JP2019044591A - 診断装置および診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に搭載された所定のシステムの不調の要因を特定すること。【解決手段】診断装置100は、所定の時間間隔で取得された検出流量のそれぞれが複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、不調レベル毎の検出回数を算出する判定部101と、算出された不調レベル毎の検出回数と、不調レベル毎の検出回数に対してシステムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、システムの不調要因を特定する不調要因特定部102と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された所定のシステムの不調を診断する診断装置および診断方法に関する。
従来、車両の所定のシステムの不調(故障の前兆)や故障を診断する自己診断(OBD:On board diagnostics)機能が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、第1閾値と、第1閾値より大きい第2閾値とを設定し、所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上第2閾値未満である場合、所定のシステムが不調であると判定し、所定値が第2閾値以上である場合、所定のシステムが故障であると判定する自己診断機能がある。
特開2017−072493号公報
しかしながら、上述した自己診断機能では、所定のシステム自体が不調であることは判定できるが、不調の要因を特定することはできなかった。
本発明の目的は、車両に搭載された所定のシステムの不調の要因を特定できる診断装置および診断方法を提供することである。
本発明の診断装置は、車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断装置であって、前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、所定の時間間隔で取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出する不調レベル検出部と、算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定する不調要因特定部と、を有する。
本発明の診断方法は、車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断方法であって、前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、所定の時間間隔で前記所定値を取得するステップと、取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出するステップと、算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定するステップと、を有する。
本発明によれば、車両に搭載された所定のシステムの不調の要因を特定できる。
本発明の実施の形態に係るディーゼルエンジンとその周辺構成の一例を示す模式図 本発明の実施の形態に係る診断装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る経過時間に応じた検出流量の変化例を示すグラフ 本発明の実施の形態に係る各特定用データの一例を示す図 本発明の実施の形態に係る診断装置の動作の一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成の一例を示す模式図である。図1において、実線の矢印は気体の流れを示し、破線の矢印は電気信号の流れを示している。
図1において符号を付して示す各構成要素は、例えば、車両に搭載される。
ディーゼルエンジン1(内燃機関の一例)は、例えば、4つの気筒2を有する。ディーゼルエンジン1には、各気筒2内の燃焼室(図示略)に燃料を噴射するコモンレール燃料噴射装置(図示略)が設けられている。
ディーゼルエンジン1の上流側には、インテークマニホールド3を介して、車両の外部から取り込まれ、ディーゼルエンジン1に供給されるエアが流れる吸気管4が接続されている。
ディーゼルエンジン1の下流側には、エキゾーストマニホールド5を介して、ディーゼルエンジン1から排出された排ガスが流れる排気管6が接続されている。
吸気管4と排気管6との間には、ターボチャージャ(過給機)7が設けられている。ターボチャージャ7は、吸気管4に配置されたコンプレッサ8と、排気管6に配置された排気タービン9とを有する。排気タービン9は、ディーゼルエンジン1から排出された排ガスによって駆動される。コンプレッサ8は、その排気タービン9の駆動によって同軸駆動され、エアを圧縮する。
また、吸気管4には、コンプレッサ8により圧縮された空気を冷却するインタークーラ10が設けられている。インタークーラ10により冷却された空気は、ディーゼルエンジン1の各気筒2内の燃焼室に流入する。
また、吸気管4には、吸気管4を流れるエアの流量を検出するMAFセンサ(Mass flow sensor)14が設けられている。MAFセンサ14は、検出した流量(以下、検出流量という。所定値の一例)を示す信号を、適宜、診断装置100へ出力する。検出流量は、後述する診断装置100の処理に用いられる。
