JP2019040666A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ACアダプタ等の電力変換器を用いた電気機器にUSBポート等の給電ポートを設けた場合であっても、ACアダプタ等の電力変換器の負荷率が高くなることを抑制できる電気機器を提供する。【解決手段】照明器具1等の電気機器であって、電気機器の主機能をなす主機能部(発光部10)と、交流電力を直流電力に変換する電力変換器(ACアダプタ20)と、他機器が接続されることで当該他機器に電力を供給する給電ポート(USBポート40)と、電力変換器からの直流電力をもとに、主機能部と前記給電ポートとに電力を供給する電源部30とを備え、給電ポートの出力は、主機能部による出力の変化に対して、負の相関関係で変化する。【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具等の電気機器に関し、特に、スタンドライトに関する。
USB(Universal Serial Bus)ポートを備える電気機器が知られている。例えば、特許文献1には、USBポートを備えるパーソナルコンピュータが開示されている。
USBポートを用いることで、データ通信を行ったり、周辺機器の接続を行ったりすることができる。例えば、パーソナルコンピュータの筐体に設けられたUSBポートにUSBメモリを差し込むことで、USBメモリにデータの書き込みを行ったり、USBメモリからデータを読み出したりすることができる。また、USBポートにUSBケーブルを接続することで、マウス又はプリンタ等の周辺機器の接続を行うことができる。
また、USBポートには、データ通信又は周辺機器の接続にだけに用いるのではなく、二次電池が内蔵された他機器の充電にも利用可能なものもある。この場合、例えば、USBケーブルを介して電気機器のUSBポートとスマートフォン等の携帯端末とを接続することによって、USBポートから出力される電力により携帯端末の充電を行うことができる。
特開2011−258181号公報
しかしながら、ACアダプタによって機器本体に給電を行う電気機器において、USBポートを設けて他機器への充電を可能にすると、ACアダプタの負荷率が高くなり、ACアダプタの寿命が短くなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ACアダプタ等の電力変換器を用いた電気機器にUSBポート等の給電ポートを設けた場合であっても、ACアダプタ等の電力変換器の負荷率が高くなることを抑制できる電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気機器の一態様は、交流電力を直流電力に変換する電力変換器と、前記電気機器の主機能をなす主機能部と、他機器が接続されることで当該他機器に電力を供給する給電ポートと、前記電力変換器からの直流電力をもとに、前記主機能部と前記給電ポートとに電力を供給する電源部とを備え、前記給電ポートの出力は、前記主機能部による出力の変化に対して、負の相関関係で変化する。
また、本発明に係る電気機器の他の一態様は、交流電力を直流電力に変換する電力変換器と、前記電気機器の主機能をなす主機能部と、他機器が接続されることで当該他機器に電力を供給する給電ポートと、前記電力変換器からの直流電力をもとに、前記主機能部と前記給電ポートとに電力を供給する電源部と、前記電源部が収納された本体とを備え、前記給電ポートは、前記本体に設けられ、前記電力変換器は、前記本体に対して着脱可能に接続され、前記本体に接続される前記電力変換器の容量の大きさに応じて、前記給電ポートの出力電力が変化する。
電気機器にUSBポート等の給電ポートを設けた場合であっても、ACアダプタ等の電力変換器の負荷率が高くなることを抑制できる。
実施の形態1に係る照明器具の外観図である。 実施の形態1に係る照明器具の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る照明器具における発光部の光出力とUSBポートの出力との関係の第1の例を示す図である。 実施の形態1に係る照明器具における発光部の光出力とUSBポートの出力との関係の第2の例を示す図である。 実施の形態1に係る照明器具における発光部の光出力とUSBポートの出力との関係の第3の例を示す図である。 実施の形態1に係る照明器具における発光部の光出力とUSBポートの出力との関係の第4の例を示す図である。 実施の形態2に係る照明器具におけるACアダプタの定格容量とUSBポートの出力との関係の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、及び、構成要素の配置位置や接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、各図において縮尺等は必ずしも一致していない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明器具1について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る照明器具1の外観図である。図2は、同照明器具1の機能ブロック図である。
照明器具1は、電気機器の一例であって、本実施の形態では、スタンドライト(電気スタンド)である。つまり、本実施の形態における照明器具1は、卓上型照明装置である。
図1に示すように、照明器具1は、発光部10を有するヘッド部110と、ヘッド部110を支持するアーム部120と、アーム部120が取り付けられた本体130とを備える。本実施の形態において、本体130は、アーム部120に接続されたスタンド部131と、スタンド部131を支持するベース部132とを有する。
