JP2019046354A - 精算判定サーバ、駅務システム、および精算判定方法 - Google Patents

精算判定サーバ、駅務システム、および精算判定方法 Download PDF

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泰優 山口
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Abstract

【課題】運賃の誤収受を防止し、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制する技術を提供する。【解決手段】通信部12は、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器との間でデータ通信を行う。第1の要求処理部11aは、通信部12が駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックで処理する。第2の要求処理部11bは、通信部12が駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックとは異なる第2のロジックで処理する。判定部11cは、通信部12が駅務機器から受信した精算要求にかかる、第1の要求処理部11aの処理結果と、第2の要求処理部11bの処理結果とが一致していなければ、この精算要求について運賃の精算が適正に行えないと判定する。【選択図】図2

Description

この発明は、鉄道の利用者に対する運賃の精算にかかる技術に関する。
従来、駅では、駅構内に入場する利用者や、駅構内から出場する利用者が改札通路を通行するのを許可したり、禁止したりする改札処理を改札口に設置した自動改札機で行っている。駅構内から出場する利用者に対する改札処理では、その利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額の算出を行っている。例えば、乗車券がキップである場合、自動改札機はキップの発行金額が算出した運賃の金額以上であれば、利用者が改札通路を通行するのを許可し、反対にキップの発行金額が算出した運賃の金額未満であれば、利用者が改札通路を通行するのを禁止している。また、乗車券が無線通信機能を有するプリペイド式のICカード(以下、単に、ICカードと言う。)である場合、自動改札機はその時点におけるICカードの価値残高が算出した運賃の金額以上であれば、価値残高から算出した運賃の金額を引き落として利用者が改札通路を通行するのを許可し、その時点におけるICカードの価値残高が算出した運賃の金額未満であれば、利用者が改札通路を通行するのを禁止する。
多くの駅は、複数台の自動改札機を改札口に設置している。このため、改札システムの構築にかかるコストを安価にするため、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃を算出する構成を自動改札機ではなく、サーバに設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この改札システムは、複数台の自動改札機をサーバに接続している。サーバは、接続されているいずれかの自動改札機から要求を受信すると、この要求に含まれている乗車券情報(自動改札機が乗車券から読み取った情報)を用いて乗車駅から降車駅までの運賃の算出や、改札通路における利用者の通行可否の判定等を行う。そして、サーバは、要求を送信してきた自動改札機に対して処理結果を送信する。
特開2015− 18501号公報
しかしながら、鉄道網の複雑化や運賃体系の複雑化等にともなって、運賃を算出するプログラム(以下、運賃算出プログラムと言う。)のロジックも複雑になっている。このため、運賃算出プログラムにバグが生じている可能性が高くなっている。すなわち、利用者に対して運賃の誤収受を行う可能性が高くなっている。鉄道会社等は、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制するために、運賃の誤収受を防止することを要望している。
この発明の目的は、運賃の誤収受を防止し、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制する技術を提供することにある。
この発明の精算判定サーバは、上記目的を達するために、以下のように構成している。
通信部は、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器(例えば、自動改札機や精算機)との間でデータ通信を行う。第1の要求処理部は、通信部が駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックで処理する。また、第2の要求処理部は、通信部が駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックとは異なる第2のロジックで処理する。そして、判定部は、通信部が駅務機器から受信した精算要求にかかる、第1の要求処理部の処理結果と、第2の要求処理部の処理結果とが一致していなければ、この精算要求について運賃の精算が適正に行えないと判定する。例えば、第1の要求処理部、および第2の要求処理部は、通信部で受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報を用いて利用者に対する運賃の金額を算出する。そして、判定部は、第1の要求処理部が算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とが一致していなければ、運賃の精算が適正に行えないと判定する。