EGR配管11は、一端がインテークマニホールド3に接続され、他端がエキゾーストマニホールド5に接続されている。エンジン1から排出された排ガスの一部(以下、EGRガスという)は、エキゾーストマニホールド5を介して、EGR配管11へ流入する。EGR配管11へ流入したEGRガスは、インテークマニホールド3へ還流される。
EGR配管11には、EGRガスを冷却するEGRクーラ12が設けられている。また、EGR配管11には、EGRガスの流量を調整するEGRバルブ13が設けられている。EGRバルブ13の開閉は、図示しないコントローラにより制御される。
本実施の形態では、上述したMAFセンサ14、ターボチャージャ7、EGRクーラ12、およびEGRバルブ13を「EGRシステム」と呼ぶ。また、本実施の形態では、診断装置100は、EGRシステム(車両に搭載された所定のシステムの一例)の不調および故障を診断する。
以上、本実施の形態に係るディーゼルエンジン1とその周辺構成について説明した。
次に、本実施の形態に係る診断装置100の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係る診断装置100の構成の一例を示すブロック図である。
診断装置100は、図示は省略するが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ、および通信回路を有する。図2に示す各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
図2に示すように、診断装置100は、判定部101および不調要因特定部102を有する。
判定部101は、MAFセンサ14から検出流量を示す信号を所定の時間間隔で受け取り、その検出流量と、予め定められた閾値とを比較する。閾値は、複数定められている。
ここで、複数の閾値の例について、図3を用いて説明する。図3は、経過時間に応じた検出流量の変化例を示すグラフである。
図3に示すように、閾値TH1〜TH5が設定されている。閾値TH1が最も小さく、閾値TH2が最も大きい。閾値TH1と閾値TH2の間には、閾値TH3、閾値TH3より大きい閾値TH4、閾値TH4より大きい閾値TH5が設定されている。
以上、複数の閾値の例について説明した。以下、図2の説明に戻る。
判定部101は、検出流量が閾値TH1未満である場合、EGRシステムは健康である(不調でも、故障でもない)と判定する。
また、判定部101は、検出流量が閾値TH2以上である場合、EGRシステムは故障していると判定する。この場合、判定部101は、EGRシステムが故障している旨を示す情報を、所定装置へ出力(送信)する。所定装置は、例えば、車両に搭載された記憶装置または表示装置でもよいし、車両の外部に配置されたサーバ装置でもよい。
また、判定部101は、検出流量が閾値TH3以上かつ閾値TH4未満である場合、EGRシステムが不調レベル1であると判定する。不調レベル1は、不調の程度が軽い状態である。
また、判定部101は、検出流量が閾値TH4以上かつ閾値TH5未満である場合、EGRシステムが不調レベル2であると判定する。不調レベル2は、不調の程度が不調レベル1よりも重い状態である。
また、判定部101は、検出流量が閾値TH5以上かつ閾値TH2未満である場合、EGRシステムが不調レベル3であると判定する。不調レベル3は、不調の程度が不調レベル2よりも重い状態である。
このようにして、判定部101は、所定の時間間隔で取得された検出流量のそれぞれがどの不調レベルに属するかを検出する。このような処理を行うことから、判定部101を「不調レベル検出部」と呼んでもよい。そして、判定部101は、不調レベル毎に、検出された回数(以下、検出回数という)を算出(カウントと言い換えてもよい)する。
不調要因特定部102は、判定部101により算出された不調レベル毎の検出回数と、予め定められた特定用データとに基づいて、EGRシステムの不調の要因(以下、不調要因という)を特定する。本実施の形態では、不調要因が、EGRシステムの構成要素(MAFセンサ14、ターボチャージャ7、EGRクーラ12、またはEGRバルブ13)の不調である場合を例に挙げて説明する。
ここで、特定用データの例について、図4を用いて説明する。図4は、特定用データの例を示す図である。
図4に示すように、例えば、特定用データA〜Dが予め定められている。特定用データA〜Dでは、それぞれ、不調レベル毎の検出回数に応じて、不調とされる構成要素が定められている。なお、ここでは例として、検出回数の上限を3回としている。
特定用データAは、不調レベル1〜3のいずれかが1回以上検出された場合、EGRクーラ12が不調であることを示している。
特定用データBは、不調レベル1〜3のいずれかが2回以上検出された場合、EGRバルブ13が不調であることを示している。
特定用データCでは、不調レベル2または3のいずれかが2回以上検出された場合、ターボチャージャ7が不調であることを示している。
特定用データDでは、不調レベル3が2回以上検出された場合、MAFセンサ14が不調であることを示している。
また、特定用データA〜Dには、それぞれ、適用すべき優先度が設定されている。例えば、特定用データA、B、C、Dの順に優先度が高くなるように設定されている。これにより、判定部101により算出された所定の不調レベルの検出回数が複数の特定用データに当てはまる場合、優先度が高い方の特定用データが用いられる。換言すれば、特定用データA〜Dでは、不調要因毎に、特定されるべき優先度が設定されている。
