JP7063954B2 - 新規の酸化剤とキレート剤の組み合わせによる染み除去 - Google Patents
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アルカリ金属炭酸塩と、
MGDA、GLDA、アルカリ金属トリポリリン酸塩、及びそれらの混合物からなる群から選択されるキレート剤と、
アルカリ金属過炭酸塩と、
以下の式(I)に従う過酸化触媒と、を含み、
[(LpMq)nXr]Ys (I)
式中、
各Lは、独立して、金属Mと配位している少なくとも3つの窒素原子及び/または少なくとも2つのカルボキシル基を含む有機配位子であり、
Mは、MnまたはFeであり、
各Xは、独立して、H2O、OH-、SH-、HO2 -、O2-、O2 2-、S2-、F-、Cl-、Br-、I-、NO3 -、NO2 -、SO4 2-、SO3 2-、PO4 3-、N3 -、CN-、NR3、NCS-、RCN、RS-、RCO2 -、RO-、及び
pは、1~4の整数であり、
qは、1~2の整数であり、
rは、0~6の整数であり、
Yは、対イオンであり、
sは、対イオンの数であり、
キレート剤とアルカリ金属過炭酸塩のモル比は、1.8~3.4の範囲である、洗剤組成物を提供する。
アルカリ金属炭酸塩と、
MGDA、ならびに任意でGLDA、及び/またはアルカリ金属トリポリリン酸塩を含むキレート剤と、
アルカリ金属過炭酸塩と、
式(XIX)または(XX)による化合物から選択される過酸化触媒と、を含み、
キレートとアルカリ金属過炭酸塩のモル比は、2.0~2.5の範囲である。
35~45重量%の炭酸ナトリウムと、
20~25重量%のアルカリ金属トリポリリン酸塩と、
5~15重量%のMGDAと、
2~6重量%のGLDAと、
10~20重量%の過炭酸ナトリウムと、
式(XIX)または(XX)に従う0.01~0.05重量%の過酸化触媒と、を含み、
トリポリリン酸ナトリウム、MGDA、及びGLDAの合計量と過炭酸ナトリウムのモル比は、2.0~2.5の範囲である。
[1]
アルカリ金属炭酸塩と、
MGDA、アルカリ金属トリポリリン酸塩、GLDA、及びそれらの混合物からなる群から選択されるキレート剤と、
アルカリ金属過炭酸塩と、
以下の式(I)に従う過酸化触媒と、を含む、洗剤組成物であって、
[(L p M q ) n X r ]Y s (I)
式中、各Lは、独立して、金属Mに配位している少なくとも3つの窒素原子及び/または少なくとも2つのカルボキシル基を含む有機配位子であり、
Mは、MnまたはFeであり、
各Xは、独立して、H 2 O、OH - 、SH - 、HO 2 -、 O 2- 、O 2 2- 、S 2- 、F - 、Cl - 、Br - 、I - 、NO 3 - 、NO 2 - 、SO 4 2- 、SO 3 2- 、PO 4 3- 、N 3 - 、CN - 、NR 3 、NCS - 、RCN、RS - 、RCO 2 - 、RO - 、及び
pは、1~4の整数であり、
qは、1~2の整数であり、
rは、0~6の整数であり、
zは、錯体[(L p M q ) n X r ]の電荷を示し、
Yは、対イオンであり、
sは、対イオンの数であり、
キレート剤とアルカリ金属過炭酸塩のモル比は、1.8~3.4の範囲である、洗剤組成物。
[2]
前記洗剤組成物が、キレート剤として、MGDA、ならびに任意にGLDA及び/またはアルカリ金属トリポリリン酸塩を含む、項目1に記載の洗剤組成物。
[3]
前記洗剤組成物が、最大で40重量%のキレート剤を含む、項目1または2に記載の洗剤組成物。
[4]
最大で28重量%のアルカリ金属トリポリリン酸塩を含む、項目1~3のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[5]
前記組成物が、5~30重量%のアルカリ金属過炭酸塩を含む、項目1~4のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[6]
前記組成物が、蒸留水で1g/lの濃度に希釈されたときに、少なくとも8のpHを提供する、項目1~5のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[7]
前記過酸化触媒が、式(II)に従う錯体であって、
式中、L 1 及びL 2 は、別個の配位子であるか、またはL 1 及びL 2 が結合して単一分子になっているかのいずれかであり得る、項目1~6のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[8]
Lが式(II)~(IV)に従う配位子であって、
式中、各R 1 は、独立して、水素及びC 1 ~C 6 アルキルからなる群から選択される、項目1~7のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[9]
