JP2019047848A - 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法 - Google Patents

自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019047848A
JP2019047848A JP2017172458A JP2017172458A JP2019047848A JP 2019047848 A JP2019047848 A JP 2019047848A JP 2017172458 A JP2017172458 A JP 2017172458A JP 2017172458 A JP2017172458 A JP 2017172458A JP 2019047848 A JP2019047848 A JP 2019047848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
cumulative
probability
floor
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017172458A
Other languages
English (en)
Inventor
浅井 幸治
Koji Asai
幸治 浅井
前田 茂則
Shigenori Maeda
茂則 前田
智典 中村
Tomonori Nakamura
智典 中村
克重 天野
Katsushige Amano
克重 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017172458A priority Critical patent/JP2019047848A/ja
Priority to CN201880052600.9A priority patent/CN111031878B/zh
Priority to PCT/JP2018/030883 priority patent/WO2019049655A1/ja
Publication of JP2019047848A publication Critical patent/JP2019047848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/28Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions

Abstract

【課題】掃除エリアの環境変化に対応したマップに更新する。【解決手段】基準部材189の位置を基準位置202とした新マップ201を生成するマップ生成部181と、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、新マップ201の床面確率204を用いて、累積マップ301の累積床面確率304を更新する床面確率更新部184とを備え、床面確率更新部184は、各要素エリアにおいて、今まで更新に使用したマップの数を示す累積枚数に1を加算し、床面確率204から累積床面確率304を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率を加算した和を新しい累積床面確率304として更新する自律走行掃除機100。【選択図】図4

Description

本発明は、自律走行掃除機が自律走行して掃除したエリアをユーザに示すために、あるいは、掃除するエリアをユーザが指定可能とするためなどに、マップを生成する自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法に関する。
近年では、自律走行掃除機は掃除中の自己位置推定結果に基づき、走行エリアのマップを作成し、そのマップを元に次回掃除すべきエリアを指定することを可能としている(特許文献1)。
この文献によると、掃除をしながらオドメトリ情報やカメラ、測距センサといった掃除機が備える各種センサからの情報を用いて、自己の動きや周囲との位置関係を元に、自己のいる相対位置を推定し、部屋の中のどの位置にいるかを把握し、その情報を元に次に掃除すべき掃除領域を自在に選択させるマップを作成する自律走行掃除機が提案されている。
また、カメラなどの外部情報を取得するセンサを用いない場合には、掃除開始時点でマップ上のどの位置にいるかを判断することは不可能であるため、不使用時には充電台で充電しながら待機していることが多いことを利用して、充電台を起点として掃除履歴を記録し、その情報を元にマップを生成することも考えられている(特許文献2)。
特開2002−085305号公報 特開2006−110322号公報
しかし、実際には各種センサからの情報には測定誤差が少なからず発生する。従って、一定以上の誤差が発生する場合は、掃除機が起点に戻って位置を再確認し誤差を補正することが考えられる。この場合、起点に戻る時間が掃除時間に追加される上に何度も同じ場所を往復しないと誤差を補正することはできない。また、充電台などの起点との間を何度も往復して掃除したとしても、ドアの開閉や障害物の有無、床面素材の違いなど、掃除エリア内の環境の変化には対応することができない。
本発明は上記課題を解決するものであり、毎回生成した走行エリアのマップを元に、掃除エリアの環境変化に対応したマップに更新する自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法の提供を目的としている。
本発明の1つである自律走行掃除機は、自律的に走行して掃除を行う自律走行掃除機であって、掃除エリアに設置された基準部材の位置を基準位置とした新マップを走行実績に基づき生成するマップ生成部と、前記新マップと既に作成されたマップが累積された累積マップとを同じ位置で複数に分割した1要素を要素エリアとした場合に、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、前記新マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である床面確率を用いて、前記累積マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である累積床面確率を更新する床面確率更新部とを備え、前記床面確率更新部は、各要素エリアにおいて、今まで更新に使用したマップの数を示す累積枚数に1を加算し、前記床面確率から累積床面確率を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率を加算した和を新しい累積床面確率として更新する。
