JP2019037157A - ニンニク根切除装置 - Google Patents

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【課題】作業者が簡単に扱うことが可能で、ニンニクの根部の切除が容易にできるニンニク根切除装置を提供する。【解決手段】水平方向に間欠駆動される水平板3と、該水平板3上に複数設けられ、根部を下方に向けたニンニクAが載置される載置部4と、前記水平板3の下部に設けられ、ニンニクAの根部を切除するための根切除部5と、該根切除部5の上方に設けられ、前記水平板3と直交する方向にニンニクAを押圧する押圧部6を備えたことを特徴としたニンニク根切除装置1。【選択図】 図1

Description

本発明は、ニンニクの毛根を切除するための根切除装置に関するものである。
ニンニクは、その毛根を根元からきれいに切除されてから市場に出荷されることが望まれている。従来から、ニンニク等の鱗茎野菜の根部を切除する装置として、特開平7−250664号公報(特許文献1)の「ニンニク等の毛根切断装置」、特開2017−38586号公報(特許文献2)の「毛根切削装置」、実開昭63−28394号公報(特許文献3)の「玉ねぎ等の上下不要部除去装置」が開示されている。
特許文献1に開示された「ニンニク等の毛根切断装置」は、「ニンニク等を載置するバケットを搬送体に取り付けて移動する搬送部を形成する。バケットの移動軌跡にそって近接させて、毛根切断カッタを配置して毛根切断装置を形成する。この切断カッタの前段階でニンニク等の毛根を圧着支持する把持装置を搬送体の一側部に近接させて配置したこと特徴としたニンニク等の毛根切断装置。」である。
特許文献2に開示された「毛根切削装置」は、「切削刃を先端に備える毛根切削機構装置と、食物玉体を固定して設置するための固定設置装置とを備え、固定設置装置は、玉体を固定載置台に設けられた固定手段で固定して挟持してクランプし、ここで玉体を挟持するクランプ力は、切削刃の回転数が60〜90rpmに設定されている時に、2.5〜3.5kgに設定され、よって切削刃を玉体に当て、押し込むことにより毛根を切削する毛根切削装置。」である。
特許文献3に開示された「玉ねぎ等の上下不要部除去装置」は、「上面に径の異る複数の透孔が設けられ、該透孔内部にそれぞれ除去刃を設けたことを特徴とする玉ねぎ等の上下不要部除去装置。」である。
特開平7−250664号公報 特開2017−38586号公報 実開昭63−28394号公報
小売市場に出荷されるニンニクは、根部を除去されることが要求されている。また、ニンニクの根部を除去する作業者が手軽に扱え、根部の除去を効率的に行うことができる装置が要求されている。
このため、特許文献1に示された「ニンニク等の毛根切断装置」は、ニンニク等を載置するバケットを搬送体に取り付けて移動する搬送部と、バケットの側部に毛根切断カッタを当接させてニンニク等の毛根切断するものである。しかし、特許文献1に示された「ニンニク等の毛根切断装置」では、主にニンニクの収穫時に使用され、ニンニクの茎と根部の大まかな切断に使用される。この装置では、ニンニクの鱗茎部より窪んだ位置から生えている根部を切断カッタでは完全には除去することはできず、その後ニンニクは一定期間、乾燥・貯蔵され、出荷時に改めて、根部を手作業等で完全に除去した後に市場に出荷する。
また、特許文献2に示された「毛根切削装置」は、ニンニクの毛根を完全に除去するために載置台に根部を上方に向けてニンニク等の玉体を載置し、載置台上のクランプ部材でニンニク等の玉体を固定した後に、回転する切削用刃を下方に押下してニンニクの根部を切削していくものである。しかし、特許文献2に示された「毛根切削装置」では、連続して大量のニンニクの根部を切削するには、ニンニク等の玉体を固定するためのレバー操作と、回転する切削用刃を下方に押下するためのレバー操作が必要であり、作業効率が悪い。
さらに、特許文献3に示された「玉ねぎ等の上下不要部除去装置」は、大きさの異なる複数の孔を選択し、該孔に玉ねぎを押し当てながら、該孔の中央下方部にあるドリル状の除去刃に玉ねぎの根部を下方に押し当てることによって、根部を除去していくものである。しかし、玉ねぎの大きさに応じた適正な孔を作業者が使用都度に選択しなければならず、孔の大きさの選択を間違えると除去刃が根部に届かずに根部を切除できなかったり、除去刃が根部より上方に突き刺さり、実を抉ってしまう場合がある。
このことから本発明の目的は、作業者が簡単に扱うことが可能で、ニンニクの根部の切除が容易で効率的にできるニンニク根切除装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、水平方向に間欠駆動される水平板と、該水平板上に複数設けられ、根部を下方に向けたニンニクが載置される載置部と、前記水平板の下部に設けられ、ニンニクの根部を切除するための根切除部と、該根切除部の上方に設けられ、前記水平板と直交する方向にニンニクを押圧する押圧部を備えたことを特徴としたニンニク根切除装置である。