ヘッド部110は、回動可能にアーム部120の一方の端部に固定されている。アーム部120の他方の端部は、回動可能に本体130に固定されている。具体的には、アーム部120の他方の端部は、回動可能にスタンド部131の一方の端部に固定されている。スタンド部131の他方の端部は、回動可能にベース部132に固定されている。具体的には、ベース部132には、ベース面の一部から突出する台座部132aが設けられており、スタンド部131の他方の端部は、回動可能に台座部132aに固定されている。
図1及び図2に示すように、照明器具1は、発光部10に加えて、さらに、ACアダプタ20と、電源部30と、USBポート40と、受付部50と、制御部60とを備える。
発光部10は、照明器具1の主機能をなす主機能部である。つまり、発光部10は、主機能として光を出力する。本実施の形態において、発光部10は、白色光の照明光を照射する。発光部10は、例えば、LEDによって構成されたLEDモジュール(LED光源)である。LEDモジュールは、例えば、基板と、基板に実装された複数のLEDによって構成されている。LEDは、電源部30から供給される直流電力によって発光する。本実施の形態において、発光部10は、直列接続された10個のLED素子によって構成されたLED直列回路が3つ並列接続された構成のLEDモジュールである。なお、発光部10の光源は、LED光源に限らない。
また、発光部10は、調光信号に基づいて調光制御を行うことができる。つまり、調光信号によって、発光部10から照射される照明光の明るさを変更することができる。なお、発光部10は、調光制御だけではなく、照明光の色温度を変更できる調色制御を行うように構成されていてもよい。
ACアダプタ20は、交流電力を直流電力に変換する電力変換器である。ACアダプタ20は、例えば商用の交流電圧(例えばAC100V)を直流電圧に変換して、電源部30に供給する。
ACアダプタ20は、本体130に対して着脱可能に接続されている。具体的には、ACアダプタ20のDCケーブル21(DC出力線)のコネクタが、本体130のベース部132に設けられた差し込み口に対して着脱可能に接続されている。
なお、本実施の形態において、ACアダプタ20のプラグは、アダプタ本体に直接設けられているが、アダプタ本体から引き出されたACケーブル(AC入力線)に設けられていてもよい。
電源部30は、ACアダプタ20からの直流電力をもとに、発光部10とUSBポート40とに電力を供給する電源回路である。本実施の形態において、電源部30は、第1の電源回路31と第2の電源回路32とを有する。
第1の電源回路31は、発光部10の光出力を制御する駆動回路であって、発光部10を発光させるための電力を生成して、その電力を発光部10に供給する。本実施の形態において、第1の電源回路31は、DC/DCコンバータであり、ACアダプタ20から出力される直流電力の一部をDC/DC変換して発光部10に直流電力を供給する。
第2の電源回路32は、USBポート40の出力を制御する駆動回路である。本実施の形態において、第2の電源回路32は、DC/DCコンバータであり、ACアダプタ20から出力される直流電力の他の一部をDC/DC変換してUSBポート40に直流電力を供給する。
また、電源部30は、制御部60からの信号に従って、発光部10及びUSBポート40に供給する電力を決定する。例えば、電源部30が制御部60から調光信号を受けると、第1の電源回路31は、調光信号に応じた電力を発光部10に供給する。また、電源部30が制御部60から点消灯信号として点灯信号(調光100%信号)又は消灯信号(調光0%信号)を受けると、第1の電源回路31は、発光部10に電力を供給したり、発光部10への電力の供給を停止したりする。
さらに、本実施の形態では、電源部30は、制御部60からの調光信号に応じて、USBポート40の出力と発光部10から出力される光の明るさとが負の相関関係で変化するように、発光部10及びUSBポート40の各々に電力を供給する。
この場合、制御部60からの調光信号に応じて、USBポート40の出力と発光部10から出力される光の明るさとが負の相関関係で変化するように、第1の電源回路31から発光部10に直流電力が供給されるとともに、第2の電源回路32からUSBポート40に直流電力が供給される。
電源部30は、プリント配線基板からなる回路基板と、回路基板に実装された複数の回路素子によって構成されている。複数の回路素子は、第1の電源回路31及び第2の電源回路32を構成している。本実施の形態において、第1の電源回路31を構成する回路素子と第2の電源回路32を構成する回路素子とは、同一の回路基板に実装されている。このように構成される電源部30は、本体130に収納されている。具体的には、電源部30は、筐体であるスタンド部131に収納されている。
USBポート40は、他機器が接続されることで当該他機器に電力を供給する給電ポートである。例えば、一端が他機器に接続されたUSBケーブルの他端をUSBポート40に接続することで、USBポート40は、電源部30から供給される電力をUSBケーブルを介して他機器に供給する。具体的には、USBポート40は、第2の電源回路32から供給される電力に応じて所定の電流を他機器に出力する。
これにより、USBケーブルを介して携帯端末等の他機器に内蔵された二次電池の充電を行うことができる。例えば、二次電池が内蔵されたUSB給電式のスマートフォンの充電を行う場合、USBケーブルの一端をスマートフォンに差し込むとともにUSBケーブルの他端をUSBポート40に差し込むことで、USBポートから出力される電力によりスマートフォンの充電を行うことができる。
