々に製造された後に、使用現場で組み合せることがある。例えば、クラッチは、アタッチメントに取り付けられ、このアタッチメントとモータを実装箇所に同じネジで一緒に取り付けることにより、モータとクラッチが組み合わさる。このような構成の場合、モータとクラッチが組み合わされた状態での構成が必ずしも十分に考慮されていない。このため、モータとクラッチは、取扱い難く、全体の構成も実質的に大きくなり、利便性に欠ける。このような取扱性などの利便性は、遊技機などに用いる場合には重要となる。
本発明の実施形態の目的は、利便性に優れたクラッチ搭載型モータを提供することにある。
本発明の観点に従ったクラッチ搭載型モータは、回転を調整するギヤを含み、円柱形状の円状の面から回転軸が突き出た形状のモータと、前記モータよりも小さい円柱形状から回転軸が突き出た形状のクラッチと、裏面が前記モータの前記円状の面に合わさる円板形状部分と、前記クラッチを保持するために前記円板形状部分の表面に設けられた円柱形状の保持部分とを含み、前記クラッチを前記モータに取り付けるためのアタッチメントと、前記アタッチメントの前記円板形状部分を前記モータの前記円状の面に固定する固定手段とを備える。
本発明の実施形態によれば、利便性に優れたクラッチ搭載型モータを提供することにある。
本発明の第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの構成を示す斜視図。 第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータを分解した構成を負荷側の斜めから見た分解図。 第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータを分解した構成をモータ側の斜めから見た分解図。 第1の実施形態において、クラッチをアタッチメントに取り付ける状態を示す状態図。 第1の実施形態において、芯出しスペーサを取り付ける状態を示す状態図。 第1の実施形態において、アタッチメントをモータに取り付ける状態をモータ側から見た状態図。 第1の実施形態において、アタッチメントをモータに取り付ける状態をアタッチメント側から見た状態図。 第1の実施形態において、タッピングネジで固定する状態を示す状態図。 第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータのクラッチが無い状態で上から見た透過図。 第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの断面を斜めから見た断面図。 第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの断面を正面から見た断面図。 本発明の第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの構成を示す斜視図。 第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータを分解した構成を負荷側の斜めから見た分解図。 第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータを分解した構成をモータ側の斜めから見た分解図。 第2の実施形態において、クラッチをアタッチメントに取り付ける状態を示す状態図。 第2の実施形態において、アタッチメントをモータに取り付ける状態をモータ側から見た状態図。 第2の実施形態において、アタッチメントをモータに取り付ける状態をアタッチメント側から見た状態図。 第2の実施形態において、タッピングネジで固定する状態を示す状態図。 第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータのクラッチが無い状態で上から見た透過図。 第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの断面を斜めから見た断面図。 第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータの断面を正面から見た断面図。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10の構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10を分解した構成を負荷側の斜めから見た分解図である。図3は、第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10を分解した構成をモータ1側の斜めから見た分解図である。なお、図面における同一部分には同一符号を付して、異なる部分を主に説明する。
