JP2019046202A - 宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システム、宅配方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システムおよび宅配方法を提供すること。【解決手段】宅配ボックス1は、物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスであって、一側面が開口した筐体101と、開口101aを開閉する扉102と、扉を施錠および/または解錠する電子錠103と、通信部で受信されるデータに基づいて電子錠を制御する制御部と、識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、前記識別番号を読み取り可能な収容部と、外部端末と通信し、前記ICカードまたは前記磁気カードの識別番号を前記外部端末へ送信する通信部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、宅配ボックス、宅配サーバおよびこれを利用した宅配システム、宅配方法に関する。
様々な送り元から様々な送り先に対して荷物を配達するサービスとして宅配が知られている。代表的な宅配の方法においては、送り元において送り先を指定した伝票を配達する荷物に添付し、宅配業者に配達を依頼する。宅配業者は様々な送り元に出向いて荷物を集め、宅配業者の物流センターに一旦集積する。物流センターにおいては荷物を配達先方面毎に仕分けして、同一配達方面の荷物どうしをまとめて運搬車に搭載し、配達先の物流センターに運搬する。配達先の物流センターにおいては、送り先毎に荷物を仕分けし、仕分けされた荷物は別の運搬車で各送り先に配達される。このような宅配システムはコンピュータによって制御されており、効率的な物流が可能になっている。また、宅配においては、送り元において荷物の配達希望の日および時間帯を指定することも可能である。
近年の通信販売やインターネットショッピング等(以下、EC)の興隆により、購入した物品が宅配により個人家庭に配達されるケースが増えており、社会全体に宅配がいっそう浸透してきている。
しかし、宅配が社会に浸透するに従って、宅配業者から送り先への荷物の受け渡しを如何に円滑するかが課題となっている。個人の家や事務所に宅配の運搬車が来る回数が増加するに従い、宅配の荷物を受け取る回数も増え手間が増加していた。同じ送り先に次々と荷物が配達されると、送り先では宅配の運搬車が到着するたびに荷物の受取をする作業が大変であり、また宅配業者にとっても、同じ送り先に次々と様々な荷物を配達することは非効率であった。
さらに、送り先が不在で荷物の受取ができない場合には、送り先では郵便受け等に残された不在票に基づいて、宅配業者に電話等で連絡をして再度配達日時の調整をする必要があった。また、宅配業者は送り先が不在の場合は、荷物を一旦持ち返り再度配達するため、不在率が高いと配達の効率が低下する原因となっていた。
上述した送り元における荷物の配達希望日や時間帯の指定も、送り先の都合に基づいて送り元で指定してくれなくては、宅配業者から送り先への荷物の受け渡しの円滑化には効果が無かった。また、荷物の送り先が個人でなく事務所や商店のような場合でも、宅配の運搬車が来るタイミングが予め知れていないので、常に誰かしら要員を待機させる必要があり、無駄が多かった。また、繁忙な時間帯に宅配車が来訪すると、要員の手が足りなくなる事態もあった。
上記のような状況に鑑み、従来から種々の宅配ボックスや管理システムが提案されている。
特開2016−95782号公報 特開2003−137440号公報
以上のように、従来から再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックスや管理システムが求められている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システムおよび宅配方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明に係る宅配ボックスは、物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスであって、一側面が開口した筐体と、前記開口を開閉する扉と、前記扉を施錠および/または解錠する電子錠と、前記通信部で受信されるデータに基づいて前記電子錠を制御する制御部と、識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、前記識別番号を読み取り可能な収容部と、外部端末と通信し、前記ICカードまたは前記磁気カードの識別番号を前記外部端末へ送信する通信部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードの識別番号を宅配ボックスの識別番号として利用することができるので、宅配ボックスに識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックスを安価に製造することができる。
また、本発明に係る宅配ボックスは、前記収容空間に収容された物品の重量を計測する計測器を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、計測器で計測される物品の重量を利用することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本発明に係る宅配ボックスの前記通信部は、前記計測器で計測される重量を前記外部端末へ出力すること特徴とする。
上記構成によれば、計測器で計測される物品の重量を利用することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本発明に係る宅配ボックスの前記ICカードまたは前記磁気カードは、電子貨幣を格納可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣を利用することで簡易に決済をすることができる。また、クレジットカード番号を入力する必要がないためセキュリティ意識の高いユーザでも安心して利用することができる。また、銀行口座から引き落とす場合のように準備に数か月を要することもなく直ぐに利用することができる。また、コンビニや金融機関での支払いのように支払いの度に出かける必要もない。さらに、代引きのように家に居る必要もない。
また、本発明に係る宅配サーバは、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムで使用される宅配用サーバあって、前記物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号と、前記宅配ボックスを操作可能な外部端末の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部と、前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合する照合部と、前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可する操作許可部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードの識別番号を宅配ボックスの第1識別番号として利用することができるので、宅配ボックスに識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックスを安価に製造することができる。また、宅配ボックスの第1識別番号と、外部端末の第2識別番号とを利用して照合するのでセキュリティ性(安全性)が向上する。
