JP2019047379A - 電子装置、撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

電子装置、撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の設定項目を設定する際の操作性を向上させる技術を提供する。【解決手段】複数の設定項目のうちから選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定手段と、複数の設定項目のうち、第1の設定項目と第2の設定項目とに共に、第1の設定ではなく、設定値の候補のいずれかが設定されている第1の状態において、第1の操作に応じて、選択手段により選択された設定項目について複数の設定値の候補からいずれかの設定値を設定する。第1の状態において、第1の操作と操作方法の異なる第2の操作に応じて、選択手段で選択された設定項目について第1の設定を設定し、第1の状態において、第1の操作及び第2の操作と操作方法の異なる第3の操作に応じて、第1の設定項目と第2の設定項目について第1の設定を設定するように制御する制御手段とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、項目の設定を制御可能な電子機器、撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する
従来より、シャッター速度優先モード(Tvモード)、絞り優先モード(Avモード)などでは、露出に関する一部の項目の設定値をユーザが設定し、他の項目をカメラ側が自動で決定する露出制御を行っていた。一方で、オートモードでは、カメラが行った測光に基づいてシャッター速度、絞り数値、及びISO感度をカメラ側が自動で決定していた。さらに、マニュアルモードでは、ユーザがそれぞれの露出に関する項目の設定値を設定していた。
複数の項目の設定値を設定する方法がある。特許文献1には、露出範囲、露出補正量、明暗優先といった複数の項目の設定値をそれぞれ設定できる方法が開示されている。また、項目の設定値の設定方法として装置側が自動で設定する方法と、ユーザが設定値を設定する方法とがある。特許文献2には、ISO感度の設定値の設定方法として、スケール内に表示されるISO感度値のいずれかを設定することが可能であり、さらに、オートタッチボタンをタッチするとISO感度の設定値を自動で決定するオートに設定されることが開示されている。
特開2013−162190号公報 特開2014−056470号公報
特許文献1の方法では、複数の項目のうち1つの項目について設定変更することができるが、一度にAutoに設定可能な全ての項目について設定変更することができない。特許文献2では、ISO感度の設定を1回の操作でオートへ設定することができるが、ISO感度の設定中にISO感度とは異なる項目の設定をオートへ設定することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の設定項目を設定する際の操作性を向上させる電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の設定項目のうちのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段で選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定手段と、前記複数の設定項目のうち、第1の設定項目と第2の設定項目とに共に、前記第1の設定ではなく、設定値の候補のいずれかが設定されている第1の状態において、第1の操作に応じて、前記選択手段により選択された設定項目について複数の設定値の候補からいずれかの設定値を設定し、前記第1の状態において、前記第1の操作と操作方法の異なる第2の操作に応じて、前記選択手段で選択された設定項目について前記第1の設定を設定し、前記第1の状態において、前記第1の操作及び前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作に応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目について前記第1の設定を設定するように制御する制御手段と、を有し、前記第2の操作または前記第3の操作に応じて前記選択手段で選択された設定項目について前記第1の設定がされた状態で、前記第1の操作に応じて前記選択手段で選択された設定項目の設定を前記第1の設定から、前記選択手段により選択された設定項目に対応する前記複数の設定値の候補のいずれかの設定値へと変更可能であることを特徴とする電子機器を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
本発明によれば、複数の設定項目を設定する際の操作性を向上させることが可能となる。
(A)デジタルカメラ100の前面斜視図、(B)デジタルカメラ100の背面斜視図。 デジタルカメラ100の構成例を示すブロック図。 デジタルカメラ100が実行する、撮影モードに応じた露出パラメータ変更処理の基本的な流れを示すフローチャート。 露出調整モード用の露出パラメータの変更処理(図3のS305)のフローチャート。 選択パラメータ位置の変更処理(図4のS402及びS413)のフローチャート。 パラメータのリセット処理(図4のS404及びS415)のフローチャート。 非露出調整モード用の露出パラメータの変更処理(図3のS307)のフローチャート。 露出調整モードにおける非測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS405)のフローチャート。 露出調整モードにおける測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS416)フローチャート。 (A)〜(D)露出パラメータのテーブルを示す図、(E)選択パラメータ位置のテーブルを示す図。 選択パラメータ位置の変更処理を説明する図。 パラメータのリセット処理を説明する図。 露出調整モード用のパラメータの変更処理を説明する図。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。また、別々の実施形態の中で説明されている特徴を適宜組み合せることも可能である。
[第1の実施形態]
図1(A)は、電子機器(撮像制御装置)の一例であるデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(B)は、デジタルカメラ100の背面斜視図である。図1(A)及び(B)において、表示部28は、画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はタッチパネル70aと一体となっており、ユーザは表示部28面上をタッチすることにより、直感的に表示部28上に表示されるアイテムや被写体の位置を選択可能である。シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は、デジタルカメラ100と外部装置とを接続する接続ケーブルのためのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は、回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は、選択枠の移動や画像送りなどを行う回転操作部材である。十字キー74は、上キー74a、下キー74b、左キー74c、右キー74dをそれぞれ押し込み可能な4方向キーであり、押下した方向へとカーソル等を移動する指示が可能である。SETボタン75は、主に選択項目の決定などに用いられる押しボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することでデジタルカメラ100を再生モードに移行させ、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79は、操作部70に含まれる。ファインダ16は、フォーカシングスクリーン13(後述)を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダである。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、レンズユニット150は、撮影レンズを搭載するレンズユニットであり、交換可能である。
レンズ103は、通常は複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して1枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100と通信を行うための通信端子である。通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り102の制御を行い、AF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサ17は、レンズユニット150、クイックリターンミラー12を介してフォーカシングスクリーン13上に結像した被写体の輝度を測光する。
