JP2019040053A - 現像装置 - Google Patents

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浩司 重廣
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Abstract

【課題】現像容器の大きさを小型に維持しながら、現像剤担持体と現像剤搬送攪拌部材との距離を良好に保ちつつも、異物による現像剤担持体上の現像剤の被覆状態を均一にすること。【解決手段】現像容器41内にスタータ剤を封入するための封止シート45の一方の端部を長手一方の辺の端部は現像容器41の一部を通過し現像容器41外部へと配し、長手方向もう一方の辺の一端は該現像容器41と現像剤規制部材42との間隙部に弾性部材46と共に設置することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に小型の現像装置において簡易的な構成を用いて現像剤封入をする方法に関する。
従来、図1、図2に示すような電子写真方式を用いた画像形成装置では、像担持体として一般的にドラム状の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)の表面を帯電装置により一様に帯電させる。そして、帯電した感光ドラムを露光装置によって画像情報に応じて露光し、感光ドラム上に静電潜像を形成する。感光ドラムに形成された静電潜像は、現像装置を用いて現像剤のトナーによって顕像化する。そして、この顕像化された画像(トナー像)は転写装置によって記録媒体へ転写される。その後、記録媒体上に転写されたトナー像を定着装置によって熱及び圧力で記録媒体へと溶融定着する。そして、転写プロセス後に感光ドラム上に残留したトナーをクリーニング装置によって取り除き、次回の画像形成プロセスに備える。
現像装置としては、現像剤として非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを備えた2成分現像剤を使用するものがある。特に、カラー画像形成装置においては、トナーに磁性体を含ませなくても良いため、色味が良好であるなどの理由から広く用いられている。
例えば、2成分現像剤を用いる現像装置は、一般的に、本願添付の図3、4に示すような構成とされる。
つまり、現像装置4は、現像剤を収容する現像容器41を有する。現像容器41は、垂直方向に延在する隔壁41cによって現像剤搬送経路を兼ねる現像室41aと、同じく現像剤搬送経路を兼ねる攪拌室41bとに分けられている。そして、現像室41aと攪拌室41b内には夫々第1の現像剤搬送部材となる攪拌搬送スクリュー41dと第2の現像剤搬送部材となる攪拌搬送スクリュー41eが配されている。
また、隔壁41cの長手方向端部には、現像室41aと攪拌室41bとの間で現像剤の通過を許す現像剤搬送経路を兼ねる連通部となる受渡し部41f、41gが設けられている。第1、第2の攪拌搬送スクリュー41d、41eは、現像剤を攪拌しながら搬送して現像容器41内を循環させる。図3に示すように、現像容器41の感光ドラム1に対向する位置には、現像剤担持体としての現像スリーブ44が回転可能に配置されている。現像スリーブ44は、磁界発生手段としてのマグネットロール44aを内蔵する。
第1、第2の攪拌搬送スクリュー41d、41eによって攪拌されながら搬送されて、摩擦帯電によりキャリアの表面にトナーが付着した状態にある2成分現像剤は、マグネットロール44aが発生する磁界によって現像スリーブ44表面に引き付けられ担持される。そして、現像剤は、現像スリーブ44の回転により現像規制部材42を通過して、現像スリーブ44表面に薄層コートされて感光ドラム1との対向部まで搬送される。該対向部では、マグネットロール44aが発生する磁界によって現像剤は鎖状の磁気穂を形成する。この磁気穂は、感光ドラム1に近接若しくは接触し、現像スリーブ44に印加される現像バイアスによりトナーのみが感光ドラム1表面に形成された静電潜像に転移し、該感光ドラム1表面に静電潜像に応じたトナー像が形成される。
上述のように、電子写真方式の画像形成装置に使用される2成分現像剤を用いる現像装置4においては、その現像装置4に収容されている2成分現像剤のトナーとキャリアを攪拌して摩擦帯電させる。その後、現像剤担持体となる現像スリーブ44により静電潜像担持体となる感光ドラム1に供給することにより該感光ドラム1上の潜像を現像する。
また、現像装置4において消費されたトナーは、2成分現像剤中のトナーとキャリアの比率を維持するようにトナー貯留手段としてのホッパー若しくはボトルから、補給に必要な量のトナーを計量及び搬送補給を行うためのトナー補給手段を通じて補給される。
近年、上述のような現像装置4において、現像装置4内に初期に利用される所定の量の現像剤をスタータ剤として充填し、画像形成装置100内に同梱または別梱にて出荷する方式が多く採用されている。このような方法を採る場合、ユーザの元へ現像装置が届くまで、現像装置4内に充填したスタータ剤が輸送時に現像容器外へと漏れることを防止する必要がある。スタータ剤の漏れを防止する方法として、現像装置4内の一部をシールして密閉する方法が幾つか挙げられる。
