JP2019041286A - 揺らぎ対応処理装置、揺らぎ抑制方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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【課題】揺らぎに伴うリンク断等の影響を抑制すること。【解決手段】演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している第1の部品又は第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理部、を備える揺らぎ対応処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、揺らぎ対応処理装置、揺らぎ抑制方法及びコンピュータプログラムに関する。
通信装置を備える通信システムには、例えば、PON(Passive Optical Network)システムがある。PONシステムは、顧客の宅内等に設置される通信装置である加入者線終端装置(ONU:Optical Network Unit)と、局舎に設置される通信装置である加入者線端局装置(OLT:Optical Line Terminal)と、光分配網(ODN:Optical Distribution Network)とを備える。ODNは、複数のONUと複数のOLTとを接続する場合がある。
通信装置において、装置の準拠規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して依存性の低い機能を部品化し、当該機能のアプリケーションプログラミングインタフェース(API:Application Programming Interface)等の入出力インタフェース(IF:Interface)の少なくとも一部を明確化し、汎用性・移植性・拡張性を高めることで、準拠規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかが異なる機器間での共用や独自機能の追加を容易とすることができるFASA(Flexible Access System Architecture:新アクセスシステムアーキテクチャ)が知られている(例えば、非特許文献1、2参照)。
FASAでは、通信装置は、図11に示すいずれかの構成をとる場合がある。ここで、送信許可指示(GATE)を与える側の通信装置(例えば、OLT)の構成が図11とする。図11(A)はMAC(Media Access Control) Chipを用いる通常の構成であり、図11(B)及び図11(C)は非特許文献1等に示される構成である。ここで、部品400は演算処理機能を備える部品であり、部品401はフレームを送信する機能を備える部品である。具体的には、部品400はCPU(Central Processing Unit)やNPU(Network Processing Unit)やサーバ等を備え、部品401はMAC Chipや外付モジュールやNIC(Network Interface Card)等を備える。図11では、部品401とインタフェース402を介して、ソフトウェア部品が演算する例で示しているが、インタフェース402を備えなくてもよいし、ソフトウェア部品相当が部品401に内蔵されていてもよい。
"FASAホームページへようこそ"、[online]、NTTアクセスサービス研究所、[平成29年2月8日検索]、インターネット〈URL:http://www.ansl.ntt.co.jp/j/FASA/index.html〉 吉野 他、"柔軟かつ迅速なサービス提供を実現する新アクセスシステムアーキテクチャ(FASA)の取り組み"、NTT技術ジャーナル、p.15−18、2016−08 M. Tadokoro et al., "Design of softwarized EPON OLT and its transmission jitter suppression techniques over MPCP", OFC2017, 2017.
しかしながら、図11の構成では、送信許可指示(GATE)の実送信時刻と、GATEに記載のOLTの時刻との差分が揺らぐことがある。この場合、特にIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)規格のPONでは、GATEに記載のOLTの時刻を自身に設定するONUの時刻ズレが生じる。ONUの時刻ズレにより、OLTの指示した送信時刻とONUの実送信時刻とにずれが生じ、伝搬遅延時間RTT(Round Trip Time)測定誤差が生じてしまうため、ONU間で上り送信フレーム間衝突が生じる。
RTTの測定誤差と送信指示の揺らぎとは、打ち消し合うときもあるが、強めあうときもある。強めあうことを想定し、IEEEの規格でリンク断の起きる±8TQ(Time Quanta)(=±128ナノ秒)以下に抑えるためには揺らぎは±64ナノ秒以下に抑えるのが望ましい。まず図11における部品400の指示のタイミングが揺らぐ場合を想定する。図11(A)に示す構成の場合、設定を指示するタイミングが揺らぐと設定変更のタイミングがずれる。設定変更のタイミングがずれることで、部品400で想定する割当と異なる割当となる。特に、時間変動耐性の低いフローへの割当が予定と異なるタイミングで増減すると、結果的にはそのフローにとっては帯域が利用できなくなるので、実効的に上り送信フレーム衝突が生じる。図11(B)に示す構成の場合、部品400側からの指示が時間的に揺らぐ、例えば前の機会では後ろにずれ、後ろの機会で前にずれると両方の割当が互いに干渉し、フレームの送信時間が失われることで実効的に上り送信フレーム衝突が生じる。図11(C)に示す構成の場合、上述の通りの上り送信フレーム間衝突が生じる。部品401のGATEが揺らぐ場合は上述の通りである。
揺らぎが発生する原因の一例を示す図である。図12(A)は、申告がNIC、Host OS(Operating System)、VM(Virtual Machine) OS、アプリケーションのそれぞれのメモリを介して受け渡され、アプリケーションで割当帯域と送信時刻を演算して、演算結果をアプリケーション、VM OS、Host OS、NICのメモリを介してから送信許可する場合の例である。図12(B)は、NICの監視や帯域計算にコアを専用で割当し、NICのメモリ上に配置したままアプリケーションで演算して、演算結果を送信許可する場合の例である。図12(A)における揺らぎは、申告の到着をHostに伝えてHostのCPUに割込みを掛けるまでの時間、メモリコピー時のメモリ競合、関連する処理を実施中のCPUへの割込みやページング、送信許可と下りデータとの競合のそれぞれによることが想定される。図12(B)における揺らぎは、申告到着してからPollingまでの待ち時間と、下りデータとの競合によることが想定される。ここでは、メモリ競合は無視した。
従来、上述した揺らぎによるリンク断等の影響を抑えるために、揺らぎだけガード時間を拡大するM−DBA(Margined-DBA)、サーバから複数ONUへの割当帯域を1フレームで送信し、外付モジュールでONU毎の送信時刻を計算又は打ち直すことで送信指示機会間では揺らぎは残るが、送信指示機会内でのONU間の揺らぎを抑止するBG−DBA(Bundled gate massage DBA)が提案されている。
しかしながら、上記の方法ではいずれも、演算装置での演算時及び出力時の揺らぎが考慮されておらず、演算装置での演算時及び出力時の揺らぎに伴うリンク断等の影響を抑制することができないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、揺らぎに伴うリンク断等の影響を抑制することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理部、を備える揺らぎ対応処理装置である。
本発明の一態様は、上記の揺らぎ対応処理装置であって、前記揺らぎ対応処理部は、前記揺らぎを抑制する処理として、揺らぎの統計値に基づいて得られる所定時間経過後に送信許可指示の送信、送信許可指示の優先送信、及び割当周期とPolling周期の同期の少なくともいずれかの処理を行う。
本発明の一態様は、演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理ステップ、を有する揺らぎ抑制方法である。
本発明の一態様は、演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理ステップ、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、揺らぎに伴うリンク断等の影響の抑止が可能となる。
実施形態における、通信装置1の構成例を示す図である。 本発明と従来技術との比較結果を示す図である。 通信装置のアーキテクチャの第1例を示す図である。 通信装置のアーキテクチャの他の例を示す図である。 通信装置のアーキテクチャの他の例を示す図である。 部品又は装置の群からなる仮想的な通信装置又は通信システムの構成の例を示す図である。 光アクセスシステムの構成の例を示す図である。 アクセスシステムの主要機能とFASAアプリケーション化の対象の具体例を示す図である。 アクセスシステムの主要機能とFASAアプリケーション化の対象の具体例を示す図である。 通信装置内の機能部間の信号/情報の流れを示す図である。 従来技術におけるFASAにおける通信装置の構成例を示す図である。 揺らぎが発生する原因の一例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の通信装置1の構成例を示す図である。図1では、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。通信装置1は、部品400、部品401及び揺らぎ対応処理部102を備える。部品400、部品401及び揺らぎ対応処理部102は、FASAプラットフォームや、FASAアプリケーション等のソフトウェア部品や外付部品等である。なお、図1では、図11(A)の構成を例に説明するが、図11(B)及び図11(C)の構成においても揺らぎ対応処理部102を備えることで適用可能である。
部品400は、CPUやNPUやサーバ等の演算処理機能を備える部品である。部品401は、MAC Chipや外付モジュールやNIC等のフレームの送信に係る機能を備える部品である。
揺らぎ対応処理部102は、揺らぎが発生している部品400又は部品401のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う。例えば、揺らぎ対応処理部102は、部品400(CPUやNPUやサーバ等の演算処理機能を備える部品)のみで揺らぎが発生している場合は部品400に対し、部品401(MAC Chipや外付モジュールやNIC等のフレームの送信に係る機能を備える部品)のみで揺らぎが発生している場合は部品401に対し、部品400及び部品401の両方で揺らぎが発生している場合は、主に部品401に対して以下の(1)〜(3)のいずれか又はそれらの組み合わせの処理を行う。なお、部品400及び部品401の両方で揺らぎが発生している場合において、部品400と部品401のずれが閾値以上である場合には部品401に加えて部品400に対して以下の(1)〜(3)のいずれか又はそれらの組み合わせの処理を行う。
(1):揺らぎの統計値、例えば最大揺らぎ又は揺らぎの平均値に許容可能な確率となる係数を乗じた分散を加えた等の所定時間経過後に送信許可指示(GATE)発出
(1)は主に図12に示す割込、割込待ち、メモリ競合により生じる揺らぎに対応する方法である。
・揺らぎ対応処理部102は、通信やフレームの種別毎に柔軟なフロー制御可能なPFC(Priority Flow Control、IEEE802.1Qbb Priority-based Flow Control等)等を用いた所定時間まで送信許可指示(GATE)を保持する。例えば、送信許可指示に対応するプライオリティにPAUSEフレームを送信することで、選択的に送信を抑止し、所定時間経過後、揺らぎ対応処理部102は、送信許可指示(GATE)を部品401に送信させる。抑止継続時間は64バイト単位のPFCであれば、10Gbit/sであれば8TQ以下の揺らぎに抑止できる。
・揺らぎ対応処理部102は、シェーパによる送信許可(均等間隔分布な送信許可指示ならBT(Burst Tolerance、バースト許容値)は1フレーム分、まとめて複数の送信許可指示を送信するならまとめて送信する複数のフレーム分、(まとめて送信する場合該当するフレーム数分のトークンが溜まるまで送信を抑制し溜まってからまとめて送信するシェーパであることが望ましい)を行う又は送信許可指示を送信すべき時刻に送信するようにシェーパの設定を切替る。
・揺らぎ対応処理部102は、PROFINETの等時性リアルタイムやEtherNet/IPのImplicitメッセージ(サイクリック)通信機能等を用いた送信周期に同期した送信許可指示(GATE)を部品401に送信させる。ここで、通信周期毎のジッタが許容されるものを選択する。±128ナノ秒以下とする場合、揺らぎ対応処理部102は、ジッタが±50ナノ秒のIRT(Isochronous Real-time、等時性リアルタイム)のPROFINET等を選択し、±1マイクロ秒ので良ければ、RT(Real-time)のPROFINET等を選択する。
(2):送信許可指示(GATE)の優先送信
(2)は主に図12に示す下りデータとの競合により生じる揺らぎに対応する方法である。
・揺らぎ対応処理部102は、送信許可指示と下りデータとの競合がある場合は、送信許可指示を高優先、下りデータを低優先とするSPQ(Strict Priority Queuing)を行う。・揺らぎ対応処理部102は、PFC等を用いた下りデータの選択送信を抑止する。揺らぎ対応処理部102は、送信許可指示を送信する時刻に下りデータの送信がないように下りデータの想定されるフレーム長のフレームを送信するに要する時間以上前の時刻から下りデータに対して選択的に送信を抑止する。これは、送信許可指示と下りデータの間で完全優先のSPQとしていても、通常は低優先のフレーム送信中に高優先フレームの送信ができないために発生する低優先フレームの想定されるフレーム長、例えば最大フレーム長を送信するに要する時間の揺らぎを抑える効果がある。・揺らぎ対応処理部102は、送信予約等による送信許可指示(GATE)の送信時間を確保する。
・揺らぎ対応処理部102は、下りデータを中断して送信許可指示(GATE)を部品401に送信させる。部品401は、下りデータの送信中でも、送信許可指示を送信開始する。送信を中断した下りデータは廃棄してもよいし、再送してもよいし、送信許可指示分のデータが欠落したのを訂正可能な前方誤り訂正で符号化しておき、訂正して復元してもよい。
・揺らぎ対応処理部102は、下りデータ送信中による送信許可指示の送信待ちの揺らぎ抑止のために送信許可指示の送信時刻よりも低優先フレームの想定されるフレーム長、例えば最大フレーム長を送信するに要する時間だけ前の時刻で、低優先フレームである下りデータのシェーパのトークンを枯渇させる又はシェーパの設定を切替して、送信できないようにする。
・揺らぎ対応処理部102は、送信周期に同期した送信許可指示(GATE)を部品401に送信させる。
(3):割当周期とPolling周期の同期
(3)は主に図12に示すPolling待ちにより生じる揺らぎに対応する方法である。
・揺らぎ対応処理部102は、割当周期とPolling周期を倍数関係とする。
・揺らぎ対応処理部102は、割当周期中の一定の時間位置にPolling周期が来るように制御する。
・揺らぎ対応処理部102は、Polling周期の所定の時間位置に申告が来るようにする(指示する)。
・揺らぎ対応処理部102は、Polling周期のずれを許容できる時間よりも小さくする。
通信装置1は、上記の少なくとも1つ以上の方法を行うことによって揺らぎの発生自体を抑制する。
本発明と従来技術との比較結果を図2に示す。図2に示すように、従来技術(M−DBA、BG−DBA)と、本発明における技術とを比較すると、上り帯域、遅延変動及び低ジッタ耐性トラフィック収容用の過剰割当においては従来技術よりも本発明における技術が優れている。また、遅延については従来技術と本発明における技術とは差異は無く、下り帯域においては設定精度分だけ従来技術より劣化する。
以上、IEEE仕様のPONを例に説明したが、ITU−T仕様のPONであっても同様である。例えば、(1)であれば、送信指示がBWMap(BandWidth Map)となる。想定される揺らぎの統計値、例えば揺らぎの最大又は揺らぎの平均に分散に係数を乗じたものを加えた時間経過したsuperframeカウンタ値の下りフレームのBWMapとする。更に、揺らぎ対応処理部102は、当該下りフレームを送信すべき時間まで、当該フレームを選択的に送信抑止する、又は当該時間に当該下りフレームをシェーピングするシェーパのトークンが当該下りフレームを送信するに足るように溜まるようにする、又は、当該時間に当該下りフレームの送信タイミングとする。
以上のように構成された通信装置1によれば、演算処理機能を備える部品400(第1の部品)又は送信機能を備える部品401(第2の部品)のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している部品400又は部品401のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理部102とを備える。これにより、揺らぎの発生自体を抑制する。そのため、揺らぎによるリンク断等の影響を抑制することができる。
また、通信装置1は、揺らぎの統計値に基づいて得られる所定時間経過後に送信許可の発出を行う方法、又は、送信許可の優先送信を行う方法、又は、割当周期とPolling周期の同期を行う方法のいずれかの方法を行うことにより揺らぎの発生自体を抑制する。そのため、揺らぎによるリンク断等の影響を抑制することができる。
さらに、通信装置1は、揺らぎ判定部101を備えるように構成されてもよい。揺らぎ判定部101は、FASAプラットフォームや、FASAアプリケーション等のソフトウェア部品や外付部品等である。揺らぎ判定部101は、通信装置1において揺らぎが発生している部品を判定する。例えば、揺らぎ判定部101は、部品400で揺らぎが発生しているか、部品401で揺らぎが発生しているか、部品400及び部品401の両方で揺らぎが発生しているかを判定する部品である。なお、揺らぎ判定部101は、揺らぎ対応処理部102、部品400、部品401、通信装置1の外部、通信装置1以外の通信装置に備えられてもよい。
揺らぎ判定部101の処理について一具体例を挙げて説明する。例えば、揺らぎ判定部101は、Polling待ち及び下りデータとの競合のいずれかが発生している場合に、部品401で揺らぎが発生していると判定する。また、例えば、揺らぎ判定部101は、割込、ページング及びメモリの競合のいずれかが発生している場合に、部品400で揺らぎが発生していると判定する。また、例えば、揺らぎ判定部101は、割込待ちが発生している場合に、部品400及び部品401の両方で揺らぎが発生していると判定する。
図1では、部品400、部品401、及び揺らぎ対応処理部102が同一筺体(通信装置1)内に備えられる構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、部品400、部品401、及び揺らぎ対応処理部102の一部又は全てが別の筺体内に備えられてもよい。具体的には、通信装置1が、ユーザデータが導通する機器である場合、通信装置1は部品401のみを備える。また、部品400は、OLT、Genericハードウェア、外付部品、Cont版、EMS、ONOS等のOpen flowコントローラであってもよい。揺らぎ判定部101は、揺らぎ対応処理装置として単体の装置で構成されてもよいし、部品400、部品401、インタフェース402のいずれか又はそれ以外の異なる部品に含まれてもよい。
また、揺らぎ判定部101と揺らぎ対応処理部102とがそれぞれ、部品400、部品401、インタフェース402のいずれか又はそれ以外の異なる部品に含まれる場合、揺らぎ判定部101による判定結果を揺らぎ対応処理部102に入力するパスが備えられてもよい。
(実施形態1)
以下、図11の部品400を指示部、部品401を実行部としてもよいし、部品400の機能のうち帯域割当計算又は送信許可時間を演算する機能の一部を指示部、残りを実行部としてもよい。
通信装置は、例えば、PON等のODN等の光ファイバ網等の通信網を経由する光信号等の信号によって、他の通信装置との通信を実行する通信装置である。通信装置は、例えば、OLTである。通信装置は、例えば、OSU(Optical Subscriber Unit)でもよい。通信装置は、例えば、光信号を切り替えるスイッチ部(SW: Switch)を備える又は備えないOLTと、他のSWとの組み合わせでもよい。通信装置は、例えば、OLTとONUとの組み合わせでもよい。通信装置は複数の機器を備えてもよい。また、ONUやマルチプレクサ(MUX: multiplexer)やデマルチプレクサ(DMUX: demultiplexer)やSW等の他の通信装置であってもよい。通信装置は、複数の構成要素から構成されていてもよい。各構成要素は単一の装置内に備えられてもよく、別々の装置に備えられてもよい。通信装置は複数の装置からなる仮想的な一つの装置であってもよい。仮想的な装置にはオペレーションシステム(OpS:Operation System)、OSS(Operation Support System)、NE(Network Element)を制御するNE−OpS、NEのコントローラ、NE−OpS等のOLTの設定管理システムであるEMS等(Element Management System(OpS、OSS、NE−OpS、NEのコントローラ、EMSを以下OpS等と称する場合とこれらの内の一つで他を代表して示す場合がある。)を含んでいてもよい。
次に、例として、通信装置が、NG−PON2(Next Generation-PON2)等のTWDM(Time and Wavelength Division Multiplexing)−PONシステムのようなITU−T勧告準拠のPONのOLTである場合を前提に、動作等を例示する。ここで、TWDM−PONとしているが、PONは、ITU−T勧告のG.989シリーズ準拠のTWDM−PON以外のG.987、G.984、G.983シリーズにそれぞれ準拠するXG(10 Gigabit Capable)−PON、G(Gigabit capable)−PON、B(Broadband)PONや、IEEEの802.3avと1904.1等、802.3ahにそれぞれ準拠する10GE−PON、GE(Gigabit Ethernet(登録商標))−PONであってもよい。IEEE準拠の場合、TC(Transmission Convergence)レイヤやPMD(Physical Medium Dependent)レイヤは、標準規格において対応する層に読み替えれば同様である。
通信装置は、ハードウェア又はソフトウェア又はそれらの組み合わせの部品又は部品化した機能を備える。例えば、通信装置は、サービス毎あるいは通信事業者毎に異なる機能等を、汎用化した入出力インタフェース(例えば、FASAアプリケーションAPI)を用いて実現されるアプリケーション(例えばFASAアプリケーション)等のソフトウェア部品と、該ソフトウェア部品に汎用化した該入出力インタフェースを提供すると共に標準化されている等の理由で、サービスや要求に応じた変更が不要な機能を提供するアクセスネットワーク装置の基盤的構成要素(例えば、FASA基盤)とを備える。ここで、汎用化した入出力インタフェースを用いることにより、機能の追加や入替を容易にし、様々な要求のサービスを柔軟かつ迅速に提供する。なお、本明細書では、アプリケーションを「アプリ」とも記載する。