USBポート40は、USBコネクタであり、本実施の形態では、メス型のUSB端子である。一例として、USBポート40は、UCB規格に規定されているDCP(Dedicated Charging Port)を用いることができる。なお、USBポート40は、DCPに限らず、SDP(Standard Downstream Port)又はCDP(Charging Downstream Port)等を用いてもよい。
USBポート40は、本体130に設けられている。本実施の形態では、本体130のベース部132の台座部132aに設けられているが、これに限らない。例えば、USBポート40は、本体130のスタンド部131に設けられていてもよい。この場合、USBポート40は、電源部30を構成する回路基板と同じ基板に実装されていてもよい。なお、USBポート40は、本体130以外の箇所に設けられていてもよい。
電源部30からUSBポート40に供給される電力は、発光部10の出力の変化に対して、負の相関関係で変化する。したがって、USBポート40の出力は、発光部10の出力の変化に対して、負の相関関係で変化する。具体的には、USBポート40の出力は、発光部10から出力される光の明るさの変化に対して、負の相関関係で変化する。
受付部50は、外部からの指示を受け付けるインターフェースである。例えば、受付部50は、ユーザから、発光部10から出力される光の明るさを変更する調光指示を受け付けたり、発光部10の点灯又は消灯の点消灯指示を受け付けたりする。
受付部50は、例えば、タッチスイッチ等の操作ボタンである。本実施の形態において、受付部50は、操作ボタンとして、電源ボタン51、第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53を有する。
電源ボタン51は、照明器具1の電源のオンオフを制御するためのスイッチである。例えば、照明器具1の消灯時にユーザが電源ボタン51を押すと、照明器具1が点灯する。具体的には、照明器具1の消灯時に電源ボタン51が押されると、制御部60から電源部30に点灯信号が出力され、電源部30(第1の電源回路31)から発光部10に電力が供給されて発光部10が点灯する。これにより、照明器具1が点灯する。
一方、照明器具1の点灯時にユーザが電源ボタン51を押すと、照明器具1が消灯する。具体的には、照明器具1の点灯時に電源ボタン51が押されると、制御部60から電源部30に消灯信号が出力され、電源部30(第1の電源回路31)から発光部10への電力の供給が停止して発光部10が消灯する。これにより、照明器具1が消灯する。
第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53は、照明器具1の明るさを変更するためのスイッチである。つまり、第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53は、発光部10を調光制御するためのスイッチである。
第1の調光ボタン52は、照明器具1の明るさを明るくするためのスイッチである。例えば、ユーザが第1の調光ボタン52を押すと、押された回数ごとに又は押され続けられた時間に応じて、発光部10から照射される照明光の明るさが明るくなる。具体的には、照明器具1の点灯時に第1の調光ボタン52が押されると、発光部10の照明光を明るくするための信号が調光信号として制御部60から電源部30に出力され、この調光信号に応じた電力が電源部30(第1の電源回路31)から発光部10に供給されて発光部10の照明光が明るくなる。この結果、照明器具1の明るさが明るくなる。
一方、第2の調光ボタン53は、照明器具1の明るさを暗くするためのスイッチである。例えば、ユーザが第2の調光ボタン53を押すと、押された回数ごとに又は押され続けられた時間に応じて、発光部10から照射される照明光の明るさが暗くなる。具体的には、照明器具1の点灯時に第2の調光ボタン53が押されると、発光部10の照明光を暗くするための信号が調光信号として制御部60から電源部30に出力され、この調光信号に応じた電力が電源部30(第1の電源回路31)から発光部10に供給されて発光部10の照明光が暗くなる。この結果、照明器具1の明るさが暗くなる。
電源ボタン51、第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53は、機械式のスイッチであってもよいし、静電容量式のタッチセンサであってもよい。また、電源ボタン51、第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53は、電源部30を構成する回路基板と同一の基板に実装されていてもよいし、別々の基板に実装されていてもよい。なお、電源ボタン51、第1の調光ボタン52及び第2の調光ボタン53は、操作画面を有するタッチパネルによって構成されていてもよい。
制御部60は、受付部50で受け付けたユーザからの指示に基づいて、電源部30に所定の信号を出力する。例えば、受付部50で調光指示又は点消灯指示を受け付けると、制御部60は、受付部50で受け付けた調光指示又は点消灯指示に基づいて、発光部10の明るさを変更するための調光信号を電源部30に出力したり、発光部10を点灯又は消灯させるための点消灯信号を電源部30に出力したりする。なお、制御部60から電源部30に出力される調光信号は、例えばPMW調光制御信号であるが、これに限るものではない。
制御部60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が搭載されたMCU(Micro Controller Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等の制御ICである。この場合、制御部60(制御IC)は、例えば、電源部30を構成する回路基板と同一の基板に実装されてもよい。
