JP2019046365A - 反力発生装置 - Google Patents

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幸雄 松野
Yukio Matsuno
幸雄 松野
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【課題】皿ばねの滑りによる摩耗を防ぐことのできる反力発生装置を提供する。【解決手段】ユーザーによるクラッチペダルのペダル操作の操作量に応じた操作反力を疑似的に発生させる皿ばね12を備えた反力発生装置10であって、皿ばね12は、ペダル操作によって軸方向に移動可能な押圧部材14と座面16の間において弾性変形可能に配置されるものであり、リング状の皿状部22と、この皿状部22の内周端22aと外周端22bにおいてそれぞれ軸方向に延びる筒状の筒状部24A、24Bを有し、筒状部24A、24Bの各端面は、押圧部材14と座面16とにそれぞれ接地しているものである。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばクラッチペダルのペダル操作の操作量に応じた反力を疑似的に発生させる反力発生装置に関するものである。
従来、ユーザーによるクラッチペダルのペダル操作に基づいてクラッチの断接を行う手動操作モードと、制御信号に基づいてクラッチの断接を行う自動操作モードとを有するクラッチ装置において、クラッチペダルのペダル操作の操作量に応じたペダル反力を、ばね部材で疑似的に発生させるようにした反力発生装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、クラッチペダルのペダル操作時の荷重特性としては、クラッチが継合するポイントを認識できるカーブ(例えば、図4(1)を参照)が最適と考えられている。このため、従来の一般的なMT車においては、クラッチ本体に皿ばね(例えば、特許文献2を参照)を用いることが多い。
特開2017−040273号公報 特開2013−213566号公報
上記の反力発生装置のばね部材においても、ペダル操作上必要とされる荷重特性を再現するために、皿ばねを適用することが考えられる。しかし、この場合、以下のような問題が生じる。
図5は、従来の一般的な皿ばねを適用した反力発生装置の作動説明図であり、(1)は作動前、(2)は作動後を示している。皿ばねとしては、図6に示すような中央に穴1が開いた略円錐台形状の皿ばね2を用いている。図5(1)に示すように、皿ばね2は押圧部材3と座面4との間に配置されており、押圧部材3と座面4に挟まれて弾性変形する。図5(2)に示すように、クラッチペダルのペダル操作により押圧部材3が皿ばね2を押圧方向に変位させるストローク時には、皿ばね2の相手部材(押圧部材3および座面4)との接触部Aは、押圧方向とは異なる方向へ滑る。この滑りによる摩擦で、皿ばね2や相手部材が摩耗するおそれがある。また、この摩耗により、接触環境が変化し(摩擦係数の変化を含む)、荷重特性に別の要素が影響してヒステリシスが発生するなど荷重特性が変化する可能性がある(例えば、図4(2)を参照)。接触部Aの滑りによる摩耗対策として、相手部材の耐摩耗性向上や構造部材の追加などを行うと、装置の複雑化や大型化を招くおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、皿ばねの滑りによる摩耗を防ぐことのできる反力発生装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る反力発生装置は、ユーザーによるクラッチペダルのペダル操作の操作量に応じた操作反力を疑似的に発生させる皿ばねを備えた反力発生装置であって、前記皿ばねは、前記ペダル操作によって軸方向に移動可能な押圧部材と座面の間において弾性変形可能に配置されるものであり、リング状の皿状部と、この皿状部の内周端と外周端においてそれぞれ軸方向に延びる筒状の筒状部を有し、前記筒状部の各端面は、前記押圧部材と前記座面とにそれぞれ接地していることを特徴とする。
本発明に係る反力発生装置によれば、ストローク時の押圧部材からの押圧力を、皿ばねの筒状部と皿状部との境界部分に作用させることができ、押圧力はこの部分のたわみで吸収される。このため、筒状部の先端面を滑動させようとする方向の作用力を小さくすることができる。したがって、皿ばねが相手部材(押圧部材および座面)との接続部で滑ることによる摩耗を防ぐことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る反力発生装置を示す側断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る反力発生装置に用いる皿ばねを示す図であり、(1)は斜視図、(2)は平面図、(3)は側面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る反力発生装置の作動説明図であり、(1)は作動前、(2)は作動後である。 図4は、反力発生装置の荷重特性の比較図であり、(1)は本発明の実施例、(2)は比較例である。 図5は、従来の皿ばねを用いた反力発生装置の作動説明図であり、(1)は作動前、(2)は作動後である。 図6は、従来の皿ばねの一例を示す図であり、(1)は斜視図、(2)は平面図、(3)は側面図である。
以下に、本発明に係る反力発生装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る反力発生装置10は、皿ばね12と、押圧部材14と、ケーシング20の座面16とを備えており、クラッチマスターシリンダ18に接続したケーシング20内に設けられる。クラッチマスターシリンダ18は、クラッチペダルのペダル操作による荷重Pを受けて、クラッチペダルの踏込量(操作量)に応じた油圧を発生し、押圧部材14を押圧するものである。押圧部材14は、クラッチマスターシリンダ18からの油圧によって上下方向(軸方向)に移動可能である。
皿ばね12は、押圧部材14と座面16との間に配置されており、押圧部材14と座面16に挟まれて弾性変形するようになっている。この皿ばね12は、図2に示すように、皿状部22と、筒状部24A、24Bとからなる。皿状部22は、中央に穴が開いた略円錐台形状(リング状)のものである。筒状部24A、24Bは、皿状部22の上下両端において、すなわち内周端22aと外周端22bにおいてそれぞれ上下方向(軸方向)外側に延びる筒状のものである。図1に示すように、筒状部24A、24Bの各端面は、押圧部材14と座面16とにそれぞれ接地している。
上記構成の動作および作用について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る反力発生装置の作動説明図であり、(1)は作動前、(2)は作動後である。図3(2)に示すように、ストローク時の押圧部材14からの押圧力は、皿ばね12の筒状部24A、24Bと皿状部22との境界部分(内周端22aと外周端22bの近傍)に作用する。これにより、皿ばね12の境界部分が図の矢印の方向にたわみ、押圧力はこのたわみで吸収される。したがって、筒状部24A、24Bの先端面を図の左右方向に滑動させようとする作用力は小さくなる。このため、本実施の形態によれば、ストローク時に皿ばね12が押圧部材14、座面16との接続部で滑ることによる摩耗を防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、上記の従来の反力発生装置のような接触部A(図5を参照)の滑りが生じないことから、図4(1)に示すように、摩擦によるヒステリシスが発生しない荷重特性を得ることが可能である。この結果、ストローク時の往路、復路荷重に差が生じない荷重特性を実現することが可能である。
なお、上記の実施の形態において、皿ばね12のたわみを吸収する境界部分については、応力集中を避けるために、側断面視でR形状に形成することが好ましい。
10 反力発生装置
12 皿ばね
14 押圧部材
16 ケーシング内座面
18 クラッチマスターシリンダ
20 ケーシング
22 皿状部
22a 内周端
22b 外周端
24A,24B 筒状部

Claims (1)

  1. ユーザーによるクラッチペダルのペダル操作の操作量に応じた操作反力を疑似的に発生させる皿ばねを備えた反力発生装置であって、
    前記皿ばねは、前記ペダル操作によって軸方向に移動可能な押圧部材と座面の間において弾性変形可能に配置されるものであり、リング状の皿状部と、この皿状部の内周端と外周端においてそれぞれ軸方向に延びる筒状の筒状部を有し、
    前記筒状部の各端面は、前記押圧部材と前記座面とにそれぞれ接地していることを特徴とする反力発生装置。
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