部品間のやりとりは、例えば、後述のミドルウェア部120を介すが、通信装置51の独自の転送経路や手段を用いてもよいし、OpenFlowや、Netconf/YANGや、SNMP(Simple Network Management Protocol)等の規格化された手段を用いてもよい。
また、部品間のやりとりは、内部配線、バックボード、OAM(Operation Administration and Maintenance)部、主信号線、専用の配線、OpS等、コントローラ又は制御盤(Cont:CONTrol board、CONTrol panel)等の経路のいずれでよい。部品間のやりとりを直接終端して入力する場合、OAM部又は主信号にカプセル化してもよい。部品間のやりとりをいずれかの箇所で終端して、内部配線、バックボード、OAM部、主信号線、専用の配線、OpS等、コントローラ又は制御盤等の経路を経由して入力してもよい。OAM部や主信号線を用いる場合、OAM部や主信号にカプセル化することが望ましい。主信号線を通す場合はOSU又は他箇所のSWにて振り分けることが望ましい。これらは以下の説明においても同様である。
本実施例では、通信装置は、更にFASAアプリケーション等のアプリケーション又はFASA基盤等のプラットフォーム等でソフトウェア部品のためのインタフェースを備える。
(実施形態1−1)
実施形態1−1では、TWDM−PONに用いられる通信システムを構成する通信装置の構成について説明する。実施形態1−1で説明する通信装置は、図6に示す装置や図7に示す通信装置として用いられる。以下、通信装置のアーキテクチャの例として、第1例から第6例までを説明する。通信システムを構成する通信装置のアーキテクチャは、下記で説明する第1例から第6例まで以外のアーキテクチャであってよい。例えば、アーキテクチャの第1例から第6例における通信装置のソフトウェア部は、ハードウェア部でもよい。
(アーキテクチャの第1例)
図3は、通信装置のアーキテクチャの第1例を示す図である。アーキテクチャの第1例では、通信装置は、動作が機器に依存する非汎用の機器依存部110と、機器依存部110のハードウェアやソフトウェア及び機器依存アプリ部150の違いを隠蔽するミドルウェア部120と、動作が機器に依存しない汎用の機器無依存アプリ部130と、機器依存アプリ部150とを備える。従って、機器依存部110(ベンダ依存部)は、通信装置の機器が準拠する標準規格や機器の製造ベンダに依存する機能部である。言い換えれば、機器依存部110は、他の通信機器との互換性が小さく、新たに製造された通信機器(特に、準拠する標準や製造ベンダが異なる機器)にはそのまま用いることができない。機器依存部110は、ネットワーク機器に備わる1以上の機能を実行する。
また、機器無依存アプリ部130は、通信装置の機器が準拠する標準規格、方式、機器種別、機器の世代や機器の製造ベンダに依存しない機能部である。言い換えれば、機器無依存アプリ部130は、他の通信機器との互換性が大きく、新たに製造された通信機器(特に、準拠する標準や製造ベンダが異なる機器)にそのまま用いることができる。機器無依存アプリ部130に設けられるアプリの具体例として、ネットワーク機器における設定処理を行うアプリケーション、設定の変更処理を行うアプリケーション、アルゴリズム処理を行うアプリケーション等がある。
ミドルウェア部120と機器無依存アプリ部130とは、機器無依存API21を介して接続される。機器無依存API21は、機器に依存しない入出力IFである。
機器依存部110は、例えば準拠する機器依存部110の標準規格又は機器製造ベンダに依存するハードウェア部111(PHY)、ハードウェア部112(MAC)、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)を駆動するドライバ、ファームウェア等を実行するソフトウェア部113及びOAM部114、機器依存部110のハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)やソフトウェア部113の少なくとも一部を駆動する機器依存アプリ部150と、を備えて構成される。ハードウェア部111(PHY)、ハードウェア部112(MAC)、ソフトウェア部113及びOAM部114と、ミドルウェア部120とは、機器依存API23を介して接続される。機器依存API23は、機器に依存する入出力IFである。機器依存部110は、更にNE管理・制御部115を備える。NE管理・制御部115とミドルウェア部120とは、機器依存API25を介して接続される。機器依存API25は、機器に依存する入出力IFである。
ミドルウェア部120と機器依存アプリ部150とは、機器依存API23で接続される。機器依存アプリ部150と、OAM部114、ソフトウェア部113、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)とは、機器依存API24で接続される。機器依存アプリ部150と管理・制御エージェント部133とは、API26で接続される。
どのような機能を機器依存部110又は機器無依存アプリ部130とするかは、ミドルウェア部120や機器無依存アプリ部130を実現するための処理に由来する制限、例えば、ソフトウェアの処理能力に由来する制限に加えて、機能の更新頻度や拡張機能の重要度等に応じて決められてもよい。これによって、通信装置は、機器無依存アプリ部130による拡張機能部(独自機能部)の柔軟かつ迅速な追加を容易にし、通信サービスをタイムリーに提供することができる。
例えば、主信号の優先処理や回線の利用効率を向上するDBA(Dynamic Bandwidth Assignment)等の更新頻度が高い機能又は通信サービス差異化に寄与する機能を優先して、機器依存部110又は機器無依存アプリ部130とすることを決めてもよい。更に、共用化を図る機器の準拠する標準規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに関して差異の隔たりが小さいものから、機器無依存アプリ部130としてもよい。ここで、DBA等の所定の機能を、機器依存部110や機器無依存アプリ部130に配置する構成を示したが、機能配備により、共に機器無依存アプリ部130であってもよいし、共に機器依存部110であってもよい。共に機器無依存アプリ部130である例としては、例えば、DBA等の機能の処理部を非力な送受信機に備えるプロセッサ等の情報処理部に備え、アプリケーション等を強力な情報処能力を備えるその他の箇所の情報処理部、例えばOSU等に備え、ミドルウェアとして装置間のプロセッサ間通信や装置間通信が働く場合である。共に機器依存部110に備える場合は、先の例と同様にファームウェア等の一部としてそれぞれDBA等の機能をコンパイルした場合等である。
準拠する標準規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかに対しては最適でない場合でも、準拠する標準規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの機能のいずれかを汎用化するために、機能を実行するための共通IFが用いられてもよい。共通IFの中には、機器依存部110の準拠する標準規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダのいずれかにおいて使用されないIFやパラメータが含まれていてもよい。
図3に示すミドルウェア部120と、後述する図4に示す機器依存部110のドライバと、図3及び後述する図4に示す機器依存アプリ部150(ベンダ依存アプリ部)との少なくともいずれかに、IFやパラメータ等を機器依存部110に対応するように変換する変換機能部や、不足するIFやパラメータ等に対応して自動設定する機能部を更に備えてもよい。
ハードウェア部111(PHY)は、物理層から光送受信関連の処理まで(PHYsical sublayer処理)を実行する。ハードウェア部112(MAC)は、MAC(Media Access Control)処理を実行する。ソフトウェア部113は、機器依存のドライバ、ファームウェア、アプリケーション等を実行する。
機器依存部110のハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)は、これら以外に汎用サーバやレイヤ2SW等を備えてもよい。機器依存部110は、ハードウェア部112(MAC)を備えなくてもよい。機器依存部110は、ハードウェア部111(PHY)の一部を備えなくてもよい。例えば、機器依存部110は、変復調信号処理、前方誤り訂正(FEC: Forward Error Correction)、符復号処理、暗号化処理等の低位の信号処理を備えずに、光関連の機能のみを備えてもよい。機器依存部110は、データを符号化する部分であるPCS(PHYsical Coding Sublayer)を備えなくてもよい。機器依存部110は、データをシリアル化するPMA(Physical Medium Attachment)とPCSとを備えなくてもよい。機器依存部110は、物理媒体に接続するPMDを備えなくてもよい。機器依存部110は、ミドルウェア部120がソフトウェア部113を介さずに機器依存部110のハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)を直接に駆動、制御、操作又は管理する場合、ソフトウェア部113を備えなくてもよい。
機器無依存アプリ部130は、例えば、拡張機能部131−1〜131−3(図3では、拡張機能A、拡張機能B及び拡張機能C)と、基本機能部132と、管理・制御エージェント部133とを備える。管理・制御エージェント部133は、EMS140との間でデータのやりとりを行う。
図3では、外部の装置160がミドルウェア部120を介して機器無依存アプリ部130に接続しているが、外部の装置160は必ずしもミドルウェア部120を介して機器無依存アプリ部130に接続している必要はない。EMS140及び外部の装置160は、必要に応じてミドルウェア部120に適宜接続してもよいし、機器無依存アプリ部130に直接接続してもよい。また「ミドルウェア部120経由で接続」と表現しているが、この表現は機器無依存アプリ部130からみた視点での表現である。実際には、ハードウェアでの接続の後にミドルウェア部120を介して機器無依存アプリ同士が接続している。
以下、拡張機能部131−1〜131−3に共通する事項については、符号の一部を省略して、「拡張機能部131」と表記する。EMS140は、例えば、OpS等である。なお、機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131と基本機能部132と管理・制御エージェント部133とのうちいずれかを含まなくてもよいし、管理・制御エージェント部133が基本機能部132に含まれていてもよいし、管理・制御エージェント部133が基本機能部132やミドルウェア部120に含まれていてもよい。
機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131、基本機能部132、及び管理・制御エージェント部133以外の構成を、更に含んでいてもよい。例えば、拡張機能部131が不要である場合、機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131を備えなくてもよい。また、機器無依存アプリ部130は、1個以上の拡張機能部131を含んでもよい。
拡張機能部131は、他の機能に不要な影響を与えずに独立して追加、削除、入替又は変更が可能であることが好ましい。例えば、拡張機能部131は、サービス上の要求に合わせて、例えばマルチキャストサービス、省電力対応を実行する拡張機能部131が必要になった場合、適宜に追加、削除、入替又は変更されてもよい。
基本機能部132は、拡張機能部131の一部として機器無依存アプリ部130に含まれてもよいし、ミドルウェア部120よりも下位の機能部によって代替されてもよい。拡張機能部131が基本機能部132を含む場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。ミドルウェア部120よりも下位の機能部が基本機能部132を代替する場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。拡張機能部131が基本機能部132を含み、ミドルウェア部120よりも下位の機能部が基本機能部132を代替する場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。
管理・制御エージェント部133は、EMS140からの通信を受けずに、予め定められた設定に従って自動設定する場合、EMS140と入出力しなくてよい。更に、管理・制御エージェント部133が管理設定機能を備えず、他の機器無依存アプリ部130や基本機能部132や機器依存部110が管理設定機能を備える場合、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133を備えなくてもよい。
EMS140と機器無依存アプリ部130とは、情報を直接入出力してもよい。また、機器依存部110は、NE管理・制御部115と、NE管理・制御部115の下位の機能部の機器依存アプリ部150(後述する図4参照)によって代替されてもよい。
管理・制御エージェント部133は、予め定められた設定に従って自動設定する場合、EMS140との間で情報を入出力しなくてよい。更に、管理設定機能を管理・制御エージェント部133が備えず他の機器無依存アプリ部130や基本機能部132や機器依存部110が管理設定機能を備える場合、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133を備えなくてもよい。EMS140と機器無依存アプリ部130とは、情報を直接入出力してもよい。
機器依存アプリ部150は、ミドルウェア部120を介して情報を入出力してもよいし、管理・制御エージェント部133から情報を直接入出力してもよいし、両者のうちのいずれかとの間で情報を入出力してもよいし、EMS140と直接入出力してもよい。また、機器依存アプリ部150が、EMS140からの通信を受けずに、予め定められた設定に従って自動設定されており、ミドルウェア部120を介してEMS140から管理及び制御情報を取得可能である場合、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133を備えなくてもよい。
機器無依存アプリ部130は、ミドルウェア部120を介して少なくとも機器依存部110のハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)との間又はソフトウェア部113との間で、情報を入出力する。機器無依存アプリ部130は、必要に応じてミドルウェア部120を介して、相互に入出力する。特に、機器無依存アプリ部130は、EMS140との間で入出力された情報に応じて制御又は管理を実行する場合、EMS140からの通信を受ける管理・制御エージェント部133との間で、情報を入出力する。
機器無依存アプリ部130と機器依存部110との入出力の例は以下である。
例えば、DBAアプリ部及びプロテクションアプリ部は、TCレイヤのエンベデッドOAMエンジン(Embedded OAM Engine)と、相互に情報を入出力する。DWBA(Dynamic Wavelength and Bandwidth Assignment)アプリ及びONU登録認証アプリ部は、TCレイヤのPLOAMエンジンと、相互に情報を入出力する。省電力アプリ部は、OMCI及びL2主信号処理機能部(L2機能(Layer 2 function)部)と相互に情報を入出力する。MLD(Multicast Listener Discover)プロキシアプリ部は、L2機能部と相互に情報を入出力する。低速監視アプリ(OMCI)は、OMCIと相互に情報を入出力する。OMCI及びL2機能部は、XGEMフレーマ(XGPON Encapsulation Method Framer)及び暗号化を動作させる。ここで、DWBAとDBAは、別体、一体又は組み合わせでもよい。例えば、管理・制御エージェント部133は、保守運用機能のアプリ部であり、NE管理・制御部115のためのOpS等であるEMS140と、相互に情報を入出力する。
なお、機器無依存アプリ部130の実装には、優先順位があってもよい。例えば、管理・制御エージェント部133が最も優先される第1の優先順位である。第2の優先順位以下は、例えば、DBAアプリ、DWBAアプリ、省電力アプリ、ONU登録認証アプリ、MLDプロキシアプリ、プロテクションアプリ、低速監視アプリ(OMCI)の順である。
拡張機能部131のアプリとして、機器無依存API21を介して、一部のベンダ、方式、種別、世代に備える機能を駆動するためのアプリや、一部のベンダ、方式、種別、世代の装置のみに備える機能を駆動するアプリを含んでいてもよい。
管理・制御エージェント部133は、EMS140及びミドルウェア部120と入出力する。ミドルウェア部120は、NE管理・制御部115との間で、NE管理情報及び制御情報を入出力する。
NE管理・制御部115は、ミドルウェア部120を介さずに、NE管理情報及び制御情報をEMS140と直接送受信してもよいし、管理・制御エージェント部133を介して、NE管理情報及び制御情報を送受信してもよい。
機器依存アプリ部150は、管理・制御エージェント部133との間で、NE管理情報及び制御情報を入出力している。機器依存アプリ部150は、管理・制御エージェント部133を介さずに、EMS140との間で、情報を直接入出力してもよい。管理・制御エージェント部133は、EMS140、ミドルウェア部120及び機器依存アプリ部150との間で、情報を入出力する。ミドルウェア部120は、NE管理・制御部115との間で、NE管理情報及び制御情報を入出力する。
ミドルウェア部120は、機器無依存アプリ部130と機器無依存API21を介して情報を入出力する。ミドルウェア部120は、機器依存API23を介して、機器依存部110のOAM部114、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部111(PHY)又はハードウェア部112(MAC)と情報を入出力する。ミドルウェア部120は、入力した情報を、そのまま又は所定の形式で出力する。例えば、ミドルウェア部120は、出力先が機器無依存アプリ部130の各部であれば、機器無依存API21の各部の入力形式に情報を変換する。出力先が機器依存部110のOAM部114、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部111(PHY)又はハードウェア部112(MAC)であれば、ミドルウェア部120は、それぞれに入力する形式の機器依存API23の形式に変換してから、又は終端して所定の処理を施してから情報を出力先に送信する。
ミドルウェア部120は、入力の際に、それぞれの入力先に不要な入力情報は削除し、不足の情報があれば、他の機器無依存API21や機器依存API23を介して収集して補足することが望ましい。また、ミドルウェア部120への入力の際に、ブロードキャスト又はマルチキャストして、関連するアプリ等に同報することとしてもよい。
図3では、ミドルウェア部120や機器依存部110は単一で例示したが、それぞれ複数から構成されていてもよい。機器依存部110のハードウェアに複数のプロセッサが含まれる場合、ミドルウェア部120はプロセッサやハードウェアをまたいでプロセッサ間通信等を用いて入出力してもよい。機器無依存アプリ部130間や機器無依存アプリ部130をDLL(Dynamic Link Library)のような実行プログラムとして、単一のプロセッサ上のユーザ空間上に配置してもよいし、複数のプロセッサ上のユーザ空間上に配置してもよい。
また、機器無依存アプリ部130は、API等の入出力IFを確保した上でカーネル空間に配置してもよいし、独立にファームウェア等に入替可能なIFを有するミドルウェア部120とともに配置してもよいし、ファームウェア等に組み込んでコンパイルし直してもよい。機器無依存アプリ部130毎にユーザ空間やカーネル空間を任意の組み合わせとしてもよい。
同一の機能に対応する機器無依存アプリ部130を、ユーザ空間とカーネル空間の両方で実装可能としてもよい。この場合、例えば、切り替えていずれかを選択してもよいし、両方協働して処理してもよいし、一方のみで実処理するとしてもよい。機器依存部110のソフトウェアも同様である。
望ましくは、主信号処理やDBA処理や低レイヤの信号処理のように高速処理が必要であるほど、拡張性・入替の即時性とトレードオフはあるが、オーバーヘッドが少なく高速な処理が期待されるカーネル空間やファームウェアに組み込むことが望ましい。機器依存アプリ部150(後述する図4参照)を配置するプロセッサもプロセッサ間通信によるバスや速度等の制限、通信路の占有等による他のプログラムへの影響の観点から、実処理するプロセッサ又はその近傍のプロセッサのユーザ空間やカーネル空間やファームウェア上に配置することが望ましい。ただし、実処理するプロセッサ又はその近傍のプロセッサの能力を軽減するためにはプロセッサ間通信によるコミュニケーションコストは増大するが、遠隔のプロセッサで処理するとしてもよい。
機器無依存API21は、追加する拡張機能部131を想定してミドルウェア部120に予め備えられることが望ましいが、機器依存API23や他の機器無依存アプリ部130の改変を抑制する形で、必要に応じて追加又は削除されてもよい。
なお、本例では、ソフト化領域を、基本機能部132、管理・制御エージェント部133、拡張機能部131、ミドルウェア部120としたが、ソフト化領域は、サービスアダプテーション(暗号化、フラグメント処理、GEMフレーム化/XGEMフレーム化、PHYアダプテーションのFEC、スクランブル、同期ブロック生成/抽出、GTC(GPON Transmission Convergences)フレーム化、PHYフレーム化、SP(Serial parallel)変換、符号化方式も対象としてもよい。アーキテクチャのソフト化機能の実装例とハードウェア部に対応する機能配備の例を説明する。機能配備は、例えば、ネットワーク機器又は外部のサーバにソフト化機能を備える。これは他の例でも同様である。
また、機器依存アプリ部150が不要であれば、通信装置は機器依存アプリ部150とAPI24とAPI26を備えなくてもよい。この構成をアーキテクチャの第2例と呼ぶ。機器依存アプリ部150を備えないことで、ミドルウェア部120が複雑となる。
(アーキテクチャの第3例)
図4は、通信装置のアーキテクチャの第3例を示す図である。図4では、図3に示すアーキテクチャの第1例で説明したミドルウェア部120の代わりに、基本機能部132が、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)と、拡張機能部131と入出力する。その他の機器無依存アプリ部130や機器依存アプリ部150は、アーキテクチャの第1例と同様である。