特許文献1として、攪拌室41bの第2の攪拌搬送スクリュー41eの上方に空間を設け、攪拌搬送スクリュー41e及び上方の空間にスタータ剤を充填し、受渡し部41f、41gを塞ぐように隔壁41cに対してスタータ剤封止シートを接着して封止する構成がある。
また、特許文献2は、現像スリーブ44と第1の攪拌搬送スクリュー41dとの間にスタータ剤封止シートを接着した台座(ベース部材)を設置し、現像室41aと攪拌室41bにスタータ剤を充填する構成がある。
一方では、現像スリーブ44にスタータ剤を担持させた状態で、フィルム状のシートが被せてあるだけの構成もある
特開昭63−273890号公報 特開2007−298828号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスタータ剤封止方法では、攪拌室41b側に全ての現像剤を封入する必要があるため、攪拌室41bの第2の攪拌搬送スクリュー41e上方に大きな空間が必要となり現像装置4の小型化が難しく、さらには隣接する帯電・クリーニング装置との配置の関係上感光ドラム間距離を長くとる必要があるため、画像形成装置100自体が大きくなってしまう虞がある。
現像剤の循環経路以外の部分にスタータ剤を封入する構成の場合にも、同様の課題が挙げられる。
特許文献2に提示されたようなスタータ剤封入方法がある。これは、台座に封止シートを貼り付けてから現像容器4へと設置する方式であり、現像スリーブ44と第1の攪拌搬送スクリュー41dとの間に厚み1mm前後の金属台座および封止シートを設置する必要があるため、現像スリーブ44と第1の攪拌搬送スクリュー41d間の距離が長くなってしまう。そのため、マグネットロール44aによる汲み上げ力が低下し、現像剤を現像スリーブ44へと供給する力が低下してしまう。これによって、現像装置4の大型化、画質面ではコート安定性低下による色味変動やスクリュー跡が発生し易くなる。
また、特許文献1,2に共通する課題として異物による現像スリーブ44−現像規制部材42間詰まり起因のための、画像上白スジがある。一般的に、封止シートを用いたスタータ封入方法の場合、台座等にヒートシール45aである封止シートを熱等によって融着させることで接着固定する。これを牽引することで封止を解いて初期設置を行う。このとき、樹脂製の封止シートの一部を溶かして台座等へと接着するため、封止シートの一部が剥れ千切れることで現像容器4の現像剤中へ残留してしまう。そのため白スジの原因となる異物が発生することがある。このことから、融着することなく封止シートを設置することが望ましい。
また、現像スリーブ44に現像剤を担持させた方法の場合、輸送状態において、上述の現像スリーブ44に現像剤を担持させたものは密閉性が低く、輸送中の振動よって現像容器から漏れる可能性が高い。このことから、ユーザが現像剤に触れてしまう虞があるため、現像剤を現像スリーブ44へと担持した状態で梱包することは好ましくない。
上記の目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた電子写真方式の画像形成装置において、静電潜像を担持するための静電潜像担持体1と、現像剤を担持して静電潜像担持体1へと現像剤を搬送するための現像剤担持体44と、現像剤担持体44上に現像剤を薄層コートするために現像剤を規制する現像剤規制部材42と、現像容器41内に現像剤を循環させて現像剤担持体44上へと供給するための現像剤攪拌搬送部材41d,41eとを備え、現像剤担持体44と現像剤攪拌搬送部材41dとの間に、スタータ現像剤を現像容器41内に封入するための封止シート45を有し、該封止シート45の長手一方の辺は現像容器41の一部を通過し現像容器41外部へと配し、長手方向もう一方の辺は該現像容器41と現像剤規制部材42との間隙部に弾性部材46と共に設置することを特徴とする、現像装置である。
また本発明は、該現像剤規制部材42は、現像容器41長手両端部で現像容器41に固定されている棒状の部材であり、該現像剤規制部材42と現像容器41との間隙部には、該現像剤規制部材42側または該現像容器41側に何れかに弾性部材46を備え、該弾性部材46と現像剤規制部材42または現像容器41との間に封止シート45の一方の端部が挟まれていることを特徴とする、請求項第1項に記載の現像装置である。
また本発明は、該封止シート45の現像規制部材42と弾性部材46との間に挟まれた部分の現像容器41外側に位置する部分の少なくとも一部の厚さが、該封止シート45の他の部分の厚さより厚いことを特徴とする、請求項第1項乃至第3項に記載の現像装置である。
また本発明は、該現像剤規制部材42は、円型断面の円柱棒であり、且つ該円柱棒に対向した該間隙部の現像容器41形状が該円柱棒の表面形状に沿った円弧形状となっており該封止シート45の一方の端部は上述の弾性部材46を有する円弧形状間隙部に挟まれていることを特徴とする、請求項第一項乃至第三項に記載の現像装置である。
