JP2019039123A - 折りたたみ式帽子を製造する方法 - Google Patents
折りたたみ式帽子を製造する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019039123A JP2019039123A JP2018138094A JP2018138094A JP2019039123A JP 2019039123 A JP2019039123 A JP 2019039123A JP 2018138094 A JP2018138094 A JP 2018138094A JP 2018138094 A JP2018138094 A JP 2018138094A JP 2019039123 A JP2019039123 A JP 2019039123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame element
- brim
- annular partition
- dimensional
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B1/00—Hats; Caps; Hoods
- A42B1/201—Collapsible or foldable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42C—MANUFACTURING OR TRIMMING HEAD COVERINGS, e.g. HATS
- A42C1/00—Manufacturing hats
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42C—MANUFACTURING OR TRIMMING HEAD COVERINGS, e.g. HATS
- A42C1/00—Manufacturing hats
- A42C1/06—Manipulation of hat-brims
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
【課題】製造コストがそれほど高価でなく、多様な形態を有することができ、クラウンおよび/または装飾品を帽子に容易に取り付けることを可能にする折りたたみ式帽子を製造方法を提供する。【解決手段】ブリムを有する折りたたみ式帽子10は、環状の仕切りの別の開口を通過するまで、ブリム12の外周に沿って延びる環状の仕切りの開口に、細長い立体的なフレーム要素24の先端部を挿入することにより製造される。先端部が後端部に接続され、フレーム要素が周方向に完備されることにより、立体的なフレーム要素の構成に相当するブリムの外周に立体的な形状が付与される。【選択図】図1
Description
この発明は、一般に折りたたみ式帽子を製造する方法に関する。
折りたたみ式帽子は、自分のポケットまたはハンドバックに収納することが容易な比較的小さなサイズに容易に折り畳むことができ、あちこちに持ち運ぶことが容易である。そのような折りたたみ式帽子は、広いブリムを備えていることが多く、日除け帽、レインハット、スポーツハットなど非公式の帽子に特に有用である。米国特許番号第480,041号、第2,149,468号、第2,495,041号、第2,686,917号、第4,096,590号、第4,682,373号、第4,999,851号、第6,216,277号、もしくは第6,561,393号、および米国公開番号2014/0331384号は、そのような折りたたみ式帽子、およびそれらを折り畳んで製造する方法を例示している。
そのような折りたたみ式帽子は、帽子のブリムの外周に縫い込まれ、帽子が着用されるときにブリムの外周にフープの円形状を付与する、予め形成された円形の金属もしくはプラスチック、ワイヤーまたはフープを備えていることが多い。しかしながら、予め形成されたフープでは、特にプラスチック用金型が用いられる場合に製造コストが比較的高くなる可能性がある。さらに、予め形成されたフープは、略平面であることから、帽子のブリムの外周も略平面に構成する。一旦、予め形成されたフープが帽子のブリムの外周に縫い込まれると、手製を除いて、帽子のクラウンおよびちょう結びのリボンまたは帽子用の同様の装飾品を帽子に容易に取り付けることが、縫い込まれたフープがあるために妨げられる。
したがって、製造コストがそれほど高価でなく、多様な形態を有することができ、クラウンおよび/または装飾品を帽子に容易に取り付けることを可能にする折りたたみ式帽子を製造することが好ましい。
添付図面は、各図を通じて同一または機能的に同じ要素に対して同じ参照番号が付されており、詳細な説明とともに明細書の一部に組み込まれ、発明の実施形態を説明し、これら実施形態の様々な原理や利点を説明するものである。
図面を参照して、図1の参照番号10は、図5に示される方法の各工程にしたがって製造された折りたたみ式帽子を大まかに特定する。帽子10は、略環形状を有しており、薄くしなやかなシート素材(例えば、布などの織物素材)から構成された柔軟なブリム12を備える。ポリエステルもしくはナイロンなどの合成樹脂素材または同様の素材も、意図される。ブリム12は、略円形の外周を有し、バインディングストリップ14が、その外周に沿ってくるめられて縫い合わせられ、内部の環状の管状の被覆すなわち仕切り16(図2参照)を形成する。
帽子10は、クラウン18をさらに備える。図示されるように、クラウン18は、ブリム12の略円形の内周に下側の円形領域に沿って縫い合わせられた折り畳み可能な略円筒状のクラウンパネル20と、クラウンパネル20の上側の円形領域にその外周に沿って縫い合わせられた略円形の天面22と、を備える。クラウン18に関する他の構成も、意図される。例えば、クラウン18は、野球帽すなわち運動帽の場合のように、丸いかまたは半球状でもよい。