焦点検出部11(AFセンサ)は、クイックリターンミラー12及びサブミラー(不図示)を介して入射する像を撮像し、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する、位相差検出方式のAFセンサである。システム制御部50は、デフォーカス量情報に基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。なお、AFの方式は、位相差AFでなくてもよく、コントラストAFでもよい。また、位相差AFは、焦点検出部11を用いずに、撮像部22の撮像面で検出されたデフォーカス量に基づいて行ってもよい(撮像面位相差AF)。
クイックリターンミラー12は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。クイックリターンミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像部22側との間で切り替えるためのミラーである。クイックリターンミラー12は、通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またクイックリターンミラー12は、その中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
ユーザは、ペンタプリズム14とファインダ16を介して、フォーカシングスクリーン13上に結像した像を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点状態や構図の確認が可能となる。
シャッター101は、システム制御部50の制御に従い、撮像部22の露光時間を制御する。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダが実現し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部材である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニュー画面に一旦切り換えた後に、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定を実行可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向キー(十字キー74)やSETボタン75などを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部材が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインタフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFとを切り替えるためのスイッチである。
通信部54は、無線又は有線ケーブルによって外部装置と接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部装置から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。
デジタルカメラ100は、操作部70の一部として、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70a(図1(B)参照)を有する。タッチパネル70aと表示部28とは、一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を構成することができる。システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。即ち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。即ち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は、内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。システム制御部50は、通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル70a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式のものがあるが、いずれの方式でもよい。
以下、図3を参照して、デジタルカメラ100が実行する、撮影モードに応じた露出パラメータ変更処理の基本的な流れについて説明する。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、システム制御部50が不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。これは、後述する図4〜図9のフローチャートにおいても同様である。本フローチャートの処理は、例えば、デジタルカメラ100の電源がOnになると開始する。
S300で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOn状態であるか否かを判定する。On状態の場合、処理はS301に進み、Off状態の場合、S300の処理が繰り返される。
S301で、システム制御部50は、デジタルカメラ100の現在の撮影モード(露出設定モード)を取得する。撮影モードは、システムメモリ52に記録されており、システム制御部50は、システムメモリ52より撮影モードを読み取る。
S302で、システム制御部50は、S301において取得した撮影モードが露出調整モードであるか否かを判定する。露出調整モードの場合、処理はS303へ進み、露出調整モードでない場合、処理はS306へ進む。
S303で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から露出調整モード用の露出パラメータ(露出制御に関する設定項目)を取得する。以下の説明において、露出パラメータは、シャッター速度、絞り値、ISO感度、及び露出補正値を含むものとするが、本実施形態の露出パラメータはこれに限定されない。
S304で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から露出調整モード用の選択パラメータ位置を取得する。
S305で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータの変更処理を行う。露出調整モードにおける変更処理の詳細については、図4を参照して後述する。
S306で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から非露出調整モード用の露出パラメータを取得する。
S307で、システム制御部50は、露出調整モードとは異なるモードにおける露出パラメータの変更処理を行う。露出調整モードとは異なるモードには、シャッター速度優先モード、絞り値優先モード、プログラムAEモード、マニュアルモード(設定値候補からユーザが設定値を選択するモード)、オートモード等のいずれかが含まれる。露出調整モードとは異なるモードにおける露出パラメータの変更処理の詳細については、図7を参照して後述する。
S311で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOffになったか否かを判定する。電源スイッチ72がOffになった場合、処理はS308に進み、そうでない場合、処理はS300に戻る。
S308で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータ及び選択パラメータ位置を不揮発性メモリ56に保存する。
S309で、システム制御部50は、露出調整モードとは異なる、各モードにおいて設定された露出パラメータを不揮発性メモリ56に保存する。
S310で、システム制御部50は、デジタルカメラ100の電源をOffにする。
次に、図4を参照して、露出調整モード用の露出パラメータの変更処理(図3のS305)の詳細について説明する。
S400で、システム制御部50は、撮影モードの切り替えが行われたか否かを判定する。切り替えが行われた場合、本フローチャートの処理は終了する。切り替えが行われていない場合、処理はS401へ進む。
S401で、システム制御部50は、選択パラメータ位置の変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作は、例えば、サブ電子ダイヤル73の操作により行われる。変更操作が行われた場合、処理はS402に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS403に進む。
S402で、システム制御部50は、選択パラメータ位置の変更処理を行う。変更処理の詳細については、図5を参照して後述する。
S403で、システム制御部50は、パラメータの変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作は、例えば、メイン電子ダイヤル71の操作により行われる。変更操作が行われた場合、処理はS405に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS404に進む。
S404で、システム制御部50は、パラメータのリセット処理を行う。リセット処理の詳細については、図6を参照して後述する。
S405で、システム制御部50は、パラメータの変更処理を行う。変更処理の詳細については、図8を参照して後述する。
S406で、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62がONであるか否かを判定する。第1シャッタースイッチ62がONの場合、処理はS407に進み、そうでない場合、処理はS400に進む。
