JP2019045113A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Takashi Tokuda
崇司 徳田
修平 川本
Shuhei Kawamoto
修平 川本
鵬 燕
Peng Yan
鵬 燕
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Abstract

【課題】吹出口から導入する冷気の流量を容易に変更できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室の奥面を構成し、冷却器で発生した冷気を前記貯蔵室へ吹き出す吹出口が形成されたカバー部材と、前記カバー部材の裏側に前記吹出口の裏側を避けて配置された断熱成型部材とを備える冷蔵庫において、前記吹出口の裏側に断熱成型小片が設けられ、前記断熱成型小片に前記吹出口よりも開口面積が小さく前記吹出口と連通する通気路が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
例えば特許文献1に記載されているように、冷蔵庫の貯蔵室の奥面には冷気の吹出口が形成されている。貯蔵室内には収納容器が配置されており、吹出口から吹き出た冷気が、収納容器に当たったり、収納容器の内部に流入したりする。
吹出口の大きさは、貯蔵室内に導入すべき冷気の流量によって決定される。吹出口の大きさが適切でないと、収納容器が着霜してしまうおそれがある。
特開2017−146080号公報
ところで、冷蔵庫の生産開始前の段階で、貯蔵室の奥面を成型する金型が完成した後に、吹出口から貯蔵室内に導入すべき冷気の流量を微調整する場合がある。また、基本設計は従来と同じだが吹出口から貯蔵室内に導入すべき冷気の流量を変更した冷蔵庫を生産する場合がある。このような場合に、吹出口の大きさを変更するために貯蔵室の奥面を成型する金型を作り直すと、費用と時間を要する。
そこで本発明は、吹出口から導入する冷気の流量を容易に変更できる冷蔵庫を提供することを課題とする。
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室の奥面を構成し、冷却器で発生した冷気を前記貯蔵室へ吹き出す吹出口が形成されたカバー部材と、前記カバー部材の裏側に前記吹出口の裏側を避けて配置された断熱成型部材とを備える冷蔵庫において、前記吹出口の裏側に断熱成型小片が設けられ、前記断熱成型小片に前記吹出口よりも開口面積が小さく前記吹出口と連通する通気路が形成されたことを特徴とする。
実施形態の冷蔵庫10を右側から見た縦断面図。 扉を省略した実施形態の冷蔵庫10を前方から見た図。 カバー部材54、断熱成型小片73、断熱成型部材60、及び後方カバー55の分解斜視図。 カバー部材54を表側から見た図。 カバー部材54を裏側から見た図。 実施形態の断熱成型小片73を表側から見た図。 断熱成型小片73及び断熱成型部材60が取り付けられたカバー部材54を表側から見た図。 断熱成型小片73及び断熱成型部材60が取り付けられたカバー部材54を裏側から見た図。 図7及び図8のA−A線での断面図。 変更例の断熱成型小片173を表側から見た図。(a)は孔174が左右方向のみに並んだ例。(b)は孔174が左右方向及び上下方向に並んだ例。 変更例の断熱成型部材160を表側から見た斜視図。
実施形態の冷蔵庫10について図面に基づき説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、実施形態の説明において、物体の表側とは前方側のことで、物体の裏側とは後方側のことである。
図1及び図2に実施形態の冷蔵庫10を示す。冷蔵庫10の箱体12は、冷蔵庫10の外郭を形成する外箱と、貯蔵室が形成された内箱とが組み合わされ、外箱と内箱との間に断熱材が詰められて構成されている。
箱体12は仕切壁14によって上下に区切られている。仕切壁14の上部は冷蔵温度(例えば1〜4℃)に保持される冷蔵空間である。また仕切壁14の下部は冷凍温度(例えば−20〜−10℃)に保持される冷凍空間である。冷蔵空間及び冷凍空間は食品を貯蔵する貯蔵室である。
冷蔵空間には上から順に冷蔵室20及び野菜室22が設けられている。冷蔵室20には複数の載置棚30や扉ポケット31等が設けられている。また野菜室22には引出式の野菜容器32が収納されている。冷蔵室20は観音式扉21で、野菜室22は引出式扉23で、それぞれ閉塞可能となっている。