以下に詳細に説明するように、細長い立体的なフレーム要素24は、仕切り16に収容され、ブリム12の外周に付与される、予め定められた立体的な形状を好ましくは有する。好ましくは、フレーム要素24は、柔軟で弾力のある素材、例えば、金属または合成プラスチックなどから構成され、折りたたまれ、くるめられ、その他ストレスにさらされた後、最初の位置および立体的形状に戻ることができる。
図4に示されるように、細長いフレーム要素24は、金属または合成プラスチック材の略平坦なシート26から有利に切断される。切断は、切断ダイまたは切断用レーザーによって有利に行なわれる。複数の細長いフレーム要素24は、製造コストを下げるために、同一の単一シート26から逐次または同時に切断されてもよい。5つのフレーム要素24が図4に示されているが、さらに多くのフレーム要素24が同一のシート26から形成されてもよいことが理解されよう。細長いフレーム要素24は、成型されてもよい。細長いフレーム要素24の形成後、フレーム要素24は、対向する端部28および30を有する略リボン状の平坦なストリップである。細長いフレーム要素24は、任意の立体的な形状、例えば、図示されるように交互に並ぶ多くの湾曲した山および谷を有する波状形、すなわちスカラップ状形などを有することができ、または周期的もしくは非周期的のいかなる形状を有してもよい。いかなる形状のフレーム要素24が選択されても、ブリム12のしなやかな材料がより保形的なフレーム要素24の形状に追従するので、フレーム要素24の形状は、ブリム12の外周に最終的に付与される形状を規定する。したがって、シヌソイド状のフレーム要素24の場合、山は、ブリム12の全面の上方に上がり、一方、谷は、ブリム12の全面の下方に下がる。
本発明の一態様によれば、環状の仕切り16は、開放または分断され、対向するアクセス開口32および34が露出される(図1参照)。フレーム要素24の先端(例えば、28)は、環状の仕切り16の一方の開口(例えば、32)に挿入される。次いで、先端部28は、環状の仕切り16の他方の開口34を通過するまで、環状の仕切り16に沿って案内される。後端部(すなわち30)は、フレーム要素24の開口32の外側に露出されたままである。図2の断面図は、フレーム要素24が、好ましくは、環状の仕切り16の内部で直立状態または垂直の向きにあることを示している。
次いで、露出した端部28および30は、ともに接続され連結され、細長いフレーム要素24を周方向に完備させることにより、ブリム12の環状の外周全体に環状のフレーム要素24の立体的な形状を付与する。次いで、フレーム要素24が金属製の場合、図3に示されるように、露出した端部28および30は、接合部36で好ましくは溶接される。次いで、フレーム要素24がプラスチック製の場合、露出した端部28および30は、ともに熱融着されてもよいし、接着されてもよい。任意の接合技術も、意図される。
一旦、端部28および30が相互に連結されれば、露出した端部28および30は、例えば、ちょう結びのリボンまたは同様の装飾で覆われることにより隠されてもよいし、または環状の仕切り16内の分断が繕われてもよい。
図5は、帽子10を製造する方法のいくつかの工程を示す。例えば、工程40は、細長いフレーム要素24の形成を示し、工程42は、環状の仕切り16の中への細長いフレーム要素24の挿入を示し、工程44は、露出した端部28および30の接合を示し、かつ、工程46は、端部28および30が連結された後、帽子に対する帽子構成要素の取り付けを示す。
一旦、帽子10が製造されれば、帽子10は、つぶしてもよいし、例えば、軸線38(図1参照)に沿って数回くるめられることにより、折り畳まれられてもよい。それによって、所定の径を有する環状のフレーミング要素24を、各コイルが上記所定の径より小さい径を有する複数のコイルとして構成する。これらのより小さいコイルは、一般に保管および/または輸送のために、積み重なった、つぶれた状態に重なり合う。次いで、これらのより小さいコイルは、帽子の着用が望まれるときには、フレーミング要素24が自動的にその固有の弾力性により広がることができ、より大きな環形状をとるよう、引き離されてもよい。
一般に、伸縮するストラップ48の両端を帽子10の下側、例えば、帽子10の前部に隣接するブリム12の真下に、しっかりと固定することが好ましい。ストラップ48は、ブリム12の下側に対して緊張した状態で通常保持される。一旦、帽子がつぶれた状態につぶされると、ストラップ48は、上に重なっているコイルに沿って引っ張られることにより、コイルすべてをともに保持する。有利なことに、ストラップ48は、着用者のあごの下に係合するまでブリムの下側から引っ張ることができる十分な弾性を有しており、それによって、帽子が着用される使用状態においては、あごひもとして役立つ。
上記説明された各要素または2以上の要素は、ともに、上記の説明されたタイプと異なる別のタイプの構造においても有用な用途を見出すことができることが理解されよう。例えば、フレーム要素24は、図示されたように平坦なストリップである必要がなく、円形の断面を有するワイヤーであってもよい。
Claims (10)
- しなやかな素材のブリムを有する折りたたみ式帽子を製造する方法であって、
前記ブリムの外周に沿って延びる環状の仕切りを形成し、かつ、対向する開口を有する前記環状の仕切りを構成する工程と、
柔軟で弾力のある素材の細長く立体的なフレーム要素を形成し、かつ、対向する端部を有する前記フレーム要素を構成する工程と、
前記環状の仕切りの一方の前記開口に前記フレーム要素の一方の前記端部を挿入し、かつ、前記一方の端部が前記環状の仕切りの他方の前記開口を通過するまで、前記環状の仕切りに沿って前記一方の端部を案内する工程と、
