JP2019045629A - ワイパーおよびこれを有するレンズ装置、撮像装置 - Google Patents
ワイパーおよびこれを有するレンズ装置、撮像装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
1−1 概要
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施例に係るワイパー101を備えたレンズ装置L1について説明する。
(レンズ装置の構成)
図1は本発明の第1の実施例によるレンズ装置L1の要部斜視図である。図1で示すように、レンズ装置L1は、ワイパー101とハウジング部102およびレンズ部103から構成される。
図2は本実施例のワイパー101の要部の分解斜視図である。本実施例のワイパー101は、ブレード71を保持するブレード保持板金(第1のリンク)72、メインアーム(第2のリンク)130、サブアーム(第3のリンク)140を各リンクとするリンク機構である。
制御部(不図示)からモーター1に動作信号が与えられると、モーター1の回転と連動してメインアーム130が往動作を開始する。すると、ベルト5を介してサブアーム140もメインアーム130と同期して往動作を開始する。このため、ブレード部70は図3に示すように鉛直方向上向きの角度を保ったまま、図3(a)→(b)→(c)の順で往動作する。その後、モーター1が逆回転を開始し、図3(c)→(b)→(a)の順に復動作を行う。この往復動の間に、ブレード部70がレンズ部103に付着した異物を拭き取る。
本実施例のようにワイパー101を構成することで、本実施例におけるリンク機構は図3(b)に示すように、拭取り範囲内にリンク点が一直線になる条件を有するリンク機構となる。このようにリンク点が一直線になる条件では、サブアーム140による角度規制力が発生せず、ブレード部70の姿勢が安定しない場合がある。
以上説明したように、本実施例のワイパー101は、ブレード部70の水平方向の小型化が可能でありながら、拭き取り動作中のブレード部70の姿勢の安定性を損なわず、良好な拭き取りを行うことができる。
2−1 概要
以下、図5および図6を参照して、本発明の実施例2に係るワイパー201を備えたレンズ装置L2について説明する。実施例1と同様の構成には同一の番号を付し、説明は省略する。
図5は実施例2のレンズ装置L2の要部の斜視図である。図5で示すようにワイパー201とハウジング部102、およびレンズ部103から構成される。
図6は本実施例のワイパーの往復動を表す図である。図6(a)は往動作の開始前、もしくは復動作の終了後の状態、図6(b)は動作途中で各リンク点が一直線上に並んだ状態、図6(c)は往動作の終了後、復動作の開始前の状態をそれぞれ示す。また、各状態における図6(a)の円で囲まれたB部の挙動の説明図を示す。
以上の構成により、本実施例のワイパー201は、ブレード部70が水平方向に小型であるとともに、バネ90によりブレード部70に付勢力を与えることで、ブレード部70の姿勢を安定させ、良好な拭取り動作を行うことができる。
本実施例では、バネ90がブレード部70の往動作の方向にのみサブアーム140を付勢する構成で説明した。しかし、バネ90が復動作の方向にサブアーム14を付勢する構成でも、往復動の両方向に付勢する構成でも、安定手段を機能させることができる。
3−1 概要
以下、図7〜図10を参照して、本発明の第3の実施例に係るワイパー301を備えたレンズ装置L3について説明する。各実施例と同様の構成には同一の番号を付し、説明は省略する。
図7は本発明の第3の実施例によるワイパーの要部斜視図である。図7で示すように、レンズ装置L3はワイパー301とハウジング部102およびレンズ部103から構成される。ハウジング部102は、モーター1およびアーム保持部23を保持している。
図10に基づいて、ワイパー部301のリンク構造およびワイパーの動作、安定手段について説明する。図10は本実施例のワイパーの往復動作と、サブアーム340の挙動を表す図である。
本実施例では、図10(a)から図10(b)の状態に動作する際、サブアーム340は回転半径がcとなるようにバネ343から付勢力を受けるため、動作範囲において各リンク点が一直線に並ばない。そのため、この区間においてはブレード部70の姿勢を安定させることができる。
4−1 概要
以下、図11〜図13を参照して、本発明の第4の実施例による、ワイパー401を備えたレンズ装置L4について説明する。その他の実施例と同様の構成には同一の番号を付し、説明は省略する。
図11は本発明の第4の実施例によるレンズ装置L4の要部の斜視図である。図11で示すように、ワイパー401とハウジング部102およびレンズ部103から構成される。
図13を参照して、ワイパー部401のリンク構造およびワイパーの動作、安定手段について説明する。図13は本実施例のワイパーの往復動を表す。
図13(a)から図13(b)の状態に動作する際、サブアーム440はばね性により回転半径がcを保った状態となり、各リンク点が一直線に並ばない。そのため、ブレード部70の姿勢を安定させることができる。