本発明の他の1つである累積床面確率更新方法は、自律的に走行して掃除を行う自律走行掃除機における累積床面確率更新方法であって、掃除エリアに設置された基準部材の位置を基準位置とした新マップを走行実績に基づきマップ生成部が生成し、前記新マップと既に作成されたマップが累積された累積マップとを同じ位置で複数に分割した1要素を要素エリアとした場合に、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、前記新マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である床面確率と、前記累積マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である累積床面確率とを用い、今まで更新に使用したマップの数を示す累積枚数に1を加算し、前記床面確率から累積床面確率を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率を加算した和を新しい累積床面確率として床面確率更新部が更新する。
掃除エリア内の環境の変化や掃除エリア自体の変化に対応したより高精度なマップを生成することができる。
実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す平面図である。 実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す底面図である。 実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す斜視図である。 実施の形態1における制御ユニットのマップ作成に関する機能部を示すブロック図である。 実施の形態1における新規生成されたマップの一例を示す図である。 実施の形態1における保持されたマップの一例を示す図である。 実施の形態1における新規生成されたマップと保持されたマップが重ね合わされた状態を示す図である。 実施の形態1における新たに更新された保持されたマップの一例を示す図である。 実施の形態2における制御ユニットのマップ作成に関する機能部を示すブロック図である。 実施の形態2における掃除エリアを示す平面図である。 実施の形態2における累積マップを示す図である。 実施の形態2における新マップを示す図である。 実施の形態2における基準位置を一致させて累積マップに新マップの姿勢を合わせて重ね合わせた状態を示す図である。 実施の形態2における差分が最小となるように新旧マップを重ね合わせた状態を示す図である。
次に、本発明における自律走行掃除機の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明における自律走行掃除機の一例を示したものに過ぎない。従って本発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す平面図である。図2は、実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す底面図である。図3は、実施の形態1における自律走行掃除機の外観を示す斜視図である。
これらの図に示されるように、自律走行掃除機100は、家庭内の床面等の清掃の対象領域である掃除エリアを自律的に走行し、掃除エリアに存在するごみを吸引するロボット型の掃除機である。
本実施の形態1によれば、自律走行掃除機100は、各種の構成要素が搭載されるボディ120、ボディ120を移動させる駆動ユニット130(図2参照)、掃除エリアに存在するごみを集める清掃ユニット140(図2参照)、ごみをボディ120の内部に吸引する吸引ユニット150、駆動ユニット130と、清掃ユニット140と、吸引ユニット150とを制御する制御ユニット170、および、各種センサを備えている。
ボディ120は、駆動ユニット130、制御ユニット170などを収容する筐体であり、下部に対し上部が取り外し可能な構成となっている。ボディ120の外周部にはボディ120に対して変位可能なバンパが取り付けられている。また、図2に示されるとおり、ボディ120は、ごみをボディ120の内部に吸引するための吸込口121が設けられている。
駆動ユニット130は、制御ユニット170からの指示に基づき自律走行掃除機100を走行させる。本実施の形態1においては、駆動ユニット130は、ボディ120の平面視における幅方向の中心に対して左側および右側にそれぞれ1つずつ配置されている。なお、駆動ユニット130の数は、2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
駆動ユニット130は、清掃面上を走行するホイール、ホイールにトルクを与える走行用モータ、および、走行用モータを収容するハウジングを有する。各ホイールは、ボディ120の下面に形成される凹部に収容され、ボディ120に対して回転できるように取り付けられている。
本実施の形態1の自律走行掃除機100の駆動方式は、キャスター179を補助輪として備えた対向二輪型であり、2つのホイールの回転を独立して制御することで、直進、後退、左回転、右回転など自律走行掃除機100を自在に走行させることができる。
清掃ユニット140は、吸込口121からごみを吸い込ませるためのユニットであり、吸込口121内に配置されるメインブラシ、メインブラシを回転させるブラシ駆動モータなどを備えている。
吸引ユニット150は、ボディ120の内部に配置されており、ファンケース、および、ファンケースの内部に配置される電動ファンを有する。電動ファンは、ごみ箱ユニット151の内部の空気を吸引し、ボディ120の外方に空気を吐出させることにより、吸込口121からごみを吸い込み、ごみ箱ユニット151内にごみを収容する。