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明は、前記載置部は、弾性体によって上方に付勢されて前記水平板と直交する上下方向に前記水平板に対して移動可能であるとともに、前記載置部に載置されたニンニクの根部が下方に露出するように底部中央に開放孔が開けられていて、前記間欠駆動される水平板によって前記載置部が前記根切除部の上方に移動すると、前記押圧部に設けられた押圧台が下方に移動して、前記載置部およびニンニクを前記水平板の下方に位置する根切除部の切削刃に押し付けてニンニクの根部を切除することを特徴とした請求項1記載のニンニク根切除装置である。
また、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明は、前記載置部および前記押圧部に設けられた押圧台のニンニクと当接する部分には、弾性部材が設けられていることを特徴とした請求項1および請求項2記載のニンニク根切除装置である。
また、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明は、前記載置部に載せられ前記根切除部で根部を切除されたニンニクは、前記水平板によって後工程へと移動する途中で、前記水平板の外方向に向けて前記載置部が回動して、前記載置部に載せられたニンニクを前記水平板の外方向に放出する放出位置が設けられていることを特徴とした請求項1乃至請求項3記載のニンニク根切除装置である。
この発明によれば、作業者は間欠駆動される水平板に配置された載置部に、根部を下方に向けたニンニクを載置するのみで、自動でニンニクの根部を完全に切除できる。また、根部を切除した後のニンニクは自動で載置部から放出するため、載置部からニンニクを取り出す必要も無く、容易で効率的に作業が行えるニンニク根部切除装置を提供できる。
本発明の実施例のニンニク根部切除装置の斜視図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の側面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の平面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の後面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の底面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置を断面した側面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の載置部を拡大した正面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置の載置部を拡大して断面した側面図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置のニンニク放出位置の要部を表し、放出行程の直前を示した図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置のニンニク放出位置の要部を表し、放出行程の途中を示した図である。 本発明の実施例のニンニク根部切除装置のニンニク放出位置の要部を表し、放出行程の終了を示した図である。
実施の一形態を、図1乃至図11に基づいて説明する。
ニンニク根部切除装置1は、本体部2と、該本体部2の上部に配置されて、水平方向に間欠に回転駆動される水平板3と、該水平板3上に複数設けられ、根部を下方に向けたニンニクAが載置される載置部4と、前記水平板3の下方部に設けられ、ニンニクAの根部を切除するための根切除部5と、該根切除部5の上方に設けられ、前記水平板3と直交する方向に載置部4に載置されたニンニクAを押圧する押圧部6で構成されている。
前記水平板3は水平板駆動モータ360を駆動源として、間欠に一定の間隔に回転駆動される。前記水平板3上には複数の載置部4が設けられていて、該載置部4に根部を下方に向けたニンニクAを載置することによって、順次水平方向にニンニクAが移動していく。
前記載置部4は、第1載置部410と第2載置部430で構成されていて、第2載置部430は第1載置部410の上方に配置される。第2載置部430は、圧縮バネ437によって常時上方に付勢されていて、ニンニクAは第2載置部430に載置される。
図3に示す水平板3の右方位置は作業者がニンニクAを載置する載置位置Bで、下方位置は根部の切除を待機する待機位置Cで、左方位置はニンニクAを押圧し根部を切除する切除位置Dで、上方位置はニンニクAを外側方に放出する放出位置Eである。本例の場合、図3に示す時計回りT方向に前記水平板3が回転する。