また本発明は、該現像剤規制部材42と該現像容器41との間隙を通らないもう一方の該封止シール45の端部は現像容器41を通過し、現像容器41外部に現像駆動と連結した回転軸48に封止シール45の長手方向の一辺が接着されており、該回転軸48の回転と共に該封止シール45を巻き取ることを特徴とする、請求区御第一項乃至第二項に記載の現像装置である。
また本発明は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた電子写真方式の画像形成装置において、静電潜像を担持するための静電潜像担持体1と、現像剤を担持して静電潜像担持体1へと現像剤を搬送するための現像剤担持体44と、現像剤担持体44上に現像剤を薄層コートするために現像剤を規制する現像剤規制部材42と、現像容器41内に現像剤を循環させて現像剤担持体44上へと供給するための現像剤攪拌搬送部材41d41eとを備え、現像剤担持体44と現像剤攪拌搬送部材41d41eとの間に、スタータ現像剤を現像容器41内に封入するための封止シート45を有し、該封止シート45の厚みは現像規制部材42と現像剤担持体44との間隙よりも厚いものとし、且つ該封止シート45の長手一方の辺の端部は現像容器41の一部を通過し現像容器41外部へと配し、長手方向もう一方の辺の一端は該現像剤担持体44と現像剤規制部材42との間を通過して現像容器41外へ配することを特徴とする、現像装置である。
本発明によれば、現像装置4をコンパクトに維持しつつスタータ剤を封入することができ、且つ接着せずに封止シートを固定可能なため異物による画像不良が発生しない高品質な現像装置および画像形成装置を提供することが可能となる。
画像形成装置 画像形成装置の一部の拡大概略図 現像装置の概略断面図 現像装置の概略上面図 本発明の実施例1に係る現像装置の概略断面図 本発明の実施例に係る比較例 本発明の実施例1に係る封止構成短手方向の概略図 本発明の実施例2に係る構成の概略図 本発明の実施例3に係る構成の概略図 本発明の実施例4に係る構成の概略図 本発明の実施例4に係る概略説明図 本発明の実施例5に係る構成の概略図
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しながら詳しく説明する。
[画像形成装置の全体構成及び動作]
先ず、図1及び図2を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施例の全体構成及び動作について説明する。図1に、本実施例の電子写真方式の画像形成装置の全体概略図を、図2に画像形成装置の一部の拡大概略図を示す。
図1及び図2を参照すると、本実施例の画像形成装置100は、4連タンデム式の画像形成装置である。画像形成装置100は、複数の像形成手段として、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する第1、第2、第3、第4の画像形成部PY、PM、PC、PKを有する。
本実施例の画像形成装置100は、画像形成装置本体(装置本体)に接続された原稿読み取り装置或いは装置本体にパーソナルコンピュータ等のホスト機器が通信可能に接続されている。従って、ホスト機器からの画像情報に従って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色フルカラー画像を、電子写真方式を利用して記録材(記録用紙、プラスチックシート、布等)に形成することができる。
本実施例の画像形成装置100は、転写装置5を構成するベルト状の中間転写体(以下、「中間転写ベルト」という。)51が図示矢印方向に移動して各画像形成部を通過する間に、中間転写ベルト51上に各画像形成部において各色の画像が重ねられる。そして、この中間転写ベルト51上で重ね合わされた多重トナー像を記録材Sに転写することで記録画像が得られる。
本実施例では、各画像形成部Pの構成は、現像色が異なる以外は実質的に同一とされる。従って、以下、特に区別を要しない場合は、何れかの画像形成部に属する要素であることを示すために符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略し、総括的に説明する。
図2にて、画像形成部Pは、像担持体としてのドラム状の感光体(感光ドラム)1を有している。感光ドラム1の外周には、帯電手段としての帯電装置2、露光手段としての露光装置3、現像手段としての現像装置4、一次転写手段としての転写部材52、クリーニング手段としてのクリーニング装置7が設けられている。
転写装置5は、中間転写体としての中間転写ベルト51を有している。中間転写ベルト51は複数のローラに掛け回されて、図示矢印方向に回転(周回移動)する。又、中間転写ベルト51を介して各感光ドラム1に対向する位置には一次転写部材52が配置されている。又、中間転写ベルト51が掛け回されたローラのうち一つのローラに対向する位置に二次転写部材53が設けられている。