以上、特定用データの例について説明した。以下、図2の説明に戻る。
例えば、判定部101によって不調レベル1〜3のいずれかが1回検出された場合、不調要因特定部102は、特定用データAに基づいて、EGRクーラ12が不調であると特定する。なお、不調レベル1〜3のいずれかが2回以上検出された場合は、特定用データAよりも優先度の高い特定用データB〜Dのいずれかに基づいて、不調の構成要素が特定される。
また、例えば、判定部101によって不調レベル1が2回または3回検出された場合、不調要因特定部102は、特定用データA、Bのうち優先度の高い特定用データBに基づいて、EGRバルブ13が不調であると特定する。なお、不調レベル2、3のいずれかが2回以上検出された場合は、特定用データBよりも優先度の高い特定用データC、Dのいずれかに基づいて、不調の構成要素が特定される。
また、例えば、判定部101によって不調レベル2が2回または3回検出された場合、不調要因特定部102は、特定用データB、Cのうち優先度の高い特定用データCに基づいて、ターボチャージャ7が不調であると特定する。なお、不調レベル3が2回以上検出された場合は、特定用データCよりも優先度の高い特定用データDに基づいて、不調の構成要素が特定される。
また、例えば、判定部101によって不調レベル3が2回または3回検出された場合、不調要因特定部102は、特定用データDに基づいて、MAFセンサ14が不調であると特定する。
以上のように、不調要因特定部102は、特定用データA〜Dにおいて、所定の不調レベルの検出回数に対して複数の不調要因が設定されている場合、複数の不調要因のうち優先度が最も高い不調要因を選択する。
なお、不調要因特定部102は、上述のようにして特定した不調要因を示す情報を、所定装置へ出力(送信)する。所定装置は、例えば、車両に搭載された記憶装置または表示装置でもよいし、車両の外部に配置されたサーバ装置でもよい。
以上、本実施の形態に係る診断装置100の構成について説明した。
次に、診断装置100の動作について、図5を用いて説明する。
図5は、診断装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図5に示す動作は、例えば、検出流量が閾値TH1を超え、かつ、閾値TH2に至る前に行われる。
まず、判定部101は、所定の時間間隔で、MAFセンサ14から検出流量を取得する(ステップS101)。
次に、判定部101は、各検出流量と各閾値TH3〜5との比較を行うことで各検出流量が属する不調レベルを検出し、その検出結果に基づいて、不調レベル毎の検出回数を算出する(ステップS102)。
次に、判定部101は、不調レベル毎の検出回数と、特定用データA〜Dとに基づいて、不調要因(例えば、EGRシステムの構成要素)を特定する(ステップS103)。
以上、診断装置100の動作について説明した。
これまで詳述してきたように、本発明の診断装置100によれば、EGRシステムが不調であることだけでなく、そのEGRシステムのどの構成要素が不調であるのかを特定することができる。その結果、例えば、車両の整備時や入庫時等において、作業者が、不調の構成要素の取り換え作業を簡単に行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。以下、各変形例について説明する。
[変形例1]
実施の形態では、MAFセンサ14で検出されたエアの流量を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、排気管6に設けられたNOxセンサ(図示略)で検出されたNOx濃度(所定値の一例)を用いてもよい。
[変形例2]
実施の形態では、不調レベルが3段階である場合を例に挙げて説明したが、不調レベルは2段階であってもよいし、4段階以上であってもよい。また、実施の形態では、不調レベルの検出回数が3回を上限とする場合を例に挙げて説明したが、検出回数は4回以上を上限としてもよい。
[変形例3]
実施の形態では、診断の対象となるシステムがEGRシステムである場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。診断の対象となるシステムは、例えば、燃料供給システムや後処理システムであってもよい。その場合、特定される不調要因は、それらのシステムの構成要素(デバイス、部品等)であってもよい。
[変形例4]
実施の形態では、特定用データA〜Dに優先度を設定する場合を例に挙げて説明したが、優先度は設定しなくてもよい。その場合、判定部101により算出された所定の不調レベルの検出回数が複数の特定用データに当てはまるときには、不調要因特定部102は、複数の不調要因を特定してもよい。
例えば、判定部101によって不調レベル1が2回または3回検出された場合、不調要因特定部102は、特定用データA、Bの両方に基づいて、EGRクーラ12またはEGRバルブ13が不調であると特定してもよい。
[変形例5]
実施の形態において、診断装置100は、不調要因を特定した後、さらに、その不調要因について、別の検出値を用いて不調レベルを特定してもよい。
例として、EGRクーラ12の不調が特定された後の処理について、以下に説明する。
