JP2019049004A - プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含む新規な固体ブロック及びその製造 - Google Patents

プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含む新規な固体ブロック及びその製造 Download PDF

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Abstract

【課題】不適合な成分を一緒にもたらすことができる、物品洗浄用途のための改善された固体ブロック、当該固体ブロックを製造する方法、および物品洗浄用途における洗剤としての使用を提供する。【解決手段】固化材料を含む固体ブロックに関し、固体ブロックは、固体ブロックの二つの平行する表面の間に一つの表面から他の表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の化学的組成は、一つ又は複数のドメイン外の固化粉末の化学的組成と異なる。【選択図】なし

Description

本発明は、固化材料を含む固体ブロックであって、固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在する固体ブロックがプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の化学的組成は、一つ又は複数のドメイン外の固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロックに関する。本発明は、そのような固体ブロックの製造方法に更に関する。本発明は、そのような固体ブロックの物品洗浄用途における洗剤としての使用にも関する。
従来の物品洗浄用洗浄剤組成物において、多くの場合、ペルオキシド源は過酸化触媒と組み合わせて使用される。触媒とペルオキシド源との組合せを食器洗浄機に適用する一つの選択肢としては、両成分を固体洗剤内に含ませることである。これによって、固体触媒は、固体ペルオキシド源、例えば過炭酸ナトリウムと一緒に混合される。しかしながら、この方法は、それらの高い相互反応性による両成分に固有の不適合性が問題である。国際公開第99/06522号明細書、国際公開第99/27063号明細書、及び国際公開第99/27067号明細書は、異なる相を有し、それぞれの相が異なる成分を含む、家庭用のブロック洗剤を記載している。しかしながら、いくつかの洗浄サイクルの時間にわたって単一の固体ブロックが水で片側から吹き付けられる工業用途のためには、異なる相が同時に溶解しないので、これらのブロック洗剤は適切ではない。
したがって、本発明は、不適合な成分を一緒にもたらすことができる、物品洗浄用途のための改善された固体ブロックを提供することを目的とする。本発明は、物品洗浄機に適用したとき異なる成分を同時に溶解することができる、物品洗浄用途のための改善された固体ブロックを提供することを更に目的とする。
驚くべきことに、固体ブロックが、固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含む場合、不適合成分を固体ブロック洗剤組成物中に一緒にもたらすことができ、これらの成分は同時に溶解することがあることが現在分かった。
したがって、第一の側面において、本発明は、固化材料を含む固体ブロックであって、固体ブロックは、固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の化学的組成は、一つ又は複数のドメイン外の固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロックに関する。
更なる側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.プリズム又は筒状の形状を有する金型内に粉末を充填することと;
c.プリズム又は筒状の形状の固体ブロックへと粉末を固化させることと;
d.任意に工程a.〜c.を繰り返すことと;
e.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の固体ブロックの体積より大きい体積の金型内に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の固体ブロックを置くことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を、金型の自由体積に充填することと;
g.工程f.の粉末を固化させて固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
さらに他の側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.粉末を融解することと;
c.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のインサートを有する金型内に融解粉末を充填することと;
d.融解粉末を固化させることと;
e.一つ又は複数のインサートを除去して一つ又は複数の孔を残すことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.一つ又は複数の孔内の融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
更に他の側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.粉末を融解することと;
c.金型内に融解粉末を充填することと;
d.融解粉末を固化させることと;
e.融解粉末に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の孔を穿設することと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.一つ又は複数の孔内の融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
他の側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの、物品洗浄用途における洗剤としての使用に関する。
図1は、時間依存性電気伝導率によって観察した、本発明(BIB投与)による固体ブロック、及び内部ドメインを有しないそれぞれの対照物の投与挙動を示す。
本発明は、第一の側面において、固化材料を含む固体ブロックであって、固体ブロックは、固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の化学的組成は、二以上のドメイン外の固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロックに関する。