また、本発明に係る宅配サーバの前記操作許可部は、前記宅配ボックスから送信される前記宅配ボックス内の重量変化に基づいて前記外部端末へ前記宅配ボックスの施錠操作を許可することを特徴とする。
上記構成によれば、宅配ボックスから送信される宅配ボックス内の重量変化に基づいて外部端末へ宅配ボックスの施錠操作を許可することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本発明に係る宅配サーバは、前記操作許可部が前記宅配ボックスの解錠操作を許可すると、前記宅配ボックスに関連付けられた電子貨幣から決済する決済執行部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、電子決済とすることで物品の注文時でなく、物品の配達時に代金を決済することができる。このため代金を支払ったにも関らず配達されない虞をなくし、ユーザが安心してECを利用することができる環境を提供することができる。
また、本発明に係る宅配サーバは、前記決済執行部は、前記宅配ボックスに収容されたICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣から決済することを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣を利用することで簡易に決済をすることができる。また、クレジットカード番号を入力する必要がないためセキュリティ意識の高いユーザでも安心して利用することができる。また、銀行口座から引き落とす場合のように準備に数か月を要することもなく直ぐに利用することができる。また、コンビニや金融機関での支払いのように支払いの度に出かける必要もない。さらに、代引きのように家に居る必要もない。
また、本発明に係る宅配システムは、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムであって、前記物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスと、前記宅配ボックスと通信する外部端末と、前記外部端末と通信する宅配サーバとを有し、前記宅配ボックスは、一側面が開口した筐体と、前記開口を開閉する扉と、前記扉を施錠および/または解錠する電子錠と、前記外部端末と通信可能な通信部と、前記通信部で受信されるデータに基づいて前記電子錠を制御する制御部と、第1識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、前記第1記識別番号を読み取り可能な収容部と、外部端末と通信し、前記ICカードまたは前記磁気カードの識別番号を前記外部端末へ送信する通信部とを備え、前記外部端末は、自己の識別番号である第2識別番号が記録された記憶部と、前記ICカードまたは磁気カードに格納されている第1識別番号を取得する取得部と、前記取得部により取得された第1識別番号と、自己の識別番号である第2識別番号とを前記宅配サーバへ送信する送信部とを備え、前記宅配サーバは、前記第1識別番号と、前記第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部と、前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合する照合部と、前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可する操作許可部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードの識別番号を宅配ボックスの第1識別番号として利用することができるので、宅配ボックスに識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックスを安価に製造することができる。また、宅配ボックスの第1識別番号と、外部端末の第2識別番号とを利用して照合するのでセキュリティ性(安全性)が向上する。
また、本発明に係る宅配システムは、前記宅配ボックスは、収容空間に収容された物品の重量を計測する計測器を有し、前記操作許可部は、前記宅配ボックスから送信される前記宅配ボックス内の重量変化に基づいて前記外部端末へ前記宅配ボックスの施錠操作を許可することを特徴とする。
上記構成によれば、宅配ボックスから送信される宅配ボックス内の重量変化に基づいて外部端末へ宅配ボックスの施錠操作を許可することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本発明に係る宅配システムは、前記宅配サーバは、前記操作許可部が前記宅配ボックスの解錠操作を許可すると、前記宅配ボックスに関連付けられた電子貨幣から決済する決済執行部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、電子決済により代金を決済するので代引きや事前振込み等によらず簡易に決済をすることができ、利便性に優れる。
また、本発明に係る宅配システムの前記決済執行部は、前記宅配ボックスに収容された前記ICカードまたは前記磁気カードに格納された電子貨幣から決済することを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣を利用することで簡易に決済をすることができる。また、クレジットカード番号を入力する必要がないためセキュリティ意識の高いユーザでも安心して利用することができる。また、銀行口座から引き落とす場合のように準備に数か月を要することもなく直ぐに利用することができる。また、コンビニや金融機関での支払いのように支払いの度に出かける必要もない。さらに、代引きのように家に居る必要もない。
また、本発明に係る宅配方法は、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配方法であって、前記物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスと、前記宅配ボックスと通信する外部端末と、前記外部端末と通信する宅配サーバとを有し、前記外部端末の通信部で、物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号を受信し、この受信した前記第1識別情報およびこの外部端末に紐付けられた第2識別情報を前記宅配サーバへ送信し、前記宅配サーバの受信部で、前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信し、前記宅配サーバの照合部で、前記物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号と、前記宅配ボックスを操作可能な外部端末の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部を参照して、前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合し、前記宅配サーバの操作許可部で、前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可することを特徴とする。
