JP2019050148A - 照明装置および高天井用照明装置 - Google Patents

照明装置および高天井用照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019050148A
JP2019050148A JP2017174203A JP2017174203A JP2019050148A JP 2019050148 A JP2019050148 A JP 2019050148A JP 2017174203 A JP2017174203 A JP 2017174203A JP 2017174203 A JP2017174203 A JP 2017174203A JP 2019050148 A JP2019050148 A JP 2019050148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
lighting device
opening
light emitting
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017174203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6919443B2 (ja
Inventor
翔 山口
Sho Yamaguchi
翔 山口
秀夫 西内
Hideo Nishiuchi
秀夫 西内
道信 井上
Michinobu Inoue
道信 井上
浩晃 古田
Hiroaki Furuta
浩晃 古田
豊 本田
Yutaka Honda
豊 本田
森山 厳與
Iwatomo Moriyama
厳與 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2017174203A priority Critical patent/JP6919443B2/ja
Publication of JP2019050148A publication Critical patent/JP2019050148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6919443B2 publication Critical patent/JP6919443B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】優れた放熱性および汎用性を有する照明装置および高天井用照明装置を提供する。【解決手段】実施形態に係る照明装置は、基板、放熱部、開口を具備する。基板は、照射面側に複数の発光素子が配置される。放熱部は、基板が取り付けられる平面部を有し、平面部の背面側に立設する複数の放熱フィンを有する。開口は、複数の放熱フィンと重なるように基板の照射面側から放熱部の放熱フィン側まで設けられる。基板は、開口を挟んで並設された第1基板および第2基板を有する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、照明装置および高天井用照明装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を光源とする照明装置が普及している。かかる照明装置は、例えば体育館や工場の天井などに設置されるものがある。
上記のような照明装置においては、発光素子から発生する熱を効率よく外部に放熱する必要がある。このため、例えば放熱フィンなどを有する放熱部の形状に関するさまざまな検討がなされている。
特開2015−162552号公報 特許第5284522号公報
しかしながら、放熱性を重視した放熱部は、汎用性に乏しい複雑な形状となりがちである。
本発明が解決しようとする課題は、優れた放熱性および汎用性を有する照明装置および高天井用照明装置を提供することである。
実施形態の照明装置は、基板、放熱部、開口を具備する。基板は、照射面側に複数の発光素子が配置される。放熱部は、基板が取り付けられる平面部を有し、平面部の背面側に立設する複数の放熱フィンを有する。開口は、複数の放熱フィンと重なるように基板の照射面側から放熱部の放熱フィン側まで設けられる。基板は、開口を挟んで並設された第1基板および第2基板を有する。
本発明によれば、優れた放熱性および汎用性を有する照明装置および高天井用照明装置を提供することができる。
実施形態1に係る照明装置を示す正面図である。 実施形態1に係る照明装置を示す側面図である。 実施形態1に係る照明装置を天井取付部側から見た平面図である。 実施形態1に係る照明装置を照射面側から見た平面図である。 実施形態1に係る照明装置を示す図4のA−A断面図である。 実施形態1に係る照明装置の変形例1を照射面側から見た平面図である。 実施形態1に係る照明装置の変形例1を示す図6のB−B断面図である。 実施形態1に係る照明装置の変形例2を照射面側から見た平面図である。 実施形態2に係る照明装置を照射面側から見た平面図である。 実施形態2に係る照明装置を示す図9のC−C断面図である。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1、1Aは、基板21(22、23)、放熱部30(31、34)、開口50、51(52、53)を具備する。基板21(22、23)は、照射面3、4側に複数の発光素子24(25、26)が配置される。