JP2019041494A - 燃焼装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つの省電対策動作を備えつつ装置の低コスト化および小型化を図ることができる燃焼装置の制御装置を提供する。【解決手段】 燃焼装置の制御装置は、信号出力部と、第1電源回路と、第2電源回路と、第1電源回路と第2電源回路との間の変圧器と、第2電源回路との間が変圧器により絶縁され、所定の負荷を制御するための負荷制御電圧を生成する負荷制御回路と、を備え、信号出力部は、第2電源回路に接続され、第2電源回路から出力される2次側出力電圧を所定の第1電圧と第1電圧より低い第2電圧との間で切り替えるための出力電圧切替信号を出力するよう構成され、第2電源回路は、出力電圧切替信号に基づいて2次側出力電圧を第1電圧と第2電圧との間で切り替えるよう構成され、制御装置は、2次側出力電圧の第1電圧から第2電圧への変化に基づいて負荷制御回路からの負荷制御電圧の出力を遮断する負荷制御電源遮断部を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、燃焼装置の制御装置に関する。
給湯装置等の燃焼装置には、燃焼用のファンや湯水循環用のポンプ等の負荷が設けられている。図5は、従来の燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。図5に示すように、従来の燃焼装置の制御装置100は、安全性確保のため、電源部30からの電力を導入し、負荷に駆動電力を供給する第1電源回路40および負荷を制御するための負荷制御電圧Vccを各負荷に出力する負荷制御回路70(1次側回路)とリモコン等の制御部(信号出力部)200に電源を供給する第2電源回路50(2次側回路)との間が変圧器60により絶縁されている。
燃焼装置の制御装置100は、不要な電力消費を抑えるために、給湯動作等の燃焼動作を可能にする運転スイッチがオンになっている状態で燃焼動作が行われない期間(待機モード)が一定期間以上になった場合に、省電力モードに移行する。また、運転スイッチがオフになった場合も同様に省電力モードに移行する。
省電力モードにおける省電対策の一例として、負荷制御回路70の電源経路を遮断する負荷制御電源遮断動作がある。また、省電力モードにおける省電対策の他の一例として、第2電源回路50の出力電圧(2次側出力電圧)V2を降圧する2次側出力電圧降圧動作がある(例えば特許文献1参照)。
特開2007−159305号公報
従来の燃焼装置の制御装置100において、これらの省電対策を両方とも実現するためには、図5に示すように、制御部200の第1信号出力部300で生成される負荷制御電圧の出力のオンオフ切り替えを行う第1信号S1を、制御部200から負荷制御回路70に伝達する回路構成400と、制御部の第2信号出力部500で生成される2次側出力電圧V2を降下させるための第2信号S2を、制御部200から第2電源回路50に伝達する回路構成600とをそれぞれ設ける必要がある。すなわち、互いに異なる2系統の制御信号S1,S2を制御部200から出力する必要がある。この結果、制御部200が実装される制御基板170から制御信号を出力する出力ポートのうち、省電対策動作のために2つの出力ポート180,190が必要になる問題がある。
本発明は、以上のような課題を解決すべくなされたものであり、2つの省電対策動作を備えつつ装置の低コスト化および小型化を図ることができる燃焼装置の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る燃焼装置の制御装置は、信号出力部と、電源部からの電力を導入する第1電源回路と、前記信号出力部を駆動するための2次側出力電圧を生成する第2電源回路と、前記第1電源回路と前記第2電源回路との間を絶縁しつつ電力授受可能に構成される変圧器と、前記第2電源回路との間が前記変圧器により絶縁され、所定の負荷を制御するための負荷制御電圧を生成する負荷制御回路と、を備え、前記信号出力部は、前記第2電源回路に接続され、前記第2電源回路から出力される2次側出力電圧を所定の第1電圧と前記第1電圧より低い第2電圧との間で切り替えるための出力電圧切替信号を出力するよう構成され、前記第2電源回路は、前記出力電圧切替信号に基づいて前記2次側出力電圧を前記第1電圧と前記第2電圧との間で切り替えるよう構成され、前記制御装置は、前記2次側出力電圧の前記第1電圧から前記第2電圧への変化に基づいて前記負荷制御回路からの前記負荷制御電圧の出力を遮断する負荷制御電源遮断部を備えている。
上記構成によれば、2次側出力電圧の電圧変化を監視することで別途信号出力部からの負荷制御回路の出力電圧遮断信号を出力させる構成とすることなく、負荷制御回路の接続または遮断の切り替えを行うことができる。したがって、2つの省電対策動作を1系統の制御信号で実現することができ、制御信号の出力端子の数を削減することができる。さらに、それに付随する周辺回路および電装品をなくすことができ、装置の低コスト化および小型化を図ることができる。
