JP2019049281A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インホイールモータ駆動装置の軸方向長さの短縮および軽量化を図り、取付け部品の締結強度および取付・交換の作業性の向上と共に内部潤滑油の漏れ防止を図ること。【解決手段】 電動モータ部Aと、減速機部Bと、車輪用軸受部Cとから構成され、ケーシング22を備えたインホイールモータ駆動装置21において、ケーシング22を軽金属製とし、ケーシング22が、ボルト71、71”、102およびナット72、103による取付け部品の締結構造Mを有し、ボルト71、71”、102は、その頭部71a、71”a、102aをケーシング22の内部に配置すると共に、そのねじ部71b、71”b、102bをケーシング22の外部に突出させて設置され、ボルト71、71”、102の設置された構造が、ボルト71、71”、102の回り止め機構と潤滑油のシール機構を備えていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、電動モータ部の出力軸と車輪用軸受部とを減速機部を介して連結したインホイールモータ駆動装置に関する。
インホイールモータ駆動装置は、ホイールの内部に収められるため、車両のばね下重量となる。ばね下重量の増加は車両の乗り心地を悪化させるため、インホイールモータ駆動装置の小型軽量化は重要な要件である。電動モータの出力トルクは、電動モータのサイズおよび重量に比例するため、モータ単体で車両の駆動に必要なトルクを発生させようとすると、大型のモータが必要になる。そのため、電動モータを減速機と組み合わせて使用することで、小型化する手段が用いられる。
また、インホイールモータ駆動装置のハウジングの外部に取付け部品を連結する際、軸方向長さの増加を抑制し、ホイールからインボード側へのインホイールモータ駆動装置の張り出し量を抑制する必要がある。
従来技術として、インホイールモータ駆動装置において、アームなどの車体側部材に対する取付け構造として、モータケースと車体側部材の結合部をモータケースに一体成形し、結合部をホイールの外側領域に延伸して、ホイールに対する隙間を確保したものが提案されている(特許文献1)。
また、インホイールモータ駆動装置のケーシングと車輪用軸受の連結構造として、連結箇所における連結強度を向上させたものが提案されている(特許文献2)。この構造では、ボルトが螺合する雌ねじが、アルミ合金製のケーシングではなく、鋼製のアタッチメントに設けられている。
ところが、特許文献1に記載のインホイールモータ駆動装置では、ケース本体に雌ねじを設けて、延長ケースを介して取付け部品である車輪用軸受を締結固定する構造になっている。このような構造では、ケース(ケース本体、延長ケース)が軽量化のためにアルミ合金製である場合、鋼製の場合と比較して雌ねじの耐久性が低下するという問題がある。また、鋼製と同等の耐久性を得るには、ねじ嵌合長さを長くしなければならないため、軸方向寸法の増加につながる。さらに、ケースの外部から取り付ける場合、ケース内部まで雌ねじを貫通させると内部潤滑油が漏れるため、有底の雌ねじとする必要があり、雌ねじを設けるために多くのケース肉厚が必要になり、軸方向寸法が長くなる。
特許文献2に記載のインホイールモータ駆動装置では、アルミ合金製ケーシングの雌ねじの耐久性低下を解決するため、ケーシングには雌ねじを設けず、鋼製のアタッチメントに雌ねじを設けている。しかし、この構造では、ケーシングと取付け部品である車輪用軸受との間にアタッチメントが介在するので、軸方向寸法が長くなると共に比較的に大型の部品の点数が増加する。
本発明は、上記の問題に鑑み、インホイールモータ駆動装置の軸方向長さの短縮および軽量化を図り、取付け部品の締結強度および取付・交換の作業性の向上と共に内部潤滑油の漏れ防止を図ることを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成するために種々検討した結果、軽金属製ケーシングにボルトを稙設する構造とし、この構造に回り止め機構とシール機構を付加した締結構造についての新たな着想により、本発明に至った。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、電動モータ部と、減速機部と、車輪用軸受部とから構成され、ケーシングを備えたインホイールモータ駆動装置において、前記ケーシングを軽金属製とし、前記ケーシングが、ボルトおよびナットによる取付け部品の締結構造を有し、前記ボルトは、その頭部を前記ケーシングの内部に配置すると共に、そのねじ部を前記ケーシングの外部に突出させて設置され、前記ボルトの設置された構造が、ボルトの回り止め機構と潤滑油のシール機構を備えていることを特徴とする。