画像形成時には、先ず、電源に接続された帯電装置である帯電ローラ2によって、回転する感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光ドラム1の表面を、本実施例ではレーザー露光光学系とされる露光装置3により画像情報信号に応じて走査露光することによって、感光ドラム1上に静電像を形成する。感光ドラム1に形成された静電像は、現像装置4を用いて現像剤のトナーによりトナー像として顕像化する。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト51と感光ドラム1とが当接する1次転写部(一次転写ニップ)T1において、一次転写部材52に印加される一次転写バイアスの作用によって中間転写ベルト51上に転写(一次転写)される。例えば、4色フルカラー画像の形成時には、第1の画像形成部PYから順次に、各感光ドラム1から中間転写ベルト51上にトナー像が転写され、中間転写ベルト51上に4色のトナー像が重ね合わされた多重トナー像が形成される。
一方、記録材収容部としてのカセット9に収容されている記録材Sが、ピックアップローラ10a、搬送ローラ10b、10c及びレジストローラ10d等の記録材搬送部材10によって、転写装置5の方へと供給される。記録材Sは、中間転写ベルト51と二次転写部材53とが当接する二次転写部(ニップ部)T2に、中間転写ベルト51上のトナー像と同期がとられて搬送されてくる。そして、中間転写ベルト51上の多重トナー像は、二次転写部T2において、二次転写部材53に印加される二次転写バイアスの作用により、記録材S上に転写される。
その後、中間転写ベルト51から分離された記録材Sは定着装置6へと搬送される。記録材S上に転写されたトナー像は、定着装置6によって加熱、加圧されることによって溶融混合されると共に、記録材S上に定着される。その後、記録材Sは機外へ排出される。
一次転写工程後に感光ドラム1上に残留したトナー等の付着物は、クリーニング装置7によって回収される。これにより、感光ドラム1は、次の画像形成工程に備える。又、二次転写工程後に中間転写ベルト51上に残留したトナー等の付着物は、中間転写体クリーナ54によって除去される。
尚、本実施例の画像形成装置100は、例えばブラック単色の画像など、所望の単色又は4色のうち幾つかの色用画像形成部を用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することも可能である。
[現像装置の基本構成]
次に、図3、図4して現像装置4について更に説明する。
現像装置4は、非磁性トナーと磁性キャリアとを備える2成分現像剤を収容する現像容器41を有する。現像容器41には、現像剤担持体としての現像スリーブ44を備えており、現像スリーブ44内には磁界発生手段としてのマグネットロール(磁石)44aが固定して配置されている。現像容器41には、更に、現像スリーブ44の表面に現像剤の薄層を形成する現像剤規制部材としての現像規制部材42、現像容器41内の現像剤を攪拌し且つ搬送する第1、第2の現像剤搬送部材41d、41eが配置されている。
現像容器41の内部は垂直方向に延在する隔壁41cによって現像室(現像剤搬送経路)41aと攪拌室(現像剤搬送経路)41bとに区画されている。そして、現像室41aに第1の現像剤搬送部材41dが配置され、攪拌室41bに第2の現像剤搬送部材41eが配置されている。隔壁41cの長手方向両端部(図4左側及び右側)には、現像室41aと攪拌室41bとの間での現像剤の通過を許す受け渡し部(現像剤搬送経路)41f、41gが設けられている。
本実施例では、第1、第2の現像剤搬送部材41d、41eはいずれもスクリュー状部材(以下、それぞれ「第1のスクリュー」、「第2のスクリュー」という。)である。つまり、本実施例では、第1、第2のスクリュー41d、41eは、それぞれ、磁性体の軸(回転軸)の周りに、搬送部としての螺旋形状の羽根を設けて形成されている。第1のスクリュー41dは、現像室41a内の現像剤を攪拌し且つ搬送する。又、第2のスクリュー41eは、自動トナー補給制御(ATR:Auto Toner Replenisher)のもとで、補給口41iから供給されたトナーと、既に攪拌室41b内にある現像剤とを攪拌し且つ搬送してトナー濃度を均一化する。
第1、第2のスクリュー41d、41eは、現像スリーブ44の回転軸線方向(現像幅方向)に沿ってほぼ平行に配置されている。そして、第1のスクリュー41dと、第2のスクリュー41eとは、現像スリーブ44の回転軸線方向に沿って互いに逆方向に現像剤を搬送する。こうして、現像剤は、第1、第2のスクリュー41d、41eによって、連絡部41f、41gを介して現像容器41内を循環させられる。つまり、第1、第2のスクリュー41d、41eの搬送力により、現像工程でトナーが消費されてトナー濃度の低下した現像室41a内の現像剤が、一方の連絡部41f(図4紙面左側)を介して撹拌室41b内へ移動する。