自律走行掃除機100が備える各種センサとして以下の様なセンサを例示できる。
障害物センサ173は、ボディ120の前方に存在する障害物を検出するセンサである。本実施の形態1の場合、障害物センサ173は、超音波センサが用いられる。障害物センサ173は、ボディ120の前方の中央に配置される発信部171、および、発信部171の両側にそれぞれ配置される受信部172を有し、発信部171から発信されて障害物によって反射して帰ってきた超音波を受信部172がそれぞれ受信することで、障害物の距離や位置を検出することができる。
測距センサ174は、ボディ120の周囲に存在する障害物などの物体とボディ120との距離を検出する。本実施の形態1の場合、測距センサ174は、発光部および受光部を有する赤外線センサであり、障害物に反射した赤外線が戻ってくるまでの時間に基づき距離を測定する。
測距センサ174は、右側の前方頂部、および、左側の前方頂部にそれぞれ配置され、配置され、右側の測距センサ174は、ボディ120の右斜め前方に向けて光を出力し、左側の測距センサ174は、ボディ120の左斜め前方に向けて光を出力する。このような構成により、自律走行掃除機100が旋回するときに、測距センサ174は、ボディ120の輪郭と最も接近した周囲の物体とボディ120との距離を検出する。
衝突センサ(図示せず)は、ボディ120の周囲に取り付けられているバンパが、障害物に接触してボディ120に対して押し込まれることに伴いオンされるスイッチ接触変位センサである。
カメラ175は、ボディ120の上部空間の全周画像を撮像する装置である。カメラ175で撮像された画像は、画像認識処理部で処理され、画像内の特徴点の位置から自律走行掃除機100の現在位置を把握することができるものとなっている。
床面センサ176は、ボディ120の底面の複数箇所に配置され、掃除エリアとしての床面が存在するか否かを検出する。本実施の形態1の場合、床面センサ176は、発光部および受光部を有する赤外線センサであり、発光部から放射した赤外線光が戻ってくる場合は床面有り、閾値以下の光しか戻ってこない場合は床面無しとして検出する。
エンコーダは、駆動ユニット130に備えられており、走行用モータによって回転する一対のホイールのそれぞれの回転角を検出する。エンコーダからの情報により、自律走行掃除機100の走行量、旋回角度、速度、加速度、角速度などを算出することができる。
加速度センサは、自律走行掃除機100が走行する際の加速度を検出し、角速度センサは、自律走行掃除機100が旋回する際の角速度を検出する。加速度センサ、角速度センサにより検出された情報は、ホイールの空回りによって発生する誤差を修正するための情報等に用いられる。
以上の障害物センサ173、測距センサ174、衝突センサ、カメラ175、床面センサ176、エンコーダは、例示であり、自律走行掃除機100は、全てのセンサを備えなくてもかまわない。また、上記とは異なるセンサを自律走行掃除機100が備えてもかまわない。
図4は、実施の形態1における自律走行掃除機の制御ユニットの各機能部を示すブロック図である。同図に示すように、自律走行掃除機100の制御ユニット170は、駆動ユニット130を制御して自律走行掃除機100を自律的走行させて掃除を実行し、また、自律走行中に各種センサから得られた情報に基づく走行実績から走行エリアのマップを生成するユニットであり、マップ生成部181と、記憶装置200と、マップ比較部182、拡張エリア判定部183と、床面確率更新部184とを備える。
マップ生成部181は、各種センサからの情報に基づく自己位置推定技術により得られる掃除中の複数箇所における自己位置の集合である走行実績を用いてマップを生成する処理部である。
マップ生成部181は、掃除エリア180(図10参照)に設置された基準部材189の位置を基準位置としたマップを走行実績に基づき生成する。ここで、掃除エリア180とは、自律走行掃除機100が走行することができる領域であり、一般的には部屋の床面の形状に近似している。ここで、今まで閉ざされていたパーティションが解放された場合、ソファーとテーブルとが撤去された場合など、掃除エリア180が大幅に変化する場合がある。また、椅子の位置がかわった、ごみ箱の位置が変わったなど、掃除エリア180が小幅かつ頻繁に変化する場合などがある。
基準部材189とは、自律走行掃除機100が自律的に走行する際の基準位置となる装置であり、掃除エリア180内に配置される。基準部材189は、特に限定されるものでは無いが、例えば、自律走行掃除機100に電力を供給して自律走行掃除機100が備えるバッテリーを充電する充電台が基準部材189となる場合がある。走行実績とは、例えば走行プログラムに基づき自律走行掃除機100が基準部材189を起点として走行を開始してから掃除エリア180全体を清掃したとして清掃を終了するまでの自律走行掃除機100の軌跡である。
なお、基準部材189は、自律走行掃除機100が備えるカメラなどにより撮像された画像から抽出された特徴的な部分が基準部材189となる場合もある。
マップ生成部181は、走行実績に基づき実際に走行した領域の外形、および、基準部材189が配置されていた位置である基準位置202を示す情報をマップとして生成し、生成したマップを記憶装置200に保存する。また、図10に示すように掃除エリア180内に走行不可能な島状の領域が存在する場合は、当該島状の領域の外形およびその位置を示す情報を含むマップを生成する。
本実施の形態1の場合、マップ生成部181により生成されるマップは、例えば2次元の配列データとして実現される。走行結果を例えば縦横10cmなどの所定の大きさの四角形で分割し、各四角形がマップを構成する配列の要素エリアであるとみなし、配列データとして格納する。具体的なデータ形式は特に限定されるものではないが、各要素エリアの値は、例えば床面確率204、累積床面確率304であり、その他、掃除したごみの量、自律走行掃除機100が停止した位置などを追加情報として保持してもよい。