上記の構成により、インホイールモータ駆動装置の軸方向長さの短縮および軽量化を図り、取付け部品の締結強度および取付・交換の作業性の向上と共に内部潤滑油の漏れ防止を図ることができる。
具体的には、上記のケーシングの材料である軽金属がアルミ合金であることにより、軽量かつ高い強度を有する。
上記の回り止め機構とシール機構が、ボルトの頭部と覆う蓋部材に設けられていることにより、回り止め機構とシール機構を簡単な構造で構成することができる。
上記の蓋部材にボルトの頭部と嵌合する回り止め凹部が設けられていることが好ましい。ボルトが回り止め凹部に軸方向に嵌合する構造であるので、簡単な取扱いでボルトを確実に回り止めすることができる。
上記の蓋部材が鋼製であることにより、回り止め機構として、十分な強度と耐久性を確保することができる。
上記の減速機部が平行軸式歯車減速機からなり、前記ボルトの頭部が最終出力歯車と軸方向に重なる位置に配置されていることが好ましい。これにより、インホイールモータ駆動装置21の軸方向長さの短縮を促進することができる。
上記の減速機部が平行軸式歯車減速機からなり、前記ボルトの少なくとも1つが中間軸の入力側歯車の歯先円直径より半径方向内側に配置されていることが好ましい。これにより、取付け部品の半径方向の小型化に有利である。
上記の取付け部品の締結構造が高い強度、耐久性を有するので、取付け部品として車輪用軸受部の車輪用軸受が好適である。
上記のボルトが、車輪用軸受のハブ輪の車輪取付用フランジの外径より半径方向外側に配置されていることが好ましい。これにより、ナットのねじ込み作業が容易となり、取付け部品としての車輪用軸受の取付・交換の作業性を一層向上させることができる。
上記の取付け部品の締結構造が高い強度、耐久性を有するので、取付け部品としてブレーキキャリパが好適である。
本発明によれば、インホイールモータ駆動装置の軸方向長さの短縮および軽量化を図り、取付け部品の締結強度および取付・交換の作業性の向上と共に内部潤滑油の漏れ防止を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を図1〜図6、図13および図14に基づいて説明する。まず、本実施形態のインホイールモータ駆動装置を搭載した電気自動車を図13、図14に基づいて説明する。図13は、インホイールモータ駆動装置21を搭載した電気自動車11の概略平面図、図14は、電気自動車11を後方から見た概略断面図である。
電気自動車11は、図13に示すように、シャシー12と、操舵輪としての前輪13と、駆動輪としての後輪14と、後輪14に駆動力を伝達するインホイールモータ駆動装置21とを装備する。後輪14は、図14に示すように、シャシー12のホイールハウジング15の内部に収容され、懸架装置(サスペンション)16を介してシャシー12の下部に固定されている。
懸架装置16は、左右に延びるサスペンションアームにより後輪14を支持すると共に、コイルスプリングとショックアブソーバとを含むストラットにより、後輪14が地面から受ける振動を吸収してシャシー12の振動を抑制する。左右のサスペンションアームの連結部分には、旋回時などの車体の傾きを抑制するスタビライザが設けられている。懸架装置16は、路面の凹凸に対する追従性を向上させ、後輪14の駆動力を効率よく路面に伝達するために、左右の車輪を独立して上下させる独立懸架式としている。
電気自動車11は、ホイールハウジング15の内部に、左右それぞれの後輪14を駆動するインホイールモータ駆動装置21を設けることによって、シャシー12上にモータ、ドライブシャフトおよびデファレンシャルギヤ機構などを設ける必要がなくなるので、客室スペースを広く確保でき、かつ、左右の後輪14の回転をそれぞれ制御することができるという利点を有する。
第1の実施形態の特徴的な構成を説明する前に、インホイールモータ駆動装置21の全体構成を図1〜図3に基づいて説明する。以下の説明では、インホイールモータ駆動装置21を車両に搭載した状態で、車両の外側寄りとなる側をアウトボード側と称し、中央寄りとなる側をインボード側と称する。
図1は、図2のF−O3−O2−O1−G線で矢視したインホイールモータ駆動装置の縦断面図で、図2は車体外側(アウトボード側)から見たインホイールモータ駆動装置の平面図で、図3は、図1のD−D線で矢視したインホイールモータ駆動装置の横断面図である。