放熱部30は、基板21(22、23)が取り付けられる平面部31(32、33)を有し、平面部31(32、33)の背面側に立設する複数の放熱フィン34(35、36)を有する。開口50、51(52、53)は、複数の放熱フィン34(35、36)と重なるように基板21(22、23)の照射面3、4側から放熱部30の放熱フィン34(35、36)側まで設けられる。基板21(22、23)は、開口50、51(52、53)を挟んで並設された第1基板22および第2基板23を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る開口50、51(52、53)は、基板21(22、23)と平面部31(32、33)とを同じ位置で貫通している。
また、以下に説明する実施形態に係る照明装置1、1Aは、基板21(22、23)を覆うカバー部材14、15、54をさらに具備する。開口50、51(52、53)は、カバー部材14、15、54の照射面3、4側から、基板21(22、23)および放熱部30の放熱フィン34(35、36)側まで設けられる。
また、以下に説明する実施形態に係る高天井用照明装置は、照明装置1、1Aと、照明装置1、1Aの対向する側面を支持する第1アーム部12および第2アーム部13と、第1アーム部12と第2アーム部13とを接続するように配置され、放熱フィン34(35、36)と向かい合う天井取付部11とを有する支持部10とを具備する。
また、以下に説明する実施形態に係る高天井用照明装置は、放熱フィン34(35、36)と天井取付部11との間に配置され、第1アーム部12および第2アーム部13に固定される電源ボックス40をさらに具備する。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す各実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、以下に示す各実施形態及び各変形例は、矛盾しない範囲で適宜組合せることができる。また、各実施形態の説明において、同一構成には同一符号を付与して後出の説明を適宜省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る照明装置を示す正面図である。図1に示すように、実施形態1に係る照明装置1は、支持部10、放熱部30、電源ボックス40、発光部2を有する。照明装置1は、体育館や工場等の構造物の高天井に設置され、床面や壁面を照明する高天井用照明装置である。
支持部10は、天井取付部11と、第1アーム部12と、第2アーム部13とを有する。天井取付部11は、図示しない取付具を用いて天井に固定される板状の部材である。
第1アーム部12は、Y軸方向に沿って延びる天井取付部11のY軸負方向側の端部に、Z軸負方向に延びるように配置される。第2アーム部13は、天井取付部11を挟んで第1アーム部12と向かい合うように配置される。第1アーム部12および第2アーム部13は、第1締結部材18および第2締結部材19を用いて電源ボックス40の側面を固定する。また、第1アーム部12および第2アーム部13は、第1調整部材6、第2調整部材7、第1固定部材8および第2固定部材9を用いて放熱部30の側面を固定するとともに、放熱部30の角度を調整可能に支持する。ここで、第1アーム部12および第2アーム部13による放熱部30の支持および固定について、図2を用いてさらに説明する。
図2は、実施形態1に係る照明装置1を第2アーム部13側、すなわちY軸正方向側から見た側面図である。図2に示すように、第2アーム部13には、円弧状の調整孔5が設けられており、調整孔5には、第2調整部材7が挿通されている。同様に、第1アーム部12には、天井取付部11を挟んで調整孔5と向かい合う位置に図示しない円弧状の調整孔が設けられており、当該調整孔には、第1調整部材6が挿通されている。
第1アーム部12および放熱部30の取付部39aは、調整孔に挿通された第1調整部材6と第1固定部材8を用いて固定されている。同様に、第2アーム部13および放熱部30の取付部39bは、第2固定部材9と調整孔5に挿通された第2調整部材7とによって固定されている。これにより、放熱部30は、第1アーム部12および第2アーム部13に対し、第1固定部材8および第2固定部材9の軸心を回転軸として揺動可能となり、後述するように実施形態1に係る照明装置1が照明する向きを調整することができる。
次に、放熱部30について、図1、図2を用いて説明する。放熱部30は、例えば鋼板製やアルミニウム製の高い放熱性を有する部材であり、後述する基板21を介して伝わった熱を放熱させる。放熱部30は、平面部31と、放熱フィン34と、第1補強部材37と、第2補強部材38と、取付部39a、39bとを有する。
平面部31は、X軸負方向側に配置される第1平面部32と、第1平面部32のX軸正方向側に所定の間隔を隔てて並ぶように配置される第2平面部33とを有する。第1平面部32および第2平面部33は、一方面である前面側に後述する基板21が配置され、他方面である背面側には放熱フィン34が配置される板状の部材である。なお、以下の説明において、基板21が取り付けられる平面部31の一方面側を「前面側」、複数の放熱フィン34が設けられる平面部31の他方面側を「背面側」と称する場合がある。同様に、平面部31とは別の部材の説明においても、当該部材を基準にZ軸負方向側を「前面側」、Z軸正方向側を「背面側」と称する場合がある。