次に、本実施の形態に係る照明器具1において、発光部10から出力される光の明るさ(光出力)とUSBポート40の出力(USB出力)との関係について、図2を参照しながら、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態1に係る照明器具1における発光部10の光出力及びUSBポート40の出力との関係の一例を示す図である。
なお、本実施の形態では、ACアダプタ20としては、定格の入力容量(定格容量)が40VAで、出力特性が15V/1.2Aのスイッチング式ACアダプタを用いている。この場合、ACアダプタ20は、AC100Vの交流電力を15Vの直流電力に変換し、ACアダプタ20から電源部30には、15Vの直流電力が供給される。また、発光部10としては、入力電圧が60Vで入力電流が140mAのLEDモジュールを用いている。また、USBポート40としては、出力電流(Iout)が0.5Aで出力電圧(Vout)が5VのCDPを用いている。
本実施の形態における照明器具1では、上記のように、発光部10から出力される光の明るさ(光出力)に追従してUSBポート40の出力を可変させている。具体的には、USBポート40の出力を、発光部10から出力される光の明るさの変化に対して負の相関関係となるように変化させている。
例えば、発光部10の明るさを変更するための調光指示又は発光部10の点消灯指示(点灯指示/消灯指示)を受付部50で受け付けた場合、制御部60は、受付部50で受け付けた調光指示又は点消灯指示に基づいて調光信号又は点消灯信号(点灯信号/消灯信号)を電源部30に出力する。これにより、電源部30は、制御部60からの調光信号又は点消灯信号に応じて、USBポート40の出力と発光部10の光出力とが負の相関関係で変化するように、発光部10及びUSBポート40の各々に所定の電力を供給する。
本実施の形態では、USBポート40の出力リミッタ回路が多段式となっており、図3に示すように、発光部10から出力される光の明るさ及びUSBポート40の出力は、3段階の3つのモードで多段に変化させている。
具体的には、図3に示すように、発光部10から出力される光の明るさが最大値である第1のモードの場合(つまり発光部10が全点灯時の場合)、USBポート40の出力は、最小となる。
例えば、図2において、受付部50で発光部10を全点灯(100%調光)させるための点灯指示を受け付けた場合、制御部60は点灯信号を電源部30に出力する。これにより、電源部30の第1の電源回路31から発光部10には、発光部10を全点灯させるための電力が供給される。本実施の形態では、第1の電源回路31は、ACアダプタ20から電源部30に供給される直流電圧(DC15V)の一部をDC/DC変換してDC60Vに昇圧している。これにより、第1の電源回路31から発光部10には、60Vの直流電圧が印加され、発光部10が全点灯する。
このとき、第2の電源回路32からUSBポート40には、USBポート40の出力が最小となる電力が供給され、USBポート40の出力が最小値となる。具体的には、第2の電源回路32は、ACアダプタ20から電源部30に供給される直流電圧(DC15V)の他の一部をDC/DC変換してDC5Vにしている。この場合、第2の電源回路32からUSBポート40には、2.5Wの直流電力が供給される。これにより、USBポート40の出力(電流値)は、最小出力値の0.5Aとなる。
また、図3に示すように、発光部10から出力される光の明るさが最小値である第2のモードの場合(つまり発光部10が消灯時の場合)、USBポート40の出力は、最大値となる。
例えば、図2において、受付部50で発光部10を消灯(0%調光)させるための消灯指示を受け付けた場合、制御部60は消灯信号を電源部30に出力する。これにより、電源部30の第1の電源回路31から発光部10への電力の供給が停止する。
このとき、第2の電源回路32からUSBポート40には、USBポート40の出力が最大となる電力が供給され、USBポート40の出力が最大値となる。具体的には、第2の電源回路32は、ACアダプタ20から電源部30には供給される電力(DC15V)の一部をDC/DC変換してUSBポート40に出力している。この場合、第2の電源回路32からUSBポート40には、7.5Wの直流電力が供給される。これにより、USBポート40の出力(電流値)は、最大出力値の1.5Aとなる。
また、図3に示すように、発光部10から出力される光の明るさが最小値と最大値の間の値である第3のモードの場合、USBポート40の出力は、最大値と最小値の間の値となる。この場合、本実施の形態では、USBポート40の出力は、最大値と最小値の間の中間値となる。
例えば、図2において、受付部50で発光部10の明るさを全点灯時の50%(50%調光)に変更させる調光指示を受け付けた場合、制御部60は調光信号を電源部30に出力する。これにより、電源部30の第1の電源回路31から発光部10には、発光部10の光出力を50%に調光するための電力が供給される。本実施の形態では、第1の電源回路31は、ACアダプタ20から電源部30に供給される直流電圧(DC15V)の一部をDC/DC変換により昇圧し、第1の電源回路31から発光部10には、所定の直流電圧が印加される。
このとき、第2の電源回路32からUSBポート40には、USBポート40の出力が最小と最大との間の値となる電力が供給され、USBポート40の出力が最小値と最大値との間の値となる。具体的には、第2の電源回路32は、ACアダプタ20から電源部30に供給される電力(DC15V)の他の一部をDC/DC変換してUSBポート40に出力している。この場合、第2の電源回路32からUSBポート40には、5.0Wの直流電力が供給される。これにより、USBポート40の出力(電流値)は、1.5Aと0.5Aの中間値である1.0Aとなる。