図1に示すように、インホイールモータ駆動装置21は、駆動力を発生させる電動モータ部Aと、電動モータ部Aの回転を減速して出力する減速機部Bと、減速機部Bからの出力を駆動輪としての後輪に伝達する車輪用軸受部Cとを備えている。電動モータ部A、減速機部B、および車輪用軸受部Cは、それぞれケーシング22に収容あるいは取り付けられる。ケーシング22は、図1に示すように、中央部ケーシング22a、アウトボード側ケーシング22bおよびインボード側ケーシング22cの分割可能な構造としている。このような分割可能な構造とする他、一体構造とすることもできる。以下の説明では、中央ケーシング22a、アウトボード側ケーシング22bおよびインボード側ケーシング22cを単にケーシング22と称することもある。ケーシング22は、アルミニウムないしアルミ合金などの軽金属製が望ましい。特に、アルミ合金は、軽量かつ高い強度を有するので、本実施形態のケーシング22はアルミ合金製とした。
電動モータ部Aは、ケーシング22に固定されたステータ23と、ステータ23の径方向内側に隙間をもって対向するように配置されたロータ24と、ロータ24の径方向内側に配置されてロータ24と一体回転するモータ回転軸25とを備えたラジアルギャップ型の電動モータ26で構成されている。モータ回転軸25は、毎分一万数千回転程度で高速回転可能である。ステータ23は磁性体コアにコイルを巻回することによって構成され、ロータ24は永久磁石等で構成されている。
モータ回転軸25は、その軸方向一方側の端部(図1の左側)が転がり軸受40により、軸方向他方側の端部(図1の右側)が転がり軸受41により、ケーシング22に対してそれぞれ回転自在に支持されている。
減速機部Bは、入力歯車30と、中間歯車としての入力側中間歯車31および出力側中間歯車32と、最終出力歯車35とを有する。入力歯車30は入力軸30aを一体に有しており、この入力軸30aはスプライン嵌合(セレーション嵌合を含む。以下、同じ)によってモータ回転軸25と同軸に連結されている。入力側中間歯車31および出力側中間歯車32を備える中間軸S1は、両中間歯車31、32と一体に形成されている。最終出力歯車35を備える出力軸36は、最終出力歯車35と一体に形成されている。
入力軸30a、中間軸S1および出力軸36は互いに平行に配置されている。入力軸30aは転がり軸受42、43によって、中間軸S1は転がり軸受44、45によって、出力軸36は転がり軸受48、49によって、それぞれ、両端部がケーシング22に対して回転自在に支持されている。
図3に示すように、減速機部Bの入力軸30aの中心O1(モータ回転軸25の中心でもある)と車輪用軸受部Cの中心O3との間に、中間軸S1の中心O2が配置され、各中心O1、O2およびO3を結ぶ直線が三角状をなすように構成され、インホイールモータ駆動装置21の外周輪郭の小型化を図っている。これにより、既存の内燃機関の車両のホイール内に装着することができる。
図1および図3に示すように、減速機部Bでは、入力歯車30と入力側中間歯車31とが噛合し、出力側中間歯車32と最終出力歯車35とが噛合している。入力側中間歯車31の歯数は、入力歯車30および出力側中間歯車32の歯数よりも多く、最終出力歯車35の歯数は出力側中間歯車32の歯数よりも多い。以上の構成から、モータ回転軸25の回転運動を2段階に減速する平行軸式歯車減速機39が構成される。2段の平行軸歯車からなる減速機構は、部品点数が比較的少なく、かつ、高減速比と小型化を両立させることができる。
本実施形態では、減速機39を構成する入力歯車30、入力側中間歯車31、出力側中間歯車32および最終出力歯車35として、はすば歯車を用いている。はすば歯車は、同時に噛合う歯数が増え、歯当たりが分散されるので音が静かで、トルク変動が少ない点で有効である。歯車のかみあい率や限界の回転数などを考慮して、各歯車のモジュールは1〜3程度に設定するのが好ましい。
図1に示すように、車輪用軸受部Cは、内輪回転タイプの車輪用軸受50で構成される。車輪用軸受50は、ハブ輪60と内輪52とからなる内方部材61と、外輪53と、玉56および保持器(図示省略)を主な構成とする複列アンギュラ玉軸受である。
ハブ輪60のアウトボード側の外周に車輪取付用フランジ60aが形成され、インボード側の小径段部に内輪52が嵌合され加締め固定されている。加締め部60bは、車輪用軸受50の組み立て後、内輪52を固定すると共に車輪用軸受50に予圧を付与している。ハブ輪60の外周にアウトボード側の内側軌道面54が形成され、内輪52の外周にインボード側の内側軌道面54が形成されている。図示は省略するが、車輪取付用フランジ60aには、ブレーキディスクおよびホイールが取り付けられる。外輪53の内周には、ハブ輪60の内側軌道面54および内輪52の内側軌道面54に対応して複列の外側軌道面55が形成されている。出力軸36は、ハブ輪60にスプライン嵌合し、トルク伝達可能に連結されている。
