JP2019047707A - モータ、及びアクチュエータ装置 - Google Patents

モータ、及びアクチュエータ装置 Download PDF

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康生 貴傳名
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Abstract

【課題】モータの回転を抑制する際の電力消費を低減する。【解決手段】モータ100は、周方向に複数のティース14が並設されている磁性体製のステータコア12と、ティース14に巻き回されている巻線24と、ステータコア12よりも径方向内側に配置されているロータコア82と、ロータコア82に取り付けられた複数の永久磁石84mとを備えている。複数の永久磁石84mは、周方向に並設されているとともに、隣り合う永久磁石84mの径方向外側の磁極が互いに反対になるように配置されている。ステータコア12の外周部16は、周方向の一定範囲に亘って延びていて、周方向の一方の端部と他方の端部との間に空隙が設けられている。【選択図】図4

Description

この発明は、モータ、及びアクチュエータ装置に関する。
特許文献1には、車両のスライドドアを開閉駆動するモータとそのモータへの電力供給を制御するモータ制御装置が開示されている。モータ制御装置がモータの回転方向を切り換えることにより、スライドドアの開方向への移動、閉方向への移動が切り換えられる。また、上記モータ制御装置は、モータへの非通電時にモータの回転を検出すると、検出された回転方向とは反対方向にモータを回転させるように、モータに電力を供給する。これにより、例えば、車両が傾斜地に位置している場合に、自重によって移動しようとするスライドドアを停止させることができる。
特開2013−240261号公報
特許文献1の技術では、自重によって移動しようとするスライドドアの移動を停止させている間、モータに相応の電力を供給し続ける必要がある。したがって、電力の消費量が増大するという点で好ましくない。また、スライドドアを開閉駆動するモータに限らず、例えば、サンルーフパネルを駆動するモータ、車両のシートをスライド移動させるためのモータ等においても、同様の課題が生じ得る。
上記課題を解決するためのモータは、周方向に複数のティースが並設されている磁性体製のステータコアと、前記ティースに巻き回されている巻線と、前記ステータコアよりも径方向内側に配置されているロータコアと、前記ロータコアに取り付けられた複数の永久磁石とを備え、複数の前記永久磁石は、前記周方向に並設されているとともに、隣り合う前記永久磁石の径方向外側の磁極が互いに反対になるように配置されており、前記ステータコアは、前記周方向の一定範囲に亘って延びていて、前記周方向の一方の端部と他方の端部との間に空隙が設けられている。
上記の構成によれば、巻線に電力が供給されていない状態でロータコアが回転しようとすると、ステータコアは、全体として、一方の端部がS極、他方の端部がN極となるように磁気を帯びる。そして、ロータコアに取り付けられた永久磁石のうち、径方向外側がN極になっている永久磁石は、ステータコアの一方の端部(S極)に引き付けられ、径方向外側がS極になっている永久磁石は、ステータコアの他方の端部(N極)に引き付けられる。仮に、ロータコアを回転させようとする場合には、上記の磁気的な力に抗して当該ロータコアを回転させなければならないので、モータの回転軸を回転させようとするには相当の回転トルクが必要となる。したがって、上記構成のモータを、例えば、車両のスライドドアの開閉駆動用のモータとして適用した場合には、自重等によってスライドドアが移動することを抑制できるし、仮に移動したとしてもスライドドアを停止させるためにモータに供給する電力を少なくできる。
上記のモータにおいて、複数の前記巻線は、前記ロータコアの中心軸線を挟んで互いに対向する位置に配置されている対向巻線と、前記ロータコアの中心軸線を挟んで自身と対向する位置には他の前記巻線が配置されていない非対向巻線とで構成されており、前記非対向巻線の巻き数は、前記対向巻線の巻き数よりも少ない構成としてもよい。
上記構成によれば、非対向巻線に電力を供給することに伴って生じるロータコアに対する径方向の偏心荷重を小さくできる。したがって、モータの駆動中に異音が発生したり、モータの回転軸等に偏摩耗が生じたりすることを抑制できる。
上記のモータにおいて、Nを正の整数、MをN以下の正の整数とした場合、前記永久磁石の数は2・N個であり、前記ステータコアは、前記周方向において、(360/2N)・(2M−1)±(360/(2N・5))の範囲に亘って延びている構成としてもよい。