なお、図4では、EMS140及び外部の装置160が基本機能部132を介して機器無依存アプリ部130に接続しているが、EMS140及び外部の装置160は必ずしも基本機能部132を介して機器無依存アプリ部130に接続している必要はない。EMS140及び外部の装置160は、必要に応じてミドルウェア部120に適宜接続してもよいし、機器無依存アプリ部130に直接接続してもよい。また「ミドルウェア部120経由で接続」と表現しているが、この表現は機器無依存アプリ部130からみた視点での表現である。実際には、ハードウェアでの接続の後にミドルウェア部120を介して機器無依存アプリ同士が接続している。
アーキテクチャの第1例と比べて、第3例は、機器依存API23、25を備えるミドルウェア部120を、準拠する標準規格、世代、方式、システム、機器種別、製造ベンダの少なくともいずれかが異なる機器毎に作成する必要がない。これによって、アーキテクチャの第3例の通信装置は、機器間世代間でより多くの機能を汎用化して移植し易く、接続性の検証も容易で、機器の機能が堅牢となる効果がある。
アーキテクチャの第3例による通信装置は、機器依存部110と、機器無依存アプリ部130とを備える。機器依存部110は、準拠する標準規格又は機器製造ベンダ等に依存するハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)と、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)を駆動するドライバ、ファームウェア等のソフトウェア部113と、機器依存部110の少なくとも一部分を駆動する機器依存アプリ部150とを備える。ドライバ等は、機器依存部110の違いを隠蔽する。
機器無依存アプリ部130は、機器に依存しない処理を実行する汎用の機器無依存アプリであり、拡張機能部131と、基本機能部132とを備える。基本機能部132は、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)と機器依存のソフトウェア部113との違いを隠蔽するドライバを介して又は機器無依存API27(移植用IF)又は機器依存アプリ部150を介して、機器依存部110と接続し、機器依存部110のハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)及び機器依存のソフトウェア部113との間で、データを入出力する。
機器無依存アプリ部130内の基本機能部132と拡張機能部131とは、機器無依存API22(拡張用IF)を介して接続される。基本機能部132と機器依存部110とは、機器無依存API27を介して接続される。機器無依存アプリ部130の内の基本機能部132が、ミドルウェア部120の代わりに、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)や拡張機能部131との間で、情報を入出力する。基本機能部132と、機器依存部110内の機器依存アプリ部150とは、機器無依存API27を介して接続される。機器依存アプリ部150と機器依存部110の他の機能部とは、機器依存API24を介して接続される。基本機能部132は、ミドルウェア部120の代わりに、基本機能部132がハード、拡張機能部131と入出力する。基本機能部132の中に、EMS140からの通信を受ける管理・制御エージェント部133(図3参照)相当を含んでいてもよいし、拡張機能部131として管理・制御エージェント部133を備えてもよい。
機器無依存アプリ部130は、必要に応じて基本機能部132を介して、相互に入出力する。機器無依存アプリ部130の拡張機能部131は、基本機能部132及び機器無依存API22(拡張用IF)を介して、情報を入出力する。基本機能部132は、拡張機能部131と機器無依存API22を介して情報を入出力し、機器依存部110のOAM部、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)と、また、機器無依存API22(移植用IF)と機器依存部110の差異を隠蔽する機器依存部110のドライバ又は機器依存アプリ部150と機器無依存API27を介して情報を入出力する。
基本機能部132は、図3に示すミドルウェア部120と同様に、そのまま又は所定の形式で情報を入力する。例えば、他の機器無依存アプリ部130であれば、基本機能部132は、入力する形式の機器無依存API22の形式にそれぞれに変換し、機器依存のOAM部、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部であれば、入力する形式の機器無依存API22の形式にそれぞれに変換してから、又は終端して所定の処理を施してから情報を入力する。入力の際に、基本機能部132は、それぞれの入力先に不要な入力情報を削除し、不足の情報があれば、他の機器無依存API22や機器無依存API27を介して収集して補足することが望ましい。しかし、基本機能部132は、入力先への入力を、ブロードキャスト又はマルチキャストして、関連するアプリ等に同報することとしてもよい。
機器無依存アプリ部130は、例えば、拡張機能部131−1〜131−3と、基本機能部132とを備える。機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131と基本機能部132とのうち、いずれかを備えなくてもよい。機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131と基本機能部132と以外の機能部を、更に備えてもよい。例えば、拡張機能部131が不要である場合、機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131を備えなくてよい。
拡張機能部131は、他の機能に影響を与えることなく独立に追加又は削除可能であることが好ましい。例えば、サービス上の要求に合わせて、例えばマルチキャストサービス、省電力対応を拡張機能部131とする場合、拡張機能部131が必要になった場合に、適宜追加し、不要となった場合に適宜削除し、変更に応じて入替又は変更してもよい。
基本機能部132の一部は、機器依存アプリ部150で代替してもよい。機器依存アプリ部150は、情報を基本機能部132から直接入出力しているが、そのまま又は所定の変換の後に、基本機能部132を介さずにEMS140との間で情報を入出力してもよい。
機器無依存API22、27は、図3に示すアーキテクチャの第1例と同様に、後から追加する拡張機能部131を想定して、基本機能部132に予め備えることが望ましいが、必要に応じて、機器無依存API22、機器無依存API27、他の機器無依存アプリ部130、機器依存アプリ部150又は機器依存API24の改変を抑制する形で、追加又は削除してもよい。また、機器依存アプリ部150が不要であれば、通信装置は機器依存アプリ部150とAPI24を備えなくてもよい。この構成をアーキテクチャの第4例と呼ぶ。機器依存アプリ部150を備えないことで、基本機能部132が複雑となる。
(アーキテクチャの第5例)
図5の右上図は、アーキテクチャの第5例を示す図である。図5の右下図はアーキテクチャの第1〜第4例に相当する。同図では、通信装置がOLTである場合を示している。アーキテクチャの第5例は、外付ハードにOLTの機能を実装(クラウド化)することで、既存/市中品OLTハードを活用して、サービスに応じた機能追加/変更を用意とする機能クラウド化のアプローチする場合に好適である。
本例では、通信装置は、既存/市中品ハードウェアと外付ハードウェアからなる。例えば既存/市中品ハードウェアは機器に依存する非汎用の機器依存部110であり、外付ハードウェア上にハードウェアやソフトウェアの違いを隠蔽するミドルウェア部134と、動作が機器に依存しない汎用の機器無依存アプリ部130とを備える。従って、同図のミドルウェア部134以下の機器依存部(ベンダ依存部)は、通信装置の機器が準拠する標準規格や機器の製造ベンダに依存する機能部である。また、アーキテクチャの第1例と同様に機器無依存アプリ部130は、通信装置の機器が準拠する標準規格や機器の製造ベンダに依存しない機能部である。
ミドルウェア部134と機器無依存アプリ部130とは、機器に依存しない入出力IFである機器無依存API135を介して接続される。機器依存部110の例えば、ソフトウェア部、OAM、ハードウェア部(PHY)及びハードウェア部(MAC)と、外付ハードウェア上のミドルウェア部134とは、機器に依存する入出力IFである機器無依存API132及び既存/市中品ハードウェアと外付ハードウェア間の機器間接続を介して接続される。
本アーキテクチャでは、アーキテクチャの第1例と同様に、機器無依存アプリ部130による拡張機能部(独自機能部)の柔軟及び迅速な追加を容易にし、通信サービスをタイムリーに提供することができる。ここで、機器依存部110は、図5に示す保守運用、アクセス制御、物理層処理、光モジュールであってもよく、機器自体の構成による。
ミドルウェア部134と、機器依存部110のドライバと、機器依存アプリ部150(ベンダ依存アプリ部)との少なくともいずれかに、IFやパラメータ等を機器依存部110に対応するように変換する変換機能部や、不足するIFやパラメータ等に対応して自動設定する機能部を更に備えてもよい。
機器依存部110は、ハードウェア部と、ソフトウェア部とを備える。ソフトウェア部は、機器依存のドライバ、ファームウェア、アプリケーション等を実行する。
機器依存部110は、物理媒体に接続するPMD、MAC、データをシリアル化するPMA、データを符号化する部分であるPCS又はPHYの一部を備えなくてもよい。例えば、変復調信号処理、FEC、符復号処理、暗号化処理等の低位の信号処理を備えずに光関連の機能のみを備えてもよい。
機器無依存アプリ部130は、例えば、EMSからデータを取得する管理・制御エージェント部133と、拡張機能部131−1〜131−3と、基本機能部132とである。以下、拡張機能部131−1〜131−3に共通する事項については、符号の一部を省略して、「拡張機能部131」と表記する。なお、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133と拡張機能部131と基本機能部132とのうちいずれかを含まなくてもよい。
機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133、拡張機能部131及び基本機能部132以外の構成を、更に含んでいてもよい。例えば、拡張機能部131が不要である場合、機器無依存アプリ部130は、拡張機能部131を備えなくてもよい。また、機器無依存アプリ部130は、1個以上の拡張機能部131を含んでもよい。
拡張機能部131は、他の機能に不要な影響を与えずに独立して追加、削除、入替又は変更が可能であることが好ましい。例えば、拡張機能部131は、サービス上の要求に合わせて、例えばマルチキャストサービス、省電力対応を実行する拡張機能部131が必要になった場合、適宜に追加、削除、入替又は変更されてもよい。
基本機能部132は、拡張機能部131の一部として機器無依存アプリ部130に含まれてもよいし、ミドルウェア部134よりも下位の機能部によって代替されてもよい。拡張機能部131が基本機能部132を含む場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。ミドルウェア部134よりも下位の機能部が基本機能部132を代替する場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。拡張機能部131が基本機能部132を含み、ミドルウェア部120よりも下位の機能部が基本機能部132を代替する場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。
管理・制御エージェント部133は、EMS140からの通信を受けずに、予め定められた設定に従って自動設定する場合、EMS140と入出力しなくてよい。更に、管理・制御エージェント部133が管理設定機能を備えず、他の機器無依存アプリ部130や基本機能部132や機器依存部110が管理設定機能を備える場合、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133を備えなくてもよい。
EMS140と機器無依存アプリ部130とは、情報を直接入出力してもよい。また、機器依存部110は、NE管理・制御部115と、NE管理・制御部115のIFとを備えなくともよい。
基本機能部132は、拡張機能部131の一部として機器無依存アプリ部130に含まれてもよいし、ミドルウェア部120の下位の機能部によって代替されてもよい。拡張機能部131が基本機能部132を含む場合や、ミドルウェア部120の下位の機能部が基本機能部132を代替する場合や、それらの組み合わせである場合、機器無依存アプリ部130は基本機能部132を含まなくてもよい。また、基本機能部132の一部は、ミドルウェア部120の下位の機能部の機器依存アプリ部150によって代替されてもよい。
管理・制御エージェント部133は、予め定められた設定に従って自動設定する場合、EMS140との間で情報を入出力しなくてよい。更に、管理設定機能を管理・制御エージェント部133が備えず他の機器無依存アプリ部130や基本機能部132や機器依存部110が管理設定機能を備える場合、機器無依存アプリ部130は、管理・制御エージェント部133を備えなくてもよい。EMS140と機器無依存アプリ部130とは、情報を直接入出力してもよい。
拡張機能部131のアプリとして、機器無依存API21を介して、一部のベンダ、方式、種別、世代に備える機能を駆動するためのアプリや、一部のベンダ、方式、種別、世代の装置のみに備える機能を駆動するアプリを含んでいてもよい。
管理・制御エージェント部133は、EMS140及びミドルウェア部120と入出力する。ミドルウェア部120は、NE管理・制御部115との間で、NE管理情報及び制御情報を入出力する。NE管理・制御部115は、ミドルウェア部120を介さずに、NE管理情報及び制御情報をEMS140と直接送受信してもよいし、管理・制御エージェント部133を介して、NE管理情報及び制御情報を送受信してもよい。
ミドルウェア部120は、機器無依存アプリ部130と機器無依存API21を介して情報を入出力する。ミドルウェア部120は、機器依存API23を介して、機器依存部110のOAM部114、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部111(PHY)又はハードウェア部112(MAC)と情報を入出力する。ミドルウェア部120は、入力した情報を、そのまま又は所定の形式で出力する。例えば、ミドルウェア部120は、出力先が機器無依存アプリ部130の各部であれば、機器無依存API21の各部の入力形式に情報を変換する。出力先が機器依存部110のOAM部114、ドライバ、ファームウェア、ハードウェア部111(PHY)又はハードウェア部112(MAC)であれば、ミドルウェア部120は、それぞれに入力する形式の機器依存API23の形式に変換してから、又は終端して所定の処理を施してから情報を出力先に送信する。
ミドルウェア部120は、入力の際に、それぞれの入力先に不要な入力情報は削除し、不足の情報があれば、他の機器無依存API21や機器依存API23を介して収集して補足することが望ましい。また、ミドルウェア部120への入力の際に、ブロードキャスト又はマルチキャストして、関連するアプリ等に同報することとしてもよい。
ミドルウェア部120や機器依存部110は単一で例示したが、それぞれ複数から構成されていてもよい。機器依存部110のハードウェアに複数のプロセッサが含まれる場合、ミドルウェア部120はプロセッサやハードウェアをまたいでプロセッサ間通信等を用いて入出力してもよい。機器無依存アプリ部130間や機器無依存アプリ部130をDLLのような実行プログラムとして、単一のプロセッサ上のユーザ空間上に配置してもよいし、複数のプロセッサ上のユーザ空間上に配置してもよい。
また、機器無依存アプリ部130は、API等の入出力IFを確保した上でカーネル空間に配置してもよいし、独立にファームウェア等に入替可能なIFを有するミドルウェア部120とともに配置してもよいし、ファームウェア等に組み込んでコンパイルし直してもよい。機器無依存アプリ部130毎にユーザ空間やカーネル空間を任意の組み合わせとしてもよい。
同一の機能に対応する機器無依存アプリ部130を、ユーザ空間とカーネル空間の両方で実装可能としてもよい。この場合、例えば、切り替えていずれかを選択してもよいし、両方協働して処理してもよいし、一方のみで実処理するとしてもよい。機器依存部110のソフトウェアも同様である。
望ましくは、主信号処理やDBA処理や低レイヤの信号処理のように高速処理が必要であるほど、拡張性・入替の即時性とトレードオフはあるが、オーバーヘッドが少なく高速な処理が期待されるカーネル空間やファームウェアに組み込むことが望ましい。機器依存アプリ部150を配置するプロセッサもプロセッサ間通信によるバスや速度等の制限、通信路の占有等による他のプログラムへの影響の観点から、実処理するプロセッサ又はその近傍のプロセッサのユーザ空間やカーネル空間やファームウェア上に配置することが望ましい。ただし、実処理するプロセッサ又はその近傍のプロセッサの能力を軽減するためにはプロセッサ間通信によるコミュニケーションコストは増大するが、遠隔のプロセッサで処理するとしてもよい。
機器無依存API21は、追加する拡張機能部131を想定してミドルウェア部120に予め備えられることが望ましいが、機器依存API23や他の機器無依存アプリ部130の改変を抑制する形で、必要に応じて追加又は削除されてもよい。その他は、アーキテクチャの第1例と同様である。
(アーキテクチャの第6例)
アーキテクチャの第6例は、機器依存部110として準拠する標準規格又は機器製造ベンダに依存するハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)と、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)を駆動するドライバ・ファームウェア等のソフトウェア部113と、機器依存部110の少なくとも一部分を駆動する機器依存アプリ部150とを備える。
機器依存アプリ部150及び機器依存部110は、機器依存API24を介して接続される。機器依存アプリ部150の中に、EMS140からの通信を受ける管理・制御エージェント部133相当を含んでいてもよい。機器依存API24は、機器依存アプリ部150及び機器依存API24の改変を抑制する形で、必要に応じて追加又は削除されてもよい。
なお、通信装置のアーキテクチャの第1例〜第6例に示す通信装置の構成は、TWDM−PONのようなITU−T勧告準拠のPONのOLTを前提に記載しているが、ONUであってもよく、TWDM−PON以外のITU−T勧告準拠のPONのOLT又はONUのいずれかであってもよいし、GE−PON、10GE−PON等のIEEE規格準拠のPONであってもよく、TCレイヤ又はPMDレイヤは対応する層に読み替えれば同様である。
図6は、部品又は装置の群からなる仮想的な通信装置又は通信システムの構成の例を示す図である。図6に示す通信装置は、主に同一波長(後述の例では、同一の周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい。これは以降の例でも同様である。)の送受信部(TRx:Transceiver)11の入出力を切替する光スイッチ部(光SW)10と、TRx11と、スイッチ部(SW)12と、スイッチ部(SW)13と、制御部14と、プロキシ部15との少なくとも一部又は全てを備える。なお、通信装置は、外部サーバ16を備え得る。
図6では、異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信(通信)するTRx11が同一のSW12に接続される構成を示すが、実施形態1−1はこれに限定されない。例えば、異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11が同一のSW12に接続される構成に加えて、同一の波長の光信号を送受信するTRx11が同一のSW12に接続されていてもよいし、少なくとも一部の波長のTRx11が複数同一のSW12に接続されていてもよいし、少なくとも一部の波長のTRx11が可変波長であってもよいし、TRx11の内の一部又は全てが送信のみ又は受信のみ行うTRx11であってもよい。
OLTなどの通信装置は、TRx11から制御部14を備えていてもよいし、これらに加えて外部サーバ16を更に、備えてもよい。また、OSUは、TRx11でもよいし、これに加えてSW12又はSW13を備えてもよい。
通信装置は、EMSを含めた仮想的な装置であってもよい。EMSに部品を乗せる構成としてはONOS(Open Network Operating System)の等の構成を用いてもよい。EMS上に部品を乗せてもよいし、EMS上の仮想OLT(virtual OLT)上に部品を乗せてもよいし、EMS上の仮想OLTと並列に乗せてもよい。
通信システム構成(1−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
通信装置がOLTである場合、OLTは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14とを含んで構成されてもよいし、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、外部サーバ16とを含んで構成されてもよい。OSUは、光SW10と、TRx11とを含んで構成されてもよいし、光SW10と、TRx11と、SW12とを含んで構成されてもよいし、光SW10と、TRx11と、SW13とを含んで構成されてもよい。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や、外部のOpS等(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)等(外部のOpS等(不図示)やコントローラ(不図示)や外部の装置(不図示)等を以下外部の装置等と称する)から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
光SW10は、可変波長のTRx11の入出力を含む同一波長のTRx11の入出力を、異なる芯線(後述の例では異なるモードやコア等や芯線を含めたこれらの組み合わせであってもよい。これは以降の例でも同様である。)又はそれらにつながる光合分波器等に切替してもよいし、可変波長を含む複数波長(後述の例では、複数の周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい。これは以降の例でも同様である。)のTRx11の入出力又はそれらを光合分波器等で束ねたものを異なる芯線に切替してもよいし、可変波長を含む波長(後述の例では、周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい。これは以降の例でも同様である。)のTRx11の入出力を束ねて、異なる芯線又はそれらにつながる光合分波器等に切替してもよい。