S407で、システム制御部50は、被写体の測光(測光処理)を行い、測光値(被写体輝度)と、被写体輝度及び現在の設定値から算出される測光演算値と、を取得する。
S408で、システム制御部50は、測光演算値を、露出パラメータの仮設定値として、システムメモリ52に保存する。なお、露出パラメータの各々には、「Auto」(所定の動作モードでの動作中に値が自動的に設定されることを示す所定値)、又はユーザにより指定された「1/60秒」などの特定の値(所定値以外の値)が設定されている。仮設定値の保存は、設定値として「Auto」を持つ露出パラメータを対象に行われる。すなわち、S406の前の測光が行われる前に、ユーザによって設定値が設定された項目については設定値が変更されないが、Autoと設定されていた項目については設定値が測光結果に基づいて算出され、仮設定値として記録される。
S409で、システム制御部50は、測光タイマーが終了しているか否かを判定する。測光タイマーが終了している場合、処理はS410に進み、そうでない場合、処理はS412に進む。
S410で、システム制御部50は、システムメモリ52に仮設定値が保存されているか否かを判定する。仮設定値が保存されている場合、処理はS411に進み、そうでない場合、処理はS400に進む。
S411で、システム制御部50は、仮設定値をシステムメモリ52から削除する。直前のS408において記録された仮設定値は、S407の測光結果に基づいて算出されたものなので、測光が終了したことに応じてシステムメモリ52から削除する。従って、次に測光が行われた場合、露出パラメータのうち設定値が「Auto」であるもの(例えば、シャッター速度)については、再び測光演算値が取得され新たな仮設定値が設定される。
このように、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62がONになることにより開始する動作モード(所定の動作モード)での動作中に測光を行い、「Auto」に設定されている露出パラメータに関して、仮設定値の保存(値の自動設定)を行う。そして、システム制御部50は、この動作モードが終了したことに応じて、自動設定が行われた露出パラメータの仮設定値をシステムメモリ52から削除し、Autoとして設定される。つまり、シャッター速度であればテーブルナンバーN=0〜54(図10(A)参照)の何れかが設定値として設定されていた状態からN=55に変更される。これにより、測光開始前(開始時)に「Auto」に設定されていた露出パラメータについては、後述するように、測光中に設定値が変更されなければ、測光終了後も「Auto」に設定された状態となる。
なお、ここでは、設定値と仮設定値とを区別することにより、「Auto」に設定された露出パラメータが測光終了後も「Auto」に設定された状態となることを可能にする構成について説明した。しかし、具体的な実装に関しては特に限定されず、例えば、Autoに設定されていた項目にはフラグを立てる等をしてもよく、設定値と仮設定値とを厳密に区別する必要はない。「Auto」に設定されたパラメータに対して測光の結果に基づいて具体的な値が自動設定され、測光終了後はこのパラメータに「Auto」が設定された状態になる構成であれば、任意の構成を採用可能である。
また、図9を参照して後述するように、測光の結果に基づいて自動設定が行われたパラメータに対して、測光状態においてパラメータの変更処理が行われる場合がある。この場合、システム制御部50は、測光状態において変更されたパラメータについては、測光終了後に「Auto」に戻さないように制御してもよい。
再び図4を参照すると、S412で、システム制御部50は、S401と同様、選択パラメータ位置の変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作が行われた場合、処理はS413に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS414に進む。
S413で、システム制御部50は、S402と同様、選択パラメータ位置の変更処理を行う。変更処理の詳細については、図5を参照して後述する。
S414で、システム制御部50は、S403と同様、パラメータの変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作が行われた場合、処理はS416に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS415に進む。
S415で、システム制御部50は、S404と同様、パラメータのリセット処理を行う。リセット処理の詳細については、図6を参照して後述する。
S416で、システム制御部50は、測光状態でのパラメータの変更処理を行う。変更処理の詳細については、図9を参照して後述する。
S417で、システム制御部50は、撮影指示が行われたか否か(第2シャッタースイッチ64がONであるか否か)を判定する。撮影指示が行われた場合、処理はS418に進み、そうでない場合、処理はS407に進む。
S418で、システム制御部50は、撮影処理を行う。
次に、図5を参照して、選択パラメータ位置の変更処理(図4のS402及びS413)の詳細について説明する。
S500で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、S304において取得した露出調整モード用の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバーを取得する。なお、このテーブルは、不揮発性メモリ56に格納され、図5の処理の開始と共にシステムメモリ52に展開される。
S501で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、下限の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
S502で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、上限の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
S503で、システム制御部50は、サブ電子ダイヤル73の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS504に進み、回転方向が左の場合、処理はS505に進む。
S504で、システム制御部50は、S500において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。つまり、N=N+1としてテーブルナンバーを更新する。
S505で、システム制御部50は、S500において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。つまり、N=N−1としてテーブルナンバーを更新する。
S506で、システム制御部50は、S504においてインクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S502において取得した上限のテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS508に進み、そうでない場合、処理はS510に進む。
S507で、システム制御部50は、S505においてデクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S501において取得した下限のテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS509に進み、そうでない場合、処理はS510に進む。
S508で、システム制御部50は、現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)に、S501において取得した下限のテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
S509で、システム制御部50は、現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)に、S502において取得した上限のテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
S510で、システム制御部50は、S503〜S509において更新された現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)と、図10(E)に示すテーブルとに基づき、新たな選択パラメータ位置を設定する。例えば、図11(A)に示すようにカーソル1101がシャッター速度を指している状態を考える。この状態において、ユーザがサブ電子ダイヤル73を右方向に繰り返し回転させた場合には、図11(A)→図11(B)→図11(C)→図11(D)→図11(A)・・・のように、表示部28の表示画面が変化する。なお、図11(A)〜図11(D)の表示画面において、「A」は、設定値が「Auto」であることを意味する。
なお、S506またはS507においてYesと判定された場合には、テーブルナンバーを変更しないようにしてもよい。
次に、図6を参照して、パラメータのリセット処理(図4のS404及びS415)の詳細について説明する。