また、攪拌室41bの最上流部にはトナーを補給するための補給口が設けられており、トナー貯蔵手段であるトナーホッパ(図示せず)へと連絡している。該トナーホッパの補給口には、一定のトナー量を搬送することが可能な補給スクリュー(図示せず)が備えてある。そして、上述のATR制御によって画像形成時の画像比率、トナー濃度センサ45としてのインダクタンスセンサ、パッチ画像の濃度検知結果に応じて回転数を制御しトナーを現像容器41内に補給する。
そして、トナーが補給されて攪拌された攪拌室41b内の現像剤が他方の連絡部41g(図4紙面右側)を介して現像室41aへ移動する。また、現像装置4の現像室41aは、感光ドラム1に対面した現像領域に相当する位置が開口しており、この現像容器41の開口部に、一部露出するようにして現像スリーブ44が回転可能に配置されている。本実施例では、現像スリーブ44は非磁性材料で構成され、現像動作時には図3示す矢印方向に回転する。上述のように、現像スリーブ44の内部には、磁界発生手段としての周方向に沿って複数の磁極を有するマグネットロール44aが固定されている。
現像室41a内の現像剤は、第1スクリュー41dにより現像スリーブ44に供給され、現像スリーブ44に供給された現像剤は、マグネットロール44aの発生する磁界により現像スリーブ44上に所定の量が担持され現像剤溜まりを形成する。現像スリーブ44上の2成分現像剤は、現像スリーブ44が回転することによって、現像剤溜まりを通過して現像規制部材42によって層厚が規制されると共に、感光ドラム1と対向する現像領域へと搬送される。
現像領域で、現像スリーブ44上の現像剤は穂立ちして磁気穂を形成する。本実施例では、磁気穂を感光ドラム1に接触させて、現像剤のトナーを感光ドラム1に供給することで、感光ドラム1上の静電像をトナー像として現像する。また、現像効率、即ち、潜像へのトナーの付与率を向上させるために、通常、現像スリーブ44には直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアス電圧が印加される。感光ドラム1にトナーを供給した後の現像スリーブ44上の現像剤は、更に現像スリーブ44が回転することによって現像室41aに戻る。
[本発明の構成について]
本発明に係る現像装置について図5a.bに示す。また、図6に示す現像装置は比較例として説明に用いる。
図5aに示す現像装置には、現像装置4の現像規制部材42として、円形断面形状の円柱棒を用いる。該現像規制部材42は、現像スリーブ44に並行して配置し、両端部を円筒状の支持部材42aによって支持されて現像容器41に固定される。また、本実施例では該現像規制部材42は磁性材料とする。
該支持部材42aは、画像形成領域外に備わっており、現像規制部材である円柱棒が軽圧入されている。軽圧入の圧入量は20〜50μmであり、この圧入量とは円柱棒径と支持部材の円筒内径との差分のことである。50μm以上の圧入にすると、容器の歪み、円柱棒の撓みの要因となるため望ましくない。また、20μm以下である場合、現像剤圧や下記ウレタンシートによる押圧、及びマグネットロール44aによる磁力の影響で撓みが大きくなってしまう。また、それに付随して、撓みを最小限に抑えるため、円柱棒両端の支持幅は少なくとも片側5mm以上、8mm以上あることが望ましい(図5b)。
また、現像規制部材42を両端支持しているため、支持されている両端以外は現像容器と接触していなく、現像規制部材42と現像容器41との間には、1mmの隙間が生じる。その隙間に弾性部材であるウレタンシート46a(本実施例ではニッパレイC)を取り付けることによって、輸送時及び通常稼働時の現像剤漏れを防止する。
スタータ剤を封止するための封止シート45は、厚さ200μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)やポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、延伸ナイロンフィルム(ONy)等を材料とした可撓性フィルムである。本実施例では、封止シート45の現像容器への取り付けは次のようになる。
まず現像容器41と上蓋との間に、シート抜き取り用のスリットが入っており、該スリットの長手側両端にはウレタンシート46bが貼り付けられ、該封止シート45は一方の端部を表裏両面からウレタンシート46bに挟まれた状態で該スリットに挿入された状態になる。ユーザはこの上蓋側から封止シート45を抜き取る。また、もう一方の端部は現像容器41と現像規制部材42との隙間に挿入される。
このとき、現像容器41側にはウレタンシート46aが3mm幅貼り付けられており、現像規制部材42側には圧接されている。該封止シート45は、このウレタンシート46aと現像規制部材42との間に挟まれた状態で挿入されることになる。詳細には次のようになる。現像規制部材42はマグネットロール44aの発生する磁界によって、長手方向中心部が現像スリーブ44側へ最大で80μm撓み、現像容器41との間隙が広がる。そこへ、封止シート45が無い状態で、現像規制部材42に対してウレタンシート46aを端部で300μm、中心部で220μm侵入するように配置する。