なお、通信部で受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報を用いて利用者に対する運賃の金額の算出を、2つの処理部(第1の要求処理部、および第2の要求処理部)で行う場合には、これら2つの処理部で算出された運賃の金額が一致していれば、運賃の精算が適正に行えると判定すればよい。一方、通信部で受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報を用いて利用者に対する運賃の金額の算出を、3つ以上の処理部で行う場合には、全ての処理部で算出された運賃の金額が一致していれば、運賃の精算が適正に行えると判定すればよい。すなわち、各処理部で算出された運賃の金額が、全て同じ金額でなければ、運賃の精算が適正に行えないと判定する。
このため、運賃の誤収受が生じる可能性の有無を適正に判定し、運賃の誤収受が生じる可能性があれば、利用者に対する運賃の精算を禁止できる。したがって、利用者に対する運賃の誤収受を防止し、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制することができる。
また、精算判定サーバは、判定部が運賃の精算が適正に行えると判定した場合、通信部において算出された運賃の金額を含む処理結果を駅務機器に送信する、構成にすればよい。これにより、駅務機器で、利用者に対する精算処理が行える。
また、精算判定サーバは、複数の駅務機器を通信部にデータ通信可能に接続すればよい。
また、精算判定サーバは、駅務機器における利用者に対する駅務処理のログを記憶するログデータ記憶部を備える構成にしてもよい。このようにすれば、駅務機器側における、駅務処理のログを記憶するための記憶部の記憶容量を小さくできる。
この発明によれば、運賃の誤収受を防止し、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制することができる。
この例にかかる駅務システムを示す概略図である。 精算判定サーバの主要部の構成を示すブロック図である。 自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。 精算判定サーバの動作を示すフローチャートである。 駅構内から出場する利用者に対する自動改札機の動作を示すフローチャートである。 別の例にかかる精算判定サーバの動作を示すフローチャートである。 別の例にかかる駅構内から出場する利用者に対する自動改札機の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態である駅務システムについて説明する。
図1は、この例にかかる駅務システムを示す概略図である。この駅務システムは、統括サーバ4と、複数の精算判定サーバ1と、複数の駅務機器とを備えている。ここで言う駅務機器は、駅務で使用される自動改札機2、精算機3、券売機(不図示)、係員端末(不図示)等の各種機器の総称である。この駅務システムでは、駅務機器が端末であり、精算判定サーバ1がエッジサーバとして機能し、統括サーバ4がセンタサーバとして機能する。統括サーバ4は、鉄道会社のセンタに設置される。精算判定サーバ1は、駅等に設置される。統括サーバ4には、複数の精算判定サーバ1がネットワークを介してデータ通信可能に接続される。また、精算判定サーバ1には、比較的近い位置にある複数の駅務機器がネットワークを介してデータ通信可能に接続される。
図1では、統括サーバ4に接続されている左右両側の精算判定サーバ1については、接続されている駅務機器の図示を省略している。すなわち、図1に示す左右両側の精算判定サーバ1にも、図示していないが複数の駅務機器が接続されている。
なお、この駅務システムは、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器(例えば自動改札機2、精算機3)を精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続し、利用者に対して運賃の精算を行わない駅務機器(例えば、券売機)を精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続しない構成にしてもよい。このように構成すれば、精算判定サーバ1は、利用者に対して運賃の精算を行わない駅務機器とデータ通信を行わないので、精算判定サーバ1のデータ通信にかかる処理負荷を低減できる。