このように、本実施の形態では、発光部10から出力される光の明るさに応じて、USBポート40の出力電流(Iout)が変化する。なお、USBポート40の出力電流が変化しても、USBポート40の出力電圧(Vout)は、略5Vで一定である。
次に、本実施の形態における照明器具1の効果について、本発明に至った経緯も含めて、以下詳細に説明する。
従来より、パーソナルコンピュータ等の電気機器に設けられたUSBポートを用いてスマートフォン等の携帯端末の充電を行うことが知られている。
しかしながら、ACアダプタを介して商用電源からの給電が行われる電気機器においては、USBポートを設けて携帯端末の充電を可能にすると、ACアダプタの負荷率が高くなり、ACアダプタの寿命が短くなってしまう。
例えば、上記実施の形態における照明器具1のように、USBポート40を設けて、発光部10の点灯とUSBポート40による充電とを同時に行うと、ACアダプタ20の負荷率が高くなる。
具体的には、ACアダプタ20として、入力容量が40VAで出力特性が15V/1.2Aであるスイッチング式アダプタを用いた場合、ACアダプタ20の出力電力は、18Wになる。また、発光部10として、入力電圧が60Vで入力電流が140mAのLEDモジュールを用いると、発光部10の消費電力は、8.4Wとなる。この場合、照明器具1においてUSBポート40を設けない場合のACアダプタ20の負荷率は、電源部30での電力ロスを2W程度であることを考慮すると、58%程度((8.4W+2W)/18W≒0.577)になる。
一方、上記実施の形態における照明器具1のように、USBポート40として、出力電流(Iout)が0.5Aで出力電圧(Vout)が5Vのものを用いると、USBポート40での出力電力は、2.5Wとなる。この場合、電源部30での電力ロスが2W程度であることを考慮すると、ACアダプタ20の負荷率は、72%程度((8.4W+2.5W+2W)/18W≒0.716)となり、USBポート40を設けない場合と比べて、ACアダプタ20の負荷率が大きく上昇する。
ここで、ACアダプタ20の負荷率が72%程度であれば、USBポート40を設けたとしても、まだ負荷率に余裕があるようにも思える。具体的に、ACアダプタ20の出力電力でみると、上記の例では、ACアダプタ20の出力電力には、約5W(=18W−(8.4W++2.5W+2W))の余裕がある。
しかしながら、ACアダプタ20の負荷率が上昇すると、仮に数%の上昇であっても、その分、ACアダプタ20の寿命は短くなってしまう。また、電源部30等の動作ばらつきを考慮すると、ACアダプタ20の負荷率を100%に近い状態で電源部30等を動作させることは好ましくなく、また、電源部30の経時的劣化による電力ロスの経時的な上昇を考慮すると、ACアダプタ20の負荷率としては、70%未満にしておくことが望ましい。
また、USBポートを用いた携帯端末の充電では、充電時間が短いことが望まれる。つまり、充電速度が速いことが望まれる。このため、充電速度を速めるために出力の大きいUSBポート40を用いると、ACアダプタ20の負荷率が高くなってしまう。例えば、上記のUSBポート40(出力電流0.5A/出力電圧5V)に対して出力が2倍のUSBポート40(出力電流1.0A/出力電圧5V)を用いると、ACアダプタ20の負荷率は、電源部30での電力ロスが上記同様に2W程度であるとすると、86%程度((8.4W+5.0W+2W)/18W≒0.855)となって、ACアダプタ20の負荷率が大きく上昇する。また、USBポート40として、出力が3倍のもの(出力電流1.5A/出力電圧5V)を用いようとしても、ACアダプタ20の負荷率が100%を超えてしまうため、実際には使用することができない。
そこで、USBポート40を設けた場合でもACアダプタ20の負荷率が高くならないように、ACアダプタ20として定格容量の大きいものを用いることが考えられるが、定格容量が大きいACアダプタは本体サイズが大きく、ACアダプタが大型化する。また、定格容量の大きいACアダプタには汎用のものが少なく、定格容量を大きくしようとすると、専用のACアダプタを用いなければならない場合がある。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものである。そして、本発明者は、鋭意検討した結果、電気機器の主機能部の出力を調整できるものであれば、電気機器にUSBポート等の給電ポートを設けた場合であっても、電気機器の主機能部の出力とUSBポート等の給電ポートの出力とを連動して可変制御することで、ACアダプタ等の電力変換器の負荷率が高くなることを抑制できることを見出した。
具体的には、USBポート等の給電ポートの出力が電気機器の主機能部による出力の変化に対して負の相関関係で変化するように制御することで、ACアダプタ等の電力変換器の負荷率が高くなることを抑制できることを見出した。
特に、本発明者は、照明器具の調光時における発光部への供給電力の変動が大きいことに着目して、USBポートの出力を、発光部から出力される光の明るさの変化に対して負の相関関係で変化させるという着想を得た。
具体的には、本実施の形態における照明器具1では、発光部10から出力される光の明るさが最大値である場合にUSBポート40の出力を最小値とし、発光部10から出力される光の明るさが最小値である場合にUSBポート40の出力を最大値にしている。