前記水平板3に取り付けられニンニクAを載置された前記載置部4が、前記水平板3の間欠駆動で水平方向に回転し、前記載置位置Bから前記待機位置Cを経由して前記切除位置Dに進んでいく。前記切除位置Dには、図6に示す前記水平板3の下方部で切除モータ520によって回転駆動され、刃を上方に向けて配置された切削刃510を有した根切除部5が配置されている。該根切除部5上の切除位置Dで停止した前記載置部4上のニンニクAは、前記根切除部5の上部に位置された前記押圧部6の押圧台610が、押圧モータ640を駆動源として下方に下がることによって、ニンニクAの上部を押圧し、前記載置部4とともに下方に押下される。
前記押圧部6の押圧台610で上方部を押下されたニンニクAは、下方部に位置する前記根切除部5の回転された切削刃510に押し付けられて根を切除される。根を切除した後は、前記押圧部6の押圧台610は上方へ戻されると同時に、前記根切除部5に押下されたニンニクAと前記載置部4は、上方の元の位置に圧縮バネ437によって復帰する。
前記根切除部5で根を切除されたニンニクAは、前記水平板3によってさらに回転移動していき、前記載置部4が前記放出位置Eに達すると、前記載置部4を外方向に向けて回動し、前記載置部4に載置されたニンニクAを外方向に放出する。
図3に示すように前記本体部2は、平面視箱状の直方体の前記載置位置B側の面が、外方向に半円状に張り出したように形成されている。前記本体部2の図6に示す下方面は開放されていて、上方面には、後述する水平板3を回転させるシャフト370を通すための孔が開けられている。
図6に示すように、本体部2内部の上方面には、板を箱状に折り曲げられて形成されたギヤケース320が取り付けられている。該ギヤケース320の下方面の図6に示す右側には、前記水平板駆動モータ360が出力軸361を上方に向けて固着されている。
前記水平板駆動モータ360の出力軸361には、ボス351が下方に向けて設けられた小ギヤ350が固着されて、ギヤケース内に設けられる。
前記ギヤケース320の図6に示す左側には大ギヤ330が配置され、前記小ギヤ350と噛合するように回転軸を上下方向に向けて配置されている。
前記大ギヤ330の回転中心には、シャフト370が上下方向に突設され、固着されている。前記シャフト370は本体部外側の上方面とギヤケース320外側の下方面に設けられたベアリングで支持されている。すなわち、水平板駆動モータ360に固定された小ギヤ350と噛合する大ギヤ330は、水平板駆動モータ360の回転により噛合しながら回転し、シャフト370を駆動させる。
前記シャフト370は、前記本体部2の上部に設置されたベアリングより上方まで延設されていて、前記シャフト370の上部には前記水平板3が固着されている。前記水平板3は、前記水平板駆動モータ360の回転により前記小ギヤと大ギヤを介して、水平方向に回転可能になっている。
前記シャフト370の下端にはパイプ状部材371が配置されている。さらに該パイプ状部材371の下端には、円形の板状で外周部に回転角度を検出するための、複数の長方形状の突起部381を等角度間隔に設けられた検出板380が配置されている。該検出板380の中心部を前記パイプ状部材371とともに、ボルトで前記シャフト370に固着されている。
また、検出板380に設けられた複数の長方形状の突起は、前記水平板3に設けた載置部4と同じ数で等間隔に設定されている。
前記ギヤケース320の下方面からは、板状のステー384が垂下するように取り付けられている。前記ステー384の先端は水平方向に折り曲げられていて、前記検出板の下方部に位置するように設けられている。
前記ステー384の折り曲げられた先端の上部には、位置検出用のセンサ386が固定されている。本例の説明に於いては、近接センサを用いている。
前記センサ386の感受部の上方部に、前記シャフト370の回転によって回転する前記検出板380の突起部381が位置すると、突起部381をセンサ386が感知する。突起を感知した前記センサ386からの信号によって制御部(図示せず)が、前記水平板駆動モータ360を停止するように電気回路を構成していて、前記水平板駆動モータ360を指定した角度位置で停止させる間欠駆動が行われる。
前記大ギヤ330の下方面にはガイド板340が、板の面を前記大ギヤ330の下方側面に当接させて固着されている。該ガイド板340は、略円形状の板で構成され、外周の近傍の下方面には複数設けられた前記載置部4の数と同じ数の円錐状のザグリ穴341を等角度間隔に設けている。前記ザグリ穴341は、間欠駆動される前記水平板3が、一時停止する際に発生する惰性回転を停止させるために設けられている。
前記ギヤケース320下方面の図6に示す左方側には、圧縮バネ344を収めるための筒状のボス342の一端が垂直方向にギヤケース320内に挿入されている。前記ボス342の上方側の端部は、ギヤケース320内の大ギヤ330の下面に固着された前記ガイド板340より、僅かに下方に位置するように固定されている。
前記ボス342の上方には、スチールボール343が前記ボス342の内径内を上下に移動できるように挿入される。前記スチールボール343の下方には、前記スチールボール343を上方に付勢するように圧縮バネ344が挿入されている。前記ボス342の下端部には、前記スチールボール343と前記圧縮バネ344が下方に脱落しないようにボルト345を捩じ込んで蓋をされている。