前記フレーム要素を周方向に完備させることにより、立体的な前記フレーム要素の前記構成に相当する前記ブリムの前記外周に立体的な形状を付与するために、前記端部同士を接続する工程と、を含む
ことを特徴とする方法。 - 中空の管状の被覆を形成するために、前記ブリムの前記外周に沿ってバインディングストリップを折り畳むことにより、前記環状の仕切りを形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 略平坦なシートから前記フレーム要素を切断することにより前記フレーム要素を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 周期的形状および非周期的な形状の一つとして前記フレーム要素を構成することにより、前記フレーム要素を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 略平坦な前記フレーム要素を直立姿勢で維持しながら前記フレーム要素を挿入する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 前記端部同士を溶接することにより、前記端部を接合する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記端部が接続された後、前記帽子に帽子構成要素を取り付ける工程をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - しなやかな素材のブリムを有する折りたたみ式帽子を製造する方法であって、
前記ブリムの外周に沿って延びる環状の仕切りを形成し、かつ、対向する開口を有する前記環状の仕切りを構成する工程と、
柔軟で弾力のある素材の細長く立体的なフレーム要素を形成し、かつ、大まかに波状の形状を有するとともに対向する端部を有する前記細長いフレーム要素を構成する工程と、
前記環状の仕切りの前記開口の一方に前記細長いフレーム要素の前記端部の一方を挿入し、かつ、前記端部の一方が前記環状の仕切りの前記開口の他方を通過し前記開口の外側に位置するまで、前記環状の仕切りに沿って前記端部の一方を案内する工程と、
前記環状の仕切りの前記端部の他方を前記開口の外側に維持する工程と、
前記フレーム要素を周方向に完備させることにより、前記ブリムの前記外周に、前記周方向に完備された前記フレーム要素の立体的なシヌソイド形状を付与するために、前記外側の端部同士を接続する工程と、を含む
ことを特徴とする方法。 - シヌソイド状である前記フレーム要素を構成することにより、前記フレーム要素を形成する
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 追加フレーム要素が切断される略平坦なシートから前記フレーム要素を切断することにより前記フレーム要素を形成する
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/672,541 US20190045865A1 (en) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | Method of making a collapsible hat |
US15/672541 | 2017-08-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019039123A true JP2019039123A (ja) | 2019-03-14 |
Family
ID=62563077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018138094A Pending JP2019039123A (ja) | 2017-08-09 | 2018-07-24 | 折りたたみ式帽子を製造する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20190045865A1 (ja) |
EP (1) | EP3440953A1 (ja) |
JP (1) | JP2019039123A (ja) |
CN (1) | CN109380801A (ja) |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US480041A (en) * | 1892-08-02 | schlesinger | ||
US2149468A (en) | 1938-05-07 | 1939-03-07 | James T Santise | Collapsible hat |
US2495041A (en) | 1947-01-24 | 1950-01-17 | Weiss Manfred | Beach or sun hat |
US2678448A (en) * | 1951-03-15 | 1954-05-18 | Rosenzweig Julius | Woman's hat |
US2686917A (en) | 1951-03-27 | 1954-08-24 | Auerbach Dora | Rain hat |
US2845289A (en) * | 1954-05-13 | 1958-07-29 | Ernest G Cicogna | Shape retainer |
US4096590A (en) | 1976-06-21 | 1978-06-27 | Keshock Edward G | Collapsible hat |
ES8405301A1 (es) * | 1982-06-29 | 1984-06-01 | Fici Finanz Ind Comm Immo | Procedimiento e instalacion correspondiente para la obtencion de tiras de plancha de estampar |
