JP2019047889A - 背負運搬具用緩衝材 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に取り付けることで、背負っている人の背負運搬具の背面との接触箇所の痛みが軽減され、且つ疲労も軽減される背負運搬具用緩衝材を提供する。【解決手段】表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に着脱自在に取り付けられる背負運搬具用緩衝材であり、緩衝材本体と、前記緩衝材本体の裏面に取り付けられた複数の吸盤部材と、を有し、前記背負運搬具を背負った際の背負っている人の腰部付近に前記緩衝材本体が位置するように、前記吸盤部材を前記背負運搬具の前記背面に吸着せしめられてなる、背負運搬具用緩衝材とした。【選択図】図1
Description
本発明は、表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に取り付ける背負運搬具用緩衝材に関する。
近年、グラファイトなどを用いたカーボン、炭素繊維樹脂を用いたカーボンファイバー、ガラス繊維を用いたグラスファイバーといった、軽くて丈夫な硬質の材料を使用した背負運搬具が市場で増加してきている。
上記のような背負運搬具としては、チェロなどの弦楽器やトロンボーン、バスサキソフォンやホルンといった管楽器を入れて運搬するための楽器ケース、釣り具を運搬するための釣り用のバッグ、大型のバックパック、などがある。
しかしながら、上述したような硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具を背負うと、背負った人の腰部が当たるため、徒歩で移動したりする際に、途中で痛くなってしまうという問題があった。
例えば、特許文献1には、クッション性の発泡樹脂材を使用したリュックサック背中当てが開示されているが、かかる背中当ては、汗対策を目的としたものである。また、かかる背中当ては、布製のリュックサックに付けるものであるため、硬質材料の背面を有する背負運搬具に適用できる背負運搬具用緩衝材ではない。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に取り付けることで、背負っている人の背負運搬具の背面との接触箇所の痛みが軽減され、且つ疲労も軽減される背負運搬具用緩衝材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る背負運搬具用緩衝材は、表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に着脱自在に取り付ける背負運搬具用緩衝材であり、緩衝材本体と、前記緩衝材本体の裏面に取り付けられた複数の吸盤部材と、を有し、前記背負運搬具を背負った際の背負っている人の腰部付近に前記緩衝材本体が位置するように、前記吸盤部材を前記背負運搬具の前記背面に吸着せしめられてなる、背負運搬具用緩衝材である。
前記緩衝材本体が、カマボコ状のクッション材が複数個並置せしめられた形状であり、前記カマボコ状のクッション材の平面部分に前記吸盤部材が取り付けられてなるのが好適である。例えば、カマボコ状のクッション材が2個並置せしめられた形状とすることができる。
前記硬質材料が、カーボン、カーボンファイバー、およびグラスファイバーからなる群より選ばれる材料を用いた硬質材料であるのが好適である。
前記背負運搬具が楽器ケースであるのが好ましい。
本発明によれば、表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に取り付けることで、背負っている人の背負運搬具の背面との接触箇所の痛みが軽減され、且つ疲労も軽減される背負運搬具用緩衝材を提供することができるという著大な効果を奏する。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これら実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1〜図4において、符号10は、本発明の背負運搬具用緩衝材を示す。背負運搬具用緩衝材10は、背負運搬具12に吸着せしめられて取り付けられている。背負運搬具12は、表面14が平滑であり且つ吸盤16a,16bによって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面18を有している。背負運搬具12は図示例では、カーボン製の丈夫で軽いチェロケースの例を示した。符号28は、背負うための肩紐である。