上記構成によれば、ICカードまたは磁気カードの識別番号を宅配ボックスの第1識別番号として利用することができるので、宅配ボックスに識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックスを安価に製造することができる。また、宅配ボックスの第1識別番号と、外部端末の第2識別番号とを利用して照合するのでセキュリティ性(安全性)が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システムおよび宅配方法を提供することができる。
本実施形態に係る宅配システムの構成図である。 本実施形態に係る宅配ボックスの構成図である。 本実施形態に係る宅配サーバの構成図である。 本実施形態に係る業者端末の構成図である。 本実施形態に係る受取人端末の構成図である。 本実施形態に係る宅配システムの業者端末による解錠動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る宅配システムの業者端末による施錠動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る宅配システムの受取人端末による解錠動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る宅配システムの受取人端末による施錠動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る宅配システムの構成図である。本実施形態に係る宅配システムは、宅配ボックス1と、宅配サーバ2と、業者端末3(外部端末)と、受取人端末4(外部端末)を有する。宅配ボックス1と、宅配サーバ2と、業者端末3と、受取人端末4とは、ネットワーク5により互いに通信可能に構成されている。また、宅配サーバ2は、ネットワーク5により受託データサーバ6と接続されて、互いに通信可能に構成されている。
図2は、宅配ボックス1の構成図である。宅配ボックス1は、内部に物品(宅配物)を収容可能な収容空間を有し、各戸建ての玄関先等に設置される箱型の筐体101である。なお、本実施形態では、戸建てに設置することを想定しているがアパートやマンション、コンビニエンストア、駅や病院等の公共施設に設置してもよい。
宅配ボックス1は、図2(a)に示すように、一側面が開口101aした筐体101と、開口101aを開閉する扉102と、扉102を施錠および解錠する電子錠103とを備える。なお、宅配ボックス1は、電子錠以外にも、物理的な鍵でも施解錠が可能に構成されており、宅配ボックス1の施解錠の認証を行うことができない場合(例えば、宅配ボックス1の収容部106に収容されるICカードまたは磁気カードの識別番号を読み取ることができない場合)や電子錠による施解錠を行うことができない場合、鍵を利用した施解錠を行うことができる。また、宅配ボックス1は、図2(b)に示すように、通信部104と、制御部105と、収容部106と、計測器107と、RTC108と、記憶部109とを備える。
通信部104は、外部端末である業者端末3および受取人端末4と無線通信(例えば、NFCやWiFiによる無線通信)し、収容部106に収容されるICカードまたは磁気カードの識別番号(以下、第1識別番号)を業者端末3および受取人端末4へ送信する。制御部105は、通信部104で受信されるデータに基づいて電子錠103を制御する。収容部106は、第1識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容する。ここで、ICカードは例えば、フェリカ(FELICA)(登録商標)カードで有り、第1識別番号はフェリカIDである。また、収容部106は、収容されたICカードまたは磁気カードの第1識別番号を読み取り通信部104へ出力する。計測器107は、宅配ボックス1内の収容空間に収容された物品の重量を計測する。また、計測器107は、計測した重量変化、具体的には、宅配ボックス1の解錠前の重量(前回の計測値)と解錠後の重量(今回の計測値)との差を通信部104へ出力する。
宅配サーバ2は、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムで使用される。宅配サーバ2は、図3に示すように、通信部201と、記憶部202と、第1照合部203と、第2照合部204と、操作許可部205と、第3照合部206と、決済執行部207とを備えている。
通信部201は、業者端末3、受取人端末4および受託データサーバ6とデータ通信を行う。記憶部202には、宅配ボックス1の第1識別番号(フェリカID)と、宅配ボックス1を操作可能な業者端末3および受取人端末4の識別番号(以下、第2識別番号)とが関連付けて記憶されている。また、記憶部202には、第1識別番号と、この宅配ボックス1の持ち主のデータ(以下、属性情報)とが関連付けて記憶されている。属性情報には、例えば、住所、氏名、電話番号、顧客コードなどが含まれる。
第1照合部203は、通信部201で受信された第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが、記憶部202に記憶されているかを照合する。第2照合部204は、受託データサーバ6を参照し、業者端末3から送信される問い合わせ番号や伝票番号(以下、問番ともいう)に紐付けられたデータと、第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合する。問番には、例えば、宅配物の発送日・配達指定日・送付先情報(住所・氏名・電話番号)・代引き(決済)・配達時間帯・運賃・キロ帯(重量・サイズ)・配達ステータス・受領証データ・中継料金・荷送人情報(住所・氏名・電話番号)・顧客コード(法人格の場合)などが紐付けられる。
なお、受託データサーバ6に記憶されている情報を記憶部202に記憶させ、業者端末3から送信される問い合わせ番号や伝票番号(以下、問番ともいう)に紐付けられたデータと、第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合するように構成してもよい。この場合、受託データサーバ6を参照する必要がなくなる。
操作許可部205は、業者端末3および受取人端末4に対して、宅配ボックス1の施錠操作および解錠操作を許可する。具体的には、第1照合部203での照合結果に応じて受取人端末4へ宅配ボックス1の解錠操作を許可する。また、操作許可部205は、第1照合部203および第2照合部204での照合結果に応じて業者端末3へ宅配ボックス1の解錠操作を許可する。また、操作許可部205は、宅配ボックス1から送信される宅配ボックス内の重量変化に基づいて業者端末3および受取人端末4に対して、宅配ボックス1の施錠操作を許可する。なお、受取人にも問番を入力させて、第1照合部203および第2照合部204での照合結果に応じて受取人端末4へ宅配ボックス1の解錠操作を許可するように構成してもよい。