S600で、システム制御部50は、十字キー74の左又は上が押下(ボタン押下)されたか否かを判定する。十字キー74の左又は上が押下された場合、処理はS601に進み、そうでない場合、処理はS603に進む。
S601で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルに基づき、現在の露出調整モード用の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)を取得する。
S602で、システム制御部50は、S601において取得したテーブルナンバー(N)の指すパラメータの設定値を「Auto」に設定する。例えば、図12(A)に示すように、シャッター速度が「6」(1/6秒を意味する)、絞り値が「3.5」(F3.5を意味する)、ISO感度が「A」(Autoを意味する)、露出補正値が「0」に設定されている状態を考える。ここで、カーソル1201は、絞り値を指している。この状態でS602の処理が行われると、絞り値の設定値が「Auto」に設定され、表示画面が、図12(A)から図12(B)へと遷移する。このように制御することで、選択している絞り値のみ「Auto」に変更することが可能になる(即ち、選択された設定項目以外についての設定値は変更されない)。この例では、十字キー74を押下する操作のみで、露出設定をシャッター速度優先モードと同等の状態に変更することが可能である。
なお、図4のS415の処理として図6の処理が実行される場合、最初から「Auto」に設定されていた露出パラメータについては、対応する仮設定値が存在する。従って、例えば図12(A)及び(B)において、ISO感度に対応する部分には、「A」の代わりに仮設定値が表示されている。また、S602において「Auto」に設定された露出パラメータについては、次にS408の処理が実行される際に、対応する仮設定値が保存される。従って、例えば図12(B)において、絞り値に対応する部分には、「A」の代わりに借り設定値が表示される。これは、後述するS604の処理においても同様である。仮設定値が表示されている場合に、Autoへと設定と変更する指示がされると一旦Autoに設定が変更されるが、測光中であれば測光結果に基づいてすぐに仮設定値が表示される。
S603で、システム制御部50は、十字キー74の右又は下が押下されたか否かを判定する。十字キー74の右又は下が押下された場合、処理はS605に進み、そうでない場合、処理は終了する。
S604で、システム制御部50は、全露出パラメータを「Auto」に設定する(露出補正値については初期値の「0」に設定する)。例えば、図12(A)に示す状態を考える。この場合、カーソル1201が指している絞り値のみならず、シャッター速度も「Auto」に変更され、表示画面が、図12(A)から図12(C)へと遷移する。このように制御することで、シャッター速度及び絞り値の両方とも「Auto」に変更することが可能になる。この例では、十字キー74を押下する操作のみで、露出設定をプログラムAEモードと同等の状態に変更することが可能である。なお、S604の処理が測光中に行われた場合には、シャッター速度、絞り数値、ISO感度はAutoになった後測光結果に基づいて仮設定値が設定される。露出補正値のようにAutoの設定がない項目の場合には初期値に設定をしてもよいし、予め定められた基準値に設定をしてもよい。
このように図6のリセット処理によれば、複数の露出パラメータに対応する複数の表示項目(「A」など)の表示中に、選択された露出パラメータ又は全ての露出パラメータを選択的に「Auto」に設定することを、容易に行うことができる。
なお、S600またはS603の判定は、タッチ操作により判定をしてもよい。S600においては、タッチパネル70a上へのタッチ時間が0.3秒以〜0.5秒や、0.4秒〜1秒といった所定時間内であればYesと判定してもよい。また、S603においては、タッチパネル70a上へのタッチ時間が0.5秒〜1秒や、0.8秒〜2秒といった所定時間(S600の所定時間より長い)以内であればYesと判定してもよい。
さらに、項目上をタッチしたら、選択中の項目をAutoに設定し、全体をオートにするアイテムを表示し、そのアイテムをタッチしたら、S604の処理を行うようにしてもよい。
また、十字キー74でなくても、専用のボタンを設けてもよいし、その他のボタンにAutoにする機能を割り当ててもよい。
このように、S600、S603の判定は十字キー74の操作だけでなく、タッチ操作により行ってもよい。なお、上述した操作方法は一例であり、Autoにするための操作は上述の例に限定されるわけではない。
上述したように、選択中の項目をAutoに設定するためには、十字キー74の上キーまたは左キーを押下し、Autoに設定可能な全ての項目をAutoに設定するためには十字キー74の下キーまたは右キーを押下する。十字キー74はグリップ部90の近くにあり、グリップ部90を把持した状態で操作が可能である。よって、撮影待機状態においてカメラを横向きで撮影したり、縦向きで撮影したりしても、ユーザの手がすぐに届く位置にある。また、横向きの場合にも、縦向きの場合にも、選択項目をAutoにする指示と、Autoに設定可能な全ての項目をAutoにする指示とをするためのキーの位置関係が同じなので操作性がよい。具体的には、横向きでは、上キーで選択項目をAutoに、下キーでAutoに設定可能な全ての項目をAutoに変更することができる。すなわち、カメラを構えた状態で重力方向に上にある十字キーのボタンを押せば選択項目をAutoに、重力方向に下にある十字キーのボタンを押せばAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることができる。
縦向きの場合、例えば、グリップ部90を重力方向下側にして縦に構えた場合にも、カメラを構えた状態で重力方向に上にある十字キー(左キー)のボタンを押せば選択項目をAutoに、重力方向に下にある十字キーのボタン(右キー)のボタンを押せばAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることができる。グリップ部90がデジタルカメラ100背面から見て右側にあるので、縦向きに構える場合にはグリップ部90が重力方向下側にくる可能性が高いので、上キーと左キー、下キーと右キーとをそれぞれセットにすると操作性が向上する。
次に、図7を参照して、露出調整モードとは異なるモード用の露出パラメータの変更処理(図3のS307)の詳細について説明する。
S700で、システム制御部50は、撮影モードがシャッター速度優先モード(Tvモード)であるか否かを判定する。Tvモードの場合、処理はS701に進み、そうでない場合、処理はS702に進む。
S701で、システム制御部50は、絞り値を「Auto」に設定する。
S702で、システム制御部50は、撮影モードが絞り優先モード(Avモード)であるか否かを判定する。Avモードの場合、処理はS703に進み、そうでない場合、処理はS704に進む。
S703で、システム制御部50は、シャッター速度を「Auto」に設定する。
S704で、システム制御部50は、撮影モードがプログラムAEモード(プログラムモード(Pモード))であるか否かを判定する。Pモードの場合、処理はS705に進み、そうでない場合、処理はS706に進む。
S705で、システム制御部50は、シャッター速度及び絞り値を「Auto」に設定する。
S706で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の操作が行われたか否かを判定する。操作が行われた場合、処理はS707に進み、操作が行われていない場合、処理はS713に進む。
S707で、システム制御部50は、撮影モードがマニュアルモード(Mモード)又はシャッター速度優先モードであるか否かを判定する。Mモード又はTvモードの場合、処理はS708に進み、そうでない場合、処理はS709に進む。
S708で、システム制御部50は、シャッター速度の変更を行う。
S709で、システム制御部50は、撮影モードが絞り優先モード又はBulbモードであるか否かを判定する。Bulbモードの場合は、シャッターボタン61を押下している期間、露光がされる撮影モードであるので、シャッター速度は設定せず、Av値の設定を変更する。Avモード又はBulbモードの場合、処理はS710に進み、そうでない場合、処理はS711に進む。
S710で、システム制御部50は、絞り値を変更する。
S711で、システム制御部50は、撮影モードがプログラムAEモードであるか否かを判定する。Pモードの場合、処理はS712に進み、そうでない場合、処理は終了する。
S712で、システム制御部50は、プログラムシフト値を変更する。
S713で、システム制御部50は、サブ電子ダイヤル73の操作が行われたか否かを判定する。操作が行われた場合、処理はS714に進み、操作が行われていない場合、処理は終了する。
S714で、システム制御部50は、撮影モードがマニュアルモード又はBulbモードであるか否かを判定する。Mモード又はBulbモードの場合、処理はS715に進み、そうでない場合、処理はS716に進む。
S715で、システム制御部50は、絞り値を変更する。
S716で、システム制御部50は、露出補正値を変更する。