外輪53の外周にフランジ部53aが形成され、このフランジ部53aは、ボルト71、71’およびナット72によりケーシング22に締結固定されている。このようにして、車輪用軸受50とケーシング22とが結合される。締結構造の詳細は後述する。
インホイールモータ駆動装置21では、電動モータ26の冷却や減速機39の潤滑および冷却のため、図示しない回転ポンプで潤滑油が各部に供給される。車輪用軸受50の軸受内部はグリースにより潤滑される。
インホイールモータ駆動装置21は、ホイールハウジング15(図14参照)の内部に収められ、ばね下荷重となるため、小型軽量化が必須である。前述した構成の平行軸式歯車減速機39を電動モータ26と組み合わせることで、低トルクかつ高回転型の小型電動モータ26を使用することが可能となる。例えば、減速比11の平行軸式歯車減速機39を用いた場合、毎分一万数千回転程度の高速回転の電動モータ26を使用することにより電動モータ26を小型化することができる。これにより、コンパクトなインホイールモータ駆動装置21を実現することができ、ばね下重量を抑えて走行安定性およびNVH特性に優れた電気自動車11を得ることができる。
本実施形態のインホイールモータ駆動装置21の全体構成は以上のとおりである。次に特徴的な構成を説明する。
本実施形態のインホイールモータ駆動装置は、アルミ合金製ケーシングの雌ねじの耐久性低下を解決するために、アルミ合金製ケーシングにボルトを稙設する構造とし、この構造に回り止め機構とシール機構を付加した締結構造についての新たな着想により到達したものである。
具体的には、本実施形態のインホイールモータ駆動装置は、ケーシングをアルミ合金製とし、ケーシングが、ボルトおよびナットによる取付け部品の締結構造を有し、ボルトは、その頭部をケーシングの内部に配置すると共に、そのねじ部をケーシングの外部に突出させて設置され、ボルトの設置された構造が、ボルトの回り止め機構と潤滑油のシール機構を備えていることを特徴的な構成とする。
本実施形態のインホイールモータ駆動装置の上記の特徴的な構成を図1、図2、図4〜図6に基づいて説明する。図4は、図1のE−E線で矢視したインホイールモータ駆動装置の横断面図で、図5は、図2のF−O3−F線で矢視したインホイールモータ駆動装置の縦断面図である。
図2に示すように、アウトボード側ケーシング22bは、その周囲を複数のボルト75により、図1に示す中央部ケーシング22a、インボード側ケーシング22cに締結固定されている。アウトボード側ケーシング22bの外部に取付け部品としての車輪用軸受50が複数(本実施形態では、5本)のボルト71、71’とナット72によって締結固定されている。図1に示すように、車輪用軸受50の外輪53のフランジ部53aに挿通孔85が設けられており、この挿通孔85にボルト71、71’を貫通させ、ナット72を螺合させて締付け固定されている。
5本のボルト71、71’のうち、図2に示すボルト711、712、713は、図1、図5に示すように、頭部711a、712a、713a(図示省略)をアウトボード側ケーシング22bの内部に配置すると共に、ねじ部711b、712b、713b(図示省略)をアウトボード側ケーシング22bの外部に突出させて、アウトボード側ケーシング22bに設置されている。そして、図4に示すように、アウトボード側ケーシング22bの内部とボルト711、712、713との間に、回り止め機構とシール機構を備えた蓋部材73が設けられている。
残りのボルト71’については、図1、図4、図5に示すように、アウトボード側ケーシング22bの板状突出部75a、75bに設けられた挿通孔86および車輪用軸受50の外輪53のフランジ部53aの挿通孔85にボルト71’を貫通させ、ナット72を螺合させて締付け固定されている。このボルト71’は、アウトボード側ケーシング22bの外部に配置され、内部とは遮断されており、かつ、ボルト71’の頭部71’aは外部から工具により回り止めの操作ができるので、シール機構や回り止め機構を設ける必要はない。