本発明による固体ブロックは、二つの潜在的不適合成分の接触面積を、一つ又は複数のドメイン間のマクロ−スコピックな接触面積へと低減する。したがって、二つの潜在的不適合成分のあらゆる好ましくない反応は、二つのよく混合された成分の均一に混合されたブロックの全体積内で起コール代わりに、このマクロ−スコピックな接触面積に低減される。更に、固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在する一つ又は複数のドメインのプリズム又は筒状の形状によって、ドメイン内及び外の一つの成分は、工業用物品洗浄機内でブロックを具体的には二つの平行な表面の一つから水で吹き付けたときに匹敵する速度で溶解してもよい。
本発明によれば、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、ほとんど等しい速度で溶解することが好ましい。したがって、更なる側面において、本発明は、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の25℃における水への溶解性と、一つ又は複数のドメイン外の固化粉末の25℃における水への溶解性との差が10%以下、好ましくは4%以下、最も好ましくは1%以下又は2%以下である、上記のような固体ブロックに関する。
本発明は、当然ながら、1つより多いプリズム又は筒状の形状のドメインの使用に一般化することができ、すなわち、固体ブロックは2つ、3つ、又は更にはより多いプリズム又は筒状の形状のそのようなドメインを含み、それぞれのドメインは固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの表面から他の表面まで延在することができる。
固体ブロック中の粉末の固化方法は限定されない。本発明によれば、粉末は固化していてもよく、又は融解させて後で凝固させてもよい。したがって、更なる側面において、本発明は、一つ及び複数のドメイン内、並びに/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末が固化粉末であってもよく、又は凝固した融解物であってもよい、上記のような固体ブロックに関する。
本発明によれば、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、必ずしも不適合である必要はない。一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、ポリマー、脱灰剤、安定剤、汚れ、懸濁化剤、抗菌剤、及び水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含んでもよいことが好ましいことがある。
しかしながら、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末が、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、及び水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質フリーである、すなわち含まないこともまた好ましいことがある。
したがって、更なる側面において、本発明は、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末が、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、及び水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含む、上記のような固体ブロックに関する。
更に更なる側面において、本発明は、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末が、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、及び水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質フリーである、すなわち含まない、上記のような固体ブロックに関する。
本発明は、固化粉末を含む固体ブロックであって、固体ブロックは、固体ブロックの二つの平行な表面の間の一つの表面から他の表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末、及び一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、一つ又は複数のドメイン内の固化粉末の化学的組成は、一つ又は複数のドメイン外の固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロックにも関する。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、過酸化触媒を含んでもよい。適切な過酸化触媒は、下式(I)による過酸化触媒である:
[(Lpqnr]Ys (I)
式中、それぞれのLは、独立して、金属Mに配位した、少なくとも3つの窒素原子及び/又は少なくとも2つのカルボキシル基を含む、有機配位子であり;
Mは、Mn又はFeであり;
それぞれのXは、独立して、H2O、OH-、SH-、HO2 -、O2-、O2 2-、S2-、F-、Cl-、Br-、I-、NO3 -、NO2 -、SO4 2-、SO3 2-、PO4 3-、N3 -、CN-、NR3、NCS-、RCN、RS-、RCO2 -、RO-、及び
からなる群から選択される配位基又は架橋基であり、Rは水素又はC1〜C6アルキル基であり;
pは、1〜4の整数であり;
qは、1〜2の整数であり;
rは、0〜6の整数であり;
Yは、カウンターイオンであり;
sは、カウンターイオンの数である。
Mn及びFeを過酸化触媒として使用することは知られているが、しかしながら、式(I)により表される錯体の形態で金属を提供することは、例えば錯体の活性及び安定性が増加するといったいくつかの効果を有する。特にMn錯体の場合、配位子Lは金属の溶解性を増大させることを助ける。
特に好ましい例において、過酸化触媒は、下式(II)
で表される二核錯化合物であり、式中、L1及びL2は別々の配位子であってよく、又はL1及びL2は組み合わされて単一の分子になっていてもよい。
配位基又は架橋基の中で特に好ましくは、O2-、O2 2-、CH3-、CH3CO2-
又はCl-である。