また、この駅務システムは、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器であっても、駅務機器の性質上、迅速な処理が要求される自動改札機2を精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続し、迅速な処理が要求されない精算機3についても精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続しない構成にしてもよい。このように構成すれば、精算判定サーバ1のデータ通信にかかる処理負荷を一層低減できる。精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続しない駅務機器は、ネットワークを介して統括サーバ4に直接接続してもよいし、精算判定サーバ1以外のエッジサーバ(不図示)であって、ネットワークを介して統括サーバ4に接続したエッジサーバに接続してもよい。すなわち、精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続しない駅務機器は、実行した駅務処理のログデータを統括サーバ4にアップロードできる構成であれば、どのような構成であってもよい。
統括サーバ4は、各駅務機器において処理された駅務処理の処理結果(ログ)を集計し、管理する。統括サーバ4は、精算判定サーバ1にデータ通信可能に接続されている駅務機器において処理された駅務処理の処理結果を精算判定サーバ1から取得する。また、統括サーバ4は、精算判定サーバ1に接続されていない駅務機器において処理された駅務処理の処理結果を、その駅務機器から直接、またはその駅務機器が接続されているエッジサーバ(精算判定サーバ1以外のエッジサーバ)から取得する。
精算判定サーバ1は、接続されている駅務機器から運賃の精算要求を受信すると、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の精算が適正に行えるかどうかを判定し、判定結果を駅務機器に返信する。また、精算判定サーバ1は、データ通信可能に接続されている駅務機器における利用者に対する駅務処理のログを蓄積的に記憶するとともに、適当なタイミングで記憶している駅務処理のログを統括サーバ4にアップロードする。
自動改札機2は、駅の改札口に設置され、改札通路における利用者の通行を制限する。また、精算機3は、駅の改札口の駅構内側に設置され、利用者が所持するキップ等の乗車券を受け付け、利用者に対して運賃の精算を行う。
なお、券売機は、利用者に対するキップ等の乗車券の発券を行う。係員端末は、駅係員による入力操作に応じた駅務処理を行う。駅係員は、係員端末において、利用者の要求に応じた駅務処理の実行にかかる入力操作を行う。
図2は、精算判定サーバの主要部の構成を示すブロック図である。精算判定サーバ1は、制御部11と、通信部12と、ログデータ記憶DB13とを備えている。
制御部11は、精算判定サーバ1本体の動作を制御する。また、制御部11は、第1の要求処理部11aと、第2の要求処理部11bと、判定部11cとを有している。第1の要求処理部11aは、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額を第1のロジックでプログラムされた第1のプログラムで算出する。第2の要求処理部11bは、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額を第1のロジックとは異なる第2のロジックでプログラミングされた第2のプログラムで算出する。判定部11cは、第1の要求処理部11aおよび第2の要求処理部11bで算出された、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額を用いて、利用者に対して運賃の精算が適正に行えるかどうかを判定する。
この制御部11が、この発明にかかる精算判定方法を実行する。
通信部12は、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されている駅務機器や統括サーバ4との間におけるデータ通信を制御する。
ログデータ記憶DB13は、データ通信可能に接続されている駅務機器で行われた駅務処理のログを記憶する。精算判定サーバ1は、適当なタイミングで、ログデータ記憶DB13に記憶している駅務処理のログデータを統括サーバ4にアップロードする。この適当なタイミングは、例えば1日の列車の運行が完了してから、翌日の列車の運行が開始されるまでの期間(列車の運行時を避けたタイミング)に設定し、精算判定サーバ1の処理負荷を分散するのが好ましい。
図3は、自動改札機の主要部の構成を示すブロック図である。自動改札機2は、制御部21と、ICカード読取部22と、磁気券読取部23と、利用者検知部24と、表示部25と、扉開閉部26と、通信部27と、を備えている。
制御部21は、自動改札機2本体各部の動作を制御する。
ICカード読取部22は、無線通信機能を有する非接触式ICカードが記憶する乗車券情報の読み取りや、この非接触式ICカードに対する乗車券情報の書き込みを行う。ICカード読取部22は、無線通信エリアがアンテナから数cmの範囲であり、利用者が無線通信エリア内に翳した非接触式ICカードとの無線通信により、乗車券情報の読み取りや、乗車券情報の書き込みを行う。自動改札機2は、無線通信エリアが改札通路の入口付近になるようにアンテナを設けている。乗車券として使用できる非接触式ICカードには、プリペイドカードや、定期券等がある。乗車券として使用できる非接触式ICカードについては、公知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