ロータに取り付けられている永久磁石は、それぞれの周方向の中央となる箇所において磁力が最も強い。上記構成においては、径方向外側がN極になっている永久磁石の周方向の中央近傍にステータコアの一方の端部(S極)が配置されたとき、径方向外側がS極になっている永久磁石の周方向の中央近傍にステータコアの他方の端部(N極)が配置される。つまり、ステータコアの両端部が、磁力の比較的強い箇所に同時に配置されることになる。この場合、永久磁石はステーコアに強く引き付けられる。したがって、永久磁石とステータコアとの間に働く磁気的な力が大きくなり、モータの回転軸を回転させるのに必要となる回転トルクが大きくなる。そのため、例えば、自重等によるスライドドアの移動を効果的に抑制できる。
上記課題を解決するためのアクチュエータ装置は、駆動源となるモータと、前記モータの出力を伝達する歯車機構と、前記モータ及び前記歯車機構を収容するケースと、を備え、前記モータは、周方向に複数のティースが並設されている磁性体製のステータコアと、前記ティースに巻き回されている巻線と、前記ステータコアよりも径方向内側に配置されているロータコアと、前記ロータコアに取り付けられた複数の永久磁石とを備えている。複数の前記永久磁石は、前記周方向に並設されているとともに、隣り合う前記永久磁石の径方向外側の磁極が互いに反対になるように配置されている。前記ステータコアは、前記周方向の一定範囲に亘って延びていて、前記周方向の一方の端部と他方の端部との間に空隙が設けられている。そして、前記ステータコアの外周面における前記周方向の一方の端部と他方の端部との間を前記周方向に亘って仮想的につなぐことで形成される仮想円の径方向内側には、前記歯車機構を構成している歯車の回転軸が配置されている。
上記構成では、ステータコアにおける周方向の一方の端部と他方の端部との間の空隙を、歯車の回転軸を配置するためのスペースとして有効に利用できる。その結果、モータに対してより近い位置に歯車を配置することができ、アクチュエータ装置のコンパクト化に寄与できる。
本発明によれば、モータの回転を抑制する際の電力消費を低減することができる。
アクチュエータ装置の斜視図。 アクチュエータ装置の平面図。 図2のIII-III線矢視方向の端面図。 ケースに収容された状態のモータ、第1ギヤ部材、及び第2ギヤ部材の平面図。 ステータコアの斜視図。
以下、モータを駆動源としたアクチュエータ装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態において、アクチュエータ装置は、車両のスライドドアの駆動装置として車両に設置されている。
図1に示すように、アクチュエータ装置1は、扁平略箱状のケース2を備えている。ケース2は、全体として板状をなすベース部材3と、ベース部材3における一方の面を覆うように設けられたカバー部材5とによって構成されている。なお、以下の説明では、ベース部材3の厚み方向を上下方向とし、ベース部材3側を下側、カバー部材5側を上側として説明する。
図3に示すように、カバー部材5は、ベース部材3における上面3aと対向する上壁部5aを備えている。図1に示すように、上壁部5aの外縁からは、下側に向けて周壁部5bが立設されている。周壁部5bは、上壁部5aの外縁全体を囲むように延びている。これら上壁部5a及び周壁部5bによって、カバー部材5は、上側に向かって窪んだような形状になっている。
上壁部5aの一部は、ベース部材3と略平行に配置された板状部5aSとなっている。板状部5aSには、当該板状部5aSを厚み方向に略円形の孔部Hが貫通している。また、上壁部5aの他部は、板状部5aSよりも上方へ膨出した膨出部5aPとなっている。なお、膨出部5aPの下側の面は窪んでいる。膨出部5aPの縁部は、板状部5aSの縁部から立ち上がっていて、両者は連続した一体成形物になっている。図2に示すように、上方からの平面視において、膨出部5aPは略円形になっている。また、膨出部5aPは、孔部Hの円の内側に一部が入り込むように設けられている。
図3に示すように、膨出部5aPの内面(下側の面)において、当該膨出部5aPの円の中心となる箇所には、上方へ窪んだ第1軸受部B1が形成されている。また、膨出部5aPの内部の壁面において、第1軸受部B1よりも孔部H側(図3においては右側)には、上側に窪んだ第2軸受部B2が形成されている。第2軸受部B2は、膨出部5aPの円の円周よりもやや径方向内側に位置している。
上壁部5aの周壁部5bのうち、孔部Hの周辺に位置している周壁部5bの下縁からは、ベース部材3の上面3aに沿うように回り込み部5cが延びている。回り込み部5cは、ベース部材3の外縁から、上壁部5aの孔部Hの中心軸線を越える位置まで延びている。また、回り込み部5cは、孔部Hの中心軸線を含んだ位置では下方へ膨出している。回り込み部5cには、上壁部5aの孔部Hの中心軸線と同軸になるようにして、当該回り込み部5cの上面側から上記膨出部分に至る位置まで下方へ凹んだ第3軸受部A3が形成されている。