そして、本実施の形態における照明器具1では、発光部10の調光時においてもUSBポート40の出力を可変している。具体的には、発光部10から出力される光の明るさが最小値と最大値の間の値である場合に、USBポート40の出力を、最大値と最小値の間の値にしている。
このように、本実施の形態では、照明器具1の調光制御を利用して、発光部10の光出力が大きい場合には、USBポート40の出力を小さくし、発光部10の光出力が小さい場合には、USBポート40の出力を大きくしている。これにより、電源部30から発光部10及びUSBポート40に供給する電力が大きくなることを抑制できる。この結果、USBポート40を設けたとしても、ACアダプタ20から電源部30に供給する電力が大きくなることを抑制でき、ACアダプタ20の負荷率が高くなることを抑制できる。
したがって、ACアダプタ20の寿命が短くなることを抑制することができる。また、ACアダプタ20として、本体サイズが大きくなる定格容量が大きなものを用いる必要がなく、小型のものを用いることができる。この結果、ACアダプタ20として汎用型のものを用いることもできる。
しかも、最大負荷電力を低減することができるので、電源部30を構成する回路素子で発生する熱を低減でき、電解コンデンサ等の熱に弱い回路素子の熱劣化による電源部30の劣化を抑制できる。さらに、最大負荷電力を低減することで、ACアダプタ20の最大定格容量を低減することができるので、低コスト化を図ることができる。
また、USBポート40の出力を大きくしても、発光部10の光出力が小さくなっているので、ACアダプタ20の負荷率が100%を超えることを回避できる。これにより、USBポート40にUSBケーブルを接続してスマートフォン等の携帯端末の充電を行う場合、発光部10の光出力を小さくすることによって、ACアダプタ20に大きな負荷をかけることなく、携帯端末の充電速度を簡単に速めることができる。特に、照明器具1(発光部10)の明かりを使わない場合は、照明器具1を消灯することで、携帯端末を最速で充電することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明器具1によれば、ACアダプタ20を用いた電気機器にUSBポート40が設けられているにも関わらず、ACアダプタ20の負荷率が高くなることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、発光部10から出力される光の明るさ(光出力)及びUSBポート40の出力を、いずれも多段に変化させたが、これに限らない。例えば、図4に示すように、発光部10から出力される光の明るさ及びUSBポート40の出力を、いずれも線形に変化させてもよい。これにより、照明器具1の連続調光時にUSBポート40の出力も連続に変化させることができる。この場合、図5に示すように、発光部10から出力される光の明るさを線形に変化させつつ、USBポート40の出力を多段に変化させてもよい。あるいは、図6に示すように、発光部10から出力される光の明るさを多段に変化させつつ、USBポート40の出力を線形に変化させてもよい。
なお、本実施の形態において、USBポート40の出力と発光部10の光出力とを連動させて変化させたが、これに限らず、照明器具1は、発光部10の光出力と独立してUSBポート40の出力が変更できるように構成されていてもよい。
この場合、受付部50は、例えば、USBポート40の出力を変更する出力変更指示を受け付ける。このとき、制御部60は、受付部50で受け付けた出力変更指示に応じてUSBポート40の出力を変更する出力変更信号を電源部30に出力する。そして、電源部30は、その出力変更信号に応じてUSBポート40の出力が変更するようにUSBポート40に電力を供給する。これにより、外部入力によってUSBポート40の出力を変更することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る照明器具について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態2に係る照明器具におけるACアダプタ20の定格容量とUSBポート40の出力(USB出力)との関係の一例を示す図である。
本実施の形態に係る照明器具の構成は、図2に示す上記実施の形態1に係る照明器具1の構成と同じである。本実施の形態は、USBポート40の出力が可変である点で、上記実施の形態1と同様であるが、上記実施の形態1では、発光部10の光出力に追従してUSBポート40の出力を変化させていたのに対して、本実施の形態では、本体130に接続されるACアダプタ20の容量に応じてUSBポート40の出力を変化させている。また、USBポート40の出力は、本体130に接続されるACアダプタ20の容量の大きさに対して、正の相関関係で変化している。
具体的には、図7に示すように、本体130に接続可能な複数のACアダプタ20のうち定格容量が最大(本実施の形態では50VA)のACアダプタ20が本体130に接続される場合、USBポート40の出力(電流値)は、最大出力値の1.5Aとなる。
また、本体130に接続可能な複数のACアダプタ20のうち定格容量が最小(本実施の形態では30VA)のACアダプタ20が本体130に接続される場合、USBポート40の出力(電流値)は、最小出力値の0.5Aとなる。
また、本体130に接続可能な複数のACアダプタ20のうち定格容量が中間(本実施の形態では40VA)のACアダプタ20が本体130に接続される場合、USBポート40の出力(電流値)は、最大値と最小値の間の中間値である1.0Aとなる。
このように、本実施の形態では、本体130に接続されるACアダプタ20の定格容量の大きさに応じてUSBポート40の出力を変えている。これにより、照明器具1にUSBポート40を設けたとしても、ACアダプタ20から電源部30に供給する電力が大きくなることを抑制でき、上記実施の形態1と同様に、ACアダプタ20の負荷率が高くなることを抑制できる。