前記スチールボール343は、前記ボルト345の捩じ込む深さに応じて圧縮バネ344から受ける付勢力を変更することが可能で、設定した深さにボルト345を捩じ込んだ後、ナット346で固定することによって、緩むことを防止している。
前記スチールボール343は、前記ボス342上端から直径の2〜3割程度露出させ、前記スチールボール343の上部を前記ガイド板340に当接するように配置している。前記大ギヤ330とともに前記ガイド板340が回転していくと、前記ガイド板340に設けられた円錐状のザグリ穴341に、圧縮バネ344で上方に付勢されたスチールボール343が飛び出して嵌まることによって、前記ガイド板340の回転時に一定間隔で抵抗を発生させることが可能になる。
前記圧縮バネ344で上方に付勢された前記スチールボール343が、前記ガイド板340に設けられたザグリ穴341に嵌まることで、間欠回転する前記水平板3が回転を停止した際に発生する惰性回転を停止させ、水平板3を所定の位置に精度良く停止させることが可能になる。
図3に示された前記水平板3は、円形状の板状で外周部分に四角状の切欠部310を複数箇所に形成している。
前記水平板3に設けられた切欠部310の位置は、前記ガイド板340に設けられた円錐状のザグリ穴341、および前記検出板380に設けられた長方形状の突出部381と、同数で等間隔に設けられている。
前記切欠部310の前記水平板3の外周部に位置する法線方向側の両端部の下面から、2つの支持板312が、互いの面を平行にして下方面に垂下させている。前記支持板312の下方部には、孔が前記水平板3の回転する接線方向に貫通して設けられていて、下端は前記切欠部310の内側に向けて水平方向に折り曲げられている。前記孔部は、後述する載置部4の回動支点部413と同軸に配置されることで、載置部4の回動支点になっている。
図3および図7乃至図8に於いて、載置部4を説明する。
前記載置部4は、前記水平板3に複数設けられた切欠部310の上部に設置され、載置部4は、上下に分割されて構成されていて、下方部の第1載置部410と上方部の第2載置部430とで構成されている。
第1載置部410は、前記水平板3に対して垂直方向に延設された筒状部材411が配置される。本例に於いては、筒状部材411は円形状の筒となっている。該筒状部材411の下端部の外周には、外側方向に向けて前記水平板3に対して平行な板状の第1鍔状板412が固着されている。
前記第1載置部410の第1鍔状板412は、前記水平板3に形成された切欠部310より大きく設けられている。
前記第1鍔状板412は四角状で、片側の向かい合う辺の前記水平板3外周の端部側から、2枚の板が下方に向けて互いに平行になるように垂下され、下方部に前記水平板3の回転する接線方向に孔が設けられた回動支点部413が位置する。
前記第1載置部410の回動支点部413に、前記水平板3に設けた支持板312の孔部を位置させてピン415を通すことで、前記第1載置部410は前記ピン415を中心として外側へ向けた回動が可能となる。さらに、回動支点となるピン415に巻きバネ420のコイル部を通し、巻きバネ420の一端を前記水平板3に設けた支持板312の折り曲げられた先端に係止し、他端を前記第1載置部410の第1鍔状板412の下部に係止することで、第1載置部410は巻きバネ420の反発力で常時前記水平板3に押圧されるように付勢されている。
さらに前記第1載置部410に設けた回動支点側の第1鍔状板412の角部から、前記水平板3の外周側に向けて案内棒414が固着されている。該案内棒414の棒の先はL字状に曲げられ、その先端部は前記水平板3の回転方向と逆向きの接線方向の水平方向を向くように設けられている。
前記案内棒414のL字状に曲げられた先端部には、ローラ421が挿入され、該ローラ421の両端側には止め輪が設けられ位置決めがされている。
前記第1載置部410の上部には、第2載置部430が配置される。該第2載置部430はパイプ431と、該パイプ431の下部を塞ぐように配置される載置板432と、該載置板の下方面に配置されるガード434と、前記パイプ431の上部に配置される第2鍔状板435と、該第2鍔状板435の下面から垂直に垂下させたバネ案内棒436で構成されている。
前記パイプ431は第1載置部410の筒状部材411と同軸上の上下に向けて配置され、該パイプ431の外径は、前記第1載置部410を構成する筒状部材411の内径より小さく形成されている。
前記パイプ431の下端の内径には、根部を下方に向けたニンニクAが載置される載置板432が前記パイプ431を塞ぐように固着される。該載置板432の中央部には、ニンニクAの根部のみが下方に出るように孔が開けられている。
前記載置板432の下面部には、切除された根部の飛散を防止するため、前記載置板432に設けた孔の径より大きい内径のパイプ状のガード434が、筒部を下方に向けて固着されている。