冷凍空間には、左上の製氷室24と、右上の小冷凍室26と、それらの下の冷凍室28とが設けられている。各室にはそれぞれ引出式の収納容器35、36、37が収納されている。また各室はそれぞれ引出式扉25、29によって閉塞可能となっている。
冷蔵空間の背後には、既知の冷凍サイクルが稼働したときに冷気が発生する第1冷却器40と、冷気を循環させる第1ファン41とが設けられている。第1冷却器40で発生した冷気は、第1冷却器40から上方へ向かって延びるダクト42を通って、複数の吹出口43から冷蔵空間へ吹き出る。冷蔵空間を循環した冷気は、第1ファン41の下方にある吸込口44から第1冷却器40へ向かって吸い込まれる。
また、冷凍空間の背後には、既知の冷凍サイクルが稼働したときに冷気が発生する第2冷却器45と、冷気を循環させる第2ファン46とが設けられている。第2冷却器45で発生した冷気は、冷凍空間の奥面に形成されている吹出口から冷凍空間へ吹き出て、冷凍空間を循環した後、冷凍空間の奥面に形成されている吸込口50から第2冷却器45へ向かって吸い込まれる。図2に示すように、吹出口としては、冷凍室28の上部奥面の第1吹出口51、製氷室24の上部奥面の第2吹出口52、及び小冷凍室26の上部奥面の第3吹出口53が設けられている。また、吸込口50は冷凍室28の上下方向中央の奥面に設けられている。従って上から第2吹出口52及び第3吹出口53、第1吹出口51、吸込口50の順に配置されている。
冷凍サイクル、第1ファン41及び第2ファン46は、図示しない制御部によって制御される。それによって各室が適温に維持される。
次に、冷凍空間の奥面及びその裏側の構造について説明する。図1〜4に示すように、冷凍空間の奥面は、樹脂製のカバー部材54によって形成されている。このカバー部材54に上記の各吹出口51、52、53が形成されている。カバー部材54における第1吹出口51より下の部分は前方に向かって傾斜しながら延びる傾斜壁57となっており、傾斜壁57の下に吸込口50が形成されている。
図3に示すように、カバー部材54の裏側には、前方から見てカバー部材54とほぼ一致する大きさ及び形状の断熱成型部材60が設けられている。断熱成型部材60はカバー部材54に嵌合することによって固定されている。断熱成型部材60は例えば発砲プラスチック製である。図3及び図8に示すように、断熱成型部材60には、第1吹出口51へ通じる第1連通孔61、第2吹出口52へ通じる第2連通孔62、及び第3吹出口53へ通じる第3連通孔63が形成されている。また、第1連通孔61の下には断熱成型部材60の一部として前方に向かって傾斜しながら延びる傾斜壁58が形成されている。図9に示すように、断熱成型部材60の傾斜壁58とカバー部材54の傾斜壁57とが間隔を空けて対向し、傾斜壁58と傾斜壁57との間の空間が吸込口50へ通じる第4連通孔64となっている。
第1連通孔61、第2連通孔62、及び第3連通孔63は、それぞれ第1吹出口51、第2吹出口52、及び第3吹出口53の裏側に形成されている。従って、断熱成型部材60は、吹出口51、52、53の裏側を避けて配置されていると言える。ここで、図8及び図9からわかるように、断熱成型部材60の第1連通孔61は、カバー部材54の第1吹出口51よりも前後方向から見て大きく形成されている。また、図8及び図9に示すように、第4連通孔64は、断熱成型部材60の裏面側では第1連通孔61のすぐ下の場所に開口しており、その開口から前下方に向かって延びて吸込口50へ通じている。
図1に示すように、断熱成型部材60の裏側には第2冷却器45及び第2ファン46が配置されている。従って、第2冷却器45で発生した冷気は、断熱成型部材60の第1連通孔61、第2連通孔62、及び第3連通孔63の内側を通過して、第1吹出口51、第2吹出口52、及び第3吹出口53から冷凍空間へ吹き出る。そして、冷凍空間を循環した冷気は、吸込口50から吸い込まれ、第4連通孔64を通過して第2冷却器45の場所へ戻る。
図1に示すように、第2冷却器45及び第2ファン46の後方には後方カバー55が設けられている。後方カバー55は図示しない嵌合手段によって前方のカバー部材54と嵌合している。カバー部材54と後方カバー55との間に断熱成型部材60と第2冷却器45と第2ファン46とが挟まれ、全体で図3に示す冷却ユニット56を構成している。後方カバー55が箱体12の内箱にネジ等の固定具で固定されることにより、冷却ユニット56が冷蔵庫10に固定されている。