前記負荷制御電源遮断部は、前記2次側出力電圧の出力部に接続され、前記第1電圧と前記第2電圧との間の電圧変化に応じた電圧変化信号を出力する電圧変化検出回路と、前記電圧変化信号を前記負荷制御回路側に対して非接触に伝達する非接触信号伝達回路と、前記非接触信号伝達回路を通じて前記第2電源回路側から前記負荷制御回路側に伝達された前記電圧変化信号に応じて前記負荷制御回路における前記負荷制御電圧の出力経路を遮断する遮断回路と、を備えてもよい。これによれば、2次側出力電圧の電圧変化が電圧変化検出回路によって直接的に検出される。したがって、電圧変化信号による遮断回路の切り替えを高精度に実現することができる。
前記電圧変化検出回路は、前記信号出力部が実装される制御基板の外部に設けられてもよい。電圧変化検出回路を制御基板の外部に設けることにより、制御基板と外部回路とを接続するコネクタおよび配線等を低減することができる。
前記電圧変化検出回路は、ツェナーダイオードを含んでもよい。これにより、簡単な構成で電圧変化検出回路を実現することができる。
前記変圧器は、前記第1電源回路が接続される第1巻線と、前記第2電源回路が接続される第2巻線と、前記負荷制御回路が接続される、前記第2巻線と同極の第3巻線とを備え、前記負荷制御電源遮断部は、前記第3巻線と前記負荷制御電圧の出力部との間の前記負荷制御電圧の出力経路を遮断する遮断回路と、前記2次側出力電圧の電圧変化に応じて前記変圧器を介して前記第3巻線と前記遮断回路との間の経路において生じる電圧変化に基づいて、前記遮断回路の接続または遮断を切り替える遮断制御回路と、を備えてもよい。これによれば、2次側出力電圧の電圧変化は、第2電源回路に接続される変圧器の第2巻線とそれに同極の第3巻線とを介して、負荷制御回路において電圧変化として現れる。この電圧変化が遮断制御回路によって検出されることにより、2次側出力電圧の電圧変化が間接的に検出される。したがって、2次側出力電圧の電圧変化を第2電源回路側に構成を追加することなく検出することができる。これにより、第2電源回路から負荷制御回路に至る信号伝達回路に要する配線および回路素子をなくすことができ、装置をより小型化、低コスト化することができる。
前記遮断制御回路は、シャントレギュレータを含んでもよい。これによれば、変圧器を介して間接的に2次側出力電圧の電圧変化を検出することによる電圧のばらつきをシャントレギュレータにより定電圧化することができる。したがって、簡単な構成で正確な切り替えを行うことが可能な遮断制御回路を実現することができる。
一態様によれば、2つの省電対策動作を備えつつ装置の低コスト化および小型化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。 図2は、本発明の実施の形態2に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。 図3は、本発明の実施の形態2の変形例に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。 図4は、本発明の一実施の形態における燃焼装置の制御装置が適用される給湯装置の一例を示す作動原理図である。 図5は、従来の燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。図1に示すように、本実施の形態における燃焼装置の制御装置1は、信号出力部2と、電源部3からの電力を導入する第1電源回路4と、信号出力部2を駆動するための2次側出力電圧V2を生成する第2電源回路5と、第1電源回路4と第2電源回路5との間を絶縁しつつ電力授受可能に構成される変圧器6と、を備えている。
第1電源回路4は、電源部3から入力される交流電力を整流する整流回路8を備えている。整流回路8は、例えばブリッジダイオードとして構成される。ブリッジダイオードである整流回路8は入力側端子に電源部3からの交流電圧が入力され、当該交流電圧を直流成分に整流して出力側正極端子から出力する。整流回路8の出力側端子には、コンデンサ9が接続され、出力側正極端子から出力された電荷が蓄えられる。これにより、第1電源回路4は、1次側出力電圧V1を出力する。
整流回路8の出力側端子には、スイッチ素子41が接続される。スイッチ素子41は、例えばnチャンネルの電界効果トランジスタ(FET)により構成される。スイッチ素子41の制御端子にはPFC制御部42が接続される。PFC制御部42は、公知のPFC制御動作を行い得る集積回路やマイクロコントローラにより構成される。PFC制御部42は、スイッチ素子41の一対の主端子間(ドレイン−ソース間)を導通状態または非導通状態に切り換える制御信号を出力するように構成される。PFC制御部42から出力される制御信号は出力電圧および入力電流に対するPWM制御信号である。