前記パイプ431の上端の外周には、外周が円形状の第2鍔状板435が配置され固着されている。該第2鍔状板435の下面からバネ案内棒436が、複数下方に向けて等間隔に取り付けられている。本例に於いては、バネ案内棒436は3本配置されている。
前記第2鍔状板435から下方に向けて垂下させたバネ案内棒436は、圧縮バネ437が挿入された後、前記第1載置部410の第1鍔状板412に開けられた孔に挿入され、第1載置部410に対し第2載置部430は上方に向けて付勢される。さらに、前記バネ案内棒436の下方先端の雄ネジ部に回り止めナットを螺入することで、前記第2載置部430が前記圧縮バネ437の付勢によって抜け落ちることを防ぐ。
前記第2載置部430の前記パイプ431内径および前記載置板432の上面には、弾性部材440が固着されている。該弾性部材440は、図3に示すように、外径は円形で、内径側には複数の突起を有した星形状の筒状に構成されている。さらに、図7に示すように弾性部材440の下方面には、筒部を塞ぐように蓋をされ、中央にはニンニクAの根部が下方に出せるように孔が開いている。ニンニクAの側部の鱗片の形状に沿うような形状と、ニンニクAの下方面を覆う形状により、ニンンクAの上方から押圧されて、ニンニクAの下面部にかかる衝撃と、ニンニクAの下方にかかる水平方向の回転力を止める役割がある。
すなわち、弾性部材440を第2載置部430内部に設置することで、載置部4に載置されるニンニクAが、後述する根切除部5の切削刃510によって、ニンニクAの根切除時に発生する水平方向への回転衝撃を弾性部材440の内面部が吸収しながら、ニンニクAに伝わる回転力を止める。また、後述する押圧部6の押圧台610によってニンニクAの上部から押圧された時に発生する、ニンニクAの下方にかかる負荷を弾性部材440の下方部が吸収することで、ニンニクAの損傷を防ぐものである。本例に於ける弾性部材440の材質は、ウレタンゴムが使用されている。
上述した載置部4の構造によって、前記第2載置部430は、前記第1載置部410に対し上下方向のみに往復動が可能で、常時上方へ向けて付勢されている。前記第2載置部430に根部を下方部に向けて載置されたニンニクAは、第2載置部430を下方部に押し下げることによって、下方部に位置された根切除部5の切削刃510に当接してニンニクAの根部を切除する。
図6を用いて前記根切除部5を説明する。
前記根切除部5は、前記水平板3下方部で図2に示す左側に位置されている。前記根切除部5は、ニンニクAの根部を切除する切削刃510と、該切削刃510を駆動するための切除モータ520と、前記切削刃510と前記切除モータ520をそれぞれ固着するためのカップリング530と、切除したニンニクAの根部の飛散防止と作業者と切削刃510との接触防止のための刃部ガード540で構成されている。
前記切除モータ520は、前記水平板3の図6に示す左側の下方に位置し、前記本体部2の内部に収められている。前記本体部2の上方の下方面部に取り付けられたギヤケース320の図6に示す左方側にはモータ取付部210が取り付けられている。モータ取付部210は板が四角状の箱型に折り曲げられ、底面は前記本体部2の上面部と平行になるように取り付けられている。モータ取付部210の図6に示す左側の面は、大きく開放していて、底面部の略中央部には孔が開けられている。
前記モータ取付部210の底面部の下方面には、前記切除モータ520が出力軸を上方に向けて取り付けられている。前記切除モータ520の出力軸は、前記モータ取付部210の下面部に開けられた孔に通されていて、前記出力軸にはカップリング530の一端が挿入され固着されている。
該カップリング530は、前記切除モータ520の上方に位置する前記本体部2の上面に開けられた孔を通り、前記本体部2の上面より突出している。
前記カップリング530の上方側の他端側には、切削刃510が挿入されて固着されている。該切削刃510は側方視で傘状の形状をしている。前記切削刃510は、前記カップリング530に挿入される下方部は円柱状で、上方部に形成される刃先は側面視で上部に行くに従って円錐状に窄まるように形成されている。さらに前記円錐状の部分には、刃部を上方に向けて、刃筋が円錐の頂点に向かうように直線状に形成された複数の刃部を有している。前記切削刃510の刃部は、前記水平板3より下方で前記本体部2より上方に位置している。
前記切削刃510、および、前記カップリング530の外周、および、前記カップリング530が通る前記本体部2の上面に設けた孔部を覆うように、刃部ガード540が配置されている。刃部ガード540は筒状で、外径は前記ガード434よりも大きく設定されていて、筒の方向を上下に向け、筒の下端部を本体部2の上面部の板に固着されている。前記刃部ガード540により、前記載置部4が押圧部6によって下方に押下されて、切削刃510でニンニクAの根部を切除した際に、切除した根部が周囲に飛散することを防止する。また、回転物である切削刃510およびカップリング530の周囲を前記刃部ガード540で覆うことで、作業者が不意に切削刃510およびカップリング530に巻き込まれることを防止する。