光SW10は、自律制御を行い、又は、TRx11、SW12、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、TRx11、SW12、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、光SW10、SW12、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、光SW10、SW12、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、所定の手順に従って、VLAN(Virtual Local Area Network)、優先、廃棄優先若しくは宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加、削除、付替をして、又は、タグの変更無で、集約、分配、振分、複製、折返若しくは透過の少なくとも一つ又はその組み合わせの処理を行う。
なお、上りトラフィックに関しても集約されるとは限らない。SW12は通信システム構成(1−1)の構成では波長毎の振分が主であるが、集約、分配、複製、折返、透過、VID(Virtual LAN Identifier)や優先廃棄を表すタグ等のタグ付加又はタグ付替を行ってもよい。後述する通信システム構成(1−2)の構成では、上りトラフィックは集約が主であるが、分配、振分、複製、折返、透過、タグ付加又はタグ付替を行ってもよい。下りトラフィックも集約、分配、振分、複製、折返、透過、タグ付加又はタグ付替のいずれかを行ってもよく、少なくとも一部の組み合わせを行ってもよい。そのいずれとするかはサービスポリシーに応じて決定する。これは以降の通信システム構成でも同様である。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、光SW10、TRx11、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、光SW10、TRx11、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、所定の手順に従って、VLAN、優先、廃棄優先若しくは宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加、削除、付替をして、又は、タグの変更無で、集約、分配、振分、複製、折返、透過若しくはタグ付加又はタグ付替の少なくとも一部又はその組み合わせの処理を行う。これは以降の通信システム構成でも同様である。
なお、SW12は、制御されるとは限らない。TRx11からプロキシ部15の少なくとも一つが制御される場合と、制御されずにTRx11からプロキシ部15の少なくとも一つに制御情報が転送される場合とがある。転送元としては例えばプロキシ部15又は外部サーバ16がある。また、TRx11からプロキシ部15が自律で動く場合もある。これは以降の通信システム構成でも同様である。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。集線SWは、複数のOLTから若しくはOLTへのトラフィックに集約、分配、振分、複製、折返若しくは透過の少なくとも一部を行う。SW13は、自律制御を行い、又は、光SW10、TRx11、SW12、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、光SW10、TRx11、SW12、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、所定の手順に従って、VLAN、優先、廃棄優先若しくは宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加、削除、付替をして、若しくは、タグの変更無で、集約、分配、振分、複製、折返若しくは透過の少なくとも一部又はその組み合わせの処理を行う。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15又は外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等と接続される。制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える構成要素や外部の装置等を介して、指示を転送する。
図6に示すプロキシ部15は、OLTから若しくはOLTへのデータ経路上に設置してもよい。ただし、間に他の装置(例えば、複数のOLTから若しくはOLTへのトラフィックに集約/分配する集線SW等)が介在する場合があるので、直接接続されるとは限らない。制御の流れとしては、光SW10、TRx11、SW12、SW13、制御部14、外部サーバ16のいずれに、プロキシ部15があってもよい。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、制御部14若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、制御部14若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、所定の手順に従って、VLAN、優先、廃棄優先若しくは宛先等の少なくとも一部又はその組み合わせのタグの追加、削除、付替をして、若しくはタグの変更無で、集約、分配、振分、複製、折返若しくは透過の少なくとも一部又はその組み合わせの処理を行う。
外部サーバ16は、TRx11又はSW12又はSW13又は制御部14又はプロキシ部15又は外部のOpS等(不図示)又はコントローラ(不図示)若しくは外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、SW13若しくは制御部14若しくはプロキシ部15等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は光SW10、TRx11、SW12、SW13若しくは制御部14若しくはプロキシ部15等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
光SW10、TRx11、SW12、SW13、制御部14、プロキシ部15若しくは外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15若しくは外部サーバ16等の装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
なお、要素は適宜含まなくてもよいし、含まない要素とのやりとりは例えば、スキップしてその先の要素とやりとりする。要素を省いた相手同士で通信してもよい。
通信システム構成(1−2)の通信システムでは、通信システム構成(1−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(2−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11はSW12に接続される。
TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15又は外部の装置等と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(2−2)の通信システムでは、通信システム構成(2−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(3−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11はSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、外部サーバ16、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、制御部14、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(3−2)の通信システムでは、通信システム構成(3−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(4−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、光SW10、SW12若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、プロキシ部15又は外部の装置等と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(4−2)の通信システムでは、通信システム構成(4−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(5−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様の処理を行う。
SW12は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、プロキシ部15、外部サーバ16、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、制御部14、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(5−2)の通信システムでは、通信システム構成(5−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(6−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。受信部11(TRx)は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW13、プロキシ部15若しくは外部サーバ16又は外部の装置等と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW13、制御部14、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(6−2)の通信システムでは、通信システム構成(6−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(7−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(7−2)の通信システムでは、通信システム構成(7−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(8−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(8−2)の通信システムでは、通信システム構成(8−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(9−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、制御部14と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(9−2)の通信システムでは、通信システム構成(9−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(10−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、制御部14と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW13、プロキシ部15若しくは外部の装置等と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(10−2)の通信システムでは、通信システム構成(10−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(11−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、SW13、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(11−2)の通信システムでは、通信システム構成(11−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(12−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、制御部14と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、外部サーバ16、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11又はSW12又は制御部14又は外部の装置等と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要を制御し、又は装置に備える他の構成要を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(12−2)の通信システムでは、通信システム構成(12−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(13−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、制御部14と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11若しくはSW13又は外部サーバ16又は外部の装置等と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11若しくはSW13又は制御部14又は外部の装置等と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(13−2)の通信システムでは、通信システム構成(13−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(14−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(14−2)の通信システムでは、通信システム構成(14−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(15−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW13、プロキシ部15若しくは外部の装置等と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(15−2)の通信システムでは、通信システム構成(15−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(16−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、制御部14と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、プロキシ部15、外部サーバ16、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、制御部14、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(16−2)の通信システムでは、通信システム構成(16−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)がそれぞれプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(17−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、SW13とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、SW13に接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、SW12又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの少なくとも一部又はその複写の少なくとも一部又はそれらの少なくとも一部を書換したトラフィックの少なくとも一部又はそれらに対する応答の少なくとも一部を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(17−2)の通信システムでは、通信システム構成(17−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(18−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、制御部14とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW12、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(18−2)の通信システムでは、通信システム構成(18−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(19−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、制御部14とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、SW13、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(19−2)の通信システムでは、通信システム構成(19−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(20−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW12若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(20−2)の通信システムでは、通信システム構成(20−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(21−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、プロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又はプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、SW13若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(21−2)の通信システムでは、通信システム構成(21−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(22−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、制御部14と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。
TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
プロキシ部15は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(22−2)の通信システムでは、通信システム構成(22−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(23−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW12、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(23−2)の通信システムでは、通信システム構成(23−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(24−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、SW13、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(24−2)の通信システムでは、通信システム構成(24−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(25−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、制御部14と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、外部サーバ16、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、制御部14、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(25−2)の通信システムでは、通信システム構成(25−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(26−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、プロキシ部15と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、TRx11若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、プロキシ部15、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(26−2)の通信システムでは、通信システム構成(26−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(27−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW12とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW12に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW12のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW12は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW12は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW12は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(27−2)の通信システムでは、通信システム構成(27−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW12にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW12に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(28−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、SW13とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がSW13に接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはSW13のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