図6(a)、図6(b)に基づいて、取付け部品の締結構造Mをさらに詳細に説明する。図6(a)は、図4におけるH−H線で矢視した部分的な縦断面図で、図6(b)は、図6(a)のI−I線で矢視した横断面図である。図6(a)に示すように、アウトボード側ケーシング22bには、挿通孔80、凹部81および雌ねじ82が設けられている。蓋部材73には、その中心部に筒状部73aが形成され、その両側に座ぐり孔73bが形成されている。筒状部73aは円筒状外周面73cと回り止め凹部73dを有し、円筒状外周面73cにOリング用溝73eが形成され、Oリング用溝73eにOリング83が装着されている。図6(b)に示すように、蓋部材73の回り止め凹部73dは、六角形状に形成され、ボルト711の頭部711aと嵌合する。なお、図6(b)のJ−J線における縦断面が図5に図示されている。
次に、アウトボード側ケーシング22bへのボルト711の取付け手順と取付け部品の締結手順について説明する。図6(a)の蓋部材73、ボルト711をアウトボード側ケーシング22bから取り外した状態で、蓋部材73の筒状部73aの回り止め凹部73dにボルト711の頭部711aを嵌合させる。この状態で、ボルト711を挿通孔80に左方向に挿入すると共に、蓋部材73の筒状部73aの円筒状外周面73cをアウトボード側ケーシング22bの凹部81に芯を合わせて、蓋部材73の円筒状外周面73cをアウトボード側ケーシング22bの凹部81に挿入する。その後、蓋部材73の座ぐり孔73bにボルト84を挿入し、アウタボード側ケーシング22bの雌ねじ82に螺合させて蓋部材73を締付け固定する。この状態で、ボルト711の頭部711aはアウトボード側ケーシング22bの内部に配置されると共に、ねじ部711bは、アウトボード側ケーシング22bの外部に突出させて設置される。
蓋部材73の筒状部73aの回り止め凹部73dにボルト711の頭部711aを軸方向に嵌合する構造であるので、簡単な取扱いでボルト711を確実に回り止めすることができる。また、蓋部材73は鋼製であるので、回り止め機構として、十分な強度と耐久性を確保することができる。
ボルト711の頭部711aは、蓋部材73の回り止め凹部73dに嵌合しているので、回り止め機構が形成される。また、蓋部材73の円筒状外周面73cのOリング用溝73eに装着されたOリング83とアウトボード側ケーシング22bの凹部81との接触により潤滑油のシール機構が形成される。このシール機構により、ケーシング22の内部からの潤滑油の漏れ防止や外部からの異物混入が防止される。
以上では、図面との整合性を正確にするため、特定のボルト711を例にして説明したが、その他のボルト712、713についても同様である。ボルト711、712、713を総称する場合は符号71を用いる。
このような締結構造Mであるので、アウトボード側ケーシング22bに稙設されたボルト71およびアウトボード側ケーシング22bの板状突出部75a、75bに設けられた挿通孔86に挿入したボルト71’のそれぞれに車輪用軸受50の外輪53のフランジ部53aの挿通孔85を嵌合させて、アウトボード側ケーシング22bの外部からナット72をボルト71、71’に螺合させ締付け固定することができる。
本実施形態のインホイールモータ駆動装置21の締結構造Mでは、アルミ合金製ケーシング22には雌ねじを設けないので、雌ねじの耐久性低下の問題がなく、取付け部品としての車輪用軸受50の締結強度および耐久性を向上させることができ、ケーシング22の外部からナット72を締付ける形態であるので、車輪用軸受50の取付・交換の作業性を向上させることができる。また、ケーシング22の内部からの潤滑油の漏れ防止や外部からの異物混入を防止することができる。さらに、上記の利点を備えながら、インホイールモータ駆動装置21の軸方向長さの短縮および軽量化を図ることができる。
ここで、締結構造Mのボルト71の位置関係について説明する。図1、図5に示すように、ボルト71の頭部71aは、平行軸式歯車減速機39の最終出力歯車35と軸方向に重なる位置に配置されている。これにより、インホイールモータ駆動装置21の軸方向長さの短縮を促進することができる。また、ボルト71のうち、少なくとも、ボルト711、712は、中間軸S1の入力側歯車31の歯先円直径より半径方向内側に配置されている。これにより、取付け部品としての車輪用軸受50のフランジ部53aの半径方向の小型化に有利である。
図2、図5に示すように、ボルト71、71’は、車輪用軸受50のハブ輪60の車輪取付用フランジ60aの外径より半径方向外側に配置されている。これにより、ナット72のねじ込み作業が容易となり、取付け部品としての車輪用軸受50の取付・交換の作業性を一層向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を図7、図8(a)、図8(b)に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を示し、図2のF−O3−O2−O1−G線で矢視した縦断面図で、図8(a)は、図2のF−O3−F線で矢視した本実施形態のインホイールモータ駆動装置の縦断面図で、図8(b)は、図8(a)のK部を拡大した図である。第1の実施形態の図2については本実施形態と同様であるので、上記のように図2を準用する。本実施形態は、第1の実施形態と比べて、取付け部品の締結構造Mにおける回り止め機構とシール機構が異なる。その他の構成は、第1の実施形態を同じであるので、同じ機能を有する部位には同一の符号を付して、要点のみ説明する。