磁気券読取部23は、磁気券投入口に投入されたキップ等の磁気券が記憶する乗車券情報の読み取りや、この磁気券に対する乗車券情報の書き込みを行う。自動改札機2は、磁気券投入口を改札通路の入口付近に設けている。
利用者検知部24は、改札通路における利用者の通行方向に沿って並べた複数のセンサにより、改札通路を通行している利用者の位置を検知する。
表示部25は、改札通路に進入した利用者に対するメッセージを出力する。
扉開閉部26は、利用者に対して改札通路の通行を許可しない場合に、当該利用者の出口側に位置する扉を閉する。
通信部27は、接続されている精算判定サーバ1との間におけるデータ通信を制御する。
なお、自動改札機2は、上述したICカード読取部22、磁気券読取部23、利用者検知部24、表示部25、および扉開閉部26の一部の構成を備えていないものであってもよい。例えば、自動改札機2は、磁気券読取部23を備えていない構成であってもよいし、扉開閉部26を備えていない構成であってもよい。
なお、この例にかかる自動改札機2は、駅構内から出場する利用者に対して、列車の利用にかかる運賃の金額を算出する構成を備えていない構成であってもよい。すなわち、この例にかかる自動改札機2は、駅構内から出場する利用者に対して、列車の利用にかかる運賃の金額を算出する構成を備えていない構成にすることで、コストダウンを図ることができる。列車の利用にかかる運賃を用いて駅務処理を行う自動改札機2以外の機器(精算機3等)も、同様に、列車の利用にかかる運賃の金額を算出する構成を備えていない構成にし、コストダウンを図ることができる。
また、この駅務システムは、列車の利用にかかる運賃を用いて駅務処理を行う複数の駅務機器を精算判定サーバ1に接続するので、実質的に列車の利用にかかる運賃を算出するための構成の総数を減少させられる。
次に、この駅務システムの精算判定サーバ1の動作について説明する。ここでは、自動改札機2が、プリペイド式の乗車券を使用して駅構内から出場する利用者に対する改札処理を行う場合を例にして、精算判定サーバ1の動作を説明する。プリペイド式の乗車券は、非接触式ICカードであってもよいし、磁気券であってもよい。図4は、精算判定サーバの動作を示すフローチャートである。図5は、駅構内から出場する利用者に対する自動改札機の動作を示すフローチャートである。
自動改札機2は、利用者が所持している乗車券(ここでは、プリペイド式の乗車券)を受け付けると、その乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る(s21、s22)。自動改札機2は、利用者がICカード読取部22の無線通信エリア内に翳した非接触式ICカードや、利用者が磁気券投入口に投入した磁気券をs21で乗車券として受け付ける。また、自動改札機2は、受け付けた乗車券の乗車券情報として、乗車券の識別番号、前回の利用種別(入場、または出場)、前回の利用駅、価値残高等を乗車券情報としてs22で読み取る。
自動改札機2は、s22で乗車券情報として読み取った前回の利用種別が入場であるか、出場であるかを判定する(s23)。自動改札機2は、前回の利用種別が出場であれば、サイクルエラーが生じていると判定し、今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定し(s24)、s21に戻る。自動改札機2は、改札通路の通行を許可しないと判定した利用者に対して、この利用者にとっての改札通路出口側に位置する扉を閉するとともに、警告音による報知等を行う。
なお、s23では、s22で乗車券情報が適正に読み取れたかどうかについても判定している。自動改札機2は、乗車券情報が適正に読み取れていなければ、乗車券が適正でないと判定し、s24で改札通路の通行を許可しないと判定する。
自動改札機2は、s23で前回の利用種別が入場であると判定すると、少なくともs22で乗車券情報として読み取った前回の利用駅(すなわち、今回の鉄道の利用における利用者の入場駅)を含む、運賃の精算要求を精算判定サーバ1に送信する(s25)。自動改札機2は、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されている精算判定サーバ1にs25で運賃の精算要求を送信する。
精算判定サーバ1は、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されているいずれかの駅務機器(ここでは、自動改札機2)から運賃の精算要求を通信部12で受信すると(s1)、第1の運賃算出処理、および第2の運賃算出処理を行う(s2、s3)。精算判定サーバ1は、第1の運賃算出処理を第1の要求処理部11aで行い、第2の運賃算出処理を第2の要求処理部11bで行う。上述したように、第1の要求処理部11aは、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額を第1のプログラムで算出する。また、第2の要求処理部11bは、利用者の乗車駅から降車駅までの運賃の金額を第2のプログラムで算出する。s2、およびs3で用いる利用者の降車駅は、今回通信部12で受信した運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2の設置駅である。自動改札機2は、s25で送信した運賃の精算要求に、自機が設置されている駅(設置駅)を示す情報を含ませる構成であってもよいし、精算判定サーバ1が今回受信した運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2の識別番号等から、この自動改札機2の設置駅を判断する構成であってもよい。