SW13は、上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。SW13は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。SW13は、TRx11又は上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部又はその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(28−2)の通信システムでは、通信システム構成(28−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が、SW13にそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がSW13に複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(29−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、制御部14とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
制御部14は、光SW10、TRx11、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。制御部14は、装置に備える構成要素や外部の装置等を制御し、又は装置に備える構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(29−2)の通信システムでは、通信システム構成(29−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(30−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、プロキシ部15とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える構成要素や外部の装置等から制御され、又は装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくはプロキシ部15のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
プロキシ部15は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。プロキシ部15は、TRx11若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(30−2)の通信システムでは、通信システム構成(30−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11がプロキシ部15に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(31−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11と、外部サーバ16とを備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
外部サーバ16は、光SW10、TRx11、外部のOpS等(不図示)、コントローラ(不図示)又は外部の装置(不図示)と接続される。外部サーバ16は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を制御し、又はTRx11の他の構成要素や外部の装置等を介して指示を転送する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(31−2)の通信システムでは、通信システム構成(31−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
通信システム構成(32−1)の通信システムは、光SW10と、TRx11を備える(図6)。
光SW10は、ODNとTRx11に接続される。光SW10は、自律制御を行い、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。
異なる波長(λA〜λN)の光信号を送受信するTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して接続される。TRx11は、自律制御を行い、又は、装置に備える構成要素や外部の装置等から制御され、又は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等を介して転送された指示で制御される。TRx11は、光SW10若しくは上位側の装置(不図示)のトラフィックの一部又はその全てに、1−1同様に処理する。
装置に備える構成要素は、装置に備える他の構成要素や外部の装置等のトラフィックの一部若しくはその全て自体又はその複写を受けて、受けたトラフィックの一部、その全て自体、受けたトラフィックの一部、全てを書き換えたトラフィック又は受けたトラフィックに対する応答を、装置に備える他の構成要素や外部の装置等に送信してもよい。
通信システム構成(32−2)の通信システムでは、通信システム構成(32−1)の構成に対して更に、異なる波長の代わりに同一の波長の光信号を送受信するTRx11(λA〜λA)、TRx11(λB〜λB)、…、TRx11(λN〜λN)が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介してそれぞれ接続される。更に、異なる波長のTRx11の内の少なくとも一部の波長のTRx11が上位側の装置(不図示)に直接、又は集線SW等を介して複数接続されていてもよい。他は同様である。
上記通信システム構成(1−1)〜(32−2)に示す通信システムが光SW10を備える構成を示したが、通信システム構成(1−1)〜(32−2)に示す通信システムが光SW10を備えないように構成されてもよい。図6に示す通信システムにおいて、通信システム構成(1−1)〜(32−2)に対応する光SW10を備えない構成を、それぞれ通信システム構成(33−1)〜(64−2)とする。すなわち、通信装置は、TRx11と、SW12と、SW13と、制御部14と、プロキシ部15との少なくとも一部を備える。なお、通信装置は、外部サーバ16を備え得る。通信システム構成(33−1)〜(64−2)において、ODNとTRx11が光SW10を介さずに接続される。可変波長のTRx11の入出力を含む同一波長のTRx11の入出力を、ODNの異なる芯線又はそれらにつながる光合分波器等に接続してもよいし、可変波長を含む複数波長のTRx11の入出力又はそれらを光合分波器等で束ねたものを、ODNの異なる芯線に接続してもよいし、可変波長を含む波長のTRx11の入出力を束ねて、ODNの異なる芯線又はそれらにつながる光合分波器等に接続してもよい。他は同様である。
(第1の構成例)
OLTがTRx11を備え、実行部と指示部とを分離して機能配備する例について説明する。この場合、OLTは、TRx11に実行部を備える。OLTは、TRx11の情報処理部や、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理可能な箇所に、指示部を備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。
また、第1の構成例において、OLTは、主に可変波長のTRx11の入出力を含む同一波長(後述の例では、同一の周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい)のTRx11の入出力を異なる芯線(後述の例では異なるモードやコア等や芯線を含めたこれらの組み合わせであってもよい)又はそれらにつながる光合分波器等に切替又は可変波長を含む複数波長(後述の例では、複数の周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい)のTRx11の入出力又はそれらを光合分波器等で束ねたものを異なる芯線(後述の例では異なるモードやコア等や芯線を含めたこれらの組み合わせであってもよい)に切替又は可変波長を含む波長(後述の例では、周波数やモードやコアや符号や周波数や(サブ)キャリア等や波長を含めたそれらの組み合わせであってもよい)のTRx11の入出力を束ねて、異なる芯線(後述の例では異なるモードやコア等や芯線を含めたこれらの組み合わせであってもよい)又はそれらにつながる光合分波器等に切替する光SW10を備える。なお、以下に示す第2の構成例から第64の構成例においても、OLTは、光SW10を備える。
実行部と指示部の入出力は、内部配線、バックボード、OAM部114、主信号線、専用の配線、OpS等、コントローラ又はCont等の経路のいずれでよい。やりとりを指示部で直接終端して入力する場合、OAM部114又は主信号にカプセル化してもよい。やりとりをいずれかの箇所で終端して、内部配線、バックボード、OAM部114、主信号線、専用の配線、OpS等、コントローラ又は制御盤等の経路を経由して入力してもよい。OAM部114や主信号線を用いる場合、OAM部114や主信号にカプセル化することが望ましい。主信号線を通す場合はOSU又は他箇所のSWにて指示部に振り分けることが望ましい。
なお、第1の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第2の構成例)
第2の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第2の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第3の構成例)
第3の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第3の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第4の構成例)
第4の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第4の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第5の構成例)
第5の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第5の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第6の構成例)
第6の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第6の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第7の構成例)
第7の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第7の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第8の構成例)
第8の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第8の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12とTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第9の構成例)
第9の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第9の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第10の構成例)
第10の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第10の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第11の構成例)
第11の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第11の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第12の構成例)
第12の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第12の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第13の構成例)
第13の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第13の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第14の構成例)
第14の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理が可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第14の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第15の構成例)
第15の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第15の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとTRx11に演算処理可能な箇所を含む構成に適用できる。なお、OSUとTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第16の構成例)
第16の構成例では、実行部をOSU、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第16の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSUとSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第17の構成例)
第17の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をOSUの例えば情報処理部、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。実行部が指示部よりPON近傍に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第17の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第18の構成例)
第18の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第18の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSUとSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第19の構成例)
第19の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第19の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSU及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第20の構成例)
第20の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第20の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSUとOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第21の構成例)
第21の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第21の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUとOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OSUとOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第22の構成例)
第22の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第22の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第23の構成例)
第23の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をSW12に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第23の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とSW12を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第24の構成例)
第24の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をOSUの演算処理可能な箇所に備える。OSUの演算処理可能な箇所は、例えば、情報処理部、CPUである。その他は第1の構成例と同様である。なお、第24の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及びOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第25の構成例)
第25の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。なお、第25の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第26の構成例)
第26の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第26の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第27の構成例)
第27の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第27の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とOLT外部の演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第28の構成例)
第28の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第28の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第29の構成例)
第29の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をTRx11の情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第29の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第30の構成例)
第30の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第30の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第31の構成例)
第31の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第31の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第32の構成例)
第32の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第32の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及びSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第33の構成例)
第33の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第33の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤とOLTに演算処理可能な箇所を備える構成に適用できる。
(第34の構成例)
第34の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第34の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第35の構成例)
第35の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第35の構成例は通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部の主信号ネットワークに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等とOLT外部の主信号ネットワークの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第36の構成例)
第36の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第36の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第37の構成例)
第37の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第37の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第38の構成例)
第38の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第38の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等及びOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第39の構成例)
第39の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第39の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第40の構成例)
第40の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第40の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等及びOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第41の構成例)