なお、第1電源回路4は、1次側出力電圧V1の安定化のための力率改善回路要素等をさらに備えていてもよい。
第1電源回路4で生成された1次側出力電圧V1は、少なくとも1つの負荷(図1においては図示せず)を駆動するための駆動電力として各負荷に供給される。また、1次側出力電圧V1は、変圧器6により所定の電圧に変圧され、第2電源回路5に供給される。変圧器6は、第1電源回路4が接続される第1巻線61と、第2電源回路5が接続される第2巻線62と、を備えている。1次側出力電圧V1が生成されることにより、第1巻線61に電流が流れ、それに応じて第2巻線62に電磁誘導による電流が流れる。
第2電源回路5は、変圧器6の第2巻線62に接続されたダイオード10およびコンデンサ11を備えている。ダイオード10は、第2巻線62に生じた電流を整流し、当該電流に基づく電荷がコンデンサ11に蓄えられる。これにより、第2電源回路5は、2次側出力電圧V2を出力する。
さらに、制御装置1は、負荷を制御するための負荷制御電圧Vccを生成する負荷制御回路7を備えている。負荷制御回路7と第2電源回路5との間は、変圧器6を介して絶縁されている。負荷制御回路7は、第1電源回路4と同じグランド電位を有している。変圧器6は、負荷制御回路7が接続される第3巻線63を備えている。第3巻線63は、第2巻線62と同極に構成される。負荷制御回路7は、変圧器6を通じて供給される電力に基づいて負荷制御電圧Vccを生成する。負荷制御回路7は、第2電源回路5と同様に、変圧器6の第3巻線63に接続されたダイオード12およびコンデンサ13を備えている。ダイオード12は、第3巻線63に生じた電流を整流し、当該電流に基づく電荷がコンデンサ13に蓄えられる。コンデンサ13により生成される電圧をVaとする。
負荷制御回路7は、電圧Vaが入力される定電圧回路要素14と、定電圧回路要素14の入力部とダイオード12のカソードまたはコンデンサ13の正極側との間に接続されるスイッチ素子15と、を備えている。定電圧回路要素14は、例えば三端子レギュレータ等により構成される。定電圧回路要素14の出力部には、コンデンサ16が接続されている。スイッチ素子15は、例えばnチャンネルの電界効果トランジスタ(FET)により構成されるが、これに限られない。スイッチ素子15の制御端子(ゲート端子)からの信号入力に応じてスイッチ素子15の一対の主端子(ソース端子およびドレイン端子)間の導通または遮断が切り替えられる。
すなわち、スイッチ素子15がオンすると、電圧Vaが定電圧回路要素14に入力される。定電圧回路要素14は、電圧Vaが入力されると、出力部から出力電圧を出力する。この電圧に基づく電荷は、コンデンサ16に蓄えられる。これにより、負荷制御回路7は、定電圧回路要素14で定電圧化された負荷制御電圧Vccを出力する。
信号出力部2は、第2電源回路5に接続され、第2電源回路5から出力される2次側出力電圧V2を所定の第1電圧V21(例えば15V)と第1電圧V21より低い第2電圧V22(例えば9V)との間で切り替えるための出力電圧切替信号Ssを出力するよう構成される。信号出力部2は、制御基板17に実装されるマイクロコントローラ等により構成される。信号出力部2からの信号出力は、信号出力コネクタ19を介して制御基板17の外部に伝達されるよう構成されている。
第2電源回路5は、出力電圧切替信号Ssに基づいて2次側出力電圧V2を第1電圧V21と第2電圧V22との間で切り替えるよう構成されている。本実施の形態において、第2電源回路5は、コンデンサ11に並列に接続される抵抗回路20を備えている。抵抗回路20は、上側抵抗回路21と下側抵抗回路22とが直列に接続されている。さらに、第2電源回路5は、下側抵抗回路22に並列に接続されるシャントレギュレータ43が接続されている。シャントレギュレータ43のリファレンス端子は、上側抵抗回路21と下側抵抗回路22との間に接続されている。
シャントレギュレータ43は、リファレンス端子に印加される電圧VRとシャントレギュレータ43に内蔵される基準電圧Vrefとが等しくなるようにカソード端子に流す電流を増減させる。この結果、上側抵抗回路21と下側抵抗回路22との間の点における電圧VRが一定の値(VR=Vref)となる。
下側抵抗回路22は、直列に接続される2つの抵抗素子22a,22bを備えている。抵抗素子22a,22bのうちの一方(ここでは抵抗素子22b)の両端部には、スイッチ素子24における一対の主端子が接続されている。スイッチ素子24は、例えばnチャンネルのFETにより構成されるが、これに限られない。
スイッチ素子24の制御端子には、出力電圧切替信号Ssに応じてスイッチ素子24の制御端子に制御信号を入力する信号生成回路25が接続されている。信号生成回路25は、出力電圧切替信号Ssが第1電圧V21を示す信号である場合、スイッチ素子24をオンさせる制御信号を生成する。すなわち、スイッチ素子24の制御端子に所定のゲート電圧が印加される。スイッチ素子24がオンしている場合(ゲート電圧が印加され、ソース端子およびドレイン端子間に電流が流れている場合)、抵抗回路20のうち、シャントレギュレータ43のリファレンス端子に印加される電圧VRを決定する抵抗素子は、上側抵抗回路21および抵抗素子22aとなる。すなわち、上側抵抗回路21の抵抗値をRAとし、抵抗素子22aの抵抗値をRaとすると、2次側出力電圧V2は、V2=V21=VR(1+RA/Ra)となる。