以上(実施例1)〜(実施例4)等で説明した実施形態においては、モーター1が回転方向を正逆に切り替えながら断続的に操作する構成を述べた。
1 モーター
130 メインアーム
140 サブアーム
71 ブレード
72 ブレード保持板金
21,22,23 アーム保持部
Claims (13)
- ブレードを備えた第1のリンクと、
一方の端側の部分が前記第1のリンクに回転可能に連結し、他方の端側の部分が回転軸に連結しているリンクであって、該回転軸の回転を該第1のリンクに伝達する第2のリンクと、を備えるリンク機構を有し、前記リンク機構を用いて前記ブレードを往復動させるワイパーであって、
前記リンク機構は、一方の端側の部分が前記第1のリンクに回転可能に連結し、他方の端側の部分が保持部に回転可能に連結している第3のリンクを備え、
前記第1のリンクと前記第2のリンクが連結する第1の連結部と、前記第1のリンクと前記第3のリンクが連結する第2の連結部とが前記ブレードの長手方向に沿って並んでいる
ことを特徴とするワイパー。 - 前記リンク機構は、前記リンク機構の有するガタつきを小さくするための付勢手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のワイパー。 - 前記第2、第3のリンクはそれぞれ前記他方の端側の部分に第1、第2の歯車を有し、
前記第1、第2の歯車はベルトにより、互いの回転角度が同期するように連結されており、
前記付勢手段は、前記ベルトにより前記第1、第2の歯車を付勢することで前記ベルトと前記第1、2の歯車のガタつきを抑制するように構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のワイパー。 - 前記付勢手段は、滑車により前記ベルトを押圧することで、前記ベルトにより前記第1、第2の歯車を付勢することを特徴とする請求項3に記載のワイパー。
- 前記滑車が前記ベルトを押圧する押圧力は調整可能である
ことを特徴とする請求項4に記載のワイパー。 - 前記付勢手段は、
前記第2のリンクの回転とともに回転する付勢部材が、前記第3のリンクを、往動作の方向もしくは復動作の方向に付勢するように構成されている
ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載のワイパー。 - 前記リンク機構は、前記第2の連結部と、前記保持部における前記第3のリンクの回転中心との距離が、前記第2のリンクの回転によって変化するように構成されており、
前記付勢手段は、前記第3のリンクを前記距離が短くなる方向に付勢する
ことを特徴とする請求項2に記載のワイパー。 - 前記リンク機構は、前記第3のリンクの他方の端側の部分に該第3のリンクの長手方向に長穴が形成され、該長穴が前記回転中心に嵌合することで前記距離が変化する構成であり、
前記付勢手段は、前記第3のリンクと前記回転中心との間に設けられる付勢部材である
ことを特徴とする請求項7に記載のワイパー。 - 前記リンク機構は、前記第3のリンクが弾性変形可能な屈曲部を有し、該屈曲部の弾性変形による該屈曲部の角度の変化に伴って前記距離が変化する構成であり、
前記付勢手段は、前記屈曲部の復元力を付勢力として用いる
ことを特徴とする請求項7に記載のワイパー。 - モーターの回転を往復動に変換して、前記第2のリンクに連結の回転軸に伝達する駆動リンクを更に有する
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のワイパー。 - 光学部材と、前記光学部材を保持する保持部材と、を有するレンズ部と、
前記レンズ部を覆い、前記レンズ部への光を透過させる保護ガラス面を含むハウジング部と、
前記ハウジングに設けられ、前記保護ガラス面の表面を往復動する請求項1乃至9のいずれか一項に記載のワイパーと、
を有するレンズ装置。 - 撮像素子を備えるカメラと、請求項11に記載のレンズ装置を有し、該レンズ装置により前記カメラの撮像素子に被写体の像を形成する
ことを特徴とする撮像装置。 - 表示素子と、前記表示素子の保護ガラス面を含み、前記表示素子を保持する保持枠と、前記保持枠に取り付けられ、前記保護ガラス面の表面を往復動する請求項1乃至9のいずれか一項に記載のワイパーと、を有する表示装置。
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CN112738369A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 丽水市卓纳建筑设计有限公司 | 一种人工智能系统 |
KR102294403B1 (ko) * | 2021-05-12 | 2021-08-26 | 주식회사 인더스비젼 | 와이퍼를 구비한 cctv 카메라 |
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2017
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