マップ比較部182は、累積マップ301の累積床面確率304に対して、新マップ201の床面確率204が異なる要素エリアであって連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出する処理部である。差異エリアの具体的な抽出方法は特に限定されるものではないが、例えば、累積床面確率304と床面確率204とが第一閾値以上の差である要素エリアであって連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出してもよく、また、新マップ201の床面確率204と累積マップ301の累積床面確率304ともに、確率が第二閾値以上の要素エリア抽出し、相互に対応する要素エリアがない要素エリアであって、連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出してもよい。
拡張エリア判定部183は、マップ比較部182が抽出した差異エリアのうち、差異エリアの面積が、第三閾値よりも大きい場合であって、累積マップ301と差異エリアとの境界線と交差する方向の差異エリアの最大長さである最大深さD(図7参照)が第四閾値よりも大きい、および、境界線に沿う方向の差異エリアの最大長である最大幅Wが第五閾値よりも大きい、これらの場合の少なくとも一方が満たされる場合、当該差異エリアは拡張エリアであると判定する処理部である。
ここで、第三閾値は特に限定されるものではないが、例えば1.44平米を例示できる。これは、おおよそ1畳の大きさであり、実情に合致した数値である。また、第四閾値、第五閾値も特に限定されるものではないが、例えば自律走行掃除機100の幅に相当する数値を第四閾値、第五閾値としてもよい。
床面確率更新部184は、新マップ201と累積マップ301とを同じ位置で縦横にそれぞれ分割した1要素を要素エリアとした場合に、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、新マップ201に含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である床面確率204を用いて、累積マップ301に含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である累積床面確率304を更新する処理部である。床面確率更新部184は各要素エリアにおいて、今まで更新に使用した新マップ201の数を示す累積枚数に1を加算し、床面確率204から累積床面確率304を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率304を加算した和を新しい累積床面確率304として更新する。
なお、拡張エリア判定部183で判定された拡張エリアについては、累積床面確率304の更新方法が異なるが、これについては後述する。
表示部186は、記憶装置200が保持する更新された累積マップ301を元に、ユーザに対して見やすくまたは使いやすい状態の表示用マップを生成する処理部である。また、表示部186は、ユーザが備える端末装置などに生成した表示用マップを出力する機能を備えてもかまわない。
制御ユニット170には、マップ生成部181で新マップ201を生成する以前に生成したマップが累積された累積マップ301を保持する記憶装置200を備えている。また、記憶装置200に保存されている累積マップ301には、走行エリアの各座標点が床面であるかどうかを確率で示す累積床面確率304が紐付けられている。記憶装置200の種類は特に限定されるものではないが、例えばハードディス、フラッシュメモリなどを例示することができる。
次に、制御ユニット170における累積マップの更新処理について説明する。図5は、実施の形態1における新規生成された新マップおよび新マップに含まれる床面確率の一例を示す図である。図6は、実施の形態1における累積マップおよびマップに含まれる床面確率の一例を示す図である。図7は、実施の形態1における新マップと累積マップとを重ね合わせた状態およびこれに対応する床面確率較の一例を示す図である。図8は、実施の形態1における更新された累積マップの一例を示す図である。
図5に示す新マップ201は、マップ生成部181で新しく生成されたマップである。また、新マップ201の断面203における床面確率204を、図5の下段にグラフとして示す。なお、生成されたマップの床面確率は、0(床面でない)または1(床面である)の値を持つだけでもよいし、自己位置推定の確からしさに基づき0と1の間の値を取るようにしてもよい。本実施の形態1の場合、図5は、自己位置推定の確からしさに基づき、床面確率が0.5以上の部分が新マップ201として示されている。
新マップ201は、床面確率204を備えるほか、起点を示す情報である基準位置202を備えている。この基準位置202は、自律走行掃除機100における基準部材189として機能する充電台の位置であってもよいし、自律走行掃除機100が走行する走行エリア内に存在する部屋の隅などを各センサからの情報に基づき基準部材189としてもよい。本実施の形態1の場合は、基準位置202は充電台に対応する位置であるとして説明する。
図6に示す累積マップ301は、既に作成されていたマップを累積することにより得られ記憶装置200で保持されたマップである。また、累積マップ301の断面303における累積床面確率304を、図6の下段にグラフとして示す。累積マップ301は、累積基準位置302を持つ。この累積基準位置302は、生成した新マップ201に含まれる基準位置202を累積したものである。基準位置202は、例えば充電台の位置に対応させており、複数回新マップ201が生成されても充電台が移動させられない限り累積基準位置302は、新マップ201における基準位置202と同じ位置である。なお、充電台が移動させられた場合などは、所定の手順に従い累積基準位置302が更新され、最新の充電台の位置が累積基準位置302となる。