次に、カバー部材54の第1吹出口51及びその近傍の構造について説明する。図9に示すように、カバー部材54には前方に向かって延長された小ダクト70が設けられている。小ダクト70の内部は空洞である。そして、小ダクト70の前端部に上記の第1吹出口51が設けられている。なお小ダクト70の外面には断熱材が設けられていなくて良い。
第1吹出口51の正面から見たときの形状は左右に長い長方形である。図3〜図5に示すように、第1吹出口51は、上下に延びる柱72(壁部等であっても良い)によって、左右方向に隣接して並ぶ複数の小吹出口59に分割されている。
なお、図4及び図7に示すように、第2吹出口52及び第3吹出口53も、上下に延びる柱52a及び53aによって、左右方向に隣接して並ぶ複数の小吹出口に分割されている。また、図4及び図7に示すように、吸込口50も、上下に延びる柱50aによって、左右方向に隣接して並ぶ複数の小吸込口に分割されている。
また、小ダクト70の前端部において、第1吹出口51と隣接して前壁部71が設けられている。前壁部71は、図4及び図7に示すように例えば第1吹出口51の上側及び左右のいずれか一方側に設けられている。前壁部71と第1吹出口51とは同一平面上に設けられている。
そして、第1吹出口51の裏側には図6に示す断熱成型小片73が設けられている。具体例としては、図3及び図7〜図9に示すように、小ダクト70の内部に前方から見て小ダクト70とほぼ同形状の断熱成型小片73が嵌合している。そして断熱成型小片73の前面が小ダクト70の前壁部71の裏面(小ダクト70の内部側の面)に当たっている。ここで、前壁部71の裏面が貼付面79となっており、その貼付面79に断熱成型小片73が接着テープ65(図5に二点鎖線で示す)等で貼り付けられていても良い。なお断熱成型小片73は例えば発砲プラスチック製である。断熱成型小片73も冷却ユニット56の一部である。
図6〜図8に示すように、断熱成型小片73の下部には2つの切欠部74が左右に並べて形成されている。これらの切欠部74は断熱成型小片73の前端部から後端部まで延長されている。この断熱成型小片73が上記のように第1吹出口51の裏側に配置されることによって、2つの切欠部74がそれぞれ第1吹出口51と連通する通気路75となっている。通気路75は第1吹出口51よりも前方への開口面積が小さい。なお、断熱成型小片73に設けられる通気路75の数は、2つに限定されず、1つでも良いし3つ以上でも良い。
断熱成型小片73は、前後方向に所定の厚みを有し、カバー部材54の裏側の断熱成型部材60の第1連通孔61に嵌合されている。従って、断熱成型小片73の通気路75は、小ダクト70及び第1連通孔61の内部を通っていることになる。第2冷却器45で発生した冷気は、この通気路75を通過して、第1吹出口51から冷凍空間へ吹き出る。
断熱成型小片73における2つの切欠部74の間の部分は上下方向に延びる支持部76となっている。この支持部76の下端部は、小ダクト70の下側の内面に当たっている。それによって、断熱成型小片73における上下方向へ薄くなった部分を、支持部76が下から支えている。
通気路75を形成する面(すなわち通気路75の内面)の少なくとも1つが小ダクト70の延長方向と異なる方向へ傾斜していても良い。例えば図9に示すように、通気路75の上面77が、前下がりすなわち前方部分が下方になるように傾斜していても良い。このような通気路75を通過した冷気は、通気路75を形成する面の傾斜方向と同じ方向に吹き出す。なお、図9では通気路75が前方に向かうほど狭くなっているが、反対に通気路75が前方に向かうほど広くなっていても良い。
図3に示すように、断熱成型小片73の例えば前壁部71の裏側の部分には、後方へ延びる後方延長部78が断熱成型小片73の一部として設けられている。後方延長部78の後端部は後方カバー55に当たっている。それにより断熱成型小片73が後方カバー55から前方に向かって押さえ付けられている。
第1吹出口51の一部(具体的には通気路75の前方を除く部分)は、断熱成型小片73によって塞がれている。好ましい実施形態としては、複数の小吹出口59のうちの少なくとも1つは、その全体が断熱成型小片73によって塞がれている。そして、全体が断熱成型小片73によって塞がれた小吹出口59aの前方、前方かつ上方、又は前方かつ下方の少なくともいずれかの場所に、冷凍空間内の収納容器35、36、37のいずれかが配置されている。図3では、断熱成型小片73によって塞がれている小吹出口59aの前方かつ上方に製氷室24の収納容器35が、前方かつ下方に冷凍室28の収納容器37が、それぞれ配置されている。