ベース部材3の上面3aにおいて、上記第1軸受部B1と対向する箇所には、下方へ凹んだ第1軸受部A1が形成されている。また、ベース部材3の上面3aにおいて、上記第2軸受部B2と対向する箇所には、下方へ凹んだ第2軸受部A2が形成されている。また、ベース部材3において、上壁部5aの孔部Hの中心軸線を含んだ位置には、当該ベース部材3を厚み方向に貫通した貫通孔3Hが形成されている。この貫通孔3Hに、ベース部材3の回り込み部5cにおける上記膨出部分が嵌まり込んでいる。
図2に示すように、ケース2の内部には、アクチュエータ装置1の駆動源となるモータ100が収容されている。図3に示すように、モータ100は、棒状のモータシャフト90を備えている。モータシャフト90の軸方向両端部は、カバー部材5の第1軸受部A1とベース部材3の第1軸受部B1とによって回転可能に支持されている。つまり、モータシャフト90の中心軸線L1は上下方向に延びている。なお、以下の説明においてモータ100の方向について説明するときは、モータシャフト90の中心軸線L1を基準とした軸方向、周方向、径方向をいうものとする。
図3及び図4に示すように、モータシャフト90には、当該モータシャフト90と一体に回転するロータ80が取付けられている。具体的には、モータシャフト90には、円盤状のロータコア82が固定されている。ロータコア82は、モータシャフト90と同軸で設けられている。ロータコア82の外周面には、円環状のリングマグネット84が固定されている。軸方向におけるリングマグネット84の寸法は、ロータコア82の寸法よりも大きくなっている。図3に示すように、ロータコア82の下面とリングマグネット84の下面は、略同一の位置に配置されている。図4に示すように、リングマグネット84の内部には、複数(本実施形態では8個)の永久磁石84mが設けられている。複数の永久磁石84mは、周方向に並設されている。複数の永久磁石84mはそれぞれ、周方向に45°の角度の寸法を有する。隣り合う永久磁石84mでは、径方向外側の磁極が反対になっている。このように、ロータ80は、ロータコア82の外周に永久磁石84mが設けられた所謂SPM型のマグネットロータとなっている。なお、図4では、複数の永久磁石84mのうちの一部にのみ符号を付している。
図4に示すように、ロータ80の径方向外側には、ステータ10が配置されている。ステータ10は、磁性体製のステータコア12を備えている。ステータコア12は、周方向に延びた外周部16を備えている。図5に示すように、外周部16は、周方向の全長に亘って、径方向に一定の寸法を有し、軸方向に一定の寸法を有する。外周部16の内周面からは、径方向内側に向けて、矩形板状のティース14が突出している。ティース14の突出方向の先端部は、周方向の両側に広がっている。図4に示すように、ティース14は、周方向に等間隔で複数設けられている。複数のティース14は、ロータ80のリングマグネット84の外周面と対向しており、当該複数のティース14が、リングマグネット84の外周面を径方向外側から取り囲むように配置されている。各ティース14には、図示しないインシュレータを介して巻線24(コイル)が巻き回されている。本実施形態のモータ100は、巻線24に対する通電によってロータ80が回転するブラシレスモータとして構成されている。なお、図3に示すように、ロータコア82、リングマグネット84、及び巻線24の下面は、略同一の高さでモータ100の下面を構成している。
図3に示すように、モータシャフト90において、ロータコア82の下方には、モータシャフト90と一体に回転するピニオンギヤ30が固定されている。なお、図3では、ピニオンギヤ30の歯(ギヤ)の図示を省略している。
ケース2には、ピニオンギヤ30の回転が伝達される第1ギヤ部材40が収容されている。第1ギヤ部材40は、棒状の回転軸42を備えている。回転軸42は、ベース部材3の第2軸受部A2とカバー部材5の第2軸受部B2とによって回転可能に支持されている。回転軸42の中心軸線L2は、モータシャフト90の中心軸線L1と平行に配置されている。この回転軸42には、当該回転軸42と一体に回転するギヤ体44が固定されている。ギヤ体44は、円盤状の大径ギヤ部44aと、大径ギヤ部44aよりも径の小さい円盤状の小径ギヤ部44bとを同軸で一体に備えている。大径ギヤ部44aと小径ギヤ部44bの中心軸線上を、回転軸42が貫通している。大径ギヤ部44aは小径ギヤ部44bの下方に位置している。大径ギヤ部44aは、モータ100の下面よりも下方に配置され、ピニオンギヤ30と噛み合っている。なお、大径ギヤ部44aの径は、ピニオンギヤ30の径よりも大きい。小径ギヤ部44bは、モータ100の下面よりも上方まで延びている。なお、図3及び図4では、第1ギヤ部材40の歯(ギヤ)の図示を省略している。
