JP2019041610A - アンダーコート除去具 - Google Patents
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Abstract
【課題】愛玩動物の皮膚を傷つけることなく、確実にアンダーコートの除去を行うことが可能なアンダーコート除去具を提供することを目的とする。【解決手段】本体部と、前記本体部の長手方向に対して略垂直に延びるように配設されたコームと、前記本体部の先端側において前記コームに並列して配設された、複数の溝を備えるブレードと、を具備し、前記コームの先端部が、前記ブレードの先端部より0.2mm〜1.0mm高くなるよう前記本体部に立設すること、を特徴とするアンダーコート除去具【選択図】図1
Description
本発明は、ダブルコートの被毛構造を備える犬種及び描種のアンダーコート(下毛)を除去するアンダーコート除去具に関する。
現在、人間が飼育する愛玩動物は犬及び猫が大部分を占めており、飼い主はそのケアの一つとして、被毛処理(グルーミング)を行うことが多い。なかでも、オーバーコート(上毛)と、アンダーコート(下毛)と、から構成されるダブルコートの被毛構造を備えた犬種及び描種では、アンダーコートが、主に寒季に生えて体温の保温を行い、暖季には不要となって抜け落ちる。
このため、アンダーコートを放置すると、愛玩動物の飼育場所周辺や接する人間の洋服等に飛散及び付着することになり、多くの飼い主は、より快適な共存生活を実現するためにも、このアンダーコートの処理を行っているのである。
これまで、把持部と頭部とを備え、当該頭部にブラシ等を具備した処理具等が一般的に用いられている。飼い主は当該処理具で愛玩動物の被毛をブラッシングすることにより、当該ブラシそのもの、またはブラシ間でアンダーコートを係合及び挟持させ、身体から除去していたる(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1のような従来の処理具では、アンダーコートの除去中にブラシの先端が愛玩動物の皮膚に接触し、愛玩動物の皮膚を傷つけてしまう恐れがあった。また、愛玩動物も先端が尖ったブラシが皮膚に接触することで不快を感じ、大人しくアンダーコートの処理を受けてくれない問題があった。
そこで、処理具のブラシの構造に着目すると、ブラシの先端部を保護するものが備えられておらず、愛玩動物の皮膚への影響を考慮できていないこと明らかであって、未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであり、愛玩動物の皮膚を傷つけることなく、確実にアンダーコートの除去を行うことが可能なアンダーコート除去具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は、
本体部と、
前記本体部の長手方向に対して略垂直に延びるように配設されたコームと、
前記本体部の先端側において前記コームに並列して配設された、複数の溝を備えるブレードと、
を具備し、
前記コームの先端部が、前記ブレードの先端部より0.2mm〜1.0mm高くなるよう前記本体部に立設すること、
を特徴とするアンダーコート除去具を提供する。
本体部と、
前記本体部の長手方向に対して略垂直に延びるように配設されたコームと、
前記本体部の先端側において前記コームに並列して配設された、複数の溝を備えるブレードと、
を具備し、
前記コームの先端部が、前記ブレードの先端部より0.2mm〜1.0mm高くなるよう前記本体部に立設すること、
を特徴とするアンダーコート除去具を提供する。
このような構成を有する本発明のアンダーコート除去具では、ブレードと、コームと、が並列に本体部に立設し、更にコームの先端部がブレードの先端よりも高い位置となる。これにより、コームが愛玩動物の皮膚に当接した状態で処理が行えるため、愛玩動物の皮膚にブレードが直接接触することがない。また、先端部から把持部側に向けて、ブレード及びコームの順番で配設されているため、コームの溝を通過したアンダーコートをブレードの溝で捕らえることができ、コームがブレードのアンダーコート除去能力を低下させることがなく、安全かつ確実にアンダーコートの除去を行うことができる。