第3照合部206は、計測器107で計測した重量変化、具体的には、宅配ボックス1の解錠前の重量と解錠後の重量との差が、問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内であるかどうかを照合する。
決済執行部207は、操作許可部205が業者端末3へ宅配ボックス1の解錠操作を許可すると、宅配ボックス1に関連付けられた電子貨幣から決済する。具体的には、決済執行部207は、宅配ボックス1の収容部106に収容されたICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣から規定の代金を引き落として決済する。
RTC108は、現在時刻を計測して制御部105へ出力する。制御部105は、電子錠103を制御、すなわち宅配ボックス1を施錠または解錠するたびに、宅配ボックス1を施錠または解錠を指示した業者端末3または受取人端末4の識別番号(第2識別番号)と、施錠または解錠のどちらであるかの情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶する。これにより、だれが、いつ、宅配ボックス1を施錠または解錠したかのログを得ることができる。
業者端末3(外部端末)は、例えば、スマートフォン等の無線通信機能を有する携帯端末である。業者端末3は、図4に示すように、通信部301と、記憶部302と、取得部303と、制御部304とを備える。通信部301は、宅配ボックス1および宅配サーバ2と無線通信してデータを送受信する。記憶部302には、自己の識別番号(第2識別番号)が記録されている。取得部303は、通信部301を介して、宅配ボックス1の収容部106に収容されたICカードまたは磁気カードに格納されている第1識別番号を取得する。また、通信部301は、取得部303により取得された第1識別番号と、記憶部302に記憶されている自己の第2識別番号とを宅配サーバ2へ送信する。
受取人端末4(外部端末)は、例えば、スマートフォン等の無線通信機能を有する携帯端末である。受取人端末4は、図5に示すように、通信部401と、記憶部402と、取得部403と、制御部404とを備える。通信部401は、宅配ボックス1および宅配サーバ2と無線通信してデータを送受信する。記憶部402には、自己の識別番号(第2識別番号)が記録されている。取得部403は、通信部401を介して、宅配ボックス1の収容部106に収容されたICカードまたは磁気カードに格納されている第1識別番号を取得する。また、通信部401は、取得部403により取得された第1識別番号と、記憶部402に記憶されている自己の第2識別番号とを宅配サーバ2へ送信する。
(宅配システムの動作)
図6〜図9は、本実施形態に係る宅配システムの動作を示すフローチャートである。以下、図6〜図9を参照して本実施形態に係る宅配システムの動作について説明するが、図1〜図5を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
(業者端末による解錠動作)
初めに、図6を参照して、本実施形態に係る宅配システムの業者端末による解錠動作について説明する。
宅配業者が業者端末3を宅配ボックス1の所定の位置(通信領域)にかざすと、宅配ボックス1の収容部106は、収容されたICカードまたは磁気カードの第1識別番号を読み取り通信部104へ出力する(S101)。
宅配ボックス1の通信部104は、出力された第1識別番号を業者端末3へ送信する(S102)。業者端末3の制御部304は、通信部301で第1識別番号を受信すると、記憶部302に記憶されている第2識別番号を読み出す(S103)。次いで、制御部304は、第1識別番号と第2識別番号とを通信部301を介して宅配サーバ2へと送信する(S104)。また、業者端末3の制御部304は、宅配業者に対して問番の入力を要求する(S105)。
問番の入力要求は、業者端末3にスピーカを備え、音声により問番の入力を要求してもよいし、業者端末3に液晶画面や有機ELパネルなどのディスプレイを備え、画像により問番の入力を要求してもよい。宅配業者は、要求に基づき業者端末3を操作して宅配物の問番を入力する。
業者端末3の制御部304は、問番が入力されると入力された問番を通信部301を介して宅配サーバ2へ送信する(S106)。なお、本実実施形態では、第1識別番号、第2識別番号、問番の送信順序は問わない。宅配サーバ2の通信部201が第1識別番号、第2識別番号、問番を受信すると、宅配サーバ2の第1照合部203は、受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されているかを照合する(S107)。受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されていない場合(S107のNO)、宅配サーバ2は動作を終了する。
受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されている場合(S107のYES)、宅配サーバ2の第2照合部204は、受託データサーバ6を参照し、業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと、第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合する(S108)。具体的には、第1識別番号に関連付けられた属性情報の住所、氏名、電話番号、顧客コードなどが、問番に紐づけられた送付先情報の住所、氏名、電話番号、顧客コードなどと一致するかを判定する。
業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと第1識別番号に関連付けられた属性情報とが一致しない場合(S108のNO)、宅配サーバ2は動作を終了する。業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと第1識別番号に関連付けられた属性情報とが一致する場合(S108のYES)、宅配サーバ2の操作許可部205は、業者端末3に対して、宅配ボックス1の解錠操作を許可する信号(解錠許可信号)を送信する(S109)。
業者端末3の制御部304は、通信部301で宅配サーバ2から解錠許可信号を受信すると、受信した解錠許可信号を通信部301を介して宅配ボックス1へ送信する。この際、業者端末3の制御部304は、受信した解錠許可信号とともに第2識別番号も通信部301を介して宅配ボックス1へ送信する。宅配ボックス1の制御部105は、通信部104で解錠許可信号を受信すると電子錠103を制御して扉102を解錠する。また、制御部105は、業者端末3の識別番号(第2識別番号)と、解錠の情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶しログを残す。なお、サーバ2にもRTCを設け、業者端末3の識別番号(第2識別番号)と、解錠の情報とをRTCから出力される時刻と関連付けて記憶部202へ記憶しログを残すようにしてもよい。