以上のように制御することで、露出調整モード以外のモードでは、設定値の設定をすることができる。露出調整モード以外のモードでは、同じモード内において設定項目にユーザの設定した設定値から「Auto」へと設定変更することができない。例えば、Tv値をユーザの設定した値からAutoに変更する際には、TvモードからAvモードへとモードを切り替える必要がある。さらに、マニュアルモードからTv、AvをAutoに設定する際には、Pモードへと切り替える必要がある。
次に、図8を参照して、露出調整モードにおける非測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS405)の詳細について説明する。システム制御部50は、図8の処理により、パラメータを変更可能である。
S800で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)を取得する。例えば、図13(A)に示すようにカーソル1301がシャッター速度を指している場合(即ち、現在選択中のパラメータがシャッター速度である場合)を考える。この場合、システム制御部50は、図10(A)に示すテーブルを参照する。そして、シャッター速度の現在の設定値は「Auto」であるため、システム制御部50は、テーブルナンバー(N)として、「55」を取得する。なお、図10(A)〜(D)に示すテーブルは、例えば不揮発性メモリ56に格納されている。
S801で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの下限を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
S802で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの上限を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
S803で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS804に進み、回転方向が左の場合、処理はS810に進む。
S804で、システム制御部50は、S800において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。
S805で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータが露出補正値であるか否かを判定する。露出補正値の場合、処理はS808に進み、そうでない場合、処理はS806に進む。
S806で、システム制御部50は、S804においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)+1を上回っているか否かを判定する。N>N_Max+1の場合、処理はS807に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
S807で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)+1を代入する。
S808で、システム制御部50は、S804においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS809に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
S809で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
S810で、システム制御部50は、S800において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。
S811で、システム制御部50は、S810においてデクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S801において取得したテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS812に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
S812で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S801において取得したテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
S813で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、S803〜S812において更新されたテーブルナンバー(N)に対応する設定値を取得する。そして、システム制御部50は、取得した設定値により、現在選択中のパラメータの設定値を更新する。例えば、図13(A)に示される表示画面の状態において、メイン電子ダイヤル71が右方向に1クリックされた場合を考える。この場合、表示画面は、図13(A)から図13(B)へと遷移する。また、図13(B)に示される表示画面の状態において、メイン電子ダイヤル71が左方向に1クリックされた場合、表示画面は図13(A)に遷移する。このように、非測光状態では、具体的な値を持つ設定値と「Auto」の設定値との間を行き来することが可能である。
次に、図9を参照して、露出調整モードにおける測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS416)の詳細について説明する。
S900で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの設定値または仮設定値(S408参照)を示すテーブルナンバー(N)を取得する。現在選択中のパラメータが、測光開始前から「Auto」以外の値に設定されていた項目である場合は、すでにユーザにより設定された設定値のテーブルナンバーを取得する。また、現在選択中のパラメータが測光開始前は「Auto」に設定されていた場合であっても、既に図9のパラメータ変更処理が行われている場合も、設定値を取得する。測光結果に基づいて算出された仮設定値が設定されている場合には、システムメモリ52より仮設定値を取得する。
S901で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの下限を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
S902で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの上限を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
S903で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS904に進み、回転方向が左の場合、処理はS905に進む。
S904で、システム制御部50は、S900において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。
S905で、システム制御部50は、S900において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。
S906で、システム制御部50は、S904においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S902において取得したテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS908に進み、そうでない場合、処理はS910に進む。
S907で、システム制御部50は、S905においてデクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S901において取得したテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS909に進み、そうでない場合、処理はS910に進む。
S908で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの仮設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S902において取得したテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
S909で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの仮設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S901において取得したテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
S910で、システム制御部50は、図10(A)〜(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、S903〜S909において更新されたテーブルナンバー(N)に対応する設定値を取得する。そして、システム制御部50は、取得した設定値により、現在選択中のパラメータの設定値を更新し、仮設定値ではなく設定値としてシステムメモリ52に記録する。すなわち、仮設定値からユーザにより設定値の変更操作がされると変更後の値が設定値としてシステムメモリ52に記録される。