また、本発明のアンダーコート除去具については、
前記ブレードと、前記コームと、の離間距離が1.5mm〜3.5mmであることが望ましい。
前記ブレードと、前記コームと、の離間距離が1.5mm〜3.5mmであることが望ましい。
このような構成を有する本発明のアンダーコート除去具では、ブレードとコームとの間に適度な空間が発生し、コームの第二溝を通過したアンダーコートを容易にブレードの第一溝に到達させることができる。
また、本発明のアンダーコート除去具については、更に、
前記コーム及び/又は前記ブレードが、本体部内に収納可能で、立設状態と収納状態とを変更可能であることが望ましい。
前記コーム及び/又は前記ブレードが、本体部内に収納可能で、立設状態と収納状態とを変更可能であることが望ましい。
このような構成を有する本発明のアンダーコート除去具では、コーム及び/又はブレードを状況に応じて収納状態と、立設状態と、に変更することができる。例えば、通常はコームを立設状態にして愛玩動物のアンダーコートを除去し、コームを収納状態にすることで頭部全体のメンテナンス性を向上し、ブレードに付着したアンダーコートを容易に取り除くことができる。
本発明によれば、愛玩動物の皮膚を傷つけることなく、確実にアンダーコートの除去を行うことが可能なアンダーコート除去具を提供することができる。
以下、図1〜6を参照しながら、本発明のアンダーコート除去具1における代表的な実施形態を詳細に説明する。但し、本発明は図示されるものに限られるものではなく、各図面は本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために必要に応じて比や数を誇張又は簡略化して表している場合もある。更に、以下の説明では、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
1.アンダーコート除去具1の構造
図1を用いて本実施形態におけるアンダーコート除去具の概要について説明する。図1は、本実施形態におけるアンダーコート除去具1の斜視図である。
図1を用いて本実施形態におけるアンダーコート除去具の概要について説明する。図1は、本実施形態におけるアンダーコート除去具1の斜視図である。
図1に示すとおり、本実施形態のアンダーコート除去具1は、愛玩動物、特にダブルコートの被毛構造を備える犬種及び描種のアンダーコート(下毛)を除去するためのペットケア用器具であって、愛玩動物の皮膚を傷付けることなく、安全かつ確実にアンダーコートを除去することができるものである。
本実施形態のアンダーコート除去具1は、概ね頭部3Aと把持部3Bと首部3Cとから構成された本体部3と、頭部3Aに配設され、アンダーコート55の除去を行うブレード5と、ブレード5に対向して配設され、愛玩動物の皮膚51に直接当接するコーム7と、から構成されている。
以下、各構成部分について説明する。
以下、各構成部分について説明する。
<本体部3の構造>
次に、図2(a)及び(b)を用いて本体部3の構造について詳細に説明する。図2(a)及び(b)は、本体部3の構造を示す図であって、図2(a)は、本体部4の正面図であり、図2(b)は、本体部3の側面図である。図2(a)及び(b)に示すとおり、本体部3は、概ね後述するブレード5及びコーム7等を具備する頭部3Aと、使用者が操作時に把持する把持部3Bと、頭部3Aと把持部3Bとを繋げる首部3Cと、から構成されている。
次に、図2(a)及び(b)を用いて本体部3の構造について詳細に説明する。図2(a)及び(b)は、本体部3の構造を示す図であって、図2(a)は、本体部4の正面図であり、図2(b)は、本体部3の側面図である。図2(a)及び(b)に示すとおり、本体部3は、概ね後述するブレード5及びコーム7等を具備する頭部3Aと、使用者が操作時に把持する把持部3Bと、頭部3Aと把持部3Bとを繋げる首部3Cと、から構成されている。
本体部3において、一部を除いて、頭部3Aと把持部3Bと首部3Cとは、所望の硬度を有する樹脂等で一体的に成形されている。本体部3を構成する頭部3A、把持部3B、及び首部3の形状についてより具体的に説明すると、頭部3Aは、略扁平状の部位であって、後述するブレード5及びコーム7を配設するための凹部9が内側の略中央に備わっている。