以上の構成により、前記切削刃510は、前記切除モータ520の出力軸と一体になって回転する。前記載置部4に載置されたニンニクAを、後述する押圧部6によって下方向に押圧することで、前記第2載置部430とともにニンニクAが下方向に押し下げられ、回転された前記切削刃510にニンニクAの根部が当接することで、根部を切除することができる。
図1乃至図4および図6を用いて、前記押圧部6を説明する。
前記押圧部6は、載置部4に載置されたニンニクAを下方向に押圧する押圧台610と、前記押圧台610を支持して上下に往復動をするスライドフレーム620、前記スライドフレーム620の上下動を支える支持フレーム630およびスライドレール633、前記スライドフレーム620が上下に往復動するための動力源である押圧モータ640とで構成されている。
前記押圧台610およびスライドフレーム620を支える土台となる支持フレーム630は、門型の形状をしている。図2に示された支持フレーム630を構成する側部フレーム631は、本体部2の上面部から垂設され、板をL字状に曲げた形状で本体部2の上面部と固着されている。垂直に設置されたそれぞれの側部フレームの上端部の側面に架け渡すようにして、上部フレーム632が配置され固着されている。上部フレーム632は板をL字状に折り曲げて形成されていて、曲げられた面が前記水平板3と平行になるように配置される。
前記上部フレーム632の下方部には、スライドフレーム620が配置されている。スライドフレーム620はL字状に曲げられた板で、曲げられた板の下面は前記上部フレーム632と平行に配置される。前記スライドフレーム620の両端側には、垂直方向の孔が開けられ、該孔にスライドブッシュ621が挿入され固着している。
前記スライドフレーム620の一端から前記水平板3のニンニク放出位置E側に向けて水平に板が延設され、さらに前記水平板3に向かって垂直に板が折り曲げられて回動作用部625を形成している。該回動作用部625の折り曲げられた下端は、前記載置部4の案内棒414に設けられたローラ421の上方に位置する。また前記回動作用部625の折り曲げられた板の下端部の本体部2の内側方向に向いた端縁部は、角部が斜めに切り落とされるように面取りがされている。
図4に示すように前記上部フレーム632の両端側から、丸棒状のスライドレール633が垂下されている。前記スライドレール633の両端の上部フレーム632側と本体部2側はナットで固定されている。
前記スライドレール633には、前記スライドフレーム620に設けられたスライドブッシュ621が挿入されていて、前記スライドフレーム620は、前記スライドレール633を介して上下方向に往復動が可能に設けられている。
前記スライドフレーム620の中央下面には、前記根切除部5の切削刃510の回転軸と略同じ軸線上に位置するように押圧台610が取り付けられている。該押圧台610は、前記第2載置部430の内径より小さい外径の筒状で、筒を上下方向に向けて配置され、該筒の上方部を、蓋をするように板が固着されている。前記押圧台610の上方には複数の棒が上方に向けて突設していて、該棒の上部は前記スライドフレーム620に設けられた孔に通されて、ナットで固定される。
さらに、前記棒の外周には支持スプリング612が挿入されることで、前記押圧台610は下方に付勢される構造となる。支持スプリング612は、押圧による衝撃がニンニクAに直接伝導することを防止するとともに、支持スプリング612によって押圧台が上下方向に移動することで、ニンニクAの大きさが異なっても、確実にニンニクAを前記押圧台610が押圧することが可能になる。
前記押圧台610の内側には、弾性部材611が設けられている。該弾性部材611は、円形の外径で、上部に行くにつれて径が小さくなるようにした階段状の内径を有した弾性素材で構成された筒状の形状である。前記弾性部材611はニンニクAと前記押圧台610が直接当接してニンニクAが損傷することを防止し、前記押圧台610による押圧時の衝撃吸収と、ニンニクAの根部が前記根切除部5の回転する切削刃510の当接によって、連れ回ることなく定位置に保持するためのものである。
前記弾性部材611の内径面の形状は前述の目的で使用するので、ニンニクAと接する内側の面は、上部に向かって頂点を形成するようにした円錐形状や、内側に突起を設けた星形状に形成したものでもよい。本例に於ける弾性部材611の材質は、ウレタンゴムが使用されている。
前記本体部2に配置された支持フレーム630の図2に示す左側には、上方に向かって本体部2から突設された板状のモータ取付部641が設けられている。該モータ取付部641の押圧モータ640が取り付けられる面は、前記上部フレーム632の板が曲げられた下面と垂直に向けられて取り付けられる。前記押圧モータ640はモータ取付部641の上方部に取り付けられ、前記押圧モータ640の出力軸は前記モータ取付部641の板面と直交するように向けられている。