放熱フィン34は、複数の第1放熱フィン35と、複数の第2放熱フィン36とを有する。第1放熱フィン35は、Z−X平面に沿って所定の間隔で立設するように第1アーム部12寄りに配置されている。第2放熱フィン36は、Z−X平面に沿って所定の間隔で立設するように第1放熱フィン35よりも第2アーム部13寄りに配置されている。第1放熱フィン35および第2放熱フィン36は、第1アーム部12および第2アーム部13と平行となるように配置される。このため、第1アーム部12および第2アーム部13と垂直に配置された場合と比較して、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36の面方向に対する外力を受けにくくなり、剛性を担保することで第1放熱フィン35および第2放熱フィン36の変形を抑制することができる。
第1放熱フィン35および第2放熱フィン36は、例えばかしめにより第1平面部32および第2平面部33と一体化されている。なお、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36ならびに第1平面部32および第2平面部33の一体化の手法は、かしめに限らず、例えば溶接であってもよい。また、例えば押し出し成形により第1放熱フィン35、第2放熱フィン36、第1平面部32および第2平面部33が予め一体化されたものとして形成されてもよい。ただし、軽量化の観点からは、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36を第1平面部32および第2平面部33とは別体の板状部材として加工することが好ましい。
第1補強部材37は、第1放熱フィン35の背面側の端部に設けられる。第1補強部材37は、例えばかしめ等により隣り合う第1放熱フィン35同士を連結するように配置され、第1放熱フィン35を補強する。同様に、第2補強部材38は、第2放熱フィン36の背面側の端部に設けられ、隣り合う第2放熱フィン36同士を連結して補強する。実施形態1に係る放熱部30によれば、第1補強部材37および第2補強部材38を用いて第1放熱フィン35および第2放熱フィン36をそれぞれ補強しているので、放熱フィン34を収容する筐体を用いた場合と比較して照明装置1を軽量化することができる。
なお、図2では、第2放熱フィン36のX軸方向の両端に第2補強部材38を配置した例について示したが、これに限らず、例えば3ヶ所以上に第1補強部材37および第2補強部材38をそれぞれ配置してもよい。また、放熱部30は、第1補強部材37および第2補強部材38を有しなくてもよい。
取付部39aは、第1平面部32および第2平面部33のY軸負方向の端部から延びるように形成されている。同様に、取付部39bは、Y軸正方向の端部に第1平面部32および第2平面部33から延びるように形成されている。これにより、取付部39a、39bは、放熱部30のY軸方向の両端部であって、X軸方向の中央に配置されることとなる。このように配置された取付部39a、39bは、支持部10の第1アーム部12および第2アーム部13にそれぞれ取り付けられ、固定される。なお、取付部39a、39bは、第1平面部32および第2平面部33と一体に形成されてもよく、また例えば溶接あるいは図示しない締結部材を用いて一体化されてもよい。
次に、電源ボックス40について、図1〜図3を用いて説明する。図3は、実施形態1に係る照明装置1を天井取付部11側、すなわちZ軸正方向から見た平面図である。電源ボックス40は、第1締結部材18および第2締結部材19を用いて、第1アーム部12および第2アーム部13にそれぞれ取り付けられる。第1アーム部12および第2アーム部13に固定された電源ボックス40では、第1アーム部12および第2アーム部13が電源ボックス40を収容する筐体の代わりに電源ボックス40の剛性を確保し、例えば電源ボックス40のねじれなどの変形を防ぐことができる。
電源ボックス40は、商用交流電源に接続されており、この商用交流電源を受けて直流出力を生成する。電源ボックス40は、第1点灯装置41および第2点灯装置42を含む。第1点灯装置41は後述する第1発光ユニット25を、第2点灯装置42は後述する第2発光ユニット26を、それぞれ独立して点灯制御または調光調色制御するように構成される。
第1点灯装置41は、複数の第1発光ユニット25に接続されており、直流出力を第1発光ユニット25に供給し、第1発光ユニット25を点灯制御する。第2点灯装置42は、複数の第2発光ユニット26に接続されており、直流出力を第2発光ユニット26に供給し、第2発光ユニット26を点灯制御する。
次に、発光部2について、図4、図5を用いて説明する。図4は、実施形態1に係る照明装置1を照射面側、すなわちZ軸負方向側から見た平面図である。図5は、図4のA−A断面図である。
発光部2は、基板21と、発光ユニット24と、第1コネクタ27と、第2コネクタ28とを有する。基板21は、第1平面部32の前面側に配置される第1基板22と、第2平面部33の前面側に、第1基板22とはX軸方向に所定の間隔を隔てて並ぶように配置される第2基板23とを有する。