好ましくは、配位子は、トリアザシクロノナン、トリアザシクロノナン誘導体、シッフ−塩基含有配位子、ポリピリジンアミン配位子、窒素−ドナー5座配位子、ビスピドン−型配位子、及び大環状テトラアミダート配位子からなる群から選択される。これらの種類の配位子の例は、R. Hage及びA Lienkeによって記載されている(Hage, Ronald;Lienke, Achim.、「Applications of Transition-Metal Catalysts to Textile and Wood-Pulp Bleaching.」 Angewandte Chemie International Edition、2005年、45. Jg., Nr.2, pp.206-222)。
好ましい配位子の他の群は、ジカルボキシレート、特にオキサレートである。
特に好ましい配位子は、式(II)〜(IV)により表される化合物であり、
式中、それぞれのR1は、独立して、水素又はC1〜C6アルキル基である。
他の適切な配位子は、式(V)〜(XVIII)により表される化合物である。
金属MがMnである場合、配位子(V)〜(X)が特に適している。金属MがFeである場合、配位子(XII)〜(XVIII)が特によく適している。配位子(XI)はMn及びFeに同程度に適している。
カウンターイオンYは、錯体[(Lpqnr]の価数に応じて選択される。カウンターイオンの数sは、電荷中性を達成するのに必要なカウンターイオンの数に等しい。好ましくは、カウンターイオンの数sは1〜3である。電荷中性のためのカウンターイオンYの種類は、錯体の活性には重要でなく、例えば、Cl-、Br-、I-、NO3 -、ClO4 -、NCS-、BPh4 -、BF4 -、PF6 -、R2−SO3 -、R2−SO4 -、及びR2−CO2 -からなる群から選択することができ、式中、R2は水素又はC1〜C4アルキル基である。特に好ましいカウンターイオンは、PF6 -及びClO4 -である。
特に好ましい実施形態において、過酸化触媒は、式(II)によって表される錯体であり、式中、Mはマンガンであり、Xは、O2-、O2 2-、CH3-、CH3CO2-
又はCl-からなる群から選択され、配位子Lは、式(II)及び/又は(IV)で表される化合物である。
MがマンガンでありLがオキサレートである過酸化触媒もまた好ましい。
特に好ましい過酸化触媒は、それぞれ、MnTACN及びMnDTNEとも呼ばれる、式(XIX)及び(XX)で表される化合物である。
一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数のペルオキシドを含んでもよい。好ましいペルオキシド源は、アルカリ金属過炭酸塩である。驚くべきことに、アルカリ金属炭酸塩及び上式(I)の過酸化触媒と組み合わせたとき、アルカリ金属過炭酸塩は、穏和なアルカリ性のpH及び50〜65℃の温度においてさえ、澱粉汚れを食器から効率的に除去することが分かった。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化物及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数の界面活性剤を含んでもよい。
様々な界面活性剤、例えばアニオン性、非イオン性、カチオン種、及び双性界面活性剤を、本組成物に用いることができる。適切なアニオン性界面活性剤は、例えば、カルボキシレート、例えばアルキルカルボキシレート(カルボン酸塩)、及びポリアルコキシカルボキシレート、アルコールエトキシレートカルボキシレート、ノニルフェノールエトキシレートカルボキシレート;スルホネート、例えばアルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルアリールスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル;サルフェート、例えば、硫酸化アルコール、硫酸化アルコールエトキシレート、硫酸化アルキルフェノール、アルキルスルフェート、スルホサクシネート、アルキルエーテルサルフェート;及びリン酸エステル、例えば、アルキルリン酸エステルである。例示的なアニオン性界面活性剤としては、ナトリウムアルキルアリールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、及び脂肪族アルコールサルフェートが挙げられる。
適切な非イオン性界面活性剤は、例えば、界面活性剤分子の一部としてポリアルキレンオキシドポリマーを有するものである。そのような非イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪族アルコールの、クロロ−、ベンジル−、メチル−、エチル−、プロピル−、ブチル−、及び他の同様のアルキルキャップしたポリエチレングリコールエーテル;ポリアルキレンオキシドを有しない非イオン性物質、例えばアルキルポリグリコシド;ソルビタン、及びスクロースエステル、及びこれらのエトキシレート;アルコキシル化エチレンジアミン;アルコールアルコキシレート、例えばアルコールエトキシレートプロポキシレート、アルコールプロポキシレート、アルコールプロポキシレートエトキシレートプロポキシレート、アルコールエトキシレートブトキシラートなど;ノニルフェノールエトキシレート、ポリオキシエチレングリコールエーテルなど;カルボン酸エステル、例えば、グリセロ−ルエステル、ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸のエトキシレート及びグリコールエステルなど;カルボン酸アミド、例えばジエタノールアミン縮合物、モノアルカノールアミン縮合物、ポリオキシエチレン脂肪酸アミドなど;並びにエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマーを含むポリアルキレンオキシドブロックコポリマー、例えば、商標プルロニック(Pluronic)(BASF)の下で商業的に入手可能なもの、及び他の同様の非イオン性化合物が挙げられる。シリコーン界面活性剤を用いることもできる。
適切なカチオン性界面活性剤としては、例えばアミン、例えば、C18アルキル鎖又はアルケニル鎖を有する、第一級、第二級、及び第三級モノアミン、エトキシル化アルキルアミン、エチレンジアミンのアルコキシレート、イミダゾール、例えば、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン、2−アルキル−1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン;並びに第四級アンモニウム塩、例えばアルキル第四級塩化アンモニウム界面活性剤、例えばn−アルキル(C12〜C18)ジメチルベンジルアンモニウムクロリド、n−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド一水和物、及びナフチレン置換第四級塩化アンモニウム、例えばジメチル−1−ナフチルメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。カチオン性界面活性剤を用いて、殺菌特性を提供することができる。