例えば、シャッター速度、絞り値、ISO感度の設定値が「Auto」であり、露出補正値の設定値が「0」である場合を考える。この場合、測光開始前は、表示部28の表示画面は、図13(A)に示す状態である。その後、図4のS408において仮設定値が記憶されると、表示画面は、例えば図13(C)に遷移する。ここでは、シャッター速度の仮設定値は「8000」(1/8000を意味する)であり、カーソル1301はシャッター速度を指している。即ち、現在選択中のパラメータは、シャッター速度である。この状態において、ユーザがメイン電子ダイヤル71を左方向に1クリックすると、S905において、Nが、1/6400秒に対応する「53」に変化する。そして、S910において、シャッター速度の設定値が「Auto」から「1/6400秒」に更新され、仮設定値(1/8000秒)はシステムメモリ52から削除される。もしくは、仮設定値として記録されるが、設定値が設定されたので、撮影には用いられない。また、表示部28の表示画面は、図13(C)から図13(D)に遷移する。このように制御することで、測光状態では、測光演算値(仮設定値)からの露出調整が可能となる。
また、図13(D)に示される表示画面の状態において、ユーザがメイン電子ダイヤル71を右方向に2クリックした場合、シャッター速度の設定値は「1/6400秒」から「1/8000秒」に更新されるが、「Auto」には更新されない。仮に、測光状態において設定値が「Auto」以外から「Auto」に変更されてしまうと、再測光が行われて仮設定値が決定される。よって、測光状態では、非測光状態の場合(図8参照)と異なり、メイン電子ダイヤル71の操作により設定値を「Auto」に変更せず、十字キー74への操作によってAutoに変更する。これにより、ユーザがAutoに設定したのに、設定できなかった(実際にはAutoに設定されているが仮設定値が表示されるので)と認識してしまう可能性を低減することができる。
また、図13(D)に示す状態において測光タイマーが終了し、図4のS411の処理が行われた場合を考える。この場合、シャッター速度の設定値はS910において「1/6400秒」に更新されているが、露出調整されていない絞り値及びISO感度の設定値は「Auto」のままである。従って、S411において、絞り値及びISO感度の設定値は、仮設定値からAutoへと変わり、表示部28の表示画面は、図13(D)から図13(E)に遷移する。このように、測光タイマーが終了した場合、測光状態で変更されたパラメータ以外のパラメータは、測光開始前の設定値である「Auto」に戻る。これにより、次回からの撮影の際に、すぐ前回の撮影終了前と同じ状態から、撮影を開始することが可能となる。なお、S910において設定値を更新する際に、測光開始前の設定値を記憶しておき、測光タイマー終了時に全てのパラメータを測光開始前の設定値に戻すように構成してもよい。つまり、Autoであった項目が、仮設定値から設定値へと変更されたとしても、測光タイマー終了後にAutoへ戻るようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、デジタルカメラ100は、複数の表示項目のうち、選択中の表示項目の設定をAutoにするのと、複数の表示項目の設定をAutoにするのとを操作により、いずれも容易に行うことができる。デジタルカメラ100は、複数の表示項目の表示中に、第1のユーザ操作(十字キー74の左の押下等)に応じて、選択された露出パラメータに「Auto」を設定するように制御する。また、デジタルカメラ100は、複数の表示項目の表示中に、第2のユーザ操作(十字キー74の右の押下等)に応じて、複数の露出パラメータに「Auto」を設定するように制御する。
例えばユーザがマニュアルでパラメータの設定変更を行ったが所望の撮影状態を得られなかった場合に、パラメータを瞬時にAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることが可能である。撮影状態に応じて、いずれかの項目の設定値を設定したり、Autoにしたりすることができるので、モードを切り替えなくても素早く所望の露出設定にすることができる。これにより、ユーザが設定値の設定が所望のものとならず、設定値の調整を行っている間に撮影機会を逃したりする可能性が低減される。また、被写体の明るさが急激に変わった場合に1つ1つ項目の設定値を変更しなくてもAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることで容易に適切な露出で撮影を行える。さらに、基本的には絞り数値をAutoでシャッター速度の設定値を変更しながら撮影をしたい(Tvモード相当)ような場合にも、シャッター速度を適切な露出(Auto)に簡単に設定できるので、素早くユーザ所望の設定値へと設定をすることができる。
具体的な露出調整モードの有効な例としては、マニュアルモード撮影において、例えば追っている被写体が日向いており明るい状態で、急に雲がかかって日陰に入ってしまい、被写体輝度が大きく変化し、現状の設定と、適正露出とする為の設定が大きく離れてしまう場合がある。このような時、適正露出にして素早く撮影を行いたいが、一手で容易に適正露出にするためにはモード切替スイッチ60を操作してPモードにしなければならない。また、適正露出にした後に例えばユーザが被写界深度を変更したい場合には、Av値にカーソルを合わせてダイヤルを回すだけでAv値が固定され、被写体の流れ方を変えたい場合には同様にTv値にカーソルを合わせてダイヤルを回すだけでTv値が固定される。このように、適正露出に素早く設定可能することができつつも、適正露出にした後にモードを変更する操作をすることなく、ユーザが選択した項目の設定値を変えることができる。すなわち、露出調整モードでは、モードを変更しなくても、ワンアクションでPモード相当の動きをする状態にし、さらに適正露出にした状態からモードを変更しなくても、ダイヤルを回転するだけでユーザ所望の項目の設定値を変更することができる。
さらに、設定を変更した後に再び撮影中に被写体輝度の変化が激しくなった場合には、AutoにすることでPモードの動きを継続する為、適正露出で撮影をすることが可能となる。このように、Pモード相当の動きと、Avモード相当、Tvモード相当、Mモード相当とを切り替えることができるので、明るさが急激に変化したり、適正露出の状態からボケや流れ方を変えたい場合にモードを切り替えることなく素早く設定することができる。
また、Mモード相当にしていたが、急激に明るさが変わった場合に、絞り値は現在の設定から変えたくないが、シャッター速度だけ素早く変えたい場合にもシャッター速度だけをAutoにすることができる。例えば、もともとシャッター速度を1/2500に設定していたが、急激に明るさが変化した場合に1/320あたりまで設定値を変更したいとユーザが思った場合には、Mモードでは1/2500から1/320までダイヤルを回転する必要がある(例えば9クリック分)。ここで、露出調整モードでは一手でAutoにすることで1/320近くまで変更することができる。例えば、Autoにして1/250まで一手で設定値を変更できれば、その後は1クリック分ダイヤルの回転をすればよいので、操作量が減る。
このように、全てのモード変更と同等の動きをモード変更を行うことなく可能になる。
上述した実施形態においては、選択項目の設定値を変更するためのダイヤル回転操作(第1の操作)と、項目をAutoに設定するためのボタン操作(第2の操作)とは、その操作方法が異なることを説明した。よって、ユーザは、細かく設定を変更するか、もしくは簡単にAutoにするのかを操作方法によって区別して認識できる。タッチ操作によって行う場合には、設定値の候補とAutoとを選択可能なバーがあり(例えばAutoは端位置に対応する)、バー上をタッチすることにより、設定の変更が可能となる。また、選択項目をAutoにするためのアイテムと、Autoに設定可能な全ての項目をAutoにするためのアイテムとが表示され、アイテム上をタッチすることにより設定可能としてもよい。
また、ダイヤル操作に応じて、Auto、複数の設定値の候補とからいずれかを設定可能であることを説明したが、ダイヤル操作に応じては、Autoに設定しないようにしてもよい。つまり、例えば、ダイヤル操作に応じてはAutoを含まない複数の設定値の候補から設定値を設定可能とし、ボタン操作に応じてAutoに設定可能としてもよい。さらに、タッチ操作によって行う場合には、Autoを示さず設定値の候補を示すバーと、Autoを示すアイテムとを別々に表示してもよい。
なお、上の説明では、設定項目の例として、露出パラメータ(露出制御に関する1以上の設定項目)を採用した。しかしながら、本実施形態の設定項目は、露出パラメータに限定されない。例えば、設定項目は、オートフォーカスの測距点に関する設定項目であってもよい。この場合、オートフォーカスにおける自動測距中にユーザがメイン電子ダイヤル71を操作した場合に、測距点を、追尾測距点から任意の測距点に変更する制御を行う構成に対して、本実施形態の構成を適用することが可能である。或いは、設定項目は、オートホワイトバランスに関する設定項目であってもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、設定項目を制御する制御装置であれば適用可能である。即ち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤーなどに適用可能である。また、本発明は、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などにも適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