本実施形態の取付け部品の締結構造Mは、第1の実施形態における蓋部材73を省略し、回り止め機構とシール機構を簡素化したものである。図7、図8(a)、図8(b)に示すように、ボルト71”1、71”2、71”のセレーション部71”1c、71”2c、71”cが、アウトボード側ケーシング22bに設けた挿通孔86”に圧入されている。これによって、ボルト71”1、71”2、71”の回り止め機構が形成される。
図8(b)に示すように、シール機構は、アウトボード側ケーシング22bの挿通孔86”の内側に比較的大きな面取り部86”aを設けて、この面取り部86”aとボルト71”1、71”2との間にOリング83”を装着して構成されている。
ボルト71”1、71”2の頭部71”1a、71”2aはアウトボード側ケーシング22bの内部に配置されると共に、ねじ部71”1b、71”2bは、アウトボード側ケーシング22bの外部に突出させて設置される。本実施形態では、アウトボード側ケーシング22bに稙設されたボルト71”1、71”2、71”3(図示省略)およびアウトボード側ケーシング22bの板状突出部75a、75bに稙設されたボルト71”のそれぞれに車輪用軸受50の外輪53のフランジ部53aの挿通孔85を嵌合させて、アウトボード側ケーシング22bの外部からナット72をボルト71”1、71”2、71”3、71”に螺合させ締付け固定することができる。
本実施形態のその他の構成、作用効果については、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で説明した内容を準用し、説明を省略する。
本発明の第3の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を図9、図10に基づいて説明する。図9は、本実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を示し、図2のF−O3−O2−O1−G線で矢視した縦断面図で、図10は、図2のF−O3−F線で矢視した本実施形態のインホイールモータ駆動装置の縦断面図である。本実施形態においても第1の実施形態の図2については同様であるので、上記のように図2を準用する。本実施形態は、第1の実施形態と比べて、取付け部品の締結構造Mにおける回り止め機構とシール機構が異なる。その他の構成は、第1の実施形態を同じであるので、同じ機能を有する部位には同一の符号を付して、要点のみ説明する。
図9、図10に示すように、ボルト711、712をアウトボード側ケーシング22bにインサート成形により鋳込んだものである。ボルト711、712の頭部711a、712aをアウトボード側ケーシング22bに鋳込むことにより、回り止め機構とシール機構が形成される。アウトボード側ケーシング22bの板状突出部75a、75b(図示省略)に設けられた挿通孔86に挿入したボルト71’は、第1の実施形態と同じである。
本実施形態のその他の構成、作用効果については、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で説明した内容を準用し、説明を省略する。
本発明の第4の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置を図11、図12に基づいて説明する。図11は、取付け部品を車輪用軸受とブレーキキャリパとした本実施形態のインホイールモータ駆動装置を車体外側から見た平面図で、図12は、図11のインホイールモータ駆動装置を図1のE−E線で矢視した横断面図である。本実施形態のブレーキキャリパを除いた構成は第1の実施形態の図1と同様であるので、上記のように図1を準用する。本実施形態は、第1の実施形態と比べて、取付け部品としてブレーキキャリパを追加した点が異なる。その他の構成は、第1の実施形態を同じであるので、同じ機能を有する部位には同一の符号を付して、要点のみ説明する。