なお、受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されていない場合(S107のNO)、および、業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと第1識別番号に関連付けられた属性情報とが一致しない場合(S108のNO)、宅配サーバ2から業者端末3や受取人端末4へエラーを送信するようにしてもよい。また、業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合することで宅配物の誤配送を防止することができる。
(業者端末による施錠動作)
次いで、図7を参照して、本実施形態に係る宅配システムの業者端末による施錠動作について説明する。
宅配業者は、宅配ボックス1の扉102が解錠されると宅配物を宅配ボックス1内へ収容する。次いで、宅配ボックス1の扉102を閉めたのち、宅配業者が業者端末3を宅配ボックス1の所定の位置(通信領域)にかざすと、宅配ボックス1の計測器107は、宅配ボックス1内の収容空間に収容された物品(宅配物)の重量変化を計測する(S201)。次いで、宅配ボックス1の制御部105は、計測器107で計測した重量変化を通信部104を介して業者端末3へ送信する。業者端末3は、受信した宅配物の重量変化を宅配サーバ2へ送信する(S202)。
宅配サーバ2の第3照合部206は、計測器107で計測した重量変化、具体的には、宅配ボックス1の解錠前の重量と解錠後の重量との差が、図6のステップS206で送信された問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内であるかどうかを照合する(S203)。計測器107で計測した重量変化が問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内でない場合(S203のNO)、宅配サーバ2は動作を終了する。
また、計測器107で計測した重量変化が問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内である場合(S203のYES)、宅配サーバ2の操作許可部205は、業者端末3に対して、宅配ボックス1の施錠操作を許可する信号(施錠許可信号)を送信する(S204)。なお、サーバ2にもRTCを設け、業者端末3へ宅配ボックス1の施錠操作を許可する信号を送信した時間と、宅配ボックス1の施錠操作を許可した識別番号(第2識別番号)とを関連付けて記憶部202へ記憶しログを残すようにしてもよい。
業者端末3の制御部304は、通信部301で宅配サーバ2から施錠許可信号を受信すると、受信した施錠許可信号を通信部301を介して宅配ボックス1へ送信する。この際、業者端末3の制御部304は、受信した施錠許可信号とともに第2識別番号も通信部301を介して宅配ボックス1へ送信する。宅配ボックス1の制御部105は、通信部104で施錠許可信号を受信すると電子錠103を制御して扉102を施錠する。また、制御部105は、業者端末3の識別番号(第2識別番号)と、施錠の情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶しログを残す。
また、宅配サーバ2の決済執行部207は、業者端末3に対して、代金の決済を行うよう指示する決済指示信号を送信する(S205)。業者端末3の制御部304は、通信部301で宅配サーバ2から決済指示信号を受信すると、受信した決済指示信号に基づいて、宅配物や配送などの代金を決済する。本実施形態では、宅配ボックス1の収容部106に収容されたICカード(例えば、フェリカカード)や磁気カードに予めチャージされた電子貨幣から引き落とす形で宅配物や配送料の代金を決済する。
なお、計測器107で計測した重量変化が問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内でない場合(S203のNO)、宅配サーバ2から業者端末3へエラーを送信するようにしてもよい。また、計測器107で計測した重量変化が問番に紐付けられた宅配物のキロ帯(重量)の範囲内であるかどうかを照合することで宅配物の誤配送を防止することができる。また、操作許可部205は、計測器107で計測した重量が増加した場合に宅配ボックス1の施錠を許可するようにしてもよい。また、操作許可部205は、問番に紐付けられたデータにキロ帯の情報がない場合、計測器107で計測した重量が増加した場合に宅配ボックス1の施錠を許可するようにしてもよい。
(受取人端末による解錠動作)
次いで、図8を参照して、本実施形態に係る宅配システムの受取人端末による解錠動作について説明する。
宅配物の受取人が受取人端末4を宅配ボックス1の所定の位置(通信領域)にかざすと、宅配ボックス1の収容部106は、収容されたICカードまたは磁気カードの第1識別番号を読み取り通信部104へ出力する(S301)。
宅配ボックス1の通信部104は、出力された第1識別番号を受取人端末4へ送信する(S302)。業者端末3の制御部404は、通信部401で第1識別番号を受信すると、記憶部402に記憶されている第2識別番号を読み出す(S303)。次いで、制御部404は、第1識別番号と第2識別番号とを通信部401を介して宅配サーバ2へと送信する(S304)。なお、本実実施形態では、第1識別番号、第2識別番号の送信順序は問わない。
宅配サーバ2の通信部201が第1識別番号および第2識別番号を受信すると、宅配サーバ2の第1照合部203は、受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されているかを照合する(S305)。受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されていない場合(S305のNO)、宅配サーバ2は動作を終了する。
受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されている場合(S305のYES)、宅配サーバ2の操作許可部205は、受取人端末4に対して、宅配ボックス1の解錠操作を許可する信号(解錠許可信号)を送信する(S306)。
受取人端末4の制御部404は、通信部401で宅配サーバ2から解錠許可信号を受信すると、受信した解錠許可信号を通信部401を介して宅配ボックス1へ送信する。この際、受取人端末4の制御部404は、受信した解錠許可信号とともに第2識別番号も通信部401を介して宅配ボックス1へ送信する。宅配ボックス1の制御部105は、通信部104で解錠許可信号を受信すると電子錠103を制御して扉102を解錠する。また、制御部105は、業者端末3の識別番号(第2識別番号)と、解錠の情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶しログを残す。なお、サーバ2にもRTCを設け、受取人端末4の識別番号(第2識別番号)と、解錠の情報とをRTCから出力される時刻と関連付けて記憶部202へ記憶しログを残すようにしてもよい。
なお、受信した第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されていない場合(S305のNO)、宅配サーバ2から受取人端末4へエラーを送信するようにしてもよい。