ケース2には、第1ギヤ部材40の回転が伝達される第2ギヤ部材50が収容されている。第2ギヤ部材50は、筒状の回転軸52を備えている。回転軸52は、ベース部材3の第3軸受部A3で回転可能に支持されている。回転軸52の中心軸線L3は、モータシャフト90の中心軸線L1と平行に配置されている。この回転軸52の径方向外側には、連結部54を介して中間部56が当該回転軸52と一体に設けられている。中間部56は、円環状であり、回転軸52と同軸で設けられている。中間部56と連結部54と回転軸52は、カバー部材5の孔部Hを通じてケース2の外部に露出されている。中間部56の径方向外側には、回転軸52と同軸で設けられた円環状のギヤ部58が形成されている。ギヤ部58は、中間部56の下端部から径方向外側へ張り出している。ギヤ部58は、第1ギヤ部材40の小径ギヤ部44bと略同一の高さに配置され、当該小径ギヤ部44bと噛み合っている。なお、ギヤ部58の径は、第1ギヤ部材40の小径ギヤ部44bの径よりも大きい。なお、図3及び図4では、第2ギヤ部材50の歯(ギヤ)の図示を省略している。
ピニオンギヤ30と、第1ギヤ部材40と、第2ギヤ部材50とは、モータ100の出力を伝達する歯車機構70を構成している。この歯車機構70は減速機構でもある。つまり、ピニオンギヤ30と第1ギヤ部材40の大径ギヤ部44aとが噛み合うことで一段目の減速部が形成されている。また、第1ギヤ部材40の小径ギヤ部44bと第2ギヤ部材50のギヤ部58が噛み合うことで、二段目の減速部が形成されている。そして、第2ギヤ部材50の回転軸52の上端側を出力部として、歯車機構70により減速されたモータ100の回転が出力される。
図4及び図5に示すように、ステータコア12の外周部16は、周方向の一定範囲に亘って延びていて、周方向の一方の端部である第1端部16aと他方の端部である第2端部16bとの間に空隙が設けられている。外周部16は、具体的には、次の式(A1)で規定される角度θの範囲に亘って周方向に延びている。
θ=(360/2N)・(2M−1) ・・・(A1)
ここで、Nは正の整数、MはN以下の正の整数である。Nは永久磁石84mの数に基づいて算出される。すなわち、永久磁石84mの数は2・N個である。本実施形態では、永久磁石84mの数は8個であるため、Nは4である。また、本実施形態では、Mは3に設定されている。したがって、本実施形態では、θ=225°である。
ステータコア12の外周部16の第1端部16aと第2端部16bとの間の空隙の領域では、ロータ80の外周面(リングマグネット84の外周面)を径方向外側から囲むステータコア12が存在していない。つまり、ロータ80の外周面(リングマグネット84の外周面)の一部は、ステータコア12で囲まれていない露出部80A(図4の太実線参照)となっている。この露出部80Aの径方向外側であり、かつ、ステータコア12の外周部16の外周面における第1端部16aと第2端部16bとの間を周方向に亘って仮想的につなぐことで形成される仮想円C1の径方向内側に、第1ギヤ部材40の小径ギヤ部44b及び回転軸42が配置されている。小径ギヤ部44b及び回転軸42は、外周部16の第2端部16bに近い位置に配置されている。また、上記露出部80Aの径方向外側であり、かつ、上記仮想円C1の径方向内側に、第2ギヤ部材50のギヤ部58の一部が配置されている。第2ギヤ部材50のギヤ部58は、ステータコア12の外周部16の第1端部16aと第2端部16bとの間の空隙を通じて上記仮想円C1の外側から内側に入り込むようにして、上記仮想円C1の内側に配置されている。
ステータコア12の外周部16には、8個のティース14が設けられている。8個のティース14のうちの一つは外周部16の第1端部16a近傍に配置され、別の一つは第2端部16b近傍に配置されている。そして、これらの2つのティース14の間に残りの6つのティース14が周方向に30°毎に配置されている。以下、これらの8個のティース14を、ステータコア12の外周部16の第1端部16aに最も近いものから周方向に順番に第1ティース14a、第2ティース14b、・・・第8ティース14hと称する。