図7の上段では、マップ比較部182での処理を示している。具体的には、マップ比較部182は、新マップ201と累積マップ301とを比較のため重ね合わせる。マップ比較部182は、走行エリアにおける基準部材189の位置に変更がないものとして、新マップ201と累積マップ301とを基準位置202及び累積基準位置302を一致させて重ね合わせを行っている。なお、基準部材189の位置に変更があった場合の処理は基準変更確認部300によって行われる。この場合、マップ比較部182は、当該処理が実行された後、二つのマップを重ね合わせる。
図7の下段には、重ね合わせをした図における断面403における床面確率204、および、累積床面確率304を示す。このグラフでは、重ね合わせた床面確率204と累積床面確率304とで差が出ており、差異A、差異B、差異Cとが発生することがわかる。ここで、差異エリアは、該当部分の累積マップ301の累積床面確率304と同じ部分の新マップ201の床面確率204との床面確率の差が例えば0.5以上などの第一閾値以上あるエリアであるとしてもよい。また、新マップ201と累積マップ301ともに、床面確率が例えば0.5以上などの第二閾値以上のエリアからなるマップに変換した上で、両エリアの差異としてもよい。
これらの差異は、走行エリアを拡張するかどうかの判定を行う拡張エリア判定部183において判定される。また、判定された結果に応じて、累積マップの床面確率が床面確率更新部184において更新される。床面確率更新部184は、新マップ201と累積マップ301を重ねることで自己位置推定誤差などによる床面位置のずれを相殺して、正しく床面であると判断される確率を高める。例えば、差異Aのように累積床面確率304を持っている累積マップ301に対して、新しく生成した新マップ201の該当部分の床面確率204を元に累積マップ301の床面確率の更新を行う。
更新を行う際には、累積されているデータ量に応じて平均化することで誤差を相殺するよう補正した床面確率を更新データとして生成する。例えば、式1により更新する
Figure 2019047848
式1において、N(x,y)は、累積マップ301の座標(x,y)において、今まで重ね合せられてきたマップの枚数を示す累積枚数である。Mnew(x,y)は新マップ201の座標(x,y)における床面確率である。p(x,y)は累積マップの座標(x,y)における累積床面確率304である。
また、差異Bのように、実際に新規となる当該エリアを掃除するために自律走行掃除機100が走行した場合には、累積マップ301における累積床面確率304はゼロまたはほぼゼロであり、新マップ201の該当部分の床面確率204は1またはほぼ1である。
差異エリアの面積が、第三閾値よりも大きい場合であって、累積マップ301と差異エリアとの境界線と交差(直交含む)する方向の差異エリアの最大長さである最大深さDが第四閾値よりも大きい、および、前記境界線に沿う(平行含む)方向の差異エリアの最大長である最大幅Wが第五閾値よりも大きい、これらの場合の一方またはその両方が満たされる場合、当該差異エリアは拡張エリアであると判定される。この場合には、累積マップ301の累積床面確率304を新規分として更新する。更新方法は、例えば式2に示すように、拡張エリアにおいては、累積マップ301の累積枚数(N(x,y))を1に設定する。また、累積マップ301の累積床面確率304(p(x,y))を1.0、または、新マップ201の床面確率204に設定する
Figure 2019047848
また、前記差異Cのように、累積マップでは一定以上の床面確率を持つており、マップの床面確率が低い、ゼロまたはほぼゼロに近い場合には、この位置は、自律走行掃除機100が掃除できなかった部分あるいは、障害物があって走行できなかったと判断されるため、床面確率の更新は行わない。なお、掃除できなかった部分は未走行エリアの累積情報として別途蓄積させることも可能である。
図8は、更新後の累積マップ、および、同図に示す断面303に対応する更新された累積床面確率304をグラフに示す。このように更新された累積マップ301の累積床面確率304を元に、例えば0.5以上の累積床面確率304をもつ位置を床面として描画したり、その周囲に壁を描画したりして表示用マップを表示部186が生成してもよい。また、ユーザが所有する携帯端末に表示用マップを表示させ、提示された表示用マップを元にユーザが何らかの指示、例えば次に掃除するエリアであったり、スケジューリングするための走行エリアであったり、といった指示を受け付けるユーザ指示受付部を備えてもよい。さらに、受け付けたユーザ指定領域を更新されたマップと関連付けて、該当エリアを判定するユーザ指定領域判定部をもってもかまわない。
実施の形態1にかかる自律走行掃除機100、および、累積床面確率更新方法によれば、マップ生成部181により生成された複数のマップを重ね合わせた状態で各要素エリアの累積床面確率304を算出することでマップの精度を向上させることができる。さらに、マップ生成部181が新マップ201を生成した際には、累積マップ301と比較し、拡張エリア判定部183が差分領域を閾値によって新たな床面とするか否か、または障害物が存在したか否かを判断することにより、累積マップ301をより柔軟に運用することが可能となる。また、拡張エリアに対応する累積床面確率304を適切に更新することで、累積マップ301を全体にわたって高いマップ精度に維持することができる。
(実施の形態2)
続いて、自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法の他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態1と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
実施の形態2にかかる自律走行掃除機100は、マップ比較部182が比較する要素エリアを正しく重ね合わせるために、マップ生成部181で生成された新マップ201の傾きを累積マップ301に合致させ、累積基準位置302を更新する為の基準変更確認部300をさらに備えている。その他は実施の形態1と同様である。
図9は、実施の形態2における基準変更確認部に関する機能部を示すブロック図である。