適切な双性界面活性剤としては、例えば、ベタイン、イミダゾリン、及びプロピネートが挙げられる。
自動食器洗浄機又は自動物品洗浄機に本発明による固体ブロックを使用することを意図する場合、選択される界面活性剤は、何らかの界面活性剤を用いる場合、食器洗浄機又は物品洗浄機内で使用したときに許容できるレベルの発泡を提供するものであることができる。自動食器洗浄機又は自動物品洗浄機内で用いられる物品洗浄組成物は、一般に、低発泡性組成物であるとみなされることを理解すべきである。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、過炭酸塩の活性を更に増加させる活性化剤を含んでもよい。そのような活性化剤は、過酸化触媒に追加して使用される。適切な活性化剤としては、4−ベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SBOBS);N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED);1−メチル−2−ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホン酸ナトリウム;4−メチル−3−ベンゾイルオキシ安息香酸ナトリウム;SPCCトリメチルアンモニウムトルイルオキシベンゼンスルホネート;ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム;ペンタアセチルグルコース(PAG);オクタノイルテトラアセチルグルコース、及びベンゾイルテトラセチルグルコースが挙げられる。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数のキレート剤/封鎖剤を含んでもよい。適切なキレート剤/封鎖剤は、例えば、シトラート、アミノカルボン酸、縮合リン酸塩、ホスホネート、及びポリアクリレートである。一般に、キレート剤は、天然水中に一般に見られる金属イオンに配位して(すなわち、結合して)、金属イオンが洗浄用組成物の他の洗浄成分の作用を阻害することを防止することができる分子である。一般に、キレート剤/封鎖剤は、一般にビルダー剤の一種ともいうことができる。
適切なアミノカルボン酸としては、例えば、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、N−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、及びジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)が挙げられる。
縮合リン酸塩の例としては、ナトリウムオルトホスフェート及びカリウムオルトホスフェート、ナトリウムピロホスフェート及びカリウムピロホスフェート、ナトリウムトリポリホスフェート、ナトリウムヘキサメタホスフェートなどが挙げられる。縮合ホスフェートは、組成物中に存在する自由水を水和水として固定することによって、組成物の固化をある程度助けることがある。
組成物は、ホスホネート、例えば1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸CH3C(OH)[PO(OH)22(HEDP);アミノトリ(メチレンホスホン酸)N[CH2PO(OH)23;アミノトリ(メチレンホスホネート)、ナトリウム塩(NaO)(HO)P(OCH2N[CH2PO(ONa)22);2−ヒドロキシエチルイミノビス(メチレンホスホン酸)HOCH2CH2N[CH2PO(OH)22;ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(HO)2POCH2N[CH2CH2N[CH2PO(OH)222;ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、ナトリウム塩C9(28-x)3Nax155(x=7);ヘキサメチレンジアミン(テトラメチレンホスホネート)、カリウム塩C10(28-x)2x124(x=6);ビス(ヘキサメチレン)トリアミン(ペンタメチレンホスホン酸)(HO2)POCH2N[(CH26N[CH2PO(OH)222;及びリン酸H3PO3を含んでもよい。
好ましいホスホネートは、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)、アミノトリ(メチレンホスホン酸)(ATMP)、及びジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(DTPMP)である。
ホスホン酸塩添加時に中和反応による熱若しくは気体がほとんど若しくは全く生じないように、中性若しくはアルカリ性のホスホン酸塩、又は混合物に添加する前にアルカリ源と組み合わせたホスホン酸塩が好ましい。ホスホネートは、有機ホスホン酸のカリウム塩(ホスホン酸カリウム)を含むことができる。ホスホン酸材料のカリウム塩は、固体洗浄剤を製造する間、ホスホン酸を水性の水酸化カリウム溶液で中和することによって形成することができる。ホスホン酸封鎖剤と水酸化カリウム溶液とを、水酸化カリウムの化学量論量を提供する適切な割合で組み合わせて、ホスホン酸を中和することができる。濃度約1〜約50質量%の水酸化カリウムを用いることができる。ホスホン酸は、水性媒体中に溶解又は懸濁することができ、次に中和する目的で水酸化カリウムをホスホン酸に加えることができる。
キレート剤/封鎖剤は、ビルダー剤の形態で用いることができる水調整ポリマーであってもよい。例示的な水調整ポリマーとしては、ポリカルボキシレートが挙げられる。水調整ポリマーとして使用することができる例示的なポリカルボキシレートとしては、ポリアクリル酸、マレイン酸/オレフィンコポリマー、アクリル/マレイン酸コポリマー、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、ポリアクリルアミド加水分解物、ポリメタクリルアミド加水分解物、ポリアミド−メタクリルアミドコポリマー加水分解物、ポリアクリロニトリル加水分解物、ポリメタクリロニトリル加水分解物、及びアクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー加水分解物が挙げられる。
シリケートは、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末にも同様に含まれていてもよい。シリケートは、容易に洗い落とすことができる沈殿物を形成することによって水を軟化する。これらは、一般に濡れ特性及び乳化特性を有し、酸性化合物、例えば酸性汚れに対する緩衝剤として機能する。更に、シリケートは、合成洗剤及び錯体ホスフェートによるステンレススチール及びアルミニウムの腐食を抑制することができる。特によく適するシリケートは、無水又は水和メタケイ酸ナトリウムである。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数の洗浄剤フィラー又は結合剤を含んでもよい。本発明による固体ブロック中の固化粉末に使用するのに適する洗浄剤フィラー又は結合剤の例としては、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、澱粉、糖、及びC1〜C10−アルキレングリコール、例えばプロピレングリコールが挙げられる。