(受取人端末による施錠動作)
次いで、図9を参照して、本実施形態に係る宅配システムの受取人端末による施錠動作について説明する。
受取人は、宅配ボックス1の扉102が解錠されると宅配物を宅配ボックス1内から取り出す。次いで、宅配ボックス1の扉102を閉めたのち、受取人が受取人端末4を宅配ボックス1の所定の位置(通信領域)にかざすと、宅配ボックス1の計測器107は、宅配ボックス1内の収容空間に収容された物品(宅配物)の重量変化を計測する(S401)。次いで、宅配ボックス1の制御部105は、計測器107で計測した重量変化を通信部104を介して受取人端末4へ送信する。受取人端末4は、受信した宅配物の重量変化を宅配サーバ2へ送信する(S402)。
宅配サーバ2の第3照合部206は、計測器107で計測した重量変化、具体的には、宅配ボックス1の解錠前(前回計測時)と解錠後とで重量が減少しているかどうかを照合する(S403)。計測器107で計測した重量が減少していない場合(S403のNO)、宅配サーバ2は動作を終了する。また、計測器107で計測した重量が減少している場合(S203のYES)、宅配サーバ2の操作許可部205は、受取人端末4に対して、宅配ボックス1の施錠操作を許可する信号(施錠許可信号)を送信する(S404)。なお、サーバ2にもRTCを設け、受取人端末4へ宅配ボックス1の施錠操作を許可する信号を送信した時間と、宅配ボックス1の施錠操作を許可した識別番号(第2識別番号)とを関連付けて記憶部202へ記憶しログを残すようにしてもよい。
受取人端末4の制御部404は、通信部401で宅配サーバ2から施錠許可信号を受信すると、受信した施錠許可信号を通信部401を介して宅配ボックス1へ送信する。この際、受取人端末4の制御部404は、受信した施錠許可信号とともに第2識別番号も通信部401を介して宅配ボックス1へ送信する。宅配ボックス1の制御部105は、通信部104で施錠許可信号を受信すると電子錠103を制御して扉102を施錠する。また、制御部105は、受取人端末4の識別番号(第2識別番号)と、施錠の情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶しログを残す。
以上のように、本実施形態に係る宅配ボックス1は、物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスであって、一側面が開口101aした筐体101と、開口101aを開閉する扉102と、扉102を施錠および/または解錠する電子錠103と、通信部104で受信されるデータに基づいて電子錠103を制御する制御部105と、第1識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、第1識別番号を読み取り可能な収容部106と、業者端末3および受取人端末4と通信し、ICカードまたは磁気カードの第1識別番号を業者端末3および受取人端末4へ送信する通信部104とを備えている。
このような構成を備えることで、ICカードまたは磁気カードの第1識別番号を宅配ボックス1の識別番号として利用することができるので、宅配ボックス1に識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックスを安価に製造することができる。
また、本実施形態に係る宅配ボックス1は、収容空間に収容された物品の重量を計測する計測器107を備えている。このような構成を備えることで、計測器107で計測される物品の重量を利用することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本実施形態に係る宅配ボックス1の通信部104は、計測器107で計測される重量を業者端末3および受取人端末4へ出力する。このような構成を備えることで、計測器107で計測される物品の重量を利用することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本実施形態に係る宅配ボックスのICカードまたは磁気カードは、電子貨幣を格納可能である。このような構成を備えることで、ICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣を利用することで簡易に決済をすることができる。また、クレジットカード番号を入力する必要がないためセキュリティ意識の高いユーザでも安心して利用することができる。また、銀行口座から引き落とす場合のように準備に数か月を要することもなく直ぐに利用することができる。また、コンビニや金融機関での支払いのように支払いの度に出かける必要もない。さらに、代引きのように家に居る必要もない。
また、本実施形態に係る宅配サーバ2は、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムで使用される宅配用サーバあって、物品を収容する宅配ボックス1の第1識別番号と、宅配ボックス1を操作可能な業者端末3および受取人端末4の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部202と、業者端末3および受取人端末4から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する通信部201と、通信部201で受信された第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが、記憶部202に記憶されているかを照合する第1照合部203と、第1照合部203での照合結果に応じて業者端末3および受取人端末4へ宅配ボックス1の解錠操作を許可する操作許可部205とを備えている
このような構成を備えることで、ICカードまたは磁気カードの識別番号を宅配ボックス1の第1識別番号として利用することができるので、宅配ボックス1に識別番号を付与するために新たなデバイスを備える必要がなく宅配ボックス1を安価に製造することができる。また、宅配ボックス1の第1識別番号と、業者端末3および受取人端末4の第2識別番号とを利用して照合するのでセキュリティ性(安全性)が向上する。
また、本実施形態に係る宅配サーバ2の操作許可部205は、宅配ボックス1から送信される宅配ボックス1内の重量変化に基づいて業者端末3および受取人端末4へ宅配ボックス1の施錠操作を許可する。このような構成を備えることで、宅配ボックス1から送信される宅配ボックス1内の重量変化に基づいて業者端末3および受取人端末4へ宅配ボックス1の施錠操作を許可することで、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
また、本実施形態に係る宅配サーバ2は、操作許可部205が宅配ボックス1の解錠操作を許可すると、宅配ボックス1に関連付けられた電子貨幣から決済する決済執行部207を備える。このような構成を備えることで、物品の注文時でなく、物品の配達時に代金を決済することができる。このため代金を支払ったにも関らず配達されない虞をなくし、ユーザが安心してECを利用することができる環境を提供することができる。