第1基板22および第2基板23は、例えばガラスエポキシ樹脂などの絶縁性を有する平面視で長手方向と短手方向とを有する矩形状の平板であり、前面側には銅箔などの導電性材料で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、第1基板22および第2基板23の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用してもよい。また、第1基板22および第2基板23の材料は、金属製としてもよく、かかる場合には、例えばアルミニウムなどの熱伝導性が良好で放熱性に優れた材料を適用するのが好ましい。第1基板22および第2基板23は、例えば、放熱シートまたはねじ止め等によって、第1平面部32および第2平面部33とそれぞれ密着するように取り付けられている。なお、第1基板22および第2基板23は、例えば平面視で略正方形の平板であってもよい。
発光ユニット24は、第1基板22の前面である第1照射面3側に実装される第1発光ユニット25と、第2基板23の前面である第2照射面4側に実装される第2発光ユニット26を有する。第1発光ユニット25および第2発光ユニット26はそれぞれ、発光色の異なる複数の発光素子を含む。発光素子は、例えばセラミックスで形成された本体に配設されたLED(Light Emitting Diode)チップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とを含む。
LEDチップは、例えば、青色光を発する青色のLEDチップを含む。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。なお、LEDチップは、例えば赤色光を発する赤色のLEDチップや緑色光を発する緑色のLEDチップを含んでよい。さらに、LEDチップは、例えば電球色光を発するLEDチップや昼光色光を発するLEDチップを含んでよい。
また、第1発光ユニット25、第2発光ユニット26が有するLEDは、LEDチップを直接第1基板22、第2基板23にそれぞれ実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、特に限定されるものではない。本実施形態では、第1基板22、第2基板23上に複数の第1発光ユニット25、第2発光ユニット26が、X軸方向およびY軸方向に沿うようにそれぞれ所定の間隔で配置されている。
第1コネクタ27は、第1基板22上の第1発光ユニット25と第1点灯装置41とを電気的に接続する接続部材である。第1コネクタ27は、第1配線27a、27bを介して第1点灯装置41と電気的に接続されている。第1コネクタ27は、第1基板22上の配線パターン(図示せず)と電気的に接続された基板側コネクタ(図示せず)に取り付けられることにより、第1発光ユニット25と第1点灯装置41とが電気的に接続される。
また、第2コネクタ28は、第2基板23上の第2発光ユニット26と第2点灯装置42とを電気的に接続する接続部材である。第2コネクタ28は、第2配線28a、28bを介して第2点灯装置42と電気的に接続されている。第2コネクタ28は、第2基板23上の配線パターン(図示せず)と電気的に接続された基板側コネクタ(図示せず)に取り付けられることにより、第2発光ユニット26と第2点灯装置42とが電気的に接続される。
第1コネクタ27および第2コネクタ28は、第1基板22と第2基板23との間の中央部分に形成された開口50に面して互いに対向する位置に取り付けられる。第1コネクタ27および第2コネクタ28をこのように配置することにより、第1基板22と第2基板23との間に形成された開口50から第1配線27a、27b、第2配線28a、28bを容易に引き出すことができる。このとき、第1基板22および第2基板23の前面には、第1基板22と第2基板23との間の中央部分を除き、第1配線27a、27b、第2配線28a、28bに相当する部材は配置されていない。このため、第1発光ユニット25および第2発光ユニット26から照射された光が遮られることなく、照射光として適切に利用することができる。なお、開口50については後述する。
次に、実施形態1に係る照明装置1についてさらに説明する。照明装置1は、第1カバー部材14と、第2カバー部材15と、第1カバー取付部材16と、第2カバー取付部材17と、開口50とを有する。
第1カバー部材14は、平面視で第1発光ユニット25および第1基板22を覆うように形成されており、第1カバー部材14の端部は、第1平面部32の前面に当接している。同様に、第2カバー部材15は、平面視で第2発光ユニット26および第2基板23を覆うように形成されており、第2カバー部材15の端部は、第2平面部33の前面に当接している。
第1カバー部材14および第2カバー部材15は、例えば、アクリルやポリカーボネート等の透光性の材料から作られている。また、第1カバー部材14および第2カバー部材15は、フロスト処理が施されて第1発光ユニット25および第2発光ユニット26から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。なお、第1カバー部材14および第2カバー部材15に適宜拡散材を混入させて光の拡散性をもたせるようにしてもよい。また、第1カバー部材14および第2カバー部材15は、第1発光ユニット25および第2発光ユニット26から出射される光を収束または発散させるレンズ機能を有してもよい。