一方、信号生成回路25は、出力電圧切替信号Ssが第2電圧V22を示す信号である場合、スイッチ素子24をオフさせる制御信号を生成する。すなわち、スイッチ素子24の制御端子に所定のゲート電圧以上の電圧が印加されない。スイッチ素子24がオフしている場合(ゲート電圧が印加されず、ソース端子およびドレイン端子間に電流が流れていない場合)、抵抗回路20のうち、シャントレギュレータ43のリファレンス端子に印加される電圧VRを決定する抵抗素子は、上側抵抗回路21および抵抗素子22a,22bとなる。すなわち、抵抗素子22bの抵抗値をRbとすると、2次側出力電圧V2は、V2=V22=VR(1+RA/Rb)<V21となる。
つまり、スイッチ素子24がオンしたときは、シャントレギュレータ43のリファレンス端子よりも下側に位置する下側抵抗回路22の一部が短絡されることにより、スイッチ素子24がオフしているときに比べ、リファレンス端子よりも下側の合成抵抗が小さくなる一方、リファレンス端子よりも上側の合成抵抗は、変化しない。このため、結果としてスイッチ素子24がオンしたときのリファレンス端子における分圧抵抗比がスイッチ素子24がオフしたときに比べて大きくなる。これに伴ってスイッチ素子24がオンしたときの2次側出力電圧V2は、スイッチ素子24がオフしたときに比べて大きくなる。
例えば、スイッチ素子24がオンしたときのリファレンス端子における分圧抵抗比が4:1であり、スイッチ素子24がオフしたときのリファレンス端子における分圧抵抗比が2:1であり、基準電圧Vref(リファレンス端子に印加される電圧VR)が3Vであるとする。この場合、スイッチ素子24がオンしたときの2次側出力電圧V2=V21は、15Vであり、スイッチ素子24がオフしたときの2次側出力電圧V2=V22は、9Vである。
このようにして、2次側出力電圧V2は、出力電圧切替信号Ssに応じて第1電圧V21と第2電圧V22との間で切り替えられる。本実施の形態では、このような2次側出力電圧V2の電圧変化を検出して負荷制御回路7からの負荷制御電圧Vccの出力可否を切り替える。2次側出力電圧V2の情報は、フォトカプラ等の非接触信号伝達回路45を介して第1電源回路4のPFC制御部42に入力される。PFC制御部42は、当該2次側出力電圧V2の情報に基づいてスイッチ素子41のスイッチング制御を行う。
負荷制御電圧Vccの出力可否を切り替えるために、本実施の形態における制御装置1は、2次側出力電圧V2の第1電圧V21から第2電圧V22への変化に基づいて負荷制御回路7からの負荷制御電圧Vccの出力を遮断する負荷制御電源遮断部26を備えている。負荷制御電源遮断部26は、2次側出力電圧V2の出力部に接続され、第1電圧V21と第2電圧V22との間の電圧変化に応じた電圧変化信号Scを出力する電圧変化検出回路27と、電圧変化信号Scを負荷制御回路7側に対して非接触に伝達する非接触信号伝達回路28と、を備えている。
本実施の形態において、電圧変化検出回路27は、ツェナーダイオード29を含んでいる。ツェナーダイオード29のカソードが2次側出力電圧V2の出力部に接続されている。ツェナーダイオード29の降伏電圧は、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合にツェナーダイオード29に印加される電圧以下であり、かつ、2次側出力電圧V2が第2電圧V22である場合にツェナーダイオード29に印加される電圧より大きい電圧に設定される。電圧変化検出回路27の出力部は、非接触信号伝達回路28の入力部に接続されている。
したがって、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合、ツェナーダイオード29には降伏電圧以上の電圧が印加されるため、ツェナーダイオード29には逆方向電流が流れる。また、2次側出力電圧V2が第1電圧V21より低い第2電圧V22である場合、ツェナーダイオード29には降伏電圧未満の電圧が印加されるため、ツェナーダイオード29には逆方向電流が流れない。
このような作用を利用して、電圧変化検出回路27は、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合にツェナーダイオード29を通じて非接触信号伝達回路28の入力部に電流が流れ(H状態)、2次側出力電圧V2が第2電圧V22である場合に非接触信号伝達回路28の入力部に電流が流れない(L状態)ような電圧変化信号Scを生成する。