精算判定サーバ1は、改札処理の速度低下を抑えるため、s2、s3にかかる処理を同時並行で行うのが好ましい。
第1の要求処理部11aは、第1のプログラムに、今回の運賃の金額を算出するプロセスにバグがあると適正な金額を算出できない。同様に、第2の要求処理部11bは、第2のプログラムに、今回の運賃の金額を算出するプロセスにバグがあると適正な金額を算出できない。したがって、第1の要求処理部11aが算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とが一致しない場合、第1のプログラム、または第2のプログラムの少なくとも一方に今回の運賃の金額を算出するプロセスにバグがある。
なお、第1のプログラム、および第2のプログラムの両方に、今回の運賃の金額を算出するプロセスにバグがある場合、第1の要求処理部11aが算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とが一致する可能性は極めて小さい。言い換えれば、第1のプログラム、および第2のプログラムの両方に、今回の運賃の金額を算出するプロセスにバグがあると、殆どの場合、第1の要求処理部11aが算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とは一致しない。
精算判定サーバ1は、判定部11cにおいて、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致しているかどうかを判定する(s4)。判定部11cは、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致していなければ、運賃の精算が適正に行えないと判定し(s7)、通信部12において運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2に対して運賃の精算禁止を送信する(s8)。
また、判定部11cは、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致していると、運賃の精算が適正に行えると判定し(s5)、通信部12において運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2に対して運賃の精算許可を送信する(s6)。この精算許可には、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額(第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額であってもよい。)が含まれている。精算判定サーバ1は、s6で自動改札機2に精算許可を送信すると、この自動改札機2から駅務処理のログ(今回運賃を算出した利用者に対する改札処理のログ)を受信するのを待つ(s9)。
図5に戻って、自動改札機2は、通信部27において、s25で運賃の精算要求を精算判定サーバ1に送信すると、精算判定サーバ1から精算許可、または精算禁止の判定結果を通信部27で受信するのを待っている(s26)。自動改札機2は、精算判定サーバ1からの判定結果を通信部27で受信すると、この判定結果が精算許可であるか、精算禁止であるかを判定する(s27)。自動改札機2は、s27で精算禁止であると判定すると、s24で今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定し、s21に戻る。
また、自動改札機2は、s27で精算許可であると判定すると、精算可能であるかどうかを判定する(s28)。s28では、自動改札機2は、s22で乗車券から読み取った乗車券情報に含まれている価値残高が、今回精算判定サーバ1から受信した判定結果に含まれている運賃の金額以上であるかどうかを判定する。自動改札機2は、s22で乗車券から読み取った乗車券情報に含まれている価値残高が、今回精算判定サーバ1から受信した判定結果に含まれている運賃の金額以上であれば精算可能と判定する。一方、自動改札機2は、s22で乗車券から読み取った乗車券情報に含まれている価値残高が、今回精算判定サーバ1から受信した判定結果に含まれている運賃の金額未満であれば精算不可能と判定する。
自動改札機2は、s28で精算不可能であると判定すると、s24で今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定し、s21に戻る。