US4682373A (en) | 1982-08-23 | 1987-07-28 | Abram Baran | Collapsible hat construction |
US4999851A (en) | 1989-08-23 | 1991-03-19 | Hall Douglass A | Collapsible hat |
US6216277B1 (en) | 1999-03-12 | 2001-04-17 | Peter S. C. Cheng | Collapsible hat and method of collapsing the hat |
US6260208B1 (en) * | 1999-10-12 | 2001-07-17 | Grace Wang | Collapsible visor for head wear |
KR100415124B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2004-01-16 | 주식회사 다다실업 | 챙 꺾임이 자유로운 캡 |
US20120180193A1 (en) * | 2011-01-13 | 2012-07-19 | Jesus Curiel | Interchangeable head assembly |
JP3184851U (ja) * | 2013-05-09 | 2013-07-18 | 中央帽子株式会社 | 折り畳みハット |
US10806202B2 (en) * | 2017-05-01 | 2020-10-20 | Christopher Damien Henning | Hat with bendable brim |
-
2017
- 2017-08-09 US US15/672,541 patent/US20190045865A1/en not_active Abandoned
- 2017-11-15 CN CN201711132155.0A patent/CN109380801A/zh active Pending
-
2018
- 2018-06-07 EP EP18176485.3A patent/EP3440953A1/en not_active Withdrawn
- 2018-07-24 JP JP2018138094A patent/JP2019039123A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109380801A (zh) | 2019-02-26 |
EP3440953A1 (en) | 2019-02-13 |
US20190045865A1 (en) | 2019-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150164166A1 (en) | Article and method for wire embedded headwear | |
US6216277B1 (en) | Collapsible hat and method of collapsing the hat | |
JP3418960B2 (ja) | 内部に縫目を有するイヤーウォーマーの製作方法 | |
US11553750B2 (en) | Hat with bendable brim | |
US5621921A (en) | Hat/collar | |
KR100433963B1 (ko) | 모자우산 및 그 제조방법 | |
US5177811A (en) | Flexible visor-like head covering | |
US7174572B1 (en) | Headwear with stretchable sweatband | |
US5893376A (en) | Multi layered decorative fashion accessory and method of manufacture | |
US8627515B1 (en) | Multifaceted lightweight collapsible hat | |
US4840822A (en) | Decorative netting bow and method of making same | |
US20060048272A1 (en) | Sports hat | |
JP2019039123A (ja) | 折りたたみ式帽子を製造する方法 | |
US6728972B1 (en) | Hats, hat components, and method of forming hats | |
US5372151A (en) | Band and method of making same | |
US5581814A (en) | Fur hat | |
WO2024003142A1 (en) | Foldable hat | |
US2321288A (en) | Lamp shade | |
JP4169468B2 (ja) | 帽子 | |
US2302267A (en) | Lamp shade | |
KR20190002273U (ko) | 모자챙 | |
JP2006097140A (ja) | 帽子およびその製造方法 | |
JPS639537Y2 (ja) | ||
GB2295767A (en) | Hat/collar | |
JP3024215U (ja) | 帽 子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181106 |