各ティース14a〜14hに巻き回されている巻線24は、モータシャフト90の中心軸線L1を挟んで互いに対向する位置に配置されている対向巻線24Aと、モータシャフト90の中心軸線L1を挟んで自身と対向する位置に他の巻線24が配置されていない非対向巻線24Bとで構成されている。具体的には、第1ティース14aと第7ティース14gのそれぞれの巻線24は、対向巻線24Aである。同様に、第2ティース14bと第8ティース14hのそれぞれの巻線24は、対向巻線24Aである。これらの4つの対向巻線24Aの巻き数は同一である。一方、第3ティース14c、第4ティース14d、第5ティース14e、第6ティース14fのそれぞれの巻線24は、非対向巻線24Bである。これらの4つの非対向巻線24Bの巻き数は、対向巻線24Aの巻き数よりも少ない。なお、これらの4つの非対向巻線24Bの巻き数は同一である。
なお、本実施形態では、三相(U,V,W)の駆動電力の各相に対応する巻線が、周方向に並ぶ各ティース14a〜14hに対して順次巻き回されている。つまり、第1ティース14a、第4ティース14d、第7ティース14gの巻線24はU相の巻線である。第2ティース14b、第5ティース14e、第8ティース14hの巻線24はV相の巻線である。第3ティース14c、第6ティース14fの巻線24はW相の巻線である。こうして、ステータ10には、三相(U,V,W)の駆動電力が供給される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)巻線24に電力が供給されていない状態において、ロータ80が回転しようとすると、ステータコア12が磁気を帯びる。ここで、上記実施形態のステータコア12は、円環状につながっておらず、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとの間に空隙が存在している。そのため、ステータコア12は、全体として、例えば外周部16の第1端部16aがS極、第2端部16bがN極となるように磁気を帯びる。ここで、外周部16は、上記の式(A1)で規定される角度θの範囲に亘って周方向に延びている。この場合、外周部16の第1端部16a及び第2端部16bと、ロータ80に設けられている複数の永久磁石84mとはつぎのような位置関係にある。すなわち、複数の永久磁石84mのうち、径方向外側がN極になっている永久磁石84mにおける周方向の中央の径方向外側に、外周部16の第1端部16a(S極)が配置されたとき、径方向外側がS極になっている永久磁石84mにおける周方向の中央の径方向外側に、外周部16の第2端部16b(N極)が配置される。したがって、径方向外側がN極になっている永久磁石84mは、外周部16の第1端部16a(S極)に引き付けられ、径方向外側がS極になっている永久磁石84mは、外周部16の第2端部16b(N極)に引き付けられる。仮に、ロータ80を回転させようとする場合には、上記の磁気的な力に抗して当該ロータ80を回転させなければならない。そのため、ロータ80を回転させて、ロータ80とともにモータシャフト90を回転させようとするには相当の回転トルクが必要となる。したがって、このアクチュエータ装置1が適用されているスライドドアが、自重等によって移動することを抑制できる。また、仮にスライドドアが移動したとしても、当該スライドドアを停止させるためにモータ100に供給する電力を少なくできる。
(2)ロータ80に設けられている複数の永久磁石84mは、それぞれの周方向の中央となる箇所において磁力が最も強い。上記(1)に記したとおり、上記実施形態においては、径方向外側がN極になっている永久磁石84mにおける周方向の中央の径方向外側にステータコア12の外周部16の第1端部16a(S極)が配置されたとき、径方向外側がS極になっている永久磁石84mにおける周方向の中央の径方向外側に外周部16の第2端部16b(N極)が配置される。つまり、外周部16の両端部16a,16bが、永久磁石84mにおける磁力の最も強い箇所に同時に配置されることになる。この場合、永久磁石84mはステータコア12に強く引き付けられる。したがって、永久磁石84mとステータコア12との間に働く磁気的な力が大きくなり、ロータ80及びモータシャフト90を回転させるのに必要となる回転トルクが大きくなる。そのため、例えば、自重等によるスライドドアの移動を効果的に抑制できる。
(3)巻線24に駆動電流が供給された場合、巻線24は磁界を発生してロータ80を回転駆動する。巻線24に駆動電流が供給された場合に生じる回転駆動力は、ロータ80をモータシャフト90の中心軸線L1に対して径方向に動かす荷重(偏心荷重)としても作用する。例えば、第1ティース14aの巻線24に対して、ロータ80を正回転させるための駆動電流が供給されている場合、ロータ80には、図4において矢印F1で示すように当該ロータ80の外周面に対する接線方向の力がかかる。この力は、モータシャフト90に対しては径方向の偏心荷重として作用する。同様に、例えば第7ティース14gの巻線24に対して、ロータ80を正回転させるための駆動電流が供給されている場合、ロータ80には、図4において矢印F2で示すように当該ロータ80の外周面に対する接線方向の力がかかる。この力は、モータシャフト90に対しては径方向の偏心荷重として作用する。このように、相対向する巻線24に対して、ロータ80を同一方向へ回転させるための駆動電流が通電された場合、ロータ80には、相反する方向への偏心荷重がかかる。そして、各巻線24に駆動電流が供給された場合にロータ80にかかる偏心荷重は、各巻線24の巻き数に応じて変化する。つまり、偏心荷重は巻線24の巻き数が多いほど大きくなる。