クラッチ搭載型モータ10は、例えば、遊技機の役物ユニットと呼ばれる負荷を動かすための動力源として用いられる。
クラッチ搭載型モータ10は、モータ1、アタッチメント2、クラッチ3、芯出しスペーサ4、及び、2つのタッピングネジ5を備える。なお、タッピングネジ5は、少なくとも1つ設けられていれば、いくつでもよい。
モータ1は、回転力を発生させて、負荷に動力を供給する動力源である。モータ1は、例えば、ステッピングモータである。ステッピングモータは、ロータの回転角度を正確に制御でき、さらに、ロータの回転後に静止した状態を維持できる点において、遊技機に用いるのに適している。なお、モータ1は、どのようなタイプのものでもよいし、どのような用途に用いてもよい。
モータ1は、モータ本体11、ギヤ部12、及び、コネクタ13を備える。
モータ本体11は、シャフト(出力軸)、シャフトに取り付けられるロータ、ステータ、及びこれらを結合するように全体を覆うブラケットで構成される。ロータと共に回転するシャフトにより、動力となる回転力が負荷側に出力される。モータ本体11の外形を形成するブランケットは、円柱形状に2つの取付部111が設けられた形状である。取付部111は、円柱形状の円状の面の中心に対して点対称になるように2箇所に設けられている。取付部111は、円柱形状の円状の面に対して垂直方向に延び、外側に張り出した形状である。取付部111は、クラッチ搭載型モータ10を実装箇所に取り付けるためのネジを通すための穴が設けられている。
コネクタ13は、モータ本体11の側面に取り付けられる。コネクタ13は、モータ1を駆動するための電気配線を接続する箇所である。モータ1は、コネクタ13に接続された電気配線から供給される電源及び制御信号などにより駆動する。
ギヤ部12は、円柱形状の円状の面から回転軸121が突き出た形状である。ギヤ部12は、モータ本体11の2つの取付部111の間に挟まれるように設けられる。ギヤ部12の底面は、モータ本体11のシャフトが突き出ている側(出力側)の円状の面と一致するように合わせて接合される。これにより、モータ本体11のシャフトは、ギヤ部12に挿入され、モータ本体11のシャフトが回転軸121に連結される。ギヤ部12の表面には、アタッチメント2が取り付けられる。したがって、ギヤ部12の表面は、アタッチメント2の裏側の形状と嵌合するような形状になっている。
ギヤ部12は、回転軸121、芯出し部122、回転止め部123、2つのタッピング用下穴124、及び、内部に収納された複数の平歯車125を備える。
図10及び図11に示す複数の平歯車125による構成により、モータ本体11のシャフトと連動して回転する回転軸121のスピード及びトルクが調整される。ここでは、ギヤ部12は、複数の平歯車で構成された標準ギヤとして説明するが、遊星ギヤでもよいし、その他のどのような構成でもよい。
回転軸121は、ギヤ部12の円状の面から突き出している。回転軸121は、モータ本体11のシャフトの回転力が伝達されることにより回転する。回転軸121は、クラッチ3に挿入される。
芯出し部122は、ギヤ部12の表面で、回転軸121の回りを囲うようにリング形状に盛り上がった部分である。芯出し部122は、芯出しスペーサ4の穴に嵌るような形状である。芯出し部122は、芯出しスペーサ4と嵌合することにより、インロー部としての役割を果す。
回転止め部123は、アタッチメント2の裏側にある凸形状の回転止め部212が嵌るように、ギヤ部12の表面に設けられた凹形状の部分である。回転止め部123は、アタッチメント2の回転止め部212と嵌合することにより、インロー部としての役割を果す。
タッピング用下穴124は、ギヤ部12の表面の中心に対して対称になるように2箇所に設けられている。タッピング用下穴124は、アタッチメント2をギヤ部12に2つのタッピングネジ5で固定するために設けられている。タッピング用下穴124は、ギヤ部12の内部に収納された平歯車125などの構成部品を避けるように設けられている。なお、タッピング用下穴124は、タッピングネジ5の数の分だけ設ける必要がある。