図11、図12に示すように、ブレーキキャリパ100のキャリパボディ101は、2本のボルト102、102’とナット103によりアウトボード側ケーシング22bに締め付け固定されている。キャリパボディ101の一端を固定するボルト102の頭部102aは、第1の実施形態と同様に、蓋部材104の回り止め凹部104dに嵌合し、回り止め機構が形成される。また、蓋部材104の円筒状外周面104cのOリング用溝に装着されたOリング(図示省略)とアウトボード側ケーシング22bの凹部105との接触によりシール機構が形成される。本実施形態においても、ボルト102の頭部102aはアウトボード側ケーシング22bの内部に配置されると共に、ねじ部102b(図11参照)は、アウトボード側ケーシング22bの外部に突出させて設置される。
ボルト102’は、アウトボード側ケーシング22bの板状突出部75cに設けられた挿通孔に挿入され、ナット103を螺合させてキャリパボディ101の他端を締付け固定する。このボルト102’は、アウトボード側ケーシング22bの外部に配置され、内部とは遮断されており、かつ、ボルト102’の頭部102’aは外部から工具により回り止めの操作ができるので、シール機構や回り止め機構を設ける必要はない。
蓋部材104は、車輪用軸受50のボルト711の回り止め機構とシール機構も備えている。車輪用軸受50の締結構造Mは第1の実施形態と同じである。本実施形態では、取付け部品の締結構造Mにおける回り止め機構とシール機構を蓋部材104で行うものを例示したが、前述した第2の実施形態や第3の実施形態の締結構造Mを適用可能である。その他の構成、作用効果については、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態で説明した内容を準用し、説明を省略する。
以上の各実施形態のインホイールモータ駆動装置21は、ケーシング22を軽金属製とし、ケーシング22が、ボルト71、71”、102およびナット72、103による取付け部品の締結構造Mを有し、ボルト71、71”、102は、その頭部71a、71”a、102aをケーシング22の内部に配置すると共に、そのねじ部71b、71”b、102bをケーシング22の外部に突出させて設置され、ボルト71、71”、102の設置された構造が、ボルト71、71”、102の回り止め機構と潤滑油のシール機構を備えている。上記の構成により、インホイールモータ駆動装置21の軸方向長さの短縮および軽量化を図り、取付け部品の締結強度および取付・交換の作業性の向上と共に内部潤滑油の漏れ防止を図ることができる。
以上の各実施形態のインホイールモータ駆動装置21の減速機部Bは、平行軸式歯車減速機を例示したが、これに限定されるものではなく、遊星歯車減速機やサイクロイド減速機などを適用してもよい、また、2段減速の平行軸式歯車減速機39を用いたものを例示したが、これに限定されるものではなく、1段減速や3段減速以上のものにしてもよい。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
21 インホイールモータ駆動装置
22 ケーシング
22a 中央部ケーシング
22b アウトボード側ケーシング
22c インボード側ケーシング
25 モータ回転軸
26 電動モータ
30 入力歯車
30a 入力軸
31 入力側中間歯車
32 出力側中間歯車
35 出力歯車
36 出力軸
39 減速機
50 車輪用軸受
52 内輪
53 外輪
53a フランジ部
60 ハブ輪
60a 車輪取付用フランジ
71 ボルト
71’ ボルト
71” ボルト
71a 頭部
71”a 頭部
71b ねじ部
71”b ねじ部
72 ナット
73 蓋部材
73d 回り止め凹部
81 凹部
83 Oリング
84 ボルト
102 ボルト
102a 頭部
102b ねじ部
104 蓋部材
104d 回り止め凹部
A 電動モータ部
B 減速機部
C 車輪用軸受部
M 取付け部品の締結構造
S1 中間軸
22 ケーシング
22a 中央部ケーシング
22b アウトボード側ケーシング
22c インボード側ケーシング
25 モータ回転軸
26 電動モータ
30 入力歯車
30a 入力軸
31 入力側中間歯車
32 出力側中間歯車
35 出力歯車
36 出力軸
39 減速機
50 車輪用軸受
52 内輪
53 外輪
53a フランジ部
60 ハブ輪
60a 車輪取付用フランジ
71 ボルト
71’ ボルト
71” ボルト
71a 頭部
71”a 頭部
71b ねじ部
71”b ねじ部
72 ナット
73 蓋部材
73d 回り止め凹部
81 凹部
83 Oリング
84 ボルト
102 ボルト
102a 頭部
102b ねじ部
104 蓋部材
104d 回り止め凹部
A 電動モータ部
B 減速機部
C 車輪用軸受部