第41の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等の演算処理可能な箇所に備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別サーバ上でもよく、同一サーバ上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第41の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第42の構成例)
第42の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第42の構成例は通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第43の構成例)
第43の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第43の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第44の構成例)
第44の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第44の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第45の構成例)
第45の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第45の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第46の構成例)
第46の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第46の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第47の構成例)
第47の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第47の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOLTに演算処理可能な箇所を備える構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第48の構成例)
第48の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第48の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等とOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第49の構成例)
第49の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理可能な個所に備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第49の構成例は通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。
(第50の構成例)
第50の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。実行部が指示部よりPON側に配置されることが応答速度の観点から好ましいが、逆でもよく、同位置の別装置上でもよく、同一装置上の別VM上でもよい。その他は第1の構成例と同様である。なお、第50の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第51の構成例)
第51の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をTRx11の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第51の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とTRx11に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とTRx11の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第52の構成例)
第52の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をSW12の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第52の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とSW12に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とSW12の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第53の構成例)
第53の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をOSUの例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第53の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とOSUに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とOSUの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第54の構成例)
第54の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をSW13の例えば情報処理部や、CPU等に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第54の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とSW13に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とSW13の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第55の構成例)
第55の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第55の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とOLTに演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とOLTの演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第56の構成例)
第56の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をOLT外部の例えばセンタクラウド、ローカルクラウド、エッジクラウド、単独の外部サーバ16、情報処理部、OpS等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第56の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とOLT外部に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10及びOLT外部の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第57の構成例)
第57の構成例では、実行部を光SW10に備え、指示部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等の演算処理が可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第57の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)における光SW10とOLT外部の主信号ネットワーク中に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、光SW10とOLT外部の主信号ネットワーク中の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第58の構成例)
第58の構成例では、実行部をTRx11に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第58の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるTRx11と光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、TRx11と光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第59構成例)
第59の構成例では、実行部をSW12に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第59の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW12と光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW12と光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第60の構成例)
第60の構成例では、実行部をOSUに備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第60の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOSUと光SW10に演算処理可能な箇所を含む構成に適用できる。なお、OSUと光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第61の構成例)
第61の構成例では、実行部をSW13に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第61の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるSW13と光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、SW13及び光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第62の構成例)
第62の構成例では、実行部をOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等に備え、指示部を光SW10の情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第62の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等と光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLTの例えば制御部14、情報処理部、制御盤又はCPU盤等及び光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第63の構成例)
第63の構成例では、実行部をOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第63の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等と光SW10に演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の例えばセンタクラウドやローカルクラウドやエッジクラウドや単独の外部サーバ16や情報処理部やOpS等と光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
(第64の構成例)
第64の構成例では、実行部をOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等に備え、指示部を光SW10の例えば情報処理部や、CPU等の演算処理可能な箇所に備える。その他は第1の構成例と同様である。なお、第64の構成例は、通信システム構成(1−1)〜(64−2)におけるOLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等と光SW10の演算処理可能な箇所を備える任意の構成に適用できる。なお、OLT外部の主信号ネットワーク中の例えばプロキシ部15等と光SW10の演算処理可能な箇所の両方に実行部及び指示部が備わっていてもよい。
なお、第1の構成例から第64の構成例において、指示部の設定又はアルゴリズムを変更するためのIFを備え、指示部のソフトウェアを変更できるとしてもよい。また、第1の構成例から第64の構成例において、指示部は装置の構成要素で、演算処理が可能な一か所の構成要素上に配置したが、演算処理が可能な複数の構成要素装置上、例えば複数の情報処理部での処理により実現してもよい。
図7は、光アクセスシステムの構成の例を示す図である。同図に示すOLTは、通信装置100の一例である。図7に係る光アクセスシステムでは、ITU−T G.989シリーズに準拠する。図7において、コントローラと外部装置はOLTに含まれないが、FASAアプリケーションAPIとの通信を例示するために記載する。
論理モデルは、FASAアプリケーションと、FASAアプリケーションにFASAアプリケーションAPIを提供するFASA基盤とで構成される。FASA基盤はFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを含む。FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアは、FASA基盤を構成するハードウェアやソフトウェアのベンダや方式の違いを吸収する。FASAアプリケーションAPI用ミドルウェア上にベンダや方式に依存しないFASAアプリケーションAPIセットを規定し、FASAアプリケーションの入替により、サービス毎あるいは通信事業者毎に必要な機能を実現する。FASAアプリケーション間の通信やコントローラ等による設定管理はFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介して行う。なお、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介さないこともありうる。FASAアプリケーションAPIセットは、FASAアプリケーションで利用する共通のAPI群であり、FASAアプリケーション毎に必要なAPIをAPIセットから選択して利用する。
以下に示す接続関係は例であり、間に介在する接続は介在しない接続であってもよいし、複数の接続関係の一部のみ接続していてもよく、それ以外の接続であってもよい。これは他の説明も同様である。
OLTには、EMSがFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介して接続されるIF変換アプリを介して、設定管理アプリケーション(例えば、低速監視アプリ(EMS−IF)及び設定・管理アプリ)と接続されるようにアプリが配置されている。IF変換アプリと設定管理アプリケーションも、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介して接続される。IF変換アプリは、OpS等からOLT等のNEに対する制御IFであるSBI(South Band Interface)のコマンドを変換するSBIアプリに相当する。ここでIF変換アプリがIF変換するとしているが低速監視アプリ(EMS−IF)及び設定・管理アプリにて、IF変換する又はIF変換する必要のないAPIを備えれば、IF変換アプリは備えなくともよい。低速監視アプリ(EMS−IF)と設定・管理アプリはFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介して、EMSやNE管理等を行うNE制御・管理と接続される。低速監視アプリ(OMCI)、MLDプロキシアプリ(マルチキャストアプリ)及び省電力アプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してそれぞれL2機能と接続される。
プロテクションアプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してPLOAMエンジンとエンベデッドOAMエンジンとに接続される。省電力アプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してOMCIとPLOAMエンジンとL2機能に接続される。ONU登録認証アプリ及びDWBAアプリはFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してPLOAMエンジンと接続され、DBAアプリはFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してエンベデッドOAMエンジンと接続される。省電力アプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してプロテクションアプリとONU登録認証アプリとDWBAアプリとDBAアプリ間でそれぞれ動作させてもよい。高速監視アプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してPLOAMエンジンと接続される。低速監視アプリは、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してOMCIと接続される。外部の装置からの入力はFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアを介してDBAアプリに接続している。なおこれらの接続は、例であり、外部の装置からの入力をDBAアプリ以外の他のアプリ例えばプロテクションアプリやDWBAアプリに接続してもよい。また外部の装置からの入力をFASAアプリケーションAPI用ミドルウェア経由でIF変換アプリを介してIF変換したり、FASAアプリケーションAPI用ミドルウェア経由で設定・管理アプリを介してDBAアプリ等に接続したりしてもよい。
アクセスシステムの主要機能とFASAアプリケーション化の対象を図8及び図9に示す。以下、TWDM−PONが、PONマルチキャスト機能と、省電力制御機能と、周波数・時刻同期機能と、プロテクション機能と、保守運用機能と、L2主信号処理機能と、PONアクセス制御機能と、PON主信号処理機能とを主に有する場合を例に説明する。以下、PONマルチキャスト機能と、省電力制御機能と、周波数・時刻同期機能と、プロテクション機能と、保守運用機能と、L2主信号処理機能と、PONアクセス制御機能と、PON主信号処理機能とを、「主要8機能」という。
通信装置は、PON主信号処理機能部300と、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330(PLOAM処理、OMCI処理)と、L2主信号処理機能部340と、PONマルチキャスト機能部350と、省電力制御機能部360と、周波数・時刻同期機能部370と、プロテクション機能部380とを備える。
PON主信号処理機能部300は、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330(PLOAM処理、OMCI処理)と、L2主信号処理機能部340とに接続されていてもよい。PONマルチキャスト機能部350は、PON主信号処理機能部300と、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330と、L2主信号処理機能部340とからなる群に接続していてもよい。省電力制御機能部360は、PON主信号処理機能部300と、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330と、L2主信号処理機能部340とからなる群に接続していてもよい。周波数・時刻同期機能部370は、PON主信号処理機能部300と、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330と、L2主信号処理機能部340とからなる群に接続していてもよい。プロテクション機能部380は、PON主信号処理機能部300と、PMD部310と、PONアクセス制御機能部320と、保守運用機能部330と、L2主信号処理機能部340とからなる群に接続していてもよい。
PON主信号処理機能部300は、PON主信号処理機能を有する。PON主信号処理機能は、ONUとの間で送受信する主信号を処理する機能群であり、上り信号の処理順(下り信号の処理は逆方向)に、PHYアダプテーションと、フレーム化と、サービスアダプテーションとを、PON主信号処理機能を構成する処理として備えていてもよい。これらの処理は、基本処理から構成されてもよい。基本処理は、同期ブロック生成/抽出と、スクランブル/デスクランブルと、FECデコード/エンコードと、フレーム生成/分離と、GEM(G-PON Encapsulation Method)カプセル化と、フラグメント処理と、暗号化とである。
PHYアダプテーションは、同期ブロック抽出と、デスクランブルと、FECデコーディングとを、上り信号の処理順に備えていてもよい。PHYアダプテーションは、FECエンコーディングと、スクランブルと、同期ブロック生成とを、下り信号処理の順番で備えていてもよい。
PON主信号処理機能部300は、PHYアダプテーション、フレーム化又はサービスアダプテーションの処理を備えずに、同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。PHYアダプテーション、フレーム化又はサービスアダプテーションの処理は、順番が入れ替わっていてもよい。PHYアダプテーションは、例えば、FEC処理をPHYアダプテーション以外に備えてもよい。PON主信号処理機能は、ソフト化困難である。
PONアクセス制御機能部320が有するPONアクセス制御機能は前述の主信号送受信するための制御機能群であり、構成する処理として、ONU登録又は認証、DBA、及び、λ設定切替(DWA)を有する。これらの処理は、基本処理から構成されてもよい。例えば、ONU登録又は認証は、初期処理を構成するレンジング、認証削除、登録、起動停止、DBAは帯域要求受信、トラフィック測定、履歴保持、割当計算、割当処理、設定切替計算、設定切替処理、設定切替状況把握の一部又はその全て、λ設定切替は、帯域要求受信、トラフィック測定、履歴保持、割当計算、割当処理、設定切替計算、設定切替処理、設定切替状況把握の一部又はその全てから構成されてもよい。ONU登録又は認証、DBA、λ設定切替(DWA)は備えずに同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。