また、本実施の形態によれば、DC/DCコンバータの小型化も可能である。つまり、発光部10及び発光部10を駆動する第1の電源回路31の構成を変えることなく、USBポート40に電力供給する第2の電源回路32の構成によってUSBポート40の出力を変えることができる。これにより、ACアダプタ20の負荷率を低減することができ、ACアダプタ20の長寿命化を図ることができる。
しかも、本実施の形態によれば、ACアダプタ20を選ぶだけでUSBポート40の出力を選択することができるので、USBポート40の出力を簡単に変更することができる。
なお、本実施の形態では、発光部10の調光制御を行わなければ、本体130に接続されるACアダプタ20の定格容量の大きさにかかわらず、発光部10から出力される光の明るさは一定であるが、これに限らない。
例えば、本体130に接続されるACアダプタ20の定格容量が所定の閾値よりも小さい場合、かつ、USBポート40に接続された外部機器の負荷電力が所定の閾値よりも大きい場合には、発光部10を自動的に調光して、発光部10から出力される光の明るさを小さくするとよい。これにより、USBポート40に接続される外部機器の電力負荷が大きい場合、本体130に接続されるACアダプタ20の定格容量が小さくても、USBポート40の出力を一定以上確保することができる。
あるいは、本本体130に接続されるACアダプタ20の定格容量が所定の閾値よりも小さい場合、かつ、USBポート40に接続された外部機器の負荷電力が所定の閾値よりも大きい場合には、発光部10から出力される光を点滅させてもよい。これにより、USBポート40に接続される外部機器の電力負荷が大きい場合、ACアダプタ20が過負荷状態になっていることをユーザに気づかせることができる。
また、本実施の形態において、本体130に接続されるACアダプタ20の出力電圧に応じてUSBポート40の出力を変化させてもよい。例えば、本体130に接続されるACアダプタ20の出力電圧の違い(例えば、12V、15V、24V等)を検知し、その検知結果に応じてUSBポート40の出力を変化させてもよい。
また、本実施の形態において、本体130に接続されるACアダプタ20の出力電流に応じてUSBポート40の出力を変化させてもよい。例えば、本体130に接続されるACアダプタ20の出力電流の違い(例えば、0.6A、1.0A、1.2A等)を検知し、その検知結果に応じてUSBポート40の出力を変化させてもよい。
(変形例)
以上、本発明について実施の形態1、2に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態1、2に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1、2では、USBポート40によって携帯端末の充電を行うことを例示したが、これに限らない。具体的には、USB給電が可能な機器であれば、USBポート40からの出力によって充電を行ったり、また、充電だけではなく、機器の動作を行ったりしてもよい。
また、上記実施の形態1、2において、USBポート40を1つのみ設けたが、これに限らない。例えば、USBポート40を複数設けてもよい。ただし、ACアダプタ20の定格容量が小さい場合にUSBポート40を複数設けると、ACアダプタ20の負荷率が高くなってしまう。このため、USBポート40を複数設ける場合は、ACアダプタ20の負荷率が80%未満、好ましくは70%未満、より好ましくは60%未満となるように、ACアダプタ20の定格容量を設定するとよい。
また、上記実施の形態1、2では、USBポート40として、出力電流(Iout)=0.5A/出力電圧(Vout)=5Vのものを用いたが、これに限らず、出力電流(Iout)が、1.0A、1.2A、1.5A、2.0A等のものを用いてもよい。
また、上記実施の形態1では、ACアダプタ20として、定格容量が40VAのものを用いたが、これに限らず、定格容量が、15VA、30VA、50VA、62VA等のものを用いてもよい。また、ACアダプタ20の出力特性としては、出力電圧が15Vで出力電流が1.2Aであったが、これに限らず、ACアダプタ20の出力特性としては、12V、15V、24Vの出力電圧と、0.6A、1.0A、1.2A、1.5A、1.75Aの出力電流との任意の組み合わせであってもよい。
また、上記実施の形態1、2において、電気機器として照明器具を例示したが、これに限らない。例えば、電気機器としては、主機能として音を出力するスピーカ、主機能として映像を出力するディスプレイ、主機能として浄化された気体を出力する空気清浄機、主機能としてミストを出力するミスト生成器(加湿器等)、主機能として風を出力する扇風機、又は、主機能として香りを出力するアロマディフューザ等を用いることができる。この場合、これらの電気機器は、卓上型であってもよいし、卓上型でなくてもよい。
また、上記実施の形態1、2において、照明器具としてスタンドライトを例示したが、これに限らない。ユーザが携帯端末等を充電する際に利用できるものであれば、スタンドライト以外の照明器具であってもよい。
その他、上記各実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 発光部
20 ACアダプタ(電力変換器)
30 電源部
31 第1の電源回路
32 第2の電源回路
40 USBポート(給電ポート)
50 受付部
60 制御部
130 本体

Claims (21)

  1. 電気機器であって、
    前記電気機器の主機能をなす主機能部と、
    交流電力を直流電力に変換する電力変換器と、