17…AEセンサ、22…撮像部、28…表示部、50…システム制御部、52…システムメモリ、56…不揮発性メモリ、70…操作部、74…十字キー、100…デジタルカメラ、101…シャッター、102…絞り、103…レンズ、150…レンズユニット

Claims (29)

  1. 複数の設定項目のうちのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定手段と、
    前記複数の設定項目のうち、第1の設定項目と第2の設定項目とに共に、前記第1の設定ではなく、設定値の候補のいずれかが設定されている第1の状態において、第1の操作に応じて、前記選択手段により選択された設定項目について複数の設定値の候補からいずれかの設定値を設定し、
    前記第1の状態において、前記第1の操作と操作方法の異なる第2の操作に応じて、前記選択手段で選択された設定項目について前記第1の設定を設定し、
    前記第1の状態において、前記第1の操作及び前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作に応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目について前記第1の設定を設定する
    ように制御する制御手段と、
    を有し、
    前記第2の操作または前記第3の操作に応じて前記選択手段で選択された設定項目について前記第1の設定がされた状態で、前記第1の操作に応じて前記選択手段で選択された設定項目の設定を前記第1の設定から、前記選択手段により選択された設定項目に対応する前記複数の設定値の候補のいずれかの設定値へと変更可能である
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 複数の設定項目のうちのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定手段と、
    前記複数の設定項目に含まれる第1の設定項目と第2の設定項目のうち、前記選択手段によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、第2の操作がされたこと応じて、前記選択手段で選択された設定項目に前記第1の設定を設定し、
    前記選択手段によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作がされたことに応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目に前記第1の設定を設定する
    ように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  3. 露出の設定モードとして、
    ユーザが選択したシャッター速度に応じて自動的に絞り値が設定されるシャッター速度優先モードと、
    ユーザが選択した絞り値に応じて自動的にシャッター速度が設定される絞り優先モードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オートを除く設定値候補からユーザが設定値を選択するマニュアルモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、自動的に設定されるプログラムモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オート及び複数の設定値候補からいずれかを選択して設定する特定の露出設定モードと、
    を含む複数のモードのいずれかに切り替えて設定するモード切替手段と、
    前記モード切替手段で前記特定の露出設定モードに切替えて設定された場合に、シャッター速度と絞り値とを含む複数の設定項目のうちいずれかを選択する選択手段と、
    前記特定の露出設定モードにおいて、前記選択手段で選択された設定項目を、第1の操作に応じて、オート及び複数の設定値候補のいずれかに設定する設定手段と
    を有することを特徴とする撮像制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記複数の設定項目に含まれる前記第1の設定項目と前記第2の設定項目のうち、前記選択手段によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の操作がされたこと応じて、前記選択手段で選択された設定項目に前記第1の設定を設定し、
    前記選択手段によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、前記第3の操作がされたことに応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目に前記第1の設定を設定するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 露出の設定モードとして、
    ユーザが選択したシャッター速度に応じて自動的に絞り値が設定されるシャッター速度優先モードと、
    ユーザが選択した絞り値に応じて自動的にシャッター速度が設定される絞り優先モードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オートを除く設定値候補からユーザが設定値を選択するマニュアルモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、自動的に設定されるプログラムモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オート及び複数の設定値候補からいずれかを選択して設定する特定の露出設定モードと、
    を含む複数のモードのいずれかに切り替えて設定するモード切替手段と、
    前記モード切替手段で前記特定の露出設定モードに切替えて設定された場合に、シャッター速度と絞り値とを含む複数の設定項目のうちいずれかを選択する選択手段と、
    前記特定の露出設定モードにおいて、前記選択手段で選択された設定項目を、第1の操作に応じて、オート及び複数の設定値候補のいずれかに設定する設定手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1、2、及び4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 露出の設定モードとして、
    ユーザが選択したシャッター速度に応じて自動的に絞り値が設定されるシャッター速度優先モードと、
    ユーザが選択した絞り値に応じて自動的にシャッター速度が設定される絞り優先モードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オートを除く設定値候補からユーザが設定値を選択するマニュアルモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、自動的に設定されるプログラムモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オート及び複数の設定値候補からいずれかを選択して設定する特定の露出設定モードと、
    を含む複数のモードのいずれかに切り替えて設定するモード切替手段を更に有し、
    前記第1の設定項目はシャッター速度であり、前記第2の設定項目は絞り値であり、前記第1の設定は前記オートであり、
    前記選択手段、前記設定手段、前記制御手段は、前記モード切替手段で前記特定の露出設定モードに切替えて設定された場合に、請求項1に記載された動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 露出の設定モードとして、
    ユーザが選択したシャッター速度に応じて自動的に絞り値が設定されるシャッター速度優先モードと、
    ユーザが選択した絞り値に応じて自動的にシャッター速度が設定される絞り優先モードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オートを除く設定値候補からユーザが設定値を選択するマニュアルモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、自動的に設定されるプログラムモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オート及び複数の設定値候補からいずれかを選択して設定する特定の露出設定モードと、
    を含む複数のモードのいずれかに切り替えて設定するモード切替手段を更に有し、
    前記第1の設定項目はシャッター速度であり、前記第2の設定項目は絞り値であり、前記第1の設定は前記オートであり、
    前記選択手段、前記設定手段、前記制御手段は、前記モード切替手段で前記特定の露出設定モードに切替えて設定された場合に、請求項2に記載された動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  8. 前記特定の露出設定モードにおいて、前記第1の操作と操作方法の異なる第2の操作に応じて、前記複数の設定項目のうち前記選択手段で選択された設定項目以外についての設定値を変更することなく、前記選択手段で選択された設定項目をオートに設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像制御装置。