第1カバー取付部材16は、第1カバー部材14の前面から第1カバー部材14および第1基板22を貫通するように挿通され、第1カバー部材14、第1基板22および第1平面部32を固定する。第2カバー取付部材17は、第2カバー部材15の前面から第2カバー部材15および第2基板23を貫通するように挿通され、第2カバー部材15、第2基板23および第2平面部33を固定する。なお、第1カバー取付部材16および第2カバー取付部材17の数および配置は、図4に示したものに限らず、第1カバー部材14および第2カバー部材15を適切に固定できればよい。また、第1カバー部材14および第2カバー部材15が、例えば嵌着等により適切に固定される形状を有していれば第1カバー取付部材16および第2カバー取付部材17は不要である。
開口50は、複数の放熱フィン34と重なるように基板21の前面側から放熱部30の放熱フィン34側まで設けられる。具体的には、開口50は、第1カバー部材14のX軸正方向側の端面14a、第1平面部32のX軸正方向側の端面32a、第2カバー部材15のX軸負方向側の端面15a、および第2平面部33のX軸負方向側の端面33aで囲まれた空間である。また、開口50は、平面視で複数の第1放熱フィン35および複数の第2放熱フィン36と重なるように設けられているため、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36を介して放熱された空気と外気との循環が円滑に行われる。また、上記したように、開口50は、基板21と平面部31とを同じ位置で貫通するように基板21および平面部31を分割し、所定の間隔を設けて並べることで形成されたものに過ぎない。このため、実施形態1に係る照明装置1によれば、優れた放熱性および汎用性を有する照明装置を提供することができる。
(実施形態1の変形例1)
図6は、実施形態1に係る照明装置の変形例1を照射面側から見た平面図である。図7は、図6のB−B断面図である。図6、図7に示す照明装置1は、所定の間隔を有するように並べられた第1平面部32および第2平面部33に代えて、中央部分に貫通孔31aが設けられた1つの平面部31のみを有する点が異なる。このような構成を有する照明装置1においても、開口50は、平面視で複数の第1放熱フィン35および複数の第2放熱フィン36と重なるように設けられているため、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36を介して放熱された空気と外気との循環が円滑に行われる。また、開口50は、基板21と平面部31とを同じ位置で貫通するように平面部31の中央部分に貫通孔31aを形成するとともに、貫通孔31aを挟むように第1基板22および第2基板23を並設したものに過ぎない。このため、実施形態1の変形例1に係る照明装置1によれば、優れた放熱性および汎用性を有する照明装置を提供することができる。
(実施形態1の変形例2)
図8は、実施形態1に係る照明装置の変形例2を照射面側から見た平面図である。図8に示す照明装置1は、矩形状の開口50に代えてメッシュ状の開口51が形成された平面部31を有する点が実施形態1の変形例1とは異なる。このようにメッシュ状の開口51が形成された平面部31を有することにより、平面部31および放熱部30の強度が向上する。なお、複数の開口51を区画する梁51aの幅は、例えば要求される平面部31の強度に応じて設定される。また、開口51の形状は、図示したものに限らず、例えば正方形や円形であってもよい。
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係る照明装置を照射面側から見た平面図である。図10は、図9のC−C断面図である。図9、図10に示す照明装置1Aは、中央部分に複数の貫通孔が設けられた1つの平面部31のみを有するとともに、第1基板22および第2基板23に代えて、平面部31に取り付けられた1つの基板21のみを有する点が照明装置1とは異なる。
また、照明装置1Aは、第1カバー部材14および第2カバー部材15に代えて、基板21を覆うように一体化したカバー部材54を有する。また、照明装置1Aは、1つの開口50に代えて、複数の開口51を有する。開口51は、第1開口52と、第2開口53と、引出口60とを有する。引出口60は、平面視で第1コネクタ27と第2コネクタとの間に配置される。引出口60は、平面視で第1放熱フィン35と第2放熱フィン36との間の空間と重なるように配置され、第1配線27a,27b、第2配線28a、28bが引き出される。
第1開口52は、引出口60のY軸正方向側に、平面視で第1放熱フィン35と重なるように配置される。第2開口53は、引出口60のY軸負方向側に、平面視で第2放熱フィン36と重なるように配置される。
このような構成を有する照明装置1Aにおいても、第1開口52および第2開口53は、平面視で複数の第1放熱フィン35および複数の第2放熱フィン36と重なるように設けられているため、第1放熱フィン35および第2放熱フィン36を介して放熱された空気と外気との循環が円滑に行われる。また、図10に示すように、第2開口53は、平面部31の中央部分に貫通孔31aを形成するとともに、基板21の中央部分に貫通孔31aと連通する貫通孔を設け、さらに第2開口53に対応する貫通孔54aをカバー部材54に設けることで形成される。また、第1開口52についても第2開口53と同様に形成される。このため、実施形態2に係る照明装置1Aによれば、優れた放熱性および汎用性を有する照明装置を提供することができる。