上記実施形態では、互いに対向する位置に配置されている対向巻線24A同士の巻き数が同一とされている。したがって、互いに対向する位置に配置されている対向巻線24Aのうちの一方が発生する磁界に伴う偏心荷重(図4の矢印F1参照)は、他方が発生する磁界に伴う偏心荷重(図4の矢印F2参照)で相殺される。一方で、非対向巻線24Bが発生する磁界に伴う偏心荷重(図4の矢印F3参照)は、他の巻線24で相殺されない。そのため、非対向巻線24Bが発生する磁界に伴う偏心荷重が大きい場合、ロータ80やモータシャフト90が位置ずれするおそれがある。そこで上記実施形態では、非対向巻線24Bの巻き数を、対向巻線24Aの巻き数よりも少なくしている。そのため、非対向巻線24Bが発生する磁界に伴う偏心荷重を小さくできる。したがって、モータ100の駆動中にモータシャフト90が位置ずれして異音が発生したり、モータシャフト90等に偏摩耗が生じたりすることを抑制できる。
(4)例えばステータコアが円環状に一つながりとなっている場合、ステータコアの外周面の径方向内側にギヤ部材の一部を配置しようとしても、ステータコアとギヤ部材とが干渉してしまうため、そうした配置は困難である。特に、ケース2内を上下方向に延びるギヤ部材の軸を、ステータコアの外周面の径方向内側に配置することは、ティースやコイルをギヤ部材の軸が貫通することになり、非現実的である。そのため、モータとギヤ部材とを径方向の位置をずらして配置せざるをえず、その分、アクチュエータ装置の外形が大きくなる懸念がある。
これに対して、上記実施形態では、ステータコア12の外周部16が円環状につながっておらず、第1端部16aと第2端部16bとの間に空隙が存在している。そして、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとを仮想的につないだ仮想円C1の径方向内側であり、かつ、ロータ80の外周面における露出部80Aの径方向外側となる領域に、歯車機構70の一部が配置されている。具体的には、上記領域に、第1ギヤ部材40の小径ギヤ部44b及び回転軸42、及び第2ギヤ部材50のギヤ部58が配置されている。このようにして、外周部16における第1端部16aと第2端部16bとの間の空隙を、第1ギヤ部材40及び第2ギヤ部材50を配置するためのスペースとして利用することで、第1ギヤ部材40及び第2ギヤ部材50をモータ100に対してより近い位置に配置できる。この結果、アクチュエータ装置1のコンパクト化に寄与できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、ステータコア12の外周部16の第1端部16aがS極、第2端部がN極になる例を説明したが、ロータ80の回転方向との兼ね合いで、ステータコア12の外周部16の第1端部16aがN極、第2端部16bがS極になることもある。
・ステータコア12の外周部16が延在する角度θの範囲は、上記実施形態に示したものに限定されるものではなく、上記の式(A1)における変数M及びNを適宜変更することで変更できる。なお、Nに係るパラメータである永久磁石84mの数は、偶数個であればいくつであってもよい。
・ステータコア12の外周部16が延在する角度θの範囲は、上記の式(A1)で規定される角度θの範囲に対して周方向に幅を持たせた次の式(A2)に規定する範囲でもよい。
θ=(360/2N)・(2M−1)±(360/(2N・5)) ・・・(A2)
例えば上記実施形態と同様に、Nを4、Mを3に設定した場合、θ=225°±9°となる。つまり、この場合は±9°の幅を持たせることになる。Nが4の場合における各永久磁石84mの周方向の寸法は45°である。そのため、外周部16に幅を持たせる範囲は、各永久磁石84mの周方向の範囲の5分の1程度である。