同図に示すように、基準変更確認部300は、マップ生成部181が生成した新マップ201の姿勢を累積マップ301に合致させ、新マップ201から基準部材189の位置が変更になったかどうかを確認し、変更になったと判断した場合は累積マップ301の累積基準位置302を更新する処理部であり、最長直線決定部382と、マップ配置部383と、差分算出部384と、基準位置更新部385とを備えている。
図10は、実施の形態2における掃除エリアを示す平面図である。図11は、実施の形態2における累積マップを示す図である。図12は、実施の形態2における新マップを示す図である。
最長直線決定部382は、マップ生成部181により生成されたマップに含まれる直線成分のうち最も長い最長直線成分を決定する処理部である。ここで、最長直線成分とは、マップに含まれる線分の内、マップの周縁に含まれる最も長い線分を意味するが、ある程度の誤差範囲で最も長い線分の長さに近い線分が存在する場合は、傾きがX軸またはY軸に最も近い線分を最長直線成分とするようにしてもよい。
図13は、基準位置と累積基準位置を一致させて新マップと累積マップを重ね合わせた状態を示す図である。
マップ配置部383は、マップ生成部181が新しく生成した新マップ201に含まれる基準位置202とそれ以前に生成され記憶装置200に蓄積された累積マップ301に含まれる累積基準位置302とを一致させ、かつ、新マップ201に含まれる最長直線成分193と累積マップ301に含まれる最長直線成分192とを平行または一直線上に配置する。累積マップ301に対し新マップ201の基準位置202を合わせ、基準位置202を中心として新マップ201を回転させる処理は、例えば行列のアフィン変換を用いて処理する場合を挙示できる。ここで、累積マップ301は、過去に生成された複数のマップを統計的に処理などして得られたマップである。累積マップ301のうち最初に生成されたマップは、所定の軸に最長直線が沿うように配置されるため、累積マップ301、および、新マップ201は、全て所定の軸に最長直線が沿うものとなる。
本実施の形態2の場合、マップ生成部181により生成された新マップ201は図12に示すように誤差としてある程度傾いている場合がある。マップ配置部383は、図13に示すように、累積マップ301の最長直線成分192に新マップ201の最長直線成分193が所定の軸であるY軸に沿うように配置する。その結果、累積マップ301と新マップ201とは基準位置202を一致させると2つの最長直線成分が平行になるように重なる。
図14は、差分が最小となるように新累積マップを重ね合わせた状態を示す図である。
差分算出部384は、マップ配置部383で配置された新マップ201を累積マップ301に対して相対的に複数回平行移動させて移動毎にマップの差分を算出する。マップの差分とは、新旧のマップを重ね合わせた場合に重複しない部分のことであり、図13にハッチングで示す部分である。
本実施の形態2の場合、差分算出部384は、例えば10cmなどの所定の間隔で、累積マップ301に対して新マップ201をX軸方向およびY軸方向にマトリクス状に平行移動させ、1回の移動毎に差分を算出する。差分を算出する回数は、例えば、一律に何回までと閾値を定めても良く、複数回連続的に得られる差分が常に増加する場合はその段階で差分の算出を終了してもかまわない。
基準位置更新部385は、差分算出部384で算出された差分のうち最小の差分が得られた累積マップ301の基準位置202に対する新マップ201の基準位置202の位置関係に基づき次回に作成する基準位置を更新する。これにより、掃除エリア180に対し基準部材189が動かされた場合でも、適切にマップを生成することが可能となる。なお、図14においては、X軸方向にのみ基準位置202がずれているが、基準位置202のずれはこれに限らず、X軸、および、Y軸の少なくも一方にずれるため、このずれに基づき基準位置の座標が更新される。
以上の実施の形態2によれば、各種センサの測定誤差などにより新マップ201が累積マップ301に対して傾いて生成された場合でも、当該傾きを修正して累積マップ301に新マップ201を正確に重ね合わせることができる。従って更新する累積床面確率304の精度を向上させることが可能となる。また、掃除エリア180において基準部材189が移動した場合でも、自律走行掃除機100自体が基準部材189の移動を認識し、累積基準位置302を正しく更新することができるため、累積床面確率304の制度を高い状態で維持することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、本実施の形態1、2で説明した構成のうち、マップ生成部181以外については、サーバなどの自律走行掃除機100とネットワークを介して接続された計算機(コンピュータ)上にあってもよい。この場合、自律走行掃除機100を備えた掃除機システムとみなすことができる。このとき、マップ生成部181で生成された新マップ201は、ネットワークを通じて計算機に送信され、計算機が保存している累積マップ301が更新される。さらに、ユーザがスマートフォン等の端末上で、計算機から受信した累積マップ301に基づき掃除結果を確認したり、自律走行掃除機100が掃除するエリアを指定したりするようにしてもよい。
本発明は、家庭内、工場内、大規模施設内などにおいて、自律的に走行し掃除を行う、いわゆるロボット掃除に利用可能である。
100 自律走行掃除機
120 ボディ
121 吸込口
130 駆動ユニット
140 清掃ユニット
150 吸引ユニット
151 箱ユニット
170 制御ユニット
171 発信部
172 受信部
173 障害物センサ
174 測距センサ
175 カメラ
176 床面センサ
179 キャスター
180 掃除エリア
181 マップ生成部
182 マップ比較部
183 拡張エリア判定部
184 床面確率更新部
186 表示部
189 基準部材
200 記憶装置
201 新マップ
202 基準位置
204 床面確率
300 基準変更確認部
301 累積マップ
302 累積基準位置
304 累積床面確率