非接触信号伝達回路28は、例えばフォトカプラ等により構成される。非接触信号伝達回路28を通じて第2電源回路5側から負荷制御回路7側に伝達された電圧変化信号Scは、スイッチ素子15の制御端子に入力される。すなわち、スイッチ素子15は、電圧変化信号Scに応じて負荷制御回路7における負荷制御電圧Vccの出力経路を遮断する遮断回路として構成される。
2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合、スイッチ素子15の制御端子に入力される電圧変化信号ScがH状態となる。これにより、スイッチ素子15はオンし、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccを出力する。一方、2次側出力電圧V2が第1電圧V21より低い第2電圧V22である場合、スイッチ素子15の制御端子に入力される電圧変化信号ScがL状態となる。これにより、スイッチ素子15はオフし、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccの出力経路を遮断する。
上記構成によれば、2次側出力電圧V2の電圧変化を監視することで別途信号出力部2からの負荷制御回路7の出力電圧遮断信号を出力させる構成とすることなく、負荷制御回路7の接続または遮断の切り替えを行うことができる。したがって、2つの省電対策動作を1系統の制御信号(出力電圧切替信号Ss)で実現することができ、制御信号の出力端子(信号出力コネクタ19)の数を削減することができる。さらに、それに付随する周辺回路(例えば図5に示す付随回路700等)および電装品をなくすことができ、装置の低コスト化および小型化を図ることができる。
また、本実施の形態においては、2次側出力電圧V2の電圧変化が電圧変化検出回路27によって直接的に検出される。したがって、電圧変化信号Scによる遮断回路の切り替えを高精度に実現することができる。しかも、電圧変化検出回路27を、ツェナーダイオード29を用いて構成することにより、簡単な構成で電圧変化検出回路27を実現することができる。
また、本実施の形態において、電圧変化検出回路27は、信号出力部2が実装される制御基板17の外部に設けられる。電圧変化検出回路27を制御基板17の外部に設けることにより、制御基板17と外部回路とを接続する信号出力コネクタ19および配線等を低減することができる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図2は、本発明の実施の形態2に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施の形態における燃焼装置の制御装置1Bにおいて実施の形態1と異なる点は、負荷制御電源遮断部26が、2次側出力電圧V2の電圧変化に応じて変圧器6を介して第3巻線63と遮断回路であるスイッチ素子15との間の経路において生じる電圧Vaの電圧変化に基づいて、スイッチ素子15の接続または遮断を切り替える遮断制御回路31を備えていることである。
遮断制御回路31は、シャントレギュレータ32を含んでいる。より詳しくは、シャントレギュレータ32のカソードは、スイッチ素子15の制御端子に抵抗素子33を介して接続されている。シャントレギュレータ32のアノードはグランドに接続されている。すなわち、シャントレギュレータ32のアノードの電位は、コンデンサ13の負極側端子と同電位となっている。また、コンデンサ13に並列に分圧抵抗素子34,35が接続されている。シャントレギュレータ32のリファレンス端子は、分圧抵抗素子34と分圧抵抗素子35との間に接続されている。
上記のような構成により、シャントレギュレータ32は、コンデンサ13に印加される電圧Vaを分圧抵抗素子34,35で分圧した分圧電圧Vrに基づいてシャントレギュレータ32の導通または遮断を切り替える。このため、分圧抵抗素子34,35の各抵抗値は、分圧電圧Vrが、2次側出力電圧V2が第2電圧V22である場合に、シャントレギュレータ32が作動するための参照電圧の最小値未満となり、かつ、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合に、シャントレギュレータ32が作動するための参照電圧の最小値以上となるように、設定される。
本実施の形態において、2次側出力電圧V2の電圧変化は、第2電源回路5に接続される変圧器6の第2巻線62とそれに同極の第3巻線63とを介して、負荷制御回路7において電圧Vaの電圧変化として現れる。すなわち、2次側出力電圧V2が第1電圧V21から第2電圧V22に降圧すると、それに伴って負荷制御回路7における電圧Vaも降圧する。この結果、分圧電圧Vrも降圧する。分圧電圧Vrがシャントレギュレータ32の参照電圧の最小値未満まで降圧すると、シャントレギュレータ32がオフし、スイッチ素子15がオフする。これにより、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccの出力経路を遮断する。