アタッチメント2は、モータ1にクラッチ3を取り付けるための部品である。アタッチメント2は、2つのタッピングネジ5により、クラッチ3を保持した状態で、モータ1のギヤ部12の表面に固定される。アタッチメント2は、例えば、プラスチック又は樹脂などで成形される。
アタッチメント2は、フランジ21、保持部22、及び、取付部23を含む形状である。
フランジ21は、ギヤ部12の表面を全体的に覆うような円板形状の部分である。アタッチメント2がモータ1に取り付けられた状態では、フランジ21の裏面は、ギヤ部12の表面と隙間がなくなるように合わさる。フランジ21の厚さは、モータ1の仕様等に応じて決定される耐久性を満たす範囲内でできる限り薄くされている。フランジ21には、ギヤ部12のタッピング用下穴124に対応するように、タッピングネジ5を通すための2つの穴211が設けられている。フランジ21の裏面には、ギヤ部12の凹形状の回転止め部123に嵌合するように、凸形状の回転止め部212が設けられている。回転止め部212は、ギヤ部12の回転止め部123と嵌合することにより、インロー部としての役割を果す。
アタッチメント2の回転止め部212を凸形状とすることで、フランジ21の円板形状の厚さを限界まで薄くすることができる。なお、アタッチメント2の回転止め部212を凹形状とし、ギヤ部12の回転止め部123を凸形状として嵌合するようにしてもよい。また、タッピングネジ5で固定すれば、このインロー部は設けなくてもよい。
保持部22は、アタッチメント2がギヤ部12の表面に取り付けられた状態で、ギヤ部12の回転軸121の中心に位置するように、フランジ21に対して垂直な円筒形状をしている。保持部22の円形状の表面には、クラッチ3の回転軸32が貫通するための穴221が設けられている。クラッチ3は、穴221から回転軸32が突き出た状態で、保持部22の内部に収納される。保持部22の内周面は、クラッチ3が保持部22の内部で回転するのを防止するために、クラッチ3の外周面に合うような形状にされている。例えば、クラッチ3がDカットされている場合、保持部22の内周面には、クラッチ3のDカット部分と一致するような平面部分が設けられている。同様に、クラッチ3の軸方向に溝が設けられている場合、保持部22の内周面には、この溝に合うような凸状の部分が設けられている。
取付部23は、モータ本体11の取付部111と同様の形状で、アタッチメント2をモータ1と共に実装箇所に取り付けるための穴が空けられている。取付部23は、モータ本体11の取付部111と重なるように、アタッチメント2の表面の中心に対して点対称になるように2箇所に設けられている。
クラッチ3は、円柱形状の円状の面から回転軸32が突き出た形状である。クラッチ3の外周面には、上述したように、保持部22の内部で回転するのを防止するための形状が設けられている。ここでは、この形状は、軸方向から見た表面がD字状になるDカットとして説明するが、溝などが設けられていてもよい。クラッチ3は、ギヤ部12の回転軸121の回転力を、目的又は用途に適した形で、負荷に伝達する。負荷は、クラッチ3の回転軸32に接続される。クラッチ3は、例えば、逆入力遮断型である。逆入力遮断型の場合、クラッチ3は、ギヤ部12の回転軸121の回転力は、そのままクラッチ3の回転軸32の回転力として負荷に伝達する。一方、負荷側からクラッチ3の回転軸32に加えられた外力は、ギヤ部12の回転軸121には一切伝達しない。なお、クラッチ3は、一方向の回転力しか伝達しないワンウェイクラッチでもよいし、その他のどのような型のクラッチでもよい。
芯出しスペーサ4は、リング形状の部品である。芯出しスペーサ4の外径は、保持部22の内径とほぼ同じである。芯出しスペーサ4の内径は、芯出し部122の外径とほぼ同じである。アタッチメント2がギヤ部12に取り付けられた状態では、芯出しスペーサ4は、中央の穴にギヤ部12の回転軸121を通した状態で、ギヤ部12の表面とクラッチ3との間の空間を埋めるように配置される。これにより、芯出しスペーサ4は、クラッチ3が収納された保持部22に蓋をした状態となる。また、芯出しスペーサ4が芯出し部122と嵌合することにより、インロー部としての役割を果す。