本発明の背負運搬具用緩衝材10が適用される背負運搬具12の例としては、チェロなどの弦楽器やトロンボーン、バスサキソフォンやホルンといった管楽器を入れて運搬するための楽器ケースのほか、釣り具を運搬するための釣り用のバッグ、大型のバックパック、などがある。
また、背負運搬具12は、図1に示されるように、表面14が平滑であり且つ吸盤16a,16bによって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面18を有していれば、上述した背負運搬具12の例以外にも適用可能である。本発明の背負運搬具用緩衝材10は、楽器ケース、特にチェロなどの大型の弦楽器やトロンボーン、バスサキソフォンやホルンといった大型の管楽器を入れて運搬するための大型の楽器ケースに特に好適に用いることができる。
これらの大型の楽器の楽器ケースは、近年では軽くて丈夫なカーボンなどの硬質材料で形成されているが、かかる楽器ケースを背負うと、背負った人の腰部が前記背面に当たるため、徒歩で移動したりする際に、途中で痛くなってしまうという問題があったが、本発明の背負運搬具用緩衝材10を適用することで、それらの問題が解決される。
また、背負運搬具12は、表面14が平滑であり且つ吸盤16a,16bによって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面18を有しているが、前記硬質材料としては、グラファイトなどを用いたカーボン製の硬質材料の例を示した。硬質材料の例としては、グラファイトなどを用いたカーボン、炭素繊維樹脂を用いたカーボンファイバー、ガラス繊維を用いたグラスファイバーなどがある。前記硬質材料が、カーボン、カーボンファイバー、およびグラスファイバーからなる群より選ばれる材料を用いた硬質材料であるのが本発明では好ましい。
運搬具用緩衝材10は、図2〜図3によく示されるように、緩衝材本体20と、前記緩衝材本体20の裏面22に取り付けられた複数の吸盤部材16a,16bと、を有している。図示例では、吸盤部材16を2つ設けた例を示した。複数設ければよいものであるから、2つよりも多く設けてもよい。
また、前記緩衝材本体20の裏面22は補強板を入れることで平面24とされている。前記緩衝材本体20は、カマボコ状のクッション材26a,26bが複数個並置せしめられた形状であり、前記カマボコ状のクッション材26a,26bの平面24の部分に前記吸盤部材16が取り付けられている。クッション材26a,26bとしては、公知のクッション材であればいずれも適用でき、例えば発泡ウレタンなどのクッション材が使用できる。
このように構成された運搬具用緩衝材10を背負運搬具12(図示例ではチェロケース)に吸着せしめて取り付け、背負った状態を図4に示す。
図4に示されるように、背負っている人30は、背負運搬具12の背面18と背負っている人30の腰部32との間に運搬具用緩衝材10が介在するため、かかる接触箇所の痛みが軽減され、且つ疲労も軽減されることとなる。
10:本発明の背負運搬具用緩衝材、12:背負運搬具、14:表面、16a,16b:吸盤、18:背面、20:緩衝材本体、22:裏面、24:平面、26a,26b:カマボコ状のクッション材、28:肩紐、30:背負っている人、32:腰部。
Claims (4)
- 表面が平滑であり且つ吸盤によって吸着されることが可能な硬質材料で形成されてなる背面を有する背負運搬具に着脱自在に取り付けられる背負運搬具用緩衝材であり、
緩衝材本体と、
前記緩衝材本体の裏面に取り付けられた複数の吸盤部材と、
を有し、
前記背負運搬具を背負った際の背負っている人の腰部付近に前記緩衝材本体が位置するように、前記吸盤部材を前記背負運搬具の前記背面に吸着せしめられてなる、
背負運搬具用緩衝材。 - 前記緩衝材本体が、カマボコ状のクッション材が複数個並置せしめられた形状であり、前記カマボコ状のクッション材の平面部分に前記吸盤部材が取り付けられてなる、請求項1記載の背負運搬具用緩衝材。
- 前記硬質材料が、カーボン、カーボンファイバー、およびグラスファイバーからなる群より選ばれる材料を用いた硬質材料である、請求項1又は2記載の背負運搬具用緩衝材。
- 前記背負運搬具が楽器ケースである、請求項1〜3いずれか1項記載の背負運搬具用緩衝材。
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