また、本実施形態に係る宅配サーバ2の決済執行部207は、宅配ボックス1に収容されたICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣から決済する。このような構成を備えることで、ICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣を利用して簡易に決済をすることができる。また、クレジットカード番号を入力する必要がないためセキュリティ意識の高いユーザでも安心して利用することができる。また、銀行口座から引き落とす場合のように準備に数か月を要することもなく直ぐに利用することができる。また、コンビニや金融機関での支払いのように支払いの度に出かける必要もない。さらに、代引きのように家に居る必要もない。
また、本実施形態に係る宅配システムは、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムであって、物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックス1と、宅配ボックス1と通信する業者端末3および受取人端末4と、業者端末3および受取人端末4と通信する宅配サーバ2とを有する。
宅配ボックス1は、一側面が開口101aした筐体101と、開口101aを開閉する扉102と、扉102を施錠および/または解錠する電子錠103と、業者端末3および受取人端末4と通信可能な通信部104と、通信部104で受信されるデータに基づいて電子錠103を制御する制御部105と、第1識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、第1記識別番号を読み取り可能な収容部106と、業者端末3および受取人端末4と通信し、ICカードまたは磁気カードの第1識別番号を業者端末3および受取人端末4へ送信する通信部104とを備える。
業者端末3および受取人端末4は、自己の識別番号である第2識別番号が記録された記憶部302,402と、ICカードまたは磁気カードに格納されている第1識別番号を取得する取得部303,403と、取得部303,403により取得された第1識別番号と、自己の識別番号である第2識別番号とを宅配サーバ2へ送信する通信部301,401とを備える。
宅配サーバ2は、第1識別番号と、第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部202と、業者端末3および受取人端末4から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する通信部201と、通信部201で受信された第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが、記憶部202に記憶されているかを照合する第1照合部203と、第1照合部203での照合結果に応じて業者端末3および受取人端末4へ宅配ボックス1の解錠操作を許可する操作許可部205とを備える。
また、本実施形態に係る宅配方法は、配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配方法であって、物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックス1と、宅配ボックス1と通信する業者端末3および受取人端末4と、業者端末3および受取人端末4と通信する宅配サーバ2とを有する。
業者端末3および受取人端末4の通信部301,401で、物品を収容する宅配ボックス1の第1識別番号を受信し、この受信した第1識別情報およびこの業者端末3および受取人端末4に紐付けられた第2識別情報を宅配サーバ2へ送信し、宅配サーバ2の通信部201で、業者端末3および受取人端末4から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信し、宅配サーバ2の第1照合部203で、物品を収容する宅配ボックス1の第1識別番号と、宅配ボックス1を操作可能な業者端末3および受取人端末4の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部202を参照して、通信部201で受信された第1識別番号および第2識別番号の組み合わせが記憶部202に記憶されているかを照合し、宅配サーバ2の操作許可部205で、第1照合部203での照合結果に応じて業者端末3および受取人端末4へ宅配ボックス1の解錠操作を許可する。
また、業者端末3から送信された問番に紐付けられたデータと第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合することで宅配物の誤配送を防止することができる。また、宅配ボックス1の制御部105は、電子錠103を制御して扉102を施錠または解錠すると、電子錠103を操作した業者端末3または受取人端末4の識別番号(第2識別番号)と、施解錠の情報とをRTC108から出力される時刻と関連付けて記憶部109へ記憶しログを残すので、だれがいつ宅配ボックス1を施錠または解錠したかを把握することができる。
以上のように、本実施形態によれば、再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システムおよび宅配方法を提供することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態では、宅配業者が宅配物を宅配ボックス1へ収容し、宅配ボックス1を施錠すると宅配物や配送料の代金を決済されるが、受取人が宅配ボックス1を解錠すると宅配物や配送料の代金を決済されるようにしてもよい。また、上記実施形態では、予め電子貨幣をチャージしたICカード(例えば、フェリカカード)や磁気カードを利用して宅配物や配送料の代金を決済しているが、予め登録されたクレジットカード番号や銀行口座に基づいて宅配物や配送料の代金を決済するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、宅配サーバ2の第2照合部204は、受託データサーバを参照して、問番に紐付けられたデータと、第1識別番号に関連付けられた属性情報とを照合しているが、予め宅配サーバ2の記憶部202に第2照合部204での照合に必要なデータ、例えば、住所、氏名、電話番号、顧客コードなどの送付先情報を記憶しておき照合するようにしてもよい。
また、宅配ボックス1の識別番号(第1識別番号)に該宅配ボックス1が設置されている地域情報(例えば、地域ごとに割り振られた識別番号)を関連付けてサーバ2の記憶部202へ格納し、宅配ボックス1の解錠を行う際に、業者端末3を所持する宅配ドライバのIDを入力させ、このドライバが受け持つ担当地域と、解錠を行おうとしている宅配ボックス1が設置されている地域とを照合するようにしてもよい。このように構成すれば、通常、配達を行わない(受け持ちでない)地域の宅配ボックス1を解錠しようとする場合、異常であることを検知することができ、物品の持ち出し(盗難)や入れ間違い(誤配送)を防止することができる。
以上で説明したように、本発明は、再配達を抑制でき、利便性の高い宅配ボックス、宅配サーバ、宅配システムおよび宅配方法を提供することができる。
1 宅配ボックス
2 宅配サーバ
3 業者端末
4 受取人端末
5 ネットワーク
6 受託データサーバ
101 筐体
101a 開口
102 扉
103 電子錠