Yが、Cl - 、Br - 、I - 、NO 3 - 、ClO 4 - 、NCS - 、BPh 4 - 、BF 4 - 、PF 6 - 、R 2 -SO 3 - 、R 2 -SO 4 - 、及びR 2 -CO 2 - からなる群から選択され、式中、R 2 は、水素またはC 1 ~C 4 アルキル基である、項目1~8のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[10]
前記組成物が過酸化触媒錯体の形態の0.0005~0.12重量%の金属Mを含む、項目1~9のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[11]
前記組成物が、界面活性剤、活性化剤、追加のキレート剤/金属イオン封鎖剤、ケイ酸塩、洗剤充填剤または結合剤、消泡剤、再付着防止剤、酵素、染料、着臭剤、及びそれらの混合物からなるリストから選択される化合物のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目1~10のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[12]
1.5~5重量%の非イオン性界面活性剤をさらに含む、項目1~11のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[13]
0.1~5重量%の追加のキレート剤/金属イオン封鎖剤をさらに含む、項目1~12のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
[14]
茶及びコーヒー汚れを除去するための食器洗浄洗剤としての、項目1~13のいずれか一項に記載の洗剤組成物の使用。
[15]
前記洗剤組成物は、0.1~10g/lの濃度の使用溶液を提供するように希釈される、項目13に記載の使用。
[16]
前記洗剤組成物が20~85℃の温度で使用される、項目13または14に記載の使用。
Claims (10)
- アルカリ金属炭酸塩と、
5重量%~15重量%のMGDAと、
2重量%~6重量%のGLDAと、
任意に、20重量%~25重量%のアルカリ金属トリポリリン酸塩と、
アルカリ金属過炭酸塩と、
0.01重量%~0.05重量%の以下の式(I)に従う過酸化触媒と、を含む、洗剤組成物であって、
[(LpMq)nXr]Ys (I)
式中、各Lは、独立して、金属Mに配位している少なくとも3つの窒素原子及び/または少なくとも2つのカルボキシル基を含む有機配位子であり、
Mは、MnまたはFeであり、
各Xは、独立して、O 2-、O2 2- 及び
pは、1~4の整数であり、
qは、1~2の整数であり、
rは、0~6の整数であり、
Yは、対イオンであり、
sは、対イオンの数であり、
前記アルカリ金属過炭酸塩に対するMGDA、GLDA及び/又はアルカリ金属トリポリリン酸塩のモル比は、1.8~3.4の範囲であり、
前記組成物が、蒸留水で1g/lの濃度に希釈されたときに、少なくとも8のpHを提供する、洗剤組成物。 - Yが、Cl-、Br-、I-、NO3 -、ClO4 -、NCS-、BPh4 -、BF4 -、PF6 -、R2-SO3 -、R2-SO4 -、及びR2-CO2 -からなる群から選択され、式中、R2は、水素またはC1~C4アルキル基である、請求項1又は2に記載の洗剤組成物。
- 前記組成物が過酸化触媒錯体の形態の0.0005~0.12重量%の金属Mを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
- 前記組成物が、界面活性剤、活性化剤、追加のキレート剤/金属イオン封鎖剤、ケイ酸塩、洗剤充填剤若しくは結合剤、消泡剤、再付着防止剤、酵素、染料、着臭剤、又はこれらの混合物を含む更なる化合物を更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
- 1.5~5重量%の非イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
- 0.1~5重量%の追加のキレート剤/金属イオン封鎖剤をさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
- 請求項1~7のいずれか一項に記載の洗剤組成物を、茶及びコーヒー汚れを除去するための食器洗浄洗剤として提供することを含む、洗剤組成物の使用。
- 前記洗剤組成物は、0.1~10g/lの濃度の使用溶液を提供するように希釈される、請求項8に記載の使用。
- 前記洗剤組成物が20~85℃の温度で使用される、請求項8又は9に記載の使用。
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