PONアクセス制御機能部320の主要機能では、ONU高速起動、DBA周期内でのBWMap、無瞬断λ設定切替等が必要に応じて求められる。機能分担の例として、登録又は認証としては、タイムクリティカルなレンジング処理を機器依存部110、その後の認証や鍵交換をアプリとしてもよい。DBA・λ設定切替では、単純な繰り返し処理を機器依存部110、理想状態への反映をアプリとしてもよい。ONU登録認証のアプリは認証方式の隠蔽を有し、DBAのアプリは柔軟なQoSを有し、DWAのアプリ(波長プロテクション及び波長スリープを含む。)は柔軟なQoSを有するためソフト化が望ましい。
L2主信号処理機能部340は、PON側ポートとSNI側ポートとの間で主信号を転送し、処理する機能群であり、構成する処理として、MAC学習、VLAN制御、パス制御、帯域制御、優先制御、遅延制御を有する。これらの処理は基本処理であるアドレス管理、分類部(クラシファイア: Classifier)、変更部(モディファイア、Modifier)、ポリサー/シェイパ(Policer/Shaper)、XC(Cross Connect)、キュー(Queue)、スケジューラ(Scheduler)、コピー(Copy)、トラフィックモニタから構成されてもよい。MAC学習、VLAN制御、パス制御、帯域制御、優先制御、遅延制御、Copyは備えずに同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。L2主信号処理機能は、ソフト化困難である。
保守運用機能部330(PLOAM処理、OMCI処理)が有する保守運用機能は、アクセス装置によってサービスを円滑に保守運用するための機能群であり、構成する第1の処理として、ONU、OSU、OLT又はSWの装置やサービスの設定(手動、一括、自動、オペレーション契機)・管理、設定バックアップ、FW等のソフトウェア更新、装置制御(リセット)、機能の正常動作の監視、異常発生時の警報発出、異常範囲や原因を調査する試験、冗長構成対応を有する。これらの処理は、基本処理であるCLI−IF、装置管理IF、オペレーションIF、汎用コンフィグ(Config)−IF(Netconf、SNMPなど)、テーブル管理から構成されてもよい。
保守運用機能部330を構成する第2の処理として、装置の状態監視(CPU/メモリ/電源/切替)、トラフィック監視、警報監視(ONU異常、OLT異常)、試験(ループバック)を有する。これらの処理は基本処理である警報通知、ログ記録、L3パケット生成/処理、テーブル管理から構成されてもよい。
保守運用機能部330を構成する第3の処理として、高速を要する監視・制御の入出力(スリープ指示/返答、λ設定切替指示/返答など)を有する。本処理の手段として、物理層OAM(PLOAM:PHYsical Layer OAM)メッセージ、及び、ヘッダ内のビット表示(Embedded OAM)を利用する。これらの処理は基本処理であるPLOAM処理、Embedded OAM処理、省電力制御機能部360との通信、プロテクション機能部380との通信、PONアクセス制御機能部320との通信から構成されてもよい。
同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。
第1の処理の機能分担の例としては、ハードのConfigを除きアプリによる処理とし、ソフトや設定データはONUやOLTで持たずに図6の外部サーバ16上のアプリによる処理とすることもできる。コマンドの統一とシーケンスの定義をすることで実現することもできる。
第2の処理の機能分担の例として、通知/表示のIFのみアプリとし、モニタが必要な項目(CPU負荷、メモリ利用量、電源状態、消費電力、イーサネット(登録商標)のリンク状態など)は機器依存部110であり、機器依存部110からの通知読み出し、通知のネットワーク(NW)送信、ファイルへの書き込みなどのIFをきるアプリによる処理とすることもできる。
また、保守運用機能は、多数のアクセス装置を管理する保守運用システムと接続され、リモートからも円滑な保守運用を実現する。保守運用機能は、設定・管理アプリと、低速監視(OMCI)アプリと、高速監視アプリはソフト化可であり、低速監視アプリ(ONU/OLT監視)が状況による。また、各機能の拡張性の効果(差異化要素)として、設定・管理アプリはコントローラと協調することで抜本的なOpex削減する効果を有し、低速監視アプリ(ONU/OLT監視: EMS)はEMSと協調することで抜本的なOpex削減する効果を有する。
PONマルチキャスト機能部350が有するPONマルチキャスト機能は、SNI側から受信したマルチキャストストリームを適切なユーザに転送する機能群であり、構成する処理として、マルチキャストストリームの識別や振分し、MLD/IGMPプロキシ/スヌーピング、ONUフィルタ設定、マルチキャスト(フレーム処理)、波長間設定移行を有する。これらの処理は基本処理であるL2識別・振り分け、L3パケット処理(IPv6 Parseを備えるのが望ましい)、L3パケット生成、テーブル管理、OMCI機能との通信から構成されてもよい。マルチキャストストリームの識別又は振り分け、MLDプロキシ/スヌーピング、ONUフィルタ設定、波長間設定移行は同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。MLD/IGMPプロキシのアプリはソフト化可である。
機能分担の例としては、マルチキャスト(MC)ストリームの識別・振分は高速な処理能力を持つCPU等であればソフト処理可だが、ハード+configが望ましい。その他、上りに対するアプリ系やONU設定は頻度や遅延制約が緩いためアプリによる処理とするである。
省電力制御機能部360が有する機能(アクセス制御)は、ONUやOLTの電力消費を削減するための機能群であり、標準化で規定されている省電力化機能に加え、トラフィックモニタとの連携によってサービスへの影響を最小限に抑えながら、最大限の効果を得るための機能を含んでいてもよい。構成する処理として、スリープ用プロキシ/トラフィックモニタ、ONU波長設定、波長間設定移行を有する。これらの処理は基本処理であるL3パケット処理(IPv6 Parseを備えるのが望ましい)、L3パケット生成、テーブル管理、OSU省電力ステートダイアグラム(SD:State Diagram)、OMCI機能との通信から構成されてもよい。スリープ用プロキシ/トラフィックモニタ、ONU波長設定、波長間設定移行は同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。
機能分担の例として、パワーセーブ(PS: Power Save)アプリや、信号によってはプロキシ処理もアプリによる処理とすることもできる。省電力制御状態遷移管理(ドライバ部)は速度が求められるがアプリによる処理とすることもできる。トラフィックモニタはコンフィグ(config)のみアプリによる処理とすることもできる。省電力アプリはソフト化可である。また、各機能の拡張性の効果(差異化要素)として、省電力アプリは柔軟なQoSの効果を有する。
周波数・時刻同期機能部370が有する周波数・時刻同期機能は、ONU配下の装置に正確な周波数同期や時刻同期を提供する機能群であり、SyncE(Synchronous Ethernet(登録商標))(周波数同期用)やIEEE 1588v2(時刻同期)により、自身のリアルタイムクロック(RTC)を上位装置に従属同期させる機能や、OMCIを利用してPONのスーパーフレームカウンタ(SFC)と絶対時刻(ToD:Time of Day)情報の対応をONUに通知したりして、PONフレームを用いてONUに時刻情報を通知する機能を含んでいてもよい。これらの処理は基本処理であるリアルタイムクロックの保持等から構成されてもよい。同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。
機能分担の例としては、リアルタイムクロック自体は機器依存部110であり、上位装置への時刻合わせ計算はアプリによる処理とすることもできる(精度により機器依存部110とすることもできる)。周波数/時刻同期機能は、ソフト化困難である。
プロテクション機能部380が有するプロテクション機能は、SW間やOSU間等、複数のハードウェアで冗長をとった構成において、障害検知時に現用系から予備系への切替や引継を実施してサービスを継続するための機能群であり、構成する処理として、切替トリガの検出や冗長切替(CT、SW、NNI、Cont、PON(Type A、B、C))を備える。これらの処理は基本処理である冗長パス設定、切替トリガ検出、切替通知送受信、切替処理等から構成されてもよい。同等の処理を基本処理の組み合わせで実現してもよい。また、順番が入れ替わっていてもよい。プロテクションアルゴリズムはソフト化可である。また、拡張性の効果を、プロテクションアルゴリズムは有する。
なお、主要8機能は必要に応じて備えればよく、例えばPON主信号処理機能、PONアクセス制御機能、L2主信号処理機能、保守運用機能のみを備えてもよいし、それ以外の機能を備えてもよい。また、各機能のソフト化可否の評価は、2018年に想定されるOLTの処理能力かつ、ソフトSWの適用は想定していない前提での一例である。想定する処理能力やソフトSWの適用を想定して適宜変更してもよい。ソフト化可の機能であっても、ソフト化しなくてもよい。各機能の内部の構成は同様の機能を実現できれば他の構成であってもよい。
上記で例示した、各機能をFASAアプリケーションとして実装するか、あるいはFASA基盤上で実装するかの考え方と例について説明する。機能のうち、サービスによって機能変更が必要になるものや通信事業者独自の要件を満たすために拡張すべき機能をFASAアプリケーションとして実現する。一方、標準化等で規定されているため拡張の余地が少ない機能はFASA基盤上に実装される。例えば、PON主信号処理機能をFASA基盤として実現することを示している。ITU−T G.989シリーズに準拠したアクセス装置を実現するには、フレームフォーマットや、フレームの暗号化、FEC機能といった基本的なPON主信号処理機能は標準に従って実装する必要がある。また、こうした基本機能はサービスによらず共通であるため、FASA基盤上に実装される。
別の例として、図では、PONアクセス制御機能に含まれるDBA機能の「サービス要求への対応」をFASAアプリケーションとして実現することを示している。例えば、提供するサービスによって、低遅延性を提供するケースや効率良く多数のユーザに帯域を割り当てるケースが存在する。サービス毎に異なる要求を満たすため、帯域割当の手順やポリシーをFASAアプリケーションとして、標準的な処理(標準で規定されている、BWmapフォーマットへの変換等)からは分離することが望ましい。また、提供するサービスの対象が同じマス向けであっても、通信事業者によってヘビーユーザへの対応方針が異なる等、公平性のポリシーが異なることが考えられる。例えばPON単位といった粒度の小さい公平制御を必要とする通信事業者はDBAのアプリケーション内部でも公平制御を行い、アクセス装置単位といった大きい粒度でのみ公平制御する通信事業者は集線機能を用いることで、それぞれのQoS規定を満たすことを想定している。
このように、FASAでは異なる要求をFASAアプリケーションの入替によって実現するため、FASAアプリケーション入替の手段が必要となるが、入替手段として何を採用するかは、通信事業者や運用によって異なる。例えば、通信事業者が使用している既存の保守運用システムがソフトウェア更新にTFTP(Trivial File Transfer Protocol)を用いる場合はTFTPを備え、保守運用システムの外部からSFTP(SSH FTP)を用いて更新する場合はSFTPを備える。今後、装置とコントローラ間のインタフェースに関して標準化の議論が進展すると想定しており、標準化の進展に追従したインタフェースの追加や変更についても考慮する必要がある。このため、アクセス装置が接続する他システムやその運用に合わせてカスタマイズが必要となる機能もFASAアプリケーションとして実現してもよい。
また、FASAでは、FASA基盤全体を完全二重化して行うプロテクションに限らず、FASA基盤の一部のみで行うプロテクションについても想定する。例えばFASA基盤が、光SWを備えてPONプロテクションに対応する場合や、一つのPONに対して複数波長を備えて波長プロテクションに対応する場合、SWのみを二重化する場合、あるいはこれらを組み合わせた場合等、複数の冗長構成が考えられる。プロテクション機能をFASAアプリケーションとして実装することで、期待する冗長構成に対応でき、また該当箇所を再利用することで、容易に多様な冗長構成にも対応できる。
また、FASAアプリケーション化する機能、即ち拡張機能は、ソフトウェア化可能な機能の内、機能の更新頻度や独自仕様等の実現等の重要度に応じて拡張機能としてもよい。更新頻度が低いか独自仕様等の実現の要求の低いものは基本機能や機器無依存アプリ以外のFASAアプリケーションAPI用ミドルウェアや機器依存ソフトウェアやハードウェアとすることが好ましい。特に、ソフトウェアの処理能力からくる制限がある機能は、ハードウェアのままとすることが好ましい。例えば、主信号の優先処理や回線の利用効率を向上するDBA等の更改頻度が高いかサービス差異化に寄与する機能や、オベレータの業務フローに密接にかかわり合いオペレータ毎の独自仕様が要求される管理制御機能から拡張機能とする。
従って、主要8機能に含まれるアルゴリズムを主なソフト化領域とする。ソフト化領域とした機能を機器無依存API21、22上の機器無依存アプリ部130とする。例えば、差異化サービスに資するONU登録又は認証機能、DWBA機能、設定・管理・監視制御機能及び省電力制御機能におけるアルゴリズムは機器無依存アプリ部130における拡張機能部131として扱われる。MLDプロキシアプリはマルチキャスト機能を含む。
拡張機能部131は、アプリの内、機能の更新頻度や独自仕様等の実現等の重要度に応じて拡張機能部131とする。更新頻度が低いか独自仕様化の要求の低いものは基本機能部132や機器無依存アプリ部130以外のミドルウェア部120や機器依存ソフトウェアやハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)とすることが好ましい。特に、ソフトウェアの処理能力からくる制限がある機能は、ハードウェア部111(PHY)及びハードウェア部112(MAC)のままとすることが好ましい。例えば、主信号の優先処理や回線の利用効率を向上するDBA等の更改頻度が高いかサービス差異化に寄与する機能や、オペレータの業務フローに密接にかかわり合いオペレータ毎の独自仕様が要求される管理制御機能から拡張機能部131とする。
図10は、通信装置内の機能部間の信号/情報の流れを示す図である。同図では、OLTのIn/Outに着目した、通信装置内の機能部間の信号/情報の流れを示している。同図に示すように通信装置としてのOLTは、API下側処理実体(FASAプラットフォーム)とアプリ(FASAアプリケーション)とから構成される。
API下側処理実体は、OLT入出力対象がMPCP送受に対する送信指示と受信通知であるMPCP/DBA処理実体、OLT入出力対象がOAM送受であるOAM処理実体、OLT入出力対象がONU認証送受であるONU認証処理実体、OLT入出力対象がMLD/IGMP送受であるMLD/IGMP処理実体、OLT入出力対象が他プロトコル送受である他プロトコル処理実体、OLT入出力がブリッジ・暗号化等主信号処理に対する設定や参照・状態取得である主信号設定処理実体、OLT入出力対象がOLTハード・IF・OS等である装置管理処理実体で例示している。ここで、MPCP送受に対する送信指示と受信通知はドライバ直叩きを想定し、send_frame(*raw_frame);のようなものであることが望ましい。API上側のアプリから見ると、API下側処理部に対しては、ドライバ直叩きのような処理と比べて、(a)簡単に(都合よく)、(b)共通に(複数種間で)、(c)便利に、処理してくれる処理実体があることが望ましい。
同図では、アプリとして、DBA、ONU管理、回線管理、マルチキャスト、EtherOAM、冗長、装置管理、警報管理、Netconfエージェント、アプリ管理を例示している。
以下にAPI下側処理実体の機能分担を例示する。アプリはそれに対応する処理を有する。API下側処理実体とアプリの機能分担は、以下のいずれであってもそれ以外であってよし、処理実体毎に異なっていてもよい。
(0)メッセージスルー:メッセージをAPI上部側とONU/上位NWとでスルーする。
(1)フレーミング:メッセージを、フレームを外して、必要に応じて要素に分解又は処理してAPI上部側に提供する。API上部からは、情報をAPI下部側に渡す。API下側処理実体はフレーミングする。各プロトコルへの依存が大きいAPIになるため機器依存アプリ部に含まれてもよい。固定的なパラメータ(タイプ値など)は、API上部から初期化時等に設定され、保持するのが望ましい。設定パラメータはAPI上部からの参照に対して返信する。
(2)自動応答:定期送信、固定的な応答など、判断を要しないメッセージ送受信を処理実体が担う。API上部からは、あらかじめ動作の設定が行われるのが望ましい。例えば、応答周期など。API上部への通知が必要な場合のみ結果を通知する。
(3)自律判断:判断を伴う処理についても、処理実体で担う。API上部からは、予め、ポリシーの設定が行われる。
本図はIEEE準拠の10GEPONに即して記載しているが、対応する機能及び処理を読みかえればITU−Tやそれ以外に準拠する装置であっても同様である。また機能や処理実態は例であり条件に応じて適宜追加、削除、入替、変更してもよい。
図6に即して、API毎に説明を加える。
例えば、基本的に時間制約がないか緩やかな処理であることを前提とすると、OLTのIn/Out(FASAアプリケーションAPI等)は、OLT自身への設定・制御/情報通知・取得(設定・制御API)と、ONUに対する入出力(ONUとのメッセージ送受信API)と、それ以外の入出力(その他API)の3つに大別できる。
設定・制御APIは、設定・管理をアプリケーションが対応する場合、例えば、コントローラ/EMSからの設定指示・制御メッセージをNetconf/YANG等で受け取り、基本的にYANGモデル等に基づきメッセージを展開し、その内容に従ってAPI下部処理実体にアプリケーションが指示、又はOLTの情報通知/取得をコントローラ/EMSに転送する。ONUとのメッセージ送受信APIは、ONUに設定・制御又は何らかの指示・情報取得・通知をアプリケーションがする場合、例えばONUに向けたメッセージを組立し、API下部処理実体に渡して送信指示、又はAPI下部処理実体からのメッセージを読出する。ONUとのメッセージ交換には、拡張OAMやOMCIなど複数のプロトコルがあるが、インターフェースとしてはメッセージの送信指示・読出に集約できる。その他APIは、例えば、OLT以外の機器と連携する場合には、そのインターフェースが必要である。
アプリケーションで処理する際の時間制約のある処理、例えばONUとの高頻度なメッセージングを必要とするDBAやスリープの等のAPI(時間制約のあるAPI)の例を以下に示す。例えば、DBAであれば時間制約のあるAPIは、(1)アプリケーションからAPI下部処理実体への上り送信許可に関する情報(例えば全情報)の通知(2)API下部処理実体からアプリケーションへの上り送信要求に関する情報(例えば全情報)の通知である。APIで渡される情報は、渡された先での再計算を必要としない値であることが望ましい。これは、アプリケーションとAPI下部処理実体の依存性を低減し、独立性を高めることで、アプリケーションはアルゴリズム処理のみ、API下部処理実体はメッセージ実装の処理のみとできるためである。
以下に例を示す。
○送信許可量設定API
形式:fasa_api_set_grant_config( UINT64 sfc, UINT8 ch, int n_of_configs, grant_config_t grant_config[]);
引数:
UINT64 sfc; /* superframeカウンタ値 IEEE802.3では無視 */
UINT8 ch; /* TWDMにおける下り波長チャネルID.非対応の場合は無視 */
int n_of_configs; /* 本APIで通知する送信許可の個数 */
grant_config_t grant_config[]; /* 送信許可(n_of_configsの個数の配列) */
typedef struct{ /* IEEE802.3 ITU-T G.989 */
UINT16 id; /* LLID Alloc-ID */
UINT8 flags; /* Flags Flags/FWI/Burst Profile */
UINT32 grant_start_time; /* Grant Start Time Start Time */
UINT16 grant_length; /* Grant Length GrantSize */
}grant_config_t;
本APIにより、DBAのアプリケーションはDBAのAPI下部処理実体に送信許可量を例えば直接通知する。API下部処理実体は通知された送信許可量をもとにONUへの送信許可メッセージを組立してONUに送信する。IEEE802.3とITU−T G.989のそれぞれの動作を例示する。
IEEE802.3 Ethernet PONでは、上り送信制御はGATEメッセージをONUに送ることで行う。宛先となるONUはプリアンブルに格納されたLLIDにより識別される。送信開始時刻はgrant start time、送信許可量はgrant lengthで指示する。送信許可の種類はDiscovery GATE、force reportのフラグフィールドで指示する。1つのGATEメッセージは最大4の送信許可を格納できる。
本APIを受けたAPI下部処理実体は引数をparseし、以下で動作する。
・sfc、chの値は無視する。
・1つのgrant_configが1つのGrant/送信許可(grant start timeとgrant lengthの組)に相当し、n_of_configs個数だけある。
・idの下位15ビットを、例えばGATEに付与するLLIDとする。
・flagsの最下位ビットは、例えばdiscovery flag、2ビット目はforce_reportの値とする。
・grant start timeは32ビットをGrant Start Timeの値とする。
・grant lengthは、例えばGrant Lengthの値とする。
・1つのid(LLID)に対して複数のgrant configがある場合には、なるべく1つのGATEメッセージに詰め込む。GATEメッセージには最大4つまでのgrantを詰込することができる。GATEメッセージにおけるnumber of grantsの値は、API下部処理実体が詰めたGATEメッセージを元に算出し、値を格納する。force reportの値は当該grantが何番目のgrantであるかをもとに、API下部処理実体で算出し、値を格納する。
・それ以外のGATEフレームのフィールドの値は、アプリケーションからは指定しない。
・APIを受け、引数のparse完了の後、例えば完全に構築されたGATEフレームから直ちに下り送信する。
なお、アプリケーションの処理は、現在のMPCPローカルタイム値、ONUの識別、LLID番号、RTT値、リンク状態の取得、ONU/LLID毎のQoSパラメータ(最大帯域等の設定値)の通知などは他のプロセスにより実施されていることを前提としている。
ITU−T G.989.3のTWDM−PONでは、上り送信制御はBWmapをONUに通知することで行う。BWmapは複数のallocation structureから構成され、1つのallocation structureに1つの送信許可が含まれる。送信許可はStartTimeとGrantSizeから構成される。