凹部9は、ブレード5を頭部3Aの内側の面に対して略垂直に立設固定し、更に、本実施形態では、コーム7を収納及びブレード5に対向して立設固定可能な大きさ及び形状を有している。
なお、凹部9の首部3C側には、凹部9表面の一部を閉じる略板状の蓋部25が備わっている。この蓋部25は、首部3C側の端部がヒンジになっており、ヒンジを軸に所定の範囲内で回胴自在となっている(図5参照)。
把持部3Bは、略棒状の部位であって、人間が手で把持した際に掌の中でよりフィットするように各部で太さに変化を付与している。また適度な突起やゴム等を配設して掌との摩擦帝抵抗を向上してもよい。
また、首部3Cは、頭部3Aと把持部3Cとを接続する部位であって、把持部3Bと比して比較的縮径されている。首部3Cは、頭部3Aに対して把持部3Bの下方を外側に傾斜させて接続している。これにより、頭部3Aは操作時に適度な柔軟性を具備することができ、例えば愛玩動物の身体の形状に応じて適度に可動することができる。
また、頭部3Aと把持部3Bとが接続され、頭部3Aに対して把持部3Bの下方を外側に傾斜する構造を有しているため、使用者は把持部3Bを把持した操作で容易に頭部3Aの内側を愛玩動物の皮膚に当接することができる。
<ブレード5の構造>
次に、図3(a)及び(b)を用いてブレード5の構造を詳細に説明する。図3(a)及び(b)は、ブレード5の構造を示す図であって、図3(a)は、ブレード5を頭部3A上方から見下げた平面図であり、図3(b)は、ブレード5を頭部3A側方から見た側面図である。
次に、図3(a)及び(b)を用いてブレード5の構造を詳細に説明する。図3(a)及び(b)は、ブレード5の構造を示す図であって、図3(a)は、ブレード5を頭部3A上方から見下げた平面図であり、図3(b)は、ブレード5を頭部3A側方から見た側面図である。
図3(a)及び(b)に示すとおり、ブレード5は略板状の部品であって、例えばステンレス等の耐蝕性を有する金属材料や、セラミックスを用いて形成することが望ましい。また、ブレード5は、先端側にテーパ13を備えており、先端に向けて厚さが薄くなっている。
また、ブレード5は、刃先が本体部3の長手方向(図1における矢印Xの方向)に対して略垂直な方向(図1における矢印Zの方向)に向けて配設されており、本体部3の幅方向(図1における矢印Yの方向)に延設されている。
更に、ブレード5には、長手方向に対して先端側に抜ける第一溝11が略等間隔で複数配列されており、第一溝11が愛玩動物のアンダーコート55と係合することにより、愛玩動物の身体からアンダーコート55を除去することができる。なお、第一溝11の数はブレード5の寸法や対象とする愛玩動物の大きさ等に応じて適宜決定すればよい。
上記ブレード5は、第一溝11を配設した先端側を外部に突出させつつ、後端側を本体部3の頭部3Aが具備した凹部9に挿入しつつ固定されている。また、本実施形態では、頭部3Aの凹部9近傍にブレード5の支持を補助する補助リブ15が配設されており、当該ブレード5の移動及び傾きを防止している。
なお、ブレード5と凹部9との固定方法は、例えば螺子等を用いて着脱自在とし、使用による劣化状況に応じて当該ブレード5の交換を可能とすることが望ましい。
<コーム7の構造>
続いて、図4(a)及び(b)を用いてコーム7の構造を詳細に説明する。図4(a)及び(b)は、コーム7の構造を示す図であって、図4(a)は、コーム7を頭部3A下方から見上げた平面図であり、図4(b)は、コーム7を頭部3A側方から見た側面図である。
続いて、図4(a)及び(b)を用いてコーム7の構造を詳細に説明する。図4(a)及び(b)は、コーム7の構造を示す図であって、図4(a)は、コーム7を頭部3A下方から見上げた平面図であり、図4(b)は、コーム7を頭部3A側方から見た側面図である。
図4(a)及び(b)に示すとおり、コーム7は上記ブレード5と略同様に板状の部品であって、所定の硬度を有した樹脂材料で形成されている。また、コーム7は、本体部3の長手方向(図1における矢印Xの方向)に対して略垂直な方向(図1における矢印Zの方向)に向けて配設されており、本体部3の幅方向(図1における矢印Yの方向)に延設されている。立設状態においてコーム7はブレード5と並列している。