これにより、スタータ剤封入時には、厚さ200μmの封止シート45を挟んでウレタンシート46aは420〜500μmの侵入量で圧接されることになる。また、現像規制部材42に磁性材料を用いることによって、封止位置に現像剤による磁気穂を形成して現像剤の動きを緩和することができ、シール性が向上する。これによって、スタータ剤の封密が維持される。輸送状態を伴わない状態であれば、220μmの侵入量でも現像剤が漏れること無く画像形成動作が実施可能である。
また、封止シート45の短手方向の端は、図7のように現像室41aの現像スリーブ44の画像領域外側且つ長手端部に設けられたスリット47及びウレタンシート46cで上下を挟まれた状態になっている。これらの構成によって、スタータ剤は現像容器41内に封止される。
次に、本実施例の構成に対する比較例として図6のような現像装置を用いる。比較例として示す構成では、封止シート45を台座45bに融着させてから現像容器41の現像スリーブ44−第1のスクリュー41d間に嵌め込む構成とする。
本比較例として挙げた現像装置においては、一般的な現像規制部材構成とした。本構成では、現像容器41に現像規制部材42用の現像規制部材支持部材42bを取り付け、さらに該支持部材42c上に現像規制部材42を取り付け、ビス5点締めによって固定する。このような現像規制部材構成の場合、ビスや現像規制部材形状の複雑さ等から封止シート45を取り付けることが難しい。
そして、該台座45bは現像室41aの縁部に沿った大きさで、封止シートの貼り代部分の枠を有している。該封止シートは、ヒートシール45aであり、上述の可撓性フィルムを基材とし、これに接着層をラミネートしたものを用いる。そして、該台座45bの枠内の該貼り代部分に加熱圧着することで、接着層が融けて台座に熱融着される。また、比較例の構成を用いる場合、引っ張り代としてヒートシール45aの短手方向長さを折り返す分長くとる必要がある。引っ張り代の端部側を感光体ドラム1とは反対側の現像容器上蓋の隙間から引き抜くことで封止シート45を取り除くことができる。
上述のように該台座45bを現像容器41へと嵌め込み、現像剤を現像容器41内へ封入する。そして、前記封止シートは、現像装置4を画像形成装置本体100へ設置する前に現像装置4から引き抜いて封止を解き、スタータ剤を開封する。
本発明の構成を用いた現像装置4と比較例の現像装置を用いて、封止シートを剥がした際の貼り付け部分の様子、及び輸送による漏れ性を検証した。
まず、比較例の構成で封止シートを剥がす作業を20個の現像装置4に対して行ったところ、2個程度小さい剥れカスが台座45b上に残留した。台座45bに付着したままの剥れカスであっても、現像剤の動作によって台座45bから浮いた場合、現像動作中に現像剤の循環経路内に混合され、現像スリーブ44と現像規制部材42との間隙に挟まって画像上に白スジとして現れることがある。
また、本実施例の構成では現像規制部材42及び現像容器41間に挿入した封止シート45を抜き取るが、接着していないため封止シート45由来の異物などは発生しなかった。また、両現像装置4を梱包し、トラック輸送を想定した振動試験を行った場合にもどちらも現像剤漏れは発生しなかった。
よって、本構成のスタータ剤封止機構を用いることで、長期にわたって画像濃度ムラのない高品質・高画質の画像を提供することができる。
また、現像規制部材42の断面形状は円形に限らず、楕円、正方形、長方形、鉤型等、現像規制部材42の両端で担持し現像スリーブ44及び現像容器41と隙間を有することができる形状で有ればよいが、円形断面等の封止箇所における封止幅が長いほど良い。
本実施例では、基本的には実施例1と同様の装置構成を用い、より現像剤が漏れにくく封密可能な封止構成について図8を用いて説明する。
実施例1に記載の封止シート45構成では、振動試験を続けると現像規制部材42と現像容器41及びウレタンシート46a間に挟まれた封止シート45が徐々に緩み、わずかに現像容器41内側へ移動してしまって封密が解けてしまう虞があった。
そこで、本実施例では、封密を維持するための構成について示す。本実施例の構成としては、図8に示すように封止シート45の現像規制部材42とウレタンシート46aのギャップに挟まれた部分より現像容器41外側の部分厚みを通常の200μmから400μmと厚くした。これによって、現像規制部材42とウレタンシート46aとの間隙から封止シート45が内側へと移動する力に対する抵抗となり、振動等による封密の緩みを防止することができる。
本実施例の構成において、振動試験を実施して封止シート45の緩み状態を検証した。本構成を採ることによって、封止シート45が現像容器41内側へ緩んで引き込まれることは無くなり、良好なシール性を得ることができた。
よって、本構成のスタータ剤封止機構を用いることで、輸送等によって封密が緩むことなく、高品質の現像装置を提供することができる。