  9. 前記特定の露出設定モードにおいて、前記第1の操作及び前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作に応じて、前記複数の設定項目のうち前記選択手段で選択された設定項目以外を含む、前記複数の設定項目をオートに設定することを特徴とする請求項8に記載の撮像制御装置。
  10. 前記第1の操作は、ダイヤルの回転操作であることを特徴とする請求項1、4乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第2の操作、前記第3の操作は、ボタン押下またはタッチ操作であることを特徴とする請求項1、2、及び4乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記第2の操作は、十字キーの上キーまたは左キーのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記第3の操作は、十字キーの下キーまたは右キーのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項11または12に記載の電子機器。
  14. 前記第2の操作、前記第3の操作を受け付け可能な操作部は、前記電子機器を保持するためのグリップ部を把持する手で操作が可能な位置にあることを特徴とする請求項1、2、4乃至7、及び11乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記複数の設定項目には、シャッター速度、絞り値、及びISO感度のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1、2、4乃至7、及び10乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 前記制御手段は、前記設定手段により設定された前記複数の設定項目の設定を表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項1、2、4乃至7、及び10乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  17. 前記制御手段は、前記選択手段により選択されている設定項目が露出補正値を示す項目である場合には、前記第2の操作に応じて露出補正値を0に設定するように制御することを特徴とする請求項1、2、及び4乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  18. 前記制御手段は、前記第1の設定がされた設定項目について、測光処理がされたことに応じて設定値を設定するように制御することを特徴とする請求項1、2、及び4乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  19. 前記制御手段は、測光処理の動作中であれば、前記選択手段により選択されている設定項目について、前記第1の操作がされたことに応じて前記第1の設定をしないように制御する
    ことを特徴とする請求項1、4乃至6、及び10のいずれか1項に記載の電子機器。
  20. 前記制御手段は、所定の処理の動作中に、前記第1の設定がされた設定項目が選択され、前記第1の操作がされたことに応じて、前記所定の処理に応じて設定された設定値から、前記複数の設定値の候補のいずれかの設定値へと設定を変更するように制御する
    ことを特徴とする請求項1、4乃至6、及び19のいずれか1項に記載の電子機器。
  21. 前記制御手段は、所定の処理の開始時に前記第1の設定がされていた設定項目が前記所定の処理の動作中に、前記第1の操作に応じて設定が変更された場合に、前記所定の動作が終了したことに応じて、設定を変更しないように制御する
    ことを特徴とする請求項1、4乃至6、19、及び20のいずれか1項に記載の電子機器。
  22. 前記設定手段は、所定の処理の動作中でない場合には、前記第1の操作に応じて前記第1の設定へと設定可能であり、
    前記所定の処理の動作中の場合には、前記第1の操作に応じて前記第1の設定へと設定できないことを特徴とする請求項1及び4乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  23. 電子機器が実行する制御方法であって、
    複数の設定項目のうちのいずれかを選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定工程と、
    前記複数の設定項目のうち、第1の設定項目と第2の設定項目とに共に、前記第1の設定ではなく、設定値の候補のいずれかが設定されている第1の状態において、第1の操作に応じて、前記選択工程により選択された設定項目について複数の設定値の候補からいずれかの設定値を設定し、
    前記第1の状態において、前記第1の操作と操作方法の異なる第2の操作に応じて、前記選択工程で選択された設定項目について前記第1の設定を設定し、
    前記第1の状態において、前記第1の操作及び前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作に応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目について前記第1の設定を設定する
    ように制御する制御工程と、
    を有し、
    前記第2の操作または前記第3の操作に応じて前記選択工程で選択された設定項目について前記第1の設定がされた状態で、前記第1の操作に応じて前記選択工程で選択された設定項目の設定を前記第1の設定から、前記選択工程により選択された設定項目に対応する前記複数の設定値の候補のいずれかの設定値へと変更可能である
    ことを特徴とする制御方法。
  24. 電子機器が実行する制御方法であって、
    複数の設定項目のうちのいずれかを選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された設定項目について、自動的に設定値を設定する第1の設定と、ユーザが選択可能な複数の設定値の候補とからいずれかを設定する設定工程と、
    前記複数の設定項目に含まれる第1の設定項目と第2の設定項目のうち、前記選択工程によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、第2の操作がされたこと応じて、前記選択工程で選択された設定項目に前記第1の設定を設定し、
    前記選択工程によって前記第1の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の設定項目が選択されている場合にも、前記第2の操作と操作方法の異なる第3の操作がされたことに応じて、前記第1の設定項目と前記第2の設定項目に前記第1の設定を設定する
    ように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  25. 撮像制御装置が実行する制御方法であって、
    露出の設定モードとして、
    ユーザが選択したシャッター速度に応じて自動的に絞り値が設定されるシャッター速度優先モードと、
    ユーザが選択した絞り値に応じて自動的にシャッター速度が設定される絞り優先モードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オートを除く設定値候補からユーザが設定値を選択するマニュアルモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、自動的に設定されるプログラムモードと、
    シャッター速度、絞り値ともに、オート及び複数の設定値候補からいずれかを選択して設定する特定の露出設定モードと、
    を含む複数のモードのいずれかに切り替えて設定するモード切替工程と、
    前記モード切替工程で前記特定の露出設定モードに切替えて設定された場合に、シャッター速度と絞り値とを含む複数の設定項目のうちいずれかを選択する選択工程と、
    前記特定の露出設定モードにおいて、前記選択工程で選択された設定項目を、第1の操作に応じて、オート及び複数の設定値候補のいずれかに設定する設定工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  26. コンピュータを、請求項1、2、4乃至7、及び10乃至22のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  27. コンピュータを、請求項3、8、及び9のいずれか1項に記載の撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  28. コンピュータを、請求項1、2、4乃至7、及び10乃至22のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  29. コンピュータを、請求項3、8、及び9のいずれか1項に記載の撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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