一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数のアルカリ源を含んでもよい。本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、アルカリ源としてアルカリ金属炭酸塩を含むことが好ましい。本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、有効量のアルカリ金属炭酸塩を含むことが更に好ましい。本発明の文脈において、アルカリ金属炭酸塩の有効量とは、pH8以上、好ましくはpH9.5〜11、より好ましくはpH10〜10.3の使用溶液を提供する量である。本発明の文脈において、使用溶液とは、蒸留水中に固体ブロックが1g/Lである溶液であると考えられる。使用溶液のpHは、室温で測定する。
本発明によれば、固体ブロックは、1g/Lの濃度で蒸留水中に希釈したとき、室温で測定される8以上のpH、好ましくは9.5〜11、より好ましくは10〜11のpHを提供することが更に好ましいことがある。
適切なアルカリ金属炭酸塩は、例えば、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸カリウム、並びにこれらの混合物である。
アルカリ源としてアルカリ金属炭酸塩を使用するため、他のアルカリ源、例えばアルカリ金属水酸化物は通常必要ではない。好ましくは、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、アルカリ金属水酸化物を含まない。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数の酵素を含んでもよい。一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、タンパク質ベース、炭水化物ベース、又はトリグリセリドベースの汚れの除去に望ましい活性を提供する酵素を含んでもよい。本発明を制限するものではないが、洗浄組成物に適する酵素は、食器上で遭遇した一つ又は複数の種類の汚れ残留物を分解又は変換することにより、洗浄組成物の界面活性剤又は他の成分によって、汚れを除去するか又は汚れを除去可能にするよう機能することができる。適切な酵素としては、あらゆる適切な起源、例えば野菜、動物、細菌、菌類、又は酵母を起源とする、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、グルカナーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、又はこれらの混合物が挙げられる。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数の消泡剤を含んでもよい。適切な消泡剤としては、例えば、エチレンオキシド/プロピレンブロック共重合体、例えば名称Pluronic N-3の下で入手可能なもの、シリコーン化合物、例えばポリジメチルシロキサン中に分散したシリカ、ポリジメチルシロキサン、及び官能性ポリジメチルシロキサン、脂肪アミド、炭化水素ワックス、脂肪酸、脂肪族エステル、脂肪族アルコール、脂肪酸石鹸、エトキシレート、鉱油、ポリエチレングリコールエステル、及びアルキルリン酸エステル、例えばリン酸モノステアリールが挙げられる。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末及び/又は一つ若しくは複数のドメイン外の固化粉末は、一つ又は複数の抗再析剤を含んでもよい。適切な抗再析剤の例としては、脂肪酸アミド、フルオロカーボン界面活性剤、錯リン酸エステル、スチレン無水マレイン酸コポリマー、及びセルロース誘導体、例えばヒドロキシルエチルセルロース、ヒドロキシルプロピルセルロースなどが挙げられる。
本発明によれば、一つ若しくは複数のドメイン内の固化粉末、及び/又は一つ又は複数のドメイン外の固化粉末は、様々な染料、香料を含む臭気物質、及び他の美的強化剤を含むことができる。色素を含むことで組成物の外観を変えてもよく、例えば、Direct Blue 86(Miles)、Fastusol Blue(Mobay Chemical)、Acid Orange 7(American Cyanamid)、Basic Violet 10(Sandoz)、Acid Yellow 23(GAF)、Acid Yellow 17(Sigma Chemical)、Sap Green(Keystone Analine and Chemical)、Metanil Yellow(Keystone Analine and Chemical)、Acid Blue 9(Hilton Davis)、Sandolan Blue/Acid Blue 182(Sandoz)、Hisol Fast Red(Capitol Color and Chemical)、Fluorescein(Capitol Color and Chemical)、Acid Green 25(Ciba-Geigy)等である。
組成物に取り入れてもよい香り又は香料としては、例えばテルペノイド、例えばシトロネロール、アルデヒド、例えばアミルシンナムアルデヒド、ジャスミン、例えばC1S−ジャスミン、又はジャスマル、及びバニリンが挙げられる。
本発明によれば、一つ又は複数のドメインは、固体ブロックの体積の10%〜50%、好ましくは25%〜35%を構成することが好ましいことがある。
したがって、更なる側面において、本発明は、一つ又は複数のドメインが、固体ブロックの体積の10%〜50%、好ましくは25%〜35%を構成する、上記のような固体ブロックに関する。
本発明によれば、二つの平行な表面の間で測定される固体ブロックの外周が0.2〜0.5m、好ましくは0.2〜0.4m、最も好ましくは0.3mであることもまた好ましい。
したがって、更なる側面において、本発明は、二つの平行な表面の間で測定される固体ブロックの外周が0.2〜0.5m、好ましくは0.2〜0.4m、最も好ましくは0.3mである、上記のような固体ブロックに関する。
本発明によれば、固体ブロックの質量が0.5kgを超える、好ましくは1kgを超えることもまた好ましいことがある。
したがって、好ましい側面において、本発明は、固体ブロックの質量が0.5kgを超える、好ましくは1kgを超える、上記のような固体ブロックに関する。