M 取付け部品の締結構造
S1 中間軸
Claims (10)
- 電動モータ部と、減速機部と、車輪用軸受部とから構成され、ケーシングを備えたインホイールモータ駆動装置において、
前記ケーシングを軽金属製とし、
前記ケーシングが、ボルトおよびナットによる取付け部品の締結構造を有し、
前記ボルトは、その頭部を前記ケーシングの内部に配置すると共に、そのねじ部を前記ケーシングの外部に突出させて設置され、
前記ボルトの設置された構造が、ボルトの回り止め機構と潤滑油のシール機構を備えていることを特徴とするインホイールモータ駆動装置。 - 前記ケーシングの材料である軽金属がアルミ合金であることを特徴とする請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記回り止め機構とシール機構が、前記ボルトの頭部と覆う蓋部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記蓋部材に前記ボルトの頭部と嵌合する回り止め凹部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記蓋部材が鋼製であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記減速機部が平行軸式歯車減速機からなり、前記ボルトの頭部が最終出力歯車と軸方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記減速機部が平行軸式歯車減速機からなり、前記ボルトの少なくとも1つが中間軸の入力側歯車の歯先円直径より半径方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記取付け部品が前記車輪用軸受部の車輪用軸受であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記ボルトが、前記車輪用軸受のハブ輪の車輪取付用フランジの外径より半径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記取付け部品がブレーキキャリパであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置。
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JP2017172934A JP2019049281A (ja) | 2017-09-08 | 2017-09-08 | インホイールモータ駆動装置 |
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JP2017172934A Pending JP2019049281A (ja) | 2017-09-08 | 2017-09-08 | インホイールモータ駆動装置 |
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WO2021199828A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置用ボルト締結構造 |
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JPS555187U (ja) * | 1978-06-27 | 1980-01-14 | ||
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2017
- 2017-09-08 JP JP2017172934A patent/JP2019049281A/ja active Pending
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2018
- 2018-08-31 WO PCT/JP2018/032498 patent/WO2019049802A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021199828A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置用ボルト締結構造 |
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WO2019049802A1 (ja) | 2019-03-14 |
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