前記押圧モータ640の出力軸には、板状部材で構成された第1リンク642の一端が板面と直交させて固着されていて、第1リンク642の他端にはピン645が前記押圧モータ640の出力軸と平行に固着されている。前記第1リンク642の他端に設けられたピン645には、板状部材で構成された第2リンク643の一端に設けた孔に回動可能に挿入され、止め輪で抜け止めをして連結されている。さらに、第2リンク643の他端には、該他端部を挟むようにコの字状に曲げられた板で構成され、前記押圧モータ640の出力軸と平行に孔が開けられ、スライドフレーム620に固着された保持ブラケット644が位置し、前記孔にピン650が通されて連結されている。
前記保持ブラケット644を前記スライドフレーム620の図6に示す左側面に固着されることで、前記押圧モータ640の回転駆動は第1リンク642と第2リンク643を介して、スライドフレーム620の上下往復動に変換することが可能になる。前記押圧モータ640は1回転することで、前記押圧部6の前記スライドフレーム620および押圧台610は、上下方向に1往復動が可能に構成されている。
さらに前記押圧モータ640は、1回転ごとに間欠回転動作するように制御されている。間欠回転駆動する前記水平板3の回転が停止すると、連動して前記押圧モータ640が1回転のみ回転するように制御部(図示せず)で制御している。
前述の構造によって、前記載置部4を取り付けた前記水平板3は、根部を下方に向けたニンニクAが載置された前記載置部4が、前記押圧台610の下方に位置すると回転を一時停止する。その後、前記押圧モータ640の出力軸が回転することで、スライドフレーム620を下方に押し下げる。押し下げられた前記スライドフレーム620の下方に設置された押圧台610が、載置部4上のニンニクAを前記載置部4の第2載置部とともに下方に押圧する。下方に押圧されたニンニクAの根部は、前記載置部4下方に位置する根切除部5の切削刃510に当接して根部を切除される。さらに、押圧モータ640が回転し続けると、前記スライドフレーム620が上方に戻され、押圧モータ640が停止し、前記水平板3が回転を再開し、前記押圧台610の下方に次の載置部4が配置され、前述の動作を繰り返していく。
前記押圧部6によって下方に押圧され、前記根切除部5によって根部を切除されたニンニクAは、前記水平板3の図3に示す時計回りTに回転移動されて、放出位置Eで一時停止する。一方、根切除部5で根を切除するときにスライドフレーム620が下降すると、前記スライドフレーム620に延設された前記回動作用部625も同時に一体となって下方に移動する。
前記スライドフレーム620が下方に移動すると、前記回動作用部625が前記第1載置部に設けられた前記案内棒414を前記ローラ421とともに押し下げる。前記案内棒414を押し下げられた前記載置部4は、前記ピン415を支点として外側方向に回動して、前記載置部4内に収められ、根部を切除されたニンニクAを外側方向に放出する。
すなわち、切除位置Dでの前記押圧部6の下方への押圧による前記根切除部5でのニンニクAの根部切除行程と、放出位置EでのニンニクAを外側方向に放出する放出行程は連動して動作している。
図9乃至図11を用いてニンニクAを水平板3の外側に放出する工程を説明する。
図9乃至図11は、ニンニクAを水平板3の外側に放出する工程を表した図であり、いずれも、前記水平板3の放出位置Eにある載置部4を、図3に示すF方向から見た図である。
図9は、前記水平板3の回転によってニンニクAが放出位置Eまで移動されて、前記水平板3が一時停止した状態を表している。前記水平板3が停止して、載置部4が放出位置Eに配置されると、前記スライドフレーム620が下方に押下される。前記スライドフレーム620の押下と同時に、前記スライドフレーム620に延設された前記回動作用部625も押下し、前記第1載置部に設けられた前記案内棒414の前記ローラ421に前記回動作用部625の下端面が当接する。
図10は、前記載置部4が回動する途中の状態を示している。
図10に示すように、前記スライドフレーム620がさらに下方に押下すると、前記回動作用部625がローラ421に当接して、案内棒414のローラ421が押下される。連動して前記載置部4が、前記水平板3の外周側に設けた前記ピン415を支点にして、水平板3の外側に向けて浮き上がる。
図11は、前記載置部4が完全に起き上がった状態を示している。
図11に示すように、前記スライドフレーム620をさらに押下し続けると、前記回動作用部625の本体部2の中心方向側の側面部をローラ421が転動することによって、前記載置部4は筒方向を外側に向けて回動する。前記スライドフレーム620が下死点に達すると、前記載置部4は筒部が略水平方向に向き、ニンニクAが前記水平板3の外側方向に放出される。
押圧モータの640の回転によって、前記スライドフレーム620が上死点に復帰すると、前記載置部4は前記回動作用部625による規制が無くなり、回動支点となる前記ピン415に配置された巻きバネ420によって、前記載置部4が前記水平板3上に確実に復帰する。前記載置部4が前記水平板3に復帰すると、前記水平板3は回転を再開する。前記載置部4が水平板3に復帰することで、後工程である載置位置BでのニンニクAの載置作業で、作業者は前記載置部4にニンニクAを容易に載置できる。