更なる側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.プリズム又は筒状の形状を有する金型内に粉末を充填することと;
c.プリズム又は筒状の形状の固体ブロックへと粉末を固化させることと;
d.任意に工程a.〜c.を繰り返すことと;
e.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の固体ブロックの体積より大きい体積の金型内に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の固体ブロックを置くことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を、金型の自由体積に充填することと;
g.工程f.の粉末を固化させて固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
さらに他の側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.粉末を融解することと;
c.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のインサートを有する金型内に融解粉末を充填することと;
d.融解粉末を固化させることと;
e.一つ又は複数のインサートを除去して一つ又は複数の孔を残すことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.一つ又は複数の孔内の融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
更に他の側面において、本発明は、上記のような固体ブロックの製造方法であって、方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.粉末を融解することと;
c.金型内に融解粉末を充填することと;
d.融解粉末を固化させることと;
e.融解粉末に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の孔を穿設することと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.一つ又は複数の孔内の融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることとを含む、方法に関する。
本発明による固体ブロックは、固体ブロックが工業用物品洗浄機へと挿入される物品洗浄用途における洗剤として使用してもよい。したがって、更なる側面において、本発明は、好ましくは固体ブロックが工業用物品洗浄機へと挿入される物品洗浄用途における洗剤としての、上記のような固体ブロックの使用に関する。
本発明を以下の例によって更に説明する。
例1:
これは、灰分ベースの固体洗浄組成物(典型的な組成物は、50〜70質量%の炭酸塩、1〜10質量%の金属イオン封鎖剤、1〜10質量%のビルダー剤、1〜10質量%の界面活性剤、1〜10質量%の第二のアルカリ源、1〜10質量%の水を含むことができ;典型的な組成物は、封鎖剤として、DTPA、HEDP、NTA等;ビルダー剤として、クエン酸、ポリアクリル酸ナトリウム、トリポリホスフェート等;第二のアルカリ源として、メタケイ酸ナトリウム、水酸化物塩等を含むことができる。)でできたブロックの例である。このブロックにおいて、商業的に入手可能なドリルを使用して3つの孔を穿孔した。その後、200gの水酸化ナトリウムビーズと、98gの水酸化ナトリウム溶液(50質量%)と、2gの黒色染料(Luconyl Black 0060、BASFの0.2質量%水溶液)とを混合し;孔に充填する前に、得られた混合物を高温(70℃)で均一なスラリーが形成されるまで撹拌することによって形成した、加熱(70℃)したスラリーを、これらの孔に充填した。得られたブロック試作品の投与挙動を、変更していない同様の固体洗浄組成物のブロックの投与挙動と比較した。10秒の投与工程(=温度40℃の都市水をブロック上に吹き付ける)と、10秒の休止とをそれぞれ含む、連続的な一連のその後の投与サイクルを用いて、対応する投与試験を行った。二つのブロックの投与挙動を検出するため、得られた洗剤溶液の電気伝導率を時間の関数として測定し、伝導率−時間のデータとして図1に示した。
二つのブロックの電気伝導率の違いは、対照ブロックを形成する灰分の電気伝導率及び溶解性と比較して、ドメイン材料の一部の水酸化ナトリウムの伝導率及び溶解性がより高いことに関連する。
それぞれの投与実験の間、最初に、得られた洗剤溶液の電気伝導率は洗剤濃度が時間とともに増加するにつれて時間とともに増加した。これによって、本発明によるブロックからの溶液の電気伝導率は、灰分ベースの対照ブロックから得られた溶液の伝導率より速く、かつより高く増加した。本発明のブロック試作品による、このより高い電気伝導率の溶液の速い形成は、i)水中での水酸化ナトリウムの溶解性がより高いこと、及びii)水酸化ナトリウムのモルイオン伝導率(Na+:50.10S・cm2/mol;OH-:199.1S・cm2/mol;データ出典P. W. Atkins, Physical Chemistry 5th ed., Oxford University press 1994)が、対照ブロックを形成している灰分のそれぞれの特性の両方(Na+:50.10S・cm2/mol;CO3 2-:138.6S・cm2/mol;データ出典P. W. Atkins, Physical Chemistry 5th ed., Oxford University press 1994)と比較して、より高いことに関連する。したがって、本発明のブロックの平均溶解性、及びその溶液の平均電気伝導率は、灰分ベースの対照ブロックと比較してより高く、i)本発明のブロックについて観察された実験の初めの電気伝導率のより高い増加、及びii)そのより速く完全な溶解につながった。したがって、それぞれのブロックが完全に溶解するまで投与試験を行ったので、本発明によるブロックについて全体的な実験時間の約1.4時間は、灰分ベースの対照ブロック(約1.9時間)より短かった。
二つのブロックについてのこれらの発見は、本発明のブロックは灰分−ブロックと同様に投与することができるが、しかしながら、ドメイン材料中の水酸化ナトリウム内容物のため異なる時間依存性伝導率を示すことを示している。違いがあるにもかかわらず、水酸化ナトリウムは時間とともに同様に溶解した。
二つのブロックについてのこれらの発見は、本発明のブロックは灰分−ブロックと同様に投与することができるが、しかしながら、ドメイン材料中の水酸化ナトリウム内容物のため異なる時間依存性伝導率を示すことを示している。違いがあるにもかかわらず、水酸化ナトリウムは時間とともに同様に溶解した。以下の項目[1]〜[14]に、本発明の実施形態の例を列記する。