次に実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、第1吹出口51の裏側に断熱成型小片73が設けられ、断熱成型小片73に第1吹出口51よりも開口面積が小さく第1吹出口51と連通する通気路75が形成されている。そのため、断熱成型小片73がない場合と比較して、第1吹出口51から吹き出る冷気の流量を減らすことができる。そして、この断熱成型小片73を、通気路75の大きさが異なる別の断熱成型小片73に取り替えることによって、第1吹出口51から冷凍空間に導入する冷気の流量を容易に変更することができる。
例えば、基本設計は同じだが第1吹出口51から冷凍空間に導入する冷気の流量が異なる複数の機種の冷蔵庫10を生産する場合において、カバー部材54及び断熱成型部材60については全機種共通のものを使用し、断熱成型小片73については機種毎に通気路75の大きさが異なるものを使用する。カバー部材54及び断熱成型部材60を成型するための金型を機種毎に製造するためには費用及び時間がかかるが、このようにカバー部材54及び断熱成型部材60については全機種共通とし、断熱成型小片73だけ機種毎に合うものを成型することにより、費用及び時間を節約することができる。このように費用及び時間を節約しつつ第1吹出口51から冷凍空間に導入する冷気の流量を変更することができる。
さらに、第1吹出口51よりも通気路75の方が開口面積が小さいために冷気がカバー部材54の第1吹出口51近傍に直接当たりにくく、また断熱成型小片73が断熱効果を発揮するため、カバー部材54の第1吹出口51近傍が結露したり着霜したりしにくい。
また本実施形態では、断熱成型小片73に複数の通気路75が形成されているため、複数の場所へ向けて冷気を流すことができる。
また本実施形態では、第1吹出口51が複数の小吹出口59に分割され、複数の小吹出口59の少なくとも1つはその全体が断熱成型小片73によって塞がれているため、冷気を当てることが好ましくない場所に多くの冷気が当たることを防ぐことができる。例えば、図2に示すように前方に収納容器35、37がある2つの小吹出口59aが断熱成型小片73によって完全に塞がれていれば、多くの冷気が収納容器35、37に当たることを防ぐことができる。それにより収納容器35、37が結露したり着霜したりすることを防ぐことができる。
また本実施形態では、少なくとも2つの左右に並ぶ通気路75と、隣接する通気路75の間に形成された上下方向に延びる支持部76とを備えるため、断熱成型小片73のうち通気路75が形成されて上下方向に薄くなった部分を支持部76が支えることができ、それによって断熱成型小片73の形状が保たれる。また、支持部76の場所を変更することによって冷気の吹き出し位置を調整することができる。
また本実施形態では、断熱成型小片73が小ダクト70に嵌合されているため位置ずれしにくい。また、断熱成型小片73が小ダクト70に嵌合されているため、小ダクト70が結露したり着霜したりしにくい。そのため小ダクト70の外面に断熱材を設ける必要がない。
また本実施形態では、断熱成型小片73が小ダクト70に嵌合し、断熱成型小片73の通気路75を形成する面の少なくとも1つが小ダクト70の延長方向と異なる方向へ傾斜しているため、通気路75を通過した冷気をその傾斜方向へ流すことができる。
また本実施形態では、小ダクト70の前端部の貼付面79に断熱成型小片73が貼り付けられていること、断熱成型小片73の後方延長部78が後方カバー55に当たっていること、及び断熱成型小片73が断熱成型部材60と嵌合していることから、断熱成型小片73が位置ずれしにくい。
次に実施形態に対する変更例について説明する。
まず、第1吹出口51と連通する通気路の変更例を図10(a)に示す。この変更例では、断熱成型小片173を前後方向に貫通する孔174が形成されている。この断熱成型小片173が上記実施形態の小ダクト70に嵌合されると、孔174が冷気の流路である通気路として機能する。この断熱成型小片173においても、2つの孔174の間の部分が支持部176となって断熱成型小片173の形状を保つ。また、孔174は、図10(b)に示すように左右方向だけでなく上下方向にも並んでいても良い。
また、断熱成型小片73は、必ずしも上記実施形態のように断熱成型部材60の第1連通孔61に嵌合する必要はない。例えば、断熱成型小片73が、断熱成型部材60の裏面における第1連通孔61の周囲の部分に当接して、断熱成型部材60から後方カバー55の方向へ押さえ込まれていても良い。