また、コーム7は、一方の長手方向の面(図4(b)におけるコーム7の右側の面)に、図4(b)に図示する後端側から先端側に向かう円弧状の傾斜を備えており、後端側から先端側に向けて厚さが薄くなっている。
更に、コーム7には、長手方向に対して先端側に抜ける第二溝17が略等間隔で複数配列されており、第二溝17を愛玩動物のアンダーコート55が通過することによって、アンダーコート55がブレード5の第一溝11に到達することができる。なお、第二溝17の数は、コーム7の長手方向の寸法、対象とする愛玩動物の大きさ、並びに、ブレード5の構成等に応じて適宜決定すればよい。
コーム7は、後端側が頭部3Aの凹部9に接続され、当該後端側の接続部を軸に、所定の範囲内で回胴自在となっている。より具体的には、コーム7を頭部3Aの内側表面と略平行に配置した際、コーム7全体が凹部9内に収納され、頭部3Aの内側表面に対して略垂直に配置した際、コーム7がブレード5と対向する。
コーム7の先端部は、ブレード5の先端部と比して0.2mm〜1.0mm、より好ましくは0.4mm〜0.7mm高く配設することが望ましい。コーム7の先端部がブレード5の先端部より高く配設されることで、愛玩動物の皮膚51にコーム7の先端部が先に当接し、皮膚51に対するブレード5の接触を抑制することができる。
また、本実施形態では、ブレード5とコーム7との間に所定の板厚を有した距離保持板21が配設されており、距離保持板21の板厚寸法分ブレード5とコーム7との間にクリアランスを持たせる構造となっている。距離保持板21の厚さ寸法(=クリアランス)は、1.5mm〜3.5mm、より好ましくは2.0mm〜2.8mmとすることが望ましい。
上記のようなクリアランスによって、ブレード5とコーム7との間に空間23が形成され、該空間23内で愛玩動物のアンダーコート55が立設し、より確実にブレード5の第一第一溝11がアンダーコート55を確実に捕らえることができる。
<コーム7の収納構造>
次に、図5(a)(b)(c)(d)を用いて、コーム7の収納構造について詳細に説明する。図5(a)(b)(c)(d)は、コーム7の収納構造を示す図であって、図5(a)は、コーム7の収納状態を示す断面図であり、図5(b)は、蓋部25を開けた状態を示す断面図であり、図5(c)は、コーム7をブレード5と対向させた状態を示す断面図であり、図5(d)は、蓋部25を閉じた状態を示す断面図である。
次に、図5(a)(b)(c)(d)を用いて、コーム7の収納構造について詳細に説明する。図5(a)(b)(c)(d)は、コーム7の収納構造を示す図であって、図5(a)は、コーム7の収納状態を示す断面図であり、図5(b)は、蓋部25を開けた状態を示す断面図であり、図5(c)は、コーム7をブレード5と対向させた状態を示す断面図であり、図5(d)は、蓋部25を閉じた状態を示す断面図である。
まず、図5(a)に示すとおりコーム7は、凹部9内に収納された状態では、蓋部25により上方から押さえられつつ固定されている。蓋部25は、上述のとおり、首部3C側の端部がヒンジになっており、このヒンジを軸に所定の範囲内で回胴自在となっている。本実施形態では、凹部9内にコーム7を収納し、蓋部25を凹部9側に倒してコーム7の上方から重ねることで蓋部25の表面が頭部3Aの内側表面と略面一になる。
次に、図5(b)に示すとおり、蓋部25を自身のヒンジを軸に頭部3Aの内側表面から立設させ、凹部9内に収納したコーム7を露出させる。続いて、図5(c)に示すとおり、コーム7の先端を持ち上げて立設させ、ブレード5と対向させた後、更に図5(d)に示すように蓋部25を再度頭部3Aの内側表面に倒し、蓋部25の先端側に設けた支持リブ27をコーム7の側面に当接させて該コーム7を立設させた状態で固定する。
上述のとおり、本実施形態では、コーム7は収納状態と、立設状態と、を状況に応じて使用者が任意に変更することができる。例えば、通常はコーム7を立設状態にして愛玩動物のアンダーコート55を除去し、コーム7を収納状態にすることで頭部3A全体のメンテナンス性を向上し、ブレード5に付着したアンダーコート55を容易に取り除くことができる。
2.アンダーコート除去具1の使用方法