なお、図9に示す照明装置1Aは、引出口60を含む3つの開口51を有するように構成されたが、これに限らず、2または4以上の開口51を有するように形成されてもよい。また、開口51はY軸に沿って一列に並ぶように配置されたが、これに限らず、例えばY軸に沿って二列に並んで配置されてもよく、また、Y軸に対して平面視で交差するように形成された開口51を有してもよい。
なお、上述した説明では、照明装置1、1Aは高天井用照明装置であるとしたが、例えば天井吊り下げタイプであってもよい。かかる場合、照明装置1、1Aは、図示した支持部10に代えて、用途に応じた天井取付部11が用いられる。また、照明装置1、1Aは天井以外の場所、例えば壁面に取り付けてもよい。
また、上述した照明装置1、1Aは、開口50、51を有することにより均斉度の低下が生じる場合がある。かかる場合、例えばカバー部材(第1カバー部材14、第2カバー部材15、カバー部材54)による配光性や、発光ユニット24や第1カバー取付部材16、第2カバー取付部材17の配置を変更することで均斉度の低下を防止するようにしてもよい。
このように、実施形態1、2に係る照明装置1、1Aは、基板21(22、23)、放熱部30(31、34)、開口50、51(52、53)を具備する。基板21(22、23)は、照射面3、4側に複数の発光素子24(25、26)が配置される。放熱部30は、基板21(22、23)が取り付けられる平面部31(32、33)を有し、平面部31(32、33)の背面側に立設する複数の放熱フィン34(35、36)を有する。開口50、51(52、53)は、複数の放熱フィン34(35、36)と重なるように基板21(22、23)の照射面3、4側から放熱部30の放熱フィン34(35、36)側まで設けられる。基板21(22、23)は、開口50、51(52、53)を挟んで並設された第1基板22および第2基板23を有する。これにより、基板21(22、23)で発生した熱の複数の放熱フィン34(35、36)を介した放熱が円滑に行われるため、優れた放熱性を有する照明装置1、1Aを提供することができる。
また、実施形態1、2に係る開口50、51(52、53)は、基板21(22、23)と平面部31(32、33)とを同じ位置で貫通している。これにより、開口50、51(52、53)は、優れた放熱性を有する照明装置1、1Aを提供することができる。
また、実施形態1、2に係る照明装置1、1Aは、基板21(22、23)を覆うカバー部材14、15、54をさらに具備する。開口50、51(52、53)は、カバー部材14、15、54の照射面3、4側から、基板21(22、23)および放熱部30の放熱フィン34(35、36)側まで設けられる。これにより、開口50、51(52、53)は、照明装置1、1Aの前面側と背面側とを連通させることができ、優れた放熱性を有する照明装置1、1Aを提供することができる。
また、実施形態1、2に係る高天井用照明装置は、照明装置1、1Aと、照明装置1、1Aの対向する側面を支持する第1アーム部12および第2アーム部13と、第1アーム部12と第2アーム部13とを接続するように配置され、放熱フィン34(35、36)と向かい合う天井取付部11とを有する支持部10とを具備する。これにより、優れた放熱性を有する高天井用照明装置を提供することができる。
また、実施形態1、2に係る高天井用照明装置は、放熱フィン34(35、36)と天井取付部11との間に配置され、第1アーム部12および第2アーム部13に固定される電源ボックス40をさらに具備する。これにより、電源ボックス40の強度が確保された高天井用照明装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A 照明装置
2 発光部
3 第1照射面
4 第2照射面
5 調整孔
6 第1調整部材
7 第2調整部材
8 第1固定部材
9 第2固定部材
10 支持部
11 天井取付部
12 第1アーム部
13 第2アーム部
14 第1カバー部材
15 第2カバー部材
16 第1カバー取付部材
17 第2カバー取付部材
18 第1締結部材
19 第2締結部材
21 基板
22 第1基板
23 第2基板
24 発光ユニット
25 第1発光ユニット
26 第2発光ユニット
27 第1コネクタ
27a、27b 第1配線
28 第2コネクタ
28a、28b 第2配線
30 放熱部
31 平面部
32 第1平面部
33 第2平面部
34 放熱フィン
35 第1放熱フィン
36 第2放熱フィン
37 第1補強部材
38 第2補強部材
39a、39b 取付部
40 電源ボックス
41 第1点灯装置
42 第2点灯装置
50、51 開口
52 第1開口
53 第2開口
54 カバー部材
60 引出口

Claims (5)

  1. 照射面側に複数の発光素子が配置された基板と;
    前記基板が取り付けられる平面部を有し、前記平面部の背面側に立設する複数の放熱フィンを有する放熱部と;
    を具備する照明装置であって、
    前記複数の放熱フィンと重なるように前記基板の照射面側から前記放熱部の放熱フィン側まで設けられた開口と;
    を具備し、