上述のように外周部16の延在範囲に周方向の幅を持たせた場合、外周部16の第1端部16a及び第2端部16bと、複数の永久磁石84mとはつぎのような位置関係になる。すなわち、径方向外側がN極になっている永久磁石84mの周方向の中央近傍の径方向外側に、外周部16の第1端部16a(S極)が配置されたとき、径方向外側がS極になっている永久磁石84mの周方向の中央近傍の径方向外側に、外周部16の第2端部16b(N極)が配置される。つまり、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとが、磁力の比較的強い箇所に同時に配置されることになる。この場合でも、永久磁石84mはステータコア12に強く引き付けられる。したがって、永久磁石84mとステータコア12との間に働く磁気的な力が大きくなり、ロータ80(モータシャフト90)を回転させるのに必要となる回転トルクが大きくなる。
・さらに、外周部16が延在する角度θの範囲は、上記の式(A1)及び(A2)を満たしていなくても、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとの間に空隙が存在していればよい。すなわち、複数の永久磁石84mのうち、径方向外側の磁極が互いに異なる2つの永久磁石84mの径方向外側に、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとがそれぞれ同時に配置されるようになっていれば、仮に第1端部16a及び第2端部16bが配置される位置が周方向における永久磁石84mの中央近傍から外れていたとしても、永久磁石84mはステータコア12に引き付けられる。また、複数の永久磁石84mのうち、径方向外側の磁極が同一となっている2つの永久磁石84mの径方向外側に、外周部16の第1端部16aと第2端部16bとがそれぞれ同時に配置されるようになっていても、第1端部16aと第2端部16bのいずれか一方に永久磁石84mが引き付けられる。したがって、ロータ80(モータシャフト90)を回転させるためには、永久磁石84mとステータコア12との間に働く磁気的な力に抗して当該ロータ80を回転させる必要が生じ、回転トルクが少なからず要求される。
・ステータコア12の外周部16は、周方向の両端に亘って径方向の寸法が一定でなくてもよい。軸方向の寸法についても同様である。つまり、外周部16は、例えば、歯車機構70やケース2との干渉を防ぐために部分的に窪んでいたり、ケース2に対して位置決めするために突起が設けられていたりしてもよい。
・周方向におけるティース14の設置位置や個数は、適宜変更可能である。つまり、複数のティース14は、30°以外の他の角度毎に設けられていてもよい。また、複数のティース14は、互いに異なる間隔で設けられていてもよい。
・ティース14の形状は適宜変更可能である。ただし、ティース14の形状は、巻線24を巻き回すことが可能なものである必要がある。
・巻線24の数は、ティース14の数に合わせて変更可能である。ただし、巻線24は最低一つは必要である。ステータ10に少なくとも一つ巻線24が設けられていれば、当該巻線24への通電によってロータ80を回転させることはできる。
・対向巻線24Aのペアが複数ある場合、ペアとなっている巻線同士の巻き数が一致していればよく、ペア毎の巻き数は異なっていてもよい。
・互いに対向する位置に配置されている対向巻線24A同士における巻き数は、完全に同一でなくてもよく、多少異なっていてもよい。対向巻線24A同士の巻き数が多少異なっていても、対向巻線24Aがロータ80を回転させようとする際に発生する偏心荷重の一部は相殺される。
・対向巻線24Aのペアが複数あり、ペアによって巻き数が異なる場合、非対向巻線24Bの巻き数は、少なくとも一つのペアの巻き数よりも少なければよい。ただし、上述のとおり、偏心荷重を抑える上では非対向巻線24Bの巻き数を少なくする必要がある。したがって、非対向巻線24Bよりも巻き数の少ない対向巻線24Aの数は極力少なくすることが好ましい。
・非対向巻線24Bが複数ある場合、各非対向巻線24Bの巻き数は、個々に設定可能である。つまり、各非対向巻線24Bの巻き数は、互いに異なっていてもよいし、一部の非対向巻線24Bの巻き数が他とは異なっていてもよい。
・例えば全ての巻線24の巻き数を同一の基準巻き数に設定した場合と比較したとき、各対向巻線24Aの巻き数を基準巻き数としたまま各非対向巻線24Bの巻き数を基準巻き数よりも少なくすれば、各非対向巻線24Bの巻き数を減らした分、磁界を通じたロータ80(モータシャフト90)の回転駆動力が低下する懸念がある。そこで、各非対向巻線24Bの巻き数を減らした分だけ対向巻線24Aの巻き数を増やすように、非対向巻線24Bと対向巻線24Aとで巻き数を調整してもよい。こうした調整によって、磁界を通じたロータ80(モータシャフト90)の回転駆動力の低下を補える。