本実施例では、基本的には実施例2と同様の装置構成を用い、より現像剤が漏れにくく封密可能な別構成について図9を用いて説明する。
本実施例の構成では、図9のよう現像規制部材42に対向した領域の現像容器41の形状を現像規制部材42の外形に沿った形状とした。ここで、現像規制部材42の形状は、封止シート45の破れ等の観点から現像容器41と対向した面において角がなく円弧状をしていることが望ましい。本実施例では、φ6mmの円形断面の現像規制部材42を用いた。
このとき、現像容器41の現像規制部材42との対向部にウレタンシート46aを貼り付ける。ウレタンシート46aは、現像規制部材42に最大で150μm、現像規制部材42の磁性による撓みにより、最小で70μm侵入するように貼り付けた。現像規制部材42である円柱棒の周方向の貼り付け長さは8mmとなり円柱棒のおよそ半周分シールする構成である。実施例1の構成(3mm)に対して約2.7倍の長さにした。
実施例1の構成に対して、ウレタンシート46aの侵入量を低下させているのは、現像剤規制部材42の撓みを軽減すること、封止シート45を取り除く際に係る負荷を低減するためである。また、侵入量を低下しても、封止距離が長くなっていること、及び現像規制部材42の曲率に沿って封止シート45を留めること、によって封密度は実施例1の構成よりも格段に増している。
ここで、現像剤漏れに関して、本実施例の構成と実施例1の構成を用いて比較を行った。両者に対して、振動試験を実施したところ、実施例1の現像装置4では僅かに緩みが発生したが、本実施例の構成では緩みは発生しなかった。
これにより、本構成のスタータ剤封止機構を用いることで、輸送等によって封密が緩むことなく、高品質の現像装置を提供することができる。
本実施例では、基本的には実施例1〜3と同様の装置構成を用い、自動開封機構を備える封止機構の例について図10、図11を用いて説明する。
近年、特にユーザ交換方式のプロセスカートリッジを用いた電子写真方式の画像形成装置では、ユーザの負荷低減及びトナーによる汚染等の観点から、スタータ剤の自動開封機構を搭載した現像装置が採用されることが多い。自動開封機構とは、初めての使用に際し、画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着するとスタータ剤充填部の開口部を封密してあるシール部材が自動的に開封される機構である。
本実施例では、前述の実施例2と同様に現像室41a上方且つ現像スリーブ44下方に封止シート45を設置し、感光体ドラム1と逆方向へ攪拌室41b上方にある自動開封機構によって封止シート45を巻き取る構成とし、以下に詳細に説明する。
該封止シート45の一方の端部は、実施例1から3に記載されているように現像規制部材42と現像容器41及びウレタンシート46a間に挿入されて担持される。もう一方の端部は、攪拌室41b上方に設置された巻き取り軸48と接着担持されている。該巻き取り軸48は、端部にギアを備えており、画像形成装置現像器駆動即ち現像スリーブ44の駆動ギアと連動するように接続されている。プロセスカートリッジが画像形成装置内に設置され、動作を始めることで現像駆動と共に該巻き取り軸48が回転し、封止シート45を巻き取る構成である。
本実施例の構成と比較例のヒートシール45aを用いた封止構成を比較する。本実施例の構成を用いた場合の封止シート45を巻き取る際にかかるトルクと、比較例の構成を用いた場合の封止シート45を巻き取る際にかかるトルクを図11に示す。比較例の構成の場合にかかるトルクは、ヒートシール45aとして台座45bに貼り付けられている部分を剥がす時間だけ負荷がかかり続け、且つ剥がし開始時と剥がし終了時に接着面積が広い部分を剥がすため大きい負荷がかかる。
それに対し、本実施例の構成を用いた場合、負荷が大きいのは現像規制部材42とウレタンシート46aの間から封止シート45を引き抜いている時間であり、それでも比較例の融着させているヒートシール45aを引き剥がす負荷より小さくすることができた。
そのため、現像駆動モータの出力を抑えることができ、小型化が可能である。
これにより、本構成のスタータ剤封止機構を用いることで、比較例に対してより低負荷で高品質の現像装置を提供することができる。
本実施例では、基本的には実施例1と同様の装置構成を用い、封止シート45を現像剤担持体44と現像規制部材42との間に挿入して封止する構成の例について図12を用いて説明する。
実施例1とほぼ同様の構成であるが、本実施例の構成では、図12に示すように該封止シート45を現像スリーブ44と現像規制部材42との間に挿入、封止する。このとき、封止シート45は厚さが少なくとも現像スリーブ44と現像規制部材42との間隙よりも厚く、且つ弾性体で構成されている。
本実施例では、現像剤スリーブ44と現像規制部材42との間隙を300μmとし、封止シート45の厚みを700μmとした。このとき、ウレタンシート46a両面に可撓性シートを貼り付けた封止シート45の現像スリーブ44及び現像規制部材42への侵入量は合わせて400μm程度となり、スタータ剤を十分封密することができた。