    前記基板は、前記開口を挟んで並設された第1基板および第2基板を有する、照明装置。
  2. 前記開口は、前記基板と前記平面部とを同じ位置で貫通している、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記基板を覆うカバー部材;
    をさらに具備し、
    前記開口は、前記カバー部材の照射面側から、前記基板および前記放熱部の放熱フィン側まで設けられる、請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明装置と;
    前記照明装置の対向する側面を支持する第1アーム部および第2アーム部と、前記放熱フィンと向かい合う天井取付部とを有する支持部と;
    を具備する、高天井用照明装置。
  5. 前記放熱フィンに対して所定の間隔を設けて前記第1アーム部および前記第2アーム部に固定される電源ボックス;
    をさらに具備する、請求項4に記載の高天井用照明装置。
JP2017174203A 2017-09-11 2017-09-11 照明装置および高天井用照明装置 Active JP6919443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017174203A JP6919443B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 照明装置および高天井用照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017174203A JP6919443B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 照明装置および高天井用照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019050148A true JP2019050148A (ja) 2019-03-28
JP6919443B2 JP6919443B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=65905104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017174203A Active JP6919443B2 (ja) 2017-09-11 2017-09-11 照明装置および高天井用照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6919443B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6919443B2 (ja) 2021-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8482014B2 (en) Lighting apparatus
US20130063948A1 (en) Luminaire
JP5445846B2 (ja) 照明装置
US9719666B2 (en) Luminous element holder, connection piece and system including a luminous element holder and a connection piece
WO2011052639A1 (ja) Led照明装置
JP6594895B2 (ja) 光源ユニット及び照明装置
JP2011154832A5 (ja)
JP2009129809A (ja) 照明装置
JP5630624B2 (ja) 照明装置
JP2014175189A (ja) 照明装置
JP2016046264A (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置
JP2019050148A (ja) 照明装置および高天井用照明装置
JP2008078047A (ja) 照明装置
JP6350808B2 (ja) 照明器具
JP2018055794A (ja) 照明装置
JP6822204B2 (ja) 照明器具
JP2016207290A (ja) 光源ユニット及び照明装置
JP6960094B2 (ja) 照明器具
JP3190878U (ja) 照明装置
JP2023162718A (ja) 照明器具
JP5893692B1 (ja) 照明装置用発光ユニット、照明装置及び基板固定部材
JP5819496B1 (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置
JP2014187309A (ja) 発光モジュール及び照明装置
JP5970509B2 (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置
JP2016046053A (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210705

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6919443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151