382 最長直線決定部
383 マップ配置部
384 差分算出部
385 基準位置更新部

Claims (7)

  1. 自律的に走行して掃除を行う自律走行掃除機であって、
    掃除エリアに設置された基準部材の位置を基準位置とした新マップを走行実績に基づき生成するマップ生成部と、
    前記新マップと既に作成されたマップが累積された累積マップとを同じ位置で複数に分割した1要素を要素エリアとした場合に、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、前記新マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である床面確率を用いて、前記累積マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である累積床面確率を更新する床面確率更新部とを備え、
    前記床面確率更新部は、各要素エリアにおいて、
    今まで更新に使用したマップの数を示す累積枚数に1を加算し、
    前記床面確率から累積床面確率を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率を加算した和を新しい累積床面確率として更新する
    自律走行掃除機。
  2. 累積マップの累積床面確率に対して、新マップの床面確率が異なる要素エリアであって連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出するマップ比較部をさらに備える
    請求項1に記載の自律走行掃除機。
  3. 前記マップ比較部は、
    累積床面確率と床面確率とが第一閾値以上の差である要素エリアであって連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出する
    請求項2に記載の自律走行掃除機。
  4. 前記マップ比較部は、
    前記新マップの床面確率と前記累積マップの累積床面確率ともに、確率が第二閾値以上の要素エリア抽出し、相互に対応する要素エリアがない要素エリアであって、連続する要素エリアを合わせて差異エリアとして抽出する
    請求項2に記載の自律走行掃除機。
  5. 前記マップ比較部が抽出した差異エリアのうち、差異エリアの面積が、第三閾値よりも大きい場合であって、累積マップと差異エリアとの境界線と交差する方向の差異エリアの最大長さである最大深さが第四閾値よりも大きい、および、境界線に沿う方向の差異エリアの最大長である最大幅が第五閾値よりも大きい、これらの場合の少なくとも一方が満たされる場合、当該差異エリアは拡張エリアであると判定する拡張エリア判定部とを備え、
    前記床面確率更新部は、
    前記拡張エリア判定部で判定された拡張エリアについては、累積枚数を1に設定し、累積床面確率を1にする、または、前記新マップの床面確率に一致させる
    請求項2から4のいずれか一項に記載の自律走行掃除機。
  6. 前記マップ生成部により生成された新マップに含まれる直線成分のうち最も長い最長直線成分を決定する最長直線決定部と、
    前記新マップに含まれる基準位置と前記累積マップに含まれる累積基準位置とを一致させ、かつ、前記新マップに含まれる最長直線成分と前記累積マップに含まれる最長直線成分とを平行または一直線上に配置するマップ配置部と、
    前記マップ配置部で配置された前記新マップを前記累積マップに対して相対的に複数回平行移動させて移動毎にマップの差分を算出する差分算出部と、
    前記差分算出部で算出された差分のうち最小の差分が得られた前記累積マップの累積基準位置に対する前記新マップの基準位置の位置関係に基づき累積基準位置を更新する基準位置更新部とを備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載の自律走行掃除機。
  7. 自律的に走行して掃除を行う自律走行掃除機における累積床面確率更新方法であって、
    掃除エリアに設置された基準部材の位置を基準位置とした新マップを走行実績に基づきマップ生成部が生成し、
    前記新マップと既に作成されたマップが累積された累積マップとを同じ位置で複数に分割した1要素を要素エリアとした場合に、位置が一致する要素エリアのそれぞれにおいて、前記新マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である床面確率と、前記累積マップに含まれる床面であるかどうかを確率で示した情報である累積床面確率とを用い、今まで更新に使用したマップの数を示す累積枚数に1を加算し、前記床面確率から累積床面確率を減算し、その差を加算後の累積枚数で除算し、その商に累積床面確率を加算した和を新しい累積床面確率として床面確率更新部が更新する
    累積床面確率更新方法。
JP2017172458A 2017-09-07 2017-09-07 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法 Pending JP2019047848A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172458A JP2019047848A (ja) 2017-09-07 2017-09-07 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法
CN201880052600.9A CN111031878B (zh) 2017-09-07 2018-08-22 自主行走吸尘器和累积地面概率更新方法
PCT/JP2018/030883 WO2019049655A1 (ja) 2017-09-07 2018-08-22 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172458A JP2019047848A (ja) 2017-09-07 2017-09-07 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019047848A true JP2019047848A (ja) 2019-03-28