・ロータ80及びモータシャフト90の構成は、適宜変更可能である。例えば、ロータ80は、ロータコア82の内部に永久磁石84mを埋め込んだ所謂IPM型のロータでもよい。モータシャフト90は筒状であってもよい。なお、ロータ80及びモータシャフト90の構成を変更した場合であっても、その変更した構成においてモータが適切に機能することが条件である。
・第1ギヤ部材40は、回転軸を有するとともにモータ100の出力(モータシャフト90の回転)を伝達できるようになっていれば、その形状や配置を適宜変更可能である。ただし、アクチュエータ装置1のコンパクト化という観点では、第1ギヤ部材40の回転軸は、上記仮想円C1の径方向内側であり、かつ、ロータ80の外周面における露出部80Aの径方向外側となる領域に配置されていることが好ましい。
・第2ギヤ部材50の形状及び配置は、当該第2ギヤ部材50が第1ギヤ部材40の回転を伝達できることを条件として、適宜変更可能である。なお、第2ギヤ部材50を廃止し、第1ギヤ部材40によって、モータ100の回転をアクチュエータ装置1の外部に出力するようにしてもよい。
・歯車機構を構成するギヤ部材を3個以上とし、3段階以上の減速機構を構成するようにしてもよい。
・ケース2の形状は、モータ100及び歯車機構70を構成している部材の形状や配置に合わせて適宜変更可能である。
・アクチュエータ装置1は、車両のスライドドア以外の動作対象物の駆動装置として適用してもよい。例えば、アクチュエータ装置1は、車両のサンルーフパネルの駆動装置、車両のシートをスライド移動させる駆動装置として適用してもよい。また、アクチュエータ装置1は、車両以外において、動作対象物の駆動装置として適用してもよい。
1…アクチュエータ装置、2…ケース、10…ステータ、12…ステータコア、14…ティース、16…外周部、16a…第1端部、16b…第2端部、24…巻線、24A…対向巻線、24B…非対向巻線、40…第1ギヤ部材、42…回転軸、70…歯車機構、80…ロータ、82…ロータコア、84…リングマグネット、84m…永久磁石、L1…中心軸線、100…モータ、C1…仮想円。

Claims (4)

  1. 周方向に複数のティースが並設されている磁性体製のステータコアと、
    前記ティースに巻き回されている巻線と、
    前記ステータコアよりも径方向内側に配置されているロータコアと、
    前記ロータコアに取り付けられた複数の永久磁石とを備え、
    複数の前記永久磁石は、前記周方向に並設されているとともに、隣り合う前記永久磁石の径方向外側の磁極が互いに反対になるように配置されており、
    前記ステータコアは、前記周方向の一定範囲に亘って延びていて、前記周方向の一方の端部と他方の端部との間に空隙が設けられている
    モータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    複数の前記巻線は、前記ロータコアの中心軸線を挟んで互いに対向する位置に配置されている対向巻線と、前記ロータコアの中心軸線を挟んで自身と対向する位置には他の前記巻線が配置されていない非対向巻線とで構成されており、
    前記非対向巻線の巻き数は、前記対向巻線の巻き数よりも少ない
    モータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータであって、
    Nを正の整数、MをN以下の正の整数とした場合、
    前記永久磁石の数は2・N個であり、
    前記ステータコアは、前記周方向において、(360/2N)・(2M−1)±(360/(2N・5))の範囲に亘って延びている
    モータ。
  4. 駆動源となるモータと、前記モータの出力を伝達する歯車機構と、前記モータ及び前記歯車機構を収容するケースと、を備えたアクチュエータ装置であって、
    前記モータは、周方向に複数のティースが並設されている磁性体製のステータコアと、
    前記ティースに巻き回されている巻線と、
    前記ステータコアよりも径方向内側に配置されているロータコアと、
    前記ロータコアに取り付けられた複数の永久磁石とを備え、
    複数の前記永久磁石は、前記周方向に並設されているとともに、隣り合う前記永久磁石の径方向外側の磁極が互いに反対になるように配置されており、
    前記ステータコアは、前記周方向の一定範囲に亘って延びていて、前記周方向の一方の端部と他方の端部との間に空隙が設けられており、
    前記ステータコアの外周面における前記周方向の一方の端部と他方の端部との間を前記周方向に亘って仮想的につなぐことで形成される仮想円の径方向内側には、前記歯車機構を構成している歯車の回転軸が配置されている
    アクチュエータ装置。
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