タッピングネジ5は、アタッチメント2をモータ1に固定するための部品である。なお、アタッチメント2をモータ1に固定できるような物であれば、タッピングネジ5に限らず、どのようなものでもよい。例えば、ネジに限らず、溝が無い釘のようなものでもよい。また、アタッチメント2にフック状の部分を設け、このフック状に対応する部分をモータ1に設けて、スナップフィットのように固定してもよい。
図4〜図8を参照して、クラッチ搭載型モータ10の組み立て方について説明する。
図4は、クラッチ3をアタッチメント2に取り付ける状態を示す状態図である。図5は、芯出しスペーサ4を取り付ける状態を示す状態図である。図6は、アタッチメント2をモータ1に取り付ける状態をモータ1側から見た状態図である。図7は、アタッチメント2をモータ1に取り付ける状態をアタッチメント2側から見た状態図である。図8は、タッピングネジ5で固定する状態を示す状態図である。
図4に示すように、クラッチ3は、アタッチメント2の裏側から保持部22に収納するように挿入する。
図5に示すように、芯出しスペーサ4は、アタッチメント2の保持部22にクラッチ3が収納された状態で、保持部22に蓋をするように取り付ける。
図6及び図7に示すように、クラッチ3及び芯出しスペーサ4が取り付けられたアタッチメント2とモータ1を合わせる。このとき、アタッチメント2の凸形状の回転止め部212をギヤ部12の凹形状の回転止め部123に嵌合させ、かつ、芯出しスペーサ4の穴にギヤ部12の芯出し部122を嵌合させる。これにより、ギヤ部12の回転軸121がクラッチ3の内部に挿入された状態となり、ギヤ部12の回転軸121とクラッチ3の回転軸32が連結される。
図8に示すように、図6及び図7に示したアタッチメント2とモータ1とを合わせた状態で、2つのタッピングネジ5で固定する。具体的には、タッピングネジ5を、アタッチメント2の穴211を貫通させて、ギヤ部12のタッピング用下穴124に回しながら挿入する。
図9は、クラッチ搭載型モータ10のクラッチ3が無い状態で上から見た透過図である。図10は、クラッチ搭載型モータ10の断面を斜めから見た断面図である。図11は、クラッチ搭載型モータ10の断面を正面から見た断面図である。
図9から図11に示すように、芯出しスペーサ4に芯出し部122を嵌合させ、アタッチメント2の回転止め部212をギヤ部12の回転止め部123に嵌合させることで、これらは、インロー部としての役割を果している。
本実施形態によれば、アタッチメント2を、モータ1に取り付けた状態で、アタッチメント2とモータ1との間に隙間がない形状にすることで、無駄な空間を無くし、クラッチ搭載型モータ10の省スペース化を図ることができる。また、アタッチメント2をこのような形状にすることで、外力に対して耐久性のある構造にすることができる。さらに、アタッチメント2とモータ1との間に隙間ができないようにすることで、クラッチ搭載型モータ10の取り扱い時に、突起物等に引っ掛かることがなく、取扱性を向上させることができる。
例えば、アタッチメントを、クラッチ3を保持する部分とモータ1の表面との間に複数の柱状の部分を設けて、モータ1の上でクラッチ3を支えるような形状にすることも考えられる。しかし、このような構成の場合、クラッチ3を保持する部分とモータ1の表面との間に空間ができる。このような空間は、利用することができないデッドスペースとなり、実質的にクラッチ搭載型モータ10が大型化する。また、このような空間があることにより、フランジ部分に外力が加わった場合に、アタッチメントが変形し易くなるため、耐久性が悪くなり易くなる。さらに、このような空間は、クラッチ搭載型モータ10の取り扱い時に、突起物等に引っ掛かる要因となり得るため、遊技機などの突起物等の多い装置にはあまり好ましくない。これに対して、本実施形態に係るアタッチメント2であれば、これらのような課題は生じない。
また、アタッチメント2とモータ1をタッピングネジ5で固定することにより、クラッチ搭載型モータ10を実装箇所から外しても、アタッチメント2とモータ1が一体化された状態で取り扱うことができるため、クラッチ搭載型モータ10の取扱性を向上させることができる。例えば、モータ1の取付部111とアタッチメント2の取付部23を同じネジで一緒に実装箇所に取り付ければ、タッピングネジ5で固定しなくても、アタッチメント2は、モータ1に取り付けられた状態を保つことができる。しかし、実装箇所からモータ1及びアタッチメント2を取り外した場合は、モータ1とアタッチメント2が分離されるため、別々に取り扱う必要がある。