自動改札機2は、s28で精算可能であると判定すると、s21で受け付けた乗車券に対して精算処理を行う(s29)。s29では、乗車券に対して、出場時刻(現在時刻)、出場駅(自機が設置されている駅)、今回の列車の利用にかかる運賃の金額(s26で受信した判定結果に含まれている運賃の金額)、価値残高(s2で読み取った価値残高から、今回の列車の利用にかかる運賃の金額を差し引いた価値)等を対応付けた出場データを書き込む。また、自動改札機2は、今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可すると判定する(s30)。自動改札機2は、改札通路の通行を許可すると判定した利用者に対して、この利用者の改札通路の出口側に位置する扉を開する。さらに、自動改札機2は、今回の駅務処理のログ(今回改札通路の通行を許可した利用者に対する改札処理のログ)を精算判定サーバ1に送信し(s31)、s21に戻る。
精算判定サーバ1は、精算許可を送信した自動改札機2から駅務処理のログ(今回運賃を算出した利用者に対する改札処理のログ)を通信部12で受信すると、受信した駅務処理のログをログデータ記憶DB13に記憶し(s10)、s1に戻る。
このように、この例では、精算判定サーバ1は、入場駅から出場駅までの列車の運賃の金額を、第1の要求処理部11a、および第2の要求処理部11bのそれぞれで算出し、算出した2つの運賃が一致していなければ、運賃の精算が適正に行えないと判定し、運賃の精算を禁止する。したがって、運賃の誤収受を防止し、利用者の信頼低下や、損害リスクを抑制することができる。
また、精算判定サーバ1は、図4に示した処理を、多数並行して実行できるスペックであるので、利用者の改札処理に要する時間の増加も抑えられる。
また、自動改札機2は、s23でサイクルエラーが発生していると判定すると、精算判定サーバ1に対して運賃の精算要求を送信しないので、精算判定サーバ1における自動改札機2とのデータ通信にかかるトラフィックを抑えることができる。
また、上記の例では、精算判定サーバ1は、自動改札機2からの運賃の精算要求に対して、異なるロジックでプログラミングされた2つのプログラム(第1のプログラム、および第2のプログラム)で運賃の金額を算出するとしたが、それぞれが異なるロジックでプログラミングされた3つ以上のプログラムで運賃の金額を算出する構成にしてもよい。この場合、各プログラムで算出した運賃の金額が全て一致した場合に運賃の精算が適正に行えると判定し、それ以外の場合に(算出した運賃の金額が一致しないプログラムがあった場合に、)、運賃の精算が適正に行えないと判定すればよい。
また、精算判定サーバ1は、自動改札機2以外の駅務機器(例えば、精算機3や係員端末等)から運賃の精算要求を受信した場合も、図4に示した処理を実行する。精算機3や、係員端末等の駅務機器において、利用者が鉄道を利用した区間(乗車駅、降車駅)を検出する処理は公知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。駅務機器は、少なくとも利用者の乗車駅、および降車駅が判断できる情報を含む運賃の精算要求を精算判定サーバ1に送信する。
また、上記の例では、自動改札機2は、利用者の出場処理にかかるログデータを精算判定サーバ1に送信し、精算判定サーバ1がログデータ記憶DB13に記憶する構成であるので、自動改札機2側で利用者の出場処理にかかるログデータを記憶しなくてもよい。これにより、自動改札機2は、駅務処理にかかるログデータを記憶する記憶容量を抑制できる。また、自動改札機2以外の駅務機器(精算機3等)も、精算判定サーバ1に対して、上述した自動改札機2と同様の処理を行うことで、運賃の精算にかかる駅務処理のログデータを記憶しなくてもよい。
また、自動改札機2は、出場処理だけでなく、入場処理にかかるログデータを精算判定サーバ1に送信し、精算判定サーバ1がログデータ記憶DB13に記憶する構成にしてもよい。このように構成すれば、自動改札機2は、駅務処理にかかるログデータを記憶するための記憶部を不要にできる。また、自動改札機2以外の駅務機器も、駅務処理を行う毎に、その駅務処理にかかるログデータを、ネットワークを介して接続されている精算判定サーバ1や、統括サーバ4に送信する構成にしてもよい。
なお、精算判定サーバ1は、ログデータ記憶DB13に記憶している駅務処理にかかるログデータを、適当なタイミングで統括サーバ4にアップロードする。したがって、統括サーバ4は、各駅務機器で処理された駅務処理を一括して管理することができる。
また、上記の例では、精算判定サーバ1が運賃の精算が適正に行えるかどうかを判定し、自動改札機2が改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定するとしたが、以下に示す例のようにしてもよい。
この例は、精算判定サーバ1が運賃の精算が適正に行えるかどうか、および改札通路における利用者の通行を許可するかどうかを判定し、自動改札機2が精算判定サーバ1の判定結果に基づき、改札通路における利用者の通行を制限する構成である。具体的には、精算判定サーバ1に図6に示す処理を実行させ、自動改札機2に図7に示す処理を実行させる。この例にかかる、精算判定サーバ1、および自動改札機2の動作について説明する。