一方、2次側出力電圧V2が第2電圧V22から第1電圧V21に昇圧すると、それに伴って負荷制御回路7における電圧Vaも昇圧する。この結果、分圧電圧Vrも昇圧する。分圧電圧Vrがシャントレギュレータ32の参照電圧の最小値以上まで昇圧すると、シャントレギュレータ32がオンし、スイッチ素子15がオンする。これにより、負荷制御回路7における負荷制御電圧Vccの出力経路が接続され、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccを出力する。
このように、負荷制御回路7の負荷制御電圧Vccの出力経路における電圧Vaの電圧変化が遮断制御回路31によって検出されることにより、2次側出力電圧V2の電圧変化が間接的に検出される。したがって、2次側出力電圧V2の電圧変化を第2電源回路5側に構成を追加することなく検出することができる。これにより、第2電源回路5から負荷制御回路7に至る信号伝達回路に要する配線および回路素子(フォトカプラ等)をなくすことができ、装置をより小型化、低コスト化することができる。
また、上述のように、本実施の形態においては、シャントレギュレータ32を遮断制御回路31として用いている。本実施の形態では、2次側出力電圧V2の電圧変化を変圧器6を介して間接的に検出しているため、変圧器6の第2巻線62および第3巻線63のばらつきや経年劣化等により負荷制御回路7における電圧Vaが装置によってばらつく場合が想定される。
すなわち、遮断制御回路31に入力される電圧(電圧Vaを分圧して得られる分圧電圧Vr)は、2次側出力電圧V2が一定でもばらつく場合がある。一方、シャントレギュレータ32は、参照電圧である分圧電圧Vrが上昇するとカソードおよびアノード間の電流が増大し、シャントレギュレータ32のカソードに接続されている抵抗素子33に印加される電圧が高くなり、スイッチ素子15の制御電圧(ゲート電圧)の上昇が抑えられる。また、シャントレギュレータ32は、分圧電圧Vrが下降するとカソードおよびアノード間の電流が減少し、抵抗素子33に印加される電圧が低くなり、スイッチ素子15の制御電圧の下降が抑えられる。この結果、シャントレギュレータ32は、分圧電圧Vrのばらつきによらずスイッチ素子15の制御電圧を一定に保持することができる。
このようにして、変圧器6を介して間接的に2次側出力電圧V2の電圧変化を検出することによる電圧のばらつきをシャントレギュレータ32により定電圧化することができる。したがって、簡単な構成で正確な切り替えを行うことが可能な遮断制御回路31を実現することができる。
[変形例]
上述のように、実施の形態2では、遮断制御回路31としてシャントレギュレータ32を用いた構成を例示したが、これに限られない。図3は、本発明の実施の形態2の変形例に係る燃焼装置の制御装置の概略構成を示す回路図である。本実施の形態において、実施の形態2と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施の形態における制御装置1Cにおいて実施の形態2と異なる点は、遮断制御回路31がツェナーダイオード36を備えていることである。
ツェナーダイオード36は、カソードがスイッチ素子15の主端子の入力端子(ソース端子)に接続され、アノードが抵抗素子37およびスイッチ素子15の制御端子(ゲート端子)に接続されている。スイッチ素子15の制御端子とグランドとの間には、抵抗素子38が接続されている。ツェナーダイオード36の降伏電圧は、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合にツェナーダイオード36に印加される電圧以下であり、かつ、2次側出力電圧V2が第2電圧V22である場合にツェナーダイオード36に印加される電圧より大きい電圧に設定される。
したがって、2次側出力電圧V2が第1電圧V21である場合、ツェナーダイオード36には降伏電圧以上の電圧が印加されるため、ツェナーダイオード36には逆方向電流が流れる。また、2次側出力電圧V2が第1電圧V21より低い第2電圧V22である場合、ツェナーダイオード36には降伏電圧未満の電圧が印加されるため、ツェナーダイオード36には逆方向電流が流れない。
このような構成においても、2次側出力電圧V2が第1電圧V21から第2電圧V22に降圧すると、分圧電圧Vrも降圧し、ツェナーダイオード36には逆方向電流が流れなくなり、スイッチ素子15がオフする。これにより、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccの出力経路を遮断する。一方、2次側出力電圧V2が第2電圧V22から第1電圧V21に昇圧すると、分圧電圧Vrも昇圧し、ツェナーダイオード36には逆方向電流が流れ、スイッチ素子15がオンする。これにより、負荷制御回路7における負荷制御電圧Vccの出力経路が接続され、負荷制御回路7は、負荷制御電圧Vccを出力する。