また、カバー部材や断熱成型部材の具体的形状は上記実施形態の形状に限定されない。例えば図11に示すように、断熱成型部材160に、孔状の第1連通孔61の代わりに凹部状の切欠部161が形成され、その切欠部161に断熱成型小片73が嵌合しても良い。
また、通気路が形成された断熱成型小片は、第1吹出口51以外の冷気の吹出口に設けられても良い。
10…冷蔵庫、12…箱体、14…仕切壁、20…冷蔵室、21…観音式扉、22…野菜室、23…引出式扉、24…製氷室、25…引出式扉、26…小冷凍室、28…冷凍室、29…引出式扉、30…載置棚、31…扉ポケット、32…野菜容器、35…収納容器、36…収納容器、37…収納容器、40…第1冷却器、41…第1ファン、42…ダクト、43…吹出口、44…吸込口、45…第2冷却器、46…第2ファン、50…吸込口、51…第1吹出口、52…第2吹出口、52a…柱、53…第3吹出口、53a…柱、54…カバー部材、55…後方カバー、56…冷却ユニット、57…傾斜壁、58…傾斜壁、59…小吹出口、59a…塞がっている小吹出口、60…断熱成型部材、61…第1連通孔、62…第2連通孔、63…第3連通孔、64…第4連通孔、65…接着テープ、70…小ダクト、71…前壁部、72…柱、73…断熱成型小片、74…切欠部、75…通気路、76…支持部、77…上面、78…後方延長部、79…貼付面、160…断熱成型部材、161…切欠部、173…断熱成型小片、174…孔、176…支持部

Claims (12)

  1. 貯蔵室の奥面を構成し、冷却器で発生した冷気を前記貯蔵室へ吹き出す吹出口が形成されたカバー部材と、前記カバー部材の裏側に前記吹出口の裏側を避けて配置された断熱成型部材とを備える冷蔵庫において、
    前記吹出口の裏側に断熱成型小片が設けられ、前記断熱成型小片に前記吹出口よりも開口面積が小さく前記吹出口と連通する通気路が形成されたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記断熱成型小片に前記通気路が複数形成された、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記断熱成型小片が前記吹出口の一部を塞ぐ、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記吹出口が複数の小吹出口に分割され、前記小吹出口の少なくとも1つはその全体が前記断熱成型小片によって塞がれた、請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 全体が前記断熱成型小片によって塞がれた前記小吹出口の前方、前方かつ上方、又は前方かつ下方の少なくともいずれかの場所に収納容器が配置された、請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記断熱成型小片が、少なくとも2つの左右に並ぶ前記通気路と、隣接する前記通気路の間に形成された上下方向に延びる支持部とを備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記カバー部材に、前方へ延長されその前端部に前記吹出口が形成された小ダクトが形成され、前記断熱成型小片が前記小ダクトに嵌合している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記小ダクトの外面に断熱材が設けられていない、請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記通気路を形成する面の少なくとも1つが、前記小ダクトの延長方向と異なる方向へ傾斜している、請求項7又は8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記小ダクトの前端部の内側に前記吹出口と隣接して貼付面が形成され、前記貼付面に前記断熱成型小片が貼り付けられている、請求項7〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記断熱成型部材よりも後方に後方カバーが設けられ、前記断熱成型小片の一部が後方へ延びて前記後方カバーに当たっている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記断熱成型小片が前記断熱成型部材と嵌合する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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