Family

ID=65633971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017172458A Pending JP2019047848A (ja) 2017-09-07 2017-09-07 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2019047848A (ja)
CN (1) CN111031878B (ja)
WO (1) WO2019049655A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109974722B (zh) * 2019-04-12 2020-09-15 珠海市一微半导体有限公司 一种视觉机器人的地图更新控制方法及地图更新控制系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085305A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Toshiba Tec Corp ロボットクリーナ及びロボットクリーナシステム
JP4157731B2 (ja) * 2002-07-01 2008-10-01 日立アプライアンス株式会社 ロボット掃除機及びロボット掃除機制御プログラム
JP2005211367A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Funai Electric Co Ltd 自律走行ロボットクリーナー
KR100600487B1 (ko) * 2004-10-12 2006-07-13 삼성광주전자 주식회사 로봇 청소기의 좌표보정방법 및 이를 이용한 로봇 청소기시스템
WO2011026119A2 (en) * 2009-08-31 2011-03-03 Neato Robotics, Inc. Method and apparatus for simultaneous localization and mapping of mobile robot environment
JP6227948B2 (ja) * 2013-09-18 2017-11-08 村田機械株式会社 自律走行式床洗浄機、清掃スケジュールのデータ構造、記憶媒体、清掃スケジュールの生成方法、及びプログラム
CN104950883A (zh) * 2015-05-14 2015-09-30 西安电子科技大学 一种基于距离网格地图的移动机器人路径规划方法
CN105333879B (zh) * 2015-12-14 2017-11-07 重庆邮电大学 同步定位与地图构建方法
JP6686411B2 (ja) * 2015-12-14 2020-04-22 トヨタ自動車株式会社 地図作成方法
CN106168805A (zh) * 2016-09-26 2016-11-30 湖南晖龙股份有限公司 基于云计算的机器人自主行走的方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019049655A1 (ja) 2019-03-14
CN111031878B (zh) 2021-05-14
CN111031878A (zh) 2020-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200108499A1 (en) Localization and Mapping Using Physical Features
JP6054425B2 (ja) 自己位置推定を自動的に実行する方法
KR101813922B1 (ko) 로봇 청소기 및 이의 제어 방법
US20200345191A1 (en) Self-propelled vacuum cleaner
KR101887055B1 (ko) 로봇 청소기 및 그 제어 방법
JP2007213236A (ja) 自律走行ロボットの経路計画方法及び自律走行ロボット
KR102565250B1 (ko) 로봇 청소기
JP6074205B2 (ja) 自律移動体
US20160195875A1 (en) Autonomous mobile robot and method for operating the same
KR101303161B1 (ko) 이동 로봇 및 이의 제어 방법
JP2016103158A (ja) 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法
JP2019047848A (ja) 自律走行掃除機、および、累積床面確率更新方法
EP3680743B1 (en) Autonomously traveling cleaner and map correction and display method
KR20180018624A (ko) 로봇 청소기 및 이의 제어 방법
JP6945144B2 (ja) 掃除情報提供装置、および掃除機システム
KR101895314B1 (ko) 로봇 청소기 및 이의 제어 방법
JP2019076658A (ja) 自律走行掃除機、および、拡張エリア識別方法
JP2022101947A (ja) 移動ロボットシステム、端末装置、およびマップ更新プログラム
WO2020059292A1 (ja) 自律走行掃除機
US20200209884A1 (en) Mobile body system and control method
JP2019121189A (ja) 自律走行体
WO2023089886A1 (ja) 走行用地図作成装置、自律走行型ロボット、走行用地図作成方法、及び、プログラム
JP7033719B2 (ja) 掃除情報提供装置
CN114052562A (zh) 吸尘器系统和吸尘器
JP2023090247A (ja) 自律走行型ロボットシステム、判定調整方法、及び、プログラム