[1]
固化材料を含む固体ブロックであって、前記固体ブロックは、前記固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの前記表面から他の前記表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末、及び前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末の化学的組成は、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロック。
[2]
前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末の25℃における水への溶解性と、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末の25℃における水への溶解性との差が10%以下である、項目1に記載の固体ブロック。
[3]
一つ及び複数のドメイン内、並びに/又は一つ若しくは複数のドメイン外の前記固化粉末は、固化粉末又は凝固した融解物である、項目1又は2に記載の固体ブロック。
[4]
一つ及び/若しくは複数のドメイン内の前記固化粉末、並びに/又は一つ及び複数のドメイン外の前記固化粉末は、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含む、項目1〜3のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[5]
一つ及び/若しくは複数のドメイン内の前記固化粉末、並びに/又は一つ及び複数のドメイン外の前記固化粉末は、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含まない、項目1〜4のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[6]
前記一つ又は複数のドメインは、前記固体ブロックの体積の10%〜50%、好ましくは25%〜35%を構成する、項目1〜5のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[7]
前記二つの平行な表面の間で測定される前記固体ブロックの外周が0.2〜0.5m、好ましくは0.2〜0.4m、最も好ましくは0.3mである、項目1〜6のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[8]
前記固体ブロックの質量が0.5kgを超える、好ましくは1kgを超える、項目1〜7のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[9]
前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末は一つ又は複数のペルオキシドから成り、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末は過酸化触媒を含み、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末はペルオキシドを含まない、項目1〜8のいずれか一項に記載の固体ブロック。
[10]
項目1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.プリズム又は筒状の形状を有する金型内に前記粉末を充填することと;
c.前記プリズム又は筒状の形状の固体ブロックへと前記粉末を固化させることと;
d.任意に工程a.〜c.を繰り返すことと;
e.前記プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の前記固体ブロックの体積より大きい体積の金型内に、前記プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の前記固体ブロックを置くことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を、前記金型の自由体積に充填することと;
g.工程f.の前記粉末を固化させて固体ブロックを得ることと
を含む、方法。
[11]
項目1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.前記粉末を融解することと;
c.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のインサートを有する金型内に融解粉末を充填することと;
d.前記融解粉末を固化させることと;
e.前記一つ又は複数のインサートを除去して一つ又は複数の孔を残すことと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.前記粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.一つ又は複数の孔内の前記融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることと
を含む、方法。
[12]
項目1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
b.前記粉末を融解することと;
c.金型内に融解粉末を充填することと;
d.前記融解粉末を固化させることと;
e.前記融解粉末に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の孔を穿設することと;
f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
g.前記粉末を融解することと;
h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
i.前記一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
j.前記一つ又は複数の孔内の前記融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることと
を含む、方法。
[13]
項目1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックの、物品洗浄用途における洗剤としての使用。
[14]
前記固体ブロックは工業用物品洗浄機に挿入される、項目13に記載の使用。

Claims (14)