104 通信部
105 制御部
106 収容部
107 計測器
108 RTC
109 記憶部
201 通信部
202 記憶部
203 第1照合部
204 第2照合部
205 操作許可部
206 第3照合部
207 操作許可部
301 通信部
302 記憶部
303 取得部
304 制御部
401 通信部
402 記憶部
403 取得部
404 制御部

Claims (13)

  1. 物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスであって、
    一側面が開口した筐体と、
    前記開口を開閉する扉と、
    前記扉を施錠および/または解錠する電子錠と、
    前記通信部で受信されるデータに基づいて前記電子錠を制御する制御部と、
    識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、前記識別番号を読み取り可能な収容部と、
    外部端末と通信し、前記ICカードまたは前記磁気カードの識別番号を前記外部端末へ送信する通信部と
    を備えることを特徴とする宅配ボックス。
  2. 前記収容空間に収容された物品の重量を計測する計測器を備えることを特徴とする請求項1に記載の宅配ボックス。
  3. 前記通信部は、前記計測器で計測される重量を前記外部端末へ出力すること特徴とする請求項2に記載の宅配ボックス。
  4. 前記ICカードまたは前記磁気カードは、電子貨幣を格納可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の宅配ボックス。
  5. 配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムで使用される宅配用サーバあって、
    前記物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号と、前記宅配ボックスを操作可能な外部端末の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部と、
    前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合する照合部と、
    前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可する操作許可部と
    を備えることを特徴とする宅配サーバ。
  6. 前記操作許可部は、
    前記宅配ボックスから送信される前記宅配ボックス内の重量変化に基づいて前記外部端末へ前記宅配ボックスの施錠操作を許可することを特徴とする請求項5に記載の宅配サーバ。
  7. 前記操作許可部が前記宅配ボックスの解錠操作を許可すると、前記宅配ボックスに関連付けられた電子貨幣から決済する決済執行部を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の宅配サーバ。
  8. 前記決済執行部は、
    前記宅配ボックスに収容されたICカードまたは磁気カードに格納された電子貨幣から決済することを特徴とする請求項7に記載の宅配サーバ。
  9. 配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配システムであって、
    前記物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスと、前記宅配ボックスと通信する外部端末と、前記外部端末と通信する宅配サーバとを有し、
    前記宅配ボックスは、
    一側面が開口した筐体と、前記開口を開閉する扉と、前記扉を施錠および/または解錠する電子錠と、前記外部端末と通信可能な通信部と、前記通信部で受信されるデータに基づいて前記電子錠を制御する制御部と、第1識別番号を有するICカードまたは磁気カードを収容し、前記第1記識別番号を読み取り可能な収容部と、外部端末と通信し、前記ICカードまたは前記磁気カードの識別番号を前記外部端末へ送信する通信部とを備え、
    前記外部端末は、
    自己の識別番号である第2識別番号が記録された記憶部と、前記ICカードまたは磁気カードに格納されている第1識別番号を取得する取得部と、前記取得部により取得された第1識別番号と、自己の識別番号である第2識別番号とを前記宅配サーバへ送信する送信部とを備え、
    前記宅配サーバは、
    前記第1識別番号と、前記第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部と、前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信する受信部と、前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合する照合部と、前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可する操作許可部とを備えることを特徴とする宅配システム。
  10. 前記宅配ボックスは、
    収容空間に収容された物品の重量を計測する計測器を有し、
    前記操作許可部は、
    前記宅配ボックスから送信される前記宅配ボックス内の重量変化に基づいて前記外部端末へ前記宅配ボックスの施錠操作を許可することを特徴とする請求項9に記載の宅配システム。
  11. 前記宅配サーバは、
    前記操作許可部が前記宅配ボックスの解錠操作を許可すると、前記宅配ボックスに関連付けられた電子貨幣から決済する決済執行部を備えることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の宅配システム。
  12. 前記決済執行部は、
    前記宅配ボックスに収容された前記ICカードまたは前記磁気カードに格納された電子貨幣から決済することを特徴とする請求項11に記載の宅配システム。
  13. 配達依頼された物品を受取り主に配達するための宅配方法であって、
    前記物品を収容可能な収容空間を有する宅配ボックスと、前記宅配ボックスと通信する外部端末と、前記外部端末と通信する宅配サーバとを有し、
    前記外部端末の通信部で、物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号を受信し、この受信した前記第1識別情報およびこの外部端末に紐付けられた第2識別情報を前記宅配サーバへ送信し、
    前記宅配サーバの受信部で、前記外部端末から送信される第1識別番号および第2識別番号を受信し、
    前記宅配サーバの照合部で、前記物品を収容する宅配ボックスの第1識別番号と、前記宅配ボックスを操作可能な外部端末の第2識別番号とが関連付けて記憶されている記憶部を参照して、前記受信部で受信された前記第1識別番号および前記第2識別番号の組み合わせが、前記記憶部に記憶されているかを照合し、
    前記宅配サーバの操作許可部で、前記照合部での照合結果に応じて前記外部端末へ前記宅配ボックスの解錠操作を許可することを特徴とする宅配方法。

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