自動改札機2は、利用者が所持している乗車券(ここでは、プリペイド式の乗車券)を受け付けると、その乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る(s61、s62)。このs61、およびs62にかかる処理は、上述した例のs21、およびs22と同様である。自動改札機2は、s22で乗車券情報として読み取った前回の利用種別が入場であるか、出場であるかを判定する(s63)。このs63にかかる処理は、上述した例のs23と同様である。自動改札機2は、前回の利用種別が出場であれば、サイクルエラーが生じていると判定し、今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定し(s64)、s61に戻る。このs64にかかる処理は、上述した例のs24と同様である。
自動改札機2は、s23で前回の利用種別が入場であると判定すると、運賃の精算要求を精算判定サーバ1に送信する(s65)。この運賃の精算要求には、s62で受け付けた乗車券から読み取った、乗車券の識別番号、前回の利用種別(入場、または出場)、前回の利用駅、価値残高等を含む乗車券情報が含まれている。
精算判定サーバ1は、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されているいずれかの駅務機器(ここでは、自動改札機2)から運賃の精算要求を通信部12で受信すると(s41)、第1の運賃算出処理、および第2の運賃算出処理を行う(s42、s43)。このs41〜s43にかかる処理は、上述した例のs1〜s3にかかる処理と同様である。
精算判定サーバ1は、判定部11cにおいて、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致しているかどうかを判定する(s44)。このs44にかかる処理は、上述した例のs4と同様である。判定部11cは、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致していなければ、運賃の精算が適正に行えないと判定し(s46)、通信部12において運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2に対して改札通路における利用者の通行禁止を送信する(s50)。このs46にかかる処理は、上述した例のs7と同様である。
また、判定部11cは、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額と、第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額とが一致していると、運賃の精算が適正に行えると判定し(s45)、精算可能であるかどうかを判定する(s47)。このs45にかかる処理は、上述した例のs5と同様である。また、s47では、判定部11cは、s41で自動改札機2から受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報の1つである価値残高が、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額(第2の運賃算出処理で算出した運賃の金額であってもよい。)以上であるかどうかを判定する。判定部11cは、s47で乗車券の価値残高が、今回精算判定サーバ1から受信した判定結果に含まれている運賃の金額以上であれば精算可能と判定し、反対にs22で乗車券から読み取った乗車券情報に含まれている価値残高が、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額未満であれば精算不可能と判定し、s50で通信部12において運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2に対して改札通路における利用者の通行禁止を送信する。
また、判定部11cは、s41で自動改札機2から受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報の1つである価値残高が、第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額以上であれば、精算データを生成する(s48)。s48では、出場時刻(現在時刻)、出場駅(s41で受信した運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2が設置されている駅)、今回の列車の利用にかかる運賃の金額(第1の運賃算出処理で算出した運賃の金額)、価値残高(s41で自動改札機2から受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報の1つである価値残高から、今回の列車の利用にかかる運賃の金額を差し引いた価値)等を対応付けた精算データを生成する。
精算判定サーバ1は、通信部12において運賃の精算要求を送信してきた自動改札機2に対して改札通路における利用者の通行許可を送信する(s49)。s49で送信する通行許可には、s48で生成した精算データが含まれている。精算判定サーバ1は、s48で生成した精算データを、駅務処理にかかるログデータとしてログデータ記憶DB13に記憶し(s51)、s41に戻る。
s49とs51の処理は、その順番が逆であってもよいが、自動改札機2おける利用者の改札処理に要する処理時間の増加を抑えるため、上述したようにs49、s50の順番で行うのがよい。