さらに、アタッチメント2とモータ1のそれぞれ互いに合わさる面に、互いに嵌合する形状の部分を形成することで、インロー部を設けることができる。これにより、クラッチ搭載型モータ10に外力が加わっても、アタッチメント2とモータ1との接合がズレることを防止することができる。これにより、クラッチ搭載型モータ10の耐久性を向上させることができる。
また、アタッチメント2を用いて、クラッチ3をモータ1に取り付けるようにすることで、クラッチ3を容易に交換することができる。これにより、例えば、クラッチ3を逆入力遮断型のものからワンウェイ型のものに替えるなどのクラッチの交換を容易にすることができ、モータ1を再利用し易くなる。
さらに、クラッチ3を逆入力遮断型とすることで、遊技機に適したクラッチ搭載型モータ10とすることができる。具体的には、逆入力遮断型ではないクラッチを用いた場合、モータが通電されていない状態でも、稼働負荷物の位置保持等をするには、この位置保持等に必要な力は、モータのディテントトルクの範囲内でなければならない。この範囲内に収まらない場合は、動作停止状態でも励磁状態を保持したり、クラッチ等のロック機構を外部に設けたりする必要がある。これに対して、クラッチ3を逆入力遮断型とすれば、モータが通電されていない状態でも、位置保持等のために力を加える必要はない。また、外部から加えられた外力がギヤ部12に伝達されないため、ギヤ部12の平歯車125などの構成部品をこのような外力から保護することができる。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10Aの構成を示す斜視図である。図13は、第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10Aを分解した構成を負荷側の斜めから見た分解図である。図14は、第2の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10Aを分解した構成をモータ1側の斜めから見た分解図である。
クラッチ搭載型モータ10Aは、図1〜図11に示す第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10において、アタッチメント2の代わりにアタッチメント2Aを設け、芯出しスペーサ4を取り除いたものである。その他の点については、第1の実施形態と同様である。
第1の実施形態に係るアタッチメント2では、クラッチ3を裏面側から挿入する構成としたが、本実施形態に係るアタッチメント2Aは、クラッチ3を表面側から圧入する構成としたものである。具体的には、アタッチメント2Aは、第1の実施形態に係るアタッチメント2において、フランジ21をフランジ21Aに代え、保持部22を保持部22Aに代えたものである。その他の点については、第1の実施形態に係るアタッチメント2と同様である。
フランジ21Aでは、第1の実施形態に係るフランジ21の底面の保持部22に位置する箇所に設けられていたクラッチ3を挿入する穴の代わりに、第1の実施形態に係る芯出しスペーサ4と同様にギヤ部12の芯出し部122と嵌合するリング形状に突き出た芯出し部213が設けられている。芯出し部213の中心は、ギヤ部12の回転軸121を貫通させて、クラッチ3の回転軸32と連結させるための穴が開いている。芯出し部213は、ギヤ部12の芯出し部122と嵌合することにより、インロー部としての役割を果す。その他の点については、第1の実施形態に係るフランジ21と同様である。
円筒形状の保持部22Aの表面側(負荷側)は、クラッチ3を挿入するために、開口した形状である。クラッチ3は、保持部22Aに圧入して固定するため、保持部22Aの内周面は、クラッチ3の外周面と密接する形状である。その他の点については、保持部22Aは、第1の実施形態に係る保持部22と同様である。
図15〜図18を参照して、クラッチ搭載型モータ10Aの組み立て方について、第1の実施形態に係るクラッチ搭載型モータ10の組み立て方と異なる部分について主に説明する。
図15は、クラッチ3をアタッチメント2Aに取り付ける状態を示す状態図である。図16は、アタッチメント2Aをモータ1に取り付ける状態をモータ1側から見た状態図である。図17は、アタッチメント2Aをモータ1に取り付ける状態をアタッチメント2A側から見た状態図である。図18は、タッピングネジ5で固定する状態を示す状態図である。