  1. 固化材料を含む固体ブロックであって、前記固体ブロックは、前記固体ブロックの二つの平行な表面の間に一つの前記表面から他の前記表面まで延在するプリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のドメインを含み、前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末、及び前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末は、それぞれ、一つ又は複数の化学物質を含み、前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末の化学的組成は、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末の化学的組成と異なる、固体ブロック。
  2. 前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末の25℃における水への溶解性と、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末の25℃における水への溶解性との差が10%以下である、請求項1に記載の固体ブロック。
  3. 一つ及び複数のドメイン内、並びに/又は一つ若しくは複数のドメイン外の前記固化粉末は、固化粉末又は凝固した融解物である、請求項1又は2に記載の固体ブロック。
  4. 一つ及び/若しくは複数のドメイン内の前記固化粉末、並びに/又は一つ及び複数のドメイン外の前記固化粉末は、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  5. 一つ及び/若しくは複数のドメイン内の前記固化粉末、並びに/又は一つ及び複数のドメイン外の前記固化粉末は、ペルオキシド、過酸化触媒、界面活性剤、キレート剤/封鎖剤、洗浄剤フィラー又は結合剤、アルカリ源、酵素、活性化剤、消泡剤、抗再析剤、染料、臭気物質、漂白剤、水からなる群から選択される一つ又は複数の化学物質を含まない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  6. 前記一つ又は複数のドメインは、前記固体ブロックの体積の10%〜50%、好ましくは25%〜35%を構成する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  7. 前記二つの平行な表面の間で測定される前記固体ブロックの外周が0.2〜0.5m、好ましくは0.2〜0.4m、最も好ましくは0.3mである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  8. 前記固体ブロックの質量が0.5kgを超える、好ましくは1kgを超える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  9. 前記一つ又は複数のドメイン内の前記固化粉末は一つ又は複数のペルオキシドから成り、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末は過酸化触媒を含み、前記一つ又は複数のドメイン外の前記固化粉末はペルオキシドを含まない、請求項1〜8のいずれか一項に記載の固体ブロック。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
    a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
    b.プリズム又は筒状の形状を有する金型内に前記粉末を充填することと;
    c.前記プリズム又は筒状の形状の固体ブロックへと前記粉末を固化させることと;
    d.任意に工程a.〜c.を繰り返すことと;
    e.前記プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の前記固体ブロックの体積より大きい体積の金型内に、前記プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の前記固体ブロックを置くことと;
    f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を、前記金型の自由体積に充填することと;
    g.工程f.の前記粉末を固化させて固体ブロックを得ることと
    を含む、方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
    a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
    b.前記粉末を融解することと;
    c.プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数のインサートを有する金型内に融解粉末を充填することと;
    d.前記融解粉末を固化させることと;
    e.前記一つ又は複数のインサートを除去して一つ又は複数の孔を残すことと;
    f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
    g.前記粉末を融解することと;
    h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
    i.一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
    j.一つ又は複数の孔内の前記融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることと
    を含む、方法。
  12. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックを製造する方法であって、前記方法は:
    a.一つ又は複数の化学物質を含む粉末を提供することと;
    b.前記粉末を融解することと;
    c.金型内に融解粉末を充填することと;
    d.前記融解粉末を固化させることと;
    e.前記融解粉末に、プリズム又は筒状の形状の一つ又は複数の孔を穿設することと;
    f.一つ又は複数の化学物質を含む粉末であって、工程a.の粉末と異なる化学的組成を有する粉末を提供することと;
    g.前記粉末を融解することと;
    h.任意に工程f.〜g.を繰り返すことと;
    i.前記一つ又は複数の孔内に融解粉末を充填することと;
    j.前記一つ又は複数の孔内の前記融解粉末を固化させて、固体ブロックを得ることと
    を含む、方法。
  13. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体ブロックの、物品洗浄用途における洗剤としての使用。
  14. 前記固体ブロックは工業用物品洗浄機に挿入される、請求項13に記載の使用。
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