また、侵入量が100μm以下の時、現像スリーブ44が駆動ギアの回転振れによって封止シート45が徐々に緩んで封止状態が解けやすくなった。但し、侵入量を300μm以上にすることで、封止シート45は緩まず固定された。
また、本実施例の構成は図12に示されるように円柱断面の棒を現像規制部材42に用いたが、現像スリーブ44との最近接領域の幅が大きくなる形状であるほど現像規制部材42の形状は望ましい。
これにより、本構成のスタータ剤封止機構を用いることで、実施例1と同等の高品質の現像装置を提供することができる。
100 画像形成装置、1 電子写真感光体、4 現像装置、41 現像容器、
42 現像剤規制部材、42a 現像剤規制部材支持部材、42c ウレタンシート、
44 現像剤担持体、44a マグネットロール、45 封止シート、
45a ヒートシール45a、45b 台座、45c 封止シート(ストッパー)、
46a ウレタンシート、46b ウレタンシート(上蓋側)、
46c ウレタンシート(スリット部)、47 スリット、48 巻き取り軸

Claims (6)

  1. トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた電子写真方式の画像形成装置において、
    静電潜像を担持するための静電潜像担持体1と、現像剤を担持して静電潜像担持体1へと現像剤を搬送するための現像剤担持体44と、現像剤担持体44上に現像剤を薄層コートするために現像剤を規制する現像剤規制部材42と、現像容器41内に現像剤を循環させて現像剤担持体44上へと供給するための現像剤攪拌搬送部材41d,41eとを備え、
    現像剤担持体44と現像剤攪拌搬送部材41dとの間に、スタータ現像剤を現像容器41内に封入するための封止シート45を有し、該封止シート45の長手一方の辺は現像容器41の一部を通過し現像容器41外部へと配し、長手方向もう一方の辺は該現像容器41と現像剤規制部材42との間隙部に弾性部材46と共に設置することを特徴とする現像装置。
  2. 該現像剤規制部材42は、現像容器41長手両端部で現像容器41に固定されている棒状の部材であり、該現像剤規制部材42と現像容器41との間隙部には、該現像剤規制部材42側または該現像容器41側に何れかに弾性部材46を備え、該弾性部材46と現像剤規制部材42または現像容器41との間に封止シート45の一方の端部が挟まれていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 該封止シート45の現像規制部材42と弾性部材46との間に挟まれた部分の現像容器41外側に位置する部分の少なくとも一部の厚さが、該封止シート45の他の部分の厚さより厚いことを特徴とする請求項又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 該現像剤規制部材42は、円型断面の円柱棒であり、且つ該円柱棒に対向した該間隙部の現像容器41形状が該円柱棒の表面形状に沿った円弧形状となっており、該封止シート45の一方の端部は上述の弾性部材46を有する円弧形状間隙部に挟まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の現像装置。
  5. 該現像剤規制部材42と該現像容器41との間隙を通らないもう一方の該封止シール45の端部は現像容器41を通過し、現像容器41外部に現像駆動と連結した回転軸48に封止シール45の長手方向の一辺が接着されており、該回転軸48の回転と共に該封止シール45を巻き取ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の現像装置。
  6. トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた電子写真方式の画像形成装置において、
    静電潜像を担持するための静電潜像担持体1と、現像剤を担持して静電潜像担持体1へと現像剤を搬送するための現像剤担持体44と、現像剤担持体44上に現像剤を薄層コートするために現像剤を規制する現像剤規制部材42と、現像容器41内に現像剤を循環させて現像剤担持体44上へと供給するための現像剤攪拌搬送部材41d41eとを備え、現像剤担持体44と現像剤攪拌搬送部材41d41eとの間に、スタータ現像剤を現像容器41内に封入するための封止シート45を有し、該封止シート45の厚みは現像規制部材42と現像剤担持体44との間隙よりも厚いものとし、且つ該封止シート45の長手一方の辺の端部は現像容器41の一部を通過し現像容器41外部へと配し、長手方向もう一方の辺の一端は該現像剤担持体44と現像剤規制部材42との間を通過して現像容器41外へ配することを特徴とする現像装置。
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