図7に戻って、自動改札機2は、通信部27において、s65で運賃の精算要求を精算判定サーバ1に送信すると、精算判定サーバ1からの改札通路における利用者の通行許可、または通行禁止の判定結果を通信部27で受信するのを待っている(s66)。自動改札機2は、精算判定サーバ1から判定結果を受信すると、この判定結果が通行許可であるか、通行禁止であるかを判定する(s67)。自動改札機2は、s67で通行禁止であると判定すると、s64で今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可しないと判定し、s61に戻る。
また、自動改札機2は、s67で通行許可であると判定すると、s66で受信した判定結果に含まれている精算データを出場データとして乗車券に書き込む精算処理を行う(s68)。そして、自動改札機2は、今回乗車券情報を読み取った乗車券を所持している利用者に対して改札通路の通行を許可すると判定し(s69)、s61に戻る。
この図6、および図7に示す処理であっても、上記の例と同様の効果を奏する。また、この例では、自動改札機2は、精算判定サーバ1に対して、改札通路の通行を許可した利用者に対する改札処理(出場処理)のログを送信しないので、自動改札機2と精算判定サーバ1との間における通信のトラフィックを一層抑えられる。
また、上記の説明では、サイクルエラーが生じているかどうかを、自動改札機2側で判定するとしたが、この判定も精算判定サーバ1に行わせてもよい。この場合、s63では、s62で乗車券情報が適正に読み取れたかどうかについて判定すればよい。
1…精算判定サーバ
2…自動改札機
3…精算機
4…統括サーバ
11…制御部
11a…第1の要求処理部
11b…第2の要求処理部
11c…判定部
13…ログデータ記憶DB

Claims (9)

  1. 利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器との間でデータ通信を行う通信部と、
    前記通信部が前記駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックで処理する第1の要求処理部と、
    前記通信部が前記駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、前記第1のロジックとは異なる第2のロジックで処理する第2の要求処理部と、
    前記通信部が前記駅務機器から受信した精算要求にかかる、前記第1の要求処理部の処理結果と、前記第2の要求処理部の処理結果とが一致していなければ、この精算要求について運賃の精算が適正に行えないと判定する判定部と、を備えた精算判定サーバ。
  2. 前記第1の要求処理部、および前記第2の要求処理部は、前記通信部が前記駅務機器から受信した運賃の精算要求に含まれている乗車券情報を用いて利用者に対する運賃の金額を算出し、
    前記判定部は、前記通信部が前記駅務機器から受信した精算要求にかかる、前記第1の要求処理部が算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とが一致していなければ、この精算要求について運賃の精算が適正に行えないと判定する、請求項1に記載の精算判定サーバ。
  3. 前記通信部は、前記判定部において運賃の精算が適正に行えると判定された場合、算出された運賃の金額を含む処理結果を前記駅務機器に送信する、請求項2に記載の精算判定サーバ。
  4. 前記判定部は、前記通信部が前記駅務機器から受信した精算要求にかかる、前記第1の要求処理部が算出した運賃の金額と、第2の要求処理部が算出した運賃の金額とが一致していれば、この精算要求について運賃の精算が適正に行えると判定する、請求項2、または3に記載の精算判定サーバ。
  5. 前記通信部は、複数の前記駅務機器がデータ通信可能に接続されている、請求項1〜4のいずれかに記載の精算判定サーバ。
  6. 前記駅務機器における利用者に対する駅務処理のログを記憶するログデータ記憶部を備えた、請求項1〜5のいずれかに記載の精算判定サーバ。
  7. 前記駅務機器は、利用者に対して改札処理を行う自動改札機である、請求項1〜6のいずれかに記載の精算判定サーバ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の精算判定サーバと、
    前記精算判定サーバとデータ通信可能に接続され、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器と、を備えた駅務システム。
  9. 通信部において、利用者に対して運賃の精算を行う駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、第1のロジックで処理し、
    また、前記通信部において、前記駅務機器から受信した運賃の精算要求にかかる処理を、前記第1のロジックとは異なる第2のロジックで処理し、
    前記通信部が前記駅務機器から受信した精算要求について、前記第1のロジックで処理した処理結果と、前記第2のロジックで処理した処理結果とが一致していなければ、この精算要求について運賃の精算が適正に行えないと判定する、精算判定方法。
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