以上のように配置された本願発明のニンニク根切除装置1は、作業者が前記載置部4にニンニクAを載置するのみで、ニンニクAの根部の切除、ニンニクAの載置部4からの放出を連続的に行うことができる。
本願発明のニンニク根切除装置1を用いて、ニンニクの根部を切除する作業の流れを説明する。
水平板3の載置位置Bに、間欠回転する前記水平板3によって水平に回転移動してきた載置部4が一時停止する。載置位置Bに停止した前記載置部4上に、作業者はニンニクAの根部を下方に向けて載置する。
前記載置部4に載置されたニンニクAは、図3に示す時計回りTに間欠回転して、待機位置Cを経由した後に前記押圧部6の前記押圧台610の下方で回転が一時停止する。その後、前記押圧部6の前記押圧台610が押下してニンニクAを下方に押下する。
ニンニクAは、前記載置部4に設置された前記第2載置部430とともに押下され、前記載置部4の下方に配置された前記根切除部5の回転する前記切削刃510との当接によって、根部を切除される。前記押圧部6の前記押圧台610が上方に復帰すると、前記水平板3は、図3に示す時計回りTに回転を再開する。
根部を切除されたニンニクAが載置された前記載置部4は、前記水平板3の回転によって回転移動され、放出位置Eで再度回転が停止する。その後、前記押圧部6が根部を切除する工程により、前記押圧部6のスライドフレーム620に設置された前記回動作用部625が、下方に位置された前記載置部4のローラ421に向かって移動し押下することで前記載置部4が外側に回動する。外側に回動した前記載置部4によって、ニンニクAは前記載置部4から前記水平板3の外側方向に放出され、ニンニクAの根部を切除する作業が終了する。
この発明は、玉状で略中央部から集中して根が出ている根菜および鱗茎野菜の根部の切除に適用できる。
1 ニンニク根切除装置
2 本体部
210 モータ取付部
3 水平板
310 切欠部
312 支持板
320 ギヤケース
330 大ギヤ
340 ガイド板
342 ボス
343 スチールボール
344 圧縮バネ
350 小ギヤ
360 水平板駆動モータ
370 シャフト
380 検出板
4 載置部
410 第1載置部
414 案内棒
415 ピン
420 巻きバネ
421 ローラ
430 第2載置部
437 圧縮バネ
440 弾性部材
5 根切除部
510 切削刃
520 切除モータ
6 押圧部
610 押圧台
611 弾性部材
612 支持スプリング
620 スライドフレーム
625 回動作用部
630 支持フレーム
640 押圧モータ
641 モータ取付部
642 第1リンク
643 第2リンク
644 保持ブラケット
650 ピン
A ニンニク
B 載置位置
C 待機位置
D 切除位置
E 放出位置

Claims (4)

  1. 水平方向に間欠駆動される水平板と、
    該水平板上に複数設けられ、根部を下方に向けたニンニクが載置される載置部と、
    前記水平板の下部に設けられ、ニンニクの根部を切除するための根切除部と、
    該根切除部の上方に設けられ、前記水平板と直交する方向にニンニクを押圧する押圧部を
    備えたことを特徴としたニンニク根切除装置。
  2. 前記載置部は、弾性体によって上方に付勢されて前記水平板と直交する上下方向に水平板に対して移動可能であるとともに、前記載置部に載置されたニンニクの根部が下方に露出するように底部中央に解放孔が開けられていて、
    前記間欠駆動される水平板によって前記載置部が前記根切除部の上方に移動すると、前記押圧部に設けられた押圧台が下方に移動して、前記載置部およびニンニクを前記水平板の下方に位置する根切除部の切削刃に押し付けてニンニクの根部を切除する
    ことを特徴とした請求項1記載のニンニク根切除装置。
  3. 前記載置部および前記押圧部に設けられた押圧台のニンニクと当接する部分には、弾性部材が設けられていることを特徴とした請求項1および請求項2記載のニンニク根切除装置。
  4. 前記載置部に載せられ前記根切除部で根部を切除されたニンニクは、
    前記水平板によって後工程へと移動する途中で、前記水平板の外方向に向けて前記載置部が回動して、前記載置部に載せられたニンニクを前記水平板の外方向に放出する放出位置が設けられている
    ことを特徴とした請求項1乃至請求項3記載のニンニク根切除装置。
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CN112518852A (zh) * 2020-09-25 2021-03-19 奥士康科技股份有限公司 一种pcb板加工用切角装置
WO2022011852A1 (zh) * 2020-07-12 2022-01-20 山东省玛丽亚农业机械有限公司 一种气动剪刀式大蒜切根机

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