    他機器が接続されることで当該他機器に電力を供給する給電ポートと、
    前記電力変換器からの直流電力をもとに、前記主機能部と前記給電ポートとに電力を供給する電源部とを備え、
    前記給電ポートの出力は、前記主機能部による出力の変化に対して、負の相関関係で変化する、
    電気機器。
  2. 前記電気機器は、照明器具であり、
    前記主機能部は、光を出力する発光部であり、
    前記給電ポートの出力は、前記発光部から出力される光の明るさの変化に対して、負の相関関係で変化する、
    請求項1に記載の電気機器。
  3. さらに、前記発光部から出力される光の明るさを変更する調光指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部で受け付けた調光指示に基づいて調光信号を前記電源部に出力する制御部とを備え、
    前記電源部は、前記制御部からの調光信号に応じて、前記給電ポートの出力と前記発光部から出力される光の明るさとが負の相関関係で変化するように、前記発光部及び前記給電ポートの各々に電力を供給する、
    請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記受付部は、さらに、前記給電ポートの出力を変更する出力変更指示を受け付け、
    前記制御部は、前記受付部で受け付けた出力変更指示に応じて前記給電ポートの出力を変更する出力変更信号を前記電源部に出力し、
    前記電源部は、前記出力変更信号に応じて前記給電ポートの出力が変更するように前記給電ポートに電力を供給する、
    請求項3に記載の電気機器。
  5. 前記発光部から出力される光の明るさが最大値である場合、前記給電ポートの出力は、最小値となり、
    前記発光部から出力される光の明るさが最小値である場合、前記給電ポートの出力は、最大値となる、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気機器。
  6. 前記発光部から出力される光の明るさが最小値と最大値の間の値である場合、前記給電ポートの出力は、最大値と最小値の間の値となる、
    請求項5に記載の電気機器。
  7. 前記発光部から出力される光の明るさが多段に変化する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気機器。
  8. 前記発光部から出力される光の明るさが線形に変化する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気機器。
  9. 前記給電ポートの出力が多段に変化する、
    請求項7又は8に記載の電気機器。
  10. 前記給電ポートの出力が線形に変化する、
    請求項7又は8に記載の電気機器。
  11. 前記電源部は、前記電力変換器から出力される直流電力の一部をDC/DC変換して前記主機能部に直流電力を供給する第1の電源回路と、前記電力変換器から出力される直流電力の他の一部をDC/DC変換して前記給電ポートに直流電力を供給する第2の電源回路とを有する、
    請求項2〜10のいずれか1項に記載の電気機器。
  12. 前記照明器具は、スタンドライトである、
    請求項2〜11のいずれか1項に記載の電気機器。
  13. 前記給電ポートは、USBポートである、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の電気機器。
  14. 前記電源部が収納された本体を有し、
    前記給電ポートは、前記本体に設けられ、
    前記電力変換器は、前記本体に対して着脱可能に接続されている、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の電気機器。
  15. 前記本体に接続される前記電力変換器の容量の大きさに応じて、前記給電ポートの出力が変化する、
    請求項14に記載の電気機器。
  16. 前記本体に接続される前記電力変換器の出力電圧に応じて、前記給電ポートの出力が変化する、
    請求項15に記載の電気機器。
  17. 前記本体に接続される前記電力変換器の出力電流に応じて、前記給電ポートの出力が変化する、
    請求項15に記載の電気機器。
  18. 前記給電ポートの出力は、前記電力変換器の容量の大きさに対して、正の相関関係で変化する、
    請求項15〜17のいずれか1項に記載の電気機器。
  19. 前記本体に接続される前記電力変換器の容量が所定の閾値よりも小さい場合、かつ、前記給電ポートに接続された外部機器の負荷電力が所定の閾値よりも大きい場合、前記主機能部による出力が小さくなる、
    請求項15〜18のいずれか1項に記載の電気機器。
  20. 前記電気機器は、照明器具であり、
    前記主機能部は、光を出力する発光部であり、
    前記本体に接続される前記電力変換器の容量が所定の閾値よりも小さい場合、かつ、前記給電ポートに接続された外部機器の負荷電力が所定の閾値よりも大きい場合、前記発光部から出力される光の明るさが小さくなる、
    請求項19に記載の電気機器。
  21. 前記電気機器は、照明器具であり、
    前記主機能部は、光を出力する発光部であり、
    前記本体に接続される前記電力変換器の容量が所定の閾値よりも小さい場合、かつ、前記給電ポートに接続された外部機器の負荷電力が所定の閾値よりも大きい場合、前記発光部から出力される光が点滅する、
    請求項19に記載の電気機器。
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