図15に示すように、クラッチ3は、アタッチメント2Aの表面側から保持部22Aに圧入する。これにより、クラッチ3は、保持部22Aの内側に固定される。
図16及び図17に示すように、クラッチ3が取り付けられたアタッチメント2Aとモータ1を合わせる。このとき、アタッチメント2Aの凸形状の回転止め部212をギヤ部12の凹形状の回転止め部123に嵌合させ、かつ、アタッチメント2Aの芯出し部213にギヤ部12の芯出し部122を嵌合させる。これにより、ギヤ部12の回転軸121がクラッチ3の内部に挿入された状態となり、ギヤ部12の回転軸121とクラッチ3の回転軸32が連結される。
図18に示すように、第1の実施形態と同様に、アタッチメント2Aとモータ1とを合わせた状態で、2つのタッピングネジ5で固定する。
図19は、クラッチ搭載型モータ10Aのクラッチ3が無い状態で上から見た透過図である。図20は、クラッチ搭載型モータ10Aの断面を斜めから見た断面図である。図21は、クラッチ搭載型モータ10Aの断面を正面から見た断面図である。
図19から図21に示すように、アタッチメント2Aの回転止め部212及び芯出し部213にそれぞれギヤ部12の回転止め部123及び芯出し部122を嵌合させることで、これらは、インロー部としての役割を果している。
本実施形態によれば、第1の実施形態に係る芯出しスペーサ4を用いなくても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、構成要素を削除、付加又は変更等をしてもよい。また、複数の実施形態について構成要素を組合せ又は交換等をすることで、新たな実施形態としてもよい。このような実施形態が上述した実施形態と直接的に異なるものであっても、本発明と同様の趣旨のものは、本発明の実施形態として説明したものとして、その説明を省略している。
1…モータ、2…アタッチメント、3…クラッチ、4…芯出しスペーサ、5…タッピングネジ、10…クラッチ搭載型モータ。

Claims (6)

  1. 回転を調整するギヤを含み、円柱形状の円状の面から回転軸が突き出た形状のモータと、
    前記モータよりも小さい円柱形状から回転軸が突き出た形状のクラッチと、
    裏面が前記モータの前記円状の面に合わさる円板形状部分と、前記クラッチを保持するために前記円板形状部分の表面に設けられた円柱形状の保持部分とを含み、前記クラッチを前記モータに取り付けるためのアタッチメントと、
    前記アタッチメントの前記円板形状部分を前記モータの前記円状の面に固定する固定手段と
    を備えることを特徴とするクラッチ搭載型モータ。
  2. 前記アタッチメントは、前記クラッチを前記円板形状部分の裏面側から前記保持部分に挿入する形状であること
    を特徴とする請求項1に記載のクラッチ搭載型モータ。
  3. 前記アタッチメントは、前記クラッチを前記円板形状部分の表面側から前記保持部分に圧入する形状であること
    を特徴とする請求項1に記載のクラッチ搭載型モータ。
  4. 前記モータは、インロー部となる第1の形状が前記円状の面に設けられ、
    前記アタッチメントは、前記モータの前記第1の形状と嵌合する第2の形状が前記裏面に設けられたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクラッチ搭載型モータ。
  5. 遊技機に用いられ、
    前記モータは、ステッピングモータであること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のクラッチ搭載型モータ。
  6. 前記クラッチは、負荷側から加えられた外力を前記モータに伝達しない逆入力遮断型であること
    を特徴とする請求項5に記載のクラッチ搭載型モータ。
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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04137465U (ja) * 1991-03-14 1992-12-22 愛三工業株式会社 電動モータ
JP2003130143A (ja) * 2001-10-24 2003-05-08 Seiko Epson Corp 小型減速機およびこれを備えたギヤードモータ
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