まず、判定部101は、EGRクーラ12の下流側の温度(例えば、EGR配管11に設けられた温度センサにより検出される温度。以下、検出温度という)を所定の時間間隔で取得する。
次に、判定部101は、各検出温度が属する不調レベルを検出し、不調レベル毎の検出回数を算出する。不調レベルは、図3に示した不調レベル1〜3と同様に、複数の閾値によって複数設定されている。
次に、不調要因特定部102は、検出回数が最も多い不調レベルを特定する。
このように、検出流量とは異なる検出温度を用いて、特定された不調要因について不調レベルを特定することで、さらに診断の精度が向上する。
<本開示のまとめ>
本発明の診断装置は、車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断装置であって、前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、所定の時間間隔で取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出する不調レベル検出部と、算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定する不調要因特定部と、を有する。
なお、上記診断装置において、前記不調要因特定部は、前記特定用データにおいて、所定の不調レベルの検出回数に対して複数の不調要因が設定されており、前記不調要因毎に優先度が設定されている場合、前記複数の不調要因のうち前記優先度が最も高い不調要因を選択してもよい。
また、上記診断装置において、前記システムは、EGRシステムであり、前記不調要因は、前記EGRシステムの構成要素の不調であってもよい。
また、上記診断装置において、前記所定値は、前記車両の内燃機関へ供給されるエアの流量、または、前記内燃機関から排出された排ガス中のNOx濃度であってもよい。
本発明の診断方法は、車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断方法であって、前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、所定の時間間隔で前記所定値を取得するステップと、取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出するステップと、算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定するステップと、を有する。
本発明は、車両に搭載された所定のシステムの不調を診断する診断装置および診断方法に適用できる。
1 ディーゼルエンジン
2 気筒
3 インテークマニホールド
4 吸気管
5 エキゾーストマニホールド
6 排気管
7 ターボチャージャ
8 コンプレッサ
9 排気タービン
10 インタークーラ
11 EGR配管
12 EGRクーラ
13 EGRバルブ
14 MAFセンサ
100 診断装置
101 判定部
102 不調要因特定部

Claims (5)

  1. 車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断装置であって、
    前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、
    所定の時間間隔で取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出する不調レベル検出部と、
    算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定する不調要因特定部と、を有する、
    診断装置。
  2. 前記不調要因特定部は、
    前記特定用データにおいて、所定の不調レベルの検出回数に対して複数の不調要因が設定されており、前記不調要因毎に優先度が設定されている場合、前記複数の不調要因のうち前記優先度が最も高い不調要因を選択する、
    請求項1に記載の診断装置。
  3. 前記システムは、EGRシステムであり、
    前記不調要因は、前記EGRシステムの構成要素の不調である、
    請求項1または2に記載の診断装置。
  4. 前記所定値は、
    前記車両の内燃機関へ供給されるエアの流量、または、前記内燃機関から排出された排ガス中のNOx濃度である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の診断装置。
  5. 車両に搭載された所定のシステムに係る所定値が第1閾値以上であり、前記第1閾値より大きい第2閾値未満である場合に、前記システムが不調であると診断する診断方法であって、
    前記第1閾値と前記第2閾値との間には、前記第1閾値と前記第2閾値との間に設定された少なくとも1つの閾値によって区切られた複数の不調レベルが設定されており、
    所定の時間間隔で前記所定値を取得するステップと、
    取得された前記所定値のそれぞれが前記複数の不調レベルのうちどの不調レベルに属するかを検出し、前記不調レベル毎の検出回数を算出するステップと、
    算出された前記不調レベル毎の検出回数と、前記不調レベル毎の検出回数に対して前記システムの不調要因が定められた特定用データとに基づいて、前記システムの不調要因を特定するステップと、を有する、
    診断方法。
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