本APIを受けたAPI下部処理実体はparseし、以下で動作する。
・受けたsuper frame counterの値と等しいsuper frame counterの下りフレームのBWmapに搭載する。
・chの値が示すDWLCH IDの下り波長チャネルでBWmapを下り送信する。TWDMに非対応の場合は、この値は無視する。
・1つのgrant configが1つのAllocation structureに相当し、n of configsがAllocation structureの個数を表す。
・idの下位14ビットを例えばAllocation structureに付与するAlloc−IDとする。
・flagsの最下位ビット、2ビット目、3ビット目、4−5ビット目は例えばそれぞれAllocation structure中のFlagsにおけるPLOAMu、DBRu、FWI、Burst Profileの値とする。
・grant _start timeの下位32ビットを例えばStartTimeの値とする。
・grant lengthは例えばGrantSizeの値とする。
・1つのgrant configは、例えば1つのAllocation structureとする。Allocation Structure中のHECについてはAPI下部処理実体で計算し格納する。
・1つのAPIにつき、例えば1つのBWmapを構築するものとする。
・APIを受けてBWmapを構築した後、本APIにより指定されたsuperframe counter値の下りフレームに合わせてFSヘッダに含めてBWmapを下り送信する。なお、アプリケーションは、現在のsuperframe counter値、ONUの識別、Alloc―ID番号の紐づけ、RTT値の取得、リンク状態の取得などは他のプロセスにより実施され、Alloc―ID毎のQoSパラメータ(最大帯域等)は、アプリケーションには他のプロセスにより通知されていることを前提としている。
○送信要求量取得API
形式:fasa_api_get_onu_request( UINT64 sfc, UINT8 ch, int n_of_configs, request_config_t request_config[]);
引数:
UINT64 sfc; /* superframeカウンタ値 IEEE802.3では無視 */
UINT8 ch; /* TWDMにおける上り波長チャネルID.非対応の場合は無視 */
int n_of_requests; /* 本APIで通知される送信要求の個数 */
request_config_t request_config[]; /* 送信要求(n_of_configsの個数の配列) */
typedef struct{ /* IEEE802.3 ITU-T G.989 */
UINT16 id; /* LLID ONU-ID */
UINT8 flags; /* QSet/Qreport番号 Ind */
UINT32 request; /* queue report値 BufOcc値*/
}request_config_t;
本APIにより、DBAのアプリケーションはAPI下部処理実体にて受信、蓄積されていた送信要求に関する情報を直接的に取得する。本APIはポーリングの形式をとっているが、コールバックであってもよい。IEEE802.3とITU-T G.989のそれぞれの動作を例示する。
IEEE802.3 Ethernet PONでは、上り送信要求はREPORTメッセージをONUがOLTに送ることで行う。送信元となるONUはプリアンブルに格納されたLLIDにより識別される。REPORTフレームには、Queue Setと呼ばれるRepor bitmapとQueue Reportとの組が1つ以上含まれる。Queue Setの個数はnumber of queue setsで表される。送信要求量はQueue Reportに値が格納される。1つのQueue Setには最大8種類のQueue Reportを格納することができ、値のあるQueue Reportのみを通知できる。Report bitmapにより、8種類のどのQueue Reportを通知したか示す。
本APIを受けたAPI下部処理実体は、引数の戻り値として送信要求に関する情報を返すとともに、返すべく以下の動作を求める。
・受信したREPORTフレームに含まれる送信要求情報を蓄積する。具体的にはLLID、Queue Set番号、Queue Report番号と、これらの番号が示すqueue report値を蓄積する。
・この3つをAPIの引数request configの戻り値としてアプリケーションに返す。
・LLIDの値は引数idに格納する。
・Queue report番号0−7は引数flagsの下位3ビットに格納し、Queue Set番号は引数flagsの上位5ビットに格納する。
・これらの番号に対応したqueue reportの値を引数requestに格納する。
・蓄積していた送信要求の情報は本APIによる読出に応じてアプリケーションに引渡し、引渡した情報は消去するか、新たな情報で上書きする。
・引数sfcには、蓄積している送信要求情報のうちで最も時間的近傍にREPORTフレームを受信した際のMPCPローカルタイムを格納する。
なお、アプリケーションにとって、現在のMPCPローカルタイム値、ONUの識別、LLID番号・RTT値の取得、リンク状態の取得などは他のプロセスにより実施され、ONU/LLIDごとのQoSパラメータ(最大帯域等)もDBAのアプリケーションには他のプロセスにより通知されていることを前提としている。ITU−T G.989.3のTWDM−PONでは、上り送信要求はDBRu中のBufOccをONUがOLTに送ることで行う。送信元となるONUはFSヘッダに格納されたONU―IDにより識別される。FSヘッダ中のIndフィールドにおけるPLOAM queue statusビットにより、上りPLOAMメッセージの送信待ちの有無をONUはOLTに通知する。
本APIを受けたAPI下部処理実体は、引数の戻り値として送信要求に関する情報を返すとともに、返すべく以下の動作を求める。
・受信した送信要求情報を蓄積する。具体的にはONU―ID、BufOcc値、PLOAM queue statusビット値を蓄積する。
・この3つをAPIの引数request configの戻り値としてアプリケーションに返す。
・ONU−IDの値は引数idに格納する。
・PLOAM queue statusビット値は引数flagsの最下位ビットに格納する。
・BufOcc値は引数requestに格納する。
・1つのバースト中に複数のAllocationがあった場合、受信順にBufOcc値を蓄積する。このとき、ONU−ID値、PLOAM queue statusはそれぞれのBufOcc値に対して同じ値となり、情報としては冗長であるが、API引数のシンプルさ、統一を優先する。
・蓄積していた送信要求の情報は、本APIによる読出に応じてアプリケーションに引渡し、引渡した情報は消去するか、新たな情報で上書きする。
・引数sfcには、蓄積している送信要求情報のうちで最も時間的近傍にBufOccを受信した際のSuperframe counter値を格納する。
なお、アプリケーションにとって、現在のsuperframe counter値、ONUの識別、Alloc−ID番号の紐づけ、RTT値の取得、リンク状態の取得などは他のプロセスにより実施され、Alloc−ID毎のQoSパラメータ(最大帯域等)もDBAのアプリケーションには他のプロセスにより通知されていることを前提としている。 OLTにおけるL2主信号処理は、上り下りそれぞれの方路へ適切にユーザデータを転送することにある。そのため、アプリケーションの役割としては、EMS/上位OpSからのNetconf/YANGあるいはOpenflowによる指示を受信し、受信した指示に基づき、
(1)上り下り方路それぞれへの転送設定
(2)統計情報の取得
(3)ONUへの転送設定
をAPI下部処理実体へ展開する。
(1)、(2)はYANGモデルに基づきAPI下部処理実体へ設定を展開する処理となり、(3)はONUへの設定内容を組み立て、ONUへのメッセージ送信指示をAPI下部処理実体へ展開する処理となる。
OLTにおける保守運用機能は、多くの機能がありうるが、(1)OLTへの設定・動作指示(2)OLTおよびONUの状態通知の2つに大別できる。
(1)設定・動作指示において、アプリケーションは、EMS/上位OpSからのNetconfによる指示を受信し、YANGモデルに基づいて内容をAPI下部処理実体へ展開する。
(2)状態通知において、アプリは、YANGモデルあるいはOAM/OMCIメッセージに基づくAPI下部処理実体からの通知を受け取り、NetconfによりEMS/上位OpSへその内容を通知する。
OLTにおけるPONマルチキャスト機能は、主に映像配信などに用いられ、いくつかの実現方式がある。それらの方式の概要を説明するとともに、アプリケーションとAPI下部処理実体での機能分担、メッセージフローのイメージを示す。
マルチキャストは、任意の複数の転送先(1つの場合もある)に、同じ情報を同報する。一般に、端末からのマルチキャストグループへの参加要求・離脱要求に応じて、マルチキャストストリームの転送先が動的に制御される。参加要求・離脱要求などのメッセージとマルチキャスト転送制御のためのプロトコルは、IPv4のIGMPv3、IPV6のMLDv2が用いられる場合が多い。ここで、TDM系のPONでは、OLTからONUへの下り方路は、一般に論理的にはユニキャスト、物理的にはブロードキャストとなっているため、マルチキャストを実現するには工夫が必要である。主に、(1)上位ノードによるマルチキャスト(2)ONUスヌープ(3)OLTプロキシの3つが用いられる。それぞれの方式の機能分担、メッセージフローのイメージを示す。
上位ノードによりマルチキャスト転送を実現する方式は、ONU及びOLTはIGMP/MLDメッセージをそれぞれ透過転送するように設定する。参加要求メッセージを受信したOLTより上位のノードにより、参加要求を発した端末宛にマルチキャストストリームが転送される。このとき、同一OLTにつながる複数のONU配下の端末から同じマルチキャストグループにそれぞれ参加要求があったとすると、上位ノードはそれぞれの端末に向けてマルチキャストストリームを転送するため、同一内容の複数のストリームがOLTに送信される。OLTは、それら複数のストリームを個別のユニキャストストリームとしてそれぞれのONUに透過転送する。
また、同一ONU配下の複数の端末から、同じマルチキャストグループのへの参加要求があった場合は、ONU及び配下ノードの機能構成によって異なる。ONUあるいは配下ノードがマルチキャストルータ機能を持っている場合には、2台目の端末からの参加要求に対して、OLT及び上位へ参加要求メッセージを転送することなく、ONUあるいは配下ノードがマルチキャストストリームを2台目の端末へ同報配信する。マルチキャストルータ機能を備えない構成の場合は、それぞれの端末に対するマルチキャストストリームがOLTより上位のノードにより配信される。
ONUを流れるIGMP/MLDメッセージを覗き見る(スヌープする)ONUスヌープで、PONマルチキャストを実現する方法もある。この方法では、ONU配下の端末からOLTより上位のノード(マルチキャストルータ)に送信されるIGMP/MLDメッセージをONUにて覗き見ることにより、PONマルチキャストする。まず上位ノードから受信するマルチキャストストリームは全ONUが受信できるようにOLTは転送しておく。ONUは、覗き見たIGMP/MLDメッセージに応じて、自らの下り転送フィルタを開閉する。
より詳細には、スヌープしたメッセージが、参加要求であれば参加するマルチキャストグループのトラヒックを下り転送するよう、離脱要求であれば遮断するように転送フィルタをそれぞれ設定する。転送・遮断のフィルタ設定は、IPアドレス、MACアドレス、VLANタグ、他の識別子などのいろいろな領域を用いて予め定められた方法で行う。これにより、ONUのフィルタが開いた状態であればOLTから転送されてきたマルチキャストストリームをONU下部へ転送することができ、フィルタが閉じた状態であればONUがOLTから受信したマルチキャストストリームはONU下部へ転送されることなく廃棄される。これによりマルチキャスト転送を実現する。
このとき、アプリケーションとAPI下部処理実体での機能分担は、EMS/上位OpSからのNetconf等による初期設定あるいはサービスオーダによりONUのIGMP/MLDスヌープ機能の有効・無効の指示をアプリケーションが受ける。これを受けて、API下部処理実体に対して、ONUとのコミュニケーションAPIを介し、拡張OAMあるいはOMCIメッセージの送信を指示する。API下部処理実体は、指示を受けたメッセージをONUに送信し、スヌープ機能の有効・無効を指示する。これにより、ONUスヌープによりPONマルチキャストが制御される。
ONUからOLTを経由して上位ノードに転送されるIGMP/MLDメッセージを、OLTが集約し代理応答しつつ、ONUに対して下り転送フィルタの開閉を指示する方法もある、この方法は、一般にOLTプロキシと呼ばれる。この方法でも、上位ノードからのマルチキャストストリームは全ONUが受信できるようにOLTは転送しておく。ONU下部の端末からのIGMP/MLDメッセージはOLTが一度受信し、メッセージ内容に応じて上位ノードに転送する。
メッセージが参加要求であれば、OLTは、拡張OAMもしくはOMCIメッセージによりONUの該当するマルチキャストグループの下り転送フィルタを開くよう、離脱要求であれば下り転送フィルタを閉じるよう、それぞれONUに指示する。これにより、参加要求のあった端末宛のみマルチキャストストリームが転送されることで、マルチキャスト転送を実現している。この際、ONU配下に複数の端末がある場合や、IGMP/MLDメッセージを転送してきたONUとは異なるONU配下の端末の状態などを考慮して、効率的にマルチキャスト転送されるようなONUのフィルタ操作と上位ノードへのメッセージ転送することもできる。
このとき、アプリケーションとAPI下部処理実体とでの機能分担は、アプリケーションがONUから上り送信されたIGMP/MLDメッセージを、OLTが受信した後にアプリAPI上部側へ転送するように予め主信号の方路設定する。この方路設定は、アプリケーションからAPI下部処理実体へのOLTへの主信号設定の一環であり、Netconf/YANGとしてあるいはOpenflow等として設定されることを想定している。方路設定自体のトリガは、EMS/上位OpSからの設定になる。また、マルチキャストストリームの下り転送の方法も、EMS/上位OpSからの設定指示をNetconf/YANGもしくはOpenflowによりアプリが受け、その内容をAPI下部処理実体に展開することで行う。
OLTプロキシ機能としては、アプリケーションへ転送されたIGMP/MLDメッセージの内容に基づき、API下部処理実体に対してONUの下りフィルタの開閉を指示する拡張OAMもしくはOMCIメッセージの送信を指示することで実現される。
省電力制御機能は、必要に応じてONUが一部機能への給電を停止し、ONUでの消費電力を低減する。アプリケーションの役割は、EMS/上位OpSからONUの省電力モードに関する設定、サービスオーダを受信し、内容に基づく拡張OAM/OMCIメッセージを組立し、API下部処理実体にこのメッセージをONUに送信するよう通知する。また、PLOAMなどによる状態の変化通知を、API下部処理実体からアプリケーションは受信する。
なお、上記のDBAと同様に、アプリケーションから直接的にONUの省電力モードの状態を制御したい場合、ONUへの送信メッセージの組立、ONUからの受信メッセージの取込とをリアルタイム性を持ってアプリケーションで行い、それぞれAPI下部処理実体へメッセージ送信、メッセージ受信指示を行う。
周波数/時刻同期機能は、OLTに入力された基準信号や時刻情報を、PON区間を介してONUから正確に出力させる機能である。アプリケーション側の役割は、同期機能に必要となる設定やOLTからONUへの信号伝搬に関わるパラメータ等をONUに通知するために送信メッセージを組立、API下部処理実体側へメッセージ送信の指示を行う。
外部連携機能は、例えば、モバイル基地局との低遅延化DBAのように外部の機器との連携により機能実行する場合に用いる。外部連携機能では、例えば、アプリケーション側で外部の機器からのメッセージを受信する。外部機器からのメッセージ受信機能は、実装・外部機器との接続構成・メッセージ形式に強く依存するため、アプリケーションの役割としてはメッセージを分解せずに受信してparseすることが望ましい。また、搭載OSの標準的な機能等を活用してもよいし、独自のAPIを規定してもよい。
以上の例では、アプリがDBA等のアルゴリズムの処理を、API下部処理実体がメッセージングで示した。この機能分担は、メッセージングは共通で、アルゴリズムのみ変更する場合に適する。なお、インターフェースはアルゴリズム依存度が低い方が汎用的で望ましい。
以上示した実施形態1−1に係る構成は、以下の実施形態でも同様であり、適宜組み合わせてもよい。例えば、図6では、本システムが、実行部の構成がTRx11、SW12及びSW13のみの場合を例示するが、TRx11、SW12及びSW13以外の箇所、それ以外の場所、PONの終端する箇所や、制御部14を実行部としてもよい。
(実施形態1−2)
実施形態1−1ではTWDM−PONに用いられる構成を例示したが、TDM−PONに適用してもよい。TDM−PONでは、λ設定切替(DWA)のようなONUの間ONU−OLTのPON区間の波長リソースを波長分割多重する機能を備えていなくてもよいことを除けば実施形態1−1と同様である。
(実施形態1−3)
実施形態1−1ではTWDM−PONに用いられる構成を例示したが、WDM−PONに適用してもよい。WDM−PONでは、DBAのようなONUの間ONU−OLTのPON区間の帯域リソースを時分割多重する機能を備えていなくてもよいことを除けば、実施形態1−3は実施形態1−1と同様である。
(実施形態1−4)
本実施形態は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)−PON、CDM(Code Division Multiplexing)−PON、SCM(Subcarrier Multiplexing)−PON、芯線分割多重を含めた組み合わせである。
実施形態1−1ではTWDM−PONに用いられる構成を例示したが、波長と時間以外のリソースを共用するPONに適用してもよい。例えば、1波長の電気の周波数リソースを分割多重するOFDM−PON、1波長の電気の周波数リソースを分割多重するSCM−PON、符号で分割多重するCDM−PONに適用してもよいし、芯線分割多重を併用してもよいし、マルチコアファイバ等を用いた空間分割多重を併用してもよいし、波長分割多重を用いなくてもよい。TWDM−PONの波長リソースを波長分割多重する機能を、それぞれの多重するリソースに分割多重するに要する機能に対応する機能に読み替えれば同様である。
(実施形態2)
実施形態2では、TWDM−PONに用いられる構成が、GEMカプセル化を行う。この場合、GEMフレームを生成するアダプタをSWに備え、SWとそれ以外の部分の間でGEMフレームを導通するようにする。GEMカプセル化までSWに移管することで、それ以外の部分のプロトコルスタックからL2機能部を除外し、SWとそれ以外の部分で、L2機能部の重畳を回避することができる。
なお、TWDM−PONを例に挙げたが、実施形態1−2〜実施形態1−4のように、PON区間での識別するためのフレームを同様に扱えばそれ以外のPONであっても同様の効果が得られる。例えば、IEEEの規格のGE−PON、10GE−PON等であれば、GEMフレームの代わりに、LLIDを付与してLLIDの付与されたフレームをSWとそれ以外の部分の間を導通するようすればよい。
(実施形態3)
実施形態3では、TWDM−PONに用いられる制御情報が、SWを経由する。この場合、ブリッジ機能関連をSWに移管する代わりに、制御情報を保持するPLOAM、Embedded OAM、OMCIのいずれかを必要に応じてフレーム化してSW経由で処理する。制御情報をSW経由で入出力することで、SW以外の処理が軽くなる効果がある。なお、実施形態3の移管に加えて、実施形態1及び実施形態2のブリッジ機能のSWへの移管を行ってもよい。
なお、TWDM−PONを例に挙げたが、制御情報を同様に扱いSW経由で処理すれば、実施形態1−2〜実施形態1−4のように、それ以外のPONであっても同様の効果が得られる。
上述した実施形態における通信装置の少なくとも一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。上記の実施形態は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができ、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…PONシステム、2…ONU、3…ODN、4…OLT、5…コントローラ、6…コ
ントローラ、10…光スイッチ部、11…送受信部、12…スイッチ部、13…スイッチ部、14…制御部、15…プロキシ部、16…外部サーバ、21…機器無依存API、22…機器無依存API、23…機器依存API、24…機器依存API、25…機器依存API、26…API、27…機器無依存API、101…揺らぎ判定部、102…揺らぎ対応処理部、110…機器依存部、111…ハードウェア部、112…ハードウェア部、113…ソフトウェア部、114…OAM部、114a…エンベデッドOAMエンジン、114b…PLOAMエンジン、115…NE管理・制御部、115a…NE管理部、115b…NEコントロール、120…ミドルウェア部、121…ミドルウェア部、130…機器無依存アプリ部、131…拡張機能部、131−1…拡張機能部、131−2…拡張機能部、131−3…拡張機能部、132…基本機能部、133…管理・制御エージェント部、140…EMS、150…機器依存アプリ部、160…外部の装置、300…PON主信号処理機能部、310…PMD部、320…PONアクセス制御機能部、330…保守運用機能部、340…L2主信号処理機能部、350…PONマルチキャスト機能部、360…省電力制御機能部、370…周波数・時刻同期機能部、380…プロテクション機能部

Claims (4)

  1. 演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理部、
    を備える揺らぎ対応処理装置。
  2. 前記揺らぎ対応処理部は、前記揺らぎを抑制する処理として、揺らぎの統計値に基づいて得られる所定時間経過後に送信許可指示の送信、送信許可指示の優先送信、及び割当周期とPolling周期の同期の少なくともいずれかの処理を行う、請求項1に記載の揺らぎ対応処理装置。
  3. 演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理ステップ、を有する揺らぎ抑制方法。
  4. 演算処理機能を備える第1の部品又は送信機能を備える第2の部品のいずれかにおいて揺らぎが発生している場合に、少なくとも揺らぎが発生している前記第1の部品又は前記第2の部品のいずれか又は両方に対して揺らぎを抑制する処理を行う揺らぎ対応処理ステップ、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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