次に、図6(a)及び(b)を用いて、本実施形態のアンダーコート除去具1を用いたアンダーコート55の除去方法を詳細に説明する。図6(a)及び(b)は、本実施形態のアンダーコート除去具1を用いたアンダーコート55の除去過程を示す図であって、図6(a)は、本実施形態のアンダーコート除去具1を愛玩動物の皮膚51に当接しつつスライドする状態を示す模式図であり、図6(b)は、ブレード5でアンダーコート55を捕らえた状態を示す模式図である。
次に、図6(a)及び(b)を用いて、本実施形態のアンダーコート除去具1を用いたアンダーコート55の除去方法を詳細に説明する。図6(a)及び(b)は、本実施形態のアンダーコート除去具1を用いたアンダーコート55の除去過程を示す図であって、図6(a)は、本実施形態のアンダーコート除去具1を愛玩動物の皮膚51に当接しつつスライドする状態を示す模式図であり、図6(b)は、ブレード5でアンダーコート55を捕らえた状態を示す模式図である。
まず、図6(a)に示すとおり、使用者は本実施形態のアンダーコート除去具1の把持部3Bを把持し、コーム7を立設状態にしてブレード5に対向させる。この状態で頭部3Aの内側を愛玩動物の体に接近させ、コーム7の先端を皮膚51に当接させる。
続いて使用者は本アンダーコート除去具1を手前(図1に示す矢印Xの向き)にスライドさせる。これにより、愛玩動物のオーバーコート53及びアンダーコート55がコーム7の第二溝17を通過し、ブレード5に当接する。
続いて、コーム7を通過したオーバーコート53及びアンダーコート55のうち、図6(b)に示すとおり、オーバーコート53は、ブレード5の第一溝11を通過し、アンダーコート55のみがブレード5に係合して捕えられ、カットされる。
第一溝11が所定量のアンダーコート55を捕らえて除去するまで上記のようなアンダーコート除去具1のスライド操作を繰り返す。このようにして愛玩動物の被毛ケアを行うことができる。
以上、本実施形態におけるアンダーコート除去具の代表的な実施形態について図面を参照しつつ説明してきたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の精神及び教示を逸脱しない範囲でその他の変形例や改良例が存在し、これらは全て本発明の技術的範囲に含まれる。
本実施形態におけるアンダーコート除去具は、愛玩動物の皮膚を傷つけることなく、確実にアンダーコートの除去を行うことができるものである。
1 アンダーコート除去具
3 本体部
3A 頭部
3B 把持部
3C 首部
5 ブレード
7 コーム
9 凹部
11 第一溝
13 テーパ
15 補助リブ
17 第二溝
19 接続部
21 距離保持板
23 空間
25 蓋部
27 支持リブ
51 皮膚
53 オーバーコート
55 アンダーコート
3 本体部
3A 頭部
3B 把持部
3C 首部
5 ブレード
7 コーム
9 凹部
11 第一溝
13 テーパ
15 補助リブ
17 第二溝
19 接続部
21 距離保持板
23 空間
25 蓋部
27 支持リブ
51 皮膚
53 オーバーコート
55 アンダーコート
Claims (4)
- 本体部と、
前記本体部の長手方向に対して略垂直に延びるように配設されたコームと、
前記本体部の先端側において前記コームに並列して配設された、複数の溝を備えるブレードと、
を具備し、
前記コームの先端部が、前記ブレードの先端部より0.2mm〜1.0mm高くなるよう前記本体部に立設すること、
を特徴とするアンダーコート除去具。 - 前記ブレードと、前記コームと、の離間距離が1.5mm〜3.5mmであること、
を特徴とする請求項1に記載のアンダーコート除去具。 - 前記コームが、前記本体部内に収納可能で、立設状態と収納状態とを変更可能であること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のアンダーコート除去具。 - 前記ブレードが、前記本体部内に収納可能で、立設状態と収納状態とを変更可能であること、
を特徴とする請求項1〜3のうちいずれかに記載のアンダーコート除去具。
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