したがって、ツェナーダイオード36を用いた遮断制御回路31においても、負荷制御回路7の負荷制御電圧Vccの出力経路における電圧Vaの電圧変化が遮断制御回路31によって検出されることにより、2次側出力電圧V2の電圧変化が間接的に検出される。したがって、2次側出力電圧V2の電圧変化を第2電源回路5側に構成を追加することなく検出することができる。これにより、第2電源回路5から負荷制御回路7に至る信号伝達回路に要する配線および回路素子(フォトカプラ等)をなくすことができ、装置をより小型化、低コスト化することができる。特に、変圧器6等による負荷制御回路7の電圧Vaのばらつきをあまり考慮しなくてもよい場合には、本変形例のような回路構成とすることにより、遮断制御回路31をより簡単化することができる。
[適用例]
以下、上記燃焼装置の制御装置1,1B,1Cが適用される給湯装置の例を示す。図4は、本発明の一実施の形態における燃焼装置の制御装置が適用される給湯装置の一例を示す作動原理図である。図4に示す給湯装置201は、給湯機能と風呂の追い焚き機能とを備えた多機能型の給湯装置である。給湯装置201は、燃料ガスを燃焼する燃焼装置202と、燃焼装置202へ燃料ガスを供給する燃料ガス供給路221と、燃焼装置202に空気を供給する送風機222と、給湯流路203と、追い焚き流路204と、追い焚き流路204に設けられた風呂ポンプ241と、制御装置205とを備えている。さらに、給湯装置201は、燃焼装置202で生じた潜熱を回収するためのドレン回収機構207を備えている。
燃焼装置202にはバーナ部224が設けられており、このバーナ部224に燃料ガス供給路221から燃料ガスが供給される。燃料ガス供給路221には、燃料ガスの供給と遮断とを切り替える元ガス電磁弁225と、燃料ガスの供給量を調整するためのガス比例弁226とが設けられている。また、バーナ部224には、風呂ガス電磁弁230、複数の給湯能力切替ガス電磁弁228、および給湯ガス電磁弁229が設けられている。
給湯流路203は、水道等から送給された水を給水入口231から後述する給湯側熱交換部233へ送る往路部232と、水を燃焼装置202で生成された燃焼ガスと熱交換させて加熱する給湯側熱交換部233と、湯を給湯側熱交換部233から給湯出口234へ送る復路部235とを形成する配管から構成されている。復路部235には、給湯の水量と温度とを調整するために、給湯水量を調整する給湯水量調整弁236と、水と湯との混合比率を調整する混合弁237が設けられている。
追い焚き流路204は、風呂水を戻り口242から後述する追い焚き側熱交換部244へ送る戻り部243と、風呂水を燃焼装置202で生成された燃焼ガスと熱交換させて加熱する追い焚き側熱交換部244と、加熱された風呂水を追い焚き側熱交換部244から往き口245へ送る往き部246とを形成する配管から構成されている。風呂ポンプ241は、追い焚き流路204のうち戻り部243に設けられている。
ドレン回収機構207は、給湯側熱交換部233および追い焚き側熱交換部244で生じた排ガス中の水蒸気が凝集した凝集水が流れるドレン排水路250と、凝集水を中和するための中和器247と、中和された凝集水を一時貯留するドレンタンク248と、ドレンタンク248に貯留された凝集水をドレン排出口251から外部へ排出するためのドレンポンプ249とを備えている。
送風機222、風呂ポンプ241およびドレンポンプ249は、上記実施の形態における燃焼装置の制御装置1,1B,1Cにおける制御対象となり得る負荷である。風呂ポンプ241およびドレンポンプ249は、配管に液体を圧送させるためのポンプとして構成され、DC141Vを含む所定の動作許容電圧範囲を有している。
制御装置205は、演算装置208およびスイッチング電源装置206(以下、単に「電源装置206」と表すことがある)を含んでいる。演算装置208は、CPU、ROM、およびRAM等で構成されたマイクロコントローラや集積回路を備えている。演算装置208は、図1〜3に示す燃焼装置の制御装置1,1B,1Cにおける信号出力部2に相当する。制御装置205には、送風機222、風呂ポンプ241およびドレンポンプ249をはじめとする各電装品等との間に、各電装品等を制御する信号経路(図示略)が設けられている。演算装置208は、演算装置208に記憶された制御プログラムに従って給湯装置201の各種制御を実行する。制御プログラムには、各電装品の運転に関する各種プログラムが含まれており、これらのプログラムに基づいて各電装品の制御が行われる。
制御装置205には、図示されない外部電源から電力が供給され、電源装置206によって、この給湯装置201で用いられる電源(例えば送風機222や各ポンプを駆動するDC141V電源、送風機222や各ポンプを制御するための負荷制御電圧Vccを生成したり、その他の機器を駆動したりするためのDC15V電源等)が生成される。電源装置206により必要に応じた電圧に変換されて、演算装置208や、燃焼装置202、送風機222、風呂ポンプ241、ドレンポンプ249、各種電磁弁、各種センサ等の各電装品へ供給される。すなわち、電源装置206には、図1〜3に示す燃焼装置の制御装置1,1B,1Cにおける信号出力部2(制御基板17に実装される構成)以外の構成が含まれる。
以上説明したような給湯装置201において、送風機222、風呂ポンプ241、ドレンポンプ249等の負荷を制御するために、上記実施の形態における燃焼装置の制御装置1,1B,1Cが適用可能である。上記実施の形態における制御装置1,1B,1Cが適用される給湯装置は、上記給湯装置201に限られない。例えば、給湯装置201の給湯機能および風呂の追い焚き機能に加えて温水暖房機能を備えた多機能型の給湯装置であってもよい。温水暖房経路に設けられる暖房ポンプを、負荷として上記実施の形態における燃焼装置の制御装置1,1B,1Cにより制御することができる。また、給湯装置201においてドレンポンプ249を用いない構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
例えば、図1に示す実施の形態1において、電圧変化検出回路27としてツェナーダイオード29を用いた構成について例示したが、これに限られず、例えばシャントレギュレータを用いて電圧変化検出回路27を構成してもよい。
また、上記実施の形態においては、遮断回路として構成されるスイッチ素子15としてFETを用いた例について説明したが、これに限られない。例えばスイッチ素子15としてバイポーラトランジスタを用いてもよい。
本発明に係る燃焼装置の制御装置は、2つの省電対策動作を備えつつ装置の低コスト化および小型化を図るために有用である。
1,1B,1C,205 燃焼装置の制御装置
2,208 信号出力部
4 第1電源回路
5 第2電源回路
6 変圧器
7 負荷制御回路
15 スイッチ素子(遮断回路)
17 制御基板
26 負荷制御電源遮断部
27 電圧変化検出回路
28 非接触信号伝達回路
29 ツェナーダイオード
31 遮断制御回路
32 シャントレギュレータ
61 第1巻線
62 第2巻線
63 第3巻線
222 送風機(負荷)
241 風呂ポンプ(負荷)
249 ドレンポンプ(負荷)

Claims (6)

  1. 燃焼装置の制御装置であって、
    信号出力部と、
    電源部からの電力を導入する第1電源回路と、
    前記信号出力部を駆動するための2次側出力電圧を生成する第2電源回路と、
    前記第1電源回路と前記第2電源回路との間を絶縁しつつ電力授受可能に構成される変圧器と、
    前記第2電源回路との間が前記変圧器により絶縁され、所定の負荷を制御するための負荷制御電圧を生成する負荷制御回路と、を備え、
    前記信号出力部は、前記第2電源回路に接続され、前記第2電源回路から出力される2次側出力電圧を所定の第1電圧と前記第1電圧より低い第2電圧との間で切り替えるための出力電圧切替信号を出力するよう構成され、
    前記第2電源回路は、前記出力電圧切替信号に基づいて前記2次側出力電圧を前記第1電圧と前記第2電圧との間で切り替えるよう構成され、
    前記制御装置は、前記2次側出力電圧の前記第1電圧から前記第2電圧への変化に基づいて前記負荷制御回路からの前記負荷制御電圧の出力を遮断する負荷制御電源遮断部を備えた、燃焼装置の制御装置。
  2. 前記負荷制御電源遮断部は、
    前記2次側出力電圧の出力部に接続され、前記第1電圧と前記第2電圧との間の電圧変化に応じた電圧変化信号を出力する電圧変化検出回路と、
    前記電圧変化信号を前記負荷制御回路側に対して非接触に伝達する非接触信号伝達回路と、
    前記非接触信号伝達回路を通じて前記第2電源回路側から前記負荷制御回路側に伝達された前記電圧変化信号に応じて前記負荷制御回路における前記負荷制御電圧の出力経路を遮断する遮断回路と、を備えた、請求項1に記載の燃焼装置の制御装置。
  3. 前記電圧変化検出回路は、前記信号出力部が実装される制御基板の外部に設けられる、請求項2に記載の燃焼装置の制御装置。
  4. 前記電圧変化検出回路は、ツェナーダイオードを含む、請求項2または3に記載の燃焼装置の制御装置。
  5. 前記変圧器は、前記第1電源回路が接続される第1巻線と、前記第2電源回路が接続される第2巻線と、前記負荷制御回路が接続される、前記第2巻線と同極の第3巻線とを備え、
    前記負荷制御電源遮断部は、
    前記第3巻線と前記負荷制御電圧の出力部との間の前記負荷制御電圧の出力経路を遮断する遮断回路と、
    前記2次側出力電圧の電圧変化に応じて前記変圧器を介して前記第3巻線と前記遮断回路との間の経路において生じる電圧変化に基づいて、前記遮断回路の接続または遮断を切り替える遮断制御回路と、を備えた、請求項1に記載の燃焼装置の制御装置。
  6. 前記遮断制御回路は、シャントレギュレータを含む、請